説明

吸込口体、電気掃除機

【課題】壁際特に角部の掃除を十分に行うことができる吸込口体及びこれを用いた電気掃除機を提供する。
【解決手段】本吸込口体は、ケース体に開口形成された吸込口およびこの吸込口に連通する前側吸込口と、吸込口および前側吸込口に対向して回転自在に軸支される回転清掃体と、この回転清掃体の両側を軸支する一対の軸支部と、回転清掃体と共廻りし、この回転清掃体の軸心に対して一定方向に傾斜して延びる回転軸と、ケース体の側壁と前記軸支部間に略三角形状の空間部を形成するように傾斜して、回転軸に取付けられる円盤状の清掃部材とを備える。また、本吸込口体を備えた電気掃除機である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は吸込口体及びこれを用いた電気掃除機に係り、特に毛ブラシの支持構造を改良した吸込口体及びこれを用いた電気掃除機に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に電気掃除機は、掃除機本体に集塵室と、この集塵室に吸込負圧を作用させる電動送風機と設け、集塵室に集塵ホースを連結し、さらに、この集塵ホースの先端に吸込口体を設けている。
【0003】
そして、吸込口体を被清掃面に当接して移動させ、吸込口体から含塵空気を、集塵ホースを介して集塵室に吸込み、除塵している。
【0004】
従来、部屋の壁際において掻き取った毛髪状の塵や粉状の塵を効果的に外部に排出するために、本体ケース内に回転清掃体を軸受で軸支し、この軸受の下面に起毛布を貼付し、さらに、この起毛布の外側に回転清掃体と同期して回転する毛ブラシが軸支される(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の吸込口体は、部屋壁や角部と回転清掃体間に大きな間隙が生じ、また、本体ケースの側壁と回転清掃体との間の間隙とが吸込通風路に連通していないため、壁際特に角部の掃除が十分にできない。
【特許文献1】特開2005−253656号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、壁際特に角部の掃除を十分に行うことができる吸込口体及びこれを用いた電気掃除機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した目的を達成するため、本発明に係る吸込口体は、ケース体と、このケース体に開口形成された吸込口およびこの吸込口に連通する前側吸込口と、前記吸込口および前記前側吸込口に対向して回転自在に軸支される回転清掃体と、この回転清掃体の両側を軸支する一対の軸支部と、前記回転清掃体と共廻りし、この回転清掃体の軸心に対して一定方向に傾斜して延びる回転軸と、前記ケース体の側壁と前記軸支部間に略三角形状の空間部を形成するように傾斜して、前記回転軸に取付けられる円盤状の清掃部材とを備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体と、この掃除機本体に対して、前記電動送風機の吸込側に連通接続される上記吸込口体とを具備することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る吸込口体によれば、壁際の掃除を十分に行うことができる吸込口体を提供することができる。
【0010】
また、本発明に係る電気掃除機によれば、壁際の掃除を十分に行うことができる吸込口体を備えた電気掃除機を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明に係る吸込口体およびこれを備えた電気掃除機の一実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0012】
図1は本発明の一実施形態の電気掃除機の概念図であり、図2は本発明の一実施形態の吸込口体の斜視図であり、図3は本吸込口体のケース体を除去して示す概念図であり、図4は本吸込口体を分解して示す斜視図であり、図5は本吸込口体の底面を示す斜視図である。
【0013】
図1に示すように、本実施形態の電気掃除機51は、掃除機本体52と、この掃除機本体52の前部に形成されたホース接続口52aに一端が着脱可能に接続された集塵ホース53と、この集塵ホース53の他端に接続され、設定ボタン54aおよび把手部54bを備えた手元操作パイプ54と、この手元操作パイプ54に着脱自在に接続された延長管55と、この延長管55の先端に着脱自在に接続された吸込口体1とを備える。
【0014】
掃除機本体52の内部には、集塵ホース53に連通し、いずれも図示しない、第1の塵埃除去手段と高速で流れる空気中に含まれる塵埃を重力差で分離する高速分離方式を採用し、第2の塵埃除去手段として、プリーツフィルタとから構成される集塵ユニットを備えた集塵室56と、この集塵室56に吸込負圧を作用させる電動送風機57とが設けられる。
【0015】
図2〜図5に示すように、床ブラシである吸込口体1は、吸込口体本体としての横長のケース体2と、このケース体2の後部に設けられた接続管3とを備える。
【0016】
ケース体2は、上側が開放されケース体2の下部をなす下ケース4と、この下ケース4の上部の後側を覆い、下ケース4との間で接続管3を回転自在に挟持する上ケース5と、この上ケース5の前部に取り付けられた蓋部としての前カバー6とを備える。
【0017】
下ケース4には、吸込口8が設けられ、前端部に、回転清掃体7を収容する横長四角形状の主吸込口8Aが幅方向に延びて切り欠き形成され、さらに、主吸込口8Aに連通して前側吸込口8Bが形成される。従って、回転清掃体7が主吸込口8Aおよび前側吸込口8Bに対向して収容される。両吸込口8A、8Bは連通路Rによって、接続管3に連通される。
【0018】
また、主吸込口8Aの両端に設けられる一対の摺接部9、9を隔てて垂直駆動車輪10、10および斜め車輪11、11を収容する車輪収容部12、12が形成される。この車輪収容部12、12の側面部を含む下ケース4の外周には、ケース体2に比べて柔らかい材質からなり、ケース体2の側面の一部をなすバンパー部材13、13が設けられる。
【0019】
また、下ケース4の後側寄りの一側には、床面に接触可能な車輪14が設けられる。
【0020】
さらに、この下ケース4には、床面に対向する下面側に、一対のカバー体15、15がそれぞれ着脱自在に螺子B、Bにより螺着される。
【0021】
ケース体2には、駆動手段としての電動部である駆動源、すなわちモータ16と、このモータ16により回転される回転清掃体7と、この回転清掃体7の両端部に位置するとともにこの回転清掃体7と一体的に回転自在な垂直駆動車輪10、10および斜め車輪11、11と、回転清掃体7の安全スイッチとなる安全装置17と、回路基板18がそれぞれ設けられる。
【0022】
安全装置17は、床面に接触可能な車輪14を備え、この車輪14が、穴部4aから下ケース4の下方へと露出している。また、安全装置17は、モータ制御部と電気的に接続されており、車輪14が床面に接触することでモータ制御部によるモータ16の駆動を許可するとともに、車輪14が床面から離間されるとモータ制御部によるモータ16の駆動を許可しないように構成される。さらに、この安全装置17は、例えば床面と接触した車輪14の回転方向によって吸込口体1の走行方向を検出し、この走行方向に応じて、回転清掃体7の回転方向を切り換えるようにモータ制御部へと信号を出力可能となっている。
【0023】
下ケース4の主吸込口8の後部には、上ケース5側へと略垂直状に立ち上がる壁部19が形成される。
【0024】
図6は本吸込口体のケース体を下面から見た斜視図である。
【0025】
図6に示すように、下ケース4には、吸込口8の両側部の位置で、摺接部9、9(図5)の裏面には、軸支部20、20が壁部19に通気用切欠部20a、20aを設けて連続して形成され、軸支部20、20には、軸受円板21、21(図3)を各々回転自在に支持する円弧状の軸受溝22、22が形成される。
【0026】
また、軸支部20、20には軸受溝22、22の各々内側に隣接して、プーリ収容溝23a、カップリング収容溝23bが設けられる。
【0027】
従って、下ケース4に設けられる主吸込口8、プーリ収容溝23a、カップリング収容溝23bおよび車輪収容部12、12には、図7に示す回転体組立24が収容可能になる。
【0028】
図7は本吸込口体に用いる回転体組立の分解斜視図であり、図8は垂直駆動車輪および斜め車輪近傍を拡大して示す平面図である。
【0029】
図7および図8に示すように、この回転体組立24は、両側を連結軸29で回転支持される回転清掃体7と、この回転清掃体7の一側(図中左側)に設けられ、ブラシ側カップリング26aと軸受側カップリング26aからなるカップリング26aと、結合用のギヤ部27を備え、このギヤ部27を介して軸受側カップリング26aが固着され、表面がギヤ歯状に形成された従動プーリ28と、従動プーリ28に連設された軸受円板21が連結軸25に取付けられ、さらに、この軸受円板21の外側に設けられた垂直駆動車輪10、10および円盤状の清掃部材であり、毛ブラシである斜め車輪11、11が設けられる。
【0030】
垂直駆動車輪10、10が回転軸30、30に直交して、斜め車輪11、11が回転軸30、30に斜めに取付けられる。
【0031】
この回転軸30は、非軸支(開放)状態では、直線状態であり、持軸支状態では、一部が略円弧状あるいはヘ字状に屈折され、屈折された状態で回転自在になる。
【0032】
また、回転軸30は、例えば、可撓性を有し、合成樹脂からなる丸棒であり、その一端が軸受円板21に固着され、他端がケース体2の側面であるバンパー部材13、13に設けた軸受部31、31に軸支されて、回転清掃体7の軸心に対して一定方向に傾斜して延び、回転清掃体7と共廻りする。
【0033】
従って、斜め車輪11、11は、ケース体2の側面の一部をなすバンパー部材13、13と軸支部20、20間、例えば垂直駆動車輪10、10を介して略三角形状の空間部S1を形成するように傾斜して、回転軸30、30に取付けられる。略三角形状の空間部には、頂角部分が完全に接触(閉じた)三角形状の空間部、頂角部分がわずかに離れた略台形状の空間部も含む。
【0034】
回転軸は、安価で構造が簡単な可撓性を有する合成樹脂からなる丸棒が好ましいが、これに限定されるものではなく、ユニバーサルジョイントなど他の軸であってもよい。
【0035】
なお、垂直駆動車輪を設けない場合には、ケース体の側壁と軸支部間に直接略三角形状の空間部が設けられる。
【0036】
一方、回転清掃体7の他側(図中右側)には、同様にカップリング26a、軸受円板21が連結軸25に取り付けられ、軸受円板21の外側に設けられた垂直駆動車輪10、10および斜め車輪11、11が設けられる。ケース体2の側面のバンパー部材13、13と軸支部20、20間、例えば垂直駆動車輪10、10を介して略三角形状の空間部S1を形成するように傾斜して、回転軸30、30に取付けられる。
【0037】
垂直駆動車輪10および斜め車輪11は、外周面が平坦な円筒面状に形成され、この外周面に長い毛の不繊布が帯状に取り付けられる。
【0038】
図9は垂直駆動車輪および斜め車輪近傍の空気流を説明する平面図である。
【0039】
図9に示すように、斜め車輪11の先端11aが、略ケース体2の角部2aに達して、一方、略三角形状の空間部S1の頂点である垂直駆動車輪10と斜め車輪11の接触点(線)の後方には、通気用切欠部20aを含む通気路Pが設けられる。この通気路Pは壁部19とケース体2の側面のバンパー部材13によって画成され、壁部19に設けた連通路Rに連通する。
【0040】
従って、空間部S1は長い毛の不繊布同士の接触であり、実線矢示するように、通気性を有する空間部S1の頂点および通気路Pを介して連通路Rに通気的に連通される。
【0041】
回転体組立24が下ケース4に収容された状態では、図6および図9に示すように、軸受溝22、22には、軸受円板21、21が回転自在に収容支持される。
【0042】
また、プーリ収容溝23aには、連結軸25に嵌合固定され、いずれも図5に示すモータ16、駆動プーリ32により走行するベルト33によって回転される従動プーリ28が回転自在に収容され、さらに、図7に示す軸側カップリング26aおよびこの軸側カップリング26aに結合するブラシ側カップリング26aが収容される。
【0043】
カップリング収容溝23bには、図7に示すカップリング26aが収容され、車輪収容部12、12には駆動車輪10、10および斜め車輪11、11が収容される。
【0044】
従って、回転清掃体7、駆動車輪10、10および斜め車輪11、11は、軸受円板21、21および軸受溝22、22を介して、軸支部20、20および軸受部31、31によって回転自在に軸支される。また、回転清掃体7、駆動車輪10bおよび斜め車輪11、11は、一体的あるいはカップリング26aで分離して、下ケース4から容易に取り外せる。
【0045】
前カバー6は、軸支部20、20の両端間に亘って連続する横長状に形成され、側面視(図4)で回転清掃体7および摺接部9、9の外周に沿って円弧状に湾曲している。
【0046】
前カバー6のケース体2への回動自在な取り付けは、前カバー6に設けた複数の取付部6aおよび、下ケース4に設け、いずれも図示しない複数の取付部を貫通する取付軸を用いて行い、前カバー6の前方への常時の付勢は、取付軸が貫通して取り付けられるトーションバネによって行う。
【0047】
なお、図5において、符号34、34は、摺接部9、9の走行方向の延長線上に設けた後側長起毛布であり、吸込口体1の走行を容易にする。図6において、符号35は補助車輪であり、表面は起毛布で覆われている。
【0048】
次に本発明に係る電気掃除機を用いた掃除について、図1、3、5、9を参照して説明する。
【0049】
掃除の際には、まず、作業者は、掃除機本体52のホース接続口52aに、集塵ホース53、手元操作パイプ54、延長管55および吸込口体1を順次連通接続する。
【0050】
さらに、作業者が、掃除機本体52から電源コードを引き出して図示しないコンセントに接続した後、設定ボタン54aを操作すると、この設定ボタン54aにより設定された動作モードに応じて電動送風機57が駆動される。
【0051】
そして、作業者は、把持部54bを把持して床面上で吸込口体1を前後に走行させる。垂直駆動車輪10、10は回転して、吸込口体1の走行を助ける。
【0052】
吸込負圧と回転清掃体7の作用により、吸込口体1の走行に伴って、吸込口8から被清掃面に溜まった塵埃を連続的に空気とともに吸い込む。
【0053】
一方、斜め車輪11は、吸込口体1の進退方向に対して傾斜した状態で回転する。
【0054】
斜め車輪11は、垂直駆動車輪10との間に略三角形状の空間部S1を形成されるように傾斜して回転軸30に取付けられ、斜め車輪11の先端11aが、略ケース体2の角部2aに達しているので、斜め車輪11の回転に伴って、壁際あるいは壁角部の塵埃ははじき飛ばされ、空間部S1に吸込まれ、さらに、通気用切欠部20a、通気路Pを介して、連通路Rへと吸込まれる。斜め車輪11は毛ブラシであるので、壁際あるいは壁角部の掃除を確実に行うことができる。
【0055】
また、斜め車輪11の先端11aが、略ケース体2の角部2aに達しており、斜め車輪11により、壁際あるいは壁角部の掃除を行うことができるとともに、はじき飛ばされた塵埃を含む空気が、図9実線で矢示するように、メス空間部S1、通気路Pを介して、連通路Rへと確実に吸込まれる。
【0056】
従って、吸込口体が部屋壁や角部と回転清掃体間に大きな間隙が生じ、また、本体ケースの側壁と回転清掃体に間隙と吸込通風路が連通していないため、壁際特に角部に掃除が十分にできない従来とは異なり、壁際特に壁角部の掃除を確実に行うことができる。
【0057】
本実施形態の吸込口体およびこれを備えた電気掃除機によれば、壁際特に角部の掃除を十分に行うことができる吸込口体及びこれを用いた電気掃除機が実現する。
【0058】
なお、上記構成は、アップライト形や床ブラシが搭載可能なハンディ形にも使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】本発明の一実施形態の電気掃除機の概念図。
【図2】本発明の一実施形態の吸込口体の斜視図。
【図3】本発明の一実施形態の吸込口体のケース体を除去して示す概念図。
【図4】本発明の一実施形態の吸込口体を分解して示す斜視図。
【図5】本発明の一実施形態の吸込口体の底面を示す斜視図。
【図6】本発明の一実施形態の吸込口体のケース体を下面から見た斜視図。
【図7】本発明の一実施の形態の吸込口体に用いる回転体組立の分解斜視図。
【図8】本発明の一実施の形態の吸込口体の垂直駆動車輪および斜め車輪近傍を拡大して示す平面図。
【図9】本発明の一実施の形態の吸込口体の垂直駆動車輪および斜め車輪近傍の空気流を説明する平面図。
【符号の説明】
【0060】
1 吸込口体
2 ケース体
2a 角部
3 接続管
4 下ケース
4a 穴部
5 上ケース
6 前カバー
6a 取付部
7 回転清掃体
8 吸込口
8A 主吸込口
8B 前側吸込口
9 摺接部
10 垂直駆動車輪
11 斜め車輪
11a 先端
12 車輪収容部
13 バンパー部材
14 車輪
15 カバー体
16 モータ
17 安全装置
18 回路基板
19 壁部
20 軸支部
20a 通気用切欠部
21 軸受円板
22 軸受溝
23aプーリ収容溝
23bカップリング収容溝
24 回転体組立
26a カップリング
26a ブラシ側カップリング
26a 軸受側カップリング
27 ギヤ部
28 従動プーリ
29 連結軸
30 回転軸
31 軸受部
32 駆動プーリ
33 ベルト
34 後側長起毛布
35 補助車輪
51 電気掃除機
52 掃除機本体
52a ホース接続口
53 集塵ホース
54 手元操作パイプ
54a 設定ボタン
54b 把手部
55 延長管
56 集塵室
57 電動送風機
P 通気路
S1 空間部
R 連通路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケース体と、
このケース体に開口形成された吸込口およびこの吸込口に連通する前側吸込口と、
前記吸込口および前記前側吸込口に対向して回転自在に軸支される回転清掃体と、
この回転清掃体の両側を軸支する一対の軸支部と、
前記回転清掃体と共廻りし、この回転清掃体の軸心に対して一定方向に傾斜して延びる回転軸と、
前記ケース体の側壁と前記軸支部間に略三角形状の空間部を形成するように傾斜して、前記回転軸に取付けられる円盤状の清掃部材とを備えることを特徴とする吸込口体。
【請求項2】
前記回転軸は、可撓性を有し、一部が略円弧状あるいはヘ字状に屈折され、その状態で回転自在に軸支されるように、一端が前記軸支部に支持されかつ、他端が前記ケース体の側面に設けた軸受部に支持されることを特徴とする請求項1記載の吸込口体。
【請求項3】
前記清掃部材は、毛ブラシであることを特徴とする請求項1または2記載の吸込口体。
【請求項4】
前記清掃部材と前記軸支部間でかつ、前記回転清掃体の軸心に対して直交するように、垂直毛ブラシが前記回転軸に取付けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の吸込口体。
【請求項5】
前記清掃部材は、前記空間部が前記ケース体の前面に向かって幅広になるように傾斜して設けられることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の吸込口体。
【請求項6】
前記清掃部材は、その先端が略前記ケース体の角部に達している請求項5記載の吸込口体。
【請求項7】
電動送風機を収容した掃除機本体と、
この掃除機本体に対して、前記電動送風機の吸込側に連通接続される請求項1ないし6のいずれか1項記載の吸込口体とを具備することを特徴とする電気掃除機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−148672(P2010−148672A)
【公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−330089(P2008−330089)
【出願日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(502285664)東芝コンシューマエレクトロニクス・ホールディングス株式会社 (2,480)
【出願人】(503376518)東芝ホームアプライアンス株式会社 (2,436)
【Fターム(参考)】