説明

友人関係構築支援装置、友人関係構築支援方法、及び友人関係構築支援プログラム

【課題】効果的に新たな友人関係が築かれることを支援すると共に、イベントに参加することで築かれた新たな友人関係が継続されるように支援する仕組みを提供する。
【解決手段】本サーバ10は、第1ユーザ端末30に対してイベント開催を案内する通知を送信する。本サーバは、第1ユーザ端末よりイベントに参加する回答を受信した場合、検索対象ユーザを特定して第1のユーザと共通する属性情報の有無を検索し、イベントに参加することで出会える有益な第2のユーザを特定する。本サーバは、第1のユーザIDと第2のユーザIDとを仮登録し、イベント終了後に、第1ユーザ端末に対して第2のユーザと友人関係を登録するかを問う通知を送信し、第2ユーザ端末40に対して第1のユーザと友人関係を登録するかを問う通知を送信する。本サーバは、双方の端末より友人関係の登録を望む回答を受信した場合、両者のユーザIDを互いに関連付けて登録する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、イベントに参加することで効果的に友人関係が築かれることを支援すると共に、イベントに実際に参加することで築かれた友人関係を登録し、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいてその関係が確認可能なようにした友人関係構築支援装置、友人関係構築支援方法、及び友人関係構築支援プログラムに係り、詳しくは、実際に出会うことで築かれた友人関係と、仮想空間での出会いで築かれる友人関係とを互いに結びつけ、この友人関係が継続されるように支援する技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
新たな友人関係を築くきっかけの一つとして、セミナーや交流会、祝賀会、懇親会、等のイベントに参加することが挙げられる。このようなイベントは、本来、参加者同士共通する目的等を有しているから参加するものであり、お互いの目的等が分かれば、新たな友人関係を容易に築くことができるものである。また、他の参加者の職業や出身地、趣味と言った属性情報に基づいた素性が分かれば、時間を掛けることなく新たな友人関係を容易に築くことができる。
【0003】
ところが、イベントに参加しても最初から他の参加者の目的や素性等が分かる訳ではないため、雑談を通して共通する目的等や相手の素性を探り出し、時間をかけて新たな友人関係を築くようにしている。したがって、イベントに参加することは、新たな友人関係を築くきっかけの一つとはなるが、初対面の相手とは新たな友人関係を築くことはなかなか難しいものである。
【0004】
しかも、イベントに参加し、実際に出会うことで築かれた友人関係は、深く築かれることとなる反面、しばらく会っていなかったり、連絡を取っていなかったりすると、その関係性が薄らいでしまうものである。したがって、イベントで新たな友人関係を築くことができたとしても、継続して友人関係を維持する何らかの手立てがないとその関係を維持することが難しく、その場限りの友人関係に終わってしまうことがある。
【0005】
また、近年においては、インターネット等の通信ネットワーク上に開設されたコミュニティ型のWebサイトを利用して、新たな友人関係を築くようにしたサービスが普及している。このようなサービスは、ソーシャルネットワークサービス(以下、「SNSサービス」と記す。)と称され、事前に生年月日や出身地、出身校(学歴)、仕事(職業)、電子メールアドレス、血液型、趣味、好きなスポーツ、好きな食べ物、といった自らの特徴を表す属性情報の登録を行うことで、新たな友人関係を築くために利用することができる。このようなSNSサービスには、不特定多数のものが誰でも自由に参加できるものの他、事前に属性情報の登録を行って会員となった既存の参加者からの招待がないと利用することができないものもある。
【0006】
また、従来のSNSサービスでは、SNSサービスに参加したり、友人関係を築いたりしていると、公開設定によってSNSサービスへの参加時に登録した属性情報の一部もしくは全部が他の参加者に公開されるものとなっている。この属性情報の公開は、その範囲を広げることで新たな友人関係を築き易くしている。したがって、より多くの細かな属性情報が登録され、公開設定されていれば、互いに共通する属性情報を縁として、新たな友人関係が築き易くなる。
そこで、ユーザ(参加者)の要求に適合した人物を検索し、友人関係を築くようにした手段が幾つか提案されている(たとえば、特許文献1乃至3を参照)。
【0007】
ところが上記特許文献1乃至3に記載された手段では何れも、仮想空間上で築かれる友人関係であるため、実際に出会うことで築かれた友人関係に比して繋がりが弱く、新たな友人関係を容易に築くことができても、緊密な友人関係を築くことが難しい。
したがって、イベントに参加することでSNSサービスのように効果的に新たな友人関係を築くことができ、実際にこのイベントに参加することで出会って築かれた緊密な友人関係が継続されるように支援するようにした手段は、現在のところ提案されていない。
【特許文献1】特開2001−282805号公報
【特許文献2】特開2002−91994号公報
【特許文献3】特開2005−259074号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、イベントに参加することを通して効果的に新たな友人関係が築かれることを支援すると共に、実際にこのイベントに参加することで築かれた新たな友人関係が継続されるように支援する仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の友人関係構築支援装置は、イベントを実施する主催者が利用する主催者端末と、前記イベントへの参加勧誘を受けるユーザが利用するユーザ端末と、通信ネットワークを介してそれぞれ接続され、前記イベントに参加することで築かれたユーザ同士の友人関係を、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて確認可能なように登録する装置であって、前記ネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ったユーザを識別するユーザ識別情報と、当該ユーザが予め登録した少なくとも1以上の項目からなるユーザ自らの特徴を表す属性情報と、当該ユーザへの連絡先情報と、を互いに関連付けて記憶する第1記憶手段、互いに友人関係の登録を望む第1のユーザのユーザ識別情報と、第2のユーザのユーザ識別情報と、を互いに関連付けて記憶する第2記憶手段、前記主催者端末より、少なくともイベント名、イベント開催場所、イベント開催日時、といったイベント開催情報を含むイベント案内依頼を受信し、当該イベント案内依頼に含まれるイベント開催情報に固有の識別情報(以下、「イベント識別情報」という。)を付与して、イベント識別情報と、イベント名と、イベント開催場所と、イベント開催日時と、を互いに関連付けて第3記憶手段に記憶すると共に、前記第1記憶手段を参照してユーザへの連絡先情報に基づき各ユーザ端末に対し、前記イベント開催情報を案内すると共に、当該イベントに参加するか否かの回答を求める第1の通知を生成し送信するイベント開催案内手段、前記第1の通知の送信に応じ、前記ユーザ端末より、イベント識別情報と、ユーザ識別情報と、イベントへの参加可否情報と、を含む第1の回答を受信し、当該第1の回答が、前記イベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含むか否か判断し、前記第1の回答がイベント参加可情報を含む場合、イベント識別情報と、ユーザ識別情報と、を互いに関連付けて第4記憶手段に記憶するイベント参加第1処理手段、前記イベント開催案内手段での第1の通知の送信後、所定の時期に前記第4記憶手段を参照し、ユーザごとに、当該ユーザを第1のユーザとしてそのユーザ識別情報を特定すると共に、前記第1のユーザを除いて前記第4記憶手段に記憶されている全てのユーザを検索対象ユーザとしてそのユーザ識別情報を特定し、引き続き、前記第1記憶手段を参照して、前記第1のユーザのユーザ識別情報に基づき特定した属性情報と、前記検索対象ユーザのユーザ識別情報に基づき特定したそれぞれの属性情報とを、項目ごとに比較して同一である属性情報を有する検索対象ユーザを前記第1のユーザにとって有益な第2のユーザとして特定し、当該第2のユーザのユーザ識別情報を、前記第1のユーザとしたユーザのユーザ識別情報と関連付けて前記第4記憶手段に記憶すると共に、前記第1記憶手段を参照して前記第1のユーザのユーザ識別情報に基づき連絡先情報を特定し、当該第1のユーザが利用する第1ユーザ端末に対して、前記第2のユーザの氏名を除く属性情報の一部を開示する有益ユーザ案内と、前記イベントにおいて前記第2のユーザと実際に会うことを望むか否かの回答を求める第2の通知を生成し送信するイベント参加第2処理手段、前記第2の通知の送信に応じ、前記第1ユーザ端末より、ユーザ識別情報と、前記イベントにおいて前記第2のユーザと実際に会うことを望む紹介依頼と、を含む第2の回答を受信した場合、当該第2の回答に含まれるユーザ識別情報に基づき前記第4記憶手段を参照し、互いに関連付けられている第2のユーザのユーザ識別情報を特定し、引き続き、前記第1記憶手段を参照して特定したユーザ識別情報に基づき前記第2のユーザの連絡先情報を特定し、当該第2のユーザが利用する第2ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて紹介したい第1のユーザがいることを知らせると共に、当該第1のユーザと会うことを望むか否かの回答を求める第3の通知を生成し送信し、さらに、前記第3の通知の送信に応じ、前記第2ユーザ端末より、前記イベントにおいて前記第1のユーザと会うことを了承する第3の回答を受信した場合、前記第1のユーザのユーザ識別情報と前記第2のユーザのユーザ識別情報とに関連付けて、友人関係の仮登録情報を前記第4記憶手段に記憶すると共に、前記第1記憶手段を参照し、前記仮登録情報が記憶された各ユーザのユーザ識別情報に基づき第1のユーザの氏名と第2のユーザの氏名を抽出し、前記第1ユーザ端末に対して第2のユーザの氏名を開示する第4の通知を送信すると共に、前記第2ユーザ端末に対して第1のユーザの氏名を開示する第5の通知を送信するイベント参加第3処理手段、前記第4の通知及び前記第5の通知を送信した後、前記第3記憶手段を参照してイベントの開催日時が経過したか否か判断し、前記開催日時が経過した場合、所定の時期に前記第4記憶手段を参照して、当該イベントのイベント識別情報に基づき第1のユーザのユーザ識別情報を特定すると共に、第2のユーザのユーザ識別情報を特定し、前記第1記憶手段を参照して前記第1のユーザのユーザ識別情報及び前記第2のユーザのユーザ識別情報に基づきそれぞれの連絡先情報を特定し、さらに、前記第1ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて会うことを望んだ第2のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第6の通知を生成し送信すると共に、前記第2ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて会うことを了承した第1のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第7の通知を生成し送信し、前記第6の通知に応じて前記第1ユーザ端末より、前記第2のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信すると共に、前記第7の通知に応じて、前記第2ユーザ端末より、前記第1のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信した場合、前記第1のユーザのユーザ識別情報と、前記第2のユーザのユーザ識別情報と、を互いに関連付けて前記第2記憶手段に記憶するイベント参加第4処理手段、を少なくとも有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の友人関係構築支援装置は、前記イベント開催案内手段が、前記第1の通知として、前記イベントに参加する目的は何か、前記イベントに参加することで出会える有益なユーザを事前に探し出す検索を望むか否か、といった回答を求める質問を含んで送信し、前記イベント参加第1処理手段が、前記第1の回答として、前記イベントへの参加目的、前記有益ユーザの検索要求、をさらに含んで受信し、前記参加目的、前記検索要求、を前記ユーザ識別情報と関連付けて前記第4記憶手段にさらに記憶し、前記イベント参加第2処理手段が、前記検索要求を有するユーザを第1のユーザとして、当該第1のユーザごとに参加目的を特定し、引き続き、特定した参加目的に含まれる語をキーワードとして、前記第1記憶手段を参照し、前記検索対象ユーザのユーザ識別情報に基づき特定した属性情報を検索して前記キーワードを含む属性情報を有する検索対象ユーザを第2のユーザとして特定する、ものとしても良い。
【0011】
また、本発明の友人関係構築支援装置は、前記イベント開催案内手段が、前記イベント案内依頼として、前記第1記憶手段に記憶されていないユーザを特別勧誘先ユーザとして指定すると共に、当該特別勧誘先ユーザの連絡先情報をさらに含んで受信した場合、前記第1記憶手段に記憶されたユーザの連絡先情報と共に、前記特別勧誘先ユーザの連絡先情報に基づき、各ユーザ端末に対して前記第1の通知を送信し、前記イベント参加第1手段が、前記第1の回答の受信に伴い、前記特別勧誘先ユーザからの回答であるか否か判断し、前記第1の回答が、特別勧誘先ユーザからの回答であって、イベント参加可情報をさらに含む場合、当該特別勧誘先ユーザに対し、前記ネットワークサービスサイトを利用するための登録を促す第8の通知を送信し、前記イベント参加第2手段が、前記第1のユーザが特別勧誘先ユーザである場合、前記イベント開催案内手段での第1の通知の送信後、所定の時期に、前記第1記憶手段を参照して特別勧誘先ユーザの連絡先情報に基づき、前記ネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ったか否か判断し、前記特別勧誘先ユーザが前記登録を行っていた場合、有益ユーザを特定する検索を実施する、ものとしても良い。
【0012】
また、本発明の友人関係構築支援装置は、前記ユーザ端末の接続に応じてユーザ識別情報を取得し、前記第2記憶手段を参照して当該ユーザ識別情報を第1のユーザ識別情報又は第2のユーザ識別情報として関連付けて記憶されている第2のユーザ識別情報又は第1のユーザ識別情報を友人関係登録ユーザの識別情報として全て特定し、さらに、前記第1記憶手段を参照して特定した友人関係登録ユーザのユーザ名情報を抽出し、当該ユーザ名情報を、友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するように前記ユーザ端末へ送信する友人関係登録ユーザ情報開示手段、をさらに有するものとしても良い。
【0013】
また、本発明の友人関係構築支援装置は、前記第1記憶手段が、ユーザ識別情報に関連付けて、当該ユーザを視覚的に識別するユーザ画像情報をさらに記憶し、前記友人関係登録ユーザ情報開示手段が、前記友人関係登録ユーザの識別情報を特定した後、前記第1記憶手段を参照し、前記ユーザ名情報に代えて又は前記ユーザ名情報と共に前記ユーザ画像情報を抽出し、当該ユーザ画像情報を友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するように前記ユーザ端末へ送信する、ものとしても良い。
【0014】
さらに、本発明の友人関係構築支援装置は、前記第2記憶手段が、第1のユーザのユーザ識別情報、及び第2のユーザのユーザ識別情報と互いに関連付けて、友人関係の登録のきっかけとなったイベント名、及びイベント開催場所といったイベント開催情報をさらに記憶し、前記友人関係登録ユーザ情報開示手段が、前記友人関係登録ユーザの識別情報を全て特定すると共に、当該友人関係登録ユーザの識別情報と互いに関連付けて記憶されているイベント開催情報を抽出し、前記ユーザ名情報及び/又は前記ユーザ画像情報と共に、当該イベント開催情報を友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するように前記ユーザ端末へ送信する、ものとしても良い。
【0015】
また、本発明の友人関係構築支援方法は、イベントを実施する主催者が利用する主催者端末と、前記イベントへの参加勧誘を受けるユーザが利用するユーザ端末と、通信ネットワークを介してそれぞれ接続され、前記通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ったユーザを識別するユーザ識別情報と、当該ユーザが予め登録した少なくとも1以上の項目からなるユーザ自らの特徴を表す属性情報と、当該ユーザへの連絡先情報と、を互いに関連付けて記憶する第1記憶手段、互いに友人関係の登録を望む第1のユーザのユーザ識別情報と、第2のユーザのユーザ識別情報と、を互いに関連付けて記憶する第2記憶手段、を有する装置により、前記イベントに参加することで築かれたユーザ同士の友人関係を、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて確認可能なように登録する方法であって、イベント開催案内手段が、前記主催者端末より、少なくともイベント名、イベント開催日時、イベント開催場所、といったイベント開催情報を含むイベント案内依頼を受信するステップ、イベント開催案内手段が、前記イベント案内依頼の受信に応じ、当該イベント案内依頼に含まれるイベント開催情報に固有の識別情報(以下、「イベント識別情報」という。)を付与して、イベント識別情報と、イベント名と、イベント開催日時と、を互いに関連付けて第3記憶手段に記憶するステップ、イベント開催案内手段が、前記第1記憶手段を参照してユーザへの連絡先情報に基づき各ユーザ端末に対し、前記イベント開催情報を案内すると共に、当該イベントに参加するか否かの回答を求める第1の通知を生成し送信するステップ、イベント参加第1処理手段が、前記第1の通知の送信に応じ、前記ユーザ端末より、イベント識別情報と、ユーザ識別情報と、イベントへの参加可否情報と、を含む第1の回答を受信するステップ、イベント参加第1処理手段が、当該第1の回答が、前記イベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含むか否か判断するステップ、イベント参加第1処理手段が、前記第1の回答がイベント参加可情報を含む場合、イベント識別情報と、ユーザ識別情報と、を互いに関連付けて第4記憶手段に記憶するするステップ、イベント参加第2処理手段が、前記イベント開催案内手段での第1の通知の送信後、所定の時期に前記第4記憶手段を参照し、ユーザごとに、当該ユーザを第1のユーザとしてそのユーザ識別情報を特定すると共に、前記第1のユーザを除いて前記第4記憶手段に記憶されている全てのユーザを検索対象ユーザとしてそのユーザ識別情報を特定するステップ、イベント参加第2処理手段が、引き続き、前記第1記憶手段を参照して、前記第1のユーザのユーザ識別情報に基づき特定した属性情報と、前記検索対象ユーザのユーザ識別情報に基づき特定したそれぞれの属性情報とを、項目ごとに比較して同一である属性情報を有する検索対象ユーザを前記第1のユーザにとって有益な第2のユーザとして特定するステップ、イベント参加第2処理手段が、当該第2のユーザのユーザ識別情報を、前記第1のユーザとしたユーザのユーザ識別情報と関連付けて前記第4記憶手段に記憶するステップ、イベント参加第2処理手段が、前記第1記憶手段を参照して前記第1のユーザのユーザ識別情報に基づき連絡先情報を特定し、当該第1のユーザが利用する第1ユーザ端末に対して、前記第2のユーザの氏名を除く属性情報の一部を開示する有益ユーザ案内と、前記イベントにおいて前記第2のユーザと実際に会うことを望むか否かの回答を求める第2の通知を生成し送信するステップ、イベント参加第3処理手段が、前記第2の通知の送信に応じ、前記第1ユーザ端末より、ユーザ識別情報と、前記イベントにおいて前記第2のユーザと実際に会うことを望む紹介依頼と、を含む第2の回答を受信するステップ、イベント参加第3処理手段が、前記第2の回答を受信した場合、当該第2の回答に含まれるユーザ識別情報に基づき前記第4記憶手段を参照し、互いに関連付けられている第2のユーザのユーザ識別情報を特定し、引き続き、前記第1記憶手段を参照して特定したユーザ識別情報に基づき前記第2のユーザの連絡先情報を特定し、当該第2のユーザが利用する第2ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて紹介したい第1のユーザがいることを知らせると共に、当該第1のユーザと会うことを望むか否かの回答を求める第3の通知を生成し送信するステップ、イベント参加第3処理手段が、前記第3の通知の送信に応じ、前記第2ユーザ端末より、前記イベントにおいて前記第1のユーザと実際に会うことを了承する第3の回答を受信するステップ、イベント参加第3処理手段が、前記第3の回答を受信した場合、前記第1のユーザのユーザ識別情報と前記第2のユーザのユーザ識別情報とに関連付けて、友人関係の仮登録情報を前記第4記憶手段に記憶するするステップ、イベント参加第3処理手段が、さらに、前記第1記憶手段を参照し、前記仮登録情報が記憶された各ユーザのユーザ識別情報に基づき第1のユーザの氏名と第2のユーザの氏名を抽出し、前記第1ユーザ端末に対して第2のユーザの氏名を開示する第4の通知を送信すると共に、前記第2ユーザ端末に対して第1のユーザの氏名を開示する第5の通知を送信するステップ、イベント参加第4処理手段が、前記第4の通知及び前記第5の通知を送信した後、前記第3記憶手段を参照してイベントの開催日時が経過したか否か判断するステップ、イベント参加第4処理手段が、前記開催日時が経過した場合、所定の時期に前記第4記憶手段を参照して、当該イベントのイベント識別情報に基づき第1のユーザのユーザ識別情報を特定すると共に、第2のユーザのユーザ識別情報を特定するステップ、イベント参加第4処理手段が、前記第1記憶手段を参照して前記第1のユーザのユーザ識別情報及び前記第2のユーザのユーザ識別情報に基づきそれぞれの連絡先情報を特定し、さらに、前記第1ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて会うことを望んだ第2のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第6の通知を生成し送信すると共に、前記第2ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて会うことを了承した第1のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第7の通知を生成し送信するステップ、イベント参加第4処理手段が、前記第6の通知に応じて前記第1ユーザ端末より、前記第2のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信すると共に、前記第7の通知に応じて、前記第2ユーザ端末より、前記第1のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信したとき、前記第1のユーザのユーザ識別情報と、前記第2のユーザのユーザ識別情報と、を互いに関連付けて前記第2記憶手段に記憶するステップ、を少なくとも有していることを特徴とする。
【0016】
また、本発明の友人関係構築支援プログラムは、イベントを実施する主催者が利用する主催者端末と、前記イベントへの参加勧誘を受けるユーザが利用するユーザ端末と、通信ネットワークを介してそれぞれ接続され、前記通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ったユーザを識別するユーザ識別情報と、当該ユーザが予め登録した少なくとも1以上の項目からなるユーザ自らの特徴を表す属性情報と、当該ユーザへの連絡先情報と、を互いに関連付けて記憶する第1記憶手段、互いに友人関係の登録を望む第1のユーザのユーザ識別情報と、第2のユーザのユーザ識別情報と、を互いに関連付けて記憶する第2記憶手段、を有し、前記イベントに参加することで築かれたユーザ同士の友人関係を、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて確認可能なように登録することを実行させるためにコンピュータを、前記主催者端末より、少なくともイベント名、イベント開催場所、イベント開催日時、といったイベント開催情報を含むイベント案内依頼を受信し、当該イベント案内依頼に含まれるイベント開催情報に固有の識別情報(以下、「イベント識別情報」という。)を付与して、イベント識別情報と、イベント名と、イベント開催場所、イベント開催日時と、を互いに関連付けて第3記憶手段に記憶する手段、前記イベント案内依頼の受信に応じ、前記第1記憶手段を参照してユーザへの連絡先情報に基づき各ユーザ端末に対し、前記イベント開催情報を案内すると共に、当該イベントに参加するか否かの回答を求める第1の通知を生成し送信する手段、前記第1の通知の送信に応じ、前記ユーザ端末より、イベント識別情報と、ユーザ識別情報と、イベントへの参加可否情報と、を少なくとも含む第1の回答を受信し、当該第1の回答が、前記イベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含むか否か判断する手段、前記判断の結果、前記第1の回答がイベント参加可情報を含む場合、イベント識別情報と、ユーザ識別情報と、を互いに関連付けて第4記憶手段に記憶する手段、前記第1の通知の送信後、所定の時期に前記第4記憶手段を参照し、ユーザごとに、当該ユーザを第1のユーザとしてそのユーザ識別情報を特定すると共に、前記第1のユーザを除いて前記第4記憶手段に記憶されている全てのユーザを検索対象ユーザとしてそのユーザ識別情報を特定する手段、引き続き、前記第1記憶手段を参照して、前記第1のユーザのユーザ識別情報に基づき特定した属性情報と、前記検索対象ユーザのユーザ識別情報に基づき特定したそれぞれの属性情報とを、項目ごとに比較して同一である属性情報を有する検索対象ユーザを前記第1のユーザにとって有益な第2のユーザとして特定し、さらに、当該第2のユーザのユーザ識別情報を、前記第1のユーザとしたユーザのユーザ識別情報と関連付けて前記第4記憶手段に記憶する手段、さらに、前記第1記憶手段を参照して前記第1のユーザのユーザ識別情報に基づき連絡先情報を特定し、当該第1のユーザが利用する第1ユーザ端末に対して、前記第2のユーザの氏名を除く属性情報の一部を開示する有益ユーザ案内と、前記イベントにおいて前記第2のユーザと実際に会うことを望むか否かの回答を求める第2の通知を生成し送信する手段、前記第2の通知の送信に応じ、前記第1ユーザ端末より、ユーザ識別情報と、前記イベントにおいて前記第2のユーザと実際に会うことを望む紹介依頼と、を含む第2の回答を受信した場合、当該第2の回答に含まれるユーザ識別情報に基づき前記第4記憶手段を参照し、互いに関連付けられている第2のユーザのユーザ識別情報を特定し、引き続き、前記第1記憶手段を参照して特定したユーザ識別情報に基づき前記第2のユーザの連絡先情報を特定し、当該第2のユーザが利用する第2ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて紹介したい第1のユーザがいることを知らせると共に、当該第1のユーザと会うことを望むか否かの回答を求める第3の通知を生成し送信する手段、さらに、前記第3の通知の送信に応じ、前記第2ユーザ端末より、前記イベントにおいて前記第1のユーザと実際に会うことを了承する第3の回答を受信した場合、前記第1のユーザのユーザ識別情報と前記第2のユーザのユーザ識別情報とに関連付けて、友人関係の仮登録情報を前記第4記憶手段に記憶すると共に、前記第1記憶手段を参照し、前記仮登録情報が記憶された各ユーザのユーザ識別情報に基づき第1のユーザの氏名と第2のユーザの氏名を抽出し、前記第1ユーザ端末に対して第2のユーザの氏名を開示する第4の通知を送信すると共に、前記第2ユーザ端末に対して第1のユーザの氏名を開示する第5の通知を送信する手段、前記第4の通知及び前記第5の通知を送信した後、前記第3記憶手段を参照してイベントの開催日時が経過したか否か判断し、前記開催日時が経過した場合、所定の時期に前記第4記憶手段を参照して、当該イベントのイベント識別情報に基づき第1のユーザのユーザ識別情報を特定すると共に、第2のユーザのユーザ識別情報を特定し、前記第1記憶手段を参照して前記第1のユーザのユーザ識別情報及び前記第2のユーザのユーザ識別情報に基づきそれぞれの連絡先情報を特定する手段、さらに、前記第1ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて会うことを望んだ第2のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第6の通知を生成し送信すると共に、前記第2ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて会うことを了承した第1のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第7の通知を生成し送信する手段、前記第6の通知に応じて前記第1ユーザ端末より、前記第2のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信すると共に、前記第7の通知に応じて、前記第2ユーザ端末より、前記第1のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信したとき、前記第1のユーザのユーザ識別情報と、前記第2のユーザのユーザ識別情報と、を互いに関連付けて前記第2記憶手段に記憶する手段、として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
本発明の友人関係構築支援装置によれば、イベントを実施する主催者より依頼のあったイベント開催情報をユーザに対して案内し、ユーザよりイベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含む回答を受信した場合、共通する属性情報の有無を検索する。よって、共通する属性情報に基づき、イベントに参加することで出会える有益なユーザを特定することができる。これにより、ユーザに対して、イベントに参加することで出会える有益なユーザを紹介することができる。
また、イベントにおいて双方が互いに会うことを希望した場合に、イベントにおいて出会えるように相手の氏名を開示し、両者の識別情報を互いに関連付けて友人関係の仮登録状態とすると共に、イベントが終了した後、仮登録状態の双方に対して、友人関係を登録することを望むか否か問う通知を送信し、双方より友人関係を登録することを望む回答を受信した場合、両者の識別情報を互いに関連付けて登録する。よって、イベントにおいて容易に友人関係を築くきっかけを与えることができると共に、実際に出会ってから友人関係を築くか否か判断をする機会を与えることができ、友人関係が登録された場合、一方の識別情報より、互いに関連付けて登録された友人関係を有するユーザを特定することができる。これにより、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて友人関係の確認が可能なものとすることができる。
したがって、本発明では、イベントに参加することを通して効果的に新たな友人関係が築かれることを支援すると共に、実際にこのイベントに参加することで築かれた新たな友人関係が継続されるように支援する仕組みを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、図面を参照しながら、本発明に係る友人関係構築支援装置、友人関係構築支援方法、及び友人関係構築支援プログラムの一例について説明する。
図1は、本発明に係る友人関係構築支援装置(以下、「本サーバ」という)を用いた友人関係構築支援システム(以下、「本システム」という。)の実施形態の一例を示すブロック図である。符号10は本サーバを示す。
図1に示すように、本サーバ10は、イベントを実施する主催者が利用する主催者端末20と、通信ネットワーク上に開設されたSNSサービスサイトにて自らの特徴を表す属性情報を登録し、イベントへの参加勧誘を受ける少なくとも2以上のユーザがそれぞれ利用する第1ユーザ端末30及び第2ユーザ端末40と、情報の送受信が可能となるよう通信ネットワークNWを介して接続された装置である。
【0019】
通信ネットワークNWの例としては、インターネットやLAN(Local Area Network)などのコンピュータ通信網がある。本サーバ10及び、主催者端末20、第1ユーザ端末30、第2ユーザ端末40は、専用線、公衆交換電話網(PSTN)、無線電話網、CATV網、衛星通信網等の通信回線を介して通信ネットワークNWと接続している。
【0020】
主催者端末20、第1ユーザ端末30及び第2ユーザ端末40は、共に本サーバ10と情報の送受信が可能な情報処理装置であればよく、たとえば、パーソナルコンピュータをはじめ、データ通信機能を有するPDA(Personal Digital Assistant)や携帯電話機などで実現される。
また、主催者端末20、第1ユーザ端末30及び第2ユーザ端末40は、図示しないが、CPU(中央処理装置)、プログラム記憶部、マウスやキーボード又はキーボタン等の入力装置、ディスプレイ等の出力装置、OS(オペレーティング・システム)、WWWブラウザ、等を有する。
なお、図1ではそれぞれ一つずつの主催者端末20、第1ユーザ端末30、第2ユーザ端末40しか通信ネットワークNWを介して本サーバ10に接続されていないが、本サーバ10は、複数の主催者端末20、複数の第1ユーザ端末30、複数の第2ユーザ端末40とそれぞれ接続されているものでも良い。
【0021】
次に、本サーバ10の構成について説明する。
本サーバ10は図2に示すように、基本的に、ユーザ情報データベース(DB)1と、友人関係登録情報データベース(DB)2と、イベント情報データベース(DB)3と、イベント参加情報データベース(DB)4と、イベント開催案内部11と、イベント参加第1処理部12と、イベント参加第2処理部13と、イベント参加第3処理部14と、イベント参加第4処理部15と、を少なくとも有している。また、本サーバ10は、必要に応じて、友人関係登録ユーザ情報開示部16を有するものとしても良い。
【0022】
これらの機能ブロックは、本サーバ10が保持するCPU(中央処理装置)やプログラム記憶部等により構成することができる。CPUは、プログラム記憶部に記憶されたプログラムに従い、本サーバ10の各構成要素を統制制御し、プログラム処理を実行する。プログラム記憶部は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等で構成され、本サーバ10が使用する各種プログラムを記憶している。
【0023】
なお、本サーバ10では、本発明に係る友人関係構築支援プログラム(以下、「本プログラム」という。)を実行することで、以下に説明する友人関係構築支援方法(以下、「本方法」という。)を実現する。
また、本プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体(以下、「本記録媒体」という。)を用いれば、図示しないコンピュータを本サーバ10と同様に機能させることができる。すなわち、図示しないコンピュータが、本記録媒体から本プログラムを読み取り、それを実行することで、本方法を実現することができる。
【0024】
ユーザ情報DB1は、ネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ったユーザを識別するユーザ識別情報(以下、「ユーザID」という。)と、このユーザが予め登録した少なくとも1以上の項目からなるユーザ自らの特徴を表す属性情報と、このユーザへの連絡先情報と、を互いに関連付けて記憶する手段である。この属性情報は、たとえば、ユーザの氏名をはじめ、ユーザの出身地や出身校、血液型、趣味、特技、スポーツといった項目に回答する情報をいい、具体的は、出身校という項目に対して「○○大学」又は「○○大学卒業」もしくは「○○大卒」、血液型という項目に対して「O型」、趣味という項目に対して「音楽鑑賞」といったものである。
【0025】
検索のための属性情報は、各項目に対して、それぞれを一つずつ入力する場合があれば、まとめて入力する場合もある。まとめて属性情報を入力する場合は、たとえば、検索のためのキーワードということで、単語を思いつくまま、あるいは「,」や「スペース」で区切って、一つの枠に入力する場合が考えられる。また、HTML画面、たとえば日記とかコミュニティの書き込みを属性情報とし、この画面にあるもの全てを検索してもよい。
【0026】
ユーザへの連絡先情報とは、ユーザ端末への連絡先情報をいい、具体的は、電子メールアドレスを挙げることができる。
なお、本発明では、ユーザが自らの特徴を表す属性情報を登録することによって、ユーザIDが発行・付与されている。
【0027】
また、ユーザ情報DB1は、ユーザIDに関連付けて、このユーザを視覚的に識別するユーザ画像情報をさらに記憶する機能を有している。
【0028】
図3は、ユーザ情報DB1に記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図3に示すユーザ情報データベースでは、ユーザIDをインデックスとして、ユーザの氏名や出身地、出身校、血液型、・・といった各属性情報と、連絡先情報と、ユーザ画像情報と、を1レコードとしてデータベースを構成することを示している。
【0029】
友人関係登録情報DB2は、互いに友人関係の登録を望む第1のユーザのユーザ識別情報(以下、「第1のユーザID」という。)と、第2のユーザのユーザ識別情報(以下、「第2のユーザID」という。)と、を互いに関連付けて記憶する手段である。
【0030】
また、友人関係登録情報DB2は、第1のユーザID、及び第2のユーザIDと互いに関連付けて、友人関係の登録のきっかけとなったイベント名、及びイベント開催場所といったイベント開催情報をさらに記憶する機能を有している。
【0031】
図4は、友人関係登録情報DB2に記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図4に示す友人関係登録情報データベースでは、第1のユーザIDをインデックスとして、第2のユーザIDと、イベント名と、開催場所と、を1レコードとしてデータベースを構成することを示している。
【0032】
イベント情報DB3は、イベント開催情報ごとに付与された固有の識別情報(以下、「イベントID」という。)と、イベント名と、イベント開催場所と、イベント開催日時と、を互いに関連付けて記憶する手段である。
【0033】
図5は、イベント情報DB3に記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図5に示すイベント情報データベースでは、イベントIDをインデックスとして、イベント名と、開催場所と、開催日時と、を1レコードとしてデータベースを構成することを示している。
【0034】
イベント参加情報DB4は、イベントIDと、ユーザIDと、を互いに関連付けて記憶する手段である。
【0035】
また、イベント参加情報DB4は、参加目的、前記検索要求、をユーザIDと関連付けてさらに記憶する機能を有している。
【0036】
図6は、イベント参加情報DB4に記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図6に示すイベント参加情報データベースでは、イベントIDをインデックスとして、第1のユーザIDと、参加目的と、検索要求と、を1レコードとしてデータベースを構成することを示している。
【0037】
イベント開催案内部11は、主催者端末20より、少なくともイベント名、イベント開催場所、イベント開催日時、といったイベント開催情報を含むイベント案内依頼を受信し、このイベント案内依頼に含まれるイベント開催情報にイベントIDを付与して、イベントIDと、イベント名と、イベント開催場所と、イベント開催日時と、を互いに関連付けてイベント情報DB3に記憶すると共に、ユーザ情報DB1を参照してユーザへの連絡先情報に基づき各ユーザ端末30又は40(以下、「ユーザ端末30等」という。)に対し、イベント開催情報を案内すると共に、イベントに参加するか否かの回答を求める第1の通知を生成し送信する処理を行なう。なお、このイベント開催情報には、イベントの内容を説明する紹介文を含む。
そして、このイベント開催案内部11にて第1の通知が送信された旨の情報は、イベント参加第1処理部12及びイベント参加第2処理部13へそれぞれ送信される。
【0038】
この際、イベント開催案内部11は、たとえば、イベント案内依頼受信部11aと、イベント案内依頼登録部11bと、イベント案内通知生成部11cと、イベント案内通知送信部11dと、から構成されるものとすることができる。
すなわち、イベント案内依頼受信部11aが、主催者端末20より、少なくともイベント名、イベント開催場所、イベント開催日時、といったイベント開催情報を含むイベント案内依頼を受信する処理を行なう。
次いで、イベント案内依頼登録部11bが、このイベント案内依頼に含まれるイベント開催情報にイベントIDを付与して、イベントIDと、イベント名と、イベント開催場所と、イベント開催日時と、を互いに関連付けてイベント情報DB3に記憶する処理を行なう。
引き続き、イベント案内通知生成部11cが、ユーザ情報DB1を参照してユーザへの連絡先情報に基づき各ユーザ端末30等に対し、イベント開催情報を案内すると共に、イベントに参加するか否かの回答を求める第1の通知を生成する処理を行なう。
そして、イベント案内通知送信部11dが、生成した第1の通知を各ユーザ端末30等に対して送信する処理を行なう。
【0039】
また、イベント開催案内部11は、第1の通知として、イベントに参加する目的は何か、イベントに参加することで出会える有益なユーザを事前に探し出す検索を望むか否か、といった回答を求める質問を含んで各ユーザ端末30等に対して送信する機能を有している。ここで、イベントに参加する目的とは、たとえば、イベントに参加することでどんな人に出会いたいか?といった問いに対する回答をいい、具体的には、弁護士に会いたいとか、会社社長に会いたい、といった出会いたい人の職業や肩書き等を挙げることができる。
【0040】
したがって、この場合のイベント開催案内部11は、イベント案内通知生成部11cが、ユーザ情報DB1を参照してユーザへの連絡先情報に基づき各ユーザ端末30等に対し、イベント開催情報を案内すると共に、イベントに参加するか否か、イベントに参加する目的は何か、イベントに参加することで出会える有益なユーザを事前に探し出す検索を望むか否か、といった回答を求める質問を含んで各ユーザ端末30等に対して送信する処理を行なう。
【0041】
また、イベント開催案内部11は、イベント案内依頼として、ユーザ情報DB1に記憶されていないユーザを特別勧誘先ユーザとして指定すると共に、この特別勧誘先ユーザの連絡先情報をさらに含んで受信した場合、ユーザ情報DB1に記憶されたユーザの連絡先情報と共に、特別勧誘先ユーザの連絡先情報に基づき、各ユーザ端末30等に対して第1の通知を送信する機能を有している。ここで、ユーザ情報DB1に記憶されていないユーザとは、通信ネットワークNW上に開設されたネットワークサービスサイトを利用するために、自分の属性情報等の登録を行っていない者をいう。
【0042】
したがって、この場合のイベント開催案内部11は、イベント案内依頼受信部11aが、主催者端末20より、少なくともイベント名、イベント開催場所、イベント開催日時、といったイベント開催情報と共に、ユーザ情報DB1に記憶されていないユーザを特別勧誘先ユーザとして指定し、この特別勧誘先ユーザの連絡先情報をさらに含むイベント案内依頼を受信する処理を行なう。
そして、イベント案内通知送信部11dが、ユーザ情報DB1に記憶されたユーザの連絡先情報と共に、特別勧誘先ユーザの連絡先情報に基づき、各ユーザ端末30等に対して第1の通知を送信する処理を行なう。
【0043】
イベント参加第1処理部12は、第1の通知の送信に応じ、ユーザ端末30等より、イベントIDと、ユーザIDと、イベントへの参加可否情報と、を含む第1の回答を受信し、この第1の回答が、イベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含むか否か判断し、第1の回答がイベント参加可情報を含む場合、イベントIDと、ユーザIDと、を互いに関連付けてイベント参加情報DB4に記憶する処理を行なう。
【0044】
この際、イベント参加第1処理部12は、たとえば、イベント案内回答受信部12aと、イベント参加可否判断部12dと、イベント案内回答登録部12eと、から構成されるものとすることができる。
すなわち、イベント案内回答受信部12aが、第1の通知の送信に応じ、ユーザ端末30等より、イベントIDと、ユーザIDと、イベントへの参加可否情報と、を含む第1の回答を受信する処理を行なう。
引き続き、イベント参加可否判断部12dが、この第1の回答が、イベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含むか否か判断する処理を行なう。
そして、イベント案内回答登録部12eが、イベント参加可否判断部12dでの判断の結果、第1の回答がイベント参加可情報を含む場合、イベントIDと、ユーザIDと、を互いに関連付けてイベント参加情報DB4に記憶する処理を行なう。
【0045】
また、イベント参加第1処理部12は、第1の回答として、イベントへの参加目的、有益ユーザの検索要求、をさらに含んで受信し、参加目的、検索要求、をユーザIDと関連付けてイベント参加情報DB4にさらに記憶する機能を有している。
【0046】
したがって、この場合のイベント参加第1処理部12は、イベント案内回答受信部12aが、第1の通知の送信に応じ、ユーザ端末30等より、イベントIDと、ユーザIDと、イベントへの参加可否情報と、イベントへの参加目的、有益ユーザの検索要求、を含む第1の回答を受信する処理を行なう。
そして、イベント案内回答登録部12eが、イベント参加可否判断部12dでの判断の結果、第1の回答がイベント参加可情報を含む場合、イベントID、ユーザID、参加目的、検索要求、を互いに関連付けてイベント参加情報DB4に記憶する処理を行なう。
【0047】
また、イベント参加第1処理部12は、第1の回答の受信に伴い、特別勧誘先ユーザからの回答であるか否か判断し、第1の回答が、特別勧誘先ユーザからの回答であって、イベント参加可情報をさらに含む場合、この特別勧誘先ユーザに対し、ネットワークサービスサイトを利用するための登録を促す第8の通知を送信する機能を有している。
このイベント参加第1処理部12にて判断された特別勧誘先ユーザから第1の回答を受信した旨の情報は、イベント参加第2処理部13へ送信される。
【0048】
したがって、この場合のイベント参加第1処理部12は、ユーザ端末判断部12bと、登録依頼通知送信部12cと、をさらに有する。
すなわち、ユーザ端末判断部12bが、第1の回答の受信に伴い、特別勧誘先ユーザからの回答であるか否か判断する処理を行なう。
そして、ユーザ端末判断部12bでの判断の結果、登録依頼通知送信部12cが、第1の回答は特別勧誘先ユーザからの回答であって、イベント参加可情報をさらに含む場合、この特別勧誘先ユーザに対し、ネットワークサービスサイトを利用するための登録を促す第8の通知を送信する処理を行なう。
【0049】
イベント参加第2処理部13は、イベント開催案内部11での第1の通知の送信後、所定の時期にイベント参加情報DB4を参照し、ユーザごとに、このユーザを第1のユーザとして第1のユーザIDを特定すると共に、第1のユーザを除いてイベント参加情報DB4に記憶されている全てのユーザを検索対象ユーザとしてそのユーザIDを特定し、引き続き、ユーザ情報DB1を参照して、第1のユーザIDに基づき特定した属性情報と、検索対象ユーザのユーザIDに基づき特定したそれぞれの属性情報とを、項目ごとに比較して同一である属性情報を有する検索対象ユーザを第1のユーザにとって有益な第2のユーザとして特定し、この第2のユーザIDを、第1のユーザIDと関連付けてイベント参加情報DB4に記憶すると共に、ユーザ情報DB1を参照して第1のユーザIDに基づき連絡先情報を特定し、この第1のユーザが利用する第1ユーザ端末30に対して、第2のユーザの氏名を除く属性情報の一部を開示する有益ユーザ案内と、イベントにおいて第2のユーザと実際に会うことを望むか否かの回答を求める第2の通知を生成し送信する処理を行なう。
【0050】
ここで、属性情報が同一とは、たとえば、単語(文字)や数字、記号、図形が一致するものの他、シソーラスを用いて語彙の持つ意味から分類した同義関係、類義関係、広義・狭義関係等にある単語を含む。具体的には、共通の意味をあらわす「マッサージ」と「整体」、共通の機能をあらわす「横笛」と「フルート」、ニーズの合致をあらわす「求人」と「求職」もしくは「募集」、上位概念と下位概念の共通をあらわす「音楽」と「クラッシック」、「楽器」と「バイオリン」といったものを同一とする。
【0051】
また、所定の時期とは、イベントが開催される前の時期を対象に設定されたものであり、たとえば、イベントの参加者を募集する締め切り日や、イベントの参加人数が定員に達した時、又はイベント開催日の前日、等を挙げることができる。これにより、ある程度の人数の参加者が集まった時期に検索対象ユーザを特定することができ、第1のユーザにとって有益と思われる第2のユーザの特定を効果的に行うことができる。
【0052】
この際、イベント参加第2処理部13は、たとえば、検索対象ユーザID特定部13cと、有益ユーザ特定部13dと、有益ユーザ情報登録部13eと、有益ユーザ紹介通知生成・送信部13fと、から構成されるものとすることができる。
すなわち、検索対象ユーザID特定部13cが、イベント開催案内部11での第1の通知の送信後、所定の時期にイベント参加情報DB4を参照し、ユーザごとに、このユーザを第1のユーザとして第1のユーザIDを特定すると共に、第1のユーザを除いてイベント参加情報DB4に記憶されている全てのユーザを検索対象ユーザとしてそのユーザIDを特定する処理を行なう。
【0053】
引き続き、有益ユーザ特定部13dが、ユーザ情報DB1を参照して、第1のユーザIDに基づき特定した属性情報と、検索対象ユーザのユーザIDに基づき特定したそれぞれの属性情報とを、項目ごとに比較して同一である属性情報を有する検索対象ユーザを第1のユーザにとって有益な第2のユーザとして特定する処理を行なう。
さらに、有益ユーザ情報登録部13eが、この第2のユーザIDを、第1のユーザIDと関連付けてイベント参加情報DB4に記憶する処理を行なう。
そして、有益ユーザ紹介通知生成・送信部13fが、ユーザ情報DB1を参照して第1のユーザIDに基づき連絡先情報を特定し、この第1のユーザが利用する第1ユーザ端末30に対して、第2のユーザの氏名を除く属性情報の一部を開示する有益ユーザ案内と、イベントにおいて第2のユーザと実際に会うことを望むか否かの回答を求める第2の通知を生成し送信する処理を行なう。
【0054】
また、イベント参加第2処理部13は、検索要求を有するユーザを第1のユーザとして、この第1のユーザごとに参加目的を特定し、引き続き、特定した参加目的に含まれる語をキーワードとして、ユーザ情報DB1を参照し、検索対象ユーザのユーザIDに基づき特定した属性情報を検索してキーワードを含む属性情報を有する検索対象ユーザを第2のユーザとして特定する機能を有している。
【0055】
したがって、この場合のイベント参加第2処理部13は、イベント参加目的特定部13bをさらに有する。
すなわち、イベント参加目的特定部13bが、イベント開催案内部11での第1の通知の送信後、所定の時期にイベント参加情報DB4を参照し、検索要求を有するユーザを第1のユーザとして、この第1のユーザごとに参加目的を特定する処理を行なう。
引き続き、有益ユーザ特定部13dが、特定した参加目的に含まれる語をキーワードとして、ユーザ情報DB1を参照し、検索対象ユーザのユーザIDに基づき特定した属性情報を検索してキーワードを含む属性情報を有する検索対象ユーザを第2のユーザとして特定する処理を行なう。
【0056】
また、イベント参加第2処理部13は、第1のユーザが特別勧誘先ユーザである場合、
イベント開催案内部11での第1の通知の送信後、所定の時期に、ユーザ情報DB1を参照して特別勧誘先ユーザの連絡先情報に基づき、ネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ったか否か判断し、特別勧誘先ユーザが登録を行っていた場合、有益ユーザを特定する検索を実施する機能を有している。ここで、所定の時期とは、検索対象ユーザID特定部13cで行われる第1のユーザIDと検索対象ユーザのユーザIDの特定の前までの時期を対象に設定されたものであり、たとえば、第1の通知の送信後すぐや、イベントの参加者を募集する締め切り日前、又はイベントの参加人数が定員に達した直後、等の時期を挙げることができる。
【0057】
したがって、この場合のイベント参加第2処理部13は、登録有無確認部13aをさらに有する。
すなわち、登録有無確認部13aが、第1のユーザが特別勧誘先ユーザである場合、イベント開催案内部11での第1の通知の送信後、所定の時期前に、ユーザ情報DB1を参照して特別勧誘先ユーザの連絡先情報に基づき、ネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ったか否か属性情報の登録有無により判断する処理を行なう。
そして、有益ユーザ特定部13dが、登録有無確認部13aでの判断の結果、特別勧誘先ユーザが登録を行っていた場合、有益ユーザを特定する検索を実施する処理を行なう。
【0058】
イベント参加第3処理部14は、第2の通知の送信に応じ、第1ユーザ端末30より、第1のユーザIDと、イベントにおいて第2のユーザと実際に会うことを望む紹介依頼と、を含む第2の回答を受信した場合、この第2の回答に含まれる第1のユーザIDに基づきイベント参加情報DB4を参照し、互いに関連付けられている第2のユーザIDを特定し、引き続き、ユーザ情報DB1を参照して特定した第2のユーザIDに基づき第2のユーザの連絡先情報を特定し、この第2のユーザが利用する第2ユーザ端末40に対して、イベントにおいて紹介したい第1のユーザがいることを知らせると共に、この第1のユーザと会うことを望むか否かの回答を求める第3の通知を生成し送信し、さらに、第3の通知の送信に応じ、第2ユーザ端末40より、イベントにおいて第1のユーザと会うことを了承する第3の回答を受信した場合、第1のユーザIDと第2のユーザIDとに関連付けて、友人関係の仮登録情報をイベント参加情報DB4に記憶すると共に、ユーザ情報DB1を参照し、仮登録情報が記憶された各ユーザのユーザIDに基づき第1のユーザの氏名と第2のユーザの氏名とを抽出し、第1ユーザ端末30に対して第2のユーザの氏名を開示する第4の通知を送信すると共に、第2ユーザ端末40に対して第1のユーザの氏名を開示する第5の通知を送信する処理を行なう。
【0059】
この際、イベント参加第3処理部14は、たとえば、有益ユーザ紹介依頼回答受信部14aと、有益ユーザID特定部14bと、有益ユーザ連絡先情報特定部14cと、第1のユーザ紹介通知送信部14dと、第1のユーザ紹介同意回答受信部14eと、ユーザ開示通知生成・送信部14fと、から構成されるものとすることができる。
すなわち、有益ユーザ紹介依頼回答受信部14aが、第2の通知の送信に応じ、第1ユーザ端末30より、第1のユーザIDと、イベントにおいて第2のユーザと実際に会うことを望む紹介依頼と、を含む第2の回答を受信する処理を行なう。
次いで、有益ユーザID特定部14bが、有益ユーザ紹介依頼回答受信部14aにて第2の回答を受信した場合、この第2の回答に含まれる第1のユーザIDに基づきイベント参加情報DB4を参照し、互いに関連付けられている第2のユーザIDを特定する処理を行なう。
【0060】
引き続き、有益ユーザ連絡先情報特定部14cが、ユーザ情報DB1を参照して特定した第2のユーザIDに基づき第2のユーザの連絡先情報を特定する処理を行なう。
そして、第1のユーザ紹介通知送信部14dが、この第2のユーザが利用する第2ユーザ端末40に対して、イベントにおいて紹介したい第1のユーザがいることを知らせると共に、この第1のユーザと会うことを望むか否かの回答を求める第3の通知を生成し送信する処理を行なう。
【0061】
さらに、第1のユーザ紹介同意回答受信部14eが、第3の通知の送信に応じ、第2ユーザ端末40より、イベントにおいて第1のユーザと会うことを了承する第3の回答を受信する処理を行なう。
そして、 ユーザ開示通知生成・送信部14fが、第1のユーザ紹介同意回答受信部14eにて第3の回答を受信した場合、第1のユーザIDと第2のユーザIDとに関連付けて、友人関係の仮登録情報をイベント参加情報DB4に記憶すると共に、ユーザ情報DB1を参照し、仮登録情報が記憶された各ユーザのユーザIDに基づき第1のユーザの氏名と第2のユーザの氏名を抽出し、第1ユーザ端末30に対して第2のユーザの氏名を開示する第4の通知を送信すると共に、第2ユーザ端末40に対して第1のユーザの氏名を開示する第5の通知を送信する処理を行なう。
【0062】
イベント参加第4処理部15は、第4の通知及び第5の通知を送信した後、イベント情報DB3を参照してイベントの開催日時が経過したか否か判断し、開催日時が経過した場合、所定の時期にイベント参加情報DB4を参照して、開催日時が経過したイベントIDに基づき第1のユーザIDを特定すると共に、第2のユーザIDを特定し、ユーザ情報DB1を参照して第1のユーザID及び第2のユーザIDに基づきそれぞれの連絡先情報を特定し、さらに、第1ユーザ端末30に対して、イベントにおいて会うことを望んだ第2のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第6の通知を生成し送信すると共に、第2ユーザ端末40に対して、イベントにおいて会うことを了承した第1のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第7の通知を生成し送信し、第6の通知に応じて第1ユーザ端末30より、第2のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信すると共に、第7の通知に応じて、第2ユーザ端末40より、第1のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信した場合、第1のユーザIDと、第2のユーザIDと、を互いに関連付けて友人関係登録情報DB3に記憶する処理を行なう。ここで、所定の時期とは、イベントの開催が終了し、イベントにおいて会ったユーザのことを忘れないでいられる時間をいい、たとえば、イベント情報DB3に記憶された開催日時に基づいて特定されたイベントの終了直後や、イベントの開催日翌日、等を挙げることができる。
【0063】
この際、イベント参加第4処理部15は、たとえば、イベント開催日時経過判断部15aと、イベント参加ユーザ特定部15bと、ユーザ連絡先情報特定部15cと、友人関係登録確認通知生成・送信部15dと、友人関係登録同意回答受信部15eと、友人関係登録部15fと、から構成されるものとすることができる。
すなわち、イベント開催日時経過判断部15aが、第4の通知及び第5の通知を送信した後、イベント情報DB3を参照してイベントの開催日時が経過したか否か判断する処理を行なう。
次いで、イベント参加ユーザ特定部15bが、イベント開催日時経過判断部15aでの判断の結果、開催日時が経過した場合、所定の時期にイベント参加情報DB4を参照して、開催日時が経過したイベントIDに基づき第1のユーザIDを特定すると共に、第2のユーザIDを特定する処理を行なう。
【0064】
引き続き、ユーザ連絡先情報特定部15cが、ユーザ情報DB1を参照して第1のユーザID及び第2のユーザIDに基づきそれぞれの連絡先情報を特定する処理を行なう。
そして、友人関係登録確認通知生成・送信部15dが、第1ユーザ端末30に対して、イベントにおいて会うことを望んだ第2のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第6の通知を生成し送信すると共に、第2ユーザ端末40に対して、イベントにおいて会うことを了承した第1のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第7の通知を生成し送信する処理を行なう。
【0065】
また、友人関係登録同意回答受信部15eが、第6の通知に応じて第1ユーザ端末30より、第2のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信すると共に、第7の通知に応じて、第2ユーザ端末40より、第1のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信する処理を行なう。
そして、友人関係登録部15fが、友人関係登録同意回答受信部15eにて友人関係登録同意回答を受信した場合、第1のユーザIDと、第2のユーザIDと、を互いに関連付けて友人関係登録情報DB2に記憶する処理を行なう。
【0066】
友人関係登録ユーザ情報開示部16は、ユーザ端末30等の接続に応じてユーザIDを取得し、友人関係情報DB2を参照して取得したユーザIDを第1のユーザID又は第2のユーザIDとして関連付けて記憶されている第2のユーザID又は第1のユーザIDを友人関係登録ユーザのユーザIDとして全て特定し、さらに、ユーザ情報DB1を参照して特定した友人関係登録ユーザのユーザ名情報を抽出し、このユーザ名情報を、友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するようにユーザ端末30等へ送信する処理を行なう。
【0067】
この際、友人関係登録ユーザ情報開示部16は、たとえば、ユーザID取得部16aと、友人関係登録ユーザ特定部16bと、特定ユーザ情報抽出部16cと、登録ユーザ一覧情報生成・送信部16eと、から構成されるものとすることができる。
すなわち、ユーザID取得部16aが、ユーザ端末30等の接続に応じてユーザIDを取得する処理を行なう。
次いで、友人関係登録ユーザ特定部16bが、友人関係情報DB2を参照して取得したユーザIDを第1のユーザID又は第2のユーザIDとして関連付けて記憶されている第2のユーザID又は第1のユーザIDを友人関係登録ユーザのユーザIDとして全て特定する処理を行なう。
さらに、特定ユーザ情報抽出部16cが、ユーザ情報DB1を参照して特定した友人関係登録ユーザのユーザ名情報を抽出する処理を行なう。
そして、登録ユーザ一覧情報生成・送信部16eが、このユーザ名情報を、友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するようにユーザ端末30等へ送信する処理を行なう。
【0068】
また、友人関係登録ユーザ情報開示部16は、友人関係登録ユーザのユーザIDを特定した後、ユーザ情報DB1を参照し、ユーザ名情報に代えて又はユーザ名情報と共にユーザ画像情報を抽出し、このユーザ画像情報を友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するようにユーザ端末30等へ送信する機能を有している。
【0069】
したがって、この場合の友人関係登録ユーザ情報開示部16は、友人関係登録ユーザ特定部16bが友人関係登録ユーザのユーザIDを特定した後、特定ユーザ情報抽出部16cが、ユーザ情報DB1を参照し、ユーザ名情報に代えて又はユーザ名情報と共にユーザ画像情報を抽出する処理を行なう。
そして、登録ユーザ一覧情報生成・送信部16eが、このユーザ画像情報を友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するようにユーザ端末30へ送信する処理を行なう。
【0070】
また、友人関係登録ユーザ情報開示部16は、友人関係登録ユーザのユーザIDを全て特定すると共に、この友人関係登録ユーザのユーザIDと互いに関連付けて記憶されているイベント開催情報を抽出し、ユーザ名情報及び/又はユーザ画像情報と共に、このイベント開催情報を友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するようにユーザ端末30等へ送信する機能を有している。
【0071】
したがって、この場合の友人関係登録ユーザ情報開示部16は、イベント情報抽出部16dをさらに有する。
すなわち、友人関係登録ユーザ特定部16bが、友人関係登録ユーザのユーザIDを全て特定する処理を行なう。
引き続き、イベント情報抽出部16dが、この友人関係登録ユーザのユーザIDと互いに関連付けて記憶されているイベント開催情報を抽出する処理を行なう。
そして、登録ユーザ一覧情報生成・送信部16eが、ユーザ名情報及び/又はユーザ画像情報と共に、このイベント開催情報を友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するようにユーザ端末30等へ送信する処理を行なう。
【0072】
次に、本発明の実施の形態に係る本サーバ10を用いた本方法を実施するためのシステムであって、通信ネットワーク上に開設されたSNSサービスサイトを利用するため、自らの特徴を表す属性情報を登録したユーザに対しイベントの開催を案内し、ユーザよりイベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含む回答を受信した場合、ユーザに対して、イベントに参加することで出会える有益なユーザを紹介すると共に、その後、友人関係を登録することを望むか否か問うことで、新たな人間関係を容易にかつ効果的に築くことを支援するようにした場合の概要について、図1に基づき説明する。
【0073】
図1に示すように、まず、主催者端末20が、イベント案内依頼を本サーバ10へ送信する(1.参照)。
本サーバ10は、主催者端末20より送信されたイベント案内依頼を受信する(2.参照)。
次いで、本サーバ10は、イベント案内依頼に含まれるイベント開催情報をイベント情報DB3に記憶し、イベント参加の可否を問う第1の通知を第1ユーザ端末30へ送信する(3.参照)。
【0074】
第1ユーザ端末30は、本サーバ10より送信された第1の通知を受信し、イベント参加に応答する第1の回答を本サーバ10へ送信(返信)する(4.参照)。
本サーバ10は、第1ユーザ端末30より送信された第1の回答を受信し、イベント参加可否情報をイベント開催情報に関連付けてイベント情報DB3に記憶する(5.参照)。
次いで、本サーバ10は、第1の回答がイベント参加可情報を含む場合、所定の時期に、第1のユーザにとって有益な第2のユーザを知らせると共に、第2のユーザと会うことを望むか否かを問う第2の通知を第1ユーザ端末30へ送信する(6.参照)。
【0075】
第1ユーザ端末30は、本サーバ10より送信された第2の通知を受信し、第2のユーザと会うことに応答する第2の回答を本サーバ10へ送信(返信)する(7.参照)。
本サーバ10は、第1ユーザ端末30より送信された第2の回答を受信し、第1のユーザが第2のユーザと会うことを希望している場合、第2のユーザが第1のユーザと会うことを望むか否かを問う第3の通知を第2ユーザ端末40へ送信する(8.参照)。
【0076】
第2ユーザ端末40は、本サーバ10より送信された第3の通知を受信し、第1のユーザと会うことに応答する第3の回答を本サーバ10へ送信(返信)する(9.参照)。
本サーバ10は、第2ユーザ端末40より送信された第3の回答を受信した場合、第1のユーザIDと第2のユーザIDとに関連付けて、友人関係の仮登録情報をイベント参加情報DB4に記憶し、第1のユーザと第2のユーザとの友人関係を仮登録する(10.参照)。
引き続き、本サーバ10は、第2のユーザ名を知らせる第4の通知を第1ユーザ端末30へ送信すると共に、第1のユーザ名を知らせる第5の通知を第2ユーザ端末40へ送信する(11.参照)。
【0077】
第1ユーザ端末30は、本サーバ10より送信された第4の通知を受信し、第2のユーザ名を確認する(12A.参照)。
また、第2ユーザ端末40は、本サーバ10より送信された第5の通知を受信し、第2のユーザ名を確認する(12B.参照)。
【0078】
このようにイベントにおいて双方が互いに会うことを希望した場合に、イベントにおいて出会えるように相手の氏名を開示することで、イベントにおいて容易に友人関係を築くきっかけを与えることができ、イベントに参加することを通して効果的に新たな友人関係が築かれることを支援することができる。
【0079】
さらに、本サーバ10は、イベント開催日時の経過後、第2のユーザとの友人関係の登録を確認する第6の通知を第1ユーザ端末30へ送信すると共に、第1のユーザとの友人関係の登録を確認する第7の通知を第2ユーザ端末40へ送信する(13.参照)。
【0080】
第1ユーザ端末30は、本サーバ10より送信された第6の通知を受信し、第2のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を本サーバ10へ送信(返信)する(14A.参照)。
また、第2ユーザ端末40は、本サーバ10より送信された第7の通知を受信し、第1のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を本サーバ10へ送信(返信)する(14B.参照)。
そして、本サーバ10は、第1ユーザ端末30及び第2ユーザ端末40より、友人関係登録同意回答を共に受信した場合、第1のユーザIDと、第2のユーザIDと、を互いに関連付けて友人関係登録情報DB2に記憶する(15.参照)。
【0081】
このように第1のユーザIDと第2のユーザIDとを互いに関連付けて記憶することで、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて友人関係の確認が可能なものとなり、実際にこのイベントに参加することで築かれた新たな友人関係が継続されるように支援することができる。
【0082】
次に、図2に示した上述した本サーバ10により実行される本方法の一例を図面に基づき説明する。
<第1の実施の形態>
まず、第1の実施の形態として実行される方法の詳細な一例を図7及び図8に基づき説明する。図7及び図8は、本発明の第1の実施の形態に係る友人関係登録方法における新たな人間関係構築処理の詳細な流れの一例を示すシーケンス図である。
【0083】
まず、本サーバ10は、ユーザIDと、ユーザが予め登録した少なくとも1以上の項目からなる属性情報と、ユーザ端末30等への連絡先情報と、を互いに関連付けてユーザ情報DB1に記憶しておく((A)参照)。
また、本サーバ10は、第1のユーザIDと、第2のユーザIDと、を互いに関連付けて友人関係情報DB2に記憶しておく((B)参照)。
【0084】
そして、主催者端末20は、少なくともイベント名、イベント開催場所、イベント開催日時、といったイベント開催情報を含むイベント案内依頼を本サーバ10へ送信する((10)参照)。
本サーバ10は、イベント案内依頼を受信する((20)参照)。
次いで、本サーバ10は、イベント案内依頼に含まれるイベント開催情報に固有のイベントIDを付与して、イベントIDと、イベント名と、イベント開催場所と、イベント開催日時と、を互いに関連付けてイベント情報DB3に記憶する((30)参照)。
引き続き、本サーバ10は、ユーザDB1を参照してユーザへの連絡先情報に基づき第1ユーザ端末30に対し、イベント開催情報を案内すると共に、このイベントに参加するか否かの回答を求める第1の通知(以下、「イベント案内通知」という。)を生成し送信する((40)参照)。
【0085】
このイベント案内通知は、たとえば図9に示すような形で表すことが出来る。図9は、本サーバ10と接続した第1ユーザ端末30のディスプレイに表示された第1の通知であるイベント案内通知画面の一例を示す図である。このイベント案内通知画面100には、イベント開催のご案内を表示するイベント開催情報表示欄101と、イベントに参加する旨の回答を行う「参加する」ボタン102と、イベントに参加しない旨の回答を行う「参加しない」ボタン103が設けられている。図9において、イベント開催情報表示欄101には、イベント名として「ABC交流会」、開催日時として「2007年10月2日(火)、18:00〜20:30(開場18:00)」、プログラムとして「あいさつ、公演、・・」、開催場所として「イロハホール3階」が表示されている。また、図9において、「参加する」ボタン102が選択されている。
【0086】
また、イベント案内通知画面100には、イベント参加可否回答をおこなったユーザを確認するユーザ氏名入力欄104と、ユーザID入力欄105が表示されている。さらに、イベント案内通知画面100には、イベント案内通知に対する回答を送信するための「送信」ボタン109が表示されている。図9において、イベント案内回答ユーザ氏名として「○○一郎」、ユーザIDとして「****」が入力されている。
【0087】
そして、第1ユーザ端末30は、イベント案内通知を受信し、これに応答する第1の回答(以下、「イベント案内回答」という。)を本サーバ10へ送信する((50)参照)。
したがって、「参加する」ボタン102又は「参加しない」ボタン103の何れかを選択することでイベントへの参加可否が分かり、ユーザ氏名入力欄104とユーザID入力欄105にそれぞれ入力することでユーザを識別することができ、「送信」ボタン109を押してイベント案内通知に応答することで、イベントを識別することができる。
【0088】
本サーバ10は、イベント案内回答を受信する((60)参照)。
次いで、本サーバ10は、イベント案内回答が、イベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含むか否か判断する((70)参照)。
引き続き、本サーバ10は、イベント参加可否の判断の結果、イベント案内回答がイベント参加可情報を含む場合、イベントIDと、ユーザIDと、を互いに関連付けてイベント参加情報DB4に記憶する((80)参照)。
【0089】
また、本サーバ10は、イベント案内通知の送信後、所定の時期にイベント参加情報DB4を参照し、ユーザごとに、このユーザを第1のユーザとしてそのユーザIDを特定すると共に、第1のユーザを除いてイベント参加情報DB4に記憶されている全てのユーザを検索対象ユーザとしてそのユーザIDを特定する((90)参照)。
引き続き、本サーバ10は、ユーザ情報DB1を参照して、第1のユーザのユーザIDに基づき特定した属性情報と、検索対象ユーザのユーザIDに基づき特定したそれぞれの属性情報とを、項目ごとに比較して同一である属性情報を有する検索対象ユーザを、第1のユーザにとって有益な第2のユーザとして特定する((100)参照)。
【0090】
さらに、本サーバ10は、第2のユーザIDを、第1のユーザIDと関連付けてイベント参加情報DB4に記憶する((110)参照)。
その後、本サーバ10は、ユーザ情報DB1を参照して第1のユーザのユーザIDに基づき連絡先情報を特定し、この第1のユーザが利用する第1ユーザ端末30に対して、第2のユーザの氏名を除く属性情報の一部を開示する有益ユーザ案内と、イベントにおいて第2のユーザと実際に会うことを望むか否かの回答を求める第2の通知(以下、「有益ユーザ紹介通知」という。)を生成し送信する((120)参照)。
【0091】
この有益ユーザ紹介通知は、たとえば図10に示すような形で表すことが出来る。図10は、本サーバ10と接続した第1ユーザ端末30のディスプレイに表示された第2の通知である有益ユーザ紹介通知画面の一例を示す図である。この有益ユーザ紹介通知画面110には、第1のユーザにとって有益と思われる第2のユーザを紹介するユーザのご紹介を表示するユーザ紹介情報表示欄111と、表示された第2のユーザとイベントにおいて会うことを希望する「会う」ボタン112と、第2のユーザと会うことを希望しない「会わない」ボタン113が設けられている。図10において、ユーザ紹介情報表示欄111には、「今回のイベント参加者の中に、あなたにご紹介したい方がおります。お会いになられますか?」といった紹介案内文と共に、埼玉県出身の弁護士であるBさんと、埼玉県出身の司法書士であるCさんと、を紹介するユーザ情報が表示されている。また、図10において、「会う」ボタン112は、Bさんに対する「会う」ボタン112aと、Cさんに対する「会う」ボタン112bとから構成され、一方、「会わない」ボタン113は、Bさんに対する「会わない」ボタン113aと、Cさんに対する「会わない」ボタン113bとから構成されたものとなっている。図10において、Bさんに対する「会う」ボタン112aと、Cさんに対する「会う」ボタン112bが選択されている。
【0092】
また、有益ユーザ紹介通知画面110には、第2のユーザの紹介に回答をおこなったユーザを確認するユーザ氏名入力欄114と、ユーザID入力欄115が表示されている。さらに、有益ユーザ紹介通知画面110には、有益ユーザ紹介通知に対する回答を送信するための「送信」ボタン119が表示されている。図10において、第2のユーザ紹介回答ユーザ氏名として「○○一郎」、ユーザIDとして「****」が入力されている。
【0093】
そして、第1ユーザ端末30は、有益ユーザ紹介通知を受信し、これに応答する第2の回答(以下、「有益ユーザ紹介回答」という。)を本サーバ10へ送信する((130)参照)。
したがって、「会う」ボタン112又は「会わない」ボタン113の何れかを選択することで第2のユーザと実際に会うことを望むか否かが分かり、ユーザ氏名入力欄114とユーザID入力欄115にそれぞれ入力し、「送信」ボタン119を押して有益ユーザ紹介通知に応答することで、ユーザを識別することができる。
【0094】
本サーバ10は、有益ユーザ紹介回答を受信する((140)参照)。
次いで、本サーバ10は、第1ユーザ端末より、ユーザIDと、イベントにおいて第2のユーザと実際に会うことを望む紹介依頼と、を含む有益ユーザ紹介依頼回答を受信した場合、この有益ユーザ紹介回答に含まれるユーザIDに基づきイベント参加情報DB4を参照し、互いに関連付けられている第2のユーザIDを特定する((150)参照)。
引き続き、本サーバ10は、ユーザ情報DB1参照して特定したユーザIDに基づき第2のユーザの連絡先情報を特定し、この第2のユーザが利用する第2ユーザ端末40に対して、イベントにおいて紹介したい第1のユーザがいることを知らせると共に、この第1のユーザと会うことを望むか否かの回答を求める第3の通知(以下、「ユーザ紹介通知」という。)を生成し送信する((160)参照)。
【0095】
このユーザ紹介通知は、たとえば図11に示すような形で表すことが出来る。図11は、本サーバ10と接続した第2ユーザ端末40のディスプレイに表示された第3の通知であるユーザ紹介通知画面の一例を示す図である。このユーザ紹介通知画面120には、第2のユーザと会うことを望んでいる第1のユーザを紹介するユーザのご紹介を表示するユーザ紹介情報表示欄121と、表示された第1のユーザとイベントにおいて会うことを希望する「会う」ボタン122と、第1のユーザと会うことを希望しない「会わない」ボタン123が設けられている。図11において、ユーザ紹介情報表示欄121には、「今回のイベント参加者の中に、あなたにご紹介したい方がおります。お会いになられますか?」といった紹介案内文と共に、埼玉県出身の会社社長であるAさんと、埼玉県出身の大学教授であるDさんと、を紹介するユーザ情報が表示されている。また、図11において、「会う」ボタン122は、Aさんに対する「会う」ボタン122aと、Dさんに対する「会う」ボタン122bとから構成され、一方、「会わない」ボタン123は、Aさんに対する「会わない」ボタン123aと、Dさんに対する「会わない」ボタン123bとから構成されたものとなっている。図11において、Aさんに対する「会う」ボタン122aと、Dさんに対する「会わない」ボタン123bが選択されている。
【0096】
また、ユーザ紹介通知画面120には、第1のユーザの紹介に回答をおこなったユーザを確認するユーザ氏名入力欄124と、ユーザID入力欄125が表示されている。さらに、ユーザ紹介通知画面120には、第1のユーザ紹介通知に対する回答を送信するための「送信」ボタン129が表示されている。図11において、第1のユーザ紹介回答ユーザ氏名として「××太郎」、ユーザIDとして「****」が入力されている。
【0097】
そして、第2ユーザ端末40は、ユーザ紹介通知を受信し、これに応答する第3の回答(以下、「ユーザ紹介同意回答」という。)を本サーバ10へ送信する((170)参照)。
したがって、「会う」ボタン122又は「会わない」ボタン123の何れかを選択することで第1のユーザと実際に会うことを望むか否かが分かり、ユーザ氏名入力欄124とユーザID入力欄125にそれぞれ入力し、「送信」ボタン129を押して第1のユーザ紹介通知に応答することで、ユーザを識別することができる。
【0098】
本サーバ10は、ユーザ紹介通知の送信に応じ、第2ユーザ端末40より、ユーザ紹介同意回答を受信する((180)参照)。
次いで、本サーバ10は、イベントにおいて第1のユーザと会うことを了承するユーザ紹介同意回答を受信した場合、第1のユーザIDと第2のユーザIDとに関連付けて、友人関係の仮登録情報をイベント参加情報DB4に記憶する((190)参照)。
さらに、本サーバ10は、ユーザ情報DB1を参照し、仮登録情報が記憶された各ユーザのユーザIDに基づき第1のユーザの氏名と第2のユーザの氏名を抽出し、第1ユーザ端末30に対して第2のユーザの氏名を開示する第4の通知(以下、「第2ユーザ開示通知」という。)を送信すると共に、第2ユーザ端末40に対して第1のユーザの氏名を開示する第5の通知(以下、「第1ユーザ開示通知」という。)を送信する((200)参照)。
【0099】
そして、第1ユーザ端末30は、第2ユーザ開示通知を受信し((210A)参照)、第2ユーザ端末40は、第1ユーザ開示通知を受信する((210B)参照)。
この第2ユーザ開示通知は、たとえば図12に示すような形で表すことが出来る。図12は、本サーバ10と接続した第1ユーザ端末30のディスプレイに表示された第4の通知である第1ユーザ開示通知画面の一例を示す図である。この第1ユーザ開示通知画面130には、第2のユーザ氏名を開示することを案内するご紹介ユーザ情報案内表示欄131と、第2のユーザと会うこととなるイベント情報を表示するイベント情報表示欄132と、第2のユーザ氏名を開示するご紹介ユーザ情報表示欄133と、が設けられている。図12において、ご紹介ユーザ情報案内表示欄131には、「今回のイベントにおいて、あなたにご紹介したい方をお知らせいたします。」といった連絡文が表示され、イベント情報表示欄132には、イベント名として「ABC交流会」、開催日時として「2007年10月2日(火)、18:00〜20:30(開場18:00)」、開催場所として「イロハホール3階」といったイベント情報が表示されている。また、図12において、ご紹介ユーザ情報表示欄133には、BBB法律事務所所長である××太郎さんと、CCC司法書士事務所勤務の△△花子さんを紹介するユーザ情報が表示されている。また、ご紹介ユーザ情報表示欄133は、××太郎さんを紹介するユーザ情報表示欄133aと、△△花子さんを紹介するユーザ情報表示欄133bとから構成されたものとなっている。
【0100】
一方、第1ユーザ開示通知は、たとえば図13に示すような形で表すことが出来る。図13は、本サーバ10と接続した第2ユーザ端末40のディスプレイに表示された第5の通知である第2ユーザ開示通知画面の一例を示す図である。この第2ユーザ開示通知画面140には、第1のユーザ氏名を開示することを案内するご紹介ユーザ情報案内表示欄141と、第1のユーザと会うこととなるイベント情報を表示するイベント情報表示欄142と、第1のユーザ氏名を開示するご紹介ユーザ情報表示欄143と、が設けられている。図13において、ご紹介ユーザ情報案内表示欄141には、「今回のイベントにおいて、あなたにご紹介したい方をお知らせいたします。」といった連絡文が表示され、イベント情報表示欄142には、イベント名として「ABC交流会」、開催日時として「2007年10月2日(火)、18:00〜20:30(開場18:00)」、開催場所として「イロハホール3階」といったイベント情報が表示されている。また、図13において、ご紹介ユーザ情報表示欄143には、AAA株式会社の代表取締役である○○一郎さんを紹介するユーザ情報が表示されている。
【0101】
本サーバ10は、第2ユーザ開示通知及び第1ユーザ開示通知を送信した後、イベント情報DB3を参照してイベントの開催日時が経過したか否か判断する((220)参照)。
その結果、イベントの開催日時が経過している場合、本サーバ10は、イベント参加情報DB4を参照して、このイベントのイベントIDに基づき第1のユーザIDを特定すると共に、第2のユーザIDを特定すると共に、ユーザ情報DB1を参照して第1のユーザID及び第2のユーザIDに基づきそれぞれの連絡先情報を特定する。さらに、本サーバ10は、第1ユーザ端末30に対して、イベントにおいて会うことを望んだ第2のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第6の通知(以下、「友人関係登録確認通知」という。)を生成し送信すると共に、第2ユーザ端末40に対して、イベントにおいて会うことを了承した第1のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第7の通知(以下、「友人関係登録確認通知」という。)を生成し送信する((230)参照)。
【0102】
この第6の通知としての友人関係登録確認通知は、たとえば図14に示すような形で表すことが出来る。図14は、本サーバ10と接続した第1ユーザ端末30のディスプレイに表示された友人関係登録確認通知画面の一例を示す図である。この友人関係登録確認通知画面150には、イベントであった第2のユーザとの友人関係の登録可否を問う友人関係登録案内表示欄151と、第2のユーザと会ったイベント情報を表示するイベント情報表示欄152と、表示された第2のユーザと友人関係の登録を行うことを希望する「登録する」ボタン153と、友人関係の登録を行うことを希望しない「登録しない」ボタン154と、が設けられている。図14において、友人関係登録案内表示欄151には、「今回のイベントにおいてご紹介させていただきました××太郎さん、△△花子さんとはお会いになられましたか?SNSサイトに、××太郎さん、△△花子さんとの友人関係をご登録されますか?」といった案内文が表示され、イベント情報表示欄152には、イベント名として「ABC交流会」、開催日時として「2007年10月2日(火)、18:00〜20:30(開場18:00)」、開催場所として「イロハホール3階」といったイベント情報が表示されている。また、図14において、「登録する」ボタン153は、××太郎さんに対する「登録する」ボタン153aと、△△花子さんに対する「登録する」ボタン153bとから構成され、一方、「登録しない」ボタン154は、××太郎さんに対する「登録しない」ボタン154aと、△△花子さんに対する「登録しない」ボタン154bとから構成されたものとなっている。図14において、××太郎さんに対する「登録する」ボタン153aと、△△花子さんに対する「登録する」ボタン153bが選択されている。
【0103】
また、友人関係登録確認通知画面150には、第2のユーザとの友人関係の登録回答をおこなったユーザを確認するユーザ氏名入力欄155と、ユーザID入力欄156が表示されている。さらに、友人関係登録確認通知画面150には、友人関係登録確認通知に対する回答を送信するための「送信」ボタン159が表示されている。図14において、第2のユーザとの友人関係の登録回答ユーザ氏名として「○○一郎」、ユーザIDとして「****」が入力されている。
【0104】
第1ユーザ端末30は、友人関係登録確認通知を受信し、これに応答する第2のユーザと友人関係の登録をすることを望む友人関係登録同意回答を本サーバ10へ送信する((240A)参照)。
【0105】
一方、第7の通知としての友人関係登録確認通知は、たとえば図15に示すような形で表すことが出来る。図15は、本サーバ10と接続した第2ユーザ端末40のディスプレイに表示された友人関係登録確認通知画面の一例を示す図である。この友人関係登録確認通知画面160には、イベントであった第1のユーザとの友人関係の登録可否を問う友人関係登録案内表示欄161と、第1のユーザと会ったイベント情報を表示するイベント情報表示欄162と、表示された第1のユーザと友人関係の登録を行うことを希望する「登録する」ボタン163と、友人関係の登録を行うことを希望しない「登録しない」ボタン164と、が設けられている。図15において、友人関係登録案内表示欄161には、「今回のイベントにおいてご紹介させていただきました○○一郎さんとはお会いになられましたか?SNSサイトに、○○一郎さんとの友人関係をご登録されますか?」といった案内文が表示され、イベント情報表示欄162には、イベント名として「ABC交流会」、開催日時として「2007年10月2日(火)、18:00〜20:30(開場18:00)」、開催場所として「イロハホール3階」といったイベント情報が表示されている。図15において、○○一郎さんとの友人関係の登録を希望する「登録する」ボタン163が選択されている。
【0106】
また、友人関係登録確認通知画面160には、第1のユーザとの友人関係の登録回答をおこなったユーザを確認するユーザ氏名入力欄165と、ユーザID入力欄166が表示されている。さらに、友人関係登録確認通知画面160には、友人関係登録確認通知に対する回答を送信するための「送信」ボタン169が表示されている。図15において、第1のユーザとの友人関係の登録回答ユーザ氏名として「××太郎」、ユーザIDとして「****」が入力されている。
【0107】
第2ユーザ端末40は、友人関係登録確認通知を受信し、これに応答する第1のユーザと友人関係の登録をすることを望む友人関係登録同意回答を本サーバ10へ送信する((240B)参照)。
【0108】
本サーバ10は、友人関係登録確認通知の送信に応じて、第1ユーザ端末30より、第2のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信すると共に、第2ユーザ端末40より、第1のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信する((250)参照)。
そして、本サーバ10は、第1ユーザ端末30及び第2ユーザ端末40の双方より友人関係登録同意回答を受信した場合、第1のユーザIDと、第2のユーザIDと、を互いに関連付けて友人関係登録情報DB2に記憶する((260)参照)。
【0109】
次に、上述した第1の実施の形態における方法を実施する本サーバ10の動作の一例を、図16及び図17を参照しながら説明する。図16及び図17は、本サーバ10での新たな人間関係構築処理の一例を示すフローチャートである。
まず、図16に示されるように、イベント開催案内部11が、イベント案内依頼受信部11aにて、主催者端末20より、少なくともイベント名、イベント開催場所、イベント開催日時、といったイベント開催情報を含むイベント案内依頼を受信したか否か判断する(S11)。
【0110】
その結果、イベント開催案内部11が、イベント案内依頼を受信した場合(Y)、イベント開催案内部11は、イベント案内依頼登録部11bにて、このイベント案内依頼に含まれるイベント開催情報にイベントIDを付与して、イベントIDと、イベント名と、イベント開催場所と、イベント開催日時と、を互いに関連付けてイベント情報DB3に記憶する(S12)。
一方、イベント開催案内部11が、イベント案内依頼を受信していない場合(N)、イベント開催案内部11は、引き続きイベント案内依頼を受信したか否か判断を繰り返し行う(S11)。
【0111】
次いで、イベント開催案内部11は、イベント案内通知生成部11cにて、ユーザ情報DB1を参照してユーザへの連絡先情報に基づき各ユーザ端末30に対し、イベント開催情報を案内すると共に、イベントに参加するか否かの回答を求めるイベント案内通知を生成し、引き続き、イベント案内通知送信部11dにて、生成したイベント案内通知を各ユーザ端末30に対して送信する(S13)。
【0112】
引き続き、イベント開催案内部11での第1の通知の送信に応じ、イベント参加第1処理部12が、イベント案内回答受信部12aにて、ユーザ端末30より、イベントIDと、ユーザIDと、イベントへの参加可否情報と、を含むイベント案内回答を受信したか否か判断する(S14)。
【0113】
その結果、イベント参加第1処理部12が、イベント案内回答を受信した場合(Y)、イベント参加第1処理部12は、引き続きイベント参加可否判断部12dにて、この第1の回答が、イベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含むか否か判断する(S15)。
その結果、イベント案内回答がイベント参加可情報を含む場合、イベント参加第1処理部12は、イベント案内回答登録部12eにて、イベントIDと、ユーザIDと、を互いに関連付けてイベント参加情報DB4に記憶する(S16)。
一方、イベント参加第1処理部12が、第1の回答はイベント参加可情報を含まないと判断した場合(N)、そのまま本サーバ10での一連の動作は終了(エンド)する。
【0114】
また、イベント開催案内部11でのイベント案内通知の送信後、イベント参加第2処理部13が、検索対象ユーザID特定部13cにて、所定の時期を経過したか否か判断する(S17)。
その結果、イベント参加第2処理部13が、所定の時期を経過したと判断した場合(Y)、引き続き、イベント参加第2処理部13は、検索対象ユーザID特定部13cにて、イベント参加情報DB4を参照し、ユーザごとに、このユーザを第1のユーザとして第1のユーザIDを特定すると共に、第1のユーザを除いてイベント参加情報DB4に記憶されている全てのユーザを検索対象ユーザとしてそのユーザIDを特定する(S18)。
一方、イベント参加第2処理部13が、所定の時期を経過していないと判断した場合(N)、イベント参加第2処理部13は、引き続き所定の時期を経過したか否か判断を繰り返し行う(S17)。
【0115】
引き続き、イベント参加第2処理部13は、有益ユーザ特定部13dにて、ユーザ情報DB1を参照して、第1のユーザIDに基づき特定した属性情報と、検索対象ユーザのユーザIDに基づき特定したそれぞれの属性情報とを、項目ごとに比較して同一である属性情報を有する検索対象ユーザを第1のユーザにとって有益な第2のユーザとして特定する(S19)。
さらに、イベント参加第2処理部13は、有益ユーザ情報登録部13eにて、この第2のユーザIDを、第1のユーザIDと関連付けてイベント参加情報DB4に記憶する(S20)。
そして、イベント参加第2処理部13は、有益ユーザ紹介通知生成・送信部13fにて、ユーザ情報DB1を参照して第1のユーザIDに基づき連絡先情報を特定し、この第1のユーザが利用する第1ユーザ端末30に対して、第2のユーザの氏名を除く属性情報の一部を開示する有益ユーザ案内と、イベントにおいて第2のユーザと実際に会うことを望むか否かの回答を求める有益ユーザ紹介通知を生成し送信する(S21)。
【0116】
また、イベント参加第2処理部13での有益ユーザ紹介通知の送信に応じ、イベント参加第3処理部14が、有益ユーザ紹介依頼回答受信部14aにて、第1ユーザ端末30より、第1のユーザIDと、イベントにおいて第2のユーザと実際に会うことを望む紹介依頼と、を含む有益ユーザ紹介回答を受信したか否か判断する(S22)。
その結果、イベント参加第3処理部14が、有益ユーザ紹介回答を受信した場合(Y)、引き続き、イベント参加第3処理部14は、有益ユーザID特定部14bにて、この第2の回答に含まれる第1のユーザIDに基づきイベント参加情報DB4を参照し、互いに関連付けられている第2のユーザIDを特定する(S23)。
一方、イベント参加第3処理部14が、有益ユーザ紹介回答を受信していないと判断した場合(N)、イベント参加第3処理部14は、引き続き有益ユーザ紹介回答を受信したか否か判断を繰り返し行う(S22)。
【0117】
引き続き、イベント参加第3処理部14は、有益ユーザ連絡先情報特定部14cにて、ユーザ情報DB1を参照して特定した第2のユーザIDに基づき第2のユーザの連絡先情報を特定し、さらに、第1のユーザ紹介通知送信部14dにて、この第2のユーザが利用する第2ユーザ端末40に対して、イベントにおいて紹介したい第1のユーザがいることを知らせると共に、この第1のユーザと会うことを望むか否かの回答を求めるユーザ紹介通知を生成し送信する(S24)。
【0118】
また、イベント参加第3処理部14でのユーザ紹介通知の送信に応じ、イベント参加第3処理部14が、第1のユーザ紹介同意回答受信部14eにて、第2ユーザ端末40より、イベントにおいて第1のユーザと会うことを了承するユーザ紹介同意回答を受信したか否か判断する(S25)。
その結果、イベント参加第3処理部14が、ユーザ紹介同意回答を受信した場合(Y)、引き続き、イベント参加第3処理部14は、ユーザ開示通知生成・送信部14fにて、第1のユーザIDと第2のユーザIDとに関連付けて、友人関係の仮登録情報をイベント参加情報DB4に記憶する(S26)。
一方、イベント参加第3処理部14が、ユーザ紹介同意回答を受信していないと判断した場合(N)、イベント参加第3処理部14は、引き続きユーザ紹介同意回答を受信したか否か判断を繰り返し行う(S25)。
【0119】
また、イベント参加第3処理部14は、ユーザ開示通知生成・送信部14fにて、ユーザ情報DB1を参照し、仮登録情報が記憶された各ユーザのユーザIDに基づき第1のユーザの氏名と第2のユーザの氏名を抽出する(S27)。
さらに、イベント参加第3処理部14は、ユーザ開示通知生成・送信部14fにて、第1ユーザ端末30に対して第2のユーザの氏名を開示する第2ユーザ開示通知を送信すると共に、第2ユーザ端末40に対して第1のユーザの氏名を開示する第1ユーザ開示通知を送信する(S28)。
【0120】
次に、イベント参加第4処理部15が、イベント参加第3処理部14での第2ユーザ開示通知及び第1ユーザ開示通知の送信に応じ、イベント開催日時経過判断部15aにて、イベント情報DB3を参照してイベントの開催日時が経過したか否か判断する(S29)。
その結果、イベント参加第4処理部15が、イベントの開催日時を経過したと判断した場合(Y)、引き続き、イベント参加第4処理部15は、イベント参加ユーザ特定部15bにて、所定の時期にイベント参加情報DB4を参照して、開催日時が経過したイベントIDに基づき第1のユーザIDを特定すると共に、第2のユーザIDを特定し、引き続き、ユーザ連絡先情報特定部15cにて、ユーザ情報DB1を参照して第1のユーザID及び第2のユーザIDに基づきそれぞれの連絡先情報を特定し、さらに、友人関係登録確認通知生成・送信部15dにて、第1ユーザ端末30に対して、イベントにおいて会うことを望んだ第2のユーザとの友人関係を登録するか否か問う友人関係登録確認通知を生成し送信すると共に、第2ユーザ端末40に対して、イベントにおいて会うことを了承した第1のユーザとの友人関係を登録するか否か問う友人関係登録確認通知を生成し送信する(S30)。
【0121】
一方、イベント参加第4処理部15が、イベントの開催日時を経過していないと判断した場合(N)、イベント参加第4処理部15は、引き続きイベント情報DB3を参照してイベントの開催日時が経過したか否か判断を繰り返し行う(S29)。
【0122】
さらに、イベント参加第4処理部15が、友人関係登録確認通知生成・送信部15dでの友人関係登録確認通知の送信に応じ、友人関係登録同意回答受信部15eにて、第1ユーザ端末30より、第2のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信すると共に、第2ユーザ端末40より、第1のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信したか否か判断する(S31)。
その結果、イベント参加第4処理部15が、友人関係登録同意回答を受信したと判断した場合(Y)、引き続き、イベント参加第4処理部15は、友人関係登録部15fにて、第1のユーザIDと、第2のユーザIDと、を互いに関連付けて友人関係登録情報DB3に記憶する(S32)。
これにより、本サーバ10での一連の動作は終了(エンド)する。
【0123】
一方、イベント参加第4処理部15が、友人関係登録同意回答を受信していないと判断した場合(N)、イベント参加第4処理部15は、引き続き友人関係登録同意回答を受信したか否か判断を繰り返し行う(S31)。
【0124】
以上のように本実施の形態では、共通する属性情報に基づき、イベントに参加することで出会える有益なユーザを特定し、ユーザに対して、イベントに参加することで出会える有益なユーザを紹介することができる。
また、イベントが終了した後、イベントにおいて双方が互いに会うことを希望した場合に、イベントにおいて出会えるように相手の氏名を開示することで、イベントにおいて容易に友人関係を築くきっかけを与えることができる。
さらに、イベントが終了した後、友人関係を登録することを望むか否か問うことで、実際に出会ってから友人関係を築くか否か判断をする機会を与えることができる。
そして、双方より友人関係を登録することを望む回答を受信した場合、両者の識別情報を互いに関連付けて登録することで、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて友人関係の確認が可能なものとすることができる。
【0125】
<第2の実施の形態>
また、本発明では、イベントに参加するユーザの目的に応じた第2のユーザを特定することもできる。すなわち、上述した第1の実施の形態とは、第2のユーザの特定処理の方法が異なる。なお、以下に述べる実施の形態では、上述した第1実施の形態での基本的な情報の流れと異なる点を中心にそれぞれ説明する。
以下、その処理についての一例を図18に基づき説明する。
図18は、本発明に係る友人関係構築支援方法での第2のユーザ特定処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、主催者端末20が本サーバ10へイベント案内依頼を送信し((10)参照)、本サーバ10が、イベント案内依頼を受信して((20)参照)、イベント案内依頼に含まれるイベント開催情報に固有のイベントIDを付与して、イベントIDと、イベント名と、イベント開催場所と、イベント開催日時と、を互いに関連付けてイベント情報DB3に記憶する((30)参照)処理までは、上述した第1の実施の形態と同様とする。
【0126】
引き続き、本サーバ10は、ユーザDB1を参照してユーザへの連絡先情報に基づき第1ユーザ端末30に対し、イベント開催情報を案内すると共に、このイベントに参加するか否かの回答と、このイベントに参加する目的は何か、このイベントに参加することで出会える有益なユーザを事前に探し出す検索を望むか否か、といった回答を求める質問を含んだ第1の通知(以下、「第2のイベント案内通知」という。)を生成し送信する((40B)参照)。
【0127】
この第2のイベント案内通知は、たとえば図19に示すような形で表すことが出来る。図19は、本サーバ10と接続した第1ユーザ端末30のディスプレイに表示された第1の通知である第2のイベント案内通知画面の一例を示す図である。このイベント案内通知画面170には、イベント開催のご案内を表示するイベント開催情報表示欄101と、イベントに参加する旨の回答を行う「参加する」ボタン102と、イベントに参加しない旨の回答を行う「参加しない」ボタン103が設けられている。図19において、イベント開催情報表示欄101には、イベント名として「ABC交流会」、開催日時として「2007年10月2日(火)、18:00〜20:30(開場18:00)」、プログラムとして「あいさつ、公演、・・」、開催場所として「イロハホール3階」が表示されている。また、図19において、「参加する」ボタン102が選択されている。
【0128】
また、イベント案内通知画面170には、イベントに参加する目的を入力する参加目的入力欄171と、有益ユーザを探し出す検索の実施を行う「希望する」ボタン172と、有益ユーザを探し出す検索の実施を行わない「希望しない」ボタン173と、が設けられている。図19において、参加目的入力欄171には「士業の人に会いたい」が入力され、検索の実施を行う「希望する」ボタン172が選択されている。
【0129】
さらに、イベント案内通知画面170には、イベント参加可否回答をおこなったユーザを確認するユーザ氏名入力欄104と、ユーザID入力欄105が表示されていると共に、イベント案内通知に対する回答を送信するための「送信」ボタン109が設けられている。図19において、イベント案内回答ユーザ氏名として「○○一郎」、ユーザIDとして「****」が入力されている。
【0130】
そして、第1ユーザ端末30は、イベント案内通知を受信し、これに応答する第1の回答(以下、「第2のイベント案内回答」という。)を本サーバ10へ送信する((50B)参照)。
本サーバ10は、第2のイベント案内回答を受信する((60B)参照)。
本サーバ10は、第2のイベント案内回答が、イベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含むか否か判断する((70)参照)。
次いで、本サーバ10は、イベント参加可否の判断の結果、第2のイベント案内回答がイベント参加可情報を含む場合、イベントIDと、ユーザIDと、を互いに関連付けてイベント参加情報DB4に記憶する((80)参照)。
引き続き、本サーバ10は、参加目的、検索要求、をユーザIDと関連付けてイベント参加情報DB4に記憶する((81)参照)。
【0131】
また、本サーバ10は、第2のイベント案内通知の送信後、所定の時期にイベント参加情報DB4を参照し、ユーザごとに、このユーザを第1のユーザとしてそのユーザIDを特定すると共に、第1のユーザを除いてイベント参加情報DB4に記憶されている全てのユーザを検索対象ユーザとしてそのユーザIDを特定する((90)参照)。
次いで、本サーバ10は、検索要求を有するユーザを第1のユーザとして、この第1のユーザごとに参加目的を特定する((91)参照)。
引き続き、本サーバ10は、特定した参加目的に含まれる語をキーワードとして、ユーザ情報DB1を参照して、検索対象ユーザのユーザIDに基づき特定した属性情報を検索してキーワードを含む属性情報を有する検索対象ユーザを第2のユーザとして特定する((100B)参照)。
【0132】
さらに、本サーバ10は、第2のユーザIDを、第1のユーザIDと関連付けてイベント参加情報DB4に記憶する((110)参照)。
そして、その後の処理は、上述した第1の実施の形態と同様とする。
【0133】
次に、上述した第2の実施の形態における方法を実施する本サーバ10の動作の一例を、図20を参照しながら説明する。図20は、本サーバ10での第2のユーザ特定処理の一例を示すフローチャートである。
まず、図20に示されるように、イベント開催案内部11が、イベント案内依頼受信部11aにて、主催者端末20より、少なくともイベント名、イベント開催場所、イベント開催日時、といったイベント開催情報を含むイベント案内依頼を受信したか否か判断する(S41)。
【0134】
その結果、イベント開催案内部11が、イベント案内依頼を受信した場合(Y)、イベント開催案内部11は、イベント案内依頼登録部11bにて、このイベント案内依頼に含まれるイベント開催情報にイベントIDを付与して、イベントIDと、イベント名と、イベント開催場所と、イベント開催日時と、を互いに関連付けてイベント情報DB3に記憶する(S42)。
一方、イベント開催案内部11が、イベント案内依頼を受信していない場合(N)、イベント開催案内部11は、引き続きイベント案内依頼を受信したか否か判断を繰り返し行う(S41)。
【0135】
次いで、イベント開催案内部11は、イベント案内通知生成部11cにて、ユーザ情報DB1を参照してユーザへの連絡先情報に基づき各ユーザ端末30等に対し、イベント開催情報を案内すると共に、イベントに参加するか否か、イベントに参加する目的は何か、イベントに参加することで出会える有益なユーザを事前に探し出す検索を望むか否か、といった回答を求める質問を含んだイベント案内通知を生成し、引き続き、イベント案内通知送信部11dにて、生成したイベント案内通知を各ユーザ端末30等に対して送信する(S43)。
【0136】
引き続き、イベント開催案内部11での第1の通知の送信に応じ、イベント参加第1処理部12が、イベント案内回答受信部12aにて、ユーザ端末30より、イベントIDと、ユーザIDと、イベントへの参加可否情報と、イベントへの参加目的、有益ユーザの検索要求、を含む第2のイベント案内回答を受信したか否か判断する(S44)。
【0137】
その結果、イベント参加第1処理部12が、第2のイベント案内回答を受信した場合(Y)、イベント参加第1処理部12は、引き続きイベント参加可否判断部12dにて、この第2のイベント案内回答が、イベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含むか否か判断する(S45)。
その結果、第2のイベント案内回答がイベント参加可情報を含む場合、イベント参加第1処理部12は、イベント案内回答登録部12eにて、イベントIDと、ユーザIDと、参加目的、検索要求、を互いに関連付けてイベント参加情報DB4に記憶する(S46)。
一方、イベント参加第1処理部12が、第1の回答はイベント参加可情報を含まないと判断した場合(N)、そのまま本サーバ10での一連の動作は終了(エンド)する。
【0138】
また、イベント開催案内部11でのイベント案内通知の送信後、イベント参加第2処理部13が、検索対象ユーザID特定部13cにて、所定の時期を経過したか否か判断する(S47)。
その結果、イベント参加第2処理部13が、所定の時期を経過したと判断した場合(Y)、イベント参加第2処理部13は、イベント参加目的特定部13bにて、イベント参加情報DB4を参照し、検索要求を有するユーザを第1のユーザとして、この第1のユーザごとに参加目的、及び第1のユーザIDを特定すると共に、第1のユーザを除いてイベント参加情報DB4に記憶されている全てのユーザを検索対象ユーザとしてそのユーザIDを特定する(S48)。
一方、イベント参加第2処理部13が、所定の時期を経過していないと判断した場合(N)、イベント参加第2処理部13は、引き続き所定の時期を経過したか否か判断を繰り返し行う(S47)。
【0139】
引き続き、イベント参加第2処理部13は、有益ユーザ特定部13dにて、特定した参加目的に含まれる語をキーワードとして、ユーザ情報DB1を参照し、検索対象ユーザのユーザIDに基づき特定した属性情報を検索してキーワードを含む属性情報を有する検索対象ユーザを第2のユーザとして特定する(S49)。
そして、その後処理は、図16及び図17に示す第1の実施の形態における処理と同様となる。
【0140】
以上のように本実施の形態では、イベントに参加するユーザの目的に応じた第2のユーザを特定することができる。
したがって、ユーザは、望んだ人とイベントにおいて出会える機会を得ることができ、イベントに参加する意義を高めることができる。
【0141】
<第3の実施の形態>
また、本発明では、ネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ってない人に対してもイベントへの参加勧誘を行い、イベントに参加することで出会える有益なユーザを紹介することもできる。すなわち、上述した第1の実施の形態とは、第2のユーザの特定前処理の方法が異なる。
以下、その処理についての一例を図21に基づき説明する。
図21は、本発明に係る友人関係構築支援方法での第2のユーザ特定前処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、本サーバ10が、ユーザIDと、ユーザが予め登録した少なくとも1以上の項目からなる属性情報と、ユーザ端末30等への連絡先情報と、を互いに関連付けてユーザ情報DB1に記憶すると共に((A)参照)、第1のユーザIDと、第2のユーザIDと、を互いに関連付けて友人関係情報DB2に記憶しておく((B)参照)処理は、上述した第1の実施の形態と同様とする。
【0142】
そして、主催者端末20は、イベント名、イベント開催場所、イベント開催日時、といったイベント開催情報、及びユーザ情報DB1に記憶されていないユーザを特別勧誘先ユーザとして指定すると共に、この特別勧誘先ユーザの連絡先情報をさらに含むイベント案内依頼を本サーバ10へ送信する((10B)参照)。
本サーバ10は、特別勧誘先ユーザ情報を含むイベント案内依頼を受信する((20B)参照)。
次いで、本サーバ10は、イベント案内依頼に含まれるイベント開催情報に固有のイベントIDを付与して、イベントIDと、イベント名と、イベント開催場所と、イベント開催日時と、を互いに関連付けてイベント情報DB3に記憶する((30)参照)。
引き続き、本サーバ10は、ユーザDB1に記憶されたユーザの連絡先情報と共に、特別勧誘先ユーザの連絡先情報に基づき、各ユーザ端末30等に対し、イベント開催情報を案内すると共に、このイベントに参加するか否かの回答を求めるイベント案内通知を生成し送信する((40B)参照)。
【0143】
本サーバ10は、イベント案内回答を受信する((60)参照)。
引き続き、本サーバ10は、特別勧誘先ユーザからの回答であるか否か、イベント案内回答の送信先ユーザを判断する((61)参照)。
さらに、本サーバ10は、イベント案内回答が、イベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含むか否か判断する((70)参照)。
本サーバ10は、イベント案内回答が、特別勧誘先ユーザからの回答であって、イベント参加可情報をさらに含む場合、この特別勧誘先ユーザに対し、ネットワークサービスサイトを利用するための登録を促す第8の通知(以下、「ネットワークサービスサイト登録依頼通知」という。)を送信する((71)参照)。
【0144】
このネットワークサービスサイト登録依頼通知は、たとえば図22に示すような形で表すことが出来る。図22は、本サーバ10と接続した特別勧誘先ユーザが利用する通信端末(第1ユーザ端末30)のディスプレイに表示された第8の通知であるネットワークサービスサイト登録依頼通知画面の一例を示す図である。このネットワークサービスサイト登録依頼通知画面180には、特別勧誘先ユーザ名を表示するユーザ名表示欄181と、ネットワークサービスサイトを利用するための登録を促す案内を表示する登録依頼表示欄182と、登録手続きを行うネットワークサービスサイトへ接続する接続情報案内欄189が設けられている。図22において、ユーザ名表示欄181には「□□一雄」が表示され、登録依頼表示欄182には、「今回のイベントで、あなたに有益な人と出会えるかも?今すぐ、ネットワークサービスサイトを利用するための登録手続きをしてください。」といった案内文が表示されている。また、接続情報案内欄189には、ネットワークサービスサイトへ接続するURL情報が設定されている。
【0145】
したがって、ネットワークサービスサイト登録依頼通知を受信した特別勧誘先ユーザは、ネットワークサービスサイトを利用することを望む場合、接続情報案内欄189を選択し、通信ネットワークNWを介して本サーバ10に接続し、本サーバ10に構築されたネットワークサービスサイトにアクセスしてホームページをダウンロードし、属性情報の登録等所定の手続きを行う。
【0146】
次いで、本サーバ10は、イベント参加可否の判断の結果、イベント案内回答がイベント参加可情報を含む場合、イベントIDと、ユーザIDと、を互いに関連付けてイベント参加情報DB4に記憶する((80)参照)。
引き続き、本サーバ10は、イベント案内通知の送信後、所定の時期にイベント参加情報DB4を参照し、ユーザごとに、このユーザを第1のユーザとしてそのユーザIDを特定すると共に、第1のユーザを除いてイベント参加情報DB4に記憶されている全てのユーザを検索対象ユーザとしてそのユーザIDを特定する((90)参照)。
【0147】
引き続き、本サーバ10は、第1のユーザが特別勧誘先ユーザである場合、イベント案内通知の送信後、所定の時期までに、ユーザ情報DB1を参照して特別勧誘先ユーザの連絡先情報に基づき、ネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ったか否か判断する((91)参照)。
さらに、本サーバ10は、特別勧誘先ユーザが登録を行っていたと判断した場合、第1のユーザのユーザIDに基づき特定した属性情報と、検索対象ユーザのユーザIDに基づき特定したそれぞれの属性情報とを、項目ごとに比較して同一である属性情報を有する検索対象ユーザを、第1のユーザにとって有益な第2のユーザとして特定する((100C)参照)。
そして、その後の処理は、上述した第1の実施の形態と同様とする。
【0148】
次に、上述した第3の実施の形態における方法を実施する本サーバ10の動作の一例を、図23を参照しながら説明する。図23は、本サーバ10での第2のユーザ特定前処理の一例を示すフローチャートである。
まず、図23に示されるように、イベント開催案内部11が、イベント案内依頼受信部11aにて、主催者端末20より、少なくともイベント名、イベント開催場所、イベント開催日時、といったイベント開催情報と共に、ユーザ情報DB1に記憶されていないユーザを特別勧誘先ユーザとして指定し、この特別勧誘先ユーザの連絡先情報をさらに含むイベント案内依頼を受信したか否か判断する(S51)。
【0149】
その結果、イベント開催案内部11が、イベント案内依頼を受信した場合(Y)、イベント開催案内部11は、イベント案内依頼登録部11bにて、このイベント案内依頼に含まれるイベント開催情報にイベントIDを付与して、イベントIDと、イベント名と、イベント開催場所と、イベント開催日時と、を互いに関連付けてイベント情報DB3に記憶する(S52)。
一方、イベント開催案内部11が、イベント案内依頼を受信していない場合(N)、イベント開催案内部11は、引き続きイベント案内依頼を受信したか否か判断を繰り返し行う(S51)。
【0150】
次いで、イベント開催案内部11は、イベント案内通知生成部11cにて、ユーザDB1に記憶されたユーザの連絡先情報と共に、特別勧誘先ユーザの連絡先情報に基づき、各ユーザ端末30等に対し、イベント開催情報を案内すると共に、このイベントに参加するか否かの回答を求めるイベント案内通知を生成し、引き続き、イベント案内通知送信部11dにて、生成したイベント案内通知を各ユーザ端末30等に対して送信する(S53)。
【0151】
引き続き、イベント開催案内部11でのイベント案内通知の送信に応じ、イベント参加第1処理部12が、イベント案内回答受信部12aにて、ユーザ端末30より、イベントIDと、ユーザIDと、イベントへの参加可否情報と、を含むイベント案内回答を受信したか否か判断する(S54)。
その結果、イベント参加第1処理部12が、イベント案内回答を受信した場合(Y)、イベント参加第1処理部12は、引き続きイベント参加可否判断部12dにて、このイベント案内回答が、イベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含むか否か判断する(S55)。
一方、イベント参加第1処理部12が、イベント案内回答を受信していない場合(N)、イベント参加第1処理部12は、引き続きイベント案内回答を受信したか否か判断を繰り返し行う(S54)。
【0152】
また、イベント案内回答がイベント参加可情報を含むか否かの判断の結果、イベント案内回答がイベント参加可情報を含む場合、イベント参加第1処理部12は、イベント案内回答登録部12eにて、イベントIDと、ユーザIDと、参加目的、検索要求、を互いに関連付けてイベント参加情報DB4に記憶する(S56)。
一方、イベント参加第1処理部12が、イベント案内回答がイベント参加可情報を含まないと判断した場合(N)、そのまま本サーバ10での一連の動作は終了(エンド)する。
【0153】
引き続き、イベント参加第1処理部12は、ユーザ端末判断部12bにて、特別勧誘先ユーザからの回答であるか否か判断する(S57)。
その結果、イベント参加第1処理部12が、特別勧誘先ユーザからの回答を受信した場合(Y)、イベント参加第1処理部12は、イベント参加可情報を含むイベント案内回答を送信した特別勧誘先ユーザに対し、ネットワークサービスサイトを利用するための登録を促すネットワークサービスサイト登録依頼通知を送信する(S58)。
一方、イベント参加第1処理部12が、特別勧誘先ユーザからの回答を受信していない場合(N)、イベント参加第2処理部13が、検索対象ユーザID特定部13cにて、所定の時期を経過したか否か判断する(S59)。
【0154】
また、第1のユーザが特別勧誘先ユーザである場合、ネットワークサービスサイト登録依頼通知の送信後、イベント参加第2処理部13は、検索対象ユーザID特定部13cにて、所定の時期を経過したか否か判断する(S59)。
その結果、イベント参加第2処理部13が、所定の時期であると判断した場合(Y)、 引き続き、イベント参加第2処理部13は、登録有無確認部13aにて、ユーザ情報DB1を参照して特別勧誘先ユーザの連絡先情報に基づき、ネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ったか否か属性情報の登録完了を判断する(S60)。
一方、イベント参加第2処理部13が、所定の時期でないと判断した場合(N)、イベント参加第2処理部13は、所定の時期を経過したか否か判断を繰り返し行う(S59)。
【0155】
イベント参加第2処理部13は、特別勧誘先ユーザがネットワークサービスサイトを利用するための属性情報の登録を完了していると判断した場合(Y)、検索対象ユーザID特定部13cにて、イベント参加情報DB4を参照し、ユーザごとに、このユーザを第1のユーザとして第1のユーザIDを特定すると共に、第1のユーザを除いてイベント参加情報DB4に記憶されている全てのユーザを検索対象ユーザとしてそのユーザIDを特定する(S61)。
一方、イベント参加第2処理部13が、特別勧誘先ユーザがネットワークサービスサイトを利用するための属性情報の登録を完了していないと判断した場合(N)、そのまま本サーバ10での一連の動作は終了(エンド)する。
【0156】
イベント参加第2処理部13は、第1のユーザと検索対象ユーザの特定後、さらに、有益ユーザ特定部13dにて、有益ユーザを特定する検索を実施し、第1のユーザにとって有益な第2のユーザを特定する(S62)。
そして、その後処理は、図16及び図17に示す第1の実施の形態における処理と同様となる。
【0157】
以上のように本実施の形態では、ネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ってない人に対してもイベントへの参加勧誘を行い、イベントに参加することで出会える有益なユーザを紹介することができる。
したがって、ネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ってない人は、ネットワークサービスサイトを利用するための登録を行うことで、イベントにおいて有益なユーザと出会える機会を容易に得ることができると共に、有益なユーザと新たな友人関係を構築し、その関係が継続されるように登録することができ、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて友人関係の確認が可能なものとすることができる。
【0158】
<第4の実施の形態>
また、本発明では、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて友人関係の確認が可能なものとすることもできる。すなわち、上述した第1の実施の形態とは、交友関係の登録後、友人関係登録ユーザ一覧表示処理を有する点が異なる。
以下、その処理についての一例を図24に基づき説明する。
図24は、本発明に係る友人関係構築支援方法での友人関係登録ユーザ一覧表示処理の流れを示すシーケンス図である。
本サーバ10が、第1のユーザIDと、第2のユーザIDと、を互いに関連付けて友人関係登録情報DB2に記憶する((260)参照)処理は、上述した第1の実施の形態と同様とする。
【0159】
ネットワークサービスサイトにおいて友人関係の登録を行ったユーザは、友人関係の登録を確認する場合、ユーザ端末30等を起動し、通信ネットワークNWを介して本サーバ10に接続し、本サーバ10に構築されたネットワークサービスサイトにアクセスしてホームページをダウンロードする。
ユーザは、ネットワークサービスサイトを訪問し、事前に付与された被保険者ID、事前に設定したパスワードを入力し、ログインする。
【0160】
このネットワークサービスサイトは、たとえば図25に示すような形で表すことが出来る。図25は、本サーバと接続したユーザ端末30等のディスプレイに表示されたネットワークサービスサイトログイン画面の一例を示す図である。このネットワークサービスサイトログイン画面190には、「あなたのIDとパスワードを入力し、送信ボタンを押して下さい。」といった案内と共に、このシステムの利用が可能な会員であることを確認する被ユーザID入力欄191と、パスワード入力欄192とからなる会員ログイン欄が表示されている。また、ネットワークサービスサイトログイン画面190には、会員ログイン欄に入力したユーザIDやパスワードにてログインを実行するための「送信」ボタン199が表示されている。
【0161】
したがって、友人関係の登録を確認するユーザは、ID入力欄191にユーザIDを入力し、パスワード入力欄192にパスワードを入力した後、「送信」ボタン199を選択してログインすることで、ユーザ端末30等は、ネットワークサービスサイトへの接続要求を送信する((300)参照)。
本サーバ10は、ネットワークサービスサイトへの接続要求を受信する((310)参照)。
引き続き、本サーバ10は、接続要求を送信したユーザを第1のユーザとして、そのユーザID(第1ユーザID)を取得する((320)参照)。
【0162】
本サーバ10は、友人関係登録情報DB2を参照して、取得した第1ユーザIDと関連付けて記憶されている全ての第2のユーザIDを特定する((330)参照)。
次いで、本サーバ10は、ユーザ情報DB1を参照して特定した第1ユーザIDと第2のユーザIDに基づき、第1ユーザと第2のユーザのユーザ名情報を抽出する((340A)参照)。
さらに、本サーバ10は、抽出したユーザ名情報を、友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するようにユーザ端末30等へ送信する((350A)参照)。
そして、ユーザ端末30等は、本サーバ10より送信された友人関係登録ユーザ一覧情報と受信し、第2のユーザのユーザ名情報を表示・閲覧する((360A)参照)。
【0163】
この友人関係登録ユーザ一覧情報は、たとえば図26に示すような形で表すことが出来る。図26は、本サーバ10と接続したユーザ端末30等ディスプレイに表示された友人関係登録ユーザ一覧情報表示画面の一例を示す図である。この友人関係登録ユーザ一覧情報表示画面200には、友人関係の登録を確認するユーザを表示する接続ユーザ表示欄201と、友人関係が登録されたユーザを表示する友人関係登録ユーザ表示欄202が設けられている。また、友人関係登録ユーザ表示欄202には、友人関係が登録された各ユーザ名を表示する友人ユーザ名表示欄203が設けられている。図26において、接続ユーザ表示欄201には「○○一郎」というユーザ名が表示されている。また、友人関係登録ユーザ表示欄202には、三つの友人ユーザ名表示欄203が設けられ、第1の友人ユーザ名表示欄203aには「××太郎」、第2の友人ユーザ名表示欄203bには「△△花子」、第3の友人ユーザ名表示欄203cには「□□一雄」と表示されている。
【0164】
次に、上述した第4の実施の形態における方法を実施する本サーバ10の動作の一例を、図27を参照しながら説明する。図27は、本サーバ10での友人関係登録ユーザ一覧表示処理の一例を示すフローチャートである。
まず、図27に示されるように、友人関係登録ユーザ情報開示部16が、ユーザID取得部16aにて、ユーザ端末30等より、ネットワークサービスサイトへの接続要求を受信したか否か判断する(S71)。
その結果、友人関係登録ユーザ情報開示部16が、ネットワークサービスサイトへの接続要求を受信した場合(Y)、引き続き、ユーザID取得部16aにて、ユーザIDを取得する(S72)。
一方、友人関係登録ユーザ情報開示部16が、ネットワークサービスサイトへの接続要求を受信していない場合(Y)、友人関係登録ユーザ情報開示部16は、ネットワークサービスサイトへの接続要求を受信したか否か判断を繰り返し行う(S71)。
【0165】
また、友人関係登録ユーザ情報開示部16は、ユーザIDを取得した場合、友人関係登録ユーザ特定部16bにて、友人関係情報DB2を参照して取得したユーザIDを第1のユーザID又は第2のユーザIDとして関連付けて記憶されている第2のユーザID又は第1のユーザIDを友人関係登録ユーザのユーザIDとして全て特定する(S73)。
さらに、友人関係登録ユーザ情報開示部16は、特定ユーザ情報抽出部16cにて、ユーザ情報DB1を参照して特定した友人関係登録ユーザのユーザ名情報を抽出する(S74)。
そして、友人関係登録ユーザ情報開示部16は、登録ユーザ一覧情報生成・送信部16eにて、このユーザ名情報を、友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するようにユーザ端末30等へ送信する(S75)。
これにより、本サーバ10での一連の動作は終了(エンド)する。
【0166】
以上のように本実施の形態では、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて友人関係の確認を確認し、その関係が継続されるように促すことができる。
【0167】
<第5の実施の形態>
また、本発明では、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて友人関係の確認をより視覚的に容易に行うものとすることができる。すなわち、上述した第4の実施の形態とは、ユーザ画像情報を有する友人関係登録ユーザ一覧表示処理を有する点が異なる。
以下、その処理についての一例を図28に基づき説明する。
図28は、本発明に係る友人関係構築支援方法でのユーザ画像情報を有する友人関係登録ユーザ一覧表示処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、ユーザIDに関連付けて、このユーザを視覚的に識別するユーザ画像情報をユーザ情報DB1さらに記憶する((A2)参照)
また、ユーザ端末30等が、ネットワークサービスサイトへの接続要求を送信し、本サーバ10が、この接続要求を送信し、接続要求を送信したユーザを第1のユーザとして、そのユーザID(第1ユーザID)を取得し、さらに、取得した第1ユーザIDと関連付けて記憶されている全ての第2のユーザIDを特定する((330)参照)処理までは、上述した第4の実施の形態と同様とする。
【0168】
次いで、本サーバ10は、ユーザ情報DB1を参照し、特定した第1ユーザIDと第2のユーザIDに基づき、第1ユーザと第2のユーザのユーザ画像情報、又は第1ユーザと第2のユーザのユーザ名情報と共に、第1ユーザと第2のユーザのユーザ画像情報を抽出する((340B)参照)。
さらに、本サーバ10は、抽出したユーザ画像情報、又はユーザ名情報とユーザ画像情報を、友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するようにユーザ端末30等へ送信する((350B)参照)。
そして、ユーザ端末30等は、本サーバ10より送信されたユーザ画像情報を有する友人関係登録ユーザ一覧情報と受信し、第2のユーザのユーザ画像情報、又は第2のユーザのユーザ名情報とユーザ画像情報を表示・閲覧する((360B)参照)。
【0169】
このユーザ画像情報を有する友人関係登録ユーザ一覧情報は、たとえば図29に示すような形で表すことが出来る。図29は、本サーバ10と接続したユーザ端末30等ディスプレイに表示されたユーザ画像情報を有する友人関係登録ユーザ一覧情報表示画面の一例を示す図である。この友人関係登録ユーザ一覧情報表示画面210には、友人関係の登録を確認するユーザを表示する接続ユーザ表示欄201と、友人関係が登録されたユーザを表示する友人関係登録ユーザ表示欄212が設けられている。また、友人関係登録ユーザ表示欄212には、友人関係が登録された各ユーザ名を表示する友人ユーザ名表示欄203が設けられている。
【0170】
図29において、接続ユーザ表示欄201には「○○一郎」というユーザ名と、そのユーザ画像情報204が表示されている。また、友人関係登録ユーザ表示欄212には、三つの友人ユーザ名表示欄203と、三つの友人ユーザ画像表示欄205がそれぞれ設けられ、第1の友人ユーザ名表示欄203aには「××太郎」というユーザ名と、そのユーザ画像情報205a、第2の友人ユーザ名表示欄203bには「△△花子」というユーザ名と、そのユーザ画像情報205b、第3の友人ユーザ名表示欄203cには「□□一雄」というユーザ名と、そのユーザ画像情報205c、がそれぞれ表示されている。
【0171】
次に、上述した第5の実施の形態における方法を実施する本サーバ10の動作の一例を、図30を参照しながら説明する。図30は、本サーバ10でのユーザ画像情報を有する友人関係登録ユーザ一覧表示処理の一例を示すフローチャートである。
まず、図30に示されるように、友人関係登録ユーザ情報開示部16が、ユーザ端末30等より、ネットワークサービスサイトへの接続要求を受信したか否か判断し、ネットワークサービスサイトへの接続要求を受信した場合(Y)、ユーザIDを取得し、さらに、取得したユーザIDを第1のユーザID又は第2のユーザIDとして関連付けて記憶されている第2のユーザID又は第1のユーザIDを友人関係登録ユーザのユーザIDとして全て特定する(S73)処理までは、上述した第4の実施の形態と同様である。
【0172】
次いで、友人関係登録ユーザ情報開示部16は、特定ユーザ情報抽出部16cにて、ユーザ情報DB1を参照して特定した友人関係登録ユーザのユーザ画像情報、又はユーザ名情報とユーザ画像情報を抽出する(S74B)。
そして、友人関係登録ユーザ情報開示部16は、登録ユーザ一覧情報生成・送信部16eにて、このユーザ画像情報、又はユーザ名情報とユーザ画像情報を、友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するようにユーザ端末30等へ送信する(S75B)。
これにより、本サーバ10での一連の動作は終了(エンド)する。
【0173】
以上のように本実施の形態では、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて友人関係の確認をより視覚的に容易に行うことができる。
【0174】
<第5の実施の形態>
また、本発明では、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて友人関係の確認をより詳細に行うものとすることができる。すなわち、上述した第4の実施の形態とは、友人関係を構築したきっかけ情報を有する友人関係登録ユーザ一覧表示処理を有する点が異なる。
以下、その処理についての一例を図31に基づき説明する。
図31は、本発明に係る友人関係構築支援方法での友人関係を構築したきっかけ情報を有する友人関係登録ユーザ一覧表示処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、第1のユーザID及び第2のユーザIDと互いに関連付けて、友人関係の登録のきっかけとなったイベント名、イベント開催場所といったイベント情報をさらに友人関係登録情報DB2さらに記憶する((B2)参照)
また、ユーザ端末30等が、ネットワークサービスサイトへの接続要求を送信し、本サーバ10が、この接続要求を送信し、接続要求を送信したユーザを第1のユーザとして、そのユーザID(第1ユーザID)を取得し、さらに、取得した第1ユーザIDと関連付けて記憶されている全ての第2のユーザIDを特定する((330)参照)処理までは、上述した第4の実施の形態と同様とする。
【0175】
次いで、本サーバ10は、友人関係登録情報DB2を参照し、取得した第1ユーザID及び第2のユーザIDと互いに関連付けて記憶されているイベント情報(イベント名、イベント開催場所)を抽出する((331)参照)。
引き続き、本サーバ10は、ユーザ情報DB1を参照し、特定した第1ユーザIDと第2のユーザIDに基づき、第1ユーザと第2のユーザのユーザ画像情報、又は第1ユーザと第2のユーザのユーザ名情報と共に、第1ユーザと第2のユーザのユーザ画像情報を抽出する((340B)参照)。
さらに、本サーバ10は、抽出したイベント開催情報とユーザ画像情報、又はイベント情報とユーザ名情報とユーザ画像情報を、友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するようにユーザ端末30等へ送信する((350C)参照)。
そして、ユーザ端末30等は、本サーバ10より送信された友人関係を構築したきっかけ情報を有する友人関係登録ユーザ一覧情報と受信し、第2のユーザのユーザ画像情報とイベント情報、又は第2のユーザのユーザ名情報とユーザ画像情報とイベント情報を表示・閲覧する((360C)参照)。
【0176】
この友人関係を構築したきっかけ情報を有する友人関係登録ユーザ一覧情報は、たとえば図32に示すような形で表すことが出来る。図32は、本サーバ10と接続したユーザ端末30等ディスプレイに表示されたイベント開催情報を有する友人関係登録ユーザ一覧情報表示画面の一例を示す図である。この友人関係登録ユーザ一覧情報表示画面220には、友人関係の登録を確認するユーザを表示する接続ユーザ表示欄201と、友人関係が登録されたユーザを表示する友人関係登録ユーザ表示欄222が設けられている。また、友人関係登録ユーザ表示欄222には、友人関係が登録された各ユーザ名を表示する友人ユーザ名表示欄203と、友人関係を構築したきっかけとなったイベント情報を表示するイベント情報表示欄206と、が設けられている。
【0177】
図32において、接続ユーザ表示欄201には「○○一郎」というユーザ名と、そのユーザ画像情報204が表示されている。また、友人関係登録ユーザ表示欄222には、三つの友人ユーザ名表示欄203と、三つの友人ユーザ画像表示欄205と、三つのイベント情報表示欄206と、がそれぞれ設けられ、第1の友人ユーザ名表示欄203aには「××太郎」というユーザ名と、そのユーザ画像情報205a、及び「ABC交流会、イロハホール」というイベント情報が表示されている。また、第2の友人ユーザ名表示欄203bには「△△花子」というユーザ名と、そのユーザ画像情報205b、及び「ABC交流会、イロハホール」というイベント情報が表示されている。また、第3の友人ユーザ名表示欄203cには「□□一雄」というユーザ名と、そのユーザ画像情報205c、及び「ABC交流会、イロハホール」というイベント情報が表示されている。
【0178】
次に、上述した第6の実施の形態における方法を実施する本サーバ10の動作の一例を、図33を参照しながら説明する。図33は、本サーバ10での友人関係を構築したきっかけ情報を有する友人関係登録ユーザ一覧表示処理の一例を示すフローチャートである。
まず、図33に示されるように、友人関係登録ユーザ情報開示部16が、ユーザ端末30等より、ネットワークサービスサイトへの接続要求を受信したか否か判断し、ネットワークサービスサイトへの接続要求を受信した場合(Y)、ユーザIDを取得し、さらに、取得したユーザIDを第1のユーザID又は第2のユーザIDとして関連付けて記憶されている第2のユーザID又は第1のユーザIDを友人関係登録ユーザのユーザIDとして全て特定する(S73)処理までは、上述した第4の実施の形態と同様である。
【0179】
次いで、友人関係登録ユーザ情報開示部16は、イベント情報抽出部16dにて、この友人関係登録ユーザのユーザIDと互いに関連付けて記憶されているイベント名、開催場所といったイベント情報を抽出する(S73B)。
引き続き、友人関係登録ユーザ情報開示部16は、特定ユーザ情報抽出部16cにて、ユーザ情報DB1を参照して特定した友人関係登録ユーザのユーザ画像情報、又はユーザ名情報とユーザ画像情報を抽出する(S74B)。
そして、友人関係登録ユーザ情報開示部16は、登録ユーザ一覧情報生成・送信部16eにて、このユーザ画像情報及びイベント情報、又はユーザ名情報とユーザ画像情報及びイベント情報を、友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するようにユーザ端末30等へ送信する(S75C)。
これにより、本サーバ10での一連の動作は終了(エンド)する。
【0180】
以上のように本実施の形態では、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて、友人関係を構築したきっかけとなったイベント情報の確認を行うことで、友人関係の確認をより詳細に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0181】
【図1】本発明に係る友人関係構築支援装置を用いた友人関係構築支援システムの概要を示す図である。
【図2】本発明に係る友人関係構築支援装置の実施形態の一例を示すブロック構成図である。
【図3】本発明に係る友人関係構築支援装置が備えるユーザ情報記憶部に記憶されているデータベース構造の一例である。
【図4】本発明に係る友人関係構築支援装置が備える友人関係登録情報記憶部に記憶されているデータベース構造の一例である。
【図5】本発明に係る友人関係構築支援装置が備えるイベント情報記憶部に記憶されているデータベース構造の一例である。
【図6】本発明に係る友人関係構築支援装置が備えるイベント参加情報記憶部に記憶されているデータベース構造の一例である。
【図7】本発明に係る友人関係構築支援方法の基本的な新たな人間関係構築処理の流れを示すシーケンス図である。
【図8】図7に示す処理の続きを示すシーケンス図である。
【図9】本発明に係る友人関係構築支援装置と接続した第1ユーザ端末のディスプレイに表示された第1の通知であるイベント案内通知画面の一例を示す模式図である。
【図10】本発明に係る友人関係構築支援装置と接続した第1ユーザ端末のディスプレイに表示された第2の通知である有益ユーザ紹介通知画面の一例を示す模式図である。
【図11】本発明に係る友人関係構築支援装置と接続した第2ユーザ端末のディスプレイに表示された第3の通知であるユーザ紹介通知画面の一例を示す模式図である。
【図12】本発明に係る友人関係構築支援装置と接続した第1ユーザ端末のディスプレイに表示された第4の通知である第2のユーザ開示通知画面の一例を示す模式図である。
【図13】本発明に係る友人関係構築支援装置と接続した第2ユーザ端末のディスプレイに表示された第5の通知である第1のユーザ開示通知画面の一例を示す模式図である。
【図14】本発明に係る友人関係構築支援装置と接続した第1ユーザ端末のディスプレイに表示された第6の通知である友人関係登録確認通知画面の一例を示す模式図である。
【図15】本発明に係る友人関係構築支援装置と接続した第2ユーザ端末のディスプレイに表示された第7の通知である友人関係登録確認通知画面の一例を示す模式図である。
【図16】本発明に係る友人関係構築支援装置での新たな人間関係構築処理の一例を示すフローチャートである。
【図17】図16に示す処理の続きを示すフローチャートである。
【図18】本発明に係る友人関係構築支援方法での第2のユーザ特定処理の流れを示すシーケンス図である。
【図19】本発明に係る友人関係構築支援装置と接続した第1ユーザ端末のディスプレイに表示された第1の通知であるイベント案内通知画面の他の例を示す模式図である。
【図20】本発明に係る友人関係構築支援装置での第2のユーザ特定処理の一例を示すフローチャートである。
【図21】本発明に係る友人関係構築支援方法での第2のユーザ特定前処理の流れを示すシーケンス図である。
【図22】本発明に係る友人関係構築支援装置と接続した第1ユーザ端末のディスプレイに表示された第8の通知であるネットワークサービスサイト登録依頼通知画面の一例を示す模式図である。
【図23】本発明に係る友人関係構築支援装置での第2のユーザ特定前処理の一例を示すフローチャートである。
【図24】本発明に係る友人関係構築支援方法での友人関係登録ユーザ一覧表示処理の流れを示すシーケンス図である。
【図25】本発明に係る友人関係構築支援装置と接続したユーザ端末のディスプレイに表示されたネットワークサービスサイトログイン画面の一例を示す模式図である。
【図26】本発明に係る友人関係構築支援装置と接続したユーザ端末のディスプレイに表示された友人関係登録ユーザ一覧情報表示画面の一例を示す模式図である。
【図27】本発明に係る友人関係構築支援装置での友人関係登録ユーザ一覧表示処理の一例を示すフローチャートである。
【図28】本発明に係る友人関係構築支援方法での友人関係登録ユーザ一覧表示処理の他の流れを示すシーケンス図である。
【図29】本発明に係る友人関係構築支援装置と接続したユーザ端末のディスプレイに表示された友人関係登録ユーザ一覧情報表示画面の他の例を示す模式図である。
【図30】本発明に係る友人関係構築支援装置での友人関係登録ユーザ一覧表示処理の他の例を示すフローチャートである。
【図31】本発明に係る友人関係構築支援方法での友人関係登録ユーザ一覧表示処理のさらに他の流れを示すシーケンス図である。
【図32】本発明に係る友人関係構築支援装置と接続したユーザ端末のディスプレイに表示された友人関係登録ユーザ一覧情報表示画面のさらに他の例を示す模式図である。
【図33】本発明に係る友人関係構築支援装置での友人関係登録ユーザ一覧表示処理のさらに他の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0182】
DB1 ユーザ情報データベース(第1記憶部)、DB2 友人関係登録情報データベース(第2記憶部)、DB3 イベント情報データベース(第3記憶部)、DB4 イベント参加情報データベース(第4記憶部)、NW 通信ネットワーク、10 友人関係登録装置(本サーバ)、11 イベント開催案内部、12 イベント参加第1処理部、13 イベント参加第2処理部、14 イベント参加第3処理部、15 イベント参加第4処理部、16 友人関係登録ユーザ情報開示部、20 主催者端末、30 第1ユーザ端末、40 第2ユーザ端末。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
イベントを実施する主催者が利用する主催者端末と、前記イベントへの参加勧誘を受けるユーザが利用するユーザ端末と、通信ネットワークを介してそれぞれ接続され、前記イベントに参加することで築かれたユーザ同士の友人関係を、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて確認可能なように登録する装置であって、
前記ネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ったユーザを識別するユーザ識別情報と、当該ユーザが予め登録した少なくとも1以上の項目からなるユーザ自らの特徴を表す属性情報と、当該ユーザへの連絡先情報と、を互いに関連付けて記憶する第1記憶手段、
互いに友人関係の登録を望む第1のユーザのユーザ識別情報と、第2のユーザのユーザ識別情報と、を互いに関連付けて記憶する第2記憶手段、
前記主催者端末より、少なくともイベント名、イベント開催場所、イベント開催日時、といったイベント開催情報を含むイベント案内依頼を受信し、当該イベント案内依頼に含まれるイベント開催情報に固有の識別情報(以下、「イベント識別情報」という。)を付与して、イベント識別情報と、イベント名と、イベント開催場所と、イベント開催日時と、を互いに関連付けて第3記憶手段に記憶すると共に、前記第1記憶手段を参照してユーザへの連絡先情報に基づき各ユーザ端末に対し、前記イベント開催情報を案内すると共に、当該イベントに参加するか否かの回答を求める第1の通知を生成し送信するイベント開催案内手段、
前記第1の通知の送信に応じ、前記ユーザ端末より、イベント識別情報と、ユーザ識別情報と、イベントへの参加可否情報と、を含む第1の回答を受信し、当該第1の回答が、前記イベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含むか否か判断し、前記第1の回答がイベント参加可情報を含む場合、イベント識別情報と、ユーザ識別情報と、を互いに関連付けて第4記憶手段に記憶するイベント参加第1処理手段、
前記イベント開催案内手段での第1の通知の送信後、所定の時期に前記第4記憶手段を参照し、ユーザごとに、当該ユーザを第1のユーザとしてそのユーザ識別情報を特定すると共に、前記第1のユーザを除いて前記第4記憶手段に記憶されている全てのユーザを検索対象ユーザとしてそのユーザ識別情報を特定し、引き続き、前記第1記憶手段を参照して、前記第1のユーザのユーザ識別情報に基づき特定した属性情報と、前記検索対象ユーザのユーザ識別情報に基づき特定したそれぞれの属性情報とを、項目ごとに比較して同一である属性情報を有する検索対象ユーザを前記第1のユーザにとって有益な第2のユーザとして特定し、当該第2のユーザのユーザ識別情報を、前記第1のユーザとしたユーザのユーザ識別情報と関連付けて前記第4記憶手段に記憶すると共に、前記第1記憶手段を参照して前記第1のユーザのユーザ識別情報に基づき連絡先情報を特定し、当該第1のユーザが利用する第1ユーザ端末に対して、前記第2のユーザの氏名を除く属性情報の一部を開示する有益ユーザ案内と、前記イベントにおいて前記第2のユーザと実際に会うことを望むか否かの回答を求める第2の通知を生成し送信するイベント参加第2処理手段、
前記第2の通知の送信に応じ、前記第1ユーザ端末より、ユーザ識別情報と、前記イベントにおいて前記第2のユーザと実際に会うことを望む紹介依頼と、を含む第2の回答を受信した場合、当該第2の回答に含まれるユーザ識別情報に基づき前記第4記憶手段を参照し、互いに関連付けられている第2のユーザのユーザ識別情報を特定し、引き続き、前記第1記憶手段を参照して特定したユーザ識別情報に基づき前記第2のユーザの連絡先情報を特定し、当該第2のユーザが利用する第2ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて紹介したい第1のユーザがいることを知らせると共に、当該第1のユーザと会うことを望むか否かの回答を求める第3の通知を生成し送信し、さらに、前記第3の通知の送信に応じ、前記第2ユーザ端末より、前記イベントにおいて前記第1のユーザと会うことを了承する第3の回答を受信した場合、前記第1のユーザのユーザ識別情報と前記第2のユーザのユーザ識別情報とに関連付けて、友人関係の仮登録情報を前記第4記憶手段に記憶すると共に、前記第1記憶手段を参照し、前記仮登録情報が記憶された各ユーザのユーザ識別情報に基づき第1のユーザの氏名と第2のユーザの氏名を抽出し、前記第1ユーザ端末に対して第2のユーザの氏名を開示する第4の通知を送信すると共に、前記第2ユーザ端末に対して第1のユーザの氏名を開示する第5の通知を送信するイベント参加第3処理手段、
前記第4の通知及び前記第5の通知を送信した後、前記第3記憶手段を参照してイベントの開催日時が経過したか否か判断し、前記開催日時が経過した場合、所定の時期に前記第4記憶手段を参照して、当該イベントのイベント識別情報に基づき第1のユーザのユーザ識別情報を特定すると共に、第2のユーザのユーザ識別情報を特定し、前記第1記憶手段を参照して前記第1のユーザのユーザ識別情報及び前記第2のユーザのユーザ識別情報に基づきそれぞれの連絡先情報を特定し、さらに、前記第1ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて会うことを望んだ第2のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第6の通知を生成し送信すると共に、前記第2ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて会うことを了承した第1のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第7の通知を生成し送信し、前記第6の通知に応じて前記第1ユーザ端末より、前記第2のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信すると共に、前記第7の通知に応じて、前記第2ユーザ端末より、前記第1のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信した場合、前記第1のユーザのユーザ識別情報と、前記第2のユーザのユーザ識別情報と、を互いに関連付けて前記第2記憶手段に記憶するイベント参加第4処理手段、
を少なくとも有することを特徴とする友人関係構築支援装置。
【請求項2】
前記イベント開催案内手段は、前記第1の通知として、前記イベントに参加する目的は何か、前記イベントに参加することで出会える有益なユーザを事前に探し出す検索を望むか否か、といった回答を求める質問を含んで送信し、
前記イベント参加第1処理手段は、前記第1の回答として、前記イベントへの参加目的、前記有益ユーザの検索要求、をさらに含んで受信し、前記参加目的、前記検索要求、を前記ユーザ識別情報と関連付けて前記第4記憶手段にさらに記憶し、
前記イベント参加第2処理手段は、前記検索要求を有するユーザを第1のユーザとして、当該第1のユーザごとに参加目的を特定し、引き続き、特定した参加目的に含まれる語をキーワードとして、前記第1記憶手段を参照し、前記検索対象ユーザのユーザ識別情報に基づき特定した属性情報を検索して前記キーワードを含む属性情報を有する検索対象ユーザを第2のユーザとして特定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の友人関係構築支援装置。
【請求項3】
前記イベント開催案内手段は、前記イベント案内依頼として、前記第1記憶手段に記憶されていないユーザを特別勧誘先ユーザとして指定すると共に、当該特別勧誘先ユーザの連絡先情報をさらに含んで受信した場合、前記第1記憶手段に記憶されたユーザの連絡先情報と共に、前記特別勧誘先ユーザの連絡先情報に基づき、各ユーザ端末に対して前記第1の通知を送信し、
前記イベント参加第1手段は、前記第1の回答の受信に伴い、前記特別勧誘先ユーザからの回答であるか否か判断し、前記第1の回答が、特別勧誘先ユーザからの回答であって、イベント参加可情報をさらに含む場合、当該特別勧誘先ユーザに対し、前記ネットワークサービスサイトを利用するための登録を促す第8の通知を送信し、
前記イベント参加第2手段は、前記第1のユーザが特別勧誘先ユーザである場合、前記イベント開催案内手段での第1の通知の送信後、所定の時期に、前記第1記憶手段を参照して特別勧誘先ユーザの連絡先情報に基づき、前記ネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ったか否か判断し、前記特別勧誘先ユーザが前記登録を行っていた場合、有益ユーザを特定する検索を実施する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の友人関係構築支援装置。
【請求項4】
前記ユーザ端末の接続に応じてユーザ識別情報を取得し、前記第2記憶手段を参照して当該ユーザ識別情報を第1のユーザ識別情報又は第2のユーザ識別情報として関連付けて記憶されている第2のユーザ識別情報又は第1のユーザ識別情報を友人関係登録ユーザの識別情報として全て特定し、さらに、前記第1記憶手段を参照して特定した友人関係登録ユーザのユーザ名情報を抽出し、当該ユーザ名情報を、友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するように前記ユーザ端末へ送信する友人関係登録ユーザ情報開示手段、
をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の友人関係構築支援装置。
【請求項5】
前記第1記憶手段は、ユーザ識別情報に関連付けて、当該ユーザを視覚的に識別するユーザ画像情報をさらに記憶し、
前記友人関係登録ユーザ情報開示手段は、前記友人関係登録ユーザの識別情報を特定した後、前記第1記憶手段を参照し、前記ユーザ名情報に代えて又は前記ユーザ名情報と共に前記ユーザ画像情報を抽出し、当該ユーザ画像情報を友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するように前記ユーザ端末へ送信する、
ことを特徴とする請求項4に記載の友人関係構築支援装置。
【請求項6】
前記第2記憶手段は、第1のユーザのユーザ識別情報、及び第2のユーザのユーザ識別情報と互いに関連付けて、友人関係の登録のきっかけとなったイベント名、及びイベント開催場所といったイベント開催情報をさらに記憶し、
前記友人関係登録ユーザ情報開示手段は、前記友人関係登録ユーザの識別情報を全て特定すると共に、当該友人関係登録ユーザの識別情報と互いに関連付けて記憶されているイベント開催情報を抽出し、前記ユーザ名情報及び/又は前記ユーザ画像情報と共に、当該イベント開催情報を友人関係登録ユーザ一覧情報として表示するように前記ユーザ端末へ送信する、
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の友人関係構築支援装置。
【請求項7】
イベントを実施する主催者が利用する主催者端末と、前記イベントへの参加勧誘を受けるユーザが利用するユーザ端末と、通信ネットワークを介してそれぞれ接続され、前記通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ったユーザを識別するユーザ識別情報と、当該ユーザが予め登録した少なくとも1以上の項目からなるユーザ自らの特徴を表す属性情報と、当該ユーザへの連絡先情報と、を互いに関連付けて記憶する第1記憶手段、互いに友人関係の登録を望む第1のユーザのユーザ識別情報と、第2のユーザのユーザ識別情報と、を互いに関連付けて記憶する第2記憶手段、を有する装置により、前記イベントに参加することで築かれたユーザ同士の友人関係を、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて確認可能なように登録する方法であって、
イベント開催案内手段が、前記主催者端末より、少なくともイベント名、イベント開催日時、イベント開催場所、といったイベント開催情報を含むイベント案内依頼を受信するステップ、
イベント開催案内手段が、前記イベント案内依頼の受信に応じ、当該イベント案内依頼に含まれるイベント開催情報に固有の識別情報(以下、「イベント識別情報」という。)を付与して、イベント識別情報と、イベント名と、イベント開催日時と、を互いに関連付けて第3記憶手段に記憶するステップ、
イベント開催案内手段が、前記第1記憶手段を参照してユーザへの連絡先情報に基づき各ユーザ端末に対し、前記イベント開催情報を案内すると共に、当該イベントに参加するか否かの回答を求める第1の通知を生成し送信するステップ、
イベント参加第1処理手段が、前記第1の通知の送信に応じ、前記ユーザ端末より、イベント識別情報と、ユーザ識別情報と、イベントへの参加可否情報と、を含む第1の回答を受信するステップ、
イベント参加第1処理手段が、当該第1の回答が、前記イベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含むか否か判断するステップ、
イベント参加第1処理手段が、前記第1の回答がイベント参加可情報を含む場合、イベント識別情報と、ユーザ識別情報と、を互いに関連付けて第4記憶手段に記憶するするステップ、
イベント参加第2処理手段が、前記イベント開催案内手段での第1の通知の送信後、所定の時期に前記第4記憶手段を参照し、ユーザごとに、当該ユーザを第1のユーザとしてそのユーザ識別情報を特定すると共に、前記第1のユーザを除いて前記第4記憶手段に記憶されている全てのユーザを検索対象ユーザとしてそのユーザ識別情報を特定するステップ、
イベント参加第2処理手段が、引き続き、前記第1記憶手段を参照して、前記第1のユーザのユーザ識別情報に基づき特定した属性情報と、前記検索対象ユーザのユーザ識別情報に基づき特定したそれぞれの属性情報とを、項目ごとに比較して同一である属性情報を有する検索対象ユーザを前記第1のユーザにとって有益な第2のユーザとして特定するステップ、
イベント参加第2処理手段が、当該第2のユーザのユーザ識別情報を、前記第1のユーザとしたユーザのユーザ識別情報と関連付けて前記第4記憶手段に記憶するステップ、
イベント参加第2処理手段が、前記第1記憶手段を参照して前記第1のユーザのユーザ識別情報に基づき連絡先情報を特定し、当該第1のユーザが利用する第1ユーザ端末に対して、前記第2のユーザの氏名を除く属性情報の一部を開示する有益ユーザ案内と、前記イベントにおいて前記第2のユーザと実際に会うことを望むか否かの回答を求める第2の通知を生成し送信するステップ、
イベント参加第3処理手段が、前記第2の通知の送信に応じ、前記第1ユーザ端末より、ユーザ識別情報と、前記イベントにおいて前記第2のユーザと実際に会うことを望む紹介依頼と、を含む第2の回答を受信するステップ、
イベント参加第3処理手段が、前記第2の回答を受信した場合、当該第2の回答に含まれるユーザ識別情報に基づき前記第4記憶手段を参照し、互いに関連付けられている第2のユーザのユーザ識別情報を特定し、引き続き、前記第1記憶手段を参照して特定したユーザ識別情報に基づき前記第2のユーザの連絡先情報を特定し、当該第2のユーザが利用する第2ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて紹介したい第1のユーザがいることを知らせると共に、当該第1のユーザと会うことを望むか否かの回答を求める第3の通知を生成し送信するステップ、
イベント参加第3処理手段が、前記第3の通知の送信に応じ、前記第2ユーザ端末より、前記イベントにおいて前記第1のユーザと実際に会うことを了承する第3の回答を受信するステップ、
イベント参加第3処理手段が、前記第3の回答を受信した場合、前記第1のユーザのユーザ識別情報と前記第2のユーザのユーザ識別情報とに関連付けて、友人関係の仮登録情報を前記第4記憶手段に記憶するするステップ、
イベント参加第3処理手段が、さらに、前記第1記憶手段を参照し、前記仮登録情報が記憶された各ユーザのユーザ識別情報に基づき第1のユーザの氏名と第2のユーザの氏名を抽出し、前記第1ユーザ端末に対して第2のユーザの氏名を開示する第4の通知を送信すると共に、前記第2ユーザ端末に対して第1のユーザの氏名を開示する第5の通知を送信するステップ、
イベント参加第4処理手段が、前記第4の通知及び前記第5の通知を送信した後、前記第3記憶手段を参照してイベントの開催日時が経過したか否か判断するステップ、
イベント参加第4処理手段が、前記開催日時が経過した場合、所定の時期に前記第4記憶手段を参照して、当該イベントのイベント識別情報に基づき第1のユーザのユーザ識別情報を特定すると共に、第2のユーザのユーザ識別情報を特定するステップ、
イベント参加第4処理手段が、前記第1記憶手段を参照して前記第1のユーザのユーザ識別情報及び前記第2のユーザのユーザ識別情報に基づきそれぞれの連絡先情報を特定し、さらに、前記第1ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて会うことを望んだ第2のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第6の通知を生成し送信すると共に、前記第2ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて会うことを了承した第1のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第7の通知を生成し送信するステップ、
イベント参加第4処理手段が、前記第6の通知に応じて前記第1ユーザ端末より、前記第2のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信すると共に、前記第7の通知に応じて、前記第2ユーザ端末より、前記第1のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信したとき、前記第1のユーザのユーザ識別情報と、前記第2のユーザのユーザ識別情報と、を互いに関連付けて前記第2記憶手段に記憶するステップ、
を少なくとも有していることを特徴とする友人関係構築支援方法。
【請求項8】
イベントを実施する主催者が利用する主催者端末と、前記イベントへの参加勧誘を受けるユーザが利用するユーザ端末と、通信ネットワークを介してそれぞれ接続され、前記通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトを利用するための登録を行ったユーザを識別するユーザ識別情報と、当該ユーザが予め登録した少なくとも1以上の項目からなるユーザ自らの特徴を表す属性情報と、当該ユーザへの連絡先情報と、を互いに関連付けて記憶する第1記憶手段、互いに友人関係の登録を望む第1のユーザのユーザ識別情報と、第2のユーザのユーザ識別情報と、を互いに関連付けて記憶する第2記憶手段、を有し、前記イベントに参加することで築かれたユーザ同士の友人関係を、通信ネットワーク上に開設されたネットワークサービスサイトにおいて確認可能なように登録することを実行させるためにコンピュータを、
前記主催者端末より、少なくともイベント名、イベント開催場所、イベント開催日時、といったイベント開催情報を含むイベント案内依頼を受信し、当該イベント案内依頼に含まれるイベント開催情報に固有の識別情報(以下、「イベント識別情報」という。)を付与して、イベント識別情報と、イベント名と、イベント開催場所、イベント開催日時と、を互いに関連付けて第3記憶手段に記憶する手段、
前記イベント案内依頼の受信に応じ、前記第1記憶手段を参照してユーザへの連絡先情報に基づき各ユーザ端末に対し、前記イベント開催情報を案内すると共に、当該イベントに参加するか否かの回答を求める第1の通知を生成し送信する手段、
前記第1の通知の送信に応じ、前記ユーザ端末より、イベント識別情報と、ユーザ識別情報と、イベントへの参加可否情報と、を少なくとも含む第1の回答を受信し、当該第1の回答が、前記イベントに参加することを申込むイベント参加可情報を含むか否か判断する手段、
前記判断の結果、前記第1の回答がイベント参加可情報を含む場合、イベント識別情報と、ユーザ識別情報と、を互いに関連付けて第4記憶手段に記憶する手段、
前記第1の通知の送信後、所定の時期に前記第4記憶手段を参照し、ユーザごとに、当該ユーザを第1のユーザとしてそのユーザ識別情報を特定すると共に、前記第1のユーザを除いて前記第4記憶手段に記憶されている全てのユーザを検索対象ユーザとしてそのユーザ識別情報を特定する手段、
引き続き、前記第1記憶手段を参照して、前記第1のユーザのユーザ識別情報に基づき特定した属性情報と、前記検索対象ユーザのユーザ識別情報に基づき特定したそれぞれの属性情報とを、項目ごとに比較して同一である属性情報を有する検索対象ユーザを前記第1のユーザにとって有益な第2のユーザとして特定し、さらに、当該第2のユーザのユーザ識別情報を、前記第1のユーザとしたユーザのユーザ識別情報と関連付けて前記第4記憶手段に記憶する手段、
さらに、前記第1記憶手段を参照して前記第1のユーザのユーザ識別情報に基づき連絡先情報を特定し、当該第1のユーザが利用する第1ユーザ端末に対して、前記第2のユーザの氏名を除く属性情報の一部を開示する有益ユーザ案内と、前記イベントにおいて前記第2のユーザと実際に会うことを望むか否かの回答を求める第2の通知を生成し送信する手段、
前記第2の通知の送信に応じ、前記第1ユーザ端末より、ユーザ識別情報と、前記イベントにおいて前記第2のユーザと実際に会うことを望む紹介依頼と、を含む第2の回答を受信した場合、当該第2の回答に含まれるユーザ識別情報に基づき前記第4記憶手段を参照し、互いに関連付けられている第2のユーザのユーザ識別情報を特定し、引き続き、前記第1記憶手段を参照して特定したユーザ識別情報に基づき前記第2のユーザの連絡先情報を特定し、当該第2のユーザが利用する第2ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて紹介したい第1のユーザがいることを知らせると共に、当該第1のユーザと会うことを望むか否かの回答を求める第3の通知を生成し送信する手段、
さらに、前記第3の通知の送信に応じ、前記第2ユーザ端末より、前記イベントにおいて前記第1のユーザと実際に会うことを了承する第3の回答を受信した場合、前記第1のユーザのユーザ識別情報と前記第2のユーザのユーザ識別情報とに関連付けて、友人関係の仮登録情報を前記第4記憶手段に記憶すると共に、前記第1記憶手段を参照し、前記仮登録情報が記憶された各ユーザのユーザ識別情報に基づき第1のユーザの氏名と第2のユーザの氏名を抽出し、前記第1ユーザ端末に対して第2のユーザの氏名を開示する第4の通知を送信すると共に、前記第2ユーザ端末に対して第1のユーザの氏名を開示する第5の通知を送信する手段、
前記第4の通知及び前記第5の通知を送信した後、前記第3記憶手段を参照してイベントの開催日時が経過したか否か判断し、前記開催日時が経過した場合、所定の時期に前記第4記憶手段を参照して、当該イベントのイベント識別情報に基づき第1のユーザのユーザ識別情報を特定すると共に、第2のユーザのユーザ識別情報を特定し、前記第1記憶手段を参照して前記第1のユーザのユーザ識別情報及び前記第2のユーザのユーザ識別情報に基づきそれぞれの連絡先情報を特定する手段、
さらに、前記第1ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて会うことを望んだ第2のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第6の通知を生成し送信すると共に、前記第2ユーザ端末に対して、前記イベントにおいて会うことを了承した第1のユーザとの友人関係を登録するか否か問う第7の通知を生成し送信する手段、
前記第6の通知に応じて前記第1ユーザ端末より、前記第2のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信すると共に、前記第7の通知に応じて、前記第2ユーザ端末より、前記第1のユーザと友人関係を登録することを望む友人関係登録同意回答を受信したとき、前記第1のユーザのユーザ識別情報と、前記第2のユーザのユーザ識別情報と、を互いに関連付けて前記第2記憶手段に記憶する手段、
として機能させることを特徴とする友人関係構築支援プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【公開番号】特開2009−163443(P2009−163443A)
【公開日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−341389(P2007−341389)
【出願日】平成19年12月28日(2007.12.28)
【出願人】(500481732)株式会社メキキ (15)
【出願人】(501091833)メキキ・クリエイツ株式会社 (56)