説明

個人運動時用涼感装置

【課題】携帯を可能にすることで、運動を継続しながら体温冷却、又は涼感を得ることを可能とする。
【解決手段】サイクリング等の運動時、風に曝されていながら、その運動を中断することで体温冷却、又は涼感を得ていた状態において、稼動、停止の操作を簡素化し、かつ携帯することが可能な形体で、運動を継続しながら体温冷却、又は涼感を得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はサイクリング等の個人の運動時、その運動を継続しながら熱中症対策が容易に行える噴霧器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
熱中症対策の一つとして水による体温冷却がある。扇風機などから霧状の水が噴射され体に浴びて体温冷却、又は涼感を得る装置などである。その装置は多数の人々に効果を与えるため高電力を必要とし、大型化したため据付型ある。歩行時はそれでも充分であった。
【0003】
しかし、ジョギング、ウォーキング、サイクリング等の移動をする時には、電源の確保には発電機が必要となり、故に移動しながら効果を得ることができない欠点があった。
【0004】
この改善策として、軽量化、コンパクト化の方法がある。電源は乾電池で確保し、その電源でポンプを稼動し、水タンクより水を吸い上げ、噴霧ノズル付排水口より霧状の水が排水される。水タンクもペットボトルで対応する。使用者が移動するので、風を得られ、その風が扇風機の役割を果たすため扇風機自体が必要なくなり、軽量化、コンパクト化が成される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
解決しようとする問題点は、サイクリング等の個人での運動時において、その運動を継続しながら体温冷却ができなかった点である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、個人の運動時に起きる風を利用することにより、本発明自体の持ち運びや操作が容易なため、個人の運動を継続しながら体温冷却することを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、スイッチ操作のみで稼動、停止ができるため、サイクリング等の個人の運動を中断することなく涼感を得れるという利点がある。
【発明を実施するための形態】
【0008】
サイクリング等の個人の運動を継続しながら涼感を得るという目的を、サイクリング等の個人の運動時に起きる風を利用することにより扇風機の必要が無くなり、最小部品点数での軽量化、コンパクト化が実現した。
【実施例】
【0009】
自転車走行時での使用の場合、乾電池、モーター、乾電池を内蔵した本体、水タンク、噴霧ノズル付噴射口をチューブでつなぎ、水の通り道を作る。スイッチがある本体を操作しやすいハンドルに、水タンクは自転車運転に邪魔にならないところに、噴霧ノズル付噴射口は自転車走行時、前面から風が来るのでハンドルの前方にそれぞれを装着する。自転車走行時に稼動すると前面からの風により霧状の水が自転車運転者に浴びせられ、その風により涼感が得られる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペットボトルを使用することで補給、交換が容易になった水タンクと、乾電池、モーター、ポンプのみでコンパクト化した本体と、噴霧ノズルを付けた噴射口をそれぞれをチューブで接続することで携帯できるようになったのでサイクリング等の個人の運動時において、その運動を継続しながら起きる風と霧状の水を浴びることで涼感を得ることを特徴とする噴霧器。

【公開番号】特開2013−103005(P2013−103005A)
【公開日】平成25年5月30日(2013.5.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−249687(P2011−249687)
【出願日】平成23年11月15日(2011.11.15)
【出願人】(711012545)