説明

可撓性フェースプレートを具備する呼吸インターフェース

第1の実質的に堅い部分14と、第2の実質的に堅い部分16と、第1及び第2の実質的に堅い部分を可撓性接続するように構成される接続部材18とを含む、マスク10のような呼吸インターフェース装置の各種実施形態である。可撓性接続は、ユーザの顔に対して呼吸インターフェース装置の効果的な適合を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この特許出願は、米国35USC119(e)の下、優先権の利益を享受する。2008年12月11日に出願された仮出願番号第61/121,585号の内容が参照によりここに組み込まれる。
【0002】
本発明は、ユーザの気道から及び/又はユーザの気道へガスを送るための呼吸インターフェース装置に関し、特に、第1の実質的に堅い部分と、第2の実質的に堅い部分と、これらの間に延在する実質的に可撓性の接続部材とを持つ可撓性フェースプレートを含む、マスクのような呼吸インターフェース装置に関する。
【背景技術】
【0003】
ユーザの鼻及び/又は口を囲む領域をカバーし、ユーザの顔に対して効果的な適合を作るように設計されている様々な呼吸マスクが知られている。通常、ガスは、ユーザによる消費のためマスク内に陽圧で供給される。斯様なマスクの使用は、高い高度での呼吸(航空アプリケーション)、水泳、鉱業、消火活動並びに様々な医療診断用及び治療上のアプリケーションを含む。
【0004】
これらのマスク、特に医学的呼吸マスクの多くの要件のうちの1つの要件は、これらがユーザの顔に対して効果的な適合を提供し、供給されるガスの漏出を限定又は防止するためにマスクがユーザの顔とぴったりすることである。一般に、従来のマスク構成では、マスクと顔との効果的な適合は、多くの例ではユーザにとって相当な苦痛を持った場合にだけ達成された。この課題は、これらのアプリケーション、特に、ユーザが睡眠又は寝入る間数時間又はおそらく数日、連続的にマスクを着用することを必要とする医療用途で最も重要である。斯様な状況では、ユーザは長い期間の間、しばしばマスクを許容せず、従って、最適治療若しくは診断目的は達成されないか、又は大変な困難さ及び相当なユーザの苦痛を持って達成される。
【0005】
前述のアプリケーションタイプのための幾つかのタイプの呼吸マスクが知られている。おそらく、最も一般的なタイプのマスクは、一体成形のフェースプレート、又は取付けられる上位部分(例えば、ユーザの顔の鼻部分をカバーするため)及び下位部分(例えば、ユーザの顔の口部分をカバーするため)を持つツーピースのフェースプレートを含む。これらの部分の両方とも、実質的に堅い材料及び材料の単一ピースから作られる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
既知である呼吸マスクは、ユーザの顔を封止するマスクの周辺に封止フェース又はクッションも持つ。クッションは、通常、フェースプレートに取付けられる。適合が封止面の輪郭とユーザの顔の対応する輪郭との間で良好なとき、斯様なマスクがよく働いた。これは、例えば、マスクがユーザの顔に対して良好な適合を供給し、マスクがユーザの顔とぴったりする場合、起こり得る。適合が良好でない場合、マスクと顔とのインターフェースのギャップがあり、結果的にギャップでマスクからガスが漏れることになるだろう。ギャップを閉じるためにマスク部材を圧縮し、ギャップが発生する領域の満足な封止を得るために相当な力が必要とされる。通常、この必要な力は、マスクをユーザの顔に確実に適合させるようにマスクに接続されるストラップにより供給される。ユーザの顔の輪郭と合致させるためにマスク輪郭が顔に対して強制的に変形されるユーザの顔の何れかの所で、斯様な力は高圧ポイントを生じるので、斯様な力は望ましくない。これは、付与される力が、表面血流を止めるのに十分な圧力である局所的潅流圧を上回る何れかの所で、相当なユーザの苦痛、起こり得る皮膚刺激及び破壊をもたらすだろう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一つの実施例では、本発明は、第1の実質的に堅い部分と、第2の実質的に堅い部分と、可撓性の接続部材とを含む、呼吸インターフェース装置を提供する。接続部材は、第1の実質的に堅い部分を第2の実質的に堅い部分に少なくとも部分的に接続し、第1の実質的に堅い部分及び第2の実質的に堅い部分が互いに関して可撓性であるように、第1の実質的に堅い部分と第2の実質的に堅い部分との間に延在する。第1の実質的に堅い部分はユーザの鼻部を収容し、第2の実質的に堅い部分はユーザの口の領域を収容する。更に、接続部材は、前記呼吸インターフェース装置の正面に対して凹形状を持つ。代わりに、接続部材は、前記呼吸インターフェース装置の正面に対して凸形状を持つ。接続部材は、ヒンジ状態様で可撓性であるように構成できる。接続部材は、様々な壁厚を持つように構成できる。壁厚は、が約0.5mmから約3mmの範囲であり得る。接続部材は、約600%から約800%までの伸び率を持つ材料で構成できる。接続部材は、熱可塑性プラスチック、熱可塑性エラストマ及びこれらの組み合わせからなるグループから選択される材料で構成できる。接続部材は、ヒンジメカニズムを含み得る。ヒンジメカニズムは、リビングヒンジを含み得る。
【0008】
本発明の一つの実施例では、呼吸インターフェース装置は、第3の実質的に堅い部分、第4の実質的に堅い部分、第2の可撓性の接続部材及び第3の可撓性の接続部材を更に含み得る。第2の可撓性の接続部材は、第1の実質的に堅い部分と第3の実質的に堅い部分との間に延在でき、第1の実質的に堅い部分及び第3の実質的に堅い部分を互いに対して可撓性にできる。第3の可撓性の接続部材は、第2の実質的に堅い部分と第4の実質的に堅い部分との間に延在でき、第2の実質的に堅い部分及び第4の実質的に堅い部分を互いに対して可撓性にできる。可撓性の接続部材は、また、第3の実質的に堅い部分と第4の実質的に堅い部分との間に延在でき、第3の実質的に堅い部分及び第4の実質的に堅い部分を互いに対して可撓性にできる。
【0009】
更に、追加のサポート部材は、ユーザの顔の一部と係合するため呼吸インターフェース装置の第1の実質的に堅い部分に少なくとも部分的に接続できる。第1の実質的に堅い部分は第1の開口部を持ち、第2の実質的に堅い部分は第2の開口部を持ち得る。第1の開口部は排気ポートを有し、第2の開口部は結合装置と結合できる。代わりに、第1の開口部は排気バルブに着脱自在に結合でき、第2の開口部は結合装置に着脱自在に結合できる。更に代わりに、第1の開口部はキャップに着脱自在に結合でき、第2の開口部は結合装置に着脱自在に結合できる。
【0010】
他の観点では、第2の実質的に堅い部分は前記呼吸インターフェース装置に着脱自在に結合できる。更に、第1及び第2の実質的に堅い部分はユーザの口の領域を収容するように構成できる。
【0011】
本発明のこれら及び他の目的、特徴並びに特性だけでなく、動作方法、構造の関連要素の機能、部品の組み合わせ及び製造の経済性は、添付の図面を参照して、以下の説明及び添付の請求項を考慮してより明らかになり、これらの全ては、この明細書の一部を形成し、類似の参照符号は様々な図の対応する部品を示す。しかしながら、図面が図例及び説明のためだけであって、本発明の限界を規定するものとして意図されていないことは、はっきりと理解されるべきである。明細書及び請求項に用いられているような、「a」、「an」及び「the」の単数形は、明確に明示しない限り複数を含む。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】図1は、本発明の実施例による呼吸マスクの正面の等軸側視図である。
【図2】図2は、本発明の代わりの実施例による呼吸マスクの正面の等軸側視図である。
【図3】図3は、本発明の代わりの実施例による呼吸マスクの正面の等軸側視図である。
【図4】図4は、本発明の代わりの実施例による呼吸マスクの正面の等軸側視図である。
【図5】図5は、本発明の代わりの実施例による呼吸マスクの正面の等軸側視図である。
【図6】図6A、図6B、図6C、図6D、及び図6Eは、本発明の代わりの実施例による接続部材を示すマスクの正面の等軸側視図である。
【図7】図7は、本発明の他の代わり別の実施例による呼吸マスクの正面の等軸側視図である。
【図8】図8は、本発明の更に他の代わりの実施例による呼吸マスクの正面の等軸側視図である。
【図9】図9は、本発明の更に他の代わりの実施例による呼吸マスクの正面の等軸側視図である。
【図10】図10は、本発明の更に他の代わりの実施例による呼吸マスクの正面の等軸側視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
例えば制限するわけではないが、上部、底部、左、右、上、下、前、後ろ及びこれらの派生語のような本願で使用される方向に関する語句は、図に示される要素の向きに関係し、明記していない限り限定するものではない。
【0014】
本願に使用されているように、用語「インターフェース装置」は、ユーザの気道へ及び/又はユーザの気道からガスを送るための任意の適切なメカニズムを指し、限定するわけではないが、マスクのような非侵襲性のインターフェース装置を明確に含む(例えば、限定されるものではないが、額サポート体及びチークパッドのようなサポート要素、本願の譲受人により販売されているトータルフェースマスク(商標)のようなフルフェースマスクを含むマスク)。本願に使用されているように、2つ以上の部分又は部品が「結合される」又は一緒に「接続される」という文言は、部分又は部品が、結合されているか、直接的に又は一つ以上の中間の部分若しくは部品を介して一緒に動作することを意味する。本願に使用されるように、用語「数」は、1又は1より大きい整数(すなわち、複数)を意味する。
【0015】
図1は、本発明の実施例による呼吸マスク10の正面の等軸側視図である。従来から当業者に知られているように、マスク10は、患者回路を介して圧力生成システム(図示せず)に結合されている。本発明の目的のために、圧力生成システムは、呼吸ガスの流れを生成できるか、又は高い圧力でガスを供給できる任意の装置である。斯様な圧力生成システムの例は、ベンチレータ、CPAP装置又は可変圧力装置、例えば自動滴定装置、比例援助ベンチレーション(PAV(登録商標))装置、比例陽気道圧(PPAP)装置、C−Flex(商標)装置、Bi−Flex(登録商標)装置、ペンシルバニア州マリーズヴィルのフィリップスレスピロニクス社により製造され販売されているBiPAP(登録商標)、又は他の圧力サポート装置を含み、当該BiPAPでは、患者に供給される圧力が、患者の呼吸サイクルで変化するので、呼気の間より高い圧力が吸気の間に供給される。
【0016】
呼吸マスク10は、上位部分14及び下位部分16を持つボディ12を含む。ボディ12は、更に、上位部分14と下位部分16との間に延在する実質的に可撓性の接続部材18を含む。接続部材18は、上位部分14を下位部分16に少なくとも部分的に接続するように構成される。特に、接続部材18の第1の側部は上位部分14に結合され、反対側の第2の側部は下位部分16に結合される。上位部分14及び下位部分16は、必然的ではないが、通常一般に堅いのに対し、接続部材18は可撓性の弾性部材である。本発明の例示的な実施例では、接続部材18は、例えば、限定するわけではないが、プラスチック、ゴム、シリコン、ビニル、発泡体又はこれらの組み合わせのようなエラストマを含む、熱可塑性又は熱弾性材料で作られている。
【0017】
接続部材18が様々な形状及び幾何学的配置で形成できてもよいことは、本発明において意図される。一つの実施例では、接続部材18は、上位部分14と下位部分16との間に溝を供給する。(図1に示されるような)溝は、凹形状(例えば、内向きバレル形状)を形成するように構成される。代わりに、溝は、凸形状(例えば、外向きバレル形状)を形成できる。
【0018】
接続部材18は、可撓性であるように構成されて、(図1に示されるように)ヒンジ状の態様で動くことができる。斯様なヒンジ状の動きは、下位部分16から独立して、又は別個に、下位部分16に対して上位部分14が可撓性であるか、又は動くことを可能にする。よって、マスク10は、ユーザの顔に改良された輪郭を提供でき、従って結果的に効果的な適合になる。図1に示される特定の接続部材18は、限定することを意図していないし、本発明が本願の他の記載で更に詳細に説明される可撓性の接続部材のための様々な種々異なる構成を意図することは、理解されるべきである。よって、様々な可撓性の接続部材が、接続部材18の代用にされてもよい。
【0019】
接続部材18を構成するための適切な材料は、従来技術で知られているか又は今後開発される多種多様な可撓性の弾性材料から選択できる。適当な材料は、本願で既述されたものを含むが、これらに限定されるものではない。実施例では、接続部材18は、約20から約40までのShoreA硬度を持つ材料、又は約600%と約800%との間の伸び率を持つ材料で構成できる。一つの特定の実施例では、接続部材18が作られる材料は、シリコンゴムである。
【0020】
更に、接続部材18は、一般に均一な壁厚を持つことができるが、又は代わりに、厚みは変動的であり得る。例えば、接続部材18の中心溝部分の壁厚は、中心溝部の外側の壁厚より小さい。壁厚は、通常、約0.5から約3mmまでの範囲内にある。
【0021】
一つの実施例では、接続部材18は、約40のShoreA硬度、約600%の伸び率及び約0.5mmから約1.5mmまでの壁厚を持つ材料で構成される。他の実施例では、接続部材18は、約20のShoreA硬度、約800%の伸び率及び約1mmから約3mmまでの壁厚を持つ材料で構成される。
【0022】
接続部材18は、(図1に示されるように)上位部分14及び下位部分16と一体的に接続されるように構成できる。例えば、上位部分14、下位部分16及び接続部材18は、ボディ12を有する一体成形のボディを一緒に形成できる。他の実施例(図示せず)では、本願の他の所でより詳細に説明されるように、接続部材18は、上位部分14、下位部分16及び接続部材18がツーピース又はスリーピースボディを形成できるように、上位部分14及び下位部分16の一方又は両方に着脱可能に接続されるように構成できる。
【0023】
図1で示される実施例では、下位部分16はまた、下位開口部20を定める。下位開口部20は、ガス入口として機能できる。図1に示される実施例では、ガス入口(下位開口部20)は、マスク10とブロワー又は他の任意の適切な装置のような外部のガス供給源(図示せず)との間で空気のようなガスを担持するための旋回導管のような結合装置21と結合できる。外部のガス供給源は、限定されるわけではないが、ユーザによる消費のためのガスを供給できる任意のガス送出又はガス生成システムを含み得ると意図される。様々なガス送出治療の非限定的な例は、限定されるわけではないが、持続気道陽圧(CPAP)療法、自動滴定陽気道圧療法及びバイレベル陽気道圧(BiPAP)治療を含む。
【0024】
図1に示される特定の結合装置21は、限定を意図するものではなく、本発明は、マスク10から又はマスク10へガスを送るために下位開口部20に永続的に又は選択的に装着できる様々な種々異なる結合装置を意図することが理解されるべきである。よって、(例えば、一方の端部若しくは両端での旋回を持つか又は持たない、当該装置と一体的に形成される呼気システムを持つか又は持たない)様々な結合装置が、結合装置21の代用にされる。図1にも示されるように、上位部分14は、ユーザにより呼気されるガスを排出するために排気ポート22のような排気メカニズムを含む。排気ポート22は任意であるか、又はマスク、患者回路又は両方の他の位置で供給できることは、理解されるべきである。
【0025】
図示の例示的な実施例では、排気ポート22は、ユーザにより呼気される排出ガスがマスク10から外気へ出ることを可能にする複数の小さな開口部を含む。図1に示される排気ポート22のための特別な構成は、限定するわけではないが、本発明は、ユーザにより呼気されるガスを外気へ排出するために使用できる様々な種々異なる排気メカニズムを意図することは理解されるべきである。よって、様々な排気メカニズムが、排気ポート22と置換されてもよい。加えて、他の排気口装置が、排気ポート22の代わりに、又は加えて使用できる。
【0026】
更に、図1に示されるように、上位部分14は、圧力値を得るか又は酸素の付加的な供給を提供可能にする圧力/酸素ポート23を含む。また、圧力/酸素ポート23のための特定の構成、数及び位置は、限定される意味はない。その代わりに、本発明は、圧力/酸素ポート23が複数のポートを含んで様々な構成を持つことができ、マスク上の様々な位置で供給でき、又は完全に省略できることを意図する。
【0027】
図1のマスク10は、また、ユーザの顔に関してマスク10を保持するための適切な調節可能な保持ストラップ(図示せず)に接続するタブ25等のような締結装置も含む。2つの斯様なタブ25が、マスク10の選択された角で図1に図示されているが、本願の他の所でより詳細に説明されるように、締結装置の他の構成、アレンジメント、数(無を含む)及び位置が本発明により意図されることは、理解されるべきである。
【0028】
図2は、本発明の代わりの実施例による呼吸マスク27の正面の等軸側視図である。図2に示されるように、マスク27は、上位部分14、下位部分16及び接続部材18を含む、図1のマスク10の一部として含まれる多くの同じ部品を含む。加えて、図2に示されるように、その上位部分14は、上位開口部30を定める。よって、図2の示される実施例では、マスク27は、2つの開口部、上位開口部30及び下位開口部20を含む。
【0029】
好ましくは、上位開口部30及び下位開口部20の一方がガス入口として機能する一方、上位開口部30及び下位開口部20の他方がガス出口として機能する。例えば、図2に示されるように、本願の他の所でより詳細に説明されるような任意のタイプの(自在軸受けを持っているか又は持っていない)導管のような結合装置21は、マスク27と、ブロワー又は本願の他の所でより詳細に説明されるような他の任意の適切な装置のような外部のガス供給源(図示せず)との間に、空気のようなガスを担持するための下位開口部20に着脱自在に取付けられる。上位開口部30は、このとき、二酸化炭素をマスク27から取り除くための出口として機能する。
【0030】
また、図2に示されるように、ユーザにより呼気されるガスを外気へ排出するために、限定されるものではないが、排気バルブ31のような呼気排気メカニズムは、出口(上位開口部30)に着脱自在に結合される。図2に示される特定の排気バルブ31は限定する意味はなく、本発明は、本願の他の所でより詳細に説明されるように、ユーザにより呼気されるガスを外気へ排出するために使用できる様々な種々異なる排気メカニズムを意図することは、理解されるべきである。よって、様々な排気メカニズムは、排気バルブ31の代用にされる。
【0031】
代わりに、本発明はまた、結合装置21が、上位開口部30に着脱自在に取付けられ、この場合、下位開口部20が排気ガスを除去するための出口として機能することを意図する。
【0032】
図3は、本発明の代わりの実施例による呼吸マスク28の正面の等軸側視図である。図3に示されるように、マスク28は、図1のマスク10及び図2のマスク27の一部として含まれる多くの同じ部品を含む。加えて、図3に示されるように、マスク28は、上位開口部30をカバーするために上位部分14の上位開口部30に着脱自在に結合されるキャップ35を含む。この実施例では、上位開口部30は、ガス入口又は呼気出口として何れにも機能するために使用されていない。その代わりに、下位開口部20が、ガス入口及び呼気出口として機能する。
【0033】
図3にも示されるように、マスク28と、ブロワー又は他の任意の適切な装置のような外部のガス供給源(図示せず)との間に、空気のようなガスを担持できる任意の導管のような結合装置21’は、ガス入口に着脱自在に結合される。図3にも示されるように、この実施例の結合装置21’は、ユーザにより呼気されるガスを外気へ排出するための排気ポート37のような排気メカニズムを含む。排気ポート37は、ユーザにより排気されるガスがマスク28から外気へ排出可能にする図3に示されるような複数の小さな開口部39を含む。図3に示されるような特定の結合装置21’、外部のガス供給源及び排気ポート37は、各々限定する意味はなく、他のタイプの結合装置、外部のガス供給源及び排気メカニズムが、本願の他の所でより詳細に説明されるように、図3に示される結合装置21’、外部のガス供給源及び排気ポート37各々と置換されてもよいことは、理解されるべきである。
【0034】
代わりに、本発明は、図3に示されるように結合装置21’が、上位開口部30に着脱自在に取付けられ、この場合、下位開口部20はキャップ35でおおわれることを意図する。
【0035】
図1、図2及び図3で示されるマスク10、27及び28は、ユーザの顔の口及び鼻の領域を収容する、口/鼻マスクである。実施例の各々の上位部分14は鼻の領域を収容でき、下位部分16は口の領域を収容できる。従来のように、マスクボディ12及び/又は上位部分14及び下位部分16はまた、好ましくは、ユーザの顔に関してマスクを保持するための適切に調節可能な保持ストラップ(図示せず)に接続するタブ25等のような締結装置を含む。2つの斯様なタブ25が図1、図2及び図3に図示され、マスク10、27又は28の選択された角に概して配置されているが、場合によっては、図1、図2及び図3に示される特定のタブ25は限定の意味はなく、ユーザの顔に関してマスクを保持するのを助ける他のタイプの締結装置がタブ25と置換されてもよいことは、理解されるべきである。更に、様々な他の締結装置のアレンジメント、数(無を含む)及び位置が、本発明の原理から逸脱せずに供給できることは、理解されるべきである。
【0036】
図1、図2及び図3に示されるように、マスク10、27及び28は、患者接触クッション15を含む。具体例では、クッション15は、上位部分14、下位部分16及び接続部材18に一体的に接続されている。クッション15は、ユーザの顔の方へ延在するように構成され、概してマスク10、27又は28の深度を定める。具体例では、クッション15の一部は、接続部材18の全て又は少なくとも一部を定める。
【0037】
クッション15は、従来技術で知られている多種多様な材料で構成でき、限定されるものではないが、上位部分14、下位部分16及び接続部材18のために適切な材料として前述された材料を含み得る。図1、図2及び図3に示される特定のクッション15は限定する意味はなく、フレーム部材(例えば、図1、図2及び図3に示されるフェースプレート12)とユーザの顔との間に延在する他のタイプのクッションサポート体又は密封システムがクッション15の代用にされてもよいことは、理解されるべきである。例えば、限定されるものではないが、様々なクッション構成は、ダブルフラップクッション、ゲルクッション、フラップを持つゲルクッション、空気充填クッション、プリーツを持つクッション、複数のクッション(例えば、一方のクッション内部の他方のクッション)を含む。更に、クッション(例えば、図1、図2及び図3のクッション15)がフレーム部材(例えば、図1、図2及び図3のフェースプレート12)から着脱可能で除去可能であり得ることは、理解されるべきである。
【0038】
図4は、本発明の更に他の実施例による呼吸マスク10’の正面の等軸側視図である。図4に示されるように、マスク10’は、図1のマスク10の一部として含まれる多くの同じ部品を含む。加えて、図4に示されるように、マスク10’は、更に、マスクボディ12の上位部分14に接続され、そこからサポートアーム42を通って延在する額サポート40を含む。額サポート40は、ユーザの額と係合するように構成される係合面45を含む。額サポート40は、2つの開口部又はスリット48を含み、当該開口部又はスリット48は、適所に(図示せず)マスクを保持する際の支援のために、そこから延在する2つのトップストラップ(図示せず)を持つように構成される。
【0039】
図5は、本発明の更に他の実施例による呼吸マスク28’の正面の等軸側視図である。図5に示されるように、マスク28’は、図3のマスク28の一部として含まれる多くの同じ部品を含む。加えて、図5に示されるように、マスク28’は、更に、マスクボディ12の上位部分14に接続され、そこからサポートアーム52を通って延在する額サポート50を含む。額サポート50は、ユーザの額と係合するように構成される係合面55を含む。額サポート50は、2つの開口部又はスリット58を含み、当該開口部又はスリット58は、適所に(図示せず)マスクを保持する際の支援のために、そこから延在する2つのトップストラップ(図示せず)を持つように構成される。
【0040】
図4及び図5にそれぞれ示される額サポート40及び50は、1つの特定のタイプの顔面サポートとして例示目的で示され、限定する意味はない。限定されるわけではないが、チークパッドのような任意の他のタイプの顔面サポート(又は無い)が、額サポート40、50の代わりに、又は加えて使用できることは、理解されるべきである。更に、顔面サポート(例えば、額サポート40、50)は、着脱可能、調節可能、又は固定できる。
【0041】
図6A、図6B、図6C、図6D及び図6Eは、本発明の特定の非限定的な実施例による代わりの接続部材18a、18b、18c、18d及び18eを持つマスク13a、13b、13c、13d及び13eの正面の等軸側視図である。図6A乃至図6Eでは、可撓性の接続部材18a−18eは、上位部分14a−14eと下位部分16a−16eとの間に延在する。上位部分14a−14e及び下位部分16a−16eは、必ずしもそうである必要はないが、実質的に堅い材料から構成される。図6A乃至図6Eに示されるように、可撓性の接続部材18a−18eは、様々な形状及び構成で形成されてもよい。
【0042】
図6Aでは、可撓性の接続部材18aは、上位部分14aと下位部分16aとの間に完全に延在している。可撓性の接続部材18aは、上位部分14a及び下位部分16aが互いに対して撓曲できるような変動厚みを持つフラップとして構成される。図6Bでは、可撓性の接続部材18bは、上位部分14bと下位部分16bとの間に完全に延在している。可撓性の接続部材18bは、その中にプリーツを形成するように構成される。図6Cでは、可撓性の接続部材18cは、上位部分14cと下位部分16cとの間に完全に延在している。可撓性の接続部材18cは、その中に2つのプリーツを形成するように構成される。図6Dでは、可撓性の接続部材18dは、上位部分14dと下位部分16dとの間に部分的に延在している。上位部分14d及び下位部分16dは、上位部分14dが下位部分16dに対して屈曲可能にする機械的ヒンジ構造17により接続される。図6Eでは、可撓性の接続部材は、上位部分14eと下位部分16eとの間に部分的に延在している。上位部分14e及び下位部分16eは、リビングヒンジメカニズム19によりその間に接続される。
【0043】
用語リビングヒンジは、2つの実質的に堅い部分を一緒に接合するプラスチックから作られ、これらがヒンジのラインに沿って曲がることができる可撓性のヒンジをいう。「ヒンジのライン」は、通常、曲ることができるプラスチックの薄くなった区域である。耐疲労性特性のため、限定されるわけではないが、ポリエチレン及びポリプロピレンのような様々なタイプのプラスチックが、リビングヒンジ19を作るために使用される。リビングヒンジ19は、射出成形工程で製造されてもよく、リビングヒンジ19により接合される2つのピース(14e及び16e)を作成するために用いられる同じ成形プロセスでモールドできる。
【0044】
図7は、本発明の代わりの実施例による呼吸マスク27’の正面の等軸側視図である。図7に示されるように、マスク27’は、上位開口部30、下位開口部20及びクッション15を含む、図2のマスク27の一部として含まれる多くの同じ部品を含む。加えて、マスク27’は、第1の上位部分14’及び第2の上位部分14”を含む。実質的に可撓性の接続部材18’は、第1の上位部分14’と第2の上位部分14”との間に部分的に延在する。接続部材18’は、第1の上位部分14’を第2の上位の部分14”に少なくとも部分的に接続するように構成される。接続部材18’はまた、接続部材18’が、第1の上位部分14’を上位開口部30の外側周辺エッジの一部に少なくとも部分的に接続し、第2の上位部分14”を上位開口部30の外側周辺エッジの反対側の部分に少なくとも部分的に接続するように構成されて、上位開口部30の外側周辺エッジに沿って延在する。
【0045】
また、図7に示されるように、マスク27’は、第1の下位部分16’及び第2の下位部分16”を含む。実質的に可撓性の接続部材18”は、第1の下位部分16’と第2の下位部分16”との間に部分的に延在する。接続部材18”は、第1の下位部分16’を第2の下位部分16”に少なくとも部分的に接続するように構成される。接続部材18”はまた、接続部材18”が、第1の下位部分16’を下位開口部20の外側周辺エッジの一部に少なくとも部分的に接続し、第2の下位部分16”を下位開口部20の外側周辺エッジの反対側の部分に少なくとも部分的に接続するように構成されて、下位開口部20の外側周辺エッジに沿って延在する。接続部材18’は、第1の上位部分14’及び第2の上位部分14”を互いに対して(例えば、側部から側部へ)屈曲可能にし、接続部材18”は、第1の下位部分16’及び第2の下位部分16”を互いに対して(例えば、側部から側部へ)屈曲可能にすることが意図される。
【0046】
図8は、本発明の代わりの実施例による呼吸マスク60の正面の等軸側視図である。図8に見られるように、マスク60は、第1の下位部分16’、第2の下位部分16”、接続部材18、18”、下位開口部20及びクッション15を含む、図7のマスク27’の一部として含まれる多くの同じ部品を含む。マスク60は、第1の上位部分64及び第2の上位部分66を含む。実質的に可撓性の接続部材68は、第1の上位部分64と第2の上位部分66との間に完全に延在する。接続部材68は、第1の上位部分64を第2の上位部分66に接続するように構成される。特に、接続部材68の第1側部は、第1の上位部分64に結合され、接続部材68の反対側の第2側部は、第2の上位部分66に結合される。
【0047】
また、図8に示されるように、マスク60は、第1の下位部分16’及び第2の下位部分16”を含む。実質的に可撓性の接続部材18”は、第1の下位部分16’と第2の下位部分16”の間に部分的に延在する。接続部材18”は、第1の下位部分16’を第2の下位部分16”に少なくとも部分的に接続するように構成される。接続部材18”はまた、接続部材18”が、第1の下位部分16’を下位開口部20の外側周辺エッジの一部に少なくとも部分的に接続し、第2の下位部分16”を下位開口部20の外側周辺エッジの反対側の部分に少なくとも部分的に接続するように構成されて、下位開口部20の外側周辺エッジに沿って延在する。接続部材68は、第1の上位部分64及び第2の上位部分66を互いに対して(例えば、側部から側部へ)屈曲可能にし、接続部材18”は、第1の下位部分16’及び第2の下位部分16”を互いに対して(例えば、側部から側部へ)屈曲可能にすることが意図される。
【0048】
図9は、本発明の代わりの実施例による呼吸マスク70の正面の等軸側視図である。図9に見られるように、マスク70は、ユーザの口の領域だけを収容するように構成される。呼吸マスク70は、第1側部74及び第2側部76を持つボディ72を含む。ボディ72は、更に、第1側部74と第2側部76との間に少なくとも部分的に延在する実質的に可撓性の接続部材78を含む。接続部材78は、第1側部74を第2側部76に少なくとも部分的に接続するように構成される。第1側部74及び第2側部76は、必ずしも必要ではないが、通常、概して堅いのに対し、接続部材78は、例えば、実質的に可撓性の接続部材18のために本願の他の所で説明されている材料で作られる可撓性の(好ましくは固体の)弾性部材である。
【0049】
また、図9に示されるように、接続部材78は、接続部材78が、第1側部74を開口部80の外側周辺エッジの一部に少なくとも部分的に接続し、第2側部76を開口部80の外側周辺エッジの反対側の部分に少なくとも部分的に接続するように構成されて、開口部80の外側周辺エッジに沿って延在する。接続部材78は、第1側部74及び第2側部76を互いに対して(例えば、側部から側部へ)屈曲可能にすることが意図される。
【0050】
また、図9に示されるように、開口部80は、外部のガス供給源(図示せず)からユーザへの空気のようなガスを送るガス入口として、及び/又はユーザにより呼気されるガスを外気へ排出するための排気メカニズムとして機能できる。開口部80は、結合装置82に結合できる。結合装置82は、そこで一体的に形成される排気ホール84を持つ曲がり管である。図9に示される特定の結合装置82及び排気メカニズム(すなわち、排気ホール84)は、限定する意味はなく、本発明は、限定されるわけではないが、本願の他の所でより詳細に説明されるものを含む、利用できる様々な種々異なる結合装置及び排気メカニズムを意図することは、理解されるべきである。
【0051】
図9に示されるように、マスク70はまた、クッション85を含む。クッション85は、第1側部74、第2側部76及び接続部材78に好ましくは一体的に接続されている。クッション85は、限定されるわけではないが、本願の他の所でより詳細に説明されているこれらの構成及び材料のような、様々な構成及び様々な材料で構成できる。
【0052】
図10は、本発明の更に他の実施例による呼吸マスク10”の正面の等軸側視図である。図10に見られるように、マスク10”は、ボディ12、上位部分14、下位部分16、接続部材18、下位開口部20、クッション15、排気ポート22、圧力/酸素ポート23、タブ25及び結合装置21を含む、図4のマスク10’の一部として含まれる多くの同じ部品を含む。図10に示されるように、マスク10”は、下位部分16から着脱可能である結合装置21と、ボディ12から着脱可能である下位部分16とを含む。
【0053】
本発明の様々な実施例によるマスクは、ユーザにとって比較的快適である効果的な適合を提供するために、ユーザの顔にぴったり合う。加えて、ユーザの顔へのマスクのしっかりした適合を供給する際に援助するための様々な他のメカニズムが利用できる。例えば、マスクの接触表面は、その上に接着材層を含むことができる。接着材層は、マスクとユーザの皮膚との間に接着封止を供給する。接着材層は、マスクの接触表面に供給できて結合される密着剤で出来ている。接着材層は、取り除かれるときに、有意な量の残りを好ましくは残すことなく、マスクのユーザの皮膚に一時的に接着させる程の粘着性のレベルを持つべきである。このように、接着材層は、漏れが減少する及び/又は漏れを排除するために、マスクとユーザの皮膚との間の接着封止を提供する。
【0054】
接着材層は、ストラップの代わりに、又はストラップに加えて使用できる。上述のように、ストラップは、両側上のマスクの上位部分上に、両側上のマスクの下位部分にのような、一つ以上の位置でマスクに接続される。額サポートを持つマスクに対して、ストラップは、額サポートの両側に取付けられる。
【0055】
本発明は、最も実際的で好ましい実施例であると現在考えられるものに基づいて例示目的のために詳細に説明されたが、このような詳細は単にその目的のためだけであって、本発明は開示された実施例に限定されず、対照的に、添付の請求の範囲の要旨内である変更及び等価なアレンジメントをカバーすることを意図することは、理解されるべきである。例えば、本発明は、任意の実施例の一つ以上の特徴が、可能な限り、他の任意の実施例の一つ以上の特徴と組み合わせられることは、理解されるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の実質的に堅い部分と、第2の実質的に堅い部分と、第1の実質的に堅い部分を第2の実質的に堅い部分に少なくとも部分的に接続し、第1の実質的に堅い部分及び第2の実質的に堅い部分が互いに関して可撓性であるために、第1の実質的に堅い部分と第2の実質的に堅い部分との間に延在する可撓性の接続部材とを有する、呼吸インターフェース装置。
【請求項2】
第1の実質的に堅い部分がユーザの鼻部を収容し、第2の実質的に堅い部分がユーザの口の領域を収容する、請求項1に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項3】
前記接続部材がヒンジ状態様で可撓性である、請求項1に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項4】
前記接続部材がヒンジメカニズムを含む、請求項3に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項5】
前記ヒンジメカニズムがリビングヒンジを有する、請求項4に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項6】
前記接続部材が、前記呼吸インターフェース装置の正面に対して凹形状、又は前記呼吸インターフェース装置の正面に対して凸形状を持つ、請求項1に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項7】
前記接続部材が様々な壁厚を持つ、請求項1に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項8】
前記壁厚が約0.5mmから約3mmの範囲である、請求項7に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項9】
前記接続部材が約600%から約800%までの伸び率を持つ材料で構成される、請求項1に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項10】
前記接続部材がプリーツを含む、請求項1に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項11】
第3の実質的に堅い部分、第4の実質的に堅い部分、第2の可撓性の接続部材及び第3の可撓性の接続部材を更に有し、第2の可撓性の接続部材は、第1の実質的に堅い部分と第3の実質的に堅い部分との間に延在し、第1の実質的に堅い部分及び第3の実質的に堅い部分を互いに対して可撓性にし、第3の可撓性の接続部材は、第2の実質的に堅い部分と第4の実質的に堅い部分との間に延在し、第2の実質的に堅い部分及び第4の実質的に堅い部分を互いに対して可撓性にし、前記可撓性の接続部材は、また、第3の実質的に堅い部分と第4の実質的に堅い部分との間に延在し、第3の実質的に堅い部分及び第4の実質的に堅い部分を互いに対して可撓性にする、請求項1に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項12】
前記接続部材が、熱可塑性プラスチック、熱可塑性エラストマ及びこれらの組み合わせからなるグループから選択される材料で構成される、請求項1に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項13】
ユーザの顔の一部と係合するため第1の実質的に堅い部分に少なくとも部分的に接続されるサポート部材を更に有する、請求項1に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項14】
第1の実質的に堅い部分が第1の開口部を持ち、第2の実質的に堅い部分が第2の開口部を持つ、請求項1に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項15】
第1の開口部が排気ポートを有し、第2の開口部が結合装置と結合される、請求項14に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項16】
第1の開口部が排気バルブに着脱自在に結合され、第2の開口部が結合装置に着脱自在に結合される、請求項15に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項17】
第1の開口部がキャップに着脱自在に結合され、第2の開口部が結合装置に着脱自在に結合される、請求項15に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項18】
第2の実質的に堅い部分が前記呼吸インターフェース装置に着脱自在に結合される、請求項1に記載の呼吸インターフェース装置。
【請求項19】
第1及び第2の実質的に堅い部分がユーザの口の領域を収容する、請求項1に記載の呼吸インターフェース装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6A】
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【図6B】
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【図6C】
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【図6D】
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【図6E】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公表番号】特表2012−511371(P2012−511371A)
【公表日】平成24年5月24日(2012.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−540269(P2011−540269)
【出願日】平成21年11月21日(2009.11.21)
【国際出願番号】PCT/IB2009/055247
【国際公開番号】WO2010/067235
【国際公開日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)