説明

出力確認方法および出力確認装置

【課題】 複数の端子からの出力を容易に判定する。
【解決手段】 複数の出力端子101のうち、特定の出力端子101Tのみから信号が出力されているか否かを確認する出力確認方法であって、信号を通す一体の針金10を、特定の出力端子101Tを除くすべての出力端子100に接続し、入力した信号に対応する出力信号が、特定の出力端子101Tから出力されることを確認するとともに、針金10から出力されないことを確認する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、複数の出力端子のうち、特定の出力端子のみから信号が出力されているか否かを確認する出力確認方法および出力確認装置に関する。
【背景技術】
【0002】
発電所や電気所などに設置されている監視装置や制御装置には、多数の出力端子が配設され、入力信号を所定条件に応じた出力端子へ伝送するようになっている。このため制御装置などの設置時や設定変更時などには、入力に対して正しい出力端子へ正しい出力信号が出力されているか否か、正しい出力端子以外へ出力がないか否かを確認する入出力確認試験が行われている。入出力確認試験では、テスタなどを用いてすべての出力端子の出力信号を確認する必要があり、入出力確認試験には手間と時間とを要していた。例えば、制御装置に1000個の出力端子が配設されている場合は、正しい出力端子が1個であれば、当該出力端子に正しい出力があることの確認だけでなく、残りの999個の出力端子については、それぞれに出力がないことを確認する必要がある。
【0003】
入出力確認試験に関連する従来技術として、RFIDリーダによりRFIDタグと端子台カバーのRFIDとを読み取ると、関連付けられた情報に基づいて、芯線が正しい端子に接続されたかどうかを判断するケーブル施工支援システム、端子台プレート及びケーブル施工支援方法に関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、端子台の出力端子または入力端子に接触する導電接触子と通電表示ランプと抵抗素子とからなる検出体の複数並列配置体と、各抵抗素子と接続された導電体と、該導電体と接続しアース接続金具に接触するアース金具接触子とを備えたカバー体を絶縁体で形成されている端子台の通電確認具に関する技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−089554号公報
【特許文献2】特開2009−139094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、監視装置や制御装置などの入出力試験では、入力に対して正しい出力端子へ正しい出力信号が出力されているか否か、正しい出力端子以外への出力がないか否かを確認する必要があり、非常に多くの時間を要するという問題がある。すなわち、制御装置などにおける出力の有無を確認するためには、1つ1つの出力端子をテスタなどの測定器で個々にチェックする必要があり、作業量が膨大となり、非常に多くの時間を要する。
【0006】
そこで、この発明は、前記の課題を解決し、短時間で効率的に出力を確認することが可能な出力確認方法および出力確認装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数の出力端子のうち、特定の出力端子のみから信号が出力されているか否かを確認する出力確認方法であって、前記信号を通す一体の信号導体を、前記特定の出力端子を除くすべての出力端子に接続し、入力した信号に対応する出力信号が、前記特定の出力端子から出力されることを確認するとともに、前記信号導体から出力されないことを確認する、ことを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、特定の出力端子において信号の出力が確認され、かつ、信号導体において信号の出力が確認されない場合は、正常であると判断される。これ以外の場合は、正しく出力されていないか、多重出力があると判断される。
【0009】
請求項2に記載の発明は、複数の出力端子のうち、特定の出力端子のみから信号が出力されているか否かを確認するための出力確認装置であって、前記出力端子に接続かつ離接自在な接続離接部が、前記出力端子の配設位置に対応して複数設けられ、前記信号を通す一体の信号導体と、前記信号導体の接続離接部が離接された前記特定の出力端子からの信号の有無、および前記信号導体からの信号の有無を確認する測定器と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、特定の出力端子に対しては信号導体の接続離接部を離接し、その他のすべての出力端子には接続離接部を接続した状態で、特定の出力端子からの信号の有無、および信号導体からの信号の有無を、測定器で確認する。そして、特定の出力端子から信号の出力が確認され、かつ、信号導体から信号の出力が確認されない場合は、正常であると判断される。また、当該信号導体を端子台から容易かつ短時間に離接される。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、入力された出力信号に対応する出力信号が特定の出力端子から出力されることを確認するとともに、信号導体から出力されないことを確認するだけでよい。このため、多数の出力端子に対して確認する場合であっても、短時間で効率的に出力を確認することが可能となり、出力の確認のための労力を大幅に軽減することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、接続離接部が複数設けられた信号導体と、信号の有無を確認する測定器のみを備えるだけで、多数の出力端子に対して確認する場合であっても、短時間で効率的に出力を確認することが可能となり、出力の確認のための労力を大幅に軽減することができる。また、信号導体と測定器とを備えるだけであるため、構成が簡単で、安価かつ容易に装置を製作することが可能となる。また、当該信号導体の端子台からの離接が容易かつ短時間で可能であることを鑑みれば、複数の端子の出力を連続して確認する場合において、作業時間の大幅な短縮化および作業安全性向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】この発明の実施の形態に係る出力確認方法における信号導体の出力端子への接続状態を示す拡大平面図である。
【図2】図1の出力確認装置による制御装置の出力確認試験の状態を示す正面図である。
【図3】図1の出力確認装置における信号導体の平面図である。
【図4】図3の信号導体の製作状態を示す平面図である。
【図5】図1の変形例を示す拡大平面図である。
【図6】図3の出力確認装置における信号導体の変形例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
つぎに、この発明の実施の形態について図面を用いて詳しく説明する。
【0015】
図1ないし図4は、この発明の実施の形態を示している。図2は、本発明の出力確認方法が適用される例えば送配電の関連設備の制御装置50を示している。制御装置50は、複数の端子盤100を有している。各端子盤100は、それぞれ複数の出力端子101を有している。制御装置50は、出力信号を特定の出力端子101Tから出力するようになっている。ここで、この実施の形態では、1秒間のパルス信号(直流電圧110V)が出力されるものとする。出力端子101は、図1に示すように端子盤100に所定の間隔d1で並んで配列されている。出力端子101は、接続ネジ102を有しており、接続ネジ102の締付けによって電線(図示略)が出力端子101に接続されるようになっている。制御装置50には、図2に示すように、接地線Aが接続されたアースバー51が配設されている。
【0016】
出力確認装置1は、信号を通す一体の信号導体としての針金10と、測定器としてのテスタ(回路計)T1、T2から構成されている。ここで、テスタT1は、特定の出力端子101Tからの信号の出力の有無を確認するものであり、テスタT2は、針金10からの信号の出力の有無を確認するものである。
【0017】
針金10は、出力端子101に接続かつ離接自在な接続離接部12が、出力端子101の配設位置に対応して複数形成されている。この針金10は、あらゆる方向に屈曲自在であり、任意の形状に変形可能となっている。この実施の形態における出力確認装置1では、図3に示すように、1本の針金10は連続する波型に形成され、針金10の両端部には直線部13が形成されている。また、隣接する接続離接部12間の間隔はd2で、隣接する出力端子101の間隔d1と略同等に設定されている。針金10は、図1に示すように、出力端子101側に突出する接続離接部12を接続ネジ102の導体部102aの外周に接触させた状態で接続ネジ102によって締付けることにより、出力端子101に接続されるようになっている。
【0018】
ここで、出力確認装置1の針金10は、図4に示す冶具200によって製作される。冶具200は、2つの長尺の板材201と202とが蝶番203と204とを介して回動自在に連結されている。板材201には、長手方向の端部から所定距離だけ内側に、複数のピン205が間隔d3をおいて等間隔に一列に並んで配設されている。ここで、間隔d3は、端子盤100の出力端子101間の間隔d1と略同等に設定されている。板材202には、板材201に配設されたピン205間の中間部と対向する位置に複数のピン206が間隔d3をおいて等間隔に一列に並んで配設されている。つまり、板材201のピン205と板材202のピン206とは、互い違いになるように配設されている。また、蝶番203と204とによって、板材201と202とは、ピン205と206とが配設された側を互いに近づける方向(図中の矢印方向)に回動可能(折り畳み可能)となっている。
【0019】
つぎに、針金10の製作手順について説明する。冶具200は、図4に示すように蝶番203と204とが開かれた(板材201と202とが略水平とされた)状態に保持されている。まず、1本の針金10に張力をかけた状態で、冶具200の端部からピン205、206の外周の外側に沿って略半周巻き付けるようにして交互に当接させていく。つまり、針金10は、ピン205と206とに当接して折り曲げられて波型に形成され、出力端子101の配設位置に対応する接続離接部12が複数形成される。そして、針金10を冶具200上のすべてのピン205と206とに当接した後に、蝶番203と204とを回動させて、板材201と202とが互いに接近する方向に折り畳まれる。このとき、針金10は張力が作用しなくなり、ゆるんだ状態となっている。
【0020】
つぎに、針金10が冶具200から取り外され、出力確認装置1に使用される波型の針金10の製作が完了する。また、1本の針金10の接続離接部12よりも、出力確認装置1を使用する端子盤100の出力端子101の数が多い場合であっても、複数本の針金10を用意して所望数の(端子盤100の出力端子101の数に応じた)接続離接部12を有する針金10を製作することができる。つまり、複数の針金10を波型に形成した後、2本の針金10の直線部13同士をよじりあわせて接続することを繰り返すことによって所望数の接続離接部12を有する針金10を得ることができる。より詳しくは、例えば、端子盤100に配設された出力端子101が1000個で、冶具200によって1本の針金10に成型される接続離接部12が100個の場合であれば、まず、10本の針金10を波型に形成して、そして、直線部13同士をよじりあわせることによって10本の針金10を接続し、1000個の接続離接部12を有する1本の針金10を製作することができる。
【0021】
つづいて、出力確認装置1を用いた出力確認方法について説明する。
【0022】
まず、図2に示すように、配線作業が完了した制御装置50の端子盤100の近傍に針金10を移動させる。そして、特定の出力端子101Tを除くすべての出力端子(出力端子)101Sの接続ネジ102Sに、針金10の接続離接部12が順番に接触された状態で接続ネジ102Sが締付けられ、接続離接部12と出力端子101Sとが接続される。このとき、接続離接部12の外周が接続ネジ102Sの導体部102Saに接触した状態となり、接続離接部12は接続ネジ102Sによって出力端子101Sに押圧された状態となる。このようにして、すべての出力端子101Sが針金10によって直列に接続される。また、出力確認装置1に接続されていない特定の出力端子101Tには、テスタT1が接続される。
【0023】
つぎに、電源が通電されてパルス信号が入力、伝送されるとともに、テスタT1、T2の出力値が確認される。テスタT1によって特定の出力端子101Tの電圧が確認され、例えば電圧が110Vであること、すなわち出力信号が検出されることが確認される。また、テスタT2によって出力端子101Sの電圧が確認され、電圧が0Vであること、すなわち出力信号が検出されないことが確認される。このように、特定の出力端子101Tのみ電圧が測定され、出力端子101Sの電圧は0Vである場合は、特定の出力端子101Tには出力があり、出力端子101Sには出力がないことが確認される。つまり、入力信号が特定の出力端子101Tのみから出力され、多重出力がないことが確認される。
【0024】
出力端子101Sの電圧が0Vではなかった場合は、特定の出力端子101T以外に、いずれかの出力端子101Sにも出力されている(多重出力がある)ということがわかる。そこで、出力端子101Sの中から、出力されている端子が次のようにして特定される。
【0025】
まず、出力端子101Sが複数ブロックに分けられて、ブロックごとに出力確認装置1を用いて上述のように出力の有無が判定される。そして、電圧が0Vではなかった(出力ありと判定された)ブロックをさらに細かくわけて、出力の有無の判定を繰り返すことによって、出力信号が検出されている端子が絞り込まれていく。このようにして、端子がしぼりこまれたら、それぞれの端子の電圧がテスタによって測定されて、端子が特定される。そして、特定された端子については、配線を確認するなどして多重出力の原因を特定して対応する。
【0026】
さらにつづけて、他の特定の出力端子101Tについて出力を確認する場合は、針金10から離接されている確認済の特定の出力端子101Tを針金10に接続し、次に確認する他の特定の出力端子101Tを針金10から離接させて、上記のようにして出力を確認する。
【0027】
以上のように、この出力確認方法および出力確認装置1によれば、特定の出力端子101Tにおける信号の出力の有無と、針金10における信号の出力の有無を確認するだけでよいので、短時間で効率的に出力を確認することが可能となり、出力の確認のための労力を大幅に軽減することができる。つまり、端子盤100のひとつひとつの出力端子101にテスタなどを接続して確認する必要がないので、出力の確認に要する手間と時間とを削減することができる。例えば端子盤100に1000個の出力端子101を有している場合であっても、出力確認装置1を適用すれば一度の測定で出力の有無を判定することができる。より詳しくは、この実施の形態のように、パルス信号を測定する場合は、従来であれば1000個の出力端子101の測定には、測定時間だけでも1000秒(1秒×1000個)を要していた。ところが、出力確認装置1を適用すれば、テスタの付け替えをせずに、一度の測定で1000個の出力端子101について出力の有無を判定することができる。
【0028】
また、出力確認装置1は、出力端子101Sに接続かつ離接自在な接続離接部12が、出力端子101の配設位置に対応して複数形成され、信号を通す一体の針金10と、針金10の接続離接部12が離接された特定の出力端子101Tからの信号の有無、および針金10からの信号の有無を確認するテスタT1、T2のみで、製作することが可能となる。針金10の加工は、図4に示すように冶具200によって折り曲げるだけで形成することができるので、加工が容易であり製造費用を低減することが可能となる。したがって、高価な装置を用いることなく、大幅な労力を軽減することが可能となる。
【0029】
また、端子盤100の接続ネジ102と出力確認装置1との接続は、図1に示すように接続離接部12の外周を接続ネジ102の導体部102aに接触させるだけでよいので、特殊な工具などを必要とせず容易に取り付けることができる。このため、既設の端子盤100やテスタなどに変更を加えずに、出力確認装置1を使用して出力を確認できるため、既設のすべての端子盤100に対して、容易に出力確認装置1を適用して出力を確認できる。
【0030】
さらに、複数の入力信号について出力の確認を行う場合であっても、針金10から離接させる特定の出力端子101Tを順次替えて測定するだけで、容易に出力を確認できる。
【0031】
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、これらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、出力確認装置1は出力端子101Sをすべて直列に接続してもよいが、出力端子101Sを複数のブロックにわけて、ブロックごとに出力判定を行うようにしてもよい。また、出力確認装置1と接続ネジ102Sとの接続は、図5に示すように、接続離接部12の内側が接続ネジ102Sの導体部102Saの外周に接するようにして、外周に沿って略半周させるようにしてもよい。
【0032】
また、信号導体は1本の針金10ではなく、図6に示すように薄板状の信号導体を、基底部21と歯部(接続離接部)22とを有する櫛形に切り抜いて、複数の出力端子101の配列間隔に合致するように形成した出力確認装置2を使用してもよい。基底部21と歯部22とは、あらゆる方向に屈曲自在であり、任意の形状に変形可能となっている。ここで、隣接する歯部22間の間隔はd2に形成されており、隣接する出力端子101の接続ネジ102の取付け間隔d1と略同等である。この歯部22の先端側には、接続ネジ102の導体部102aと嵌合して密着する円弧上に凹んだ嵌合部22aが形成されている。このような形状の信号導体は、嵌合部22aを導体部102aの外周に接触させた状態で接続ネジ102を締付けることにより、出力端子101に接続されるようになっている。また、特定の出力端子101Tを信号導体から離接する際は、当該特定の出力端子101Tに対応する歯部22を略直角に折り曲げて導体部102aと接触しないようにすればよい。
【0033】
さらに、出力の確認において測定器としてテスタT1、T2として説明したが、特定の出力端子101Tからの信号の有無および針金10からの信号の有無を確認することができるものであればテスタ以外の測定器であってもよい。例えば、ブザーやランプなどを使用して、電圧が0Vではない場合(出力信号がある場合)は音や光を発するようにしてもよい。
【0034】
さらにまた、出力確認装置1は信号の出力確認に用いるのみならず、端子盤100の耐圧試験にも適用することができる。例えば、図2に示すように出力確認装置1を適用して接続端子100に接続した出力確認装置1とアースバー51との間(充電部分とアース間)にAC2000Vを1分間かけることによって行う耐圧試験を実施することができる。
【符号の説明】
【0035】
1 出力確認装置
10 針金(信号導体)
12 接続離接部
13 直線部
50 制御装置
51 アースバー
100 端子盤
101 出力端子
102 接続ネジ
200 冶具
205、206 ピン
T1、T2 テスタ(測定器)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の出力端子のうち、特定の出力端子のみから信号が出力されているか否かを確認する出力確認方法であって、
前記信号を通す一体の信号導体を、前記特定の出力端子を除くすべての出力端子に接続し、
入力した信号に対応する出力信号が、前記特定の出力端子から出力されることを確認するとともに、前記信号導体から出力されないことを確認する、
ことを特徴とする出力確認方法。
【請求項2】
複数の出力端子のうち、特定の出力端子のみから信号が出力されているか否かを確認するための出力確認装置であって、
前記出力端子に接続かつ離接自在な接続離接部が、前記出力端子の配設位置に対応して複数設けられ、前記信号を通す一体の信号導体と、
前記信号導体の接続離接部が離接された前記特定の出力端子からの信号の有無、および前記信号導体からの信号の有無を確認する測定器と、
を備えたことを特徴とする出力確認装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−205367(P2012−205367A)
【公開日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−66616(P2011−66616)
【出願日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【出願人】(000211307)中国電力株式会社 (6,505)
【出願人】(000211293)中国電機製造株式会社 (69)