説明

多重相・複数コンパートメントカプセルシステム

【課題】新規の統合型カプセル送達装置および方法を提供する。
【解決手段】第1の物理的状態を示す少なくとも1種の成分を含み、該成分がニュートラシューティカル、ビタミン、栄養補助食品、およびミネラルからなる群から選択される第1の収容チャンバー18と、第2の物理的状態を示す少なくとも1種の成分を含み、該成分がニュートラシューティカル、ビタミン、栄養補助食品、およびミネラルからなる群から選択される第2の収容チャンバー28と、を含む複数コンパートメントカプセル10である。第1の収容チャンバーの該成分の第1の物理的状態が、第2の収容チャンバーの該成分の第2の物理的状態とは異なるものであり、かつ第1の収容チャンバーの該成分が第2の収容チャンバーの該成分とは異なるものである、前記複数コンパートメントカプセル。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
油、酒精剤、エリキシル剤、流エキス剤、グリセリン、およびエマルションからなる群から選択される液体であって活性成分を即時放出形態で含有する該液体を含む第1の収容チャンバーと、
固体成分または半固体成分を含み、かつ少なくとも1種の固体の活性成分を該固体成分の時間遅延溶解及び放出を可能にする様式で配合された状態で含む第2の収容チャンバーと、を含む経口投与用の複数コンパートメントカプセルであって、第1の収容チャンバーに含まれる成分が第2の収容チャンバーの成分とは異なり、かつ、第2の収容チャンバーが第1の収容チャンバー内に封入されている、前記経口投与用の複数コンパートメントカプセル。
【請求項2】
第1の収容チャンバー中の前記活性成分が、医薬品、バイオ技術品、ニュートラシューティカル、ビタミン、栄養補助食品、およびミネラルからなる群から選択され、かつ第2の収容チャンバー中の前記活性成分が、医薬品、バイオ技術品、ニュートラシューティカル、ビタミン、栄養補助食品、およびミネラルからなる群から選択される、請求項1に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項3】
ベース部および対応するキャップ部をさらに含んでなり、キャップ部が、ベース部とかみ合ったときに密封関係を生じる形状になっており、かつ前記キャップ部が、第1の収容チャンバー内のデッドスペース体積を低減する形状になっている、請求項1に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項4】
前記固体の活性成分が丸剤、錠剤、カプセル剤、粉末、顆粒、フレーク、トローチ剤、坐剤、軟膏、ペースト、乳剤、およびクリームからなる群から選択される、請求項1に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項5】
ニュートラシューティカル、ビタミン、栄養補助食品、およびミネラルからなる群から選択される、少なくとも1つの成分を含む、第3の収容チャンバーをさらに有する、請求項1に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項6】
前記カプセルが、ゼラチン、デンプン、カゼイン、キトサン、ダイズタンパク質、サフラワータンパク質、アルギネート、ジェランガム、カラギナン、キサンタンガム、フタル化ゼラチン、コハク化ゼラチン、酢酸フタル酸セルロース、オレオレジン、ポリ酢酸ビニル、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アクリル酸エステルもしくはメタクリル酸エステルの重合体、フタル酸ポリ酢酸ビニル、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される材料で形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項7】
第1の収容チャンバーが、時間放出型コーティングを有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項8】
第2の収容チャンバーが、時間放出型コーティングを有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項9】
第1の収容チャンバーが、時間放出型コーティングを有し、第2の収容チャンバーが、時間放出型コーティングを有し、前記第2の収容チャンバーの時間放出型コーティングが、第1の収容チャンバーの時間放出型コーティングと異なるものである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項10】
第1の収容チャンバーまたは第2の収容チャンバー内の活性成分がペパーミントである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項11】
第1の収容チャンバーまたは第2の収容チャンバー内の活性成分がプロバイオティクスである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項12】
第1の収容チャンバーまたは第2の収容チャンバー内の活性成分が消化器系疾患の治療のために使用されるものである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項13】
第1の収容チャンバーまたは第2の収容チャンバー内の活性成分が過敏性腸症候群の治療のために使用されるものである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項14】
第1の収容チャンバーまたは第2の収容チャンバー内の活性成分が潰瘍性大腸炎の治療のために使用されるものである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項15】
第2の収容チャンバーが第1の収容チャンバー内に封入されている、請求項1に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項16】
第1の収容チャンバーが第2の収容チャンバー内に封入されている、請求項1に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項17】
油が、ハーブ油、海洋生物性油、ビタミン油、抽出物およびこれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項1に記載の複数コンパートメントカプセル。
【請求項18】
第2の収容チャンバーの活性成分がカフェインである、請求項17に記載の複数コンパートメントカプセル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2011−68664(P2011−68664A)
【公開日】平成23年4月7日(2011.4.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−264794(P2010−264794)
【出願日】平成22年11月29日(2010.11.29)
【分割の表示】特願2003−583294(P2003−583294)の分割
【原出願日】平成15年4月9日(2003.4.9)
【出願人】(504376407)
【Fターム(参考)】