分解性チューインガム
本発明は、非粘着性もしくは低下した粘着性および/または高められた分解性を有するガムベース組成物およびチューインガム組成物を提供する。この組成物は、メチルビニルエーテル、無水マレイン酸およびマレイン酸のターポリマーを含み、これが高められた分解性を提供する。このガムベースおよびチューインガム組成物の調製方法、ならびに使用方法が提供される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガムベース組成物であって、
(a)メチルビニルエーテル、無水マレイン酸およびマレイン酸のターポリマーと、
(b)エラストマーと
を含むガムベース組成物。
【請求項2】
前記ターポリマーが、前記全ガムベース組成物の約0.1重量%〜5重量%の量で存在する、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記エラストマーが、前記ガムベース組成物の約5重量%〜約95重量%の量で存在する、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
さらに、加水分解を促進する成分を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
チューインガム組成物であって、
(a)メチルビニルエーテル、無水マレイン酸およびマレイン酸のターポリマーと、
(b)エラストマーと、
(c)少なくとも1種の甘味料と
を含むチューインガム組成物。
【請求項6】
さらに、少なくとも1種の風味料またはセンセートを含む、請求項5に記載の組成物。
【請求項7】
前記ターポリマーの少なくとも一部分が封入されている、請求項5に記載の組成物。
【請求項8】
さらに、低下した粘着性を提供する成分を含む、請求項5に記載の組成物。
【請求項9】
チューインガム組成物の調製方法であって、
(a)エラストマーを含むガムベースを準備する工程と、
(b)前記ガムベースを、メチルビニルエーテル、無水マレイン酸およびマレイン酸のターポリマーならびに少なくとも1種の甘味料と混合する工程と
を含む、方法。
【請求項10】
チューインガム組成物の分解性を高める方法であって、
(a)
(i)メチルビニルエーテル、無水マレイン酸およびマレイン酸のターポリマーと、
(ii)エラストマーと、
(iii)少なくとも1種の甘味料または風味料と
を含むガム組成物を準備する工程と、
(b)前記組成物を、前記ガム組成物を分解するのに十分な水および/または太陽光の条件に曝露する工程と
を含む、方法。
【請求項11】
高められた分解特性を有するチューインガムベースを製造する方法であって、
(a)融解したかまたは軟化したポリマーガムベース成分を準備する工程と、
(b)親水性の酸性ポリマーを、前記酸基の少なくとも一部分を無水物基に変換するのに十分な時間および温度で、前記エラストマーガムベースに混合する工程と
を含む方法。
【請求項12】
前記酸性ポリマーが無水マレイン酸含有ポリマーである、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記無水物成分がポリマーガムベース成分と等量で存在する、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記温度が、少なくとも140℃である、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記混合時間が、約10分間〜約60分間である、請求項11に記載の方法。
【請求項16】
前記酸性ポリマーが、メチルビニルエーテル基を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項17】
マレイン酸、メチルビニルエーテルおよび無水マレイン酸のターポリマーが形成される、請求項11に記載の方法。
【請求項1】
ガムベース組成物であって、
(a)メチルビニルエーテル、無水マレイン酸およびマレイン酸のターポリマーと、
(b)エラストマーと
を含むガムベース組成物。
【請求項2】
前記ターポリマーが、前記全ガムベース組成物の約0.1重量%〜5重量%の量で存在する、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記エラストマーが、前記ガムベース組成物の約5重量%〜約95重量%の量で存在する、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
さらに、加水分解を促進する成分を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
チューインガム組成物であって、
(a)メチルビニルエーテル、無水マレイン酸およびマレイン酸のターポリマーと、
(b)エラストマーと、
(c)少なくとも1種の甘味料と
を含むチューインガム組成物。
【請求項6】
さらに、少なくとも1種の風味料またはセンセートを含む、請求項5に記載の組成物。
【請求項7】
前記ターポリマーの少なくとも一部分が封入されている、請求項5に記載の組成物。
【請求項8】
さらに、低下した粘着性を提供する成分を含む、請求項5に記載の組成物。
【請求項9】
チューインガム組成物の調製方法であって、
(a)エラストマーを含むガムベースを準備する工程と、
(b)前記ガムベースを、メチルビニルエーテル、無水マレイン酸およびマレイン酸のターポリマーならびに少なくとも1種の甘味料と混合する工程と
を含む、方法。
【請求項10】
チューインガム組成物の分解性を高める方法であって、
(a)
(i)メチルビニルエーテル、無水マレイン酸およびマレイン酸のターポリマーと、
(ii)エラストマーと、
(iii)少なくとも1種の甘味料または風味料と
を含むガム組成物を準備する工程と、
(b)前記組成物を、前記ガム組成物を分解するのに十分な水および/または太陽光の条件に曝露する工程と
を含む、方法。
【請求項11】
高められた分解特性を有するチューインガムベースを製造する方法であって、
(a)融解したかまたは軟化したポリマーガムベース成分を準備する工程と、
(b)親水性の酸性ポリマーを、前記酸基の少なくとも一部分を無水物基に変換するのに十分な時間および温度で、前記エラストマーガムベースに混合する工程と
を含む方法。
【請求項12】
前記酸性ポリマーが無水マレイン酸含有ポリマーである、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記無水物成分がポリマーガムベース成分と等量で存在する、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
前記温度が、少なくとも140℃である、請求項11に記載の方法。
【請求項15】
前記混合時間が、約10分間〜約60分間である、請求項11に記載の方法。
【請求項16】
前記酸性ポリマーが、メチルビニルエーテル基を含む、請求項11に記載の方法。
【請求項17】
マレイン酸、メチルビニルエーテルおよび無水マレイン酸のターポリマーが形成される、請求項11に記載の方法。
【図1A】
【図1B】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図1B】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【公表番号】特表2010−518826(P2010−518826A)
【公表日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−550179(P2009−550179)
【出願日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際出願番号】PCT/US2008/054564
【国際公開番号】WO2008/103816
【国際公開日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願人】(507265133)キャドバリー アダムス ユーエスエー エルエルシー (55)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際出願番号】PCT/US2008/054564
【国際公開番号】WO2008/103816
【国際公開日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願人】(507265133)キャドバリー アダムス ユーエスエー エルエルシー (55)
【Fターム(参考)】
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