説明

墓参用ローソク立て

【目的】墓参時においては、線香の火は往々にして点けにくいものであるが、この墓参用ローソク立てによって、天候が悪く風が多少ある場合でも、ローソクに火が灯し易くなり、また短いローソクも活用できるといった新しい利便性を備えた墓参用具を提供する。
【構成】底のある透明筒(1)に、つまみ(4)の付いた燭台(5)を取り付ける。次に燭台の座金(6)ローソク(2)を立てる。次に燭台に結合したつまみ(4)をつまみ稼働溝穴(3)に沿って上下する。ローソクは、透明筒胴の中で上下し、ローソクの炎の高さを調整出来るので、短いローソクも使用出来、また風が吹いても消えにくくすることが出来る。以上を特徴とする。

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
仏具用品分野での利用が期待されるる。
【0002】
【従米の技術】
ローソクが短くなれば、筒の口からつけるマッチの火が点きにく いという難点があった。
更に、外部の風力が少し強ければ火が消え易いという、難点があ った。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】
本案は、ローソクが短くなれば、つまみを上げて燭台のローソク を筒の上部まで上げることが出来るので、火を点け易くなった。
また、筒内部のローソクを上下出来るので、風が強い場合もロー ソクを下げることによって、火が消えにくくなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
いまこれを、図面について説明すれば、 (イ)底のある透明筒(1)に、つまみ(4)の付いた燭台(5 )を取り付ける。
(ロ)次に燭台の座金(6)にローソク(2)を立てる。
(ハ)次に燭台に結合したつまみ(4)をつまみ稼働溝穴(3)
に沿って上下する。
(ニ)ローソク(2)は、透明筒(1)の中で上下する。
【0005】
【作 用】
底のある筒胴部につまみ付き燭台をセットする。
燭台の座金にローソクを立てる。
つまみを上下してローソクの火が消えないよう調節し、使用する。
【0006】
【実施例】
以下、本案の実施例について説明する。
(イ)墓参時において線香に火を点ける場合、好天、無風状態のよう な上天気でない場合は、なかなか線香に火が点きにくいもので あ このローソク立てを活用すれば、天候が悪い場合もローソクに 火を点け易く、またローソクから線香に火が移し良い。
(ロ)ローソクが短くなった場合も、ローソクを筒口の上部に動かせ るので、火が点けやすくローソクが短くなるまで使用出来る。
【0007】
【考案の効果】
このローソク立てを備えておけば、何時でも墓参時に線香に火が点け やすく、お墓参りに重宝である。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 本考案の斜め斜視図(ローソクを立てたところ)
【図 2】 本考案の正面斜視図
【図 3】 本考案の上面図
【符号の説明】
1透明筒
2ローソク
3つまみ稼働溝穴
4つまみ
5燭台
6燭台の座金

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 底のある筒胴部分とつまみ付き燭台部分とによって構成されたローソク立て。構造は、燭台に結合されている外部のつまみを、筒胴部分に設けられたつまみ稼働溝穴に沿って上下に動かすことによって、燭台にセットされたローソクを上下に稼働することが出来るローソク立てである。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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