説明

保険見積システム及び保険見積方法

【課題】保険契約の見積りを簡易に取得できる手段をユーザに提供することを目的とする。
【解決手段】保険見積サーバ1は、保険の契約内容を撮影した画像データを携帯電話機Mから受信する受信部11と、文字認識処理を実行することで画像データを契約内容を示すテキストデータに変換する変換部12と、変換されたテキストデータに基づいて保険契約の見積りを示す見積データを生成する見積生成部13と、生成された見積データを携帯電話機Mに送信する送信部16と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、現在の保険契約に基づいて新たな保険の見積りを提供する保険見積システム及び保険見積方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、現在の保険契約に基づいて新たな保険の見積りを提供する保険見積システム知られている。例えば、下記特許文献1には、ユーザ端末で入力された契約申込データ(保険契約内容)と自動車運転シミュレーションの評価結果とに基づいて保険料を算出し、算出された保険料をユーザ端末に送信する自動車損害保険販売支援システムが記載されている。
【特許文献1】特開2002−203108号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記特許文献1のようなシステムでは、ユーザ端末の所有者、すなわち見積りを得ようとするユーザは現在の保険契約内容をキーボードなどにより入力する必要がある。一般に、保険契約の項目は多いため入力に手間が掛かり、ユーザにストレスを与える結果となる。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ユーザが保険契約の見積りを簡易に取得することが可能な保険見積システム及び保険見積方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の保険見積システムは、保険の契約内容を撮影した画像データを通信端末から受信する受信手段と、文字認識処理を実行することで、受信手段により受信された画像データを契約内容を示すテキストデータに変換する変換手段と、変換手段により変換されたテキストデータに基づいて保険契約の見積りを示す見積データを生成する見積生成手段と、見積生成手段により生成された見積データを通信端末に送信する送信手段と、を備える。
【0006】
また、本発明の保険見積方法は、保険の契約内容を撮影した画像データを通信端末から受信する受信ステップと、文字認識処理を実行することで、受信ステップにおいて受信された画像データを契約内容を示すテキストデータに変換する変換ステップと、変換ステップにおいて変換されたテキストデータに基づいて保険契約の見積りを示す見積データを生成する見積生成ステップと、見積生成ステップにおいて生成された見積データを通信端末に送信する送信ステップと、を含む。
【0007】
このような保険見積システム及び保険見積方法によれば、保険の契約内容が撮影された画像データに対して文字認識処理を実行することでテキストデータが生成され、そのテキストデータに基づいて生成された見積データが通信端末に送信される。そのため、通信端末の所有者(見積りを得ようとするユーザ)は、保険の契約内容を撮影して送信するだけで保険契約の見積りを簡易に取得できる。
【0008】
本発明の保険見積システムでは、見積生成手段により生成された見積データを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された見積データを通信端末に表示するためのウェブサイトを生成するウェブサイト生成手段と、を更に備えることが好ましい。
【0009】
この場合、見積データが記憶されると共に、そのデータを通信端末に表示するためのウェブサイトが生成されるので、通信端末はそのウェブサイトを介して見積データにアクセスできる。これにより、ユーザは、通信端末に保存した見積データを探さなくても、ウェブサイトにアクセスして同様の見積データを取得できる。
【0010】
本発明の保険見積システムでは、見積生成手段が、変換手段により変換されたテキストデータに基づいて見積データを生成できない場合に、保険の契約内容の再撮影及び再送信を促すメッセージを生成し、送信手段が、見積生成手段により生成されたメッセージを通信端末に送信することが好ましい。
【0011】
この場合、見積データの生成に失敗すると契約内容の再撮影及び再送信を促すメッセージが通信端末に送信されるので、通信端末のユーザに撮影のやり直しが必要であることを通知できる。
【発明の効果】
【0012】
このような保険見積システム及び保険見積方法によれば、保険の契約内容が撮影された画像データに基づいて見積データが生成されるので、ユーザは保険契約の見積りを簡易に取得できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態では本発明に係る保険見積システムを保険見積サーバに適用する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0014】
まず、図1〜4を用いて、実施形態に係る保険見積サーバの構成を説明する。図1は保険見積サーバの全体構成を示す図である。図2は保険見積サーバのハードウェア構成を示す図である。図3(a)は画像データの例であり、図3(b)はその画像データに基づいて生成されるテキストデータである。図4は見積生成部が記憶する処理ルールの例である。なお、図1では説明の簡単のために携帯電話機を1台のみ示しているが、携帯電話機の台数は複数でもよい。
【0015】
保険見積サーバ1は、現在の保険契約に基づいて新たな保険の見積りを提供するコンピュータシステムである。保険見積サーバ1は図示しないネットワークを介して携帯電話機Mと通信可能である。
【0016】
ここで、携帯電話機Mは、保険の見積りを取得しようとしているユーザが所持する通信端末である。携帯電話機Mはカメラを備えており、撮影した画像データを保険見積サーバ1に送信する機能を有している。本実施形態において、携帯電話機Mは、保険の契約内容を撮影した画像データを送信する。
【0017】
保険見積サーバ1は、機能的構成要素として受信部(受信手段)11、変換部(変換手段)12、見積生成部(見積生成手段)13、顧客サイト生成部(ウェブサイト生成手段)14、契約データベース(記憶手段)15及び送信部(送信手段)16を備えている。
【0018】
保険見積サーバ1は、図2に示すように、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどを実行するCPU101と、ROM及びRAMで構成される主記憶部102と、ハードディスクなどで構成される補助記憶部103と、ネットワークカードなどの通信制御部104と、キーボードやマウスなどの入力部105と、モニタやプリンタなどの出力部106とで構成される。図1に示される各機能は、図2に示すCPU101や主記憶部102の上に所定のソフトウェアを読み込ませ、CPU101の制御の下で通信制御部104を動作させるとともに、主記憶部102や補助記憶部103におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
【0019】
受信部11は、保険の契約内容を撮影した画像データ(例えば、契約内容確認書などの書面を撮影した画像データ)を通信端末から受信する手段である。受信部11は画像データを変換部12に出力する。撮影される情報としては、契約申込者に関する情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど)、被保険者に関する情報(氏名、生年月日、免許証取得日など)、被保険自動車に関する情報(車名、型式、車台番号、登録番号、走行距離など)、現在の契約内容(保険料、保険種類、担保種目、適用等級、運転者条件など)などが挙げられる。もっとも、撮影される情報の種類や詳細はこれに限定されるものではない。
【0020】
場合によっては、一つの契約書面が一部分ずつ撮影され、複数の画像データとして送られてくる場合がある。この場合、受信部11は携帯電話機Mの識別情報(例えば端末IDなど)に基づいて複数の画像データを関連付けてからそれらのデータを変換部12に出力する。
【0021】
変換部12は、文字認識処理を実行することで、受信部11から入力された画像データを契約内容を示すテキストデータに変換する手段である。変換部12は、従来からある文字認識プログラムを用いて画像データをテキストデータに変換し、この変換により生成されたテキストデータを見積生成部13に出力する。
【0022】
例えば、図3(a)に示すような、契約内容確認書の左上の部分が写っている画像データPが入力された場合、変換部12は文字認識プログラムを用いて、図3(b)に示すテキストデータTを生成する。テキストデータは、項目名と値とが関連付けられた一以上のデータから構成される。図3(b)に示すテキストデータTは、氏名、郵便番号、住所、電話番号及びメールアドレスという5項目のデータの集合である。撮影された契約内容確認書にはメールアドレスが記載されていないので、変換されたテキストデータのメールアドレスには値が設定されていない。
【0023】
見積生成部13は、変換部12により変換されたテキストデータに基づいて保険契約の見積りを示す見積データを生成する手段である。見積データは、新しい保険契約内容を示すデータであり、契約申込者、被保険者、被保険自動車、提案する契約内容及び見積額に関する情報などを含む。
【0024】
見積生成部13は、見積データを生成するために図4に示すような処理ルールを予め記憶している。処理ルールは、変換部12から入力されたテキストデータに対するマッチングや整合性検査などの処理方法を規定したデータであり、テーブル分類、区分、データ項目及び処理ルールを含んで構成されている。テーブル分類とは、項目をグループ分けしてまとめた概念である。区分とはデータ検査の時期を示す概念であり、「A」は見積データ生成時に確認すべき項目、「B」は正式な見積りが完了する時までに確認すべき項目、「C」は契約締結完了時までに確認すべき項目である。処理ルールは具体的な処理方法を示すデータである。なお、処理ルールの詳細は図4に示すものに限定されず、任意に決定できる。
【0025】
見積生成部13は入力されたテキストデータのうち区分が「A」である項目のデータが存在するか否かを検査する。このとき、区分「A」のデータで欠落しているものがあれば、見積生成部13はエラー処理(後述)を実行する。
【0026】
これに対して、区分「A」のデータがすべて存在していれば、見積生成部13は処理ルールに従って各項目のデータを編集する。例えば、見積生成部13は「申込者」として入力されたデータを項目「契約者名」のデータとして処理したり、住所と、郵便番号及び予め記憶している住所マスタとのマッチング処理を行ってデータの整合性を検査したりする。また、見積生成部13は対人賠償保険については入力されたデータに関係なく「無制限」に設定したり、運転者年齢条件「35歳未満」のデータを「30歳未満」に置き換えたりもする。処理ルールに基づく処理においてデータ不整合などを検知した場合、見積生成部13はエラー処理(後述)を実行する。
【0027】
これに対して、処理ルールに基づく処理が正常に終了した場合、見積生成部13は予め記憶している見積算出プログラムを実行することで、編集後のデータに基づく保険料の見積額を算出する。続いて、見積生成部13は算出された見積額及び編集後のデータを顧客サイト生成部14に出力する。
【0028】
見積生成部13のエラー処理について説明する。データの欠落や不整合などのために見積データを生成できない場合に、見積生成部13はテーブル分類単位あるいはデータ項目毎にエラーメッセージを生成して送信部16に出力する。例えば、見積生成部13は、住所に不整合が生じている場合には「契約者名、住所の欄を再度撮影の上、送信してください。」というエラーメッセージを生成し、ノンフリート等級が欠落している場合には「現在のノンフリート等級を再度撮影の上、送信してください。」というエラーメッセージを生成する。このようなエラーメッセージは、保険の契約内容の再撮影及び再送信をユーザに促すための情報である。
【0029】
見積データを生成できない場合のエラー処理は上記の手法に限定されない。例えば、見積生成部13は画像の再送信ではなくコールセンターへの電話を促すためのメッセージを生成してもよい。また、1回目のエラー処理では画像の再送信を促すエラーメッセージを送信し、再送信された画像に基づく見積データ生成でもエラーが発生した場合にはコールセンターへの電話を促すためのメッセージを生成するように見積生成部13を構成してもよい。
【0030】
顧客サイト生成部14は、見積生成部13により生成された見積データ(後述する契約データベース15に記憶された見積データ)を携帯電話機Mに表示するためのウェブサイト(顧客サイト)を生成する手段である。見積生成部13から見積データが入力されると、顧客サイト生成部14は、ウェブサイトを表示するためのHTMLデータと、携帯電話機Mがそのサイトにアクセスするためのアカウント情報(ユーザアカウント及びパスワード)とを生成する。続いて、顧客サイト生成部14は、入力された見積データと生成したHTMLデータ及びアカウント情報とを関連付けて契約データベース15及び送信部16に出力する。
【0031】
契約データベース15は、見積生成部13から入力された見積データ、HTMLデータ及びアカウント情報を記憶する手段である。
【0032】
送信部16は、見積生成部13により生成された見積データと、顧客サイト生成部14により生成されたアカウント情報とを携帯電話機Mに送信する手段である。これにより、携帯電話機Mのユーザは、新しい保険契約内容及び保険料の見積額を知ると共に、自分専用のウェブサイトにアクセスして個人情報や契約情報などを確認及び修正したり契約手続を行ったりすることが可能になる。なお、送信部16は、生成した見積データをすべて送信してもよいし、見積データの一部分のみ(例えば特に重要な項目のみ)を送信してもよい。また、送信部16は、見積生成部13からエラーメッセージが入力された場合に、そのメッセージを携帯電話機Mに送信する。
【0033】
次に、図5及び6を用いて、図1に示す保険見積サーバ1の処理を説明するとともに本実施形態に係る保険見積方法について説明する。図5は携帯電話機Mと保険見積サーバ1との連携を示すシーケンス図である。図6は図5に示す見積処理の詳細を示すフローチャートである。
【0034】
まず、ユーザが携帯電話機Mにより保険の契約書面を撮影し(ステップS11)、保険見積サーバ1に送信する(ステップS12)。保険見積サーバ1は、見積処理でエラー(データの欠落や不整合など)を検知すると(ステップS13)、エラーメッセージを携帯電話機Mに送信する(ステップS14)。エラーメッセージを確認したユーザは携帯電話機Mで契約書面を再撮影し(ステップS15)、改めて画像データを送信する(ステップS16)。
【0035】
保険見積サーバ1は見積処理でテキストデータが正常である(エラーがない)と判定すると(ステップS17)、そのテキストデータに基づいて生成した見積データとアカウント情報とを携帯電話機Mに送信する(ステップS18)。ユーザは携帯電話機Mが受信した見積データを画面上に表示して確認し(ステップS19)、必要であれば顧客サイトを介して契約データベース15にアクセスしてデータの確認や修正、あるいは契約手続を行う(ステップS20)
【0036】
保険見積サーバ1での見積処理の詳細は次の通りである。まず、受信部11が画像データを受信し(ステップS101、受信ステップ)、変換部12が文字認識処理によりその画像データをテキストデータに変換する(ステップS102、変換ステップ)。
【0037】
続いて、見積生成部13がテキストデータと処理ルールとに基づいて見積データを生成する。このとき、テキストデータに欠落や不整合があれば(ステップS103;YES)、見積生成部13はエラーメッセージを送信し(ステップS104)、送信部16がそのメッセージを携帯電話機Mに送信する(ステップS105)。
【0038】
これに対して、テキストデータに欠落や不整合がなければ(ステップS103;NO)、見積生成部13は処理ルールに基づいてテキストデータのマッチングや変換を行うと共に保険料の見積額を算出することで見積データを生成する(ステップS106、生成ステップ)。続いて、顧客サイト生成部14が顧客サイト用のHTMLデータ及びアカウント情報を生成する(ステップS107)。また、顧客サイト生成部14は見積データ、HTMLデータ及びアカウント情報を関連付けて契約データベース15に記憶する。最後に、送信部16が生成された見積データ及びアカウント情報を携帯電話機Mに送信する(ステップS108、送信ステップ)。
【0039】
以上説明したように、本実施形態によれば、保険の契約内容が撮影された画像データに対して文字認識処理を実行することでテキストデータが生成され、そのテキストデータに基づいて生成された見積データが携帯電話機Mに送信される。そのため、携帯電話機Mのユーザは、保険の契約内容を撮影して送信するだけで保険契約の見積りを簡易に取得できる。
【0040】
また本実施形態によれば、見積データが記憶されると共に、そのデータを携帯電話機Mに表示するための顧客サイトが生成されるので、通信端末はその顧客サイトを介して見積データにアクセスできる。これにより、ユーザは、携帯電話機Mに保存した見積データを探さなくても、ウェブサイトにアクセスして見積データの確認や修正、あるいは契約手続を行うことができる。
【0041】
また本実施形態によれば、見積データの生成に失敗すると契約内容の再撮影及び再送信を促すエラーメッセージが携帯電話機Mに送信されるので、携帯電話機Mのユーザに撮影のやり直しが必要であることを通知できる。
【0042】
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で以下のような様々な変形が可能である。
【0043】
上記実施形態では保険見積サーバ1が顧客サイト生成機能を備えていたが、保険見積サーバはその機能を実装しなくてもよい。この場合、送信部は見積データのみを通信端末に送信する。また、保険見積サーバにエラーメッセージ送信機能を実装するか否かも任意である。
【0044】
上記実施形態では通信端末として携帯電話機Mを示したが、パーソナルコンピュータなどの他の種類の通信端末を用いてもよい。また、通信端末自身が撮影機能を有する必要はなく、例えば、記録メディアなどから取り込んだ画像データを送信する通信端末を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】実施形態に係る保険見積サーバの全体構成を示す図である。
【図2】図1に示す保険見積サーバのハードウェア構成を示す図である。
【図3】(a)は画像データの例であり、(b)はその画像データに基づいて生成されるテキストデータである。
【図4】図1に示す見積生成部が記憶する処理ルールの例である。
【図5】携帯電話機と保険見積サーバとの連携を示すシーケンス図である。
【図6】図5に示す見積処理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0046】
1…保険見積サーバ(保険見積システム)、11…受信部(受信手段)、12…変換部(変換手段)、13…見積生成部(見積生成手段)、14…顧客サイト生成部(ウェブサイト生成手段)、15…契約データベース(記憶手段)、16…送信部(送信手段)、M…携帯電話機(通信端末)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
保険の契約内容を撮影した画像データを通信端末から受信する受信手段と、
文字認識処理を実行することで、前記受信手段により受信された画像データを前記契約内容を示すテキストデータに変換する変換手段と、
前記変換手段により変換されたテキストデータに基づいて保険契約の見積りを示す見積データを生成する見積生成手段と、
前記見積生成手段により生成された見積データを前記通信端末に送信する送信手段と、
を備える保険見積システム。
【請求項2】
前記見積生成手段により生成された見積データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された見積データを前記通信端末に表示するためのウェブサイトを生成するウェブサイト生成手段と、
を更に備える請求項1に記載の保険見積システム。
【請求項3】
前記見積生成手段が、前記変換手段により変換されたテキストデータに基づいて前記見積データを生成できない場合に、保険の契約内容の再撮影及び再送信を促すメッセージを生成し、
前記送信手段が、前記見積生成手段により生成されたメッセージを前記通信端末に送信する、
請求項1又は2に記載の保険見積システム。
【請求項4】
保険の契約内容を撮影した画像データを通信端末から受信する受信ステップと、
文字認識処理を実行することで、前記受信ステップにおいて受信された画像データを前記契約内容を示すテキストデータに変換する変換ステップと、
前記変換ステップにおいて変換されたテキストデータに基づいて保険契約の見積りを示す見積データを生成する見積生成ステップと、
前記見積生成ステップにおいて生成された見積データを前記通信端末に送信する送信ステップと、
を含む保険見積方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−238151(P2009−238151A)
【公開日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−86589(P2008−86589)
【出願日】平成20年3月28日(2008.3.28)
【出願人】(398075378)チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー (4)