説明

人体エネルギーによって回転する金属盤

【課題】人体から発せられるエネルギーを明確に確認できる、金属円盤と支持基台から構成される装置において、電気や電池といった科学的エネルギーを使用することなく確認が可能であることから、比較的安価で壊れにくい、人体エネルギー確認装置を提供する。
【解決手段】人体エネルギーによって回転する金属円盤と、それを支持する金属製基台とから構成される人体エネルギー確認装置において、金属円盤が滑らかな山なりの加工が施してあることを特徴とする、人体エネルギー確認装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は人体から発せられるエネルギー、すなわち熱エネルギーや人体外に向けて放出される放射エネルギーなどを確認する事を目的とする装置において、据え付けた円盤を回転させ、人体から発せられるエネルギーをより明確にし、視覚化することを目的としたものである。
【背景技術】
【0002】
人体から発せられるエネルギーは、熱エネルギーや放射エネルギーであると認識されているが、その明確な確認方法は科学が発達した現在でも確立はしていない。
【0003】
特許公開2003−302377では、上記のようなエネルギーを気功と定義し、その本質はミリガウスオーダーのパルス状の磁界による水分子や生命イオン等への改質効果にあるとの知見に基づいて、気功の検出と評価を的確に行うことができる気功の検出・評価装置を公開している。
【0004】
しかしながら、特許公開2003−302377では、人体から発せられるエネルギーをミリガウスオーダーのパルス状の磁界に限定しまっていることから、より広い見識で人体の発するエネルギーを検知をすることはできない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許公開2003−302377
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この発明は前述した問題点を解決するものであり、人体が発するエネルギーを限定することなく、誰でも簡単に人体が発するエネルギーを確認することができる装置を提供しようというものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以上の課題を解決するため、この発明は金属円盤と、その支持基台から構成され、人が手のひらを近づけるだけで、人体から発せられるエネルギーを確認できることを特徴とするものである。
【0008】
この発明は金属円盤と、その支持基台から構成されることを特徴とする。
【0009】
この発明の金属円盤は、薄く、軽い金属素材を使用していることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、人体から発せられるエネルギー、すなわち熱エネルギーや人体外に向けて放出される放射エネルギーなどを確認する事が、金属円盤の回転という動作によって、誰でも簡単に確認できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】この発明の全体図である。
【図2】この発明を横から見た図である。
【図3】この発明を実際に使用する場合の全体図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1は人体エネルギーによって回転する金属盤である。
図1に示すように、金属円盤1と、その支持基台10から構成されている。
【0013】
金属盤は薄く、かつ軽量な金属が望ましく、特にアルミニウムなどが適している。
【0014】
支持基台はある程度重量があり、硬い金属が望ましく、錆などの発生のないステンレス
などが適している。
【0015】
上記以外にも円盤部には比重の軽い金属を採用することは可能であるし、支持基台は簡単には倒れない重量があれば、樹脂などでも代用はできる。
【0016】
図2は本発明の実施形態を示す図である。
図2に示すように、本発明は金属円盤1と、それを支持する基台10で構成されている。
【0017】
図2のように、金属円盤1は横から見ると滑らかな山なりの形状に加工されていて、なおかつ円盤の中心にドーム形状2を有する。これは支持基台10にしっかりと固定するためである。また、金属円盤1が滑らかな山なりの形状に加工されている理由は、人体から発せられたエネルギーを回転運動に変換しやすい形状であるからである。
【0018】
支持基台10の先端は針のように鋭く加工されている。これは金属円盤1との抵抗を出来る限り小さくするためのものである。
【0019】
机などの上に支持基台10を設置し、その先端11に金属円盤1の中心のドーム形状2を合わせ静かに載せる。
【0020】
できるだけ風の入らない場所に設置し、図3のように両手を金属円盤1の近くに固定し、しばらくすると、金属円盤が人体から発せられるエネルギーによって回転をはじめる。
【0021】
また、金属円盤1は皿を裏返しにしたような形状であっても、ピラミッドのような形状であっても回転をすることが確認できたが、滑らかな山なり加工をされた形状のものが一番回転をしやすかった。
【産業上の利用可能性】
【0022】
この発明の人体エネルギーによって回転する金属盤は、電気や電池などの科学的動力を使用することなく回転するものである。したがって、人体エネルギーの確認だけではなく、環境負荷の小さい産業を目指す分野でも応用可能であると考えられる。
【符号の説明】
【0023】
1 金属円盤
2 金属円盤の中心に設けられたドーム形状
10 支持基台
11 支持基台先端部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
人体エネルギーによって回転する金属円盤と、それを支持する金属製基台とから構成される人体エネルギー確認装置において、金属円盤が滑らかな山なりの加工が施してあることを特徴とする、人体エネルギー確認装置。
【請求項2】
金属円盤が皿形状である請求項1に記載の人体エネルギー確認装置。
【請求項3】
金属盤がピラミッド形状である請求項1に記載の人体エネルギー確認装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−117730(P2011−117730A)
【公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−247316(P2009−247316)
【出願日】平成21年10月28日(2009.10.28)
【出願人】(509299329)有限会社空 (1)
【出願人】(591043101)株式会社内藤貴金属製作所 (14)