説明

包装容器

【課題】十分な記憶容量を備えた小型の情報記録媒体が添付され、当該情報記録媒体を、内容物を開封状態にすることなく取り出すことができるとともに容易に再生することのできる、包装容器を提供する。
【解決手段】包装容器は、1つ以上の外フラップによって開封面壁が形成されているとともに前記開封面壁の内側に1つ以上の内フラップを備えたカートンを備えており、少なくとも1つの前記内フラップは、USBメモリあるいはカード型メモリからなる情報記録媒体を保持している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内容物が密封充填される包装容器に関し、より特定的には、内容物に加えて情報記録媒体が添付されたカートンを備える包装容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、食料品、飲料品、日用品、医薬品などを収容する包装容器に、これら内容物に加えて情報記録媒体を添付する技術が開示されている。当該情報記録媒体には、商品情報、キャンペーン情報、映像、音楽、ゲームといった商品の購入者に対して提供する情報が格納されている。購入者は、購入商品の開梱とともに情報記録媒体の取り出しが可能であり、情報記録媒体を再生機器で再生することにより、製造元あるいは販売元から提供された情報を取得することができる。
【0003】
特許文献1には、図8に示すように、カップ本体101の中に商品102と個包装された情報記録媒体103とが収容されるとともに蓋体104によりカップ本体101の開口部が密封された構成の包装容器P1が記載されている。ここでは、情報記録媒体103としてCDやDVDなどのディスク状の記録媒体が挙げられている。また、情報記録媒体103の個包装として、情報記録媒体103をプラスチックフィルム等で作製された袋体P2の中に収納することが行われている。
【0004】
また、上記特許文献1の技術とは別に、商品や製品に関する情報が記録された媒体が商品あるいは製品に付加される例として、包装容器にICチップや無線ICタグを取り付ける技術が一般的に実施されている。
【0005】
また、情報記録媒体を添付する代わりに、包装容器に二次元バーコード等の読取りマークを印刷することも行われている。この場合には、商品の購入者に携帯端末のカメラ等を用いて当該読み取りマークを読み取らせる。そして、購入者にこれにより得たインターネットアドレスにアクセスさせることで、製造元あるいは販売元から購入者に商品情報やキャンペーン情報を提供することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2006−27710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、前記特許文献1の技術のように、内容物が密封される容器と同じ容器内に情報記録媒体が収容される構成では、商品の購入者は内容物を開封状態としなければ情報記録媒体から情報を取得することができない。従って、商品購入後にまず提供された情報だけを閲覧あるいは視聴して、内容物は後で開封したいという購入者の要望に応えることができない。また上記の収容態様では、購入者は、情報記録媒体の情報を再生するまでに、包装容器全体の開封を行って情報記録媒体を商品とは選別して取り出し、さらに情報記録媒体を個別の包装体から取り出してから、再生機器に装填する動作を行うこととなる。従って、購入者は、情報記録媒体を商品自体から分離するための多くのアクションを強いられ、情報再生意欲を削がれやすい。
【0008】
一方、包装容器にICチップや無線ICタグを取り付けることによる情報記録媒体の添付については、これら情報記録媒体は、内容物と分離された箇所に配置され得るものの、記憶容量が小さい上に、一般の購入者がこれらの情報記録媒体を読み取る装置を有していないことから、購入者向けの汎用の情報記録媒体としては採用しにくい。また、CDやDVDなどのディスク状の記録媒体は、大容量であって汎用の再生装置が普及しているが、包装容器に添付するには嵩張るほどの大きさであるので、単に貼り付けたり同梱したりする程度に留まり、購入者による取り扱いの利便性を配慮した添付レイアウトを提供するまでには至っていない。
【0009】
さらに、包装容器に二次元バーコード等の読取りマークを印刷することによる情報提供方法には、購入者に読取りマークを読み取る手間をかけさせることになるとともに、インターネットへの接続環境が整備されていない場所ではサービスを利用することができないという不都合が発生する。従って、この方法を情報記録媒体の包装容器への添付に代えることは難しい。
【0010】
以上のように、情報記憶媒体が添付された従来の包装容器には、十分な記憶容量を備えた小型の情報記録媒体を、内容物を開封状態にすることなく取り出すことができるとともに容易に再生可能なように添付する技術が提案されていなかった。
【0011】
本発明は、上記課題を解決するものであり、十分な記憶容量を備えた小型の情報記録媒体が添付され、当該情報記録媒体を、内容物を開封状態にすることなく取り出すことができるとともに容易に再生することのできる包装容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、1つ以上の外フラップによって開封面壁が形成されているとともに前記開封面壁の内側に1つ以上の内フラップを備えたカートンを備えており、少なくとも1つの前記内フラップは、USBメモリあるいはカード型メモリからなる情報記録媒体を保持している包装容器である。
【発明の効果】
【0013】
本発明の構成によれば、USBメモリあるいはカード型メモリという小型大容量の情報記録媒体が、カートンの内フラップに保持されることで包装容器に一体化された状態に添付されている。内容物は開封面を開いて取り出せる袋体等に別途収容可能であるので、当該情報記録媒体は、内容物を開封状態にすることなく取り出すことが可能である。また、情報記録媒体がUSBメモリまたはカード型メモリであるので、包装容器から情報記録媒体を取り出した開封者は、身近な情報再生機器によって即座に情報を再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施形態に係る包装容器の開封面を開けた状態の外観構成を示す斜視図である。
【図2】図1の包装容器の内フラップを外側へ倒した状態の外観構成を示す斜視図である。
【図3】図1の包装容器の開封面を開ける前の構成を示す透視斜視図である。
【図4】図1の包装容器の内フラップに保持されている情報記録媒体を情報再生機器に接続するときの第1の状態を説明する図である。
【図5】図1の包装容器の内フラップに保持されている情報記録媒体を情報再生機器に接続するときの第2の状態を説明する図である。
【図6】図1の包装容器から内容物を取り出すときの状態を説明する図である。
【図7】本発明の実施形態の変形例に係る包装容器の開封面を開けた状態における外観構成を示す斜視図である。
【図8】従来技術を示すものであり、包装容器の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の実施形態について図1ないし図7を用いて説明すれば以下の通りである。
【0016】
〔包装容器の構成〕
図3に、本実施形態に係る包装容器1の透視斜視図を示す。
包装容器1は、カートン2および情報記録媒体3を備えている。
【0017】
カートン2は、カートン紙が折り込まれて組み立てられることにより、上面壁2a、底面壁2b、および、側面壁2c・2d・2e・2fに囲まれた形状をなす。側面壁2cと側面壁2dとは互いに対向しており、側面壁2eと側面壁2fとは互いに対向している。側面壁2cと側面壁2dとが対向する方向と、側面壁2eと側面壁2fとが対向する方向とは、互いに直交している。上記各面壁は、直角四辺形状の拡がりとカートン紙の厚みに応じた厚みとを有する。
【0018】
上面壁2aはカートン2の開封面壁であり、側面壁2cの上端から延設された外フラップ21と、側壁面2dの上端から延設された外フラップ22とが、外フラップ21を上側として互いに折り重なるように貼り合わされた構成である。外フラップ21の先端部には、V字状切欠き21b・21cが形成されることによって3つの開け口21aが分割形成されている。開封者は開け口21aを摘まんで起こすことによって外フラップ21を容易に開けることができる。
【0019】
上面壁2aの内側には、側面壁2eの上端から延設された内フラップ23と、側壁面2fの上端から延設された内フラップ24とが設けられている。内フラップ23には情報記録媒体3が保持されている。
【0020】
底面壁2bおよび側面壁2c〜2fは、それぞれ、1つの面板で構成されていてもよいし、複数のフラップが重ねて貼り合されるように構成されていてもよいし、複数のフラップが噛み合うように構成されていてもよい。これらの面壁の構成は一般に知られているカートンの構成形態で実現可能であるため、ここでは詳述しない。
【0021】
図1に、図3の状態から外フラップ21および外フラップ22を順次開けることにより上面壁2aを開けた状態の包装容器1の外観構成を示す。また、図2に、図1の状態から、内フラップ23をフラップ始端を軸にして矢印Aの向きに回転させることで外側に倒した状態の包装容器1の外観構成を示す。
【0022】
図2から分かるように、内フラップ23は、フラップ先端を曲げ部分Fとするカートン紙の折り返しを有している。折り返しによって、カートン紙部分23Xとカートン紙部分23Yとが対向した状態となる。内フラップ23は、カートン紙部分23Xとカートン紙部分23Yとによって情報記録媒体3を挟むように保持している。挟持箇所において情報記録媒体3の筐体がカートン紙に溶着されるなどして、情報記録媒体3が内フラップ23に固定されていてもよい。また、図2では内フラップ23の全体が上記折り返しによって形成されているが、カートン紙部分23Xとカートン紙部分23Yとをフラップ先端側の一定範囲のみにおいて対向させて、内フラップ23が部分的に折り返しを有するような構成としてもよい。
【0023】
また、内フラップ23は、情報記録媒体3を、情報再生機器に接続するためのコネクタ3aの先端側がフラップ先端側となるように挟んでいる。さらに、内フラップ23は、コネクタ3aが外部に露出するように、曲げ部分F上からフラップ始端側へ切り込まれて形成された切欠きRを有している。特に、切欠きRは、両側に折り返し部分23a・23bが残るような曲げ部分F上の位置から切り込まれて形成されている。
【0024】
また、図4に示すように、折り返し部分23a・23bのそれぞれにおいて、フラップ先端に沿った方向に延伸する折罫j・kが、カートン紙部分23Xとカートン紙部分23Yとの両方に形成されている。折り返し部分23aに形成された折罫j・kと、他方の折り返し部分23bに形成された折罫j・kとは、互いに対向する位置で形成されている。折罫jは、フラップ先端ラインと切欠きRの終端ラインとの中間の位置に形成されており、折罫kは、切欠きRの終端ラインの位置に形成されている。
【0025】
情報記録媒体3は、USBメモリあるいはカード型メモリからなる。すなわち、情報記録媒体3は、パーソナルコンピュータ、携帯端末などのコンピュータ構成を有する機器に備えられたインタフェース・コネクタへの接続によって情報再生機器に接続可能な小型大容量のメモリである。図1および図2には情報記録媒体3としてUSBメモリを備える例が示されている。これらUSBメモリおよびカード型メモリとしてフラッシュメモリを内蔵したものが一般的に使用可能である。カード型メモリの形態としては、一般にメモリカードと呼ばれるフラッシュメモリを内蔵したものの他に、磁気抵抗メモリ、強誘電体メモリ、相変化メモリなど、考えられる任意の種類のメモリデバイスが使用可能である。また、カード型メモリにUSBコネクタが付属していてもよい。
【0026】
図4に示すように、包装容器1の開封者は、内フラップ23から露出したコネクタ3aをそのまま、ノート型、携帯型、デスクトップ型、タブレット型などのパーソナルコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、PHS、電子手帳などの携帯端末、あるいは、パーソナルコンピュータや携帯端末に接続された周辺機器、といった情報再生機器10のインタフェース・コネクタ10aに接続することができる。例えば、情報記録媒体3がUSBメモリであれば、コネクタ3aはインタフェース・コネクタ10aとしてのUSB接続端子に挿入される。また、情報記録媒体3がカード型メモリであれば、情報記録媒体3をカートン紙に軽度に溶着するなどして内フラップ23から取り外せるようにしておくことで、情報記録媒体3をインタフェース・コネクタ10aとしてのカードスロットあるいはカードアダプタに装着することができる。情報記録媒体3がUSBメモリである場合に、情報記録媒体3を内フラップ23から取り外せるようにしておいてもよい。また、情報記録媒体3がUSBコネクタの付属したカード型メモリであれば、情報記録媒体3を内フラップ23に対して固着してあるいは取り外し可能として、コネクタ3aはインタフェース・コネクタ10aとしてのUSB接続端子に挿入される。
【0027】
図5に示すように、コネクタ3aがインタフェース・コネクタ10aに挿入されていくに従い、折り返し部分23a・23bがフラップ先端側から情報再生機器10の筐体に当接するため、当該筐体から力を受けて形状が歪む。このとき、折り返し部分23Xと折り返し部分23Yとは、折罫kにおいて互いに離れる方向に折れ曲がるとともに、折罫jにおいて山型に折れ曲がり、曲げ部分Fが平坦に潰れていく。これにより、折り返し部分23a・23bは、開封者が報記録媒体3のコネクタ3aを取り扱うまではコネクタ3aを保護しているのに対して、開封者がコネクタ3aを情報再生機器10に接続するときには接続操作に連動してコネクタ3aの保護を解除するという便宜を提供する。
【0028】
小型大容量の情報記録媒体3には予め、商品自体の情報、販売メーカーの広告、キャンペーン情報などが格納されている。また、商品に関連した映像、ゲーム等も格納対象となる。情報記録媒体3は、内フラップ23に保持されているので、内容物を開封することなく取り出すことが可能である。また、情報記録媒体3がUSBメモリまたはカード型メモリであるので、包装容器1から情報記録媒体3を取り出した開封者は、対応するインタフェース・コネクタ10aを標準装備していることが多い身近な情報再生機器10によって即座に情報を再生して、メッセージや映像を閲覧したりゲームを楽しんだりすることができる。情報記録媒体3は、CDやDVDなどのディスク状の記録媒体のように包装容器に添付するのに嵩張ることはない。また、包装容器に取り付けられたICチップや無線ICタグよりも十分に大きな記憶容量を有している。また、情報記録媒体3が包装容器1に添付されることにより、2次元バーコードなどの読取りマークの読み取りのような面倒な作業やインターネット接続環境も不要である。
【0029】
開封者は、内容物を取り出すときには、図6に示すように、外フラップ21・22および内フラップ23・24を開けてカートン2を開封し、開封口から内容物を収容した袋体50を取り出す。
〔包装容器の変形例〕
【0030】
図7に、本実施形態の変形例に係る包装容器11の構成を示す。包装容器11は、カートン12と情報記録媒体3とを備えている。カートン12は、カートン2において内フラップ23を内フラップ25としたものである。情報記録媒体3は内フラップ25に保持されている。内フラップ25は、フラップ先端を曲げ部分とする折り返しを有しており、折り返しによって対向するカートン紙部分25aとカートン紙部分25bとで情報記録媒体3を挟んでいる。情報記録媒体3の筐体は、外側に倒れたときの内フラップ25の下部側に位置するカートン紙部分25aに軽度に溶着されるなどして、取り外し可能に固定されている。開封者は、フラップ始端においてカートン紙部分25aに溶着などで軽度に係止されていたカートン紙部分25bを、カートン紙部分25aから引き離して開き、情報記録媒体3をカートン紙部分25aから剥がして使用する。これにより、情報記録媒体3は開封されるまで内フラップ25から露出する部分を有していないため、開封されるまでの情報記録媒体3の保護性が高まる。
【0031】
また、以上に説明した内フラップ23・25は、カートン2の本体からミシン目などの破断誘導線に沿って切り取り可能に設けられていてもよい。これにより、情報記録媒体3を保持する物全体を、カートン2よりもかなり小さな内フラップ23・25のみとすることができるので、情報記録媒体3がカートン2に繋がっていなくてもよいという開封者に、取り扱いの便宜を提供することができる。
また、情報記録媒体3を保持している内フラップを、外フラップを開けることなく側面壁側にスライド回転させて引き出して情報記録媒体3を外部に取り出すことができるように構成することも可能である。
【0032】
なお、以上の例では、情報記録媒体3が1つだけ設けられているが、複数の情報記録媒体3が同じ内フラップに保持されていてもよい。
また、以上の例では、情報記録媒体3を保持している内フラップが1つだけであったが、複数の内フラップが情報記録媒体3を保持していてもよい。
さらに、以上の例では、外フラップが2つであったが、一般に1つ以上の外フラップで開封面壁を構成することができる。外フラップには、前記例に代えてジッパーなどの他の開封機構が設けられていてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明の包装容器は、カートンに詰めた食品、医薬品などの物品に、販売促進効果や消費者とのコミュニケーション性を付加することに特に利用効果がある。
【符号の説明】
【0034】
1、11 包装容器
2、12 カートン
2a 上面壁(開封面壁)
3 情報記録媒体
3a コネクタ
10 情報再生機器
21、22 外フラップ
23、24、25 内フラップ
23a、23b 折り返し部分
23X、23Y カートン紙部分
F 曲げ部分
R 切欠き
j、k 折罫

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つ以上の外フラップによって開封面壁が形成されているとともに前記開封面壁の内側に1つ以上の内フラップを備えたカートンを備えており、
少なくとも1つの前記内フラップは、USBメモリあるいはカード型メモリからなる情報記録媒体を保持していることを特徴とする包装容器。
【請求項2】
前記少なくとも1つの前記内フラップは、
フラップ先端を曲げ部分とするカートン紙の折り返しを有しており、前記折り返しによって前記情報記録媒体を挟むように保持していることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
【請求項3】
前記少なくとも1つの前記内フラップは、
前記情報記録媒体を、情報再生機器に接続するためのコネクタの先端側が前記フラップ先端側となるように挟んでいるとともに、
前記コネクタが外部に露出するように、前記曲げ部分上からフラップ始端側へ切り込まれて形成された切欠きを有していることを特徴とする請求項2に記載の包装容器。
【請求項4】
前記切欠きは、両側に前記折り返しの部分が残るような前記曲げ部分上の位置から切り込まれて形成されており、
前記折り返しの部分のそれぞれにおいて、前記フラップ先端に沿った方向に延伸する折罫が、前記折り返しにより互いに対向するカートン紙部分の両方に形成されており、
一方の前記カートン紙部分に形成された前記折罫と、他方の前記カートン紙部分に形成された前記折罫とは、互いに対向する位置で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の包装容器。
【請求項5】
前記少なくとも1つの前記内フラップは、前記カートンの本体から破断誘導線に沿って切り取り可能に設けられていることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の包装容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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