説明

井戸内スクリーン洗浄装置

【課題】井戸内の洗浄作業を効率化する。
【解決手段】モーター1にワイヤーブラシ2を取り付け、ワイヤーロープ4でケーシング5内に挿入する。スクリーン洗浄装置本体が反転するとワイヤーロープ4、電源コードが損傷するので反転防止の目的でガイドローラー3を取り付ける。これにより、洗浄装置本体をワイヤーロープ4で井戸内に吊降し、吊り上げができることで作業時間が大幅に短縮される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
ボーリング井戸の取水部スクリーンの洗浄。
【背景技術】
【0002】
ボーリング井戸の取水部スクリーンの洗浄はボーリングマシーンを使用し、ボーリングロッドの先端にワイヤーブラシを取り付け回転させながら上下させスクリーンの目に詰まったスケールを除去している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の洗浄方式ではボーリングロッドの脱着に費やされる時間が施工時間の大半を占め非能率である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本案はワイヤーロープで洗浄機本体を吊り下げスクリーン部まで短時間で移動させる。
【0005】
ワイヤーブラシを回転させると装置本体が逆方向に回転し、ワイヤーロープ、及び電源コードの損傷を招く危険性があるのでガイドローラー3、を取り付け装置本体の回転を防止する構造とした。
【発明の効果】
【0006】
洗浄機本体をワイヤーロープで井戸内に吊降し、吊り上げが出来ることで作業時間が大幅に短縮される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本案の洗浄作業状況図
【符号の説明】
【0008】
1 モーター
2 ワイヤーブラシ
3 ガイドローラー
4 ワイヤーロープ
5 ケーシング
6 ウィンチ
7 スクリーン


【特許請求の範囲】
【請求項1】
井戸内スクリーン洗浄装置においてモーター1、にワイヤーブラシ2、を取り付け回
転させる構造とし、装置の反転を抑止する目的とスクリーン内で装置のブレ防止にガイ
ドローラー3、を装着した構造を特徴とした井戸内スクリーン洗浄装置。


【図1】
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【公開番号】特開2010−7339(P2010−7339A)
【公開日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−167004(P2008−167004)
【出願日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【出願人】(000174345)
【Fターム(参考)】