説明

商品陳列用具

【課題】吊り下げ形態と載せ置き形態の使い分けができる商品陳列用具に関して、重量物に対する保形性と、双方向への切り替え容易性を飛躍的に向上する商品陳列用具を提供する。
【解決手段】第1のトレイ40背面に接合された板材10に垂直方向に接合された第1の筒材20と、第2のトレイ50背面に設けられた第2の筒材70と、前記板材10と前記第2のトレイ50背面とを連結する連結材60からなる商品陳列用具1において、吊り下げ形態では、2つのトレイを上下に配置し、摺動自在な芯材30が、第1の筒材20と第2の筒材70を挿嵌連結することで保形性を保つ。さらに、芯材30に固着手段を設け、第2のトレイと接合してなる固定材80の固着手段とが結合することでさらに保形性を高める。載せ置き形態では、前記芯材30を第1の筒材20に内部収納され、2つのトレイを前後に固着手段等で剥着自在に結合されて用いる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、たとえば化粧品、日用品、サプリメント等の健康食品、電池やライターのような小物商品等を店内レイアウトに対応して陳列するのに使用する商品陳列用具に関し、個々の利用現場の状況に合わせて吊り下げ形態と載せ置き形態とに使い分けできる陳列装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、トレイを複数段に連結し、これらトレイの相対位置を変化させることにより、トレイが上下方向にほぼ垂直に並んだ吊り下げ形態と、階段状に斜めに並んだ載せ置き形態とに切り替え可能な陳列棚は知られている。
【0003】
このような切り替え可能な陳列棚は、吊り下げ形態においては、紐を介してフックに吊り下げて陳列でき、載せ置き形態においては、台上や卓上に設置でき、状況に応じて陳列状態を自由に変化させることができて便利であるため、広く利用され、これに関して多くの発明、考案がなされている。
【0004】
たとえば、特許文献1には、左右両端部背面側に折返し部を設け、この左右折返し部下方に各々自由端部を有する、階段状に折り曲げ自在の板材と、この板材に固着し、前方斜め向きに開口部を有する複数の箱体とから構成され、吊り下げて陳列する場合には、上記自由端部を対峙する板材に固着して複数箱体を垂直方向に配列し、置いて陳列する場合には、上記板材を階段状に折り曲げ、この板材の折り曲げ面と箱体接触面を固着すると供に上記自由端部を後方床面に接地させて、複数箱体を雛段状に配列するように構成したことを特徴とする陳列棚が開示されている。
【0005】
しかし、この陳列棚を吊り下げ形態で使用する場合には、上記自由端部を対峙する板材に固着しなければならないし、載せ置き形態で陳列する場合にも、板材を階段状に折り曲げ、この板材の折り曲げ面と箱体接触面を固着させねば、保形性を確保することができなかった。また、どちらの形態も一旦固着してしまえば、別の形態へと変化させることができないという欠点があった。
【0006】
また、特許文献2には、上下段双方のトレイにロック片を設け、両ロック片を押し込んで反転させてトレイ内側に没入させると、内側ロック片が没入することにより形成される内側に重なり合うトレイの凹み空間に、外側ロック片をはめ込むことでトレイ相互がロック固定されるロック機能付きの陳列棚が開示されている。これによれば、吊り下げ形態と載せ置き形態の両形態間を固着せずに、形状を安定させることができるとされている。
【0007】
しかし、一応の保形性は確保できるものの、吊り下げ形態での使用の際に、重量物や複数商品をトレイに偏って載置すると、ロック片に力が集中してロック片が外れ易くなり保形性が満足できない。また、ロック片の押し込みと押し戻し動作を繰り返すことで、折り癖や疲労による劣化が生じロック片が破損し、長期使用には耐えられないという欠点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2006−247278号公報
【特許文献2】特開2008−012106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
以上述べてきたように、吊り下げ形態と載せ置き形態の双方向での切り替えを容易にしようとすれば、保形性が不十分なものとなり、商品重量により陳列用具は変形して美感を損ね、期待する宣伝広告効果も得られず、ついには商品用具が破損して商品が落下し、汚破損が生じるという課題があった。
【0010】
一方で、保形性を満足しようとすれば、背面部の折り返し程度では強度が足りないため固着しなければならず、そうすると双方向での形態の切り替えが非常に煩雑なものとなり店頭でのディスプレイ効率と自由度、汎用性が奪われ、長期使用をしないうちに廃棄せざるをえなくなり、ひいては環境面からもトータルコスト面からも非効率になってしまうという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0011】
そこで、上記の課題を解決するため、本発明は、次のように構成されている。
【0012】
請求項1の記載に係る発明の商品陳列用具は、吊り下げ形態と載せ置き形態とに使い分けができる2つのトレイを有する商品陳列用具であって、第1のトレイは、当該第1のトレイ背面に接合される板材と、当該板材背面の垂直方向に接合される第1の筒材と、当該第1の筒材内部で摺動自在な芯材を備え、第2のトレイは、当該第2のトレイ背面で前記第1の筒材の延長方向に接合される第2の筒材を備え、前記第1のトレイと前記第2のトレイとを連結する連結材を備え、前記第1の筒材と前記第2の筒材とが前記芯材で抜き差し自在に連結されることを特徴とする商品陳列用具である。
【0013】
請求項2の記載に係る発明の商品陳列用具は、請求項1記載の商品陳列用具において、前記芯材に第1の固着手段を備え、前記第2のトレイに接合されるとともに第2の固着手段を有する固定材を備え、第1の固着手段と第2の固着手段が剥着自在に固着することを特徴とする請求項1記載の商品陳列用具である。
【0014】
請求項3の記載に係る発明の商品陳列用具は、請求項1または2に記載の商品陳列用具において、前記第1のトレイの裏底面に第3の固着手段を備え、前記連結材の上面に第4の固着手段を備え、第3の固着手段と第4の固着手段が剥着自在に固着することを特徴とする請求項1または2に記載の商品陳列用具である。
【0015】
請求項4の記載に係る発明の商品陳列用具は、前記第1〜第4の固着手段が面ファスナーである請求項2または3に記載の商品陳列用具である。
【0016】
本発明者は、従来のように吊り下げ形態と載せ置き形態で切り替えが可能としながらも実際には強度不足となって実用には耐えない商品陳列用具に対して、重量物に対する保形性と、両形態への切り替え容易性に注目しながら検討を行った。
【0017】
その結果、吊り下げ形態においては垂直方向の剛性強度が必要であること、載せ置き形態については設置安定性がよく分離させないことが必要であることを見出した。そして、芯材で2つの筒材を連結使用することで剛性を満足し、剥着自在の固着手段を併用することで、さらに保形性、安定性を高めることのできる本発明に到達した。すなわち、本発明は、従来と比べて保形性が飛躍的に向上しながらも、切り替えが極めて容易な商品陳列用具である。
【発明の効果】
【0018】
請求項1の記載に係る商品陳列用具は、吊り下げ形態では、第1の筒材と第2筒材とを
芯材で連結するによって、トレイ取り付け方向への曲げ剛性が高まり保形性が確保できる。また、載せ置き形態では、第2のトレイ底面、第2の筒材底面、板材に備えた第1の筒材によって接地立脚しており、第1のトレイが連結材を介して第2筒材の上に載置されていることから保形性と安定性を十分に確保している。
すなわち、両形態への双方向への変換を可能にしながら保形性を確保する効果がある。
【0019】
請求項2の記載に係る商品陳列用具は、吊り下げ形態の際、第1の固着手段を備えた前記芯材と、第2のトレイ背面に接合している板材で、当該板材の左右両端に各2ヶ所のヒンジを備え観音扉状に開閉する二つ折りのフラップを有し、当該フラップ内面の先端に第1の固着手段と雌雄逆の第2の固着手段を有する固定材とが、前記固着手段により剥着自在に結合することで、第2のトレイと第1の筒材の結合力を増加させ、保形性をさらに高める効果がある。
【0020】
請求項3の記載に係る商品陳列用具は、載せ置き形態の際、裏底面に第3の固着手段を備えた前記第1のトレイと、上面に第3の固着手段と雌雄逆の第4の固着手段を備えた連結材とが、前記固着手段により剥着自在に結合することで、第1のトレイと連結材の結合力を増加させ、保形性をさらに高める効果がある。
【0021】
請求項4の記載に係る商品陳列用具は、第1〜第4の固着手段が面ファスナーである請求項2または3に記載の商品陳列用具であって、操作性が良く、切り替え動作を容易にする効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
【0023】
図1は、本発明に係る商品陳列用具の吊り下げ形態を前方から見た斜視図、図2は、本発明に係る商品陳列用具をカウンターなどの台の上に載置したときの、いわゆる載せ置き形態を前方から見た斜視図である。図3は、吊り下げ形態に変形途上の商品陳列用具を前方から見た斜視図で、図4は、後方から見た斜視図である。
【0024】
図1に示すように、板材10の左右両端を背面側へ筒状に折り返し、その先端面を板材10と接合することで、第1の筒材20を板材10左右に一体に形成している。接合する際に、接合片21を切り出して接合面積を増やして接合強度を向上させる方法もある。なお、筒状横断面は曲げ剛性の強度を確保すればどのような形状でもよく、好ましくは四角形等の多角形、楕円形であり更に好ましくは三角形状である。
【0025】
また、第1の筒材20は、折り返して一体形成するのではなく、当然板材10とは別に分離して製作し接合することもできる。その場合には、第1の筒材20は、1本以上であればよく、2本以上使用する場合は、左右の重量バランスの観点から、本図に示すように左右対称に設置するのが好ましい。
【0026】
前記第1の筒材20の側面には長孔21が設けられており、筒材20の内部に芯材30を収め、長孔21を介して芯材30は摺動操作ができる。ここで、芯材30の横断面形は第1の筒材と相似形、縮小寸法とし、芯材30が筒材20から抜け落ちないようにする。
【0027】
また、芯材30は、第1の固着手段(雄)32を備えており、後述する固定材80のフラップ先端面内側の第2の固着手段(雌)81と結合し、保形性を高めている。
【0028】
固着手段としては、面ファスナー、マグネット、ゴム磁石、ホック、スナップボタン、紐、吸盤等が使用できるが、強度と扱い易さの観点から面ファスナーが好ましい。なお、
本発明においては、第1〜4の固着手段について対応を判り易くするために(雄)、(雌)の表記を行っているが、当然(雌)、(雄)逆でも構わない。
【0029】
なお、芯材30側面に、操作部31を設けておくことにより第1の筒材10の長孔21を介して芯材30の摺動操作がさらに容易になる。操作部31は、長孔21から指を入れて摺動操作できる位置にあればよく、簡便なものでは貫通孔でも構わない。
【0030】
第1のトレイ40は、商品を展示収納する有底の箱体であって、その背面部の表面積を大きく前方斜め向きに開口部を有し、板材10の正面部とともに、各視認面に商品名、サービスマーク等の商品案内、広告を表示し易いように成形されており、その背面部を上記板材10の正面に粘着手段によって接合して構成されている。
【0031】
また、図4に示すように、板材10に第1のトレイ40を接合する際、板材10に切り込み穴を設け、そこに第1のトレイ40に一体に形成した接合片42を挿入、折り曲げ、板材10に接合して接合強度を上げる方法もある。
【0032】
なお、消費者がトレイ内の商品を把持しやすいように、また、トレイ内で商品が移動、転倒しないように、載置する商品の形状に適合した専用の中敷を使用することもできる。
【0033】
連結材60は、図3に示すようにコの字状に折り曲げが可能なヒンジ部を3ヶ所有する板体であって、当該連結材60始端は、前記板材10の正面最下端面に接合され、終端は、その左右両端部に第2の筒材70を形成しながら、第2のトレイ50背面最下端面に接合されている。
【0034】
第2の筒材70は、第1の筒材20と横断面の形状と寸法が同一で、吊り下げ形態の場合には、芯材30が挿入されるように第1の筒材の長手延長方向にある。一方、載せ置き形態の場合には、第2の筒材70の下端部が接地して第1のトレイ40を支持する位置に設けられる。なお、第2の筒材70は有底であり、内底面で嵌挿した芯材30を受け止める機能を有する。
【0035】
各ヒンジの位置は、連結材60始端から第1のヒンジ62までは接合部であり、連結材60始端〜第2のヒンジ63間の長さは、第2の筒材70の高さと等しく、第2のヒンジ63〜3間の長さは、第1のトレイ40底面の奥行きと等しく、第3のヒンジ64〜連結材60末端の長さは、第2の筒材70の高さと等しく形成されている。
【0036】
固定材80は、背面を第2のトレイ50背面上部に接合している板体で、当該板体の左右両端部には各々2ヶ所のヒンジを備え観音扉状に開閉する二つ折りのフラップが設けられ、当該フラップ先端面の内面部には第2の固着手段(雌)81を備えている。
【0037】
吊り下げ形態での使用について説明する。
図1に示すような吊り下げ形態では、上記板材10の貫通孔11に吊り下げ紐90を通し吊り下げた状態で商品を陳列するものである。図4に示すように、第1の筒材20内にある左右の芯材30の先端部が、第2の筒材70に挿入されて上下間で連結されている。
また、芯材30の第1の固着手段(雄)32と固定材80の左右フラップの第2の固着手段(雌)81により結合され結合部分の剛性が強化されている。
【0038】
上記構造により、第1のトレイ40、第2のトレイ50に商品を載置したとき、上下間での重量バランスが悪い場合、また、トレイ内での左右の重量バランスが悪い場合でも、たわむことなく見栄え良く商品陳列が行えるのである。
【0039】
次に、載せ置き形態での使用について説明する。
図2に示すような載せ置き形態では、第1のトレイ40と第2のトレイ50が前後にひな壇状に配置される。その際、芯材30は第1の筒材内部に収納されている。第1のトレイ40は、第2の筒材70の上に連結材60を介して載置されており、第1のトレイ40の底面に設けられた第3の固着手段(雌)41と連結材60上に設けられた第4の固着手段(雄)61とが結合される。
【0040】
上記構造により載せ置き形態での使用においては、2つのトレイ間で上下方向、前後方向に分離しない。また、第1のトレイ40の背面側に接合された板材10と左右の第1の筒材20が床面に接地しているので、安定感がよく転倒の恐れもない。その結果、見栄え良く商品陳列と宣伝広告が行えるのである。
【0041】
次に、吊り下げ形態から載せ置き形態への変形について説明する。
まず、第4図に示すように、結合している芯材30の第1の固着手段(雄)32と固定材80のフラップ先端面内側の第2の固着手段(雌)81を分離し、フラップ部を広げた状態に保つ。
【0042】
次に、芯材30の操作部31に指を入れて左右の芯材30を第2の筒材70から抜き上げ、第1の筒材20に芯材30が入りきるまで上方へと摺動させる。
【0043】
そして、図3に示すように、連結材60の第1のヒンジ62を伸ばし、第2のヒンジ63と第3のヒンジ64を折り曲げた状態で、第1のトレイ40と第2のトレイ50を前後に配置する。その際、固定材80のフラップは折り畳んだ状態にしておく。
【0044】
第2のトレイ50底面と背面に接合された第2の筒材70が床面に接地される。そして、第1のトレイ40の背面側に接合された板材10と左右の第1の筒材20が床面に接地させながら、第2の筒材70の上に連結材60を介して第1のトレイ40を雛段状に載せこむ。
【0045】
第1のトレイ40裏底面に備わる第3の固着手段(雄)と、対応する連結材60に備わる第4の固着手段(雄)61が結合され全体の剛性、形状の安定性が向上する。
【0046】
載せ置き形態から吊り下げ形態への変形について説明する。
基本的には、前記吊り下げ形態から載せ置き形態への変形と逆の手順である。
まず、第1のトレイ40裏底面に備わる第3の固着手段(雄)と、対応する連結材60に備わる第4の固着手段(雄)61を剥がし、連結材60を一旦伸ばす。
【0047】
そして、図3に示すように、連結材60の第1のヒンジ62を折り曲げ、第2のヒンジ63と第3のヒンジ64を伸ばした状態で、第1のトレイ40と第2のトレイ50を上下に配置する。その際、固定材80の左右フラップは開いた状態にしておく。
【0048】
次に、図4に示すように、第1の筒材20内にある左右の芯材30を、筒材側面にある長孔21を介して操作、スライドして、当該芯材30の先端を第2の筒材70に挿入する。第2の筒材70は有底であるので、挿嵌された芯材30は、内底面で受けとめられて停止する。
【0049】
そして、広げておいた固定材80の左右のフラップを芯材30に巻きつけるように畳み込めば、芯材30の第1の固着手段(雄)32と固定材80のフラップ先端面内側の第2の固着手段(雌)81の位置が一致するので、結合することができる。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】商品陳列用具の吊り下げ形態を前方から見た斜視図
【図2】商品陳列用具の載せ置き形態を前方から見た斜視図
【図3】吊り下げ形態に変形途上の商品陳列用具を前方から見た斜視図
【図4】吊り下げ形態に変形途上の商品陳列用具を後方から見た斜視図
【符号の説明】
【0051】
1 商品陳列用具
10 板材
11 貫通孔
20 第1の筒材
21 長孔
22 接合片
30 芯材
31 操作部
32 第1の固着手段(雄)
40 第1のトレイ
41 第3の固着手段(雌)
42 接合片
50 第2のトレイ
60 連結材
61 第4の固着手段(雄)
62 第1のヒンジ
63 第2のヒンジ
64 第3のヒンジ
65 第1の接合部
66 第2の接合部
70 第2の筒材
80 固定材
81 第2の固着手段(雌)
82 第4のヒンジ
83 第5のヒンジ
84 第3の接合部
90 吊り下げ紐

【特許請求の範囲】
【請求項1】
吊り下げ形態と載せ置き形態とに使い分けができる2つのトレイを有する商品陳列用具において、
第1のトレイは、当該第1のトレイ背面に接合される板材と、当該板材背面の垂直方向に接合される第1の筒材と、当該第1の筒材内部で摺動自在な芯材を備え、
第2のトレイは、当該第2のトレイ背面で前記第1の筒材の延長方向に接合される第2の筒材を備え、
前記第1のトレイと前記第2のトレイとを連結する連結材を備え、
前記第1の筒材と前記第2の筒材とが前記芯材で抜き差し自在に連結されることを特徴とする商品陳列用具。
【請求項2】
請求項1記載の商品陳列用具において、
前記芯材に第1の固着手段を備え、
前記第2のトレイに接合されるとともに第2の固着手段を有する固定材を備え、
第1の固着手段と第2の固着手段が剥着自在に固着することを特徴とする請求項1記載の商品陳列用具。
【請求項3】
請求項1または2に記載の商品陳列用具において、
前記第1のトレイの裏底面に第3の固着手段を備え、
前記連結材の上面に第4の固着手段を備え、
第3の固着手段と第4の固着手段が剥着自在に固着することを特徴とする請求項1または2に記載の商品陳列用具。
【請求項4】
前記第1〜第4の固着手段が面ファスナーである請求項2または3に記載の商品陳列用具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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