説明

定圧力機構

【課題】簡単な構造で流体を所定圧力変動内で供給することができる、安価な流体の定圧力機構を提供する。
【解決手段】熱伝導体ブロック22、第1の端板20及び第2の端板24で、中空部に密閉空間を構成した予備加熱容器23と、第2の端板24に設けられたチューブ入口取付部26に一方の端部を固定し、チューブ入口取付部26から予備加熱容器23の外部を経由して、第2の端板24のチューブ支持部27を貫通して、予備加熱容器23の内部に導入され、第1の端板20に設けられたチューブ出口取付部29に他方の端部を固定した抵抗チューブ28とを備える。流体が入口ポート25から予備加熱容器23の内部に注入され、予備加熱容器23で予備加熱された後、チューブ入口取付部26から、抵抗チューブ28に送り込まれ、チューブ出口取付部29から予備加熱容器23の外に送り出されることにより、流体を一定圧力に制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水質分析計等に使用可能な流体の定圧力機構に関する。
【背景技術】
【0002】
導電率方式のTOC計では、採取した状態で測定された試料水の導電率と、試料水にUV(紫外線)を照射して有機物を分解した後に測定された導電率との差分から、有機性汚濁物に係るCO量を決定し、試料水に含まれるTOC値を算出する。この導電率方式のTOC計に試料水を供給する場合、一般には、減圧弁を備えたレギュレータによって、試料水の圧力の変動を低減し、試料水の流量を略一定に保つという方法がとられていた(特許文献1参照)。
【0003】
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、TOC計の周囲温度の変化等に起因する試料水圧力変化に対応して試料水の圧力・流量を制御するものではなく、「略一定」の圧力・流量設定しかできない。一方、レギュレータやオリフィスを使用せずに、抵抗チューブを用いて、チューブ内を流れる流体の圧力損失を利用して流量又は圧力を制御する方法が知られている。周囲温度、流体温度が変化すると、抵抗チューブの内径及び流体の粘性抵抗が変化するので、抵抗チューブの温度調節が必要になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004-177164号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の方法では、抵抗チューブ中の水の流速が速いので、温度調節した熱伝導体ブロックに抵抗チューブを接触しても、抵抗チューブ内を通る水の温度が熱伝導体ブロックの温度まで十分到達しきらないうちに抵抗チューブを通り過ぎてしまい、圧力や流量の制御が困難である。一方、マスフローコントローラを用いて試料水流量を制御する方法もあるが、装置が高価になる上、流体を定圧力に制御するのは困難である。
【0006】
上記問題点を鑑み、本発明は、簡単な構造で流体を所定圧力変動内で供給することができる、安価な流体の定圧力機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様は、(イ)中空の熱伝導体ブロック、入口ポートを有し、熱伝導体ブロックの中空部の一方の端部に固定された第1の端板、中空部の他方の端部に固定された第2の端板を有し、熱伝導体ブロック、第1及び第2の端板で、中空部に密閉空間を構成した予備加熱容器と、(ロ)熱伝導体ブロックを加熱温調するヒータと、(ハ)第2の端板に設けられたチューブ入口取付部に一方の端部を固定し、チューブ入口取付部から予備加熱容器の外部を経由して、第2の端板のチューブ支持部を貫通して、予備加熱容器の内部に導入され、第1の端板に設けられたチューブ出口取付部に他方の端部を固定した抵抗チューブとを備える流体の定圧力機構に関する。即ち、本発明の態様に係る定圧力機構においては、流体が入口ポートから予備加熱容器の内部に注入され、予備加熱容器で予備加熱された後、チューブ入口取付部から、抵抗チューブに送り込まれ、チューブ出口取付部から予備加熱容器の外に送り出されることにより、流体が一定圧力に制御される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、簡単な構造で流体を所定圧力変動内で供給することができる、安価な流体の定圧力機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の実施の形態に係る定圧力機構を有する連続水質分析システムを示す模式図である。
【図2】本発明の実施例に係る定圧力機構を用いた場合の、抵抗チューブ出口における試料水の周囲温度依存性を比較例と比較した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図面は模式的なものであり、同一の部分には同一の符号を付してある。又、以下に示す本発明の実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに限定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0011】
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る定圧力機構を有するTOC測定システムは、試料導入系1と、試料導入系1から導入された流体(試料水)の圧力を一定にする定圧力機構2と、定圧力機構2で圧力を一定にされた流体のTOC量を測定するTOC計3とを備える。なお、図1では、定圧力機構2とTOC計3とを接続する配管15eに圧力センサ4を設けているが、圧力センサ4は、本発明の実施の形態に係る定圧力機構2の効果を実証するために用いているのであって、安価なシステムを目的とする場合は省略可能である。
【0012】
試料導入系1は、試料水採取ダクト11と、試料水採取ダクト11の壁を貫通して一方の端部を取り付けた配管15aと、配管15aの他方の端部が上部から内部に向って挿入固定されたドレンポット12と、ドレンポット12の上部に一方の端部を接続した配管15bと、配管15bの他方の端部を上部から内部に向って挿入固定した吸引用気密容器13と、吸引用気密容器13の上部に一方の端部を接続した配管15cと、配管15cの他方の端部に吸入側を接続した吸引モータ14と、吸引モータ14の吐出側に一方の端部を接続した配管15dとを有する。
【0013】
定圧力機構2は、筒状の熱伝導体ブロック22と、熱伝導体ブロック22の外側表面に接して設けられ、熱伝導体ブロック22を加熱する筒状のヒータ21と、熱伝導体ブロック22の内部の中空部分に設けられた抵抗チューブ28を有する。熱伝導体ブロック22は、アルミニウム等の熱伝導率の高い材料が好ましい。
【0014】
熱伝導体ブロック22の中空部分の一方の端部(左側端部)には、外部に向って凸形状をなす入口ポート25、外部に向って凸形状をなすチューブ出口取付部29を有する第1の端板20が熱伝導体ブロック22の中空部分を塞ぐように設けられている。一方、熱伝導体ブロック22の中空部分の他方の端部(右側端部)には、外部に向って凸形状をなすチューブ入口取付部26、外部に向って凸形状をなすチューブ支持部27を有する第2の端板24が熱伝導体ブロック22の中空部分を塞ぐように設けられている。第1の端板20と第2の端板24とで中空部分を両側から挟む密閉空間を構成して、試料水を貯蔵して加熱する予備加熱容器23が形成されている。
【0015】
図1に示すように、配管15dの一方の端部は、入口ポート25に接続され、入口ポート25を介して流体としての試料水が予備加熱容器23の内部に導入可能に構成されている。抵抗チューブ28の一方の端部は、チューブ入口取付部26に予備加熱容器23の外側(図1において右側)から内側(図1において左側)に向って固定されている。抵抗チューブ28は、チューブ入口取付部26から予備加熱容器23の外側(図1において第2の端板24の右側)を経由して、再度、第2の端板24の方向に向かい、チューブ支持部27を貫通して予備加熱容器23の内部に入り、予備加熱容器23の内部を右側から左側へ進み、チューブ出口取付部29を貫通して予備加熱容器23の外(図1において第1の端板20の左側)に出ている。チューブ出口取付部29を貫通して予備加熱容器23の外側に出た抵抗チューブ28の他の端部は、圧力センサ4に接続されている。抵抗チューブ28の長さは、予備加熱容器23に収納されている部分をらせん状等の立体形状にすることによって調整できる。
【0016】
圧力センサ4の出口には、TOC計3に接続された配管15eの一方の端部が接続されている。TOC計3は、配管15eの他方の端部に接続され、有機物を分解する前の導電率を測定する第1導電率計31と、第1導電率計31に接続され、有機物を分解するUV酸化分解装置32と、UV酸化分解装置32に接続され、有機物を分解した後の導電率を測定する第2導電率計33とを備える。
【0017】
図1に示す構成において、試料水(流体)がダクト11から配管15aを通してドレンポット12に導入され、配管15bを通して吸引用気密容器13に溜めこまれる。吸引用気密容器13に溜めこまれた試料水は、吸引用気密容器13から配管15cを通して吸引モータ14によって吸引され、吸引モータ14のあらかじめ設定した吐出量で配管15dに吐出され、試料水入口凸部25から予備加熱容器23の内側に入る。試料水(流体)は予備加熱容器23を充たして所定の温度に加熱温調された後、チューブ入口取付部26から抵抗チューブ28に送り込まれる。
【0018】
ここで、抵抗チューブ28としては、例えば内径0.25〜0.75mmφ程度で、長さ500〜1000mm程度のものが好ましく、この程度の内径と長さの場合、吸引モータ14の吐出量にもよるが、試料水流量は例えば10〜15mL/min程度の範囲の値に、抵抗チューブ28の配管抵抗から設定することが可能となる。予備加熱容器23内に充たされた試料水は、ヒータ21によって熱伝導体ブロック22が加熱温調されることにより温度制御される。その際、端板24の中に埋め込むようにして、或いは端板24を貫通する等により、端板24の予備加熱容器23内部の試料水近くに、温度センサを設けることで、試料水の温度制御を直接行うことができ、より応答性の良い温度制御が行える。予備加熱容器23の内部に収納された抵抗チューブ28は、予備加熱容器23に充たされた試料水に、流速の低い状態で浸漬されている。抵抗チューブ28内を通過する試料水は、抵抗チューブ28に導入される前に、流速の低い状態で予備加熱容器23に充たされているので、容易に熱伝導体ブロック22と同じ温度に予備加熱される。
【0019】
予備加熱の効率を考慮すると、予備加熱容器23の流速方向に垂直の断面積は、抵抗チューブ28の断面積より30倍以上大きく設計するのが好ましい。予備加熱容器23を充たした試料水全部が抵抗チューブ28中の流速よりも30倍以上遅い状態で所定の温度に予備加熱された後、試料水が抵抗チューブ28に導入されるようにすれば、抵抗チューブ28の内部を通過する試料水の温度は、流速が速くなっても一定に保たれる。予備加熱容器23の流速方向に垂直の断面積は、抵抗チューブ28の断面積より30倍以上大きくなればなるほど加熱効率が向上するが、実用上、予備加熱容器23のサイズの増大を考慮すれば、予備加熱容器23の流速方向に垂直の断面積は、抵抗チューブ28の断面積より10000倍程度までとすれば良い。
【0020】
抵抗チューブ28を通過した試料水は、チューブ出口取付部29から予備加熱容器23の外に出て、配管15eを通してTOC計3に供給され、UV酸化分解装置32によって有機物を分解する前後の導電率を、第1導電率計31と、第2導電率計33で測定し、それらの差分から試料水中の有機性汚濁物に係るCO量を決定し、TOC量が算出される。
【0021】
本発明の実施の形態に係る定圧力機構によれば、レギュレータ、圧力計、オリフィス、マスフローコントローラ等の、流体の圧力、流量制御装置を使用せずに、図1に示したような簡便な装置構成を用いることにより、周囲温度が変化しても流体温度や抵抗チューブ28が変化しない安価な流体の定圧力機構を実現できる。このため、本発明の実施の形態に係る定圧力機構によれば、抵抗チューブ28の内径及び流体の粘性抵抗が変化しないようにできるため、一定圧力の流体をTOC計3等の外部機器に送り込むことができる。
【0022】
(実施例)
図1に例示した定圧力機構100を用いて、周囲温度を7℃,25℃,43℃にそれぞれ設定して、熱伝導体の材料としてアルミニウムを用いた熱伝導体ブロック22を50±2.5℃に温調し、予備加熱容器23に流体として試料水を注入し、試料水を予熱した。チューブ入口取付部26から抵抗チューブ28に入った試料水は、チューブ支持部27から予備加熱容器23に収納された抵抗チューブ28を通って、チューブ出口取付部29から予備加熱容器23の外に出て、出口で抵抗チューブ28の端部に接続された圧力センサ4によって試料水圧力を測定した。ここで、抵抗チューブ28はポリテトラフロロエチレン(PTFE)製の内径0.5mmφ、長さ750mmのものを用いた。この際、吸引モータ4の吐出量を試料水流量の初期値が12.5ml/minとなるように設定した。
【0023】
(比較例)
周囲温度を7℃,25℃,43℃にそれぞれ設定して、流体として試料水を、50±2.5℃に温調したアルミニウムブロックに接触させたPTFE製抵抗チューブに直接送り込んだ。抵抗チューブの試料水出口の試料水圧力を圧力センサによって測定した。ここで、抵抗チューブの内径寸法と長さ、及び試料水流量は実施例と同様とした。
【0024】
表1は、周囲温度7℃、25℃、43℃の場合の、圧力センサ4によって測定した抵抗チューブ28の試料水出口の試料水圧力測定値を示したものである。試料水圧力測定値は、周囲温度25℃での試料水圧力測定値を100%として規格化した。
【表1】

【0025】
図2は、表1の結果を図示したものである。表1、図2から、実施例の、試料水を50℃に予熱してから50℃に温調した抵抗チューブ28に送り込んだ場合には、抵抗チューブ28の出口での試料水圧力は、周囲温度25℃での試料水圧力に対して、周囲温度7℃の場合には99.9〜10.4%とほとんど変らず、周囲温度が43℃になっても試料水圧力は103.3〜103.4%と変動が小さく±5%の仕様範囲に保たれているのが明らかである。
【0026】
一方、比較例の、予熱していない試料水を、熱伝導体ブロック22に接触させて50℃に温調した抵抗チューブ28に直接送り込んだ場合には、周囲温度が7℃又は43℃になると、抵抗チューブ28の出口での試料水圧力は、周囲温度25℃での試料水圧力に対して、ともに10%以上変動している。
【0027】
実施例では、試料水を50±2.5℃に温調された予備加熱容器23に送り込むだけで、50℃より低い温度で周囲温度が変動しても、抵抗チューブ28の出口における圧力変動は十分小さく、±5%の仕様範囲に保つことができることが分かる。
【0028】
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本発明を限定するものではない。この開示から、当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0029】
例えば、上記の実施の形態では、抵抗チューブ28の一部が予備加熱容器23の外側に出ているが、この予備加熱容器23の外側に露出した抵抗チューブ28を含めて、定圧力機構2全体を断熱材で覆うことにより、抵抗チューブ28の温度変動を周囲の温度変動から遮断できるので、流体の圧力変動を更に小さくすることができる。
【0030】
又、上記の実施の形態で説明した定圧力機構は、上記の説明から明らかなように、レギュレータやマスフローコントローラ等の流体の流量制御装置を使用せずに、抵抗チューブ28を用いて一定流量に制御することが可能であり、周囲温度が変化しても流体温度や抵抗チューブ28が変化しないため、抵抗チューブ28の内径及び流体の粘性抵抗が変化しないので、簡単な構成で、流体の定流量機構としても機能することは明らかである。
【0031】
従って、本発明の技術的範囲は、上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明の定圧力機構は、流体の1つである、排水、環境水、水道水、下水、純水、各種用水等の水の定圧力機構として採用可能であり、TOC計等の水質分析計の分野に本発明の定圧力機構を用いれば、所定の流量の試料水を所定の圧力変動内で供給することができるので、高精度の水質分析が可能となる。
【符号の説明】
【0033】
1…試料水導入系
11…ダクト
12…ドレンポット
13…吸引用気密容器
14…吸引モータ
15a,15b,15c,15d,15e…配管
2…定圧力機構
20…第1の端板
21…ヒータ
22…アルミニウムブロック
23…予備加熱容器
24…第2の端板
25…入口ポート
26…チューブ入口取付部
27…チューブ支持部
28…抵抗チューブ
29…チューブ出口取付部
3…TOC計
31…第1導電率計
32…UV酸化分解装置
33…第2導電率計
4…圧力センサ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中空の熱伝導体ブロック、入口ポートを有し、前記熱伝導体ブロックの中空部の一方の端部に固定された第1の端板、前記中空部の他方の端部に固定された第2の端板を有し、前記熱伝導体ブロック、前記第1及び第2の端板で、前記中空部に密閉空間を構成した予備加熱容器と、
前記熱伝導体ブロックを加熱温調するヒータと、
前記第2の端板に設けられたチューブ入口取付部に一方の端部を固定し、前記チューブ入口取付部から前記予備加熱容器の外部を経由して、前記第2の端板のチューブ支持部を貫通して、前記予備加熱容器の内部に導入され、前記第1の端板に設けられたチューブ出口取付部に他方の端部を固定した抵抗チューブ
とを備え、流体が前記入口ポートから前記予備加熱容器の内部に注入され、前記予備加熱容器で予備加熱された後、前記チューブ入口取付部から、前記抵抗チューブに送り込まれ、前記チューブ出口取付部から前記予備加熱容器の外に送り出されることにより、前記流体を一定圧力に制御することを特徴とする定圧力機構。
【請求項2】
前記予備加熱容器の外部を経由して前記予備加熱容器から露出した前記抵抗チューブの部分を含めて、前記予備加熱容器全体を、断熱材で覆ったことを特徴とする請求項1に記載の定圧力機構。
【請求項3】
前記予備加熱容器の前記流体の進行方向に垂直な断面積が、前記抵抗チューブの長手方向に垂直な断面積に比して30倍以上大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の定圧力機構。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−249610(P2010−249610A)
【公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−98299(P2009−98299)
【出願日】平成21年4月14日(2009.4.14)
【出願人】(000001993)株式会社島津製作所 (3,708)
【Fターム(参考)】