説明

個体輸送設備

【課題】ほぼ水平に広がる地形に建設可能な、個体を輸送するための設備を提供する。
【解決手段】本設備は、地上上方に配置され支柱によって担持された軌道に沿って移送装置により個体を輸送する。本設備はさらに、基地ステーションと、基地ステーションから頂部ステーションへ移送装置を輸送するための装置と、頂部ステーションから主に下方に走る移送装置のための走行レールとを有する。走行レールは頂部ステーションから基地ステーションまでカーブおよびループに沿って延びる。乗客の搭乗場所が配置されている基地ステーションの領域には、移送装置のための上方輸送装置を伴って構成された輸送塔が設けられている。頂部ステーションの領域には移行場所が配置されている。乗客により占められた移送装置は、この以降場所において上方輸送装置から走行レールに移され、乗客は走行レールに沿って基地ステーションまで下降する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、2007年3月22日出願のオーストリア国特許出願第A457/2007号の優先権を米国特許法第119条のもとで主張する。先の出願は参照により全体としてここに採り入れられる。
【0002】
本発明は、地上上方に配置され支柱によって担持された軌道に沿って移送装置により個体を輸送するための設備に関する。この設備はさらに、基地ステーション、基地ステーションから頂部ステーションへ移送装置を輸送するための装置、および頂部ステーションから始まりほぼ下方へと走る移送装置用の走行レールを有する。走行レールは頂部ステーションから基地ステーションまでカーブおよびループに沿って延びる。
【背景技術】
【0003】
娯楽用乗り物を構成するこのような設備は特許文献1から知られている。この既知の娯楽用の乗り物は傾斜した地形に設けられる。この乗り物においては一方には山側ステーション、他方には谷側ステーションが設けられ、2つのステーション間には、支柱によって担持された走行レールが配置され、この走行レールに沿って、個体により占められた移送装置が山側ステーションから谷側ステーションまで下降する。
【0004】
【特許文献1】欧州特許第1230962号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、この従来技術の一般的な形式の装置の上述した不利益を克服して、非傾斜の地形、すなわちほぼ水平に広がる地形に建設することができる、個体を輸送するための設備を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述および他の目的に鑑みて、本発明により乗客を輸送する設備が提供される。本設備は、複数の支柱と、地上上方に配設され支柱によって支持された走行レールと、走行レールによって案内される移送装置と、乗客の搭乗場所および乗客の降車場所を有する基地ステーションと、移行場所を画定する頂部ステーションと、移送装置を基地ステーションから頂部ステーションへ輸送するための輸送塔とを含む。走行レールは頂部ステーションから主に下方に走っており、走行レールは頂部ステーションから基地ステーションまでカーブおよびループに沿って延びる。輸送塔は乗客により占められた移送装置を輸送するための上方輸送装置を有する。頂部ステーションの移行場所において、乗客により占められた移送装置は上方輸送装置から走行レールに移され、走行レールに沿って乗客は基地ステーションの降車場所まで下降する。
【0007】
本発明によると、乗客の搭乗場所が配置された基地ステーションの領域に、乗客により占められた移送装置のための上方輸送装置を伴って構成されている輸送塔等が設けられることによって、前述の目的が達成される。頂部ステーションの領域には移行場所が配置され、そこにおいて乗客により占められた移送装置は輸送塔等から走行レールに移され、それに沿って乗客は基地ステーションまで下降し、そして乗客の降車場所が基地ステーションに配置されている。
【0008】
上方輸送装置は、少なくとも1基のつり上げキャリッジを伴って構成されているのが好ましい。乗客により占められた移送装置は、このつり上げキャリッジによって基地ステーションから頂部ステーションおよび移行場所まで移動することが可能である。少なくとも1基のつり上げキャリッジは移送装置のための保持アームを伴って構成されてもよく、保持アームは少なくともほぼ水平な面で旋回させられるとともに、つり上げ移動に対し少なくともほぼ垂直な平面で移送装置を旋回させることが可能である。
【0009】
好ましい実施形態によれば、上方輸送装置は、対向する方向において高さを同時に調整することができる2基のつり上げキャリッジを伴って構成される。2基のつり上げキャリッジは、つり上げ塔等に取り付けられた転向ローラによって案内される輸送ケーブルによって対向する方向に移動できるように、互いに結合されてもよい。
【0010】
少なくとも1基のつり上げキャリッジに配置されている保持アームは、ガイドレールの使用によって、またはモータまたは作動シリンダによって旋回可能であると好ましい。具体的には、2基のつり上げキャリッジには、つり上げ塔等の対向する2つの側に配置されている2つのガイドレールを割り当てることができる。
【0011】
さらに、頂部ステーションから出て行く走行レールおよび基地ステーションへと通じる走行レールは、つり上げ移動の方向について鋭角または鈍角を囲んでいることが好ましい。
【0012】
さらに好ましい実施形態によれば、移送装置に配置されたセンサが割り当てられている数群の制御突起等が走行レールに沿って設けられており、また車両には送受信装置が設けられている。この送受信装置は、設備内に配置された移送装置の移動を制御できる基地ステーションに配置された中央制御装置と、好ましくは無線通信によって接続されている。
【0013】
本発明に関して特徴的と考えられる他の特徴は、添付請求項に記載されている。
【0014】
本発明はここで、個体を輸送するための設備において実施されるように例示説明されているが、本発明の精神を逸脱することなく請求項の等価物の適用範囲内で種々の修正および構造上の変更を行うことが可能であり、示された詳細に限定するように意図されてはいない。
【0015】
しかし、本発明の構成および動作の方法は、その付加的な目的および利益とともに、添付図面と関連づけて特定の実施形態の以下の説明を読んだ時に最良に理解されるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
ここで図面の各図に、とりわけそのうちの図1をまず詳細に参照すると、走行レール1を含む設備が図示されており、個体を輸送する移送装置を形成する図示しない車両はこの走行レール1に沿って移動可能である。走行レール1は輸送塔2からスタートしており、この輸送塔2は乗客により占められた車両を基地ステーション10から頂部ステーション20へと上方に輸送する上方輸送装置を伴って構成されている。
【0017】
輸送塔2の頂部領域において、輸送塔は走行レール1のための支持ケーブル1aを締結している。走行レール1はさらに別の支柱3および3aによって担持され、カーブおよびループを経て頂部ステーション20から基地ステーション10まで延びており、この場合それはほぼ下方へ走っている。
【0018】
基地ステーション10において、それぞれの車両は多数の人が乗り込んだ後に、輸送塔2に沿って頂部ステーション20へ上方に輸送される。頂部ステーション20において車両は走行レール1に移され、走行レール1によって形成されたカーブおよびループのある形状の経路に沿って、基地ステーション10まで重力の作用を受けて下方に移動する。この娯楽用の乗り物は例えば公園に設置され、これにより車両に乗った乗客が移動する。
【0019】
移動経路は、複数の区間に分割されてセンサによって監視されており、その結果、先行する車両がその区間を出た直後にのみ車両が以降の区間へ移動できることが保証される。そうでない時には、車両に配置されたブレーキが作動して後続の車両を減速させるか、または停止させる。
【0020】
図2、2Aおよび2Bからわかるように、輸送塔2は、地中に配置された駆動滑車22によって案内される連続輸送ケーブル21および、輸送塔2の頂部に配置された転向滑車23を備えており、駆動滑車22は駆動モータ22aを備えている。つり上げキャリッジ41、42が輸送塔2の対向する2つの側でガイドレールに沿ってそれぞれ案内され、第1のつり上げキャリッジ41は輸送ケーブル21の第1のストランド21aと結合されており、第2のつり上げキャリッジ42は輸送ケーブル21の第2のストランド21bと結合されている。
【0021】
また図2Aからもわかるように、基地ステーション10の領域に配置されたつり上げキャリッジ41は、乗客により占められた第1の車両5を受けている。その一方、頂部ステーション20の領域は、つり上げキャリッジ42によって上方へ輸送された後、基地ステーション10へと通じる走行レール1へ移される第2の車両5を含む。その後、駆動滑車22が動かされ、それにより第1の車両5とともにつり上げキャリッジ41が、輸送ケーブル21のストランド21aによって上方へ移動させられ、そしてつり上げキャリッジ42は他方のケーブルストランド21bによって下方に移動させられる。2基のつり上げキャリッジ41および42には車両5のための旋回可能な保持アームが設けられている。車両5のための保持アーム間での衝突を回避するために、保持アームは、つり上げキャリッジ41および42の移動経路に沿って案内軌道内で導かれ、その結果それらは、離れて移動させられるので、2基のつり上げキャリッジ41および42が互いに通過するよう移動する。
【0022】
このことに関して、輸送塔2および輸送塔2に沿って移動可能であるつり上げキャリッジ41および42を例示している図3および3Aを参照する。図3、3Aからわかるように、保持アーム43および44がつり上げキャリッジ41および42に配置されており、保持アームはガイド47および48に沿って案内されるリンク45および46によって旋回可能である。つり上げ塔2の中途で、ガイド47および48は偏向手段を伴って構成されており、この結果、車両5のための保持アーム43および44は旋回して離れる。これにより、つり上げキャリッジ41および42が垂直方向で反対に移動する際に、これらの保持アーム43および44は、それらがまったく衝突の危険を伴わずに互いに通過して移動できるような程度に離間される。
【0023】
保持アーム43および44はまた、電気モータ、または油圧または空気圧作動シリンダによって旋回されてもよいことをここで指摘しなければならない。
【0024】
また、保持アーム43および44の各々には、それぞれ1群の輸送車輪43aおよび44aが設けられており、これらによって車両5は走行レール1で移動することができる。
【0025】
図4、4Aおよび4Bは、頂部ステーション20に位置する車両5がどのようにしてつり上げキャリッジ41、42から走行レール1に移されるかを説明するために使用される。図4、4Aおよび4Bからわかるように、車両5が配置される支持レール40は保持アーム44に設けられている。さらに、支持レール40にはガイドレール11が割り当てられる。ガイドレールは走行レール1に続いており、軸11aの周りで異なる垂直位置に旋回させることができる。さらに、支持レール40のための旋回可能な止め具12がガイドレール11の前端に連結されている。同様に、保持アーム43もまたガイドレール11と相互作用する支持レール40を伴い構成されている。ガイドレール11の高さを調整するために、ガイドレールにはスロットガイド13が割り当てられている。
【0026】
それぞれの支持レール40がつり上げキャリッジ41および42のいずれかの調整によってその頂端部位置に到達すると、ただちに止め具12と当接することになり、その結果、ガイドレール11の垂直位置は支持レール40と精確に合致する。その後、頂部ステーション20から基地ステーション10まで下降するために、頂部ステーション20に位置する車両5が輸送車輪43a、44aによって走行レール1の方向へ移動させられるとすぐに、それは、支持レール40の垂直位置がわずかに異なるにも関わらず、ガイドレール11上に、さらには走行レール1上に滑らかに移る。
【0027】
図5および5Aは、支柱3のうちの1つへの走行レール1の固定を例示しており、ここでは走行レール1は約180°のカーブによって支柱3のまわりを案内されている。このために支柱3はほぼ水平に突出する支持アーム31を複数伴って構成されている。これらの支持アームには、走行レール1のための支持ケーブル1aが固定されるとともに走行レール1がタイロッド32によって締結されている。ここで支持アーム31は、支柱3に締結された別のタイロッド33によって補強されている。またこの例図から、支持ケーブル1aが連結要素1bにより走行レール1を担持していることもわかる。また図5Aからわかるように、タイロッド32は油圧ダンピング手段34を伴って構成されており、これにより輸送装置が関連区間を通過する際に走行レール1の長さ補償を付与する。これが可能であるのは、走行レール1が支柱3に対して動くことができるように、支柱3に締結されているからである。
【0028】
また図6および6Aからもわかるように、ガントリ形の構造である支柱3aは、水平の軸30の周りでそれらが旋回できるように基部端に取り付けられている。これにより、支柱3aは走行レール1の長手方向に動くことができ、これも同様にガイドレール1の補償的動きを可能にする。
【0029】
図7からわかるように、走行レール1はほぼ円筒形の管状構成要素13によって形成されており、管状構成要素は上方突出ストリップ14および下方突出ストリップ15を含む。支持ケーブル1aにガイドレール1を締結する保持要素1bは、上方ストリップ14に締結される。
【0030】
さらに、管状構成要素13の端部は開口16を含み、これを介して2つの隣接する管状構成要素13をねじ込むことができる。
【0031】
また図8からもわかるように、走行レール1の上部ストリップ14は数群の制御突起17を伴って構成されている。これらは走行レール1の個々の区画に配置されており、車両5上に位置する数群のセンサ51が割り当てられている。車両5にはまた、送受信装置55、および電力供給装置が設けられており、それらは基地ステーション10に配置された中央コンピュータ56と無線通信によって接続される。
【0032】
制御突起17を使用することにより、車両5に配置されたセンサ51は、ガイドレール1に沿った車両5のそれぞれの位置を示し車両5に配置された送信装置55を介して中央コンピュータ56に送信される信号を受信する。中央コンピュータ56は、車両5に配置された受信装置55に対し、各々の場合に、それらの車両に配置されたブレーキを作動させて車両5の移動を制御できる制御信号を送信する。その結果、個々の車両5の下降は、減速されるか、または必要であれば停止される。このように中央コンピュータ56は、設備内に配置された全ての車両5について、それらが基地ステーション10においてつり上げキャリッジ41、42へ移される時点と、頂部ステーション20において支持レール40から走行レール1上に移される時点と、さらにそれらが走行レール1の個々の区画に沿って下降する速度とに関して制御し、場合によってそれらは減速または停止され得る。
【0033】
そのシステムは、いかなる電源も必要としない数群の制御突起17を走行レール1に沿って設けるだけでよく、センサ51および送受信装置55は必要な電源とともに車両5に配置されるという点で特に有利である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明による娯楽用乗り物の不等角投影図である。
【図2】娯楽用乗り物の構成要素を形成する輸送塔の例図である。
【図2A】娯楽用乗り物の構成要素を形成する輸送塔の異なる視野および異なる動作位置における例図である。
【図2B】娯楽用乗り物の構成要素を形成する輸送塔の異なる視野および異なる動作位置における例図である。
【図3】図2Aの矢線III−IIIの方向での図を図2Aに対して拡大して示す。
【図3A】図2Bの矢線IIIA−IIIAの方向での図を図2Bに対して拡大して示す。
【図4】輸送塔の頂端部の構成を示す例図である。
【図4A】図4の部分Aを図4に対して拡大して詳細に示す。
【図4B】図4の部分Aの異なる位置を図4に対して拡大して詳細に示す。
【図5】図1による設備に配置された走行レール支柱の頂端部の斜視図である。
【図5A】図1による設備に配置された走行レール支柱の頂端部の斜視図である。
【図6】図1による設備に配置された走行レール支柱の別の実施形態の図を示す。
【図6A】図1による設備に配置された走行レール支柱の別の実施形態の異なる図を示す。
【図7】図1による設備に設けられた走行レールの斜視図である。
【図8】走行レールを長手方向で見たときの細部を示す。
【符号の説明】
【0035】
1 走行レール
2 輸送塔
3、3a 支柱
5 車両
10 基地ステーション
17 制御突起
20 頂部ステーション
21 輸送ケーブル
22 駆動滑車
22a 駆動モータ
23 転向滑車
40 支持レール
41、42 つり上げキャリッジ
43、44 保持アーム
51 センサ
55 送受信装置
56 中央コンピュータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の支柱と、
地上上方に配設され前記支柱によって支持された走行レールと、
前記走行レールによって案内される移送装置と、
乗客の搭乗場所と乗客の降車場所とを有する基地ステーションと、
移行場所を画定する頂部ステーションと、
前記移送装置を前記基地ステーションから前記頂部ステーションへ輸送するための輸送塔と、を備える乗客を輸送するための設備であって、
前記走行レールが、前記頂部ステーションから下向きに前記基地ステーションまでカーブおよびループに沿って延びており、
前記輸送塔が、乗客により占められた前記移送装置を輸送するための上方輸送装置を有しており、
前記頂部ステーションの前記移行場所において、乗客により占められた前記移送装置が前記上方輸送装置から前記走行レールに移され、前記走行レールに沿って乗客が前記基地ステーションの前記降車場所まで下降する設備。
【請求項2】
前記上方輸送装置が少なくとも1基のつり上げキャリッジを有し、前記少なくとも1基のつり上げキャリッジが、乗客により占められた前記移送装置を前記基地ステーションから前記移行場所を備える前記頂部ステーションへ移動させる、請求項1に記載の設備。
【請求項3】
前記少なくとも1基のつり上げキャリッジが、前記移送装置のための保持アームを有しており、前記保持アームは少なくともほぼ水平な面において旋回可能であり、つり上げ移動に対し少なくともほぼ垂直な平面で前記移送装置を旋回させる、請求項2に記載の設備。
【請求項4】
前記上方輸送装置が、対向する方向において高さを同時に調整することができる2基のつり上げキャリッジを有する、請求項2に記載の設備。
【請求項5】
前記輸送塔が、転向ローラと、前記転向ローラによって案内される輸送ケーブルとを有しており、前記2基のつり上げキャリッジが前記輸送ケーブルによって対向する方向に移動できるように互いに結合される、請求項4に記載の設備。
【請求項6】
前記輸送塔が、ガイドレール、モータ、および作動シリンダよりなる群から選択される旋回手段を有しており、
前記保持アームが、前記少なくとも1基のつり上げキャリッジに配設されており前記旋回手段によって旋回可能である、請求項3に記載の設備。
【請求項7】
前記輸送塔がその対向する2つの側に配設された2つのガイドレールを有するつり上げ塔であり、
前記2基のつり上げキャリッジが前記2つのガイドレールに割り当てられている、請求項4に記載の設備。
【請求項8】
前記頂部ステーションから出て行く前記走行レールおよび前記基地ステーションへと通じる前記走行レールが、前記つり上げキャリッジのつり上げ移動の方向について鋭角または鈍角を囲んでいる、請求項4に記載の設備。
【請求項9】
前記走行レールに沿って配設された数群の制御突起と、
前記移送装置に配設された、前記数群の制御突起に対応するセンサと、
前記基地ステーションに配設された、前記移送装置の移動を制御するための中央制御装置と、
前記移送装置に配設された、前記移送装置の移動を制御するために前記中央制御装置と通信する送受信装置と、をさらに備える、請求項1に記載の設備。
【請求項10】
前記送受信装置が前記中央制御装置と無線で通信する、請求項9に記載の設備。
【請求項11】
前記送受信装置が前記中央制御装置と無線通信を介して通信する、請求項9に記載の設備。

【図1】
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【図2】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図3A】
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【図4】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5】
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【図5A】
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【図6】
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【図6A】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−230590(P2008−230590A)
【公開日】平成20年10月2日(2008.10.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−313395(P2007−313395)
【出願日】平成19年12月4日(2007.12.4)
【出願人】(500579431)インノヴァ・パテント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング (31)