履物用中敷及び履物
【課題】体の歪みを抑制することができる履物用中敷及び履物を提供する。
【解決手段】履物用中敷１は、ＥＶＡスポンジ層７と、ＥＶＡスポンジ層７上に積層された低反発ウレタン層６と、低反発ウレタン層６上に積層されていると共に火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有するミネラル組成物が混入された織物生地８とを備えている。履物用中敷１は、足のかかとに接触するかかと領域３を有しており、かかと領域３は、かかと領域３の外形に沿った外側かかと領域３Ａと、外側かかと領域３Ａに隣接する内側かかと領域３Ｂとから構成されていると共に、外側かかと領域３Ａは略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層５で構成されている。内側かかと領域や底部のその他の領域は、低反発ウレタン層６で構成されており、スポンジ層５は低反発ウレタン層６よりも柔らかい素材で構成されている。通気孔１０が形成されている。
【解決手段】履物用中敷１は、ＥＶＡスポンジ層７と、ＥＶＡスポンジ層７上に積層された低反発ウレタン層６と、低反発ウレタン層６上に積層されていると共に火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有するミネラル組成物が混入された織物生地８とを備えている。履物用中敷１は、足のかかとに接触するかかと領域３を有しており、かかと領域３は、かかと領域３の外形に沿った外側かかと領域３Ａと、外側かかと領域３Ａに隣接する内側かかと領域３Ｂとから構成されていると共に、外側かかと領域３Ａは略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層５で構成されている。内側かかと領域や底部のその他の領域は、低反発ウレタン層６で構成されており、スポンジ層５は低反発ウレタン層６よりも柔らかい素材で構成されている。通気孔１０が形成されている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は履物用中敷及び履物に関する。詳しくは、体の歪みを抑制し着用者の健康を増進させる履物用中敷及び履物に係るものである。
【背景技術】
【０００２】
健康志向が高まっている昨今、健康な体でありたいという欲求を満たす食品や器具等が世に出されているが、そのような器具として、例えば底部に磁気を発生する磁石が取り付けられたり、底部がマイナスイオンを放出する材料から構成されたりして、磁気やマイナスイオンの作用により血流を促すサンダルや靴、または足裏に面する底部に突起が設けられ、この突起で足裏のつぼを刺激して血流を促進するサンダルや靴等が挙げられる。
【０００３】
しかし、マイナスイオンを放出する材料は一般的に強度が弱く、マイナスイオンを放出する材料を保護するために厚い被覆材で被覆する構造が必要となる。そのため、多くのマイナスイオンが厚い被覆材で遮断され、充分な量のマイナスイオンが足裏に放出されにくい。また、足裏は他の部分に比べて皮膚が厚く、マイナスイオンが体内へ吸収されにくい。
【０００４】
そこで、履物の着用者の体内へ充分な量のマイナスイオンを吸収させるための様々な技術が提案されている（例えば、特許文献１参照。）。図３（ａ）は、従来のサンダルの構成を説明するための斜視図であり、図３（ｂ）は、従来のサンダルの甲被部の構造を説明する概略図であるが、従来のサンダル１０１は、足裏と接触する底部１０２と、底部１０２の上側に付着固定されて足甲と接触する甲被部１０３とを備える。また、甲被部１０３は、サンダル１０１の外側を保護する外装シート１０４と、複数の孔が開口されており足甲と接触する面を保護する内装シート１０６と、外装シート１０４と内装シート１０６との間に挟まれるように設けられておりトルマリンや備長炭から成るマイナスイオンシート１０５を備える。これにより、皮膚の薄い足甲から充分な量のマイナスイオンを吸収させている。
【０００５】
【特許文献１】特開２００２−２３３４０２号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
ところで、全身の休養と骨格を支える基礎はかかとの骨にあり、本来、人の重心は、かかとの外側へかかるために足裏が不安定になり、体に歪みが生じることがあり、従来のサンダルでは、左右にかかとがぶれることにより足裏が不安定となって体に歪みが生じてしまうという問題があった。
【０００７】
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、体の歪みを抑制することができる履物用中敷及び履物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記の目的を達成するために、本発明の履物用中敷は、足のかかとに接触するかかと領域を有する履物用中敷において、前記かかと領域が、前記かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、同外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、前記外側かかと領域が前記内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されたことを特徴とする。
【０００９】
ここで、外側かかと領域が内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されていることによって、外側かかと領域が着用者のかかとに適合して、かかとが左右にぶれることを防止し安定化させる。
【００１０】
また、本発明の履物用中敷において、第１の弾性層と、第１の弾性層上に積層されていると共に、低反発弾性体で構成された第２の弾性層と、第２の弾性層上に積層されていると共に、火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有するミネラル組成物が混入された所定の形状の基体で構成された生体活性材層とを備えた場合、足の臭いを除去し、細菌の成長抑制による水虫及び湿疹等の疾患を予防し、血液循環を良好にして細胞を活性化し、また、マイナスイオンの力で全身のバランスを足裏から調整できる。
【００１１】
また、本発明の履物用中敷において、外側かかと領域は、略Ｕ字型の形状を有する弾性体で構成された場合、外側かかと領域が着用者のかかとにしっかり適合することができる。
【００１２】
また、本発明の履物用中敷において、複数の足のサイズを表示するサイズ表示手段が設けられていると共に、サイズ表示手段に沿って分離可能である場合、着用者の足のサイズに合わせて適宜分離して履物用中敷を使うことができる。
【００１３】
また、上記の目的を達成するために、本発明の履物は、足のかかとに接触するかかと領域を有する底部を備えた履物において、前記かかと領域が、前記かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、同外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、前記外側かかと領域が前記内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されたことを特徴とする。
【００１４】
ここで、外側かかと領域が内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されていることによって、外側かかと領域が着用者のかかとに適合して、かかとが左右にぶれることを防止し安定化させる。
【００１５】
また、本発明の履物において、底部に、火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有するミネラル組成物が混入された場合、足の臭いを除去し、細菌の成長抑制による水虫及び湿疹等の疾患を予防し、血液循環を良好にして細胞を活性化し、また、マイナスイオンの力で全身のバランスを足裏から調整できる。
【００１６】
また、本発明の履物において、外側かかと領域は、略Ｕ字型の形状を有する弾性体で構成された場合、外側かかと領域が着用者のかかとにしっかり適合することができる。
【００１７】
また、本発明の履物において、底部は、低反発弾性体で構成された場合、歩行中の膝や腰への衝撃を吸収し、負担を軽減できる。
【００１８】
また、本発明の履物において、底部の上方に位置するアッパー部を備えていると共に、アッパー部は、開閉可能である場合、足甲を怪我した者や足に障害がある者にとっても履きやすく、また脱ぎやすくなる。
【発明の効果】
【００１９】
本発明に係る履物用中敷は、体の歪みを抑制することができる。
本発明に係る履物は、体の歪みを抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２０】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。図１は、本発明を適用した履物用中敷の表側（ａ）と裏側（ｂ）の一例を示す概略図である。
ここで、本発明の履物用中敷１は、エチレンビニルアセテート（ＥＶＡ）スポンジ層（第１の弾性層の一例である。）７と、ＥＶＡスポンジ層７上に積層された低反発ウレタン層（第２の弾性層の一例である。）６と、低反発ウレタン層６上に積層されていると共に火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有するミネラル組成物が混入された織物生地（生体活性材層の一例である。）８とを備えている。また、履物用中敷１は、足のかかとに接触するかかと領域３を有しており、かかと領域３は、かかと領域３の外形に沿った外側かかと領域３Ａと、外側かかと領域３Ａに隣接する内側かかと領域３Ｂとから構成されていると共に、外側かかと領域３Ａは略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層５で構成されている。また、内側かかと領域や底部のその他の領域は、低反発ウレタン層６で構成されており、スポンジ層５は低反発ウレタン層６よりも柔らかい素材で構成されている。また、通気孔１０が形成されている。
【００２１】
また、図１（ｂ）に示すように、本発明を適用した履物用中敷１の裏面には、２３０〜２５５ｍｍ（２３〜２５．５ｃｍ）といった複数の足のサイズを表示する線状のサイズ表示手段１１が設けられていると共に通気孔１０が形成されている。ここで、サイズ表示手段１１に沿って履物用中敷１を切断できるようになっており、図１（ｂ）において、履物用中敷１のサイズは２５５ｍｍ（２５．５ｃｍ）になっている。
ここで、複数の足のサイズを表示できれば、サイズ表示手段は必ずしも線状でなくてもよく、例えばサイズごとに異なる色の領域で構成されていてもよい。
【００２２】
図１（ａ）に示すように、履物用中敷１の最下層はＥＶＡスポンジ層７であり、ＥＶＡスポンジ層７の上面全面にわたって低反発ウレタン層６が積層されている。そして低反発ウレタン層６のうち、かかと領域３の外形に沿った外側かかと領域３Ａには、略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層５が積層されている。
【００２３】
また、履物用中敷１の足裏が接触する表面は、ミネラル組成物全量基準で、火山石８５質量％、ゲルマニウム５質量％、麦飯石５質量％及びトルマリンパウダー５質量％を含有するミネラル組成物が混入された織物生地８で構成されている。また、履物用中敷１の足裏が接触する表面にはゲルマニウムチップ９が埋め込まれている。
【００２４】
ここで、生体活性材の基体として織物生地を例に挙げて説明しているが、ミネラル組成物を混入できるものであれば必ずしも織物生地でなくてもよく、例えば牛革生地、合成皮革生地、不織布生地等を基体としてもよい。
【００２５】
ここで、かかと領域が、かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、外側かかと領域が内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されているのであれば、必ずしも外側かかと領域は略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層で構成されていなくてもよく、また、必ずしもＥＶＡスポンジ層上に低反発ウレタン層を積層しなくてもよく、例えばＥＶＡスポンジ層を低反発ウレタン層に変えてもよく、また、低反発ウレタン層をＥＶＡスポンジ層に変えてもよい。
【００２６】
また、かかと領域が、かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、外側かかと領域が内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されているのであれば、必ずしも履物用中敷の足裏が接触する表面は、ミネラル組成物が混入された織物生地で構成されていなくてもよく、また、必ずしも履物用中敷の足裏が接触する表面にはゲルマニウムチップが埋め込まれていなくてもよい。
また、ミネラル組成物が火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有しているのであれば、必ずしもトルマリンパウダーを含有していなくてもよく、また、各成分の比率は、火山石８５質量％、ゲルマニウム５質量％、麦飯石５質量％でなくてもよい。
【００２７】
図２は、本発明を適用した履物の一例を示す概略図である。
ここで、本発明のサンダル１Ａは、足を支える底部２と、底部の上方に位置すると共に足甲が接触するアッパー部４とを備えている。また、底部２は、足のかかとに接触するかかと領域３を有しており、かかと領域３は、かかと領域３の外形に沿った外側かかと領域３Ａと、外側かかと領域３Ａに隣接する内側かかと領域３Ｂとから構成されていると共に、外側かかと領域３Ａは略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層５で構成されている。また、内側かかと領域や底部のその他の領域は、低反発ウレタン層６で構成されており、スポンジ層５は低反発ウレタン層６よりも柔らかい素材で構成されている。
【００２８】
図２に示すように、底部２の地面と接する最下層はゴムで構成されたアウトソール層７Ａであり、アウトソール層７Ａの上面全面にわたって低反発ウレタン層６が積層されている。そして低反発ウレタン層６のうち、かかと領域３の外形に沿った外側かかと領域３Ａには、略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層５が積層されている。
【００２９】
また、底部２の足裏が接触する表面は、ミネラル組成物全量基準で、火山石８５質量％、ゲルマニウム５質量％、麦飯石５質量％及びトルマリンパウダー５質量％を含有するミネラル組成物が混入された織物生地で構成されている。また、アッパー部４は、底部２から伸びる２つの片で構成されており、それぞれの片の表面には面ファスナー８Ａが取り付けられており、アッパー部４を開閉できる。また、アッパー部４の足甲に接触する内側面には、肌触りのよいスポンジウレタンが使用されている。また、底部２の足裏が接触する表面にはゲルマニウムチップ９が埋め込まれている。
【００３０】
ここで、かかと領域が、かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、外側かかと領域が内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されているのであれば、必ずしも外側かかと領域は略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層で構成されていなくてもよく、また、必ずしもゴムのアウトソール層上に低反発ウレタン層を積層しなくてもよく例えばゴムのアウトソール層を低反発ウレタン層に変えてもよく、また、低反発ウレタン層をアウトソール層と同じくゴムの層に変えてもよい。
【００３１】
また、かかと領域が、かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、外側かかと領域が内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されているのであれば、必ずしもアッパー部は底部から伸びる２つの片で構成されていなくてもよく、１つの片で構成されていてもよく、また、必ずしも底部の足裏が接触する表面は、ミネラル組成物が混入された織物生地で構成されていなくてもよく、また、必ずしも底部の足裏が接触する表面にゲルマニウムチップが埋め込まれていなくてもよい。
また、ミネラル組成物が火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有しているのであれば、必ずしもトルマリンパウダーを含有していなくてもよく、また、各成分の比率は、火山石８５質量％、ゲルマニウム５質量％、麦飯石５質量％でなくてもよい。
【００３２】
また、サンダルを例に挙げて本発明を説明しているが、履物であれば必ずしもサンダルでなくてもよく、スニーカー、ブーツ、ビジネスシューズ等であってもよい。
【００３３】
このように、本発明の履物用中敷及び履物は、外側かかと領域が内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されているので、外側かかと領域が着用者のかかとに適合して、かかとが左右にぶれることを防止し安定化させ、体の歪みを抑制すると共に姿勢を安定させることができる。また、外側かかと領域は略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層で構成されているので、外側かかと領域は着用者のかかとにしっかり適合できる。
【００３４】
また、本発明の履物用中敷及び、履物の底部に、火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有するミネラル組成物が混入されているので、足の臭いを除去し、細菌の成長抑制による水虫及び湿疹等の疾患を予防し、血液循環を良好にして細胞を活性化し、また、マイナスイオンの力で全身のバランスを足裏から調整できる。
【００３５】
また、本発明の履物用中敷及び、履物の底部が低反発ウレタン層で構成されているので、歩行中の膝や腰への衝撃を吸収し、負担を軽減できる。また、本発明の履物は姿勢を安定させ、衝撃を吸収するので、快適な歩行を実現させることができる。
【００３６】
また、本発明の履物は、アッパー部が開閉可能であるので、足甲を怪我した者や足に障害がある者にとっても履きやすく、また脱ぎやすくなる。
【００３７】
また、本発明の履物用中敷及び履物は、足裏が接触する表面にゲルマニウムチップが埋め込まれているので、着用者が歩くたびに足裏のつぼが刺激され、体にためこんでしまった毒素を解毒及び排出し、体が本来持つ力を取り戻し、体の機能が正常になり、新陳代謝が向上して健康な体や美しい肌を取り戻してくれるデトックス効果を奏する。
【００３８】
また、本発明の履物用中敷は、複数の足のサイズを表示するサイズ表示手段が設けられていると共に、サイズ表示手段に沿って分離可能なので、着用者の足のサイズに合わせて切って使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【００３９】
【図１】本発明を適用した履物用中敷の表側（ａ）と裏側（ｂ）の一例を示す概略図である。
【図２】本発明を適用した履物の一例を示す概略図である。
【図３】（ａ）は、従来のサンダルの構成を説明するための斜視図であり、（ｂ）は、従来のサンダルの甲被部の構造を説明する概略図である。
【符号の説明】
【００４０】
１ 履物用中敷
１Ａ サンダル
２ 底部
３ かかと領域
３Ａ 外側かかと領域
３Ｂ 内側かかと領域
４ アッパー部
５ スポンジ層
６ 低反発ウレタン層
７ ＥＶＡスポンジ層
７Ａ アウトソール層
８ 織物生地
８Ａ 面ファスナー
９ ゲルマニウムチップ
１０ 通気孔
１１ サイズ表示手段
【技術分野】
【０００１】
本発明は履物用中敷及び履物に関する。詳しくは、体の歪みを抑制し着用者の健康を増進させる履物用中敷及び履物に係るものである。
【背景技術】
【０００２】
健康志向が高まっている昨今、健康な体でありたいという欲求を満たす食品や器具等が世に出されているが、そのような器具として、例えば底部に磁気を発生する磁石が取り付けられたり、底部がマイナスイオンを放出する材料から構成されたりして、磁気やマイナスイオンの作用により血流を促すサンダルや靴、または足裏に面する底部に突起が設けられ、この突起で足裏のつぼを刺激して血流を促進するサンダルや靴等が挙げられる。
【０００３】
しかし、マイナスイオンを放出する材料は一般的に強度が弱く、マイナスイオンを放出する材料を保護するために厚い被覆材で被覆する構造が必要となる。そのため、多くのマイナスイオンが厚い被覆材で遮断され、充分な量のマイナスイオンが足裏に放出されにくい。また、足裏は他の部分に比べて皮膚が厚く、マイナスイオンが体内へ吸収されにくい。
【０００４】
そこで、履物の着用者の体内へ充分な量のマイナスイオンを吸収させるための様々な技術が提案されている（例えば、特許文献１参照。）。図３（ａ）は、従来のサンダルの構成を説明するための斜視図であり、図３（ｂ）は、従来のサンダルの甲被部の構造を説明する概略図であるが、従来のサンダル１０１は、足裏と接触する底部１０２と、底部１０２の上側に付着固定されて足甲と接触する甲被部１０３とを備える。また、甲被部１０３は、サンダル１０１の外側を保護する外装シート１０４と、複数の孔が開口されており足甲と接触する面を保護する内装シート１０６と、外装シート１０４と内装シート１０６との間に挟まれるように設けられておりトルマリンや備長炭から成るマイナスイオンシート１０５を備える。これにより、皮膚の薄い足甲から充分な量のマイナスイオンを吸収させている。
【０００５】
【特許文献１】特開２００２−２３３４０２号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
ところで、全身の休養と骨格を支える基礎はかかとの骨にあり、本来、人の重心は、かかとの外側へかかるために足裏が不安定になり、体に歪みが生じることがあり、従来のサンダルでは、左右にかかとがぶれることにより足裏が不安定となって体に歪みが生じてしまうという問題があった。
【０００７】
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、体の歪みを抑制することができる履物用中敷及び履物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記の目的を達成するために、本発明の履物用中敷は、足のかかとに接触するかかと領域を有する履物用中敷において、前記かかと領域が、前記かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、同外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、前記外側かかと領域が前記内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されたことを特徴とする。
【０００９】
ここで、外側かかと領域が内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されていることによって、外側かかと領域が着用者のかかとに適合して、かかとが左右にぶれることを防止し安定化させる。
【００１０】
また、本発明の履物用中敷において、第１の弾性層と、第１の弾性層上に積層されていると共に、低反発弾性体で構成された第２の弾性層と、第２の弾性層上に積層されていると共に、火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有するミネラル組成物が混入された所定の形状の基体で構成された生体活性材層とを備えた場合、足の臭いを除去し、細菌の成長抑制による水虫及び湿疹等の疾患を予防し、血液循環を良好にして細胞を活性化し、また、マイナスイオンの力で全身のバランスを足裏から調整できる。
【００１１】
また、本発明の履物用中敷において、外側かかと領域は、略Ｕ字型の形状を有する弾性体で構成された場合、外側かかと領域が着用者のかかとにしっかり適合することができる。
【００１２】
また、本発明の履物用中敷において、複数の足のサイズを表示するサイズ表示手段が設けられていると共に、サイズ表示手段に沿って分離可能である場合、着用者の足のサイズに合わせて適宜分離して履物用中敷を使うことができる。
【００１３】
また、上記の目的を達成するために、本発明の履物は、足のかかとに接触するかかと領域を有する底部を備えた履物において、前記かかと領域が、前記かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、同外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、前記外側かかと領域が前記内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されたことを特徴とする。
【００１４】
ここで、外側かかと領域が内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されていることによって、外側かかと領域が着用者のかかとに適合して、かかとが左右にぶれることを防止し安定化させる。
【００１５】
また、本発明の履物において、底部に、火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有するミネラル組成物が混入された場合、足の臭いを除去し、細菌の成長抑制による水虫及び湿疹等の疾患を予防し、血液循環を良好にして細胞を活性化し、また、マイナスイオンの力で全身のバランスを足裏から調整できる。
【００１６】
また、本発明の履物において、外側かかと領域は、略Ｕ字型の形状を有する弾性体で構成された場合、外側かかと領域が着用者のかかとにしっかり適合することができる。
【００１７】
また、本発明の履物において、底部は、低反発弾性体で構成された場合、歩行中の膝や腰への衝撃を吸収し、負担を軽減できる。
【００１８】
また、本発明の履物において、底部の上方に位置するアッパー部を備えていると共に、アッパー部は、開閉可能である場合、足甲を怪我した者や足に障害がある者にとっても履きやすく、また脱ぎやすくなる。
【発明の効果】
【００１９】
本発明に係る履物用中敷は、体の歪みを抑制することができる。
本発明に係る履物は、体の歪みを抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２０】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。図１は、本発明を適用した履物用中敷の表側（ａ）と裏側（ｂ）の一例を示す概略図である。
ここで、本発明の履物用中敷１は、エチレンビニルアセテート（ＥＶＡ）スポンジ層（第１の弾性層の一例である。）７と、ＥＶＡスポンジ層７上に積層された低反発ウレタン層（第２の弾性層の一例である。）６と、低反発ウレタン層６上に積層されていると共に火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有するミネラル組成物が混入された織物生地（生体活性材層の一例である。）８とを備えている。また、履物用中敷１は、足のかかとに接触するかかと領域３を有しており、かかと領域３は、かかと領域３の外形に沿った外側かかと領域３Ａと、外側かかと領域３Ａに隣接する内側かかと領域３Ｂとから構成されていると共に、外側かかと領域３Ａは略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層５で構成されている。また、内側かかと領域や底部のその他の領域は、低反発ウレタン層６で構成されており、スポンジ層５は低反発ウレタン層６よりも柔らかい素材で構成されている。また、通気孔１０が形成されている。
【００２１】
また、図１（ｂ）に示すように、本発明を適用した履物用中敷１の裏面には、２３０〜２５５ｍｍ（２３〜２５．５ｃｍ）といった複数の足のサイズを表示する線状のサイズ表示手段１１が設けられていると共に通気孔１０が形成されている。ここで、サイズ表示手段１１に沿って履物用中敷１を切断できるようになっており、図１（ｂ）において、履物用中敷１のサイズは２５５ｍｍ（２５．５ｃｍ）になっている。
ここで、複数の足のサイズを表示できれば、サイズ表示手段は必ずしも線状でなくてもよく、例えばサイズごとに異なる色の領域で構成されていてもよい。
【００２２】
図１（ａ）に示すように、履物用中敷１の最下層はＥＶＡスポンジ層７であり、ＥＶＡスポンジ層７の上面全面にわたって低反発ウレタン層６が積層されている。そして低反発ウレタン層６のうち、かかと領域３の外形に沿った外側かかと領域３Ａには、略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層５が積層されている。
【００２３】
また、履物用中敷１の足裏が接触する表面は、ミネラル組成物全量基準で、火山石８５質量％、ゲルマニウム５質量％、麦飯石５質量％及びトルマリンパウダー５質量％を含有するミネラル組成物が混入された織物生地８で構成されている。また、履物用中敷１の足裏が接触する表面にはゲルマニウムチップ９が埋め込まれている。
【００２４】
ここで、生体活性材の基体として織物生地を例に挙げて説明しているが、ミネラル組成物を混入できるものであれば必ずしも織物生地でなくてもよく、例えば牛革生地、合成皮革生地、不織布生地等を基体としてもよい。
【００２５】
ここで、かかと領域が、かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、外側かかと領域が内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されているのであれば、必ずしも外側かかと領域は略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層で構成されていなくてもよく、また、必ずしもＥＶＡスポンジ層上に低反発ウレタン層を積層しなくてもよく、例えばＥＶＡスポンジ層を低反発ウレタン層に変えてもよく、また、低反発ウレタン層をＥＶＡスポンジ層に変えてもよい。
【００２６】
また、かかと領域が、かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、外側かかと領域が内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されているのであれば、必ずしも履物用中敷の足裏が接触する表面は、ミネラル組成物が混入された織物生地で構成されていなくてもよく、また、必ずしも履物用中敷の足裏が接触する表面にはゲルマニウムチップが埋め込まれていなくてもよい。
また、ミネラル組成物が火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有しているのであれば、必ずしもトルマリンパウダーを含有していなくてもよく、また、各成分の比率は、火山石８５質量％、ゲルマニウム５質量％、麦飯石５質量％でなくてもよい。
【００２７】
図２は、本発明を適用した履物の一例を示す概略図である。
ここで、本発明のサンダル１Ａは、足を支える底部２と、底部の上方に位置すると共に足甲が接触するアッパー部４とを備えている。また、底部２は、足のかかとに接触するかかと領域３を有しており、かかと領域３は、かかと領域３の外形に沿った外側かかと領域３Ａと、外側かかと領域３Ａに隣接する内側かかと領域３Ｂとから構成されていると共に、外側かかと領域３Ａは略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層５で構成されている。また、内側かかと領域や底部のその他の領域は、低反発ウレタン層６で構成されており、スポンジ層５は低反発ウレタン層６よりも柔らかい素材で構成されている。
【００２８】
図２に示すように、底部２の地面と接する最下層はゴムで構成されたアウトソール層７Ａであり、アウトソール層７Ａの上面全面にわたって低反発ウレタン層６が積層されている。そして低反発ウレタン層６のうち、かかと領域３の外形に沿った外側かかと領域３Ａには、略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層５が積層されている。
【００２９】
また、底部２の足裏が接触する表面は、ミネラル組成物全量基準で、火山石８５質量％、ゲルマニウム５質量％、麦飯石５質量％及びトルマリンパウダー５質量％を含有するミネラル組成物が混入された織物生地で構成されている。また、アッパー部４は、底部２から伸びる２つの片で構成されており、それぞれの片の表面には面ファスナー８Ａが取り付けられており、アッパー部４を開閉できる。また、アッパー部４の足甲に接触する内側面には、肌触りのよいスポンジウレタンが使用されている。また、底部２の足裏が接触する表面にはゲルマニウムチップ９が埋め込まれている。
【００３０】
ここで、かかと領域が、かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、外側かかと領域が内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されているのであれば、必ずしも外側かかと領域は略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層で構成されていなくてもよく、また、必ずしもゴムのアウトソール層上に低反発ウレタン層を積層しなくてもよく例えばゴムのアウトソール層を低反発ウレタン層に変えてもよく、また、低反発ウレタン層をアウトソール層と同じくゴムの層に変えてもよい。
【００３１】
また、かかと領域が、かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、外側かかと領域が内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されているのであれば、必ずしもアッパー部は底部から伸びる２つの片で構成されていなくてもよく、１つの片で構成されていてもよく、また、必ずしも底部の足裏が接触する表面は、ミネラル組成物が混入された織物生地で構成されていなくてもよく、また、必ずしも底部の足裏が接触する表面にゲルマニウムチップが埋め込まれていなくてもよい。
また、ミネラル組成物が火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有しているのであれば、必ずしもトルマリンパウダーを含有していなくてもよく、また、各成分の比率は、火山石８５質量％、ゲルマニウム５質量％、麦飯石５質量％でなくてもよい。
【００３２】
また、サンダルを例に挙げて本発明を説明しているが、履物であれば必ずしもサンダルでなくてもよく、スニーカー、ブーツ、ビジネスシューズ等であってもよい。
【００３３】
このように、本発明の履物用中敷及び履物は、外側かかと領域が内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成されているので、外側かかと領域が着用者のかかとに適合して、かかとが左右にぶれることを防止し安定化させ、体の歪みを抑制すると共に姿勢を安定させることができる。また、外側かかと領域は略Ｕ字型の形状を有するスポンジ層で構成されているので、外側かかと領域は着用者のかかとにしっかり適合できる。
【００３４】
また、本発明の履物用中敷及び、履物の底部に、火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有するミネラル組成物が混入されているので、足の臭いを除去し、細菌の成長抑制による水虫及び湿疹等の疾患を予防し、血液循環を良好にして細胞を活性化し、また、マイナスイオンの力で全身のバランスを足裏から調整できる。
【００３５】
また、本発明の履物用中敷及び、履物の底部が低反発ウレタン層で構成されているので、歩行中の膝や腰への衝撃を吸収し、負担を軽減できる。また、本発明の履物は姿勢を安定させ、衝撃を吸収するので、快適な歩行を実現させることができる。
【００３６】
また、本発明の履物は、アッパー部が開閉可能であるので、足甲を怪我した者や足に障害がある者にとっても履きやすく、また脱ぎやすくなる。
【００３７】
また、本発明の履物用中敷及び履物は、足裏が接触する表面にゲルマニウムチップが埋め込まれているので、着用者が歩くたびに足裏のつぼが刺激され、体にためこんでしまった毒素を解毒及び排出し、体が本来持つ力を取り戻し、体の機能が正常になり、新陳代謝が向上して健康な体や美しい肌を取り戻してくれるデトックス効果を奏する。
【００３８】
また、本発明の履物用中敷は、複数の足のサイズを表示するサイズ表示手段が設けられていると共に、サイズ表示手段に沿って分離可能なので、着用者の足のサイズに合わせて切って使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【００３９】
【図１】本発明を適用した履物用中敷の表側（ａ）と裏側（ｂ）の一例を示す概略図である。
【図２】本発明を適用した履物の一例を示す概略図である。
【図３】（ａ）は、従来のサンダルの構成を説明するための斜視図であり、（ｂ）は、従来のサンダルの甲被部の構造を説明する概略図である。
【符号の説明】
【００４０】
１ 履物用中敷
１Ａ サンダル
２ 底部
３ かかと領域
３Ａ 外側かかと領域
３Ｂ 内側かかと領域
４ アッパー部
５ スポンジ層
６ 低反発ウレタン層
７ ＥＶＡスポンジ層
７Ａ アウトソール層
８ 織物生地
８Ａ 面ファスナー
９ ゲルマニウムチップ
１０ 通気孔
１１ サイズ表示手段
【特許請求の範囲】
【請求項１】
足のかかとに接触するかかと領域を有する履物用中敷において、
前記かかと領域が、前記かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、同外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、前記外側かかと領域が前記内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成された
ことを特徴とする履物用中敷。
【請求項２】
第１の弾性層と、
該第１の弾性層上に積層されていると共に、低反発弾性体で構成された第２の弾性層と、
該第２の弾性層上に積層されていると共に、火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有するミネラル組成物が混入された所定の形状の基体で構成された生体活性材層とを備えた
ことを特徴とする請求項１に記載の履物用中敷。
【請求項３】
前記外側かかと領域は、略Ｕ字型の形状を有する弾性体で構成された
ことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の履物用中敷。
【請求項４】
複数の足のサイズを表示するサイズ表示手段が設けられていると共に、該サイズ表示手段に沿って分離可能である
ことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の履物用中敷。
【請求項５】
足のかかとに接触するかかと領域を有する底部を備えた履物において、
前記かかと領域が、前記かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、同外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、前記外側かかと領域が前記内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成された
ことを特徴とする履物。
【請求項６】
前記底部に、火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有するミネラル組成物が混入された
ことを特徴とする請求項５に記載の履物。
【請求項７】
前記外側かかと領域は、略Ｕ字型の形状を有する弾性体で構成された
ことを特徴とする請求項５または請求項６に記載の履物。
【請求項８】
前記底部は、低反発弾性体で構成された
ことを特徴とする請求項５または請求項６に記載の履物。
【請求項９】
前記底部の上方に位置するアッパー部を備えていると共に、同アッパー部は、開閉可能である
ことを特徴とする請求項５または請求項６に記載の履物。
【請求項１】
足のかかとに接触するかかと領域を有する履物用中敷において、
前記かかと領域が、前記かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、同外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、前記外側かかと領域が前記内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成された
ことを特徴とする履物用中敷。
【請求項２】
第１の弾性層と、
該第１の弾性層上に積層されていると共に、低反発弾性体で構成された第２の弾性層と、
該第２の弾性層上に積層されていると共に、火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有するミネラル組成物が混入された所定の形状の基体で構成された生体活性材層とを備えた
ことを特徴とする請求項１に記載の履物用中敷。
【請求項３】
前記外側かかと領域は、略Ｕ字型の形状を有する弾性体で構成された
ことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の履物用中敷。
【請求項４】
複数の足のサイズを表示するサイズ表示手段が設けられていると共に、該サイズ表示手段に沿って分離可能である
ことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の履物用中敷。
【請求項５】
足のかかとに接触するかかと領域を有する底部を備えた履物において、
前記かかと領域が、前記かかと領域の外形に沿った外側かかと領域と、同外側かかと領域に隣接する内側かかと領域とから構成されていると共に、前記外側かかと領域が前記内側かかと領域よりも柔らかい素材で構成された
ことを特徴とする履物。
【請求項６】
前記底部に、火山石、ゲルマニウム及び麦飯石を含有するミネラル組成物が混入された
ことを特徴とする請求項５に記載の履物。
【請求項７】
前記外側かかと領域は、略Ｕ字型の形状を有する弾性体で構成された
ことを特徴とする請求項５または請求項６に記載の履物。
【請求項８】
前記底部は、低反発弾性体で構成された
ことを特徴とする請求項５または請求項６に記載の履物。
【請求項９】
前記底部の上方に位置するアッパー部を備えていると共に、同アッパー部は、開閉可能である
ことを特徴とする請求項５または請求項６に記載の履物。
【図１】
【図２】
【図３】
【図２】
【図３】
【公開番号】特開２００７−３３０３６５（Ｐ２００７−３３０３６５Ａ）
【公開日】平成１９年１２月２７日（２００７．１２．２７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−１６３２３６（Ｐ２００６−１６３２３６）
【出願日】平成１８年６月１３日（２００６．６．１３）
【出願人】（５０６０７０１９８）ケイスタイル株式会社 (1)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１９年１２月２７日（２００７．１２．２７）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年６月１３日（２００６．６．１３）
【出願人】（５０６０７０１９８）ケイスタイル株式会社 (1)
【Ｆターム（参考）】
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