説明

天板付家具

【課題】持ち運びしやすい状態を実現しつつ好適な使用状態を実現し得る天板付家具を提供する。
【解決手段】販売用ワゴンWは、一対の天板部材10を有し天板部材10の任意の面を面一な状態で接合させた天板面1aを形成し得る使用姿勢(T)、及び天板部材10を重合させた重合姿勢(C)をとり得る天板部1と、使用姿勢(T)において天板部材10における接合部10aに形成されたキャスタ格納空間100に格納され前記重合姿勢(C)において外方へ露出し接地し得るキャスタ部4とを少なくとも具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、不使用時には嵩張らない態様として好適に運搬することができる組み立て式の天板付家具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、主に組み立て式の天板付家具については、運搬時や不使用時には天板面を有する筐体内に脚等の部品を収納することにより、非使用時には嵩張らない態様とすることができ、持ち運びがし易い天板付家具が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平10−165229号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述の特許文献のものでは、嵩張らない態様として収容することができても天板付家具自体の大きさによってはその重量全体を持ち運ぶには労力を要求されてしまう場合が生じてしまう。
【0004】
そこで、使用者の運搬に係る労力の軽減を図る一案として、持ち運びの際に接地し得る位置にキャスタを設けることが考えられる。
【0005】
しかし、上述の文献のようなものに対してキャスタを設けるとなると、天板部材の側面にキャスタを取り付けることとなる。そうなると、斯かる天板付家具を組み立てて使用するときには、取り付けたキャスタが天板の側面から露出した状態となり、使用の際に邪魔となる不具合が生じてしまう。特に、天板付家具が例えば天板上に販売用の展示物を載置するようなものであれば、天板付家具を使用して店舗を構成する際には、特に上述の不具合を単に天板付家具の使用者のみならず、店舗を訪れる顧客等に対しても同様に感じさせることとなってしまう。
【0006】
本発明は、このような不具合に着目したものであり、持ち運びしやすい状態を実現しつつ好適な使用状態を実現し得る天板付家具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、このような目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。すなわち、本発明に係る天板付家具は、複数の天板部材を有し当該天板部材の任意の面を面一な状態で接合させた天板面を形成し得る使用姿勢及び前記天板部材を重合させた重合姿勢をとり得る天板部と、前記使用姿勢において前記天板部材における接合部に形成されたキャスタ格納空間に格納され前記重合姿勢において外方へ露出し接地し得る、少なくともキャスタを有するキャスタ部とを具備することを特徴とする。
【0008】
このようなものであれば、重合姿勢においてキャスタ部を接地させた状態で天板付家具を好適に運搬することができるとともに、使用姿勢ではキャスタ部はキャスタ格納空間に格納されることにより外方へ露出しない状態とすることができるので、当該天板付家具を使用する使用者、或いは天板付家具の付近を通行する他の者に対してキャスタが天板付近に露出されることによる不具合を感じさせることを有効に回避することが可能となる。
【0009】
一方の天板部材側に天板部を傾倒させることによりキャスタによって好適に移動させ得るものとするためには、天板部を一対の天板部材を有するものとし、キャスタ部を一方の天板部材に取り付けたキャスタを有するものとすれば望ましい。さらに、キャスタ部を接地させたときに好適に静置させ得る構成として、他方の天板部材にキャスタに対して位相を異ならせて取り付けた接地部を設けた構成することが好ましい。
【0010】
重合姿勢と使用姿勢とを簡単な操作で切り換え得る構成とするためには、一対の天板部材における厚み寸法を等しくするとともに、天板部を、接合部における天板面の裏面側に一対の天板部材を回動可能に接続するヒンジを設けることが望ましい。
【0011】
特に、重合姿勢において前記収容空間に収容され且つ前記使用姿勢において前記天板部に取り付けられ展示物を展示得る展示部をさらに具備している、いわゆる販売用ワゴンのようなものに本発明を適用する好適な態様として、天板部を重合姿勢において複数の天板部材間に展示部を収容し得る収容空間を有するものを挙げることができる。
【0012】
そして、展示部の具体的な態様として、当該展示部を、展示物を吊り掛けた状態で支持し得るフックを取り付け得るフック取付板を有するものとする態様や、展示物を載置し得る棚板を有する棚部を具備するものとする態様を挙げることができる。
【0013】
加えて、使用姿勢において前記天板部を下方より支持し得る脚部をさらに具備するものにおいても、天板部を前記重合姿勢において前記複数の天板部材間に前記脚部を収容し得る収容空間を有するもの、すなわち上述同様の収容空間に脚部を結うようする態様とすることが望ましい。
【0014】
斯かる脚部の具体的な態様として、天板を安定して支持し得るものとするためには、脚部を複数の脚部材を有するものとし、天板部材を使用姿勢において脚部材を当該天板部材の周縁部に取り付け得る脚取付部を有するものとすることが望ましい。また、脚部自体の強度を高めることにより天板を安定して支持し得るための構成としては、脚部を、脚部材間を架設する架設材を有するものとすることが好ましい。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、重合姿勢において天板付家具をキャスタ部によって好適に運搬し得るとともに、使用姿勢ではキャスタ部はキャスタ格納空間に格納されて外方へ露出しない状態となるので、当該天板付家具を使用する使用者、或いは天板付家具の付近を通行する他の者に対してキャスタが天板付近に露出されることによる不具合を感じさせることを有効に回避することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明に係る天板付家具に係る実施の形態として、販売用ワゴンWを一例として挙げ、図面を参照して説明する。
【0017】
なお本発明はこのような販売用ワゴンWに限定されることはなく、天板を有している種々の天板付家具に対して広く適用し得るものである。
【0018】
販売用ワゴンWは、図1及び図2に示すように、天板部1と、展示部2と、脚部3とを主に有しており、図1に示す使用姿勢(T)において展示部2に図示しない展示物を好適に展示したり、或いは天板面1a上に展示物を好適に展示し得るものである。そして図5、図6、図7及び図8に示す重合姿勢(C)において、一対の天板部材10によって形成された収容空間S内に脚部3、展示部2を分解した後述する各構成要素を収容することができるものである。
【0019】
ここで、本実施形態に係る天板付家具たる販売用ワゴンWは、一対の天板部材10を有し天板部材10の任意の面を面一な状態で接合させた天板面1aを形成し得る使用姿勢(T)、及び天板部材10を重合させた重合姿勢(C)をとり得る天板部1と、使用姿勢(T)において天板部材10における後述する接合部10aに形成された後述するキャスタ格納空間100に格納され前記重合姿勢(C)において外方へ露出し接地し得る後述するキャスタ部4とを少なくとも具備することを特徴とするものである。
【0020】
以下、販売用ワゴンWを構成する各構成要素について具体的に説明する。
【0021】
展示部2は、図1、図2及び図3に示すように、天板面1a上に立設される一対の支柱21と、支柱21間に取り付けられ展示物を掛け吊して展示し得るフックfを取り付けるフック取付板25と、支柱21の上端を架設する横架部26とを有している。支柱21は、天板面1aに取り付けられる下支柱部材22と、上下に二本連結した状態でフック取付板25を取り付け得る中支柱部材23と、中支柱部材23の上部に取り付けて横架部26を取り付け得る上支柱部材24とを有している。フック取付板25は支柱21間に横方向に三枚連結した状態で設けられており、矩形状の枠材の内側に例えば金属製且つ升目状の金網部材を取り付け、前記升目の任意の箇所にフックfを取り付け得るように構成しているものである。横架部26は上支柱部材24の上端に止めねじ27aを用いて取り付ける横架材27と、横架材27に取り付ける旗状の表示部28とを有しており、図示しないが表示部28には実際には種々の文字等が描かれている。
【0022】
脚部3は、図1、図2及び図3に示すように、使用姿勢(T)において天板部1を下方より支持し得るものであり、天板部材10に直接取り付けられる計6本の脚部材30と、各脚部材30間に上下に架設される架設材33と、脚部材30並びに架設材33とによって囲まれた矩形状の部分に取り付け天板部1下方の空間を遮蔽し得る幕布36とを有している。脚部材30は、天板部1のそれぞれ周縁部に沿う位置に接続する上脚部材31と、上脚部材31に接続し下端において接地する下脚部材32とによって構成されており、各脚部材30は一対の天板部材10に対して各3本取り付けられている。架設材33は、天板面1aの直線部分に沿って脚部材30に架設される主架設材34と、天板面1aの湾曲部分に沿って架設される湾曲架設材35とを有しており、これら主架設材34及び湾曲架設材35は、脚部材30の下端付近にそれぞれ架設されているものである。幕布36は、脚部材30と、主架設材34との間に取り付ける主幕布37と、脚部材30と湾曲架設材35との間に取り付ける側幕布38とを有している。
【0023】
天板部1は、一対の略同形状をなす天板部材10と、当該天板部材10同士を接続するヒンジ10hとを主に有している。また、天板部1は、ヒンジ10hを開けて天板部材10同士を連続させる図1、図2及び図3に示す使用姿勢(T)と、ヒンジ10hを閉めて天板部材10同士を重合させる図4、図5、図6、図7及び図8に示す重合姿勢(C)とをとり得るものである。そして本実施形態では、使用姿勢(T)において天板部材10同士が接続する箇所を接合部10aとしている。
【0024】
天板部材10は、特に図1及び図4に示すように、使用姿勢(T)において天板面1aを構成し得る天板壁11と、天板壁11の周縁に位置する周壁14と、接合部10a付近において天板壁11と周壁14とを接続する底壁16と、底壁16に接続して設けられている端壁19とを有している。天板壁11は外面側に上述した展示部2の下支柱部材22を取り付け得る支柱取付穴12と、内面側周縁部分において脚部3の上脚部材31を取り付け得る破線で示す脚取付穴13とを有している。周壁14は、湾曲した部分における略中央に把手15を有している。ここで各天板部材10における周壁14の立ち上がり寸法を等しく設定することによって、一対の天板部材10における厚み寸法を等しているので、ヒンジ10hの操作のみで面一な天板面1aを構成し得るものとなっている。底壁16は、接合部10a側に面する面において、一方の天板部材10側にキャスタ取付部17を有するとともに、他方の天板部材10側には接地部取付部18を有している。そして当該キャスタ取付部17と接地部取付部18はそれぞれ位相を異ならせて設けている。端壁19は端面においてヒンジ10hを取り付けている。
【0025】
キャスタ部4は、図4、図5、図6、図7及び図8に示すように、一方及び他方の天板部材10の底壁16に、それぞれ位相を異ならせて取り付けたキャスタ40と、接地部41とを有しているものである。しかし本発明に係るキャスタ部4は当該キャスタ40と接地部41に限定されるものではなく、例えば両方の天板部材10にそれぞれ2つずつ計4つのキャスタを、同様に位相を異ならせて取り付けたものであってもよい。この場合、取り付けるキャスタは、旋回可能な態様のものを採用することが望ましい。
【0026】
ここで本実施形態において、上述の接合部10aとは、図に示す使用姿勢(T)において、底壁16から立ち上がる天板壁11、周壁14、そして端壁19の端面によって構成された箇所を指すものである。
【0027】
また天板部1は、図4、図5、図6、図7及び図8に示す重合姿勢(C)において、上述の通り展示部2を脚部3とを収容し得る収容空間Sを構成し得るものである。具体的には、本実施形態に係る収容空間Sとは、図に示すように、天板壁11、周壁14及び底壁16によって包囲されることによって構成されるものである。
【0028】
しかして本実施形態に係る販売用ワゴンWでは、天板部1を図1、図2及び図3に示す使用姿勢(T)をした際に、接合部10aにおいて一対の天板部材10を接合させることによりキャスタ格納空間100を形成し得るものとなっている。
【0029】
キャスタ格納空間100は、図2に特に示すように、使用姿勢(T)において、底壁16と、当該底壁16から接合部10aに向けて立ち上がる、上述の接合部10aを具体的に構成する天板壁11、周壁14及び端壁19によって包囲される直方体状の空間であり、使用姿勢(T)において当該キャスタ格納空間100にキャスタ部4を収容させることにより、当該使用姿勢(T)ではキャスタ40を外方に露出させることを有効に回避し得たものとなっている。
【0030】
以上のような構成とすることにより、本実施形態に係る天板付家具である販売用ワゴンWは、天板部材10における接合部10aに形成されたキャスタ格納空間100に格納され前記重合姿勢(C)において外方へ露出し接地し得るキャスタ部4とを少なくとも具備することを特徴としているので、重合姿勢(C)においてキャスタ部4を接地させた状態で天板付家具を好適に運搬することができるとともに、使用姿勢(T)ではキャスタ部4はキャスタ格納空間100に格納されることにより外方へ露出しない状態とすることができるので、この販売用ワゴンWを使用する使用者、或いは天板付家具の付近を通行する他の者に対してキャスタ40が天板面1a付近に露出されることによる不具合を感じさせることを有効に回避することが可能となる。
【0031】
そして、一方の天板部材10側に天板部1を傾倒させることによりキャスタ40によって好適に移動させ得るものとするため、天板部1を一対の天板部材10を有するものとし、キャスタ部4を一方の天板部材10に取り付けたキャスタ40を有するものとしている。また具体的には、キャスタ部4には、他方の天板部材10にキャスタ40に対して位相を異ならせて取り付けた接地部41を設けて、接地させたときに好適に静置させ得るものとしている。
【0032】
一対の天板部材10における厚み寸法を等しくするとともに、天板部1を、接合部10aにおける天板面1aの裏面側に一対の天板部材10を回動可能に接続するヒンジ10hを設けることにより、重合姿勢(C)と使用姿勢(T)とをヒンジ10hの開閉動作のみという簡単な操作で切り換え得るものとなっている。
【0033】
特に本実施形態では、重合姿勢(C)において収容空間Sに収容し、且つ使用姿勢(T)において前記天板部1に取り付けられ展示部2を展示し得る展示部2を設け、本発明に係る天板付家具をいわゆる販売用ワゴンWへと好適に適用し得たものとなっている。そして本実施形態では、展示部2の具体的な態様として、この展示部2を、展示物を吊り掛けた状態で支持し得るフックfを取り付け得るフック取付板25によって展示物を好適に展示し得る態様を実現している。
【0034】
加えて、脚部3も収容空間Sに収容し得る構成として、重合姿勢(C)において天板部1内に販売用ワゴンWの構成部品全てを収納して容易に運搬し得る態様を実現している。
【0035】
また脚部3の具体的な態様として、コンパクトに収容し得る構成を実現しながら天板部1を安定して支持し得るものとするためには、脚部3を複数の脚部材30を有するものとし、天板部材10を使用姿勢(T)において脚部材30を脚取付穴13を当該天板部材10の周縁部に取り付けている。また、脚部材30間を架設する架設材33を設けて脚部3自体の強度を高めた構成を採用している。
【0036】
以上、本発明の実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0037】
ここで本実施形態の変形例として、図9に示すように、展示部2Aを、展示物を載置し得る棚板25Aを有する棚部250を具備するものとしてもよい。なお当該変形例において、上記実施形態と同様の構成を有するものには同様の符合を付し詳細な説明を省略する。展示部2Aは、上述同様の支柱21間に、複数のフックを設けたフック棒251と3枚ずつ連結した棚板252を2段に亘って計6枚取り付けたものである。なお当該フック棒251並びに棚板252を取り付ける具体的な構造に至っては既存の種々の構成を採用し得るので詳細な説明を省略するものとする。斯かる構成により本発明に係る天板付家具は、展示物を好適に載置し得る販売用ワゴンWの態様を実現し得ている。
【0038】
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の一実施形態に係る販売用ワゴンの使用姿勢を示す外観図。
【図2】同正面図。
【図3】同側面図。
【図4】同実施形態に係る販売用ワゴンの重合姿勢を示す外観図。
【図5】同構成説明図。
【図6】同側面図。
【図7】同正面図。
【図8】同底面図。
【図9】同実施形態の変形例に係る外観図。
【符号の説明】
【0040】
1…天板部
10…天板部材
10h…ヒンジ
10a…接合部
100…キャスタ収容空間
2、2A…展示部
25…フック取付板
250…棚部
3…脚部
30…脚部材
33…架設材
4…キャスタ部
40…キャスタ
41…接地部
C…重合姿勢
S…収容空間
T…使用姿勢

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の天板部材を有し当該天板部材の任意の面を面一な状態で接合させた天板面を形成し得る使用姿勢及び前記天板部材を重合させた重合姿勢をとり得る天板部と、
前記使用姿勢において前記天板部材における接合部に形成されたキャスタ格納空間に格納され前記重合姿勢において外方へ露出し接地し得る、少なくともキャスタを有するキャスタ部とを具備することを特徴とする天板付家具。
【請求項2】
前記天板部を一対の前記天板部材を有するものとし、前記キャスタ部を少なくとも一方の天板部材に取り付けた前記キャスタを具備するものとしている請求項1記載の天板付家具。
【請求項3】
前記キャスタ部には、他方の天板部材に前記キャスタに対して位相を異ならせて取り付けた接地部を設けている請求項2記載の天板付家具。
【請求項4】
前記一対の天板部材における厚み寸法を等しくするとともに、
前記天板部を、前記接合部における前記天板面の裏面側に前記一対の天板部材を回動可能に接続するヒンジを有するものとしている請求項1、2又は3記載の天板付家具。
【請求項5】
前記重合姿勢において前記収容空間に収容され且つ前記使用姿勢において前記天板部に取り付けられ展示物を展示得る展示部をさらに具備するとともに、
前記天板部を前記重合姿勢において前記複数の天板部材間に前記展示部を収容し得る収容空間を有するものとしている請求項1、2、3又は4記載の天板付家具。
【請求項6】
前記展示部を、前記展示物を吊り掛けた状態で支持し得るフックを取り付け得るフック取付板を有するものとしている請求項5記載の天板付家具。
【請求項7】
前記展示部を、前記展示物を載置し得る棚板を有する棚部を具備するものとしている請求項5又は6記載の天板付家具。
【請求項8】
前記使用姿勢において前記天板部を下方より支持し得る脚部をさらに具備するとともに、
前記天板部を前記重合姿勢において前記複数の天板部材間に前記脚部を収容し得る収容空間を有するものとしている請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の天板付家具。
【請求項9】
前記脚部を複数の脚部材を有するものとし、
前記天板部材を前記使用姿勢において前記脚部材を当該天板部材の周縁部に取り付け得る脚取付部を有するものとしている請求項8記載の天板付家具。
【請求項10】
前記脚部を、前記脚部材間を架設する架設材を有するものとしている請求項9記載の天板付家具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−61662(P2008−61662A)
【公開日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−239549(P2006−239549)
【出願日】平成18年9月4日(2006.9.4)
【出願人】(000001351)コクヨ株式会社 (961)
【Fターム(参考)】