説明

化粧料塗布具

【課題】化粧料をむらなく良好に、かつ、効率よく毛髪に塗布することができ、毛髪が絡みつくことの少ない化粧料塗布具の提供。
【解決手段】化粧料を含浸可能な柱状の弾性体より成る塗布部材15と、塗布部材15を装着可能な装着部8を設けてある本体部4とを備え、塗布部材15は、本体部4の装着部8に周方向へ回転自在に装着され、本体部4の装着部8に、塗布部材15の長手方向に列となる複数の櫛歯16を設けてある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、染毛料、毛髪用顔料、整髪料のような液状の化粧料を毛髪へ塗布するのに用いる化粧料塗布具に関する。
【背景技術】
【0002】
毛髪に化粧料を塗布するには多数の櫛歯を備えた櫛あるいはブラシを用いるのが一般的であるが、化粧料の塗布を目的とした塗布具も種々提案されている。
例えば、特許文献1には、ブラシ毛支持部に液状体を保持する部材を設け、この部材に白髪染剤、ヘアーリキッド等の液状体を含浸できるようにしたヘアーブラシが記載されている。また、特許文献2には、ブラシ基部植毛面に、ブラシ毛群に埋まるように回転ブラシが設けられ、回転ブラシによって抜け毛を巻き取ると共に、ヘアムース等を回転ブラシの回転により円滑に送り出して毛髪に塗布することが可能なヘアブラシが記載されている。さらに、特許文献3には、塗布液が含浸された塗布体を収容する塗布液収容体と、一連の櫛歯体が並立する櫛体部を有する本体とを備え、塗布液収容体が櫛体部で囲まれるよう本体に収容された毛髪用塗布具が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平4−123120号公報
【特許文献2】特公平6−42848号公報
【特許文献3】特開2009−291381号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載のヘアーブラシを用いて液状体を塗布すると、ブラシ毛(液状体が毛髪に接触するための部材)に毛髪が絡まってしまう不具合があった。
また、特許文献2に記載のヘアブラシは、回転ブラシで抜け毛を絡め取る効果があるものの、抜け毛ではない毛までも回転ブラシで絡め取ってしまう虞がある。
特許文献3に記載の毛髪用塗布具では、塗布液収容体が本体に固定されているので、塗布液収容体を毛髪に擦りつけて塗布液を塗布する際に、大きな摩擦力が働くと共に、本体に形成した櫛歯体と塗布液収容体の間に毛髪が挟み込まれ、生えている毛髪を絡め取ってしまう虞があった。
そこで、本願の発明は、化粧料をむらなく良好に、かつ、効率よく毛髪に塗布することができ、毛髪が絡みつき難い化粧料塗布具の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
課題解決のために、本願の化粧料塗布具は、次の構成を備えることを特徴とする。
化粧料を含浸可能な柱状の弾性体より成る塗布部材と、
該塗布部材を装着可能な装着部を設けてある本体部とを備え、
前記塗布部材は、前記本体部の装着部に周方向へ回転自在に装着され、
前記本体部の装着部には、前記塗布部材の長手方向に列となる複数の櫛歯を設ける。
塗布部材に含浸された化粧料を塗布する際に使用者が把持する把持部を本体部に設けることがある。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、本体部の櫛歯で毛髪を梳きながら、塗布部材に含浸させた化粧料を、塗布部材を回転させながら毛髪に塗布するので、むらなく良好に、かつ、効率良く毛髪に化粧料を塗布することができる。
また、塗布部材を毛髪に押し当てた時、塗布部材が圧縮されて櫛歯間の隙間に毛髪が入り込む場合があるが、塗布部材が元の形状に復帰するとき毛髪は櫛歯間から押し出されるので、櫛歯に毛髪が絡みつくことが少ない。
さらに、塗布部材が回転するので、塗布部材を毛髪に擦りつけた時に強い摩擦力が働くことはなく、また、毛髪が塗布部材と装着部との間に挟まっても塗布部材が回転して解放するので、生えている毛髪が塗布部材に絡め取られるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】(イ)は化粧料塗布具の斜視図(実施例1)、(ロ)はボトルに収めた全体の正面図。
【図2】実施例1の化粧料塗布具を分解し示す斜視図。
【図3】ボトルと化粧料塗布具を一部断面にして示す正面図。
【図4】実施例1の装着部を拡大して示す斜視図、(イ)は塗布部材を装てんしていない状態、(ロ)は塗布部材を装てんした状態。
【図5】実施例1の装着部を長手方向の軸に沿って示す断面図。
【図6】図1(ロ)の化粧料塗布具を下方から見た底面図。
【図7】化粧料塗布具の斜視図(実施例2)。
【図8】化粧料塗布具の斜視図(実施例3)。
【図9】化粧料塗布具斜視図(実施例4)。
【図10】(イ)(ロ)(ハ)は、実施例1の化粧料塗布具の化粧料塗布時における塗布部材の変位を説明するための図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1(イ)は、実施例1としての化粧料塗布具1の全体を示している。この実施例において化粧料塗布具1は、図1(ロ)のように液状の毛髪用顔料より成る化粧料を収容したボトル2と組み合わせて、いわゆるヘアマスカラの塗布具として使用される。
化粧料塗布具1(図1(イ))は、把持部3と本体部4とからなる。なお、説明の都合上、図1(イ)において、上下方向となる方向を軸方向、軸方向で上方を基部側、下方を先端側とする。
【0009】
把持部3はキャップとして機能させるために軸方向の先端側が開口され、開口部5の内周面に雌ネジ6が形成されている(図2)。
本体部4は、軸方向の基部側に円筒状の栓体7を一体に有し、先端側に装着部8を有する。そして、これら栓体7と装着部8が細長い柄9で一体に繋がれている。栓体7は軸方向の基部側が少し先細りとなった円柱状であり、その先端側の周面に回転止めの突条10が数条、円周回りで等間隔に、また、それぞれは軸方向に長く形成されている。栓体7と柄9は一体に成形されている。柄9は断面が丸い棒状であり、軸方向の途中で軽く屈曲され、屈曲部を中心とした基部側11と先端側12とがこれらの部分の軸線が平行となるように平行にシフトした形状(浅いクランク状)とされている。
【0010】
装着部8は、柄9の先端側12の先端部に構成するものであり、柄9の径よりも少し太めに形成された細長い台13とその両側の櫛歯列14a、14b及び細長いローラー状の塗布部材15を備える。細長い台13の基端側は柄9の先端部に接着などで固定される。櫛歯列14a、14bは、それぞれの列が軸方向に沿っているために平行な2列となっている。櫛歯16は頂部に近づくほど細い略角錐となる形状をなし、頭皮を傷めないように頂部および稜線部の角部をまるめてある。両側の櫛歯列14a、14b間には間隔があるので、細長い台13の上面と両側の櫛歯14a、14bとでこれらの内側に溝状の収容空間17が形成される(図4イ)。
【0011】
そして、前記の収容空間17には塗布部材15が配置される。塗布部材15は軸方向に長いローラー状で中心に軸方向の挿通孔18を備え、この実施例においては比較的柔らかい発泡ウレタン(スポンジ状)で形成されている。さらに、塗布部材15はこの実施例において、軸部材19(図2)を用いて前記の収納空間17に装填される。軸部材19は軸20と軸支持部21とからなる。軸20と軸支持部21は一体に形成されており、軸20は基端側が収納空間17を軸方向に貫通して柄9の先端面に軸支される長さを備えている。
【0012】
装着部8は次のように組み立てられる。細長い台13の収納空間17に塗布部材15を納め、これの挿通孔18へ先端側から軸部材19の軸20を基端側へ挿通し、軸20の基端側を細長い台13の基端側立面箇所に貫通させて軸支させつつ、軸支持部21の爪22を細長い台13の先端面に形成した係合孔23に差込んで固定する。ローラー状の塗布部材15の寸法は、この状態で軸20を軸として回転可能な長さと直径に定める。
各部を組み付けた装着部8は、その基端側の端面を柄9の先端面に接着して固定する。装着部8を柄9の先端面に取り付けた状態での、軸方向に沿った断面を図5に示している。
【0013】
そして、以上のようにして完成した本体部4と把持部3を組み付ける。すなわち、柄9の基端側に形成された栓体7をキャップを兼ねた把持部3に栓体7を回転させるようにして押し込み固定する(図3)。固定状態において、栓体7は把持部2に対して突条10によって回転止めされ、また、把持部3の基端側内面に形成された係合用の螺旋溝との係合によって軸方向での抜け止めが防止される。また、栓体7の軸方向長さは把持部2の軸方向長さより短く、その差分の把持部内面箇所に前記の雌ネジ6が形成されている。したがって、栓体7の存在にかかわらず把持部3をキャップとしてボトル2の首部に形成された雄ネジ24へ螺合させることができる。
なお、図6に示すように、装着部8における櫛歯16の突出方向Pは、この実施例において、柄9を軸方向で浅いクランクに屈曲させている面Qと平行ではなく、45°程上方へ傾斜させてある(捻りがある)。
【0014】
なお、ボトル4は、図3に断面で示すように、上端面が開口した細長い筒であり、その上端にはやや小径の首部25が形成されている。前記雄ネジ24はこの首部25に形成されている。
首部25の内面には、筒状のシゴキゴム26が装着されている。シゴキゴム26の下端部はボトル2の奥に向かって次第に径が狭まるテーパー部27となっている。ボトル2には液状の毛髪用顔料より成る化粧料が収容されている。
【0015】
ボトル2、把持部3及び本体部4(栓体7、装着部8、柄9)の素材はこの実施例においてABS樹脂であるが、用途に応じて適宜選択できものである。
塗布部材15の素材は、発泡ポリウレタン等の連続気泡性発泡材や繊維束が適しているが、一定量の毛髪用顔料3を含浸保持することができ、その形状を圧縮および復元しやすいものであれば特に限定されない。
【0016】
化粧料塗布具1を用いてボトル2内の毛髪用顔料を毛髪に塗布するには、把持部3を持って回転させ、雌ネジ6と雄ネジ24との螺合を緩めて把持部3をボトル2の首部25から外し、本体部4をボトル2から引き抜く。このとき、把持部3と共に本体部4が回転し、ボトル内部の毛髪用顔料を撹拌し、装着部8の塗布部材15に均一な組成の顔料が吸収される。この撹拌作用は、本体部4の柄9がクランクに屈曲されていることにより、より効果的に行われる。そして、本体部4がボトル2から引抜かれるとき、先端の装着部8はシゴキゴム26のテーパー部27に接してしごかれ、柄9の部分も含め装着部8における余分な毛髪用顔料が除かれる。このため、ボトル2の外で毛髪用顔料が滴り落ちたりすることがない。
【0017】
次いで、装着部8を髪の生え際等の適宜箇所に押し当てるようにして梳き上げる。すると櫛歯16で毛髪が梳かれると同時に塗布部材15が毛髪に接触し、毛に顔料が塗布される(染められる)。
このとき、図10(イ)(ロ)に示すように、塗布部材15が押しつぶされて、毛髪aが櫛歯16の間に入り込み、同時に塗布部材15から押し出された毛髪用顔料が毛髪aに塗布されるのであるが、塗布部材15は回転できるので毛髪aと接触する面が次々と移動し、しかも、同時に櫛歯16により毛髪aを梳きながら、毛髪a間に間隙を作るので毛髪用顔料は毛髪間に効率よく、かつ、むらなく良好にいきわたる。
そして、塗布部材15を毛髪aから離すと、図10(ハ)のように、塗布部材15は素材の弾力によって元の形状に復帰するので、毛髪aは櫛歯16の間から押し出され毛髪aが櫛歯16に絡みついてしまう事態を避けることができる。
【0018】
化粧料塗布具1の柄9は浅いクランクに屈曲して形成され、かつ、装着部8における櫛歯16の突出する方向が浅いクランクの平面に対して角度を持って(捻って)配置されているので、把持部3を持って装着部8に装填した塗布部材15を毛髪に押し当てたとき、把持部3が顔面や毛髪から離れる方向に位置するので、把持部3を持つ手が顔面あるいは毛髪に接触しにくい。
この操作を繰り返して塗布を完了したら、本体部4をボトル2に差込んで把持部3をキャップとしてボトル2の首部25に被せてネジ込む。すると、化粧料塗布具1の柄9、装着部8および塗布部材15が毛髪用顔料3に浸されてボトル2に収容される。把持部3は、ボトル2の首部23に雄ネジ部24と雌ネジ部6とで螺合するのでボトル2を密封する能力が高い。
【0019】
以上、実施例1について説明した。櫛歯16の列は、1列のこともある。また、櫛歯16を塗布部部材15の長手方向に沿って両側に設けた場合は、塗布部材15を貫通する軸20を設けずに、両側の櫛歯列14a、14bによってローラー状の塗布部材15を回転可能に脱出不能に囲む構造とすることもある。塗布部材15はローラー状に限らず、軸方向に長く回転できる構造の柱状であれば良く、断面は、極端には四角から多角形あるいは楕円形などであっても良い。また、中心の挿通孔を備えたものと備えないものがある。
【0020】
図7は、本発明の実施例2を示し、実施例1とは主として装着部8の構成とその配置が異なっている。他の構成は実施例1と格別に変わりが無いので、同じ符号を用いることにして具体的な説明は省略する。
実施例2の装着部8は、櫛歯列14a,14bを構成する櫛歯16がいずれもその先端側が対向して内側へ丸く円弧状に湾曲した形態とされている。このため、装着部8における収納空間は上方の出口が狭くなって、内部のローラー状の塗布部材15が脱落しにくい構造となっている。塗布部材15を実施例1のように軸部材19で軸支しない構成とするときに便利である。また、櫛歯16の外周側は丸く形成されているので、毛髪を梳くときに肌に対する当たりが柔らかく、スムーズな使い心地を与えることが出来る。
【0021】
実施例2の装着部8はまた、先端部が細い台13と一体に形成されており、この部分にも軸方向に複数本の溝28が形成されており、一種の櫛歯として構成されている。この溝28はそれぞれ基部側が前記の収納空間17に繋がっており、塗布部材15の毛髪用顔料を誘導できるようになっている。したがって、化粧料塗布具1の先端部を使って、塗り残した部分や込み入った細かな箇所に塗ることができ、細かな化粧が可能となる。
なお、実施例2の櫛歯16が突出している方向は、軸9の浅いクランクが属する平面と平行な方向であり、前記の捻りが付加されていない。
【0022】
図8は、本発明の実施例3を示し、実施例1,2とは主として装着部8における軸方向に配列する櫛歯列14a,14bを構成する櫛歯16の形態が異なっている。他の構成は実施例1、実施例2と格別に変わりが無いので、同じ符号を用いることにして具体的な説明は省略する。
【0023】
実施例3の櫛歯列14aは、各櫛歯16が実施例2のものと同様に円弧状に湾曲した構造とされているが、他方の櫛歯列14bを構成する各櫛歯16はほとんど湾曲していない直状とされている。櫛歯列14aは湾曲方向に移動させるとき肌に対する抵抗が少なく、化粧料塗布具1を移動させるときの先導側として優れ、櫛歯列14bは、直状の櫛歯16により、毛髪を深く分けることができ毛髪用顔料を深く広く行き渡らせるのに効果がある。化粧料塗布具1の操作方向に一定の制限が出るが、効率の良い塗布を行うことができる
【0024】
図9は、本発明の実施例4を示し、実施例1とは主として装着部8における軸方向に配列する櫛歯列14a,14bを構成する櫛歯16の形態が異なっている。他の構成は実施例1―3と格別に変わりが無いので、同じ符号を用いることにして具体的な説明は省略する。
実施例4の装着部8における櫛歯列14a,14bは、それぞれローラー状の塗布部材15の周面に接する程度に湾曲された円弧状の櫛歯16で構成されている。櫛歯16は比較的細く、櫛歯間の間隔が大きくされている。また、ローラー状の塗布部材15の直径も比較的大きい。実施例4の場合、各櫛歯16は、装着部8を毛髪に押し付けて弾性体の塗布部材15が変形したときに櫛としての機能を発揮する。各櫛端16は大きく湾曲しているので化粧料塗布具1を操作するとき滑らかであり、また、肌を刺激することが少ない。
さらに、塗布部材15の径が大きいので、毛髪用顔料を保持する量が大きく、ボトル2空引抜いた一回の量で広い範囲に化粧することができる。
【0025】
なお、本発明の化粧料塗布具1は、毛髪用顔料を収容したボトル2と組み合わせることなく、トレー等に収容した染毛液等の化粧料を塗布部材15に含浸させて使用することもできる。
塗布部材15は、毛髪に押し当てると変形した状態で回転するので、円柱状に限定されるものではなく、断面を角形、楕円形、部分円形等としてもよい。
化粧料塗布具1の柄9は浅いクランクに屈曲して形成されたものを示したが、必ずしもクランク状でなくても良く、柄9は装着部8までまっすぐな形状に成形されていることもある。
化粧料塗布具1は毛髪用顔料の塗布以外の液体化粧料の塗布に用いることもできる。
【符号の説明】
【0026】
1 化粧料塗布具
2 ボトル
3 把持部
4 本体部
5 開口部
6 雌ネジ
7 栓体
8 装着部
9 柄
10 突条
11 基部側
12 先端側
13 細長い台
14a,14b 櫛歯列
15 塗布部材
16 櫛歯
17 収容空間
18 挿通孔
19 軸部材
20 軸
21 軸支持部
22 爪
23 係合孔
24 雄ネジ
25 首部
26 シゴキゴム
27 テーパー部
28 溝

【特許請求の範囲】
【請求項1】
化粧料を含浸可能な柱状の弾性体より成る塗布部材と、
該塗布部材を装着可能な装着部を設けてある本体部、
を備えた化粧料塗布具であって、
前記塗布部材は、前記本体部の装着部に周方向へ回転自在に装着され、
前記本体部の装着部には、前記塗布部材の長手方向に列となる複数の櫛歯を設けてあることを特徴とした化粧料塗布具。
【請求項2】
前記本体部は、前記塗布部材に含浸された化粧料を塗布する際に使用者が把持する把持部を有することを特徴とした請求項1に記載の化粧料塗布具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−16374(P2012−16374A)
【公開日】平成24年1月26日(2012.1.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−153710(P2010−153710)
【出願日】平成22年7月6日(2010.7.6)
【出願人】(591147339)株式会社トキワ (141)