説明

家庭用簡易サウナ風呂蓋

【課題】 この発明は、給湯中に生じていた湯温低下による燃料代の無駄と、入浴中の湯冷めの無駄を抑え、浴槽の湯を最大限効果的に利用出来る 家庭用サウナ風呂蓋を提供する。
【解決手段】家庭用風呂蓋の端を三分割することにより、給湯中の湯温低下を防ぎ、かつ、入浴時の新陳代謝効果を高めるための簡易サウナ風呂蓋である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、給湯中の湯温低下を防ぎ、かつ、入浴中の新陳代謝効果をより高める為の家庭用風呂蓋に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、大方の人々が、風呂蓋を全面的に外して給湯し、入浴中も、蓋をすっかり外した状態で入浴していた。
【発明の開示】

【発明が解決しようとしている課題】
【0003】
そのために、以下のような問題点が生じていた。
(イ)浴槽の蓋を全面的に外して給湯すれば、それだけ湯が冷めやすい。
(ロ)浴槽に浸かっていても、無蓋状態での入浴は 湯船の表面から蒸気が逃げ、湯温も低下し、結果、保温効果が悪いため体が温まりにくく、体内の新陳代謝効果も低い。
【課題を解決するための手段】
【0004】
従来の風呂蓋の端を三分割し、蓋を効果的に使う。
その蓋の使い方により、熱効率の良い給湯は元より、何通りもの効率的な入浴手段を得ることが出来るようにした風呂蓋である。
【発明の効果】
【0005】
従って、浴槽から蓋を外した従前の開放的な入浴方法はもとより、この蓋を使用することによって得られる効果は、
1、給湯も蛇口の位置に合わせ、蓋の一部を開放するのみで出来るため、湯温の低下を防ぎ、これにより、わずかでも燃料代の節約が出来る。
2、端を3分割したことにより、従前の無蓋状態での入浴は元より、蓋をした状態でも、右、左、中央などというふうに開放部を使い、各自、好みの入浴体勢が取れる。
3、浴槽表面から立ち昇る蒸気を効果的に利用することにより、入浴中の新陳代謝が一層高まり、簡単なサウナ効果が期待出来る。
4、端を三分割しただけの形態なので、浴槽からの出入りや、咄嗟の場合にも、簡単に蓋を外すことが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)蓋の端を三分割する。
(ロ)一枚一枚の蓋を曲げて前方へ折り曲げた際、何かのはずみで、曲げた部分の蓋が手前へ戻ってしまう危険を防止するため、さらには、温まり過ぎた際には、蓋もろとも簡単に外せる程度に、それぞれの端に適度な重みをつける。
(ハ)それぞれの切り口、並びに端や角などは、危険防止のため、切りっ放しにせず、わずかながら丸みをつけておく。しかし、あまり丸くすると、今度は隙間から湯気が逃げやすい。
本発明は、以上の構成からなる、家庭用の簡易サウナ風呂蓋である。
以下、使用方法についての説明をする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】給湯中の使用図
【図3】給湯中の使用図
【図4】入浴中の使用図。
【図5】入浴中の使用図。
【図6】入浴中の使用図。
【図7】入浴中の使用図。
【符号の説明】
【0008】
1. 〔図1〕上において、
2. ▲1▼は、蓋本体。
3. ▲2▼部分は、分割された蓋の端。
4. ▲3▼は、戻り防止のためにつけた重み。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
家庭用風呂蓋の端を三分割することにより、給湯中の湯温低下を防ぎ、かつ、入浴時の新陳代謝効果を高めるための風呂蓋。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2009−273841(P2009−273841A)
【公開日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−149861(P2008−149861)
【出願日】平成20年5月12日(2008.5.12)
【出願人】(508170092)
【Fターム(参考)】