説明

口臭測定器に用いる折り畳み自在な紙製検出器具。

【課題】 口臭は口からはき出される息の不快なにおい。歯や口腔の疾患に由来するものが多いが、ほかに糖尿病や食道・胃・肝臓などの疾患(潰瘍・癌など)も原因となる。
【解決手段】 この原因となる疾患は、口臭がもつそれぞれ特有の臭気によって微妙に異なる。この異臭を、折り畳んである多角形の筒状を立体的に起こして、多角筒とし、すでに両側面に切り込みを入れた隙間に通気性のある帯状の検出器を貫通させ、連続的に移動させ或いは一こまづつに分割して挿入し、一こまづつに連番を付け各々それぞれが異なった特質を有する検出器用試料によって、口臭による変化を検出するための口臭測定器に用いる折り畳み自在な紙製検出器具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、口臭測定器に用いる折り畳み自在な紙製検出器具に関する。
【背景の技術】
【0002】
従来の口臭を測るガス測定器の大きさは、一足分の靴の箱位で、重量は2〜5kgであり電源を必要とし、価格は40〜80万と高価格である。
(例えば、非特許文献1参照)
これらの測定器に対して簡昜な口臭測定器の一例として、おけの形をした二つの槽、始めのおけ透明攪拌槽と、接ぎのおけ吸収槽を接合して、始めのおけ槽を回転させて、回転酢酸鉛の変色度により、測定する。
(例えば、特許文献1参照)
【0003】
【非特許文献1】 インタースキャン社 商品名 ハリメーター(インターネット Google 口臭測定器 検索引用)
【特許文献1】 特許公開平11−316223号 発明名称 簡昜口臭測定器
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
口臭は口からはき出される息の不快なにおい。歯や口腔の疾患に由来するものが多いが、ほかに糖尿病や食道・胃・肝臓などの疾患(潰瘍・癌など)も原因となる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この原因となる疾患は、口臭がもつそれぞれ特有の臭気によって微妙に異なる。この異臭を、折り畳んである多角形の筒状を立体的に起こして、多角筒とし、すでに両側面に切り込みを入れた隙間に通気性のある帯状の検出器を貫通させ、連続的に移動させ或いは一こまづつに分割して挿入し、口臭を検出するための口臭測定器に用いる折り畳み自在な紙製検出器具。
【0006】
通気性のある帯状の検出器は、連続的に移動させ或いは一こまづつに分割して挿入し、一こまづつに連番を付け各々それぞれが透明か有色で、固形かゼリー状か粒状で、乾式或いは湿式などその他の異なった特質を有する検出器用試料によって、口臭による変化を検出するための口臭測定器に用いる通気性のある帯状の検出器。
【0007】
これら検出器の一こま各々それぞれの変化は、単に口腔の臭気のみならず、内臓疾患にもおよび、専門職の精密検査による早期発見、広くはインターネットによる疾患の兆候をも診断可能にする。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、折り畳んであるからより薄く、紙製であるからより軽く、携帯に便利で時と、所を選ばない、また、使い捨てのため他の感染症も完全に防止でき極めて清潔であり衛生的である。
【0009】
合成樹脂(プラスチック)を使用すれば、簡単に量産が可能、従って安価にできるが環境汚染を配慮して、敢えて出来うるかぎり紙製とした。
【0010】
口臭は、口腔・内部疾患のみならず、精神的要因による対人恐怖症や自閉症に陥る原因ともなるので、もし自分自身で瞬時に、しかも簡単に検出できれば、一時的には口臭清掃芳香剤の投与で凌げる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
【実施例】
【0012】
本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。
【0013】
図1は、折り畳んである多角形の筒状1を
【0014】
図2は、立体的に起こして、多角筒2とし、
【0015】
図3は、すでに両側面に切り込みを入れた隙間3に通気性のある帯状の検出器4を貫通させ、連続的に移動させ或いは一こまづつ5に分割して挿入し、口臭を検出するための口臭測定器に用いる折り畳み自在な紙製検出器具。
【0016】
図4は、通気性のある帯状の検出器4は、連続的に移動させ或いは一こまづつ5に分割して挿入し、一こまづつ5に連番を付け各々それぞれが異なった特質を有する検出器用試料6によって、口臭による変化を検出するための口臭測定器に用いる通気性のある帯状の検出器。
【産業上の利用可能性】
【0017】
先に、背景の技術で述べたとおり、インターネットの項で口臭を検索すれば、すでに実用化も進んでおり、大型或いは簡昜型と、医療の最先端技術として注目されております。
従って、本発明である折り畳み自在な紙製検出器具を口臭測定器に用いれば、極めて簡便であることは言うまでもありません。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】折り畳んである多角形の筒状の斜視図
【図2】立体的に起こした多角筒の斜視図
【図3】両側面の隙間に帯状の検出器を貫通させた、折り畳み自在な紙製検出器具の斜視図
【図4】帯状の検出器と一こまづつの検出器と、検出用試料の斜視図
【符号の説明】
【0019】
1 折り畳んである多角形の筒状
2 立体的に起こした多角筒
3 切り込みを入れた隙間
4 帯状の検出器を貫通させ
5 一こまづつの検出器
6 検出器用試料

【特許請求の範囲】
【請求項1】
折り畳んである多角形の筒状(1)を立体的に起こして、多角筒(2)とし、すでに両側面に切り込みを入れた隙間(3)に通気性のある帯状の検出器(4)を貫通させ、連続的に移動させ或いは一こまづつ(5)に分割して挿入し、口臭を検出するための口臭測定器に用いる折り畳み自在な紙製検出器具。
【請求項2】
通気性のある帯状の検出器(4)は、連続的に移動させ或いは一こまづつ(5)に分割して挿入し、一こまづつ(5)に連番を付け各々それぞれが異なった特質を有する検出器用試料(6)によって、口臭による変化を検出するための口臭測定器に用いる通気性のある帯状の検出器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−138828(P2006−138828A)
【公開日】平成18年6月1日(2006.6.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−355978(P2004−355978)
【出願日】平成16年11月11日(2004.11.11)
【出願人】(591164060)
【出願人】(000196990)
【Fターム(参考)】