説明

代行管理システム

【課題】 FAX等の通信環境においても代行管理のサービスが受けられ、サービスの内容も更に充実した代行管理システムを提供する。
【解決手段】 管理者が利用する通信手段やメンバーが利用する通信手段はパソコン、携帯電話機、FAXを含む複数種類の通信手段からなり、代行業者コンピュータ100は予めメンバー通信手段の種別及びその連絡先情報を登録するデータベース102を有する。代行業者コンピュータは管理者通信手段からイベント開催案内を含む代行依頼があった場合には、予め登録された個々のメンバーの通信手段と個別に通信を行う。また、必要に応じてイベント開催会場の地図情報やメンバーの自宅からイベント会場までの交通情報を添付してイベント開催案内を配信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種グループ、例えば、各種クラブチーム(草野球チーム等)、カルチャーセンタや大学のゼミ等のイベント開催等の管理を代行する代行管理システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、このような各種グループ等の管理を代行する技術としては、例えば、特開2002−183479号公報に記載されているように、イベントを企画・運営する幹事の作業を支援し、そのような幹事の業務を代行し、利用者の要望を反映したイベントを開催するシステムがある(特許文献1)。同公報のものは、グループ幹事からイベント企画依頼を受信すると、そのイベントに合致する施設をデータベースから検索し、検索した施設に利用予約通知を送信し、そのグループのメンバーにイベントの案内を通知するというものである。
【特許文献1】特開2002−183479号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の技術では、利用者の通信環境がインターネットを使える人に限られ、色々なグループやサークル等で全員がインターネットを利用できないとシステムを構築できなかった。また、個々の利用者に対して更にサービスを充実することが望まれているが、例えば、イベント会場付近の地図情報を提供することや或いは利用者の自宅からイベント会場までの交通アクセス等、交通に関する情報を提供することまでは言及されていなかった。
【0004】
本発明の目的は、FAX等の通信環境においても代行管理のサービスが受けられ、サービスの内容も更に充実した代行管理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記目的を達成するため、代行業者コンピュータと、前記代行業者コンピュータとネットワークを介して接続された、グループを代表する管理者が利用する管理通信手段及びグループのメンバーが利用するメンバー通信手段とからなり、前記代行業者コンピュータは前記管理通信手段からの依頼に応じてイベント開催の案内通知を含む代行業務を行うシステムであって、前記管理通信手段及びメンバー通信手段はパソコン、携帯電話機、FAXを含む複数種類の通信手段からなっており、前記代行業者コンピュータは、予めメンバー通信手段の種別及びその連絡先情報を登録するデータベースを有し、前記代行業者コンピュータは前記管理通信手段からイベント開催案内を含む代行依頼があった場合には、前記データベースに予め登録された個々のメンバーの通信手段と個別に通信を行うことを特徴とする。
【0006】
また、本発明は、代行業者コンピュータと、前記代行業者コンピュータとネットワークを介して接続された、グループを代表する管理者が利用する管理通信手段及びグループのメンバーが利用するメンバー通信手段とからなり、前記代行業者コンピュータは前記管理通信手段からの依頼に応じてイベント開催の案内通知を含む代行業務を行うシステムであって、前記管理通信手段及びメンバー通信手段はパソコン、携帯電話機、FAXを含む複数種類の通信手段からなっており、前記代行業者コンピュータは、予めメンバー通信手段の種別及びその連絡先情報を登録するメンバー情報データベースと、地図情報を格納した地図情報データベースとを有し、前記代行業者コンピュータは前記管理通信手段からイベント開催案内を含む代行依頼があった場合には、前記メンパー情報データベースに予め登録された個々のメンバーの通信手段と個別に通信を行うと共に、前記管理通信手段からのイベント会場の住所情報に基づいて前記地図情報データベースを検索し、各メンバー通信手段に対してイベント会場の地図情報を添付してイベント開催案内を配信することを特徴とする。
【0007】
更に、本発明は、代行業者コンピュータと、前記代行業者コンピュータとネットワークを介して接続された、グループを代表する管理者が利用する管理通信手段及びグループのメンバーが利用するメンバー通信手段とからなり、前記代行業者コンピュータは前記管理通信手段からの依頼に応じてイベント開催の案内通知を含む代行業務を行うシステムであって、前記管理通信手段及びメンバー通信手段はパソコン、携帯電話機、FAXを含む複数種類の通信手段からなっており、前記代行業者コンピュータは、予めメンバー通信手段の種別及びその連絡先情報、住所情報を登録するメンバー情報データベースと、交通手段に関する情報を格納した交通情報データベースとを有し、前記代行業者コンピュータは前記管理通信手段からイベント開催案内を含む代行依頼があった場合には、前記メンバー情報データベースに予め登録された個々のメンバーの通信手段と個別に通信を行うと共に、前記管理通信手段からのイベント会場の住所情報及び前記メンバー情報データベースに登録された個々のメンバーの住所情報に基づいて前記交通情報データベースを検索し、各メンバー通信手段に対してメンバーの自宅からイベント会場までの交通手段に関する情報を添付してイベント開催案内を配信することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、FAX等の通信手段であってもメンバー個別の通信環境に応じてイベント開催等の案内を通知するので、インターネットを利用しないメンバーに対してもイベント開催等の案内を通知できる。また、イベント開催会場の地図情報やメンバー各々の自宅から会場までの交通機関情報等も案内してくれるので、更に利便性を向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るシステムの一実施形態の構成を示すブロック図である。図中100は各種グループの管理を代行する代行業者のコンピュータである。各種グループとしては、例えば、草野球チーム等のクラブチーム等が挙げられ、代行業者コンピュータ100はそのクラブチーム等の所属メンバーへの情報配信、情報集計等の管理を代行するものである。
【0010】
代行業者コンピュータ100は、制御部101と各種データベースを含んでいる。制御部101はCPUと入出力インターフェースを含み、CPUは図示しないROM等の記憶手段の格納された各種プログラムを実行してコンピュータシステムの制御を行う。また、入出力インターフェースは各種データベースへのインターフェースやネットワーク等への通信インターフェースを含んでいる。特に、本実施形態では、代行業者コンピュータ100はインターネットや電話回線を通じてパソコン、携帯電話機、或いはFAXとの通信が可能である。
【0011】
データベースとしては、グループのメンバー情報(氏名、住所、通知先情報(電話番号、メールアドレス等)、メンバーの通信環境(パソコン、携帯電話機、FAX等))を登録するメンバー情報データベース102、地図情報を格納した地図情報データベース103、交通機関情報を格納した交通機関情報データベース104が設けられている。
【0012】
グループのメンバー情報は、後述するように管理の代行業務契約時等にグループのリーダのパソコンから代行業者コンピュータ100に送信してメンバー情報データベース101に登録しておく。また、代行業者が行う代行業務としては、各種イベントに対する情報(案内)の配信、メンバー全員への一斉通知や個別通知、通知に対する既読確認、各種イベントへの参加/不参加の集計、メンバーの通信環境(パソコン、携帯電話機、FAX等)に応じた情報配信、メンバーの情報管理、地図情報の提供、交通機関情報の提供等が挙げられる。
【0013】
地図情報データベース103は、例えば、草野球の練習試合の案内を連絡する場合等、必要に応じて試合会場の地図情報を検索してメンバーに配信するのに用いられる。交通機関情報データベース104は交通機関の路線情報や時刻表情報等の交通機関に関する情報を格納した交通機関データベースであり、例えば、草野球の練習試合の案内を連絡する場合等、必要に応じて交通機関情報を検索して試合会場への電車やバス等交通アクセス、試合開始時刻に合わせた時刻表情報等を配信するのに用いられる。
【0014】
更に、105はグループの管理者(リーダ)が利用する管理者コンピュータ(パソコン)、106はグループのメンバー(Aさんとする)が利用する携帯電話機、107はグループのメンバー(Bさんとする)が利用するメンバーパソコン、108はグループのメンバー(Cさんとする)が利用する携帯電話機、109はグループのメンバー(Dさんとする)が利用するFAXである。
【0015】
このグループは、例えば、草野球チームのグループとし、管理者コンピュータ105を利用する管理者はチームのリーダとする。管理者はチームの練習試合や会合等を管理するリーダの立場にあり、代行業者コンピュータ100を通じて練習試合や会合等の案内をメンバーに配信する。
【0016】
なお、管理者と代行業者は、予め管理者コンピュータ105から必要事項等を代行業者コンピュータ100に送信する等して、サービス内容や代行業務の料金等に関して契約している。この時、上述のようなグループのメンバー情報が管理者コンピュータ105から代行事業コンピュータ100に送信され、メンバー情報データベース102に登録されている。
【0017】
このメンバー情報は随時変更が可能であり、メンバーの新規加入の際には管理者コンピュータ105から代行業者コンピュータ100に新規メンバーの情報を送信してメンバー情報データベース102に新規メンバー情報の追加を行う。また、メンバーの脱退の際にはメンバー情報の削除を指示することでメンバー情報データベース102から脱退メンバー情報の削除を行う。
【0018】
Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、…はこのグループに所属するメンバーであり、パソコン、携帯電話機、FAX等の通信手段を有し、これらの通信手段は上述のように各メンバーの通信環境としてメンバー情報データベース102に登録されている。
【0019】
代行業者コンピュータ100と、管理者コンピュータ105、Aさんが利用する携帯電話機106、Bさんが利用するメンバーパソコン107、Cさんが利用する携帯電話機108とはインターネット110を介して接続されている。また、代行業者コンピュータ100とDさんが利用するFAXとは電話回線111を介して接続されている。
【0020】
次に、本実施形態の具体的な動作を図2のフローチャートを参照して詳細に説明する。まず、グループのリーダである管理者は、上述のように管理者コンピュータ105から代行業者コンピュータ100にメンバー情報を送信してメンバー情報データベース102に登録しておく。メンバー情報を登録する際には、代行業者コンピュータ100が提供するWeb入力画面に従ってメンバーの氏名、住所、電話番号、メールアドレス、通信環境等の必要事項を登録する。
【0021】
次に、管理者はグループのイベント(グループ内の会合、他のクラブとの練習試合、その他の連絡事項等)がある場合には、イベント開催の案内等を含む代行管理の依頼通知を管理者コンピュータ105から代行業者コンピュータ100に送信する(ステップ101)。
【0022】
この際、管理者コンピュータ105から代行業者コンピュータ100にグループのメンバー全員にイベント開催の案内を配信するのか、特定のメンバーにのみ案内を配信するのかの種別(特定のメンバーに通知する場合にはメンバーの氏名等の情報を送信する)、案内通知の既読確認の必要の有無、イベント開催場所の地図情報の有無、交通アクセス等の交通機関情報の有無、イベントへの参加/不参加の集計の有無等の必要事項を送信する。
【0023】
例えば、他のクラブとの草野球の練習試合を行う場合には、管理者コンピュータ105から代行業者コンピュータ100に練習試合の案内を所属メンバーへ配信するように通知する。この通知内容には、試合会場(試合を行う球場や公園等の名称や住所等)、試合日時、試合相手のチーム名、集合場所、集合時間情報等の必要事項が含まれている。
【0024】
また、上述のようにメンバー全員への配信か特定のメンバーに配信するのかの種別、案内通知の既読確認の必要の有無、試合会場の地図情報の有無、試合会場等への交通アクセス等の交通機関に関する情報の有無、イベント参加/不参加の集計結果の有無等が含まれている。なお、管理者コンピュータ105から必要事項を入力する場合には、代行業者コンピュータ100が提供するWeb画面に従って入力する。
【0025】
本実施形態では、管理者コンピュータ105から、グループ全員に案内を配信する、案内通知の既読確認を必要とする、試合会場の地図情報を必要とする、試合会場への交通情報を必要とする、練習試合への参加/不参加の集計を必要とする、が入力されたものとする。
【0026】
代行業者コンピュータ100は、これらの情報を受信すると(ステップ102)、これらの情報を記憶手段に格納した後、管理者コンピュータ105からの要求に従って試合会場の住所情報をもとに地図情報を地図情報データベース102から検索する(ステップ103)。次いで、試合会場の交通機関情報を交通機関情報データベース104から検索する(ステップ104)。
【0027】
交通機関情報を検索する場合には、例えば、試合会場の住所情報と各メンバーの住所情報に基づいて各メンバーの自宅から試合会場までの電車やバス等の路線、駅名等を検索する。また、その路線における時刻表情報(試合開始時刻に合わせた乗車駅における発着時刻や、下車駅における到着時刻等)を案内するとより好ましい。更に、自動車を利用するメンバーに向けて自宅から試合会場までの道路情報を案内することも可能である。
【0028】
次いで、代行業者コンピュータ100は管理者コンピュータ105からの情報に基づいて各メンバーの通信手段に練習試合の案内を配信する(ステップ105)。本実施形態では、予め通信環境として登録された通信手段に個別に案内を配信する。例えば、グループのAさんの通信環境は携帯電話機106であるので、インターネット110を介して携帯電話機106に練習試合の案内を通知する。この案内には、上述のように練習試合の場所、試合開始時刻、試合会場の地図情報、交通機関情報、練習試合への参加/不参加を確認する内容等が含まれている。
【0029】
また、グループのBさんの通信環境はパソコン107であるので、同様に代行業者コンピュータ100からBさんのパソコン107にインターネット110を介して練習試合の案内を通知する。Cさんの通信環境は携帯電話機108であるので、同様にCさんの携帯電話機108に練習試合の案内を通知する。更に、Dさんの通信環境はFAX109であるが、この場合には、代行業者コンピュータ100は管理者コンピュータ105からの情報に基づいて練習試合を案内する文書の文書データを電話回線111を介してFAX109に送信する。
【0030】
この文書案内には、パソコンや携帯電話機に通知する場合と全く同様に練習試合の開催に関する練習試合の場所、試合開始時刻、練習試合に参加/不参加を確認する内容等が文書で記載されている。また、試合会場の地図や交通機関情報が付加されている。
【0031】
このようにして代行業者コンピュータ100からグループに属するメンバー全員にそれぞれの通信環境に対応して練習試合の案内が通知され、各々のメンバーはこの案内をそれぞれが通信環境として登録している通信手段で受信する(ステップ106)。
【0032】
各々のメンバーは開催案内を受信すると、練習試合の案内を確認したことや、練習試合への参加/不参加を返信する(ステップ107)。この各々のメンバーから参加/不参加等を返信する場合には、それぞれのメンバーが通信環境として登録している通信手段から代行業者コンピュータ100に対して返信する。例えば、Aさんは携帯電話機106から案内の確認と練習試合への参加/不参加を返信する。また、各メンバーから返信する場合には、代行業者コンピュータ100が提供するWeb画面を用いて練習試合への参加/不参加等を返信する。
【0033】
また、Dさんの通信環境としてはFAXが登録されているが、この場合には、DさんからFAX109を用いてこれらの情報を返信する。FAXを用いて返信する場合には、予め案内の確認やイベントの参加/不参加を回答するマークシートのような所定フォーマットの用紙を用意しておくのが望ましい。また、案内を送信する場合には、案内を区別するための番号等の区別情報を付加し、案内に対して回答する場合には、回答用紙上に区別情報を塗りつぶす箇所を設けておき、案内の区別情報を塗りつぶして、案内に対する回答を返信することが望ましい。
【0034】
こうすることにより、用紙の参加/不参加等の箇所を塗りつぶすだけで情報を伝えることができる。一方、代行業者コンピュータ100はそれを光学的に読み取ることで、イベントへの参加/不参加等を容易に判読することができる。なお、FAXを利用する場合には、電話等の他の通信手段を用いて回答するようにすることも可能である。
【0035】
代行業者コンピュータ100はそれぞれのメンバーからの返信情報を受信し、内部の記憶手段に格納する(ステップ108)。メンバー全員の返信が集まると、案内確認と参加/不参加の集計を行い、管理者コンピュータ105に集計結果(既読確認や練習試合の参加/不参加等)を送信する(ステップ109)。管理者コンピュータ105は集計結果を受信すると(ステップ110)、集計結果を図示しない記憶手段に格納して処理を終了する。以上で管理者コンピュータ105からの依頼に対する代行業者コンピュータ100の処理を終了する。
【0036】
なお、一定期間を過ぎても回答しないメンバーがいた場合には、そのメンバーは不参加とするのが良い。また、イベント開催案内を各メンバーに配信する場合には、回答期限を設定して回答期限が過ぎたら集計しても良い。もちろん、回答期限を過ぎても回答しないメンバーは不参加とする。更に、管理者であるリーダは、管理者コンピュータ105を用いて代行業者コンピュータ100と通信を行うとしたが、リーダは携帯電話機を通信手段としても良い。
【0037】
本実施形態では、グループの管理者であるリーダは、代行業者コンピュータ100にイベント開催の代行管理を依頼するだけで、各メンバーへのイベント開催の案内、参加/不参加等を自動で確認でき、メンバー個別に電話、メール等で連絡する必要がない。また、イベント開催会場の地図情報やメンバー各々の自宅から会場までの交通機関情報等も案内してくれるので、利便性を向上することができる。更に、メンバー個別の通信環境に応じてイベント開催等を通知するので、パソコン等を持たないメンバーに対してもイベント開催等の案内を通知できる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明に係るシステムの一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のシステムの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
【0039】
100 代行業者コンピュータ
101 制御部
102 メンバー情報データベース
103 地図情報データベース
104 交通機関情報データベース
105 管理者コンピュータ
106 携帯電話機
107 メンバーパソコン
108 携帯電話機
109 FAX
110 インターネット
111 電話回線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
代行業者コンピュータと、前記代行業者コンピュータとネットワークを介して接続された、グループを代表する管理者が利用する管理通信手段及びグループのメンバーが利用するメンバー通信手段とからなり、前記代行業者コンピュータは前記管理通信手段からの依頼に応じてイベント開催の案内通知を含む代行業務を行うシステムであって、前記管理通信手段及びメンバー通信手段はパソコン、携帯電話機、FAXを含む複数種類の通信手段からなっており、前記代行業者コンピュータは、予めメンバー通信手段の種別及びその連絡先情報を登録するデータベースを有し、前記代行業者コンピュータは前記管理通信手段からイベント開催案内を含む代行依頼があった場合には、前記データベースに予め登録された個々のメンバーの通信手段と個別に通信を行うことを特徴とする代行管理システム。
【請求項2】
代行業者コンピュータと、前記代行業者コンピュータとネットワークを介して接続された、グループを代表する管理者が利用する管理通信手段及びグループのメンバーが利用するメンバー通信手段とからなり、前記代行業者コンピュータは前記管理通信手段からの依頼に応じてイベント開催の案内通知を含む代行業務を行うシステムであって、前記管理通信手段及びメンバー通信手段はパソコン、携帯電話機、FAXを含む複数種類の通信手段からなっており、前記代行業者コンピュータは、予めメンバー通信手段の種別及びその連絡先情報を登録するメンバー情報データベースと、地図情報を格納した地図情報データベースとを有し、前記代行業者コンピュータは前記管理通信手段からイベント開催案内を含む代行依頼があった場合には、前記メンパー情報データベースに予め登録された個々のメンバーの通信手段と個別に通信を行うと共に、前記管理通信手段からのイベント会場の住所情報に基づいて前記地図情報データベースを検索し、各メンバー通信手段に対してイベント会場の地図情報を添付してイベント開催案内を配信することを特徴とする代行管理システム。
【請求項3】
代行業者コンピュータと、前記代行業者コンピュータとネットワークを介して接続された、グループを代表する管理者が利用する管理通信手段及びグループのメンバーが利用するメンバー通信手段とからなり、前記代行業者コンピュータは前記管理通信手段からの依頼に応じてイベント開催の案内通知を含む代行業務を行うシステムであって、前記管理通信手段及びメンバー通信手段はパソコン、携帯電話機、FAXを含む複数種類の通信手段からなっており、前記代行業者コンピュータは、予めメンバー通信手段の種別及びその連絡先情報、住所情報を登録するメンバー情報データベースと、交通手段に関する情報を格納した交通情報データベースとを有し、前記代行業者コンピュータは前記管理通信手段からイベント開催案内を含む代行依頼があった場合には、前記メンバー情報データベースに予め登録された個々のメンバーの通信手段と個別に通信を行うと共に、前記管理通信手段からのイベント会場の住所情報及び前記メンバー情報データベースに登録された個々のメンバーの住所情報に基づいて前記交通情報データベースを検索し、各メンバー通信手段に対してメンバーの自宅からイベント会場までの交通手段に関する情報を添付してイベント開催案内を配信することを特徴とする代行管理システム。
【請求項4】
前記管理通信手段は、パソコン又は携帯電話機であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の代行管理システム。
【請求項5】
前記管理手段は、代行業者コンピュータに代行業務を依頼する場合には、地図情報の有無、交通情報の有無を通知し、前記代行業者コンピュータは地図情報を必要、交通情報を必要と通知された場合のみ、イベントの開催案内に地図情報或いは交通情報を添付することを特徴とする請求項2又は3に記載の代行管理システム。
【請求項6】
前記代行業者コンピュータは、前記管理者通信手段の依頼に応じてグループのメンバー通信手段にイベント開催の案内情報を配信し、各メンバー通信手段からのイベントへの参加/不参加の返信情報を集計して前記管理通信手段に通知することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の代行管理システム。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−155185(P2006−155185A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−344126(P2004−344126)
【出願日】平成16年11月29日(2004.11.29)
【出願人】(000213301)中部日本電気ソフトウェア株式会社 (56)