説明

使い捨てパッドを備えたクリーニング装置

繊維状クリーニングパッドと共に用いるハンドルアセンブリは、第1の挿入可能部分を含む剛性の第1の部材と、第2の挿入可能部分および作動部分を含む第2の部材とを含む。作動部分の逆の第2の挿入可能部分の端部は、挿入可能部分の分出位置と近接位置との間での、作動部分を操作することによる挿入可能部分の相対的な動きのために、ハンドル部分の逆の第1の挿入可能部分の端部に枢着されている。少なくとも1つの挿入可能部分が、その内面から突出している少なくとも1つの刺部を有しており、他方の挿入可能部分は、刺部がクリーニングパッドと係合するように近接位置において他の挿入可能部分の上に突出しているその刺部と位置合せされた開口部を有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クリーニング装置に関し、特に、再利用可能なハンドルアセンブリとクリーニング装置の使用中にハンドルアセンブリに取り外し可能に係合する使い捨てパッドとを備えた、便器クリーニング用のクリーニング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
再利用可能なハンドルアセンブリと、ハンドルアセンブリに取り外し可能に係合する使い捨てパッドとを備えた、便器をクリーニングするためのクリーニング装置についての従来技術は沢山ある。米国特許第2,816,313号明細書、同第3,221,356号明細書、同第3,383,158号明細書、同第4,466,152号明細書、同第4,493,124号明細書、同第4,852,201号明細書、同第5,488,748号明細書、同第5,592,713号明細書、同第5,630,243号明細書および同第6,295,688号明細書、米国特許出願公開第2002/0025213A1号明細書および同第2002/0120993A1号明細書、PCT出願国際公開第87/00022号パンフレットおよび国際公開第01/15587号パンフレット、および欧州特許出願公開第1190657A1号明細書に例が挙げられている。この分野における多数の特許および特許出願から、特に、パッドを使用した後に、使い捨てパッドとの接触が最小限で済む有効で使い易い便器のクリーニング用のクリーニング装置を提供するために多くの努力が払われていることが分かる。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明は、他のクリーニング作業にも使えるが、特に、便器クリーニング用のクリーニング装置を提供するものであり、このクリーニング装置は、再利用可能なハンドルアセンブリと、組み立ての容易な使い捨てパッドとを含み、組み立てると有効なクリーニングができ、パッド使用後にハンドルアセンブリから取り外すときに使い捨てパッドとほとんど、または全く接触させる必要がない。
【0004】
本発明によれば、クリーニングパッドの側面に開口するスリットを有する繊維状クリーニングパッドと共に用いるハンドルアセンブリが提供される。ハンドルアセンブリは、互いに反対側の第1および第2の端部の間に延在する互いに反対側の内面および外面を有する第1の挿入可能部分と、ハンドル部分であって、ハンドル部分の第1の端部が第1の挿入可能部分の第2の端部に固定されており、ハンドル部分の反対側の第2の端部に近接する手係合可能部分を有するハンドル部分とを備えた、略剛性の第1の部材を具備する。ハンドルアセンブリはまた、互いに反対側の第1および第2の端部の間に延在する互いに反対側の内面および外面を有する第2の挿入可能部分と、第2の挿入可能部分の第2の端部に固定された第1の端部を有する作動部分とを備えた第2の部材を具備する。第2の挿入可能部分の第1の端部は、第1の挿入可能部分の第1の端部に、それら挿入可能部分の内面を近接させて回動可能に取り付けられ、それにより、それら挿入可能部分は、挿入可能部分の外面が第1の端部から徐々に広がる分出位置と、挿入可能部分の外面が略平行であるか或いは分出位置よりも平行に近くなる近接位置との間で、作動部分の手動操作により相対移動するようになっている。挿入可能部分の少なくとも一方(好ましくは両方)は、内面から突出する1つ以上の刺部を有し、挿入可能部分の他方は、その刺部に対し位置合せされた開口部を有している。刺部は、近接位置にある他方の挿入可能部分の外面の上方に突出して、クリーニングパッドのスリット内に挿入可能部分が有るときに刺部がクリーニングパッドに係合するようになっている。刺部は、分出位置にある双方の挿入可能部分の外面の間に配置されて、挿入可能部分をクリーニングパッドのスリット内へ、またはスリットから動かすことができるようになっている。
【0005】
作動部分の手動操作により、ハンドルアセンブリの使用者は、刺部と接触させずに、クリーニングパッドを挿入可能部分へ動かす、または離すことができるよう分出位置に挿入可能部分を配置することができるか、または、クリーニング装置をクリーニングに用いる際、クリーニングパッドをハンドルアセンブリに保持するために挿入可能部分に配置したときに刺部がクリーニングパッドと係合するよう、近接位置に挿入可能部分を配置することができる。挿入可能部分を、クリーニングパッドのスリットに受けながら分出位置まで動かすと、挿入可能な外面のくさび状位置によって、クリーニングパッドをハンドルアセンブリの使用者が触れることなく取り外すことができるよう、クリーニングパッドと殆んどまたは全く外部接触することなくクリーニングパッドが挿入可能部分から摺動して外すことができる。
【0006】
刺部は、挿入可能部分の内面から略直角に突出させることができ、この場合、挿入可能部分は、分出位置において挿入可能部分によりクリーニングパッドのスリット内へ、またはスリット外へ動かすことができる。あるいは、挿入可能部分を、近接位置において挿入可能部分によりクリーニングパッドのスリット内へ動かすことができるよう刺部は、挿入可能部分の第2の端部に向かって傾斜させて成形することができる。
【0007】
ハンドルアセンブリは、近接位置に挿入可能部分を配置するためにハンドル位置に沿った閉鎖位置と、分出位置に挿入可能部分を配置するためにハンドル位置から離れている開放位置との間で手動で動かすことのできる略剛性の部材とすることができ、ハンドルアセンブリは、ハンドルと作動部分を閉鎖位置に取り外し可能に掛止する手段を含むことができる。あるいは、ハンドルアセンブリの作動部分は、近接位置に挿入可能部分を配置するための閉鎖位置と、分出位置に挿入可能部分を配置するために、閉鎖位置におけるよりも作動部分の第1の端部が挿入可能部分に近くされた開放位置との間での、ハンドル部分に沿った摺動のために装着することができる。作動部分は、近接位置と開放位置との間で挿入可能部分を手動で動かせるようハンドル部材に沿って動かすことのできる手係合可能ボタンを含むことができる。
【0008】
添付の図面を参照して、本発明をさらに説明する。いくつかの図面において、同じ参照番号は同じまたは対応する部分を指している。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1〜9を参照して、ハンドルアセンブリ11と使い捨てクリーニングパッド12とを含む本発明によるクリーニング装置10の第1の実施形態を示す。
【0010】
クリーニングパッド12は、剛性の弾性的に可撓性のある繊維状材料のパッド(すなわち、好ましくは、ミネソタ州セントポールの3Mカンパニー(3M Company,St.Paul,MN)より「スコッチブライト(Scotchbrite)」という商品名で販売されている材料のような不織ポリマーファイバーのパッド、ただしその他の材料を用いることもできる)であり、該ファイバーに、便器を傷付けずにクリーニングを補助する研磨材(例えば、イリノイ州アディソンのケーリー社(Cary Co.,Adison,Illinois)より入手可能な「ミネックス(Minex)」という商品名で市販の研磨鉱物)を付着させることができる。クリーニングパッドまたはパッド12は、互いに反対側の平行な略オメガ形状の主面13と、クリーニングパッド12の一側面のみを貫通して開口しているスロットまたはスリット14を画定している、主面13の間でかつ主面13に平行な接触または近接した間隔の内面とを有する。クリーニングパッド12は、任意で、クリーニング材料(例えば、石鹸)、染料および香料のうち全て、いずれか、またはいくつかで含浸されていてもよい。
【0011】
ハンドルアセンブリ11は、剛性の第1の部材15(ポリプロピレンのようなポリマー材料を成形したもの)を含む。第1の部材15は、互いに反対側の第1および第2の端部17、18と、第1および第2の端部17、18の間に延在する互いに反対側の略平行な内面および外面19、20とを有する細長い第1の挿入可能部分16と、互いに反対側の第1および第2の端部23、24を有する細長いハンドル部分22とを備える。ハンドル部分22の第1の端部23は、第1の挿入可能部分16の第2の端部18に固定されている。ハンドル部分22は、第2の端部24に近接する手係合可能部分26を有し、それはハンドルアセンブリ11を突出部から吊り下げることのできる貫通開口部27を有している。
【0012】
ハンドルアセンブリ11はまた、互いに反対側の第1および第2の端部31、32と、第1および第2の端部31、32の間に延在する互いに反対側の略平行な内側および外面33、34とを有する剛性の細長い第2の挿入可能部分30と、第2の端部38に近接していて弾性的で可撓性のある部分を含み、第1の端部37に近接する部分を剛性化するための長手方向に延在する強化リブ35を有する、互いに反対側の第1および第2の端部37、38を有する細長い作動部分36とを備えた第2の部材28(例えば、ポリプロピレンのようなポリマー材料で成形されたもの)を具備する。作動部分36の第1の端部37は、作動部分36の第2の第1の端部37と、第2の挿入可能部分30の第2の端部32とを結合させるポリマー材料製の薄く可撓性のある部分である「一体ヒンジ」と呼ばれるタイプのヒンジ39により、第2の挿入可能部分30の第2の端部32に固定されている。
【0013】
第2の挿入可能部分30の第1の端部31は、第1の挿入可能部分16の第1の端部17に枢着されており、それら挿入可能部分16、30の内面19、33は近接していて、挿入可能部分16、30の外面20、34が挿入可能部分16、30の第1の端部17、31から徐々に広がる(例えば、少なくとも約15度、および約15度〜30度の範囲の角度で)分出位置(図5および9)と、近接位置(図1〜4、7および8)との間で、作動部分36が操作されることにより、それら挿入可能部分16、30が相対移動するようになっている。近接位置において、挿入可能部分16、30の外面20、34は略平行であり(すなわち、略平行とは、表面を平行、互いに僅かにテーパーをつける、交差または長手方向軸について僅かに弓形、またはその他僅かに不規則であることを意味する)、および/または近接位置において、外面20、34は、少なくとも10度、好ましくは少なくとも15度、分出位置におけるよりも平行に近い。挿入可能部分16、30は各々、内面19または33から突出している少なくとも1つの刺部40(図示してある通り、第1の挿入可能部分16は1つの刺部40を有しており、第2の挿入可能部分30は、第1の挿入可能部分16の刺部40の横に2つの刺部40を有している)を有しており、挿入可能部分30または16の他方は、各刺部40と位置合せされた貫通開口部またはスロット41を有している。刺部40は、挿入可能部分16、30の外面20、34の上に突出しており、それを通って、挿入可能部分16、30の近接位置において突出している。このように、図7および8に図示する通り、近接位置において、クリーニングパッド12内のスリット14内で、挿入可能部分16、30により、刺部40はクリーニングパッド12と係合する。しかしながら、刺部40とクリーニングパッド12間が大幅に接触することなく、挿入可能部分16、30がスリット14内でクリーニングパッド12に対して動くことができるよう、刺部40は、実質的に、分出位置(図5および9)において挿入可能部分16、30の外面20、34の間に配置される。挿入可能部分16、30が近接位置にある場合、挿入可能部分16、30をクリーニングパッド12のスリット14内へ動かすことができるよう刺部40は、挿入可能部分16、30の第2の端部18、32に向かって突出または傾斜している。挿入可能部分16、30のスリット14へのかかる動きの間、刺部40の外側の傾斜表面が、スリット14を画定しているクリーニングパッド12の内面のカム状の分離を行う。各刺部40の外側の傾斜表面は、刺部40が突出する挿入可能部分16または30の内面に対して鋭角(例えば、約23度)に配置されており、カム状分離が容易に行われる。その外側の傾斜表面と各刺部40の逆の内面の間の角度(例えば、約23度)によって、刺部40に鋭点が与えられ、クリーニングパッド12を挿入可能部分16、30の適所に係合し、保持する。
【0014】
第2の部材28の作動部分36は、近接位置に挿入可能部分16、30を配置するための閉鎖位置(図1〜4、7および8)と、分出位置に挿入可能部分16、30を配置するために、閉鎖位置におけるよりも作動部分36の第1の端部37が挿入可能部分16、30に近くされた開放位置(図5および9)との間での、ハンドル部分22に沿った摺動のために装着される。作動部分36は、手動係合部分26を握って、近接位置と分出位置との間で挿入可能部分16、30を動かす使用者の親指により、ハンドル部分22に沿って手動で動かすことのできる手動係合部材またはボタン42を有している。
【0015】
第1および第2の部材15、28は、挿入可能部分16、30の第1の端部17、31を結合させるポリマー材料の薄く可撓性のある部分である「一体ヒンジ」と呼ばれるタイプのヒンジ48により第1の挿入可能部分16の第1の端部17に枢着された第2の挿入可能部分30の第1の端部31とつなぎで一体成形することができる。あるいは、第1および第2の部材15、28は別個に成形することができ、ヒンジ48は、挿入可能部分16または30の1つの第1の端部17または31に交差方向に固定された中央円柱部分を有し、該中央円柱部分が他方の挿入可能部分30または16の第1の端部31または17に交差方向に固定された2つの間隔のあいた円柱部分の横に位置合せされたヒンジのような様々なタイプとすることができ、ヒンジは更に、これら3つの円柱部分の中央開口部を通して延在するヒンジピンを含む。
【0016】
第2の端部38に近接する作動部分36の可撓性プレート状部分は、ハンドル部分22に含まれる上壁の内面43とハンドル部分22に含まれる逆の側壁45から突出している対向するタブ44との間で、ハンドル部分22に沿って摺動するように装着されている。上壁は、タブ44の側壁45に沿った成形を促す、タブ44と位置合せされた開口部46を有している。手係合可能ボタン42は、ハンドル部分22の上壁および内面43に沿って、それを貫くように中央に延在する細長いスロット47に沿って摺動できるよう十分に狭い作動部分36から突出している狭い部分を有している。ボタン42はまた、上壁の外面に沿って摺動する狭い部分よりも大きな遠位ヘッドも有している。スロット47は、タブ44を通ってハンドル部分22の第1の端部23に向かって延在しており、ボタン42の遠位ヘッドが通過できるハンドル部分22の第1の端部23に近接する拡大開口部を有している。第1および第2の部材15、28を含む一体成形からハンドルアセンブリ11を組み立てるには、手係合可能ボタン42(作動部分36の第2の端部38に近接している)のヘッドを、ハンドル部分22の第1の端部23に近接したスロット47で拡大開口部を通して動かし、ハンドル部分22の第2の端部24に向かってスロット47に沿って摺動させて、作動部分36の可撓性端部がタブ44と内面43との間で動くようにする。ハンドル部分22の第2の端部24に近接するスロット47の端部から短い距離開き、ボタン42の狭い部分を通過は妨げない程度に妨害するように間隔の開いた対向する突出部49があると、挿入可能部分16および30が近接位置にある位置にボタン42が達して通過したことを触って確かめることができる。対向する突出部49はまた、挿入可能部分16、30を近接位置としたその位置でボタン42を取り外し可能に保持する補助もする。続いて、ボタン42のハンドル部分22の第1の端部23への手動による動きによって、挿入可能部分16、30の近接位置(図1〜4、7および8)から分出位置(図5および9)まで相対的な枢軸動作をさせる。
【0017】
クリーニング装置10を用いるには、使用者はまず、挿入可能部分16、30を近接位置にして挿入可能部分16、30をクリーニングパッド20のスリット14に挿入して、刺部40の傾斜した外面を、ハンドル部分22の第1の端部23で突起がクリーニングパッド12の側面に当接するまで、スリット14を画定しているクリーニングパッド12の表面に沿って動かして広げる(図7および8)。クリーニングパッド12を、クリーニング目的(すなわち、便器を洗浄する等)でこの組み合わせ10を用いている間、刺部40と突起により、その間でその位置に保持する。使用者が、クリーニングパッド12を取り外したいときは、挿入可能部分16、30を、挿入可能部分16、30に向かって短い距離、ハンドル部分22に沿って部材42を手動係合し動かすことにより、分出位置まで(図5および9)単に動かす。挿入可能部分16、30が分出位置に向かって動くにつれて、挿入可能部分16、30の外面20、34は、スリット14を画定しているクリーニングパッド12の表面に広がり、クリーニングパッド12の刺部40との係合を外されると、刺部40は挿入可能部分16、30の外面20、34の間に配置される。分出位置において、挿入可能部分16、30の外面20、34は、くさび状形状で配置され(すなわち、少なくとも約15度、約15〜30度の範囲の角度で)、くさび状形状の先端は、挿入可能部分16、30の第1の端部17、31にある。外面20、34のこのくさび状形状とクリーニングパッド12の弾性のある可撓性によって、クリーニングパッド12が、外部とほとんど接触することなく、または全く接触することなく、挿入可能部分16、30を摺動させることができる。このように、汚れたクリーニングパッド12は、使用者が触れることなく、ハンドルアセンブリ11から外すことができる。
【0018】
これに限定されるものではないが一例を挙げると、挿入可能部分16、30は各々、約1.75インチすなわち4.45cmの長さ、約1インチすなわち2.54cmの幅、および約0.15インチすなわち0.38cmの厚さを有し、刺部40の先端は、挿入可能部分16、30が近接位置にあるときに突出している挿入可能部分16または30の外面20または34の上、約0.25インチすなわち0.64cmとすることができる。
【0019】
図10〜14を参照して、ハンドルアセンブリ51と使い捨てクリーニングパッド52とを含む本発明によるクリーニング装置50の第2の実施形態を示す。
【0020】
クリーニングパッド52は、剛性のある弾性的で可撓性の繊維状材料のパッド(例えば、パッド12について上述したのと同じ材料パッド)である。クリーニングパッド52は、対向する平行な略楕円形の主面53と、クリーニングパッド52の一側面のみを貫通して開口しているスロットまたはスリット54を画定している、主面53の間でかつ主面13に平行な接触または近接した間隔の内面とを有する。クリーニングパッド52は任意で、クリーニングパッド12で用いることのできる、上述したのと同じ1つ以上の材料で含浸されていてもよい。
【0021】
ハンドルアセンブリ51は、剛性の第1の部材55(ポリプロピレンのようなポリマー材料を成形したもの)を含む。第1の部材55は、互いに反対側の第1および第2の端部57、58と、第1および第2の端部57、58の間に延在する互いに反対側の略平行な内側および外面59、60とを有する細長い第1の挿入可能部分56と、互いに反対側の第1および第2の端部63、64を有する細長いハンドル部分62とを含む。ハンドル部分62の第1の端部63は、第1の挿入可能部分56の第2の端部58に固定されている。ハンドル部62は、第2の端部64に近接する手係合可能部分66を有している。ハンドルアセンブリ51はまた、剛性の第2の部材68(例えば、同じくポリプロピレンのようなポリマー材料を成形したもの)も含む。第2の部材は、互いに反対側の第1および第2の端部71、72と、第1および第2の端部71、72の間に延在する互いに反対側の略平行な内側および外面73、74とを有する細長い第2の挿入可能部分70と、互いに反対側の第1および第2の端部77、78を有する剛性の細長い作動部分76とを含む。作動部分76の第1の端部77は、第2の挿入可能部分70の第2の端部72に固定されている。第2の挿入可能部分70の第1の端部71は、第1の挿入可能部分56の第1の端部57に枢着されており、挿入可能部分56、70の内面59、73は近接していて、挿入可能部分56、70の外面60、74が挿入可能部分56、70の第1の端部57、71から徐々に広がる(例えば、少なくとも約15度、約15度〜30度の範囲の角度で)分出位置(図10、12および14)と、挿入可能部分56および70の外面60および74が略平行および/または分出位置におけるよりも少なくとも10度、好ましくは少なくとも15度平行に近い近接位置(図11および13)との間で、作動部分76の操作により、それら挿入可能部分56、70が相対移動するようになっている。挿入可能部分56、70は各々、内面59または73から突出している少なくとも1つの刺部80(図示してある通り、第1の挿入可能部分56は1つの刺部80を有しており、第2の挿入可能部分70は、第1の挿入可能部分56の刺部80の横に2つの刺部80を有している)を有しており、挿入可能部分70または56の他方は、各刺部80と位置合せされた貫通開口部またはスロット81を有している。刺部80は、近接した位置において挿入可能部分56、70により、および図13に示す通り、クリーニングパッド52のスリット54において、刺部80がクリーニングパッド52と係合するように、挿入可能部分56、70の近接する位置において突出する挿入可能部分56、70の外面60、74の上に突出している。しかしながら、刺部80とクリーニングパッド52間が大幅に接触することなく、挿入可能部分56、70がスリット54内でクリーニングパッド52に対して動くことができるよう、刺部80は、分出位置において挿入可能部分56、70の外面60、74の間に実質的に配置される。挿入可能部分56、70を、分出位置(図12)において挿入可能部分56、70によりクリーニングパッド52のスリット54内へ動かさなければならないよう、各刺部80は、突出している内面59または73に対して略直角で突出している。これによって、スリット54を画定するクリーニングパッド52の表面を広げるが、クリーニングパッド52を作成する材料の弾性のある可撓性の性質によって、スリット54を画定する表面が、刺部80がクリーニングパッド52と係合するように挿入可能部分56、70が後に近接位置に戻るとき、挿入可能部分56、70の外面60、74に従う。
【0022】
第2の部材68の作動部分76は、近接位置(図11および13)に挿入可能部分56、70を配置するためにハンドル部分62に沿った閉鎖位置と、分出位置に挿入可能部分56、70を配置するために、ハンドル部分62から離れた開放位置(図10、12および14)との間で手動で動く略剛性の部材である。ハンドルアセンブリ51は、ハンドルと作動部分62、76を閉鎖位置に取り外し可能に掛止する手段を含む。図示した通り、取り外し可能に掛止する手段は、ハンドル部分62の第2の端部64に取り外し可能に係合するように構成された作動部分76の第2の端部78にある剛性の弾性的に可撓性の突出部84であるが、取り外し可能に掛止するその他の多くのタイプの手段とすることもできる。
【0023】
第2の挿入可能部分70の第1の端部71は、ヒンジ88により第1の挿入可能部分56の第1の端部57に枢着されている。ヒンジ88は、第1および第2の部材55、68が一体成形されている場合には、挿入可能部分56、70を結合させるポリマー材料の薄いストリップである「一体ヒンジ」と呼ばれるタイプとすることができる。あるいは、ヒンジ88は、挿入可能部分56または70の1つの第1の端部57または71に交差方向に固定された中央円柱部分を有し、該中央円柱部分が、他方の挿入可能部分70または56の第1の端部71または57に交差方向に固定された2つの間隔のあいた円柱部分の横に位置合せされたヒンジのような様々なタイプとすることができ、ヒンジは更に、これら3つの円柱部分の中央開口部を通して延在するヒンジピンを含む。
【0024】
クリーニング装置50を用いるには、使用者は先ず、挿入可能部分56、70を、作動部分76とハンドル部分62との間で掛止突出部84を取り外して、ハンドル部分62から作動部分76を離すことにより分出位置に動かす。使用者は、ハンドル部分62の第1の端部63をクリーニングパッド52の側面にくるまで(これによってクリーニングパッドのスリット54を画定する表面がある程度広がる)、分出位置において(図12)、挿入部分56、70により、挿入可能部分56、70をクリーニングパッド52のスリット54に挿入する。次に、使用者は、作動部分76を、ハンドル部分62に動かし、間で掛止突出部84を係合すると、スリット54を画定する表面が、挿入可能部分56、70の外面60、74および刺部80に沿って、クリーニングパッド52(図13)と係合し、クリーニングパッド52が、クリーニング目的(例えば、便器を洗浄する等)でのこの組み合わせ50の使用中、刺部80によりその位置に保持される。使用者がクリーニングパッド52を取り外したいときは、挿入可能部分56、70を、作動部分76とハンドル部分62との間で掛止突出部84を取り外して、ハンドル部分62から作動部分76を離すことにより分出位置に動かす(図14)。挿入可能部分56、70が分出位置に向かって動くにつれて、挿入可能部分56、70の外面60、74は、スリット54を画定しているクリーニングパッド52の表面に広がり、クリーニングパッド52の刺部80との係合を外すように動き、刺部は挿入可能部分56、70の外面60、74の間に配置される。分出位置において挿入可能部分56、70の外面60、74は、挿入可能部分56、70の第1の端部57、71でその頂点にくさび状形状で配置される。外面20、74のこのくさび状形状によって、クリーニングパッド52が、挿入可能部分56、70を摺動させることができる。このように、汚れたクリーニングパッド52は、使用者に触れることなく、ハンドルアセンブリ51から外すことができる。
【0025】
本発明を2つの実施形態を参照して説明してきた。本発明の範囲から逸脱することなく上述の実施形態において様々な変更を行えることは当業者には明白であろう。例えば、ハンドルアセンブリ11を参照して上述したような形状の刺部40を備えた挿入可能部分16、30は、ハンドルアセンブリ51にある挿入可能部分56、70に変えることができる。このように変えたものは、クリーニングパッド12または52にスロット14または54に挿入したときに、挿入可能部分16、30が近接位置に残る上述したようなハンドルアセンブリ51に勝る利点を与える。このように、本発明の範囲は、本明細書に記載した方法および構造および方法に限定されるものではなく、請求項の文言により記載された構造および方法そしてその等価物によってのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】再利用可能なハンドルアセンブリと、ハンドルアセンブリからは分離して図示されている使い捨てパッドとを含み、ハンドルアセンブリの挿入可能部分が近接位置にある本発明によるクリーニング装置の第1の実施形態の斜視図である。
【図2】図1のハンドルアセンブリの拡大正面図である。
【図3】図1のハンドルアセンブリの拡大平面図である。
【図4】図1のハンドルアセンブリの拡大下部正面図である。
【図5】ハンドルアセンブリの挿入可能部分が分出位置にある図1のハンドルアセンブリの斜視図である。
【図6】図1の使い捨てパッドの拡大背面図である。
【図7】ハンドルアセンブリの挿入可能部分が近接位置にあり、使い捨てパッドがハンドルアセンブリに装着されている図1のクリーニング装置の斜視図である。
【図8】ハンドルアセンブリの挿入可能部分が近接位置にあり、使い捨てパッドがハンドルアセンブリに装着されている、詳細を示すために使い捨てパッドの一部を取り去った図1のクリーニング装置の拡大側面図である。
【図9】ハンドルアセンブリの挿入可能部分が分出位置にあり、使い捨てパッドがハンドルアセンブリから分離されている、詳細を示すために使い捨てパッドの一部を取り去った図1のクリーニング装置の拡大側面図である。
【図10】再利用可能なハンドルアセンブリと、ハンドルアセンブリからは分離して図示されている使い捨てパッドとを含み、ハンドルアセンブリの挿入可能部分が分出位置にある本発明によるクリーニング装置の第2の実施形態の斜視図である。
【図11】ハンドルアセンブリの挿入可能部分が近接位置にあり、使い捨てパッドがハンドルアセンブリに装着されている図10のクリーニング装置の縮小した斜視図である。
【図12】ハンドルアセンブリの挿入可能部分が分出位置にあり、使い捨てパッドがハンドルアセンブリに装着されている図1のクリーニング装置の拡大部分長手方向垂直断面図である。
【図13】ハンドルアセンブリの挿入可能部分が近接位置にあり、使い捨てパッドがハンドルアセンブリに装着されている図1のクリーニング装置の拡大部分長手方向垂直断面図である。
【図14】ハンドルアセンブリの挿入可能部分が分出位置にあり、使い捨てパッドがハンドルアセンブリから取り外された図1のクリーニング装置の拡大部分長手方向垂直断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
側面に開口するスリットを有するクリーニングパッドと共に用いるハンドルアセンブリであって、該ハンドルアセンブリは、
互いに反対側の第1および第2の端部並びに該第1および第2の端部の間に延在する互いに反対側の内面および外面を有する第1の挿入可能部分と、互いに反対側の第1および第2の端部を有するハンドル部分とを備える第1の部材であって、該ハンドル部分の該第1の端部が該第1の挿入可能部分の該第2の端部に固定され、該ハンドル部分が、該ハンドル部分の該第2の端部に近接する手係合可能部分を有する、第1の部材と、
互いに反対側の第1および第2の端部並びに該第1および第2の端部の間に延在する互いに反対側の内面および外面を有する第2の挿入可能部分と、互いに反対側の第1および第2の端部を有する作動部分とを備える第2の部材であって、該作動部分の該第1の端部が該第2の挿入可能部分の該第2の端部に固定されている、第2の部材とを具備し、
前記第2の挿入可能部分の前記第1の端部は、前記第1の挿入可能部分の前記第1の端部に、それら挿入可能部分の前記内面を近接させて回動可能に取り付けられ、それにより、それら挿入可能部分は、該挿入可能部分の前記外面が該挿入可能部分の前記第1の端部から徐々に広がる分出位置と、該挿入可能部分の該外面が略平行であるか或いは該分出位置よりも平行に近くなる近接位置との間で、前記作動部分の操作により相対移動するようになっており、
前記挿入可能部分の少なくとも一方は、該一方の挿入可能部分の前記内面から突出する少なくとも1つの刺部を有し、前記挿入可能部分の他方は、該刺部に対して位置合せされた開口部を有し、該刺部は、前記近接位置にある該他方の挿入可能部分の前記外面の上方に突出して、クリーニングパッドのスリット内に該挿入可能部分が有るときに該刺部が該クリーニングパッドに係合するようになっており、該刺部は、前記分出位置にある双方の該挿入可能部分の該外面の間に実質的に配置されて、それら挿入可能部分が該クリーニングパッドに対して該スリット内で移動できるようになっている、
ハンドルアセンブリ。
【請求項2】
前記挿入可能部分の各々が、該挿入可能部分の前記内面から突出する少なくとも1つの刺部を有し、前記挿入可能部分の他方が、前記刺部に対して位置合せされた開口部を有し、それら刺部は、前記近接位置にあるそれら挿入可能部分の前記外面の上方に突出して、前記クリーニングパッドの前記スリット内に該挿入可能部分が有るときに該刺部が該クリーニングパッドに係合するようになっており、該刺部は、前記分出位置にある双方の該挿入可能部分の該外面の間に実質的に配置されて、それら挿入可能部分が該クリーニングパッドに対して該スリット内で移動できるようになっている、請求項1に記載のハンドルアセンブリ。
【請求項3】
前記挿入可能部分の一方が、該一方の挿入可能部分の前記内面から突出する2つの刺部を有し、前記挿入可能部分の他方が、該他方の挿入可能部分の前記内面から突出する1つの刺部を有し、前記挿入可能部分の各々が、該挿入可能部分の他方の刺部に対して位置合せされた1つ以上の開口部を有し、それら刺部は、前記近接位置にあるそれら挿入可能部分の前記外面の上方に突出して、前記クリーニングパッドの前記スリット内に該挿入可能部分が有るときに該刺部が該クリーニングパッドに係合するようになっており、該刺部は、前記分出位置にある双方の該挿入可能部分の該外面の間に実質的に配置されて、それら挿入可能部分が該クリーニングパッドに対して該スリット内で移動できるようになっている、請求項1に記載のハンドルアセンブリ。
【請求項4】
前記刺部は、前記挿入可能部分の前記第2の端部に向かって突出し、それにより、前記挿入可能部分が前記近接位置にあるときに、該挿入可能部分を前記クリーニングパッドの前記スリット内に移動させることができる、請求項3に記載のハンドルアセンブリ。
【請求項5】
前記分出位置において、前記双方の挿入可能部分の前記外面が、約15〜30度の範囲の角度に配置される、請求項1に記載のハンドルアセンブリ。
【請求項6】
前記作動部分は、前記ハンドル部分に沿って位置して前記挿入可能部分を前記近接位置に配置する閉鎖位置と、前記ハンドル部分から離れて位置して前記挿入可能部分を前記分出位置に配置する開放位置との間で、手動で動かすことができる略剛性部材であり、前記ハンドルアセンブリが、前記ハンドルと作動部分とを該閉鎖位置に解除可能に掛止する手段を具備する、請求項1に記載のハンドルアセンブリ。
【請求項7】
前記作動部分は、前記挿入可能部分を前記近接位置に配置する閉鎖位置と、前記作動部分の前記第1の端部が前記閉鎖位置よりも前記挿入可能部分に近接した状態で前記挿入可能部分を前記分出位置に配置する開放位置との間で、前記ハンドル部分に沿って摺動するように装着され、該作動部分は、前記ハンドル部材に沿って移動できる手係合可能ボタンを備えて、前記近接位置と前記開放位置との間で前記挿入可能部分を手動で動かすことができるようになっている、請求項1に記載のハンドルアセンブリ。
【請求項8】
側面に開口するスリットを有するクリーニングパッドと共に用いるハンドルアセンブリであって、該ハンドルアセンブリは、
互いに反対側の第1および第2の端部並びに該第1および第2の端部の間に延在する互いに反対側の内面および外面を有する第1の挿入可能部分と、互いに反対側の第1および第2の端部を有するハンドル部分とを備える第1の部材であって、該ハンドル部分の該第1の端部が該第1の挿入可能部分の該第2の端部に固定され、該ハンドル部分が、該ハンドル部分の該第2の端部に近接する手係合可能部分を有する、第1の部材と、
互いに反対側の第1および第2の端部並びに該第1および第2の端部の間に延在する互いに反対側の内面および外面を有する第2の挿入可能部分と、互いに反対側の第1および第2の端部を有する作動部分とを備える第2の部材であって、該作動部分の該第1の端部が該第2の挿入可能部分の該第2の端部に固定されている、第2の部材とを具備し、
前記第2の挿入可能部分の前記第1の端部は、前記第1の挿入可能部分の前記第1の端部に、それら挿入可能部分の前記内面を近接させて回動可能に取り付けられ、それにより、それら挿入可能部分は、該挿入可能部分の前記外面が該挿入可能部分の前記第1の端部から徐々に広がる分出位置と、該挿入可能部分の該外面が略平行であるか或いは該分出位置よりも平行に近くなる近接位置との間で、前記作動部分の操作により相対移動するようになっており、
前記挿入可能部分の各々は、該挿入可能部分の前記内面から突出する少なくとも1つの刺部を有し、前記挿入可能部分の他方は、該刺部に対して位置合せされた開口部を有し、それら刺部は、前記近接位置にあるそれら挿入可能部分の前記外面の上方に突出して、クリーニングパッドのスリット内に該挿入可能部分が有るときに該刺部が該クリーニングパッドに係合するようになっており、該刺部は、前記分出位置にある双方の該挿入可能部分の該外面の間に実質的に配置されて、それら挿入可能部分が該クリーニングパッドに対して該スリット内で移動できるようになっており、前記刺部は、前記挿入可能部分の前記第2の端部に向かって突出し、それにより、前記挿入可能部分が前記近接位置にあるときに、該挿入可能部分を前記クリーニングパッドの前記スリット内に移動させることができるようになっている、ハンドルアセンブリ。
【請求項9】
前記分出位置において、前記双方の挿入可能部分の前記外面が、少なくとも約15度の角度に配置される、請求項8に記載のハンドルアセンブリ。
【請求項10】
前記分出位置において、前記双方の挿入可能部分の前記外面が、約15〜30度の範囲の角度に配置される、請求項8に記載のハンドルアセンブリ。
【請求項11】
前記分出位置において、前記外面が、前記分出位置よりも少なくとも10度だけ平行に近くなっている、請求項8に記載のハンドルアセンブリ。
【請求項12】
前記分出位置において、前記外面が、前記分出位置よりも少なくとも15度だけ平行に近くなっている、請求項8に記載のハンドルアセンブリ。
【請求項13】
前記作動部分は、前記ハンドル部分に沿って位置して前記挿入可能部分を前記近接位置に配置する閉鎖位置と、前記ハンドル部分から離れて位置して前記挿入可能部分を前記分出位置に配置する開放位置との間で、手動で動かすことができる略剛性部材であり、前記ハンドルアセンブリが、前記ハンドルと作動部分とを該閉鎖位置に解除可能に掛止する手段を具備する、請求項8に記載のハンドルアセンブリ。
【請求項14】
前記作動部分は、前記挿入可能部分を前記近接位置に配置する閉鎖位置と、前記作動部分の前記第1の端部が前記閉鎖位置よりも前記挿入可能部分に近接した状態で前記挿入可能部分を前記分出位置に配置する開放位置との間で、前記ハンドル部分に沿って摺動するように装着され、該作動部分は、前記ハンドル部材に沿って移動できる手係合可能ボタンを備えて、前記近接位置と前記開放位置との間で前記挿入可能部分を手動で動かすことができるようになっている、請求項8に記載のハンドルアセンブリ。
【請求項15】
前記第1および第2の部材が一体に成形される、請求項8に記載のハンドルアセンブリ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公表番号】特表2007−505686(P2007−505686A)
【公表日】平成19年3月15日(2007.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−526890(P2006−526890)
【出願日】平成16年8月4日(2004.8.4)
【国際出願番号】PCT/US2004/025101
【国際公開番号】WO2005/034705
【国際公開日】平成17年4月21日(2005.4.21)
【出願人】(599056437)スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー (1,802)
【Fターム(参考)】