同軸ケーブル
【課題】 細い線材で高周波信号と低周波信号混在して伝送する。
【解決手段】 低周波的には独立した複数の信号線として機能し、高周波的には1本の中心導体として機能する互いに絶縁された複数の線材61A,61Bを中心に配置して絶縁体62で被覆し、さらに、シールド線63で被覆してなる。
【解決手段】 低周波的には独立した複数の信号線として機能し、高周波的には1本の中心導体として機能する互いに絶縁された複数の線材61A,61Bを中心に配置して絶縁体62で被覆し、さらに、シールド線63で被覆してなる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高周波信号と低周波信号が混在して伝送される同軸ケーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、高周波信号の伝送には同軸ケーブルが使用される。
【0003】
また、従来より、人体に装着して使用されるページャ、ラジオ受信機や液晶テレビジョン受像機などの携帯型無線機において、ロッドアンテナやイヤホンへ音声信号を伝送する信号線をアンテナとして利用するイヤホンアンテナが使用されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2003−163529号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
通常、高周波信号は同軸ケーブルを介して伝送され、イヤホンアンテナでは、高周波信号伝送用の同軸ケーブルとステレオ2チャンネルの音声信号伝送用の2本の信号線を必要とするので、比較的に太いケーブルとなってしまい、柔軟性に欠け、取り扱い難いという問題点があった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上述の如き従来の問題点に鑑み、高周波信号と低周波信号混在して伝送することのできる同軸ケーブルを提供することにある。
【0007】
本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施の形態の説明から一層明らかにされる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る同軸ケーブルは、低周波的には独立した複数の信号線として機能し、高周波的には1本の中心導体として機能する互いに絶縁された複数の線材を中心に配置して絶縁体で被覆し、さらに、シールド線で被覆してなる。
【0009】
本発明に係る同軸ケーブルは、例えば、上記中心導体として単線の被覆線を複数本有する。
【0010】
また、本発明に係る同軸ケーブルは、例えば、上記中心導体として撚線の被覆線を複数本有する。
【0011】
また、本発明に係る同軸ケーブルは、例えば、上記中心導体は単線の被覆線を複数本撚り合わせてなる。
【0012】
さらに、本発明に係る同軸ケーブルは、例えば、上記中心導体は撚線の被覆線を複数本撚り合わせてなる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、中心導体を構成する複数の繊細により高周波信号と低周波信号混在して伝送することができ、細い線材で柔軟性に富み、軽量化、利便性の高い同軸ケーブルを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
【0015】
本発明は、例えば図1に示すような構成の液晶テレビジョン受像機100のイヤホンアンテナ50に適用される。
【0016】
この図1に示す液晶テレビジョン受像機100は、ピンジャックコネクタ110を介して受像器本体120に接続されるイヤホンアンテナ50を備え、イヤホンアンテナ50により受信されるテレビジョン信号を受信機本体120に送り、受信機本体120から音声信号をイヤホンアンテナ50を介してステレオイヤホン80L,80Rに送るようになっている。
【0017】
イヤホンアンテナ50は、一端が上記ピンジャックコネクタ110を介して上記受像機本体120に接続される同軸ケーブル60と、この同軸ケーブル60の他端に接続された接続ブロック70と、この接続ブロック70に2本のイヤホンケーブル81,82を介して接続されたステレオイヤホン80L,80Rからなる。
【0018】
受像器本体120には、図2に示すように、チューナ部121、このチューナ部121に接続された中間周波信号処理部122、この中間周波信号処理部122に接続された映像信号処理部123、上記映像信号処理部123に接続された液晶表示部124、上記ピンジャックコネクタ110を構成するジャック110Bが設けられている。
【0019】
この液晶テレビジョン受像機100において、上記受像器本体120にイヤホンアンテナ50を接続する線路を構成する同軸ケーブル60は、図3に示すように、それぞれ絶縁された少なくとも2本の線材(信号線)61A,61Bからなる中心導体61を絶縁体62で被覆し、さらに、シールド線63で被覆してなる。
【0020】
このような構造の同軸ケーブル60において、中心導体61を構成する複数の線材は、高周波的には1本の中心導体61として機能し、低周波的には独立した複数ここでは2本の信号線61A,61Bとして機能する。
【0021】
上記同軸ケーブル60には、例えば、図4の(A),(B),(C),(D)に示すように、単線の被覆線61A1,61B1又は撚線の被覆線61A2,61B2を中心導体61として複数本配置した構造、単線の被覆線又は撚線の被覆線を複数本撚り合わせた所謂ツイストペア線61A3,61B3又はリッツ線61A4,61B4を中心導体61として用いた構造のものが用いられる。
【0022】
そして、この同軸ケーブル60は、図5に示すように、一端側に上記ピンプラグコネクタ110を構成するプラグ110Aが接続され、他端側に接続ブロック70が接続されている。
【0023】
このイヤホンアンテナ50は、上記接続ブロック70において、上記同軸ケーブル60の中心導体61の一方の信号線61Aを上記イヤホンケーブル81の一方の信号線81Aに直接接続し、また、他方の信号線61Bを上記イヤホンケーブル82の一方の信号線82Aに直接接続するとともに上記イヤホンケーブル81、82の他方の信号線81B,82B同士を信号線83に接続し、その接続した信号線83を音声信号の周波数帯域ではハイインピーダンスで高周波信号の周波数帯域ではローインピーダンスとなるコンデンサ12を介して、上記信号線81A又は信号線82Aのどちらか一方、この例では信号線81Aに接続し、上記同軸ケーブル60のシールド線63を上記信号線83に音声信号の周波数帯域ではローインピーダンスで高周波信号の周波数帯域ではハイインピーダンスとなる高周波チョーク24を介して接続してなる。また、同軸ケーブル60の中心導体61の絶縁された信号線61A、61Bは、上記接続ブロック70上で、音声信号の周波数帯域ではハイインピーダンスで高周波信号の周波数帯域ではローインピーダンスとなるコンデンサ25を介して、接続されている。
【0024】
そして、このイヤホンアンテナ50は、ピンジャックコネクタ110を介して無線機本体120に接続される。
【0025】
無線機本体120側では、音声信号の出力ライン111A,111Bがフェライトビーズを用いた高周波チョーク112A,112Bを介して高周波信号の伝送ライン113A,113Bに接続されており、RF出力は、音声信号の周波数帯域ではハイインピーダンスで高周波信号の周波数帯域ではローインピーダンスとなるコンデンサ114を介して伝送ライン113A又は出力ライン113Bから出力され、その伝送ラインとしては伝送ライン113A又は伝送ライン113Bのどちらでもいいが、この例では伝送ライン113Aで出力されており、そのため音声信号の周波数帯域ではハイインピーダンスで高周波信号の周波数帯域ではローインピーダンスとなるコンデンサ115を介して伝送ライン113A,113B間は接続されており、ピンジャックコネクタ110を構成するジャック110Bに上記伝送ライン113A,113Bとグランドライン116は、接続されている。
【0026】
上記イヤホンアンテナ50は、上記イヤホンケーブル81,82と上記同軸ケーブル60とでスリーブアンテナを構成しており、上記同軸ケーブル60の一端に設けられたプラグ110Aが上記無線機本体120側のジャック110Bに挿入されることにより上記無線機本体120に接続される。
【0027】
また、ここでのコンデンサは、基本的には、低周波的に分離され、高周波的に結合していていれば、よくパターンや機能的に同様な動作をするものである。なお、必ずしもチップコンデンサに限定されるものでなく、線間容量で代用することも可能である。
【0028】
このように2本の信号線61A,61Bを中心導体61として備える同軸ケーブル60を用いてイヤホンアンテナ50を構成したので、細い線材でステレオのイヤホンアンテナを形成し、軽量化、利便性の向上を図ることができる。また、上記イヤホンアンテナ50は、柔軟性を確保しリールで巻き取ることも可能となる。
【0029】
なお、上記同軸ケーブル60の中心導体61は、3本以上の被覆線にて構成することもでき、多芯構造の中心導体61を備える同軸ケーブル60にてイヤホンアンテナ50を構成することにより、上記接続ブロック上にマイクロホンやその増幅器を搭載するなどの多機能を図ることも可能であり、通信携帯端末に好適なイヤホンアンテナとなる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明を適用した液晶テレビジョン受像機の構成を示す図である。
【図2】上記受像器本体の構成を示すブロック図である。
【図3】上記イヤホンアンテナを構成する同軸ケーブルの構造を示す図である。
【図4】上記イヤホンアンテナを構成する同軸ケーブルの各種構造を示す図である。
【図5】上記イヤホンアンテナの電気的な構成を示す回路構成図である。
【符号の説明】
【0031】
12,25 コンデンサ、24 高周波チョーク、50 イヤホンアンテナ、60 同軸ケーブル、61 中心導体、61A,61B 信号線、62 絶縁体、63 シールド線、61A1,61B1 単線の被覆線、61A2,61B2 撚線の被覆線、61A3,61B3 ツイストペア線、61A4,61B4 リッツ線、70 接続ブロック、80L,80R ステレオイヤホン、81,82 イヤホンケーブル、81A,81B,82A,82B,83 信号線83、100 液晶テレビジョン受像機、110 ピンジャックコネクタ、110A プラグ、110B ジャック、111A,111B 音声信号の出力ライン、112A,112B 高周波チョーク、113A,113B 伝送ライン、114,115 コンデンサ、116 グランドライン、120 受像器本体、121 チューナ部、122 中間周波信号処理部、123 映像信号処理部、124 液晶表示部
【技術分野】
【0001】
本発明は、高周波信号と低周波信号が混在して伝送される同軸ケーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、高周波信号の伝送には同軸ケーブルが使用される。
【0003】
また、従来より、人体に装着して使用されるページャ、ラジオ受信機や液晶テレビジョン受像機などの携帯型無線機において、ロッドアンテナやイヤホンへ音声信号を伝送する信号線をアンテナとして利用するイヤホンアンテナが使用されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2003−163529号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
通常、高周波信号は同軸ケーブルを介して伝送され、イヤホンアンテナでは、高周波信号伝送用の同軸ケーブルとステレオ2チャンネルの音声信号伝送用の2本の信号線を必要とするので、比較的に太いケーブルとなってしまい、柔軟性に欠け、取り扱い難いという問題点があった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、上述の如き従来の問題点に鑑み、高周波信号と低周波信号混在して伝送することのできる同軸ケーブルを提供することにある。
【0007】
本発明の更に他の目的、本発明によって得られる具体的な利点は、以下に説明される実施の形態の説明から一層明らかにされる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る同軸ケーブルは、低周波的には独立した複数の信号線として機能し、高周波的には1本の中心導体として機能する互いに絶縁された複数の線材を中心に配置して絶縁体で被覆し、さらに、シールド線で被覆してなる。
【0009】
本発明に係る同軸ケーブルは、例えば、上記中心導体として単線の被覆線を複数本有する。
【0010】
また、本発明に係る同軸ケーブルは、例えば、上記中心導体として撚線の被覆線を複数本有する。
【0011】
また、本発明に係る同軸ケーブルは、例えば、上記中心導体は単線の被覆線を複数本撚り合わせてなる。
【0012】
さらに、本発明に係る同軸ケーブルは、例えば、上記中心導体は撚線の被覆線を複数本撚り合わせてなる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、中心導体を構成する複数の繊細により高周波信号と低周波信号混在して伝送することができ、細い線材で柔軟性に富み、軽量化、利便性の高い同軸ケーブルを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
【0015】
本発明は、例えば図1に示すような構成の液晶テレビジョン受像機100のイヤホンアンテナ50に適用される。
【0016】
この図1に示す液晶テレビジョン受像機100は、ピンジャックコネクタ110を介して受像器本体120に接続されるイヤホンアンテナ50を備え、イヤホンアンテナ50により受信されるテレビジョン信号を受信機本体120に送り、受信機本体120から音声信号をイヤホンアンテナ50を介してステレオイヤホン80L,80Rに送るようになっている。
【0017】
イヤホンアンテナ50は、一端が上記ピンジャックコネクタ110を介して上記受像機本体120に接続される同軸ケーブル60と、この同軸ケーブル60の他端に接続された接続ブロック70と、この接続ブロック70に2本のイヤホンケーブル81,82を介して接続されたステレオイヤホン80L,80Rからなる。
【0018】
受像器本体120には、図2に示すように、チューナ部121、このチューナ部121に接続された中間周波信号処理部122、この中間周波信号処理部122に接続された映像信号処理部123、上記映像信号処理部123に接続された液晶表示部124、上記ピンジャックコネクタ110を構成するジャック110Bが設けられている。
【0019】
この液晶テレビジョン受像機100において、上記受像器本体120にイヤホンアンテナ50を接続する線路を構成する同軸ケーブル60は、図3に示すように、それぞれ絶縁された少なくとも2本の線材(信号線)61A,61Bからなる中心導体61を絶縁体62で被覆し、さらに、シールド線63で被覆してなる。
【0020】
このような構造の同軸ケーブル60において、中心導体61を構成する複数の線材は、高周波的には1本の中心導体61として機能し、低周波的には独立した複数ここでは2本の信号線61A,61Bとして機能する。
【0021】
上記同軸ケーブル60には、例えば、図4の(A),(B),(C),(D)に示すように、単線の被覆線61A1,61B1又は撚線の被覆線61A2,61B2を中心導体61として複数本配置した構造、単線の被覆線又は撚線の被覆線を複数本撚り合わせた所謂ツイストペア線61A3,61B3又はリッツ線61A4,61B4を中心導体61として用いた構造のものが用いられる。
【0022】
そして、この同軸ケーブル60は、図5に示すように、一端側に上記ピンプラグコネクタ110を構成するプラグ110Aが接続され、他端側に接続ブロック70が接続されている。
【0023】
このイヤホンアンテナ50は、上記接続ブロック70において、上記同軸ケーブル60の中心導体61の一方の信号線61Aを上記イヤホンケーブル81の一方の信号線81Aに直接接続し、また、他方の信号線61Bを上記イヤホンケーブル82の一方の信号線82Aに直接接続するとともに上記イヤホンケーブル81、82の他方の信号線81B,82B同士を信号線83に接続し、その接続した信号線83を音声信号の周波数帯域ではハイインピーダンスで高周波信号の周波数帯域ではローインピーダンスとなるコンデンサ12を介して、上記信号線81A又は信号線82Aのどちらか一方、この例では信号線81Aに接続し、上記同軸ケーブル60のシールド線63を上記信号線83に音声信号の周波数帯域ではローインピーダンスで高周波信号の周波数帯域ではハイインピーダンスとなる高周波チョーク24を介して接続してなる。また、同軸ケーブル60の中心導体61の絶縁された信号線61A、61Bは、上記接続ブロック70上で、音声信号の周波数帯域ではハイインピーダンスで高周波信号の周波数帯域ではローインピーダンスとなるコンデンサ25を介して、接続されている。
【0024】
そして、このイヤホンアンテナ50は、ピンジャックコネクタ110を介して無線機本体120に接続される。
【0025】
無線機本体120側では、音声信号の出力ライン111A,111Bがフェライトビーズを用いた高周波チョーク112A,112Bを介して高周波信号の伝送ライン113A,113Bに接続されており、RF出力は、音声信号の周波数帯域ではハイインピーダンスで高周波信号の周波数帯域ではローインピーダンスとなるコンデンサ114を介して伝送ライン113A又は出力ライン113Bから出力され、その伝送ラインとしては伝送ライン113A又は伝送ライン113Bのどちらでもいいが、この例では伝送ライン113Aで出力されており、そのため音声信号の周波数帯域ではハイインピーダンスで高周波信号の周波数帯域ではローインピーダンスとなるコンデンサ115を介して伝送ライン113A,113B間は接続されており、ピンジャックコネクタ110を構成するジャック110Bに上記伝送ライン113A,113Bとグランドライン116は、接続されている。
【0026】
上記イヤホンアンテナ50は、上記イヤホンケーブル81,82と上記同軸ケーブル60とでスリーブアンテナを構成しており、上記同軸ケーブル60の一端に設けられたプラグ110Aが上記無線機本体120側のジャック110Bに挿入されることにより上記無線機本体120に接続される。
【0027】
また、ここでのコンデンサは、基本的には、低周波的に分離され、高周波的に結合していていれば、よくパターンや機能的に同様な動作をするものである。なお、必ずしもチップコンデンサに限定されるものでなく、線間容量で代用することも可能である。
【0028】
このように2本の信号線61A,61Bを中心導体61として備える同軸ケーブル60を用いてイヤホンアンテナ50を構成したので、細い線材でステレオのイヤホンアンテナを形成し、軽量化、利便性の向上を図ることができる。また、上記イヤホンアンテナ50は、柔軟性を確保しリールで巻き取ることも可能となる。
【0029】
なお、上記同軸ケーブル60の中心導体61は、3本以上の被覆線にて構成することもでき、多芯構造の中心導体61を備える同軸ケーブル60にてイヤホンアンテナ50を構成することにより、上記接続ブロック上にマイクロホンやその増幅器を搭載するなどの多機能を図ることも可能であり、通信携帯端末に好適なイヤホンアンテナとなる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明を適用した液晶テレビジョン受像機の構成を示す図である。
【図2】上記受像器本体の構成を示すブロック図である。
【図3】上記イヤホンアンテナを構成する同軸ケーブルの構造を示す図である。
【図4】上記イヤホンアンテナを構成する同軸ケーブルの各種構造を示す図である。
【図5】上記イヤホンアンテナの電気的な構成を示す回路構成図である。
【符号の説明】
【0031】
12,25 コンデンサ、24 高周波チョーク、50 イヤホンアンテナ、60 同軸ケーブル、61 中心導体、61A,61B 信号線、62 絶縁体、63 シールド線、61A1,61B1 単線の被覆線、61A2,61B2 撚線の被覆線、61A3,61B3 ツイストペア線、61A4,61B4 リッツ線、70 接続ブロック、80L,80R ステレオイヤホン、81,82 イヤホンケーブル、81A,81B,82A,82B,83 信号線83、100 液晶テレビジョン受像機、110 ピンジャックコネクタ、110A プラグ、110B ジャック、111A,111B 音声信号の出力ライン、112A,112B 高周波チョーク、113A,113B 伝送ライン、114,115 コンデンサ、116 グランドライン、120 受像器本体、121 チューナ部、122 中間周波信号処理部、123 映像信号処理部、124 液晶表示部
【特許請求の範囲】
【請求項1】
低周波的には独立した複数の信号線として機能し、高周波的には1本の中心導体として機能する互いに絶縁された複数の線材を中心に配置して絶縁体で被覆し、さらに、シールド線で被覆してなる同軸ケーブル。
【請求項2】
上記中心導体として単線の被覆線を複数本有することを請求項1記載の同軸ケーブル。
【請求項3】
上記中心導体として撚線の被覆線を複数本有することを請求項1記載の同軸ケーブル。
【請求項4】
上記中心導体は単線の被覆線を複数本撚り合わせてなることを請求項1記載の同軸ケーブル。
【請求項5】
上記中心導体は撚線の被覆線を複数本撚り合わせでなることを請求項1記載の同軸ケーブル。
【請求項1】
低周波的には独立した複数の信号線として機能し、高周波的には1本の中心導体として機能する互いに絶縁された複数の線材を中心に配置して絶縁体で被覆し、さらに、シールド線で被覆してなる同軸ケーブル。
【請求項2】
上記中心導体として単線の被覆線を複数本有することを請求項1記載の同軸ケーブル。
【請求項3】
上記中心導体として撚線の被覆線を複数本有することを請求項1記載の同軸ケーブル。
【請求項4】
上記中心導体は単線の被覆線を複数本撚り合わせてなることを請求項1記載の同軸ケーブル。
【請求項5】
上記中心導体は撚線の被覆線を複数本撚り合わせでなることを請求項1記載の同軸ケーブル。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【公開番号】特開2006−107849(P2006−107849A)
【公開日】平成18年4月20日(2006.4.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−290728(P2004−290728)
【出願日】平成16年10月1日(2004.10.1)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年4月20日(2006.4.20)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年10月1日(2004.10.1)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】
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