説明

哺乳瓶

【課題】授乳を簡単にし、そして多数の幼児の授乳または未熟児の授乳をうまく対処するのに毎日多くの時間を使っている親及び授乳者により経験される手首の疲労を実質的に減らす、新しいかつ改善された人間工学的にデザインされた哺乳瓶の提供。
【解決手段】 中央の縦軸に垂直な第一の半径を有する断面円形の形状の円筒状の上部本体部分、該中央の縦軸に垂直な第二の半径、開放した頂部及び断面円形の基体を有する断面円形の形状の円筒状の下部本体部分、並びに該断面円形の形状の円筒状の上部及び下部の本体部分の中間の楕円の形状の円筒状本体部分であって、それぞれ該中央の縦軸に垂直な短軸半径及び長軸半径を含み、該長軸半径及び短軸半径は該第一及び第二の半径より小さい哺乳瓶。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、哺乳瓶(baby bottle)の構造全般の分野に関し、さらに特に人間工学的にデザインされた哺乳瓶に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1−12を参照して分かるように、従来の技術は、多数の変化した哺乳瓶のサイズ及び構造を提供している。これらのなかのいくつかは、洗浄を助けるような形状になっているが、授乳者が瓶を保持する必要があることについて全くまたはほとんど考慮されていない。さらに、他のものは、幼児が瓶を保持するのを助けるような形状にみえる。しかし、全部ではないがほとんどの瓶は、未熟児に授乳するときに生ずる特別な要求を満たしていない。
【0003】
従来技術の構造は、それらが特別にデザインされた基本的な目的及び機能に適切に対応しているが、それらは、すべて、簡単、能率的かつ実際的な未熟児用の授乳瓶を提供できていない。特に、従来技術は、(1)授乳者が、授乳中幼児及び瓶を同じ手で保持でき、(2)授乳者が瓶を強く掴むことができそして瓶をしっかり掴んでいる間楽であり、(3)授乳中コントロールを増大させ、そして(4)授乳を容易にできるようなサイズをもちかつ作られた瓶を開示していない。
【0004】
その上、妊娠促進薬及び生体外の技術の両者に起因する多胎児出産の最近の増加により、規則的な間隔で多数の新生児を授乳する親に問題が発生する。前記の欠点のために、授乳を容易にしそして多数の幼児の授乳または未熟児の授乳をうまく対処するのに毎日多くの時間を使っている親及び授乳者により経験される手首の疲労を実質的に減らす、新しいかつ改善された人間工学的にデザインされた哺乳瓶の構造を必要としてきた。
【0005】
【特許文献1】米国特許D356160
【特許文献2】米国特許D337271
【特許文献3】米国特許D335450
【特許文献4】米国特許D420448
【特許文献5】米国特許D423107
【特許文献6】米国特許3145867
【特許文献7】米国特許4676387
【特許文献8】米国特許4703836
【特許文献9】米国特許5263599
【特許文献10】米国特許5316160
【特許文献11】米国特許5531338
【特許文献12】米国特許5807156
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、従来の技術の構造及び方法の不利を認識し処理し、そして改善された哺乳瓶を提供するのが本発明の目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的及び他の目的は、第一の半径を有する上部及び下部の断面円形の形状の円筒状の本体部分、並びに断面円形の形状の円筒状の上部及び下部の本体部分の中間にある中央の断面楕円状の形状の円筒状の本体部分を含む哺乳瓶により達成でき、中央の部分は、第一の半径よりそれぞれ小さい短軸及び長軸の半径を有する。瓶は、また上部の本体部分に近く設けられる円筒状の頂部部分を含み、それは着脱自在な閉じるものを受容するように適合される。円筒状の頂部部分は、その外側の周縁上に形成された第一の螺旋状のねじやま、頂部のへり表面、及び外側の周縁上でしかも第一の螺旋状のねじやまの下に軸方向に設けられる環状のフランジをさらに含む。複数のもろいこわれやすい舌状物は、閉じるものの底部のへりに開封防止(anti−tamper)リングを着脱自在に装着できる。リングは、また環状のフランジの底面と係合するための放射状に内側に延在する隆起を有し、それによりリングは、閉じるものを円筒状の頂部部分に着脱自在に確保する。
【0008】
閉じるものは、環状のキャップ及びその中に開口を画成する環状の末端壁を含む。環状のキャップの内径に実質的に等しい最大の外径を有する放射状に延在する環状のフランジを有する乳首は、環状のキャップの下面中に圧入される。環状のキャップの内側の周縁上に形成される第二の螺旋状のねじやまは、円筒状の頂部部分へ環状のキャップを着脱自在に確保するために、第一のねじやまを受容する。環状の末端壁の底面と頂部のへり部分との間の乳首のフランジの外側のふちを圧縮することは、閉じるものが円筒状の頂部部分上にねじ込まれるとき、液体の漏れないシールを形成する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本明細書の記述が、例示の態様の記述に過ぎず、そして本発明のより広い構成を制限するものを目的としていないことを当業者は理解することと考えられ、そのより広い構成は、例示の構造に具現されている。本明細書における参照記号の繰り返しの使用は、本発明の同じまたは同様な特徴または要素を表すものである。
【0010】
図面ことに図1を参照すると、参照番号10で全体を命名された新しいかつ改善された幼児の授乳瓶の態様が示されている。瓶10は、数字12で全体を命名された円筒状の頂部部分、数字14と全体を命名された本体部分そして数字16で全体を命名された閉じるものを含む。円筒状の頂部部分12及び本体14は、好適なプラスチック材料から一体的に成形され、それは吹き込み成形、押し出し成形または射出成形により成形されて、均一な壁の厚さの一体状の部材である。瓶を形成するための好適な透明なプラスチックは、ポリスチレン、ポリスチレン−アクリロニトリル、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン、スチレン−マレイン酸無水物、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルシクロヘキサン及びこれらのブレンドを含むが、これらに限定されない。
【0011】
図1−5に関して、ねじやまのついた円筒状の頂部部分12は、外側の周縁22を有する円筒状の部分18を含む。図3及び4に示されるように、半径R1は、円筒状の部分18の内側の周縁20を画成する。口24及びへり26は、円筒状の部分18上に一体化して形成される。口24は、本体14の内側の室30と流体で連絡して開口28を画成する。口の末端は、閉じるもの16の着脱自在な受容ができるように適合される。螺旋状のねじやま32は、円筒状の頂部部分12へ閉じるもの16を着脱自在に確保するために、円筒状の部分18の外側の周縁22上に一体化して形成される。螺旋状のねじやま32は、口24が円筒状の部分18に接続しそしてフランジ34の付近で終わる点で開始する。
【0012】
図1に示されるように、閉じるもの16は、外部にねじ付きの円筒状の頂部部分12へキャップ36を着脱自在に確保するために、その内側の周縁上に螺旋状のねじやま(図示せず)を有する環状のキャップ36を含む。環状のキャップ36の外側の周縁40は、リブまたはぎざぎざ38を含むことができる。リブ38は、授乳者が閉じるもの16をより容易に固くつかんで頂部部分12からそれを取り去るかまたはその上にそれを適合させることを可能にする。その内側にねじ付きの円筒状の壁に加えて、キャップ36は、乳首46中の溝(図示せず)中に適合するような大きさにされた内側の周辺のへり44を有する環状の末端壁42を含む。乳首46及び環状のキャップ36は、従って、互いに圧入されて閉じるもの16を形成する。
【0013】
乳首46は、吸い口50の末端でほとんど平らな表面またはカーブが非常になだらかな表面48を有する。乳首46は、環状のフランジ54と吸い口50との中間に位置する切頭円錐形の部分52に拡がる。環状のフランジ54は、口24のへり26上に載るような大きさを有し、そしてそれは中央の開口を画成して開口28及び室30と流体で連絡する。環状のフランジ54により画成される開口は、流体が本体14から乳首46中に流れそれを通過することを可能にする。柔らかい曲げられる材料例えば従来のゴムまたはシリコーンゴムは、乳首46を形成するのに使用できる。
【0014】
乳首46は、周辺のへり44が乳首46の外側の環状の溝と係合するように、環状のキャップ36中に圧入される。従って、吸い口50及び切頭円錐形の部分52は、環状のキャップ36をへて上方に延在し、環状のフランジ54は、環状の末端壁42の後方の表面と係合する。この構成では、環状のフランジ54の外側の最も端の部分は、環状のキャップ36の内側の周縁と接して連絡する。そのため、ねじ付きの円筒状の部分12上に閉じるもの16をねじ込んで確保することは、環状の末端壁42の後面をへり26に対して環状のフランジ54を圧縮させて液体の漏れないシールを形成する。
【0015】
口24の上のへり26に装着した外すことができるシールは、瓶10中の幼児用調合乳の真空包装を可能にする。幼児用の調合乳及び食品の当業者は、真空包装用のこれら外すことのできるように装着されたシールを良く知っていると思われる。特に、接着剤または加熱は、ポリ塩化ビニル、ポリスチレンまたは他の好適な材料から形成されたシールを口24へ装着させて気密なシールを形成する。それゆえ、閉じるもの16の取り外しは、シールが切断されまたは取り除かれないならば、真空シールを保つことができるだろう。
【0016】
調合乳は、液状または粉末状の幼児用調合乳、特に未熟児用の調合乳を瓶10に予め包装できる。包装された幼児用調合乳は、汚染を防ぐために予め測定されそして真空シールされるだろう。もし瓶10が粉末状の調合乳を包装するならば、使用者は、希釈剤として特定の量の水を添加するだろう。瓶10は、また、目的とするマーケットに応じて幼児用調合乳またはよろよろ歩きの幼児用調合乳を含むことができ、そしてそれは個々に販売されるかまたは複数の瓶パックで販売できる。
【0017】
離脱自在に装着されたシールに加えて、瓶10及び閉じるもの16は、また、開封防止リング56を含むことができる。開封防止リング56は、複数の比較的薄くかつもろいこわれやすい舌状物またはウエブ60によって環状のリング36の下部の縁58に接触する。内面の放射状に内側に突き出しかつ傾斜して延在している隆起(図示せず)は、放射状に外側に突き出しているフランジ34の下部の表面61と係合するリング56の内側の周縁上に形成される。従って、環状のキャップ36を瓶10からねじに沿ってはずすとき、張力は、回転して開封防止リング56をフランジ34に適合させる。環状のキャップ36を回転して外すとき、ウエブ60に働く張力及びねじり力の両者は、ウエブを切り放し、環状のキャップ36及び真空シールを完全に除くことを可能にする。
【0018】
図2及び5に関して、本体14は、ほぼ円筒状の上部の部分62、ほぼ円筒状の下部の部分64及び図9に示されたような実質的に楕円状の断面を有する管状の本体中央部からなる。図3及び4に明らかに示されているように、本体は、室30を画成しそして中央の縦軸67を有する管状の部材である。
【0019】
上部の本体部分62は、ねじ付きの円筒状の頂部部分12及び本体中央部66の中間に位置し、そしてそれは開口28及び室30と流体で連絡する。上部の本体部分62は管状であり、そして内側に傾斜している肩状部68により頂部部分12に接続し、そして外側に傾斜している肩状部70により中央部分66に接続している。例えば約1/4インチの高さ及び半径R2は、円筒状の上部の部分62を画成している。半径R2は、半径R1より大きく、そして瓶の応用に応じて変化する。上部の部分62の長さは、瓶10により保持される液体の体積に応じて、長くなったりまたは短くなる。
【0020】
下部の本体部分64は、本体の中央部66に接続しそして室72を画成し、それは室30と流体で連絡する。下部の部分64は、例えば約1/4インチ(約0.63cm)の軸長及び半径R5を有する。図7に示されるように、下部の本体部分64は、断面円形の底部76で終わっている。円状の底部76は、平らであるか、またはそれは瓶10を直立させるためにくぼんだ中央部分を有することもできる。下部の部分64は、内側に傾斜する肩状部74により本体の中央部66に接続する。下部の部分64の長さは、長くてもまたは短くてもよいが、半径R5は、上部の本体部分の半径R2に実質的に等しい。当業者により理解されるように、上部の部分62及び下部の部分64が、それぞれ実質的に同じ半径の円状の側壁を含みそして中央の縦軸67に中央を置く事実は、瓶10を容易に成形しそして成形機から取り出すことを可能にする。
【0021】
図8に示されているように、中央部66は、幼児75に授乳するとき、瓶10を保持している人の指例えば人差し指及び中指を曲げた中にに保持できるような大きさにされそして構成される。その目的のために、本体の中央部66は、楕円状(図9)であり、そしてR3の長軸半径及びR4の短軸半径を有する。中央部66の軸長は、約2.25インチ(約5.7cm)であり、そして瓶10に入れられる液体の体積に応じて変化する。長軸半径R3は、ねじ付きの頂部部分の半径R1と実質的に同じであるが、それは上部の本体部分の半径R2及び下部の本体部分の半径R5より小さい。短軸の半径R4は、半径R1、R2、R3及びR5より実質的に短い。
【0022】
断面楕円状の形状の中央部は、断面円形の形状の中央部より有利である。第一に、中央部66が充分に狭くて授乳者が瓶10を楽に保持できることを確実にする。その上、楕円状の円筒状中央部は、短軸半径R4に実質的に等しい半径を有する断面円形の円筒状中央部を有する瓶より多量の調合乳を保持できる。さらに、断面楕円状の形状の中央部は、瓶をラベルを貼るのに大きな面積をもたらす。
【0023】
図2に戻って、本体の中央部66の全面77に目盛をつけることができることが分かり、目盛78は直立の位置で瓶10の流体の含量を指示する。目盛の第二のセット80は、本体の中央部66の全面に含まれる。目盛80は、倒立の授乳位置で残りの流体の含量を指示して、これらの肉眼で見える目盛は、授乳中授乳者が容易に利用できる。測定の範囲が、ねじ付きの円筒状の頂部部分12に保持される液体の体積により直立の位置と倒立の位置との間で相違することを、当業者は理解するだろう。
【0024】
第二の態様では、瓶10は、上述のように、環状のキャップ38中に圧入される乳首46を含まない。その代わり、環状の末端壁42の下部の表面に近く位置する実質的に平らな断面円形の円板(図示せず)が、閉じるもの16がねじ付きの円筒状の部分12に着脱自在に確保されるとき、液体の漏れないシールを形成する。円板は、環状のキャップ38の内径に実質的に等しい外径を有しなければならない。そのため、授乳者が円筒状の部分12に環状のキャップ38を締めるとき、へり26及び環状の末端壁44の底面は、円板を圧縮して液体の漏れないシールを確定する。円板は、例えば従来のゴム、シリコーンゴムまたは他の好適な組成物から形成された圧縮可能な環状の形状の材料に結合したアルミニウムの環状の形状の材料からなることができる。この態様では、圧縮可能な円板の使用は、別々に除去可能な真空シールを必要としなくなる。しかし、安全のために、瓶10は、圧縮可能な円板に加えて、独立した安全シール及び開封防止リングを使用して包装することができる。
【0025】
本発明に対するこれら及び他の改変及び変化は、請求の範囲にさらに詳細に規定されている本発明の趣旨及び範囲を離れることなく、当業者により実施できる。さらに、種々の態様の構成が、全体または部分の両者で相互に交換できることを理解すべきである。その上、当業者は、前述が例示に過ぎず、そして請求の範囲にさらに記載されている本発明を制限することを目的としていないことを理解するだろう。従って、請求の範囲の趣旨及び範囲は、そのなかに含まれた好ましい態様の記述に制限されるべきでない。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明のデザインを具現化した哺乳瓶の斜視図である。
【図2】図1に画かれた哺乳瓶の正面図であり、背面図は正面図の鏡像である。
【図3】図2で示された哺乳瓶の線3−3に沿った正面断面図であり、背面断面図は正面断面図の鏡像である。
【図4】図5で示された哺乳瓶の線4−4に沿った右側面断面図であり、左側面断面図は右側面断面図の鏡像である。
【図5】図1で示された哺乳瓶の右側面図であり、左側面図は右側面図の鏡像である。
【図6】図1に画かれた哺乳瓶の平面図である。
【図7】図1に画かれた哺乳瓶の底面図である。
【図8】幼児と同じ手で図1の瓶を保持している間幼児の授乳を画いている授乳者の斜視図である。
【図9】中央の本体部分を見おろしている図2の瓶の断面図である。
【符号の説明】
【0027】
10 哺乳瓶
12 円筒状の頂部部分
14 本体部分
16 閉じるもの
18 円筒状の部分
20 内側の周縁
22 外側の周縁
24 口
26 へり
28 開口
30 内側の室
32 螺旋状のねじやま
34 フランジ
36 環状のキャップ
38 ぎざぎざ
40 外側の周縁
42 環状の末端壁
44 周辺のへり
46 乳首
48 ゆるく曲がった表面
50 吸い口
52 切頭円錐形部分
54 環状のフランジ
56 開封防止リング
58 下部の縁
60 ウエブ
61 34の下面
62 上部の本体部分
64 下部の本体部分
66 中央部
67 中央の縦軸
68 肩状部
70 室
72 室
74 肩状部
75 幼児
76 断面円形の底部
77 66の前面
78 目盛
80 目盛の第二のセット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)中央の縦軸に垂直な第一の半径を有する断面円形の形状の円筒状の上部本体部分、
b)該中央の縦軸に垂直な第二の半径、開放した頂部及び断面円形の基体を有する断面円形の形状の円筒状の下部本体部分、並びに
c)該断面円形の形状の円筒状の上部及び下部の本体部分の中間の断面楕円状の形状の円筒状本体部分であって、該断面楕円状の本体部分は、それぞれ該中央の縦軸に垂直な短軸半径及び長軸半径を含み、該長軸及び短軸の半径は該第一及び第二の半径より小さい
ことを特徴とする哺乳瓶。
【請求項2】
該瓶が、閉じるものを着脱自在に受容するように適合された円筒状の頂部部分をさらに含む請求項1の哺乳瓶。
【請求項3】
該瓶が閉じるものをさらに含む請求項2の哺乳瓶。
【請求項4】
該円筒状の頂部部分が、
a)該円筒状の頂部部分の外側の周縁上に形成される第一の螺旋状のねじやま、
b)頂部のへり部分、並びに
c)該円筒状の頂部部分の該外側の周縁上に形成されしかも該第一の螺旋状のねじやまの下に軸方向に設けられる環状のフランジ
からなる請求項3の哺乳瓶。
【請求項5】
該瓶が、該閉じるものの底部のへりに複数のもろいこわれやすい舌状物により着脱自在に装着された開封防止リングをさらに含む請求項4の哺乳瓶。
【請求項6】
該リングが、該環状のフランジの底面と係合するために放射状に内側に延在する隆起をさらに含み、該リングが着脱自在に該閉じるものを該円筒状の頂部部分に確保する請求項5の哺乳瓶。
【請求項7】
該閉じるものが、
a)環状のキャップであって、該キャップは、その中の開口を画成する環状の末端壁、並びに該環状のキャップの内側の周縁上に形成された第二の螺旋状のねじやまからなり、並びに
b)該環状の末端壁の底面に圧入可能でしかも該開口を通って延在する乳首
をさらに含み、該第二のねじやまが、該円筒状の頂部部分上に該環状のキャップを着脱自在に受容するために該第一のねじやまを受容するように適合される請求項6の哺乳瓶。
【請求項8】
該乳首が、該環状のキャップの内径に実質的に等しい外径を有する放射状に延在する環状のフランジをさらに含み、該環状のキャップが該円筒状の頂部部分によりねじ込みにより受容されて液体の漏れないシールを形成するとき、該放射状に延在する環状のフランジが、該環状の末端壁の底面と該頂部のへり部分との間に圧縮可能である請求項7の哺乳瓶。
【請求項9】
該第一の半径及び該第二の半径が実質的に等しい請求項1の哺乳瓶。
【請求項10】
該閉じるものが、
a)環状のキャップであって、該キャップが、その中に開口を画成する環状の末端壁、並びに該環状のキャップの内側の周縁上に形成される第二の螺旋状のねじやまからなり、並びに
b)該環状の末端壁の底面に圧入可能な環状の円板であって、該円板の半径が、該環状キャップの内径に実質的に等しく、そして該環状のキャップが該円筒状の頂部部分によりねじ込みにより受容されて液体の漏れないシールを形成するとき、該円板の外側の縁部分が、該環状の末端壁の底部表面と該頂部のへり部分との間に圧縮可能であり
をさらに含む請求項1の哺乳瓶。
【請求項11】
a)閉じるものを着脱自在に受容するように適合された円筒状の頂部部分であって、該頂部部分は口を画成する断面円形の頂部のへり部分を有し、
b)第一の半径を有する断面円形の形状の円筒状の頂部本体部分であって、該断面円形の形状の円筒状の上部本体部分は、該円筒状のねじやまのついた頂部部分と一体的に形成され、
c)第二の半径を有する断面円形の形状の円筒状の下部本体部分、
d)該断面円形の形状の円筒状の上部及び下部の本体部分の中間にありそして該口と流体で連絡している断面楕円状の形状の円筒状の本体部分であって、該断面楕円状の形状の本体部分は短軸及び長軸の半径を含み、該短軸の半径は該第一の半径より小さく、並びに
e)該円筒状の頂部部分上に着脱自在に受容される閉じるもの
からなることを特徴とする哺乳瓶。
【請求項12】
該瓶が、該口の上でしかも該断面円形の上部へり部分へ着脱自在に装着した安全シールをさらに含む請求項11の哺乳瓶。
【請求項13】
該円筒状の頂部部分が、
a)該円筒状の頂部部分の外側の周縁上に形成された第一の螺旋状のねじやま、並びに
b)該円筒状の頂部部分の該外側の周縁上に形成されしかも該第一の螺旋状のねじやまの下に軸方向に設けられる環状のフランジ
をさらに含む請求項12の哺乳瓶。
【請求項14】
該閉じるものが、
a)環状のキャップであって、該キャップがその中に開口を画成する環状の末端壁、並びに該環状のキャップの内側の周縁上に形成される第二の螺旋状のねじやまからなり、並びに
b)該環状の末端壁の底面に圧入可能な円板
をさらに含み、
該円板の半径が、該環状のキャップの内径に実質的に等しく、そして該環状のキャップが該円筒状の頂部部分によりねじ込みにより受容されて液体の漏れないシールを形成するとき、該円板の外側の縁部分が、該環状の末端壁の底面と該頂部のへり部分との間に圧縮可能であり
をさらに含む請求項13の哺乳瓶。
【請求項15】
該瓶が、該環状のキャップの内径に実質的に等しい外径を有する放射状に延在する環状のフランジを有する乳首をさらに含み、該円板は、該環状のキャップから着脱自在であり、そして該乳首は、該環状のキャップ中に圧入可能であり、それにより該環状のキャップが該円筒状の頂部部分によりねじ込みにより受容されて液体の漏れないシールを形成するとき、該環状のフランジが、該環状の末端壁の底面と該頂部のへり部分との間に圧縮可能である請求項14の哺乳瓶。
【請求項16】
a)閉じるものを受容するように適合されそして外側の周縁上に形成される第一の螺旋状のねじやま、該ねじやまの近くに設けられる環状のフランジ並びに口を画成する断面円状の上部のへりからなる円筒状の頂部部分、
b)第一の半径を有する断面円形の形状の円筒状の上部本体部分、
c)第二の半径を有する断面円形の形状の円筒状の下部本体部分、
d)該断面円形の形状の円筒状の上部及び下部の本体部分の中間にある断面楕円状の形状の円筒状の本体部分であって、断面楕円状の形状の本体部分は、該短軸及び長軸の半径を含み、該短軸の半径が該第一及び該第二の半径より小さい
からなることを特徴とする哺乳瓶。
【請求項17】
該瓶が、該円筒状の頂部部分上に着脱自在に受容される閉じるものをさらに含む請求項16の哺乳瓶。
【請求項18】
該瓶が、開封防止リングをさらに含み、該リングが、複数のもろいこわれやすい舌状物により該閉じるものの底部のへりに着脱自在に装着されている請求項17の哺乳瓶。
【請求項19】
該リングが、該環状のフランジの底面と係合するために放射状に内側に延在する隆起をさらに含み、該リングは該瓶に該閉じるものを着脱自在に確保する請求項18の哺乳瓶。
【請求項20】
該閉じるものが、
a)環状のキャップであって、該キャップは、その中に開口を画成する環状の末端壁及び該環状のキャップの内側の周縁上に形成される第二の螺旋状のねじやまからなり、そして
b)該環状の末端壁の底面に圧入可能でありしかも該開口をへて延在する乳首
をさらに含み、該第二のねじやまは、該円筒状の頂部部分上に該環状のキャップを着脱自在に受容するために該第一のねじやまを受容するように適合されている請求項17の哺乳瓶。
【請求項21】
該閉じるものが、
a)円筒状の側壁、及び
b)断面円形の頂部部分
を含む環状のキャップをさらに含み、螺旋状のねじやまは、該円筒状の壁の内側の周縁上に形成される請求項20の哺乳瓶。
【請求項22】
該瓶が、該上部のへり部分に該口の上で装着された装着が着脱自在な安全シールをさらに含む請求項21の哺乳瓶。
【請求項23】
a)閉じるものを着脱自在に受容するように適合された円筒状の頂部部分であって、該頂部部分は、口を画成する断面円形の上部へり部分を有し、
b)第一の半径を有する断面円形の形状の円筒状の上部の本体部分であって、該断面円形の形状の円筒状の上部の本体部分は、該円筒状のねじ付きの頂部部分と一体的に形成され、
c)第二の半径を有する断面円形の形状の円筒状の下部の本体部分、
d)該断面円形の形状の円筒状の上部及び下部の本体部分の中間であって該口と流体で連絡している断面楕円状の形状の円筒状の本体部分であって、該断面楕円状の形状の本体部分は、短軸及び長軸の半径を含み、該短軸の半径が該第一の半径より小さく、並びに
e)瓶内に含まれた調合乳
からなることを特徴とする哺乳瓶。
【請求項24】
該瓶が、該口の上でしかも該断面円形の上部のへり部分へ着脱自在に装着された安全シールをさらに含む請求項23の哺乳瓶。
【請求項25】
該円筒状の頂部部分が、
a)該円筒状の頂部部分の外側の周縁上に形成された第一の螺旋状のねじやま、並びに
b)該円筒状の頂部部分の該外側の周縁上に形成されそして該第一の螺旋状のねじやまの下に軸方向に設けられる環状のフランジ
をさらに含む請求項24の哺乳瓶。
【請求項26】
該閉じるものが、該円筒状の頂部部分により受容されるように適合された環状のキャップをさらに含む請求項25の哺乳瓶。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図9】
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【図8】
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【公表番号】特表2006−512105(P2006−512105A)
【公表日】平成18年4月13日(2006.4.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−510686(P2004−510686)
【出願日】平成15年5月23日(2003.5.23)
【国際出願番号】PCT/US2003/016324
【国際公開番号】WO2003/103565
【国際公開日】平成15年12月18日(2003.12.18)
【出願人】(503106926)ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニー (4)