説明

商品販売データ処理装置

【課題】咄嗟の割引販売に際して、バーコードの読取作業のみで対応できるようにする。
【解決手段】コード読取装置が読み取ったコードシンボルに含まれている情報を取得し、取得した情報に商品コードが含まれていた場合(ステップS1のY)、当該商品コードに対応する単価を取得し(ステップS3)、取得した単価に基づいて商品販売データ処理を実行し、また、商品コードが含まれている情報の取得に連続して取得した情報に割引処理のための割引情報が含まれていた場合(ステップS11のY)、当該商品コードに対応する単価に基づく商品販売データ処理において当該割引情報に基づいて割引処理(ステップS14,S16)を実行するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ECR(Electronic Cash Register:電子式キャッシュレジスタ)やPOS(Point of Sales:販売時点管理)端末等の商品販売データ処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、スーパーマーケット等の店舗では、商品の割引販売に際して、個々の商品に付されるバーコードの利用が図られている。例えば、商品コード番号と割引額とが組み合わされたコード(組合せコード)を商品に付して、コードスキャナでこの組合せコードを読み取ることで、商品コード番号から特定される単価に対して割引額に基づく割引が実行される。また、特許文献1には、組合せコードに商品の製造年月日を組み込んで、日時の経過とともに割引額を変化させる技術が開示されている。
【0003】
【特許文献1】特開平8−329350号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、このような技術を利用して割引販売を行う場合、前もって組合せコードに組み込んだ割引額でしか販売することができず、例えば、売れ行きの悪い商品を急遽割引販売するような場合に、咄嗟に対応することができない。また、店舗側の判断で、当初予定していたものとは異なる割引額で商品を販売するようなこともあり、その場合には、組合せコードのラベルを再び作成する必要があった。
【0005】
もちろん、商品販売データ処理装置のキーボード操作で割引を行うこともできるが、店舗の繁忙時にはキャッシャにとって煩雑な作業となるため、バーコードの読取だけで割引販売できることが望ましい。
【0006】
本発明の目的は、咄嗟の割引販売に対してもバーコードの読取作業のみで対応できる商品販売データ処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の商品販売データ処理装置は、コードシンボルを読み取るコード読取装置を備え、前記コード読取装置が読み取ったコードシンボルに含まれている情報を取得し、前記取得した情報に商品コードが含まれていた場合、当該商品コードに基づいて、商品コードに対応付けて単価を記憶する商品データファイルを検索して対応する単価を取得し、取得した単価に基づいて商品販売データ処理を実行し、また、前記商品コードが含まれている情報の取得に連続して取得した情報に割引処理のための割引情報が含まれていた場合、当該商品コードに対応する単価に基づく商品販売データ処理において当該割引情報に基づいて割引処理を実行するようにした。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、咄嗟の割引販売に対してもバーコードの読取作業のみで対応することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明の実施の一形態を、図1ないし図7に基づいて説明する。本実施の形態の商品販売データ処理装置は、スーパーマーケットで使用されるPOS端末への適用例である。
【0010】
図1は、POS端末1を示す斜視図である。店舗の精算場所に配設されるPOS端末1は、ハウジング2を備え、ハウジング2内に各部を収納し、一方でハウジング2の外部に各部を露出させている。ハウジング2の上面には、キーボード3、キャッシャ用表示器4、客用表示器5、レシート発行口6、および客から預かった札を一時的に置いておくための札置き台7が配置されている。そして、POS端末1の操作者であるキャッシャから見てキャッシャ用表示器4が正面に、キーボード3はその下方に、レシート発行口6および札置き台7はその左方にそれぞれ配置され、キャッシャが商品情報等を入力しやすいようにまとめられている。また、客用表示器5は、キャッシャ用表示器4よりも高い位置に設けられ、客に見やすいように配置されている。ハウジング2の内部には、レシートを印字するためのプリンタ6a(図4参照)が設けられている。
【0011】
また、POS端末1は、買物客から受領した硬貨や紙幣を保管しておくための装置であるドロワ8の上に載置されている。当該ドロワ8の内部には、引出し9が設けられており、締め処理時には手前に引き出され、その中に買物客から受領した金銭等を収納する。
【0012】
そして、POS端末1には、コードシンボルを光学的に読み取るコード読取装置であるコードスキャナ10が接続されている。本実施の形態のコードスキャナ10は、JANやCode128等の複数種類のコード体系で記述されたコードシンボルを読取対象としたものである。
【0013】
次に、コードスキャナ10が読み取る各種コードについて図2および図3に基づいて説明する。
【0014】
図2は、商品コード31を示す平面図である。商品コード31は、13桁の商品コード番号32がJAN形式でエンコードされてコードシンボル化されたものであり、商品コード番号32を示す数字も併せて印字されている。なお、13桁目の数字は、誤読を防止するための検査数字である。割引販売を実施しないで通常販売を行う商品については、この商品コード31のラベルのみが付されて店舗に陳列される。
【0015】
図3は、割引コード36を示す平面図である。図3(a)に示す割引コード36は、フラグ33と割引処理のための割引情報34である割引額34aと組み合わされてCode128形式でエンコードされてコードシンボル化されたものであり、これらの情報を示す数字も併せて印字されている。なお、末尾の英字は、誤読を防止するための検査数字をCode128形式に基づき英字で示したものである。そして、図3(b)に示す割引コード36は、割引情報34として割引率34bが用いられたものである。
【0016】
ここで、フラグ33および割引情報34について説明する。フラグ33は、4桁の数字の割引情報34が割引額34aであるのかそれとも割引率34bであるのかを「0」または「1」で示すものである。例えば、図3(a)では、フラグ33は「0」であるため、割引情報34は割引額34aを示し、「0100」は、割引額34aが100円であることを示している。つまり商品コード番号32が特定する商品の単価から100円減額するものである。一方、図3(b)では、フラグ33は「1」であるため、割引情報34は割引率34bを示し、「0100」は、割引率34bが0.100、つまり10%であることを意味し、商品コード番号32が特定する商品の単価に対して10%引きであることを示している。
【0017】
そして、割引コード36のラベルは、割引販売を行う商品に対して図2に示した商品コード31のラベルが見える状態で商品コード31とともに貼り付けられる。
【0018】
なお、本実施の形態では、商品コード31および割引コード36をそれぞれJANおよびCode128でコードシンボル化しているが、このコード形式に限られることはない。
【0019】
図4は、POS端末1に備えられる各部の電気的接続を示すブロック図である。POS端末1は、各種演算や各部の制御を実行するCPU(Central Processing Unit)51a、コンピュータプログラム等を格納するROM(Read Only Memory)51bおよび各種データを書き換え自在に格納するRAM(Random Access Memory)51c等で構成される制御部51を備えている。RAM51cは、可変的なデータを書き換え自在に格納する機能を利用して各種ワークエリアとしての機能を果たし、例えば売上バッファや印字バッファが形成される。
【0020】
制御部51には、バスライン52を介して、キーボード3、キャッシャ用表示器4、客用表示器5、プリンタ6a、ホストコンピュータ(図示しない)との間でデータ通信を実行する通信インターフェイス53、ドロワ8、コードスキャナ10等が接続されている。プリンタ6aは、レシート/ジャーナルプリンタであり、商品販売データ処理に伴い、取引単位でレシートを発行するとともに、並行してジャーナル用紙への印字を行うものである。
【0021】
また、制御部51には、バスライン52を介して2個のブザー54a,54bが接続されている。このブザー54a,54bは明確に区別し得る程度に異ならせた周波数の読取音A,Bをそれぞれ発するように設定されている。コードスキャナ10によるJANのコードシンボルの読取に対してブザー54aが割り当てられており、Code128のコードシンボルの読取に対してブザー54bが割り当てられている。なお、ブザーは必ずしも2個備えさせる必要はなく、制御部51にバスライン52を介してブザーを1個だけ接続させ、このブザーを鳴動させることで周波数の異なる読取音A,Bを発生させてもよい。また、読取音A,Bは、その差異が区別できれば周波数の違いに限定されないことは言うまでもなく、例えば、音色、音長、発生される音と音との間隔等を異ならせてもよい。
【0022】
さらに、制御部51には、音を出力するスピーカ55もバスライン52を介して接続されている。
【0023】
そして、制御部51を動作させる制御プログラムや商品コード番号32に対応付けて商品名や単価等を格納する商品データファイルF1(図5参照)等が格納されているHDD(Hard Disc Drive)56もバスライン52を介して制御部51に接続されている。HDD56には、制御プログラム等の他、売上ファイルF2が格納されている。売上ファイルF2は、商品販売データ処理に伴い作成される商品販売データを記憶するものである。なお、RAM51cの売上バッファも同様のデータ構成である。さらに、HDD56には、音声データファイルF3が格納されている(図6参照)。
【0024】
図5は、商品データファイルF1を示す模式図である。商品データファイルF1は、商品コード番号32に対応付けて商品名や単価等を格納するファイルである。HDD56に格納されている商品データファイルF1は、POS端末1の起動時にRAM51cに展開されて使用される。なお、商品データファイルF1は、POS端末1とデータ通信を実行するストアコンピュータ(図示しない)によって逐次自動更新される。
【0025】
図6は、音声データファイルF3を示す模式図である。音声データファイルF3はフラグ33および割引情報34に対応付けられて音声データ61を記憶するものである。例えば、フラグ33が「0」で、割引情報34が「0100」である場合、音声データ61として「100円引きです」という音声が記憶されている。また、フラグ33が「1」で、割引情報34が「0200」である場合、音声データ61として「20%引きです」という音声が記憶されている。なお、音声データファイルF3は、商品データファイルF1と同様に、POS端末1の起動時にRAM51cに展開されて使用される。
【0026】
次に、HDD56に格納された制御プログラムが制御部51に各部を制御して実行させる処理について説明する。
【0027】
図7は、制御部51が実行する商品販売データ処理の流れを示すフローチャートである。まず、コードスキャナ10による商品コード31の読み取りに待機する(ステップS1)。ここで、商品コード31の読み取りがあったと判定されると(ステップS1のY)、ブザー54aを鳴動させて読取音Aを発生させ(ステップS2)、読み取った商品コード31に含まれている情報である商品コード番号32を取得する。そして、商品データファイルF1を検索して、商品コード番号32に対応する商品名、単価等の商品データを取得し(ステップS3)、取得された商品データに基づく商品販売データをRAM51cの売上バッファに記憶し、商品名や単価等の商品データをキャッシャ用表示器4および客用表示器5に表示する(ステップS4)。
【0028】
ステップS1ないしS4の処理は、キーボード3の預/現計キー(図示しない)が操作されて締めが宣言されたと判断されるまで(ステップS31のY)、繰り返されるが、途中で、コードスキャナ10により商品コード31ではなく(ステップS1のN)、割引コード36が読み取られた場合(ステップS11のY)、直前に取得された単価に対して割引処理が実行される。言い換えると、商品コード31と割引コード36が連続して読み取られた場合に、その商品コード31に含まれる商品コード番号32が特定する商品の単価に対して、その割引コード36に含まれる割引情報34に基づいて割引処理が実行される。
【0029】
ここで、割引処理の流れについて説明する。まず、コードスキャナ10によって、商品コード31ではなく(ステップS1のN)、割引コード36の読み取りが行われると(ステップS11のY)、ブザー54bを鳴動させて読取音Bを発生させる(ステップS12)。また、ここで例えば、音声データファイルF3に「割引です」という音声データ61を記憶させてRAM51cに展開させておき、読取音Bに換えて、または読取音Bと共にスピーカ55から出力させるようにしてもよい。さらには、読取音B等を発生させないで、つまり、ステップS12の処理を実行しないでステップS13の処理へ進んでもよい。
【0030】
そして、読み取った割引コード36に含まれるフラグ33が0か否かを判定する(ステップS13)。
【0031】
ここで、フラグ33が0であった場合(ステップS13のY)、割引コード36の割引情報34は割引額34aを示すことになるため(図3(a)参照)、直前に取得された(ステップS3)商品の単価に対して割引額34a分の減算を行う(ステップS14:割引処理)。つまり、単価が500円であり、割引額34aが「0100」であれば、割引額34aの「0100」は100円を示すため、500円から100円減額して400円とする割引処理が実行される。
【0032】
ステップS14では、RAM51cの売上バッファに記憶された商品販売データから直前に取得された単価を検索する。なお、キャッシャが誤って一取引で最初に割引コード36を読み取ってしまった場合には、RAM51cの売上バッファには、直前に取得された単価は記憶されていないため、エラーとなり、再び商品コード31の読み取りに対して待機する(ステップS1)。後述するステップS16でも同様の処理が実行される。
【0033】
次いで、割引コード36のフラグ33と割引情報34とに基づいて、音声データファイルF3を検索して、対応する音声データ61をスピーカ55から出力する(ステップS15)。つまり、フラグ33が「0」で、割引情報34が「0100」であれば、ステップS15では、「100円引きです」という音声データ61が出力される(図6参照)。
【0034】
一方、ステップS11で読み取った割引コード36のフラグ33が「0」ではなく(ステップS13のN)、「1」であった場合、割引コード36の割引情報34は割引率34bを示すことになるため(図3(b)参照)、直前に取得された商品の単価に対して、この単価の割引率34b分の金額を減算する処理を実行する(ステップS16:割引処理)。つまり、単価が500円であり、割引率34bが「0100」であるならば、割引率34bの「0100」は10%を示すため、単価500円から500円の10%にあたる50円を減額して450円とする割引処理が実行される。
【0035】
そして、割引コード36のフラグ33と割引情報34とに基づいて、音声データファイルF3を検索して、対応する音声データ61をスピーカ55から出力する(ステップS17)。つまり、フラグ33が「1」で、割引情報34が「0100」であれば、ステップS17では、「10パーセント引きです」という音声データ61が出力される(図6参照)。
【0036】
ステップS18では、商品名、単価、割引額等をキャッシャ用表示器4および客用表示器5に表示し、割引処理に基づく商品販売データをRAM51cの売上バッファに記憶する。
【0037】
ステップS1ないしS4およびステップS11ないしS18の処理は、キーボード3の預/現計キー(図示しない)が操作されて締めが宣言されたと判断されるまで(ステップS31のY)、繰り返される。
【0038】
キーボード3の預/現計キーが操作されて締めが宣言されたと判断されると(ステップS31のY)、締め処理が実行される(ステップS32)。この締め処理では、RAM51cの売上バッファに記憶された商品販売データに基づき販売合計金額等で構成される印字データが生成されてRAM51cの印字バッファに記憶される。さらに、ドロワ8にドロワ開放信号が出力されて引出し9が開放される。そして、売上バッファに記憶された商品販売データは、HDD56の売上ファイルF2に記憶される。また、印字データは、プリンタ6aによって印字されてレシート発行口6からレシートとして発行される。
【0039】
このように本実施の形態によれば、商品コード31の読み取りに連続させて割引コード36が読み取られると、その割引コード36に含まれる割引情報34に基づき、その商品コード31から特定される商品の単価に対して割引処理がなされるため、割引額34aまたは割引率34bを示す割引コード36のラベルを予め複数種類作成してストックしておき、急遽割引販売を行う場合にも、割引販売したい商品にこの割引コード36のラベルを貼り付けるだけで柔軟に対応することができる。このとき、バーコードの読取だけで割引処理がされるため、キャッシャはPOS端末1の別途キーボード3の操作等を行う必要がないため、キャッシャに対する負担も少なくすることができる。
【0040】
また、この割引コード31は商品に付される必要はなく、例えば、予め複数種類の割引コード36を表にしてプリントアウトしたもの(図示しない)をPOS端末1の傍らに置いておいてもよい。その場合、キャッシャは、例えば、商品に付された「100円引き」というラベルを見て、プリントアウトされたこの表から対応する割引情報34を示す割引コード36を読み取って割引処理を行うことになる。そうすると、割引コード36のラベルを複数用意するための時間的、経済的コストを削減することができる。
【0041】
そして、割引処理が実行される場合には、割引処理が実行されない場合と明確に異なる読取音が発生されるため、キャッシャは割引販売の実行を認識することができ、誤って通常価格で販売されてしまうミスが防止される。このとき、音によって割引が報知されることから、キャッシャは、割引の実行についてキャッシャ用表示器4を仔細に見て確認することなく認識できるため、キャッシャ用表示器4を見る動作がいらなくなり、作業性も良好になる。
【0042】
また、音声によってその割引額または割引率が報知されることから、買物客は、客用表示器5を凝視していなくても割引販売が行われたことを具体的に認識することができるため、買物客にとっての利便性も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の実施形態のPOS端末を示す斜視図である。
【図2】商品コードを示す平面図である。
【図3】割引コードを示す平面図である。
【図4】POS端末に備えられる各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図5】商品データファイルを示す模式図である。
【図6】音声データファイルを示す模式図である。
【図7】制御部が実行する商品販売データ処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0044】
1…商品販売データ処理装置(POS端末),10…コード読取装置(コードスキャナ),31…コードシンボル(商品コード),32…商品コード(商品コード番号),34…割引情報,34a…割引額,34b…割引率,36…コードシンボル(割引コード)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
コードシンボルを読み取るコード読取装置と、
前記コード読取装置が読み取ったコードシンボルに含まれている情報を取得する手段と、
前記取得した情報に商品コードが含まれていた場合、当該商品コードに基づいて、商品コードに対応付けて単価を記憶する商品データファイルを検索して対応する単価を取得し、取得した単価に基づいて商品販売データ処理を実行する手段と、
前記商品コードが含まれている情報の取得に連続して取得した情報に割引処理のための割引情報が含まれていた場合、当該商品コードに対応する単価に基づく商品販売データ処理において当該割引情報に基づいて割引処理を実行する手段と、
を備える商品販売データ処理装置。
【請求項2】
前記コード読取装置でのコードシンボルの読み取りに応じて報知音を出力する手段を備え、前記割引処理を実行する場合としない場合とで前記報知音を異ならせる、請求項1記載の商品販売データ処理装置。
【請求項3】
前記割引情報は割引額を含む情報であり、前記割引処理を実行する場合には、前記割引額を報知する音声を出力する、請求項2記載の商品販売データ処理装置。
【請求項4】
前記割引情報は割引率を含む情報であり、前記割引処理を実行する場合には、前記割引率を報知する音声を出力する、請求項2記載の商品販売データ処理装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−114948(P2007−114948A)
【公開日】平成19年5月10日(2007.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−304404(P2005−304404)
【出願日】平成17年10月19日(2005.10.19)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】