説明

万華鏡映像撮影装置

【課題】 本発明は、ビデオカメラにより撮影した万華鏡映像をテレビモニターに映し出し、万華鏡本来の特色である無限に千変万化するその美しい映像に接した感動を多数の人と共有することができる万華鏡映像撮影装置を提供するにある。
【解決手段】 上記目的を達成するために、本発明はオブジェクト容器と、載物台と、万華鏡ミラーとからなる万華鏡映像撮影装置であって、前記オブジェクト容器は、容器内部にオブジェクトが封入された円筒状の容器であって、前記載物台は、円筒状のオブジェクト容器の外周の2本の稜線を水平に支持するように配置された1対の支持ローラーと、支持ローラーの1つが外周を摩擦の大きな材料で覆われた駆動ローラーとなっており、これを回転させる駆動装置と、一端から円筒状のオブジェクト容器内部に封入されたオブジェクトを覗くように配置された万華鏡ミラーと、万華鏡ミラーの他端から見える万華鏡の映像を撮影し、テレビモニターに映し出すためのカメラで万華鏡映像撮影装置を構成している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は万華鏡のオブジェクト容器やカメラを自動的に回転させ、変化する万華鏡映像を撮影する装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の万華鏡は、万華鏡の映像を個人毎に覗いて楽しむものが主流であり、その他、万華鏡映像のDVDや万華鏡映像生成ソフトを用いてテレビモニターで鑑賞するものも楽しまれている。
【0003】
しかし、個人毎に覗いて楽しむ従来の万華鏡は、その美しい映像を見た感動を多数の人と共有することができない。
また、万華鏡映像のDVDや万華鏡映像生成ソフトを用いてテレビモニターで鑑賞するものは同時に多数の人と見ることができるが、記録されたデータに基づく映像の再生であり、無限に千変万化する万華鏡本来の映像ではない点、面白味に欠けるという問題があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は以上のような従来の万華鏡の問題点に鑑み、カメラにより撮影した万華鏡映像をテレビモニターに映し出し、万華鏡本来の特色である無限に千変万化するその美しい映像に接した感動を多数の人と共有することができる万華鏡映像撮影装置を提供することを目的とにある。
【0005】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明はオブジェクト容器と、載物台と、万華鏡ミラーとからなる万華鏡映像撮影装置であって、前記オブジェクト容器は、容器内部にオブジェクトが封入された円筒状の容器であって、前記載物台は、円筒状のオブジェクト容器の外周の2本の稜線を水平に支持するように配置された1対の支持ローラーと、支持ローラーの1つが外周を摩擦の大きな材料で覆われた駆動ローラーとなっており、これを回転させる駆動装置と、一端から円筒状のオブジェクト容器内部に封入されたオブジェクトを覗くように配置された万華鏡ミラーと、万華鏡ミラーの他端から見える万華鏡の映像を撮影し、テレビモニターに映し出すためのカメラで万華鏡映像撮影装置を構成している。
【発明の効果】
【0007】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0008】
[請求項1]では、円筒型のオブジェクト容器の回転軸心を水平に配置して回転させることにより、容器に封入されたオブジェクトのかき混ぜ効果が生じ、映像が無限に千変万化する万華鏡の映像の特色が発揮される。
【0009】
また、円筒型のオブジェクト容器をモーターで自動で回転させることにより、無限に千変万化し、ゆったりと動く万華鏡映像を安定的にエンドレスに継続して映し出すことができる。このため、ショーウィンドーや待合室のディスプレイなど常時管理人の居ない環境で使用しやすい。
【0010】
円筒状のオブジェクト容器の2本の稜線が、回転軸が平行して置かれた一対のローラーで支持されているため、この一対のローラーの中央に跨って載せると、セルフ調心機能が働き、円筒状のオブジェクト容器がその回転軸を中心に自動的に回転する。このため軸受けに固定する必要がなく、オブジェクト容器の着脱が容易である。
【0011】
オブジェクト容器を回転する支持ローラーに載せるだけなので、万華鏡映像撮影装置へのオブジェクト容器のセットや交換が、ワンタッチでできる。
【0012】
オブジェクト容器は、回転する支持ローラーに載せることによりその自重で回転力を得ており、回転に巻き込まれる恐れが少なく安全である。
【0013】
円筒状のオブジェクト容器の2本の稜線が、回転軸が平行して置かれた一対のローラーで支持されているため、この一対のローラーの中央に跨って載せると楔効果が働き、円筒状のオブジェクト容器の外周への駆動ローラーの押付力が増加し、伝わる回転力が増加する。
【0014】
[請求項2]では、万華鏡映像を映すカメラの天側が、3角形に組んだ万華鏡ミラーの短辺側に合わせて取り付けられているため、テレビモニターに映し出された万華鏡映像の1次映像に現れる万華鏡ミラーの合わせ目の線が画面中央から下方に向かって表示される。このため、万華鏡映像を大型でワイドなテレビモニターに映しても、万華鏡映像のミラーの合わせ目に発生しやすい黒いスジや絵柄のズレが目立つことが軽減される。
【0015】
カメラで映した万華鏡映像を接続したテレビモニターに映し出し、無限に千変万化する美しい万華鏡映像に接した感動を、多数の人と共有することができる。
【0016】
[請求項3]では、接続したテレビモニターに映し出した万華鏡映像の絵柄の対称軸が、テレビモニターの画面の縦または横に平行になり、安定感のある万華鏡映像を鑑賞することができる。
【0017】
[請求項4]では、テレビモニターに映った万華鏡の映像が動くだけでなく、万華鏡の映像の中心を回転軸として回転する。このため、より複雑な万華鏡映像をを鑑賞することができる。
【0018】
[請求項5]では、万華鏡映像が変化する速度が音楽のリズムやイメージに合わせて変化し、音楽とコラボした万華鏡映像をを鑑賞することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、図面に示す発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0020】
図1ないし図8に示す発明を実施するための最良の第1の実施の形態において、1は本発明の万華鏡映像撮影装置である。この万華鏡映像撮影装置1は、オブジェクト容器3と、載物台と、万華鏡ミラー2とからなる万華鏡映像撮影装置であって、前記オブジェクト容器3は、容器内部にオブジェクト4が封入された円筒状の容器であって、前記載物台は、円筒状のオブジェクト容器3の外周の2本の稜線を水平に支持するように配置された1対の支持ローラー5と、支持ローラーの1つが外周を摩擦の大きな材料で覆われた駆動ローラー5Aとなっており、これを回転させるモーター8と、一端から円筒状のオブジェクト容器3内部に封入されたオブジェクト4を覗くように配置された万華鏡ミラー2と、万華鏡ミラー2の他端から見える万華鏡の映像を撮影し、テレビモニター18に映し出すためのカメラ取り付けられ、かつ当該カメラの天側11Dが、3角形に組んだ万華鏡ミラーの短辺側2Aに合わせて取り付けられたビデオカメラ11Cがとで構成されている。
【0021】
本第1の形態で使用するオブジェクト容器は、円筒面が透明で、内部にオブジェクト4を封入したシリンダー型のオブジェクト容器3である。
【0022】
万華鏡ミラー2は、幅の広い鏡2枚と狭い鏡をその鏡面を内側にして2等辺3角形の筒状に組み立てた3ミラータイプである。
幅の狭い鏡を黒い板で構成すれば2ミラータイプとなる。
万華鏡ミラー2の構成には、そのほか各種のものがあり、本発明への適用が可能である。
【0023】
万華鏡ミラー2の一端をこのシリンダー型オブジェクト容器3の透明円筒面に向け、他端から見える万華鏡の映像をテレビモニター18で見るために、万華鏡の映像をビデオカメラ11で撮影する。
【0024】
上記の構成になっているため、円筒型のオブジェクト容器3を支持ローラー5に載せると、オブジェクト容器3は水平に置かれた円筒の回転軸心に沿って回転する。これにより容器に封入されたオブジェクトのかき混ぜ効果が生じ、映像が無限に千変万化する万華鏡の映像の特色が発揮される。
【0025】
また、円筒型のオブジェクト容器をモーターで自動で回転させることにより、無限に千変万化し、ゆったりと動く万華鏡映像を安定的にエンドレスに継続して映し出すことができる。このため、ショーウィンドーや待合室のディスプレイなど常時管理人の居ない環境で使用しやすい。
【0026】
円筒状のオブジェクト容器3が、その2本の稜線を回転軸が平行して置かれた一対のローラー5で支持されているため、この一対のローラー5の中央に跨って載せると、セルフ調心機能が働き、円筒状のオブジェクト容器3がその回転軸心を中心に回転する。このため軸受けに固定する必要がなく、オブジェクト容器3の着脱が容易である。
【0027】
オブジェクト容器3を回転する支持ローラー5に載せるだけなので、万華鏡映像撮影装置1へのオブジェクト容器3のセットや交換が、ワンタッチでできる。
【0028】
オブジェクト容器3は、回転する支持ローラー5に載せることによりオブジェクト容器3の自重で回転力を得ており、回転に巻き込まれる恐れがなく安全である。
【0029】
円筒状のオブジェクト容器3が、その2本の稜線を回転軸が平行して置かれた一対のローラー5で支持されているため、この一対のローラー5の中央に跨って載せると楔効果が働き、円筒状のオブジェクト容器3の外周への駆動ローラー5Aの押付力が増加し、伝わる回転力が増加する。
【0030】
取り付けられたビデオカメラ11に接続されたテレビモニター18の映像14に映る万華鏡ミラー2の1次映像16は、直接見える原映像15が円形に展開したものであり、図5に示すように、ミラーの合わせ目の線17が原映像15の反対側に出てくる。このミラーの合わせ目の線17には、ミラーの合わせ目2Cが黒いスジとして現れやすい。また、ミラー角度の微妙なズレに基づく絵柄のズレがこのミラーの合わせ目の線17に現れやすい。
一方、円筒状のオブジェクト容器3は、回転してオブジェクトのかき混ぜ効果を生かすため回転軸心を水平に配置する必要がある。すると容器のサイズに規制され、万華鏡ミラー2は図2のように横置きにせざるを得ない。
この状態で図4のようにビデオカメラ11の天地を通常の上下にしたまま撮影すると、テレビモニターに映し出された万華鏡の1次映像16は図5のようになり、万華鏡ミラーの合わせ目の線17は画面中央から水平方向に表示される。
この万華鏡ミラーの合わせ目の線17には前述したように黒いスジや映像のズレが発生しやすく、近年テレビモニターの画面がワイドになり大型で鮮明になってくると、画面中央から水平方向に走るこれらの黒いスジや絵柄のズレがより目立ってくる。
これらは見苦しく、できるだけ軽減したいものである。
本実施の形態は、ビデオカメラ11Cのカメラの天側11Dを、図6に示すように3角形に組んだ万華鏡ミラーの短辺側2Aに合わせて取り付けたものである。
これにより、テレビモニター18に映し出される万華鏡映像の1次映像16Aに現れる万華鏡ミラーの合わせ目の線17は、図7に示すようにモニター画面14の中央から下方に表示される。このため、万華鏡映像を大型でワイドなテレビモニターに映しても、万華鏡映像のミラーの合わせ目の線17に発生しやすい黒いスジや映像のズレが目立つことが軽減され、美しい万華鏡映像を鑑賞することができる。
【0031】
図8は、テレビモニター18にCDプレーヤー19を接続したものである。テレビモニター18に映像を映し出すことにより、万華鏡本来の特色である無限に千変万化するその美しい映像に接した感動を多数の人と共有することができると同時に、BGMが加わることにより感動が倍加する。
なお、ビデオカメラをパソコンやプリンターに接続し、気に入った場面を撮影してプリントアウトしたり、映像を記録することも可能である。
【発明を実施するための異なる形態】
【0032】
次に、図9ないし図18に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0033】
図9ないし図11に示す本発明を実施するための第2の形態の実施において、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と主に異なる点は、使用するオブジェクト容器がセル型オブジェクト容器20であることである。
セル型オブジェクト容器20は、径に対して厚みの薄い円筒の平面部を透明にし、内部にオブジェクト4を封入したものである。
当該第2の形態は、セル型オブジェクト容器20の平面部を万華鏡ミラー2の対物側に向け、その円周に沿って回転させるため、回転軸が平行して置かれた一対のセル型オブジェクト容器用支持ローラー21で円筒の外周を支持するものである。
回転軸が平行して置かれた一対のセル型オブジェクト容器用支持ローラー21のうち、駆動ローラー21Aは、第1の形態における駆動ローラー5Aと同じく外周を摩擦の大きな材料で覆い、乗せた容器20の自重で容器にモーター8の回転力を伝え回転させる構造となっている。
その他の構成と機能は、第1の形態と同様である。
なお、第1の形態であるシリンダー型オブジェクト容器3を使用可能とするためには、容器の支持部と回転駆動部を交換もしくは調整、互換性を備えて共用可能とすればよく、その構造は容易に想到できるものである。
【0034】
図12および図13に示す本発明を実施するための第3および第4の形態の実施において、前記第1および第2の形態と主に異なる点は、万華鏡映像を撮影するビデオカメラ11を省いた点にある。
このうち、図12に示す第3の形態は使用するオブジェクト容器がシリンダー型オブジェクト容器3に対応したものである。
図13に示す第4の形態は、使用するオブジェクト容器がセル型オブジェクト容器20に対応したものである。
【0035】
近年、カメラ付き携帯電話やデジカメが普及してきた。これらの撮影機器の特色はレンズの口径が小さいことであり、万華鏡の小さい覗き口からの映像撮影が容易になり、気軽に万華鏡映像の撮影が楽しめるようになってきた。
本実施の形態は、撮影機器のレンズを万華鏡ミラー2の覗き口に合わせ、万華鏡映像を撮影することに供するものである。フード10が外光を遮り、美しい万華鏡映像の撮影を楽しめる。
万華鏡映像はモーター8によりゆったりと変化するが、必要に応じてモーター8を止め、手でオブジェクト容器を回転させ、好みの万華鏡映像を選ぶことも可能である。
勿論、フード10直接覗いて、モーター8によりゆったりと変化する万華鏡映像をを鑑賞することができる。
【0036】
第1の形態で説明したように、万華鏡ミラー2の1次映像27は、直接見える原映像26が円形に展開したものである。万華鏡映像の絵柄23は、図14のように、鏡面効果により原映像26の稜線の一つに出る。従って円形に展開した絵柄23の対称軸は、万華鏡ミラー2の狭角24の半分の角度25分回転している。この回転は、万華鏡ミラーの狭角24が大きな、ポイント数の少ない万華鏡ミラーになるほど顕著となる。
近年テレビモニターの画面が大型で鮮明になってくると、この回転がより目立ってくる。
これらの絵柄の無用な回転は、ポイント数の少ない万華鏡ミラーでは不安定で見苦しく、できるだけ軽減したいものである。
図15および図16に示す本発明を実施するための第5の形態の実施において、前記第1および第2の形態と主に異なる点は、ビデオカメラ28の天側28Aを、図15に示すように3角形に組んだ万華鏡ミラーの短辺側2Aに対して万華鏡ミラー2の狭角の半分25Aだけ傾けて取り付けられていることにある。このため、映し出されたテレビモニター映像14の1次映像27Aに現れる万華鏡ミラーの絵柄23Aの対称軸が、図16に示すようにテレビモニターの画面14の縦または横に平行になり、テレビモニターの画面14に対する万華鏡映像の絵柄23Aの無用な回転がなくなり、安定感のある万華鏡映像を鑑賞することができる。
【0037】
図17および図18に示す発明を実施するための第6の実施の形態において、第1および第2の実施の形態と異なる点は、万華鏡の映像を撮影するビデオカメラ11がカメラの光軸29を回転軸として回転することである。ビデオカメラ11はカメラ支持台30に取り付けられ、フレーム31に取り付けられたモーター32により、カメラの光軸29を回転軸として回転する。
これにより、テレビモニター18に映った万華鏡の映像が動くだけでなく、万華鏡の映像自体も映像の中心を回転軸として回転する。このため、より複雑な万華鏡映像を鑑賞することができる。
なお、回転するビデオカメラ11への電力の供給や情報のやりとりについては、公知技術が使用可能である。
【0038】
図18は、回転駆動装置のモーターを、音楽のリズムやイメージと回転速度との関係をプログラムした機器33および33Aに接続したもので、音楽のリズムやイメージに合わせて万華鏡映像が変化する速度を変えることができるものである。
万華鏡映像が変化する速度が音楽のリズムやイメージに合わせて変化し、音楽とコラボしたより楽しい万華鏡映像を鑑賞することができる。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は、万華鏡映像を個人で楽しむほか、病院やホテル、公共施設の待合室などで利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明を実施するための最良の第1の形態の正面図。
【図2】本発明を実施するための最良の第1の形態の側面図。
【図3】本発明を実施するための最良の第1の形態の平面図。
【図4】本発明を説明するための万華鏡ミラーとビデオカメラの位置関係を示す断面図。
【図5】本発明を説明するためのテレビモニターに映った万華鏡映像の状況を説明した図。
【図6】本発明を実施するための最良の第1の形態の万華鏡ミラーとビデオカメラの位置関係を示す断面図。
【図7】本発明を実施するための最良の第1の形態のテレビモニターに映った万華鏡映像の状況を説明した図。
【図8】本発明を実施するための最良の第1の形態の万華鏡映像撮影装置と関係機器の接続図。
【図9】本発明を実施するための第2の形態の正面図。
【図10】本発明を実施するための第2の形態の側面図。
【図11】本発明を実施するための第2の形態の平面図。
【図12】本発明を実施するための第3の形態の正面図。
【図13】本発明を実施するための第4の形態の正面図。
【図14】本発明の第5の形態を説明するためのテレビモニターに映った万華鏡映像図柄の状況を説明した図。
【図15】本発明を実施するための最良の第5の形態の万華鏡ミラーとビデオカメラの位置関係を示す断面図。
【図16】本発明を実施するための最良の第5の形態のテレビモニターに映った万華鏡映像の状況を説明した図。
【図17】本発明を実施するための第6の形態の正面図
【図18】本発明を実施するための最良の第6の形態の万華鏡映像撮影装置と関係機器の接続図。
【符号の説明】
【0041】
1、1A、1B、1C、1D、万華鏡映像撮影装置 2、万華鏡ミラー 2A、万華鏡ミラーの短辺側 2B、万華鏡ミラーの長辺側 2C、万華鏡ミラーの合わせ目 3、シリンダー型オブジェクト容器 4、オブジェクト 5、回転軸が平行して置かれた一対のシリンダー型オブジェクト容器用支持ローラー 5A、駆動ローラー 5B、空転ローラー 6A、従動側プーリー 6B、駆動側プーリー、7、ベルト 8、モーター 9、ガイド 10、フード 11、11C、ビデオカメラ 11A、11D、ビデオカメラの天側 11B、11E,ビデオカメラの地側 12、12A、12B、万華鏡ミラーとビデオカメラの位置関係を示す断面図 13、ビデオカメラのレンズ 14、テレビモニター映像 14A、テレビモニター映像の天側 14B、テレビモニター映像の地側 15、15A、万華鏡ミラーの原映像 16、16A、万華鏡ミラーの1次映像 17、17A、万華鏡ミラーの合わせ目のスジ 18、テレビモニター 19、CDプレーヤー 20、セル型オブジェクト容器 21、回転軸が平行して置かれた一対のセル型オブジェクト容器用支持ローラー 21A、駆動ローラー 21B、空転ローラー 22.、カメラ付き携帯電話やデジカメなどの撮影機器 23、23A、万華鏡映像の絵柄 24、24A、万華鏡ミラーの狭角 25、25A、万華鏡ミラーの狭角の半分の角度 26、26A、万華鏡ミラーの原映像 27、27A、万華鏡ミラーの1次映像 28、ビデオカメラ 28A、ビデオカメラの天側 28B、ビデオカメラの地側 29、ビデオカメラの光軸 30、ビデオカメラの回転支持台 31、フレーム 32、モーター 33、33A、音楽のリズムやイメージとモーターの回転速度との関係をプログラムした機器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
オブジェクト容器と、載物台と、万華鏡ミラーとからなる万華鏡映像撮影装置であって、前記オブジェクト容器は、容器内部にオブジェクトが封入された円筒状の容器であって、前記載物台は、円筒状のオブジェクト容器の外周の2本の稜線を水平に支持するように配置された1対の支持ローラーと、支持ローラーの1つが外周を摩擦の大きな材料で覆われた駆動ローラーとなっており、これを回転させる駆動装置と、一端から円筒状のオブジェクト容器内部に封入されたオブジェクトを覗くように配置された万華鏡ミラーとからなることを特徴とする万華鏡映像撮影装置。
【請求項2】
さらに、載物台に載せられた円筒状のオブジェクト容器の一端から容器内部に封入されたオブジェクトを覗くように配置された万華鏡ミラーの他端から見える万華鏡の映像を撮影し、テレビモニターに映し出すためのカメラが取り付けられ、かつ当該カメラの天側が、3角形に組んだ万華鏡ミラーの短辺側に合わせて取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の万華鏡映像撮影装置。
【請求項3】
さらに、載物台に載せられた円筒状のオブジェクト容器の一端から容器内部に封入されたオブジェクトを覗くように配置された万華鏡ミラーの他端から見える万華鏡の映像を撮影し、テレビモニターに映し出すためのカメラが取り付けられ、かつ当該カメラの天側が、3角形に組んだ万華鏡ミラーの短辺側に対して万華鏡ミラーの狭角の2分に1の角度傾いていることを特徴とする請求項1記載の万華鏡映像撮影装置。
【請求項4】
さらに、載物台に載せられた円筒状のオブジェクト容器の一端から容器内部に封入されたオブジェクトを覗くように配置された万華鏡ミラーの他端から見える万華鏡の映像を撮影し、テレビモニターに映し出すためのカメラが取り付けられ、かつ当該カメラの光軸を回転軸として回転させるカメラ支持台と、カメラ支持台を回転させる駆動装置とからなることを特徴とする請求項1記載の万華鏡映像撮影装置。
【請求項5】
さらに、円筒状のオブジェクト容器の載物台の回転駆動装置および万華鏡の映像を撮影するカメラであって、その光軸を回転軸として回転するカメラの回転駆動装置の両方または片方のモーターを、音楽のリズムやイメージと回転速度との関係をプログラムした機器に接続したことを特徴とする請求項1または4記載の万華鏡映像撮影装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2013−105172(P2013−105172A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−264093(P2011−264093)
【出願日】平成23年11月14日(2011.11.14)
【出願人】(000238854)
【出願人】(000238810)
【Fターム(参考)】