説明

工事現場囲い用支柱および工事現場囲い構成体とこれに使用する補強バー

【課題】
本発明の課題は、少ない資材で大小様々な床面積の工事現場に対応でき、かつ少ない労力で構成可能で、そして外部、内部両方からの衝撃に強い工事現場囲い構成体と、前記工事現場囲い用の支柱を提供することである。
【解決手段】
本発明の工事現場囲い構成体は、支柱の高さを調節し天井からシートを垂らす従来の工事現場囲い構成体とは異なり、天井の高さまではカバーしないが、床に設置された支柱にシートの一端を固定し、シートを床や天井と水平方向に展開して、同じく床に設置された他の支柱に他方のシート先端部分を固定し、この手順を繰り返すことにより最小限の資材で構成することができる。支柱は1本ずつ立てるため一人で組立可能であり、かつ補強バーで支柱同士を連結することにより耐衝撃性の高い工事現場囲い構成体が提供可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋内工事の際に、作業により発生する粉塵の飛散や騒音を防止するための、工事現場囲い用支柱および工事現場囲い構成体とこれに使用する補強バーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の工事現場囲い構成体を図5に示す。従来の工事現場囲い構成体500は、天井501と床502との間に構成される閉鎖空間である。床502に垂直に設置される伸縮可能な支柱503と、シート504と、シート504を巻き取り可能とする図示されない棒状のランナーとで組み立てられる。複数の支柱503が床上に立てられ、ランナーは、横に這わせた状態で支柱503の上端と接続部において接続される。支柱503の突っ張りにより天井501に押し付けられたシート504が床502に向かって垂直下方に垂れるようになっている。
【0003】
しかしながら、このような工事現場囲い構成体500においては、作業場の床面積が大きい程多くの資材を要した。具体的には、シート504は天井から垂らすためのものであり横幅は大きくないため、広大な床面積の作業エリアをカバーするためには大量の支柱503、シート504およびランナーを要していた。特許文献1の発明は資材を減らすための構造を挙げているが、更に効果の大きい対策が望まれている。
また、工事現場囲い構成体500の設置作業においては、ランナーの底面を上に向けてランナー底面の両端の接続部に支柱503を差し込んだ状態から、2本の支柱503と一緒にランナーを上向きに起こして支柱503を天井まで伸張させてシートを垂らすため、支柱と一緒にランナーを上向きに起こす際に2人で作業をする必要があった。
そして、天井まで届く程大きな構成体の組立作業には多大な労力を要するため、簡単に構成できる構成体が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2004−107986
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、少ない資材で大小様々な床面積の工事現場に対応でき、かつ少ない労力で構成可能で、そして外部、内部両方からの衝撃に強い工事現場囲い構成体と、前記工事現場囲い用の支柱、補強バーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の工事現場囲い構成体は、支柱の高さを調節し天井からシートを垂らす従来の工事現場囲い構成体とは異なり、天井の高さまではカバーしないが、床に設置された支柱にシートの一端を固定し、シートを床や天井と水平方向に展開して、同じく床に設置された他の支柱に他方のシート先端部分を固定し、この手順を繰り返すことにより最小限の資材で構成することができる。支柱は1本ずつ立てるため一人で組立可能であり、かつ補強バーで各支柱を連結することにより耐衝撃性の高い工事現場囲い構成体が提供可能である。
【0007】
請求項1記載の発明は、工事現場囲い用支柱であって、工事現場囲い用の支柱で、柱状部と、これに直接又は間接に接続され床上に直立状態で保持するための土台部を有し、前記柱状部の側面に、支柱間を覆うシートが有する鳩目を通し、または前記シートに備え付けられた紐等その他の係止手段で前記シートを固定するための棒状体を有する複数のシート掛具と、前記支柱間を連結する補強バーを挿しかけるための補強バー掛具とを有することを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の工事現場囲い用支柱において、前記土台部が前記柱状部と分離可能で個々が重ねて保管可能であることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の工事現場囲い用支柱において、前記シート掛具の先端部分が折り曲げ可能なように前記棒状体の途中に回転結合部を有することを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の工事現場囲い用支柱において、前記補強バー掛具が、それ自体に補強バーを掛けるための穴を有しているか、リング状で支柱外周とリングフレームの間に補強バーを掛けるための穴空間を備えることを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の工事現場囲い用支柱において、前記柱状部が、前記シートと、前記シートを巻き取る巻き取り棒と、前記シート及び前記巻き取り棒内包する外枠と、前記外枠に設けられたシート出入穴と、前記シートの引き出し状態を固定する固定具とを有し、前記シート出入穴から前記シートを引き出し、引き戻しを行い、前記固定具により前記シートの引き出し状態を固定することを可能としたことを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の工事現場囲い用支柱を用いた工事現場囲い構成体であって、床上に立設された複数の前記工事現場囲い用支柱と、前記シート掛具に係止され、前記支柱の間を覆うシートと、前記補強バー掛具に係止された補強バーとを有することを特徴とする。
【0013】
請求項7記載の発明は、請求項6記載の工事現場囲い構成体に使用する補強バーであって、横バーとこれに接続し補強バー掛具に挿しかけるようにL字状に曲がった先端部を有することを特徴とする。
【0014】
請求項8記載の発明は、請求項7記載の補強バーにおいて、複数の前記横バーの間で相互に連結をしたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
以上の様に構成されているので、本発明による工事現場囲い構成体は、天井までの高さをカバーするものではないが、少ない資材で大小様々な床面積の工事現場をカバーすることができ、かつ少ない労力で簡単に構成することを可能としたうえ、補強バーにより外部、内部両方からの衝撃に強い構造となっており、非常に利便性が高い。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の工事現場囲い用の支柱の一実施態様を示す図である。
【図2】図1の支柱を用いた工事現場囲い構成体の一実施態様を示す図である。
【図3】本発明の工事現場囲い用の支柱の他の実施態様を示す図である。
【図4】図3の支柱を用いた工事現場囲い構成体の一実施態様を示す図である。
【図5】従来の一般的な工事現場囲い構成体を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の工事現場囲い構成体は、支柱の高さを調節し天井からシートを垂らす従来の工事現場囲い構成体とは異なり、天井の高さまではカバーしないが、少ない資材と労力で大小様々な床面積を覆うことができるものであり、具体的には、床に設置された支柱にシートの一端を固定し、シートを床や天井と水平方向に展開して、同じく床に設置された他の支柱に他方のシート先端部分を固定し、この手順を繰り返すことにより構成体を形成し、かつ補強バーで各支柱を連結することにより構成体に耐衝撃性を付加したものである。
【0018】
図1は、本発明の工事現場囲い用の支柱の一実施態様を示す図である。
1−Aの支柱100は、柱状部101と、柱状部101と分離可能でそれぞれ重ねて保管可能な柱状部101をはめ込むための御椀型の土台部102と、シート掛具103と補強バー掛具104を有する。ここで、シート掛具103は、柱状部101の側面に複数設けられた棒状体で、シートの縁にある鳩目部分に通し、またはシートに備え付けられる紐等その他の係止手段で前記シートを固定するためのものである。補強バー掛具104は、柱状部101に複数設けられ、支柱100同士を連結して工事現場囲い構成体を補強するための補強バーを掛けるためのものである。
柱状部101の形状は、図1では円柱で記載されているが四角柱等その他の形状とすることを妨げない。土台部102は御椀型でそれぞれ重ねて保管可能なため、保管時に場所をとらない。シート掛具103と補強バー掛具104は、それぞれ柱状部101の外周上の上部、中部、下部をカバーできるように、一定の高さ間隔ごとに少なくとも三つ、一列に上下に並べて配置されることが望ましい。これらシート掛具103群は柱状部101上に2列、補強バー掛具104群は1列設けられ、その配置としては、2列目のシート掛具103群は1列目のシート掛具103群に対して、支柱101の外周上において時計回り方向90度の位置に配置し、さらに外周上で2列のシート掛具103群がある反対側(裏側)に、補強バー掛具104群の列を配置する。
一方、1−Bは1−Aと異なり、シート掛具103と補強バー掛具104に対応する部分としてそれぞれ、柱状部101の外周上を上下左右にスライド回転可能な、シート掛リング105と補強バー掛スペーサ106が設けられている。
シート掛リング105は、途中に回転結合部を設けることで先端部分を折り曲げ可能なシート掛具105Aを二つ有し、これらのシート掛具105Aは、一方のシート掛具が他方のシート掛具に対してシート掛リング105の外周上で時計回り方向90度の位置に配置され、またリング固定ネジ105Bによりシート掛リング105を締め付け、柱状部101上の任意の位置で固定可能である。
補強バー掛スペーサ106はリング状で、柱状部101に対して前後左右いずれの方向からも補強バーを掛けることが可能な穴空間を作るものであり、前記穴空間は柱状部101とスペーサのフレームとの間に設けるか、スペーサのフレーム自体に穴を開けることにより設ける。補強バー掛スペーサ106はスペーサ固定ネジ106Aにより補強バー掛スペーサ106を締め付け、柱状部101上の任意の位置で固定可能である。
【0019】
図2は、図1の支柱100を応用した工事現場囲い構成体の一実施態様を示す図である。工事現場囲い構成体200は、床201の上に設置された複数の支柱100と、これに敷設されたシートで囲み構成された囲い体である。各支柱100同士は、補強バー203で連結して補強される。シート202は、シート掛具103ないしは105Aに掛けられる。
支柱100の配置は、それぞれシート掛具103、105Aが工事現場囲い構成体200の外側を、補強バー掛具104が工事現場囲い構成体200の内側を向くようにする。
シート202は、例えばビニールなど粉塵を防ぐことができる素材で、色は外部から工事現場囲い構成体200内の作業の様子が見えるように、透明であることが好ましい。シート202は、その縁にシート掛具103、105Aに通すための鳩目204が複数設けられ、各支柱100に掛けられることにより工事現場囲い構成体200の各側面を構成する。ここで、シート202が紐等その他の係止手段を有する場合は、これを用いてシート202をシート掛具103、105Aに固定してもよい。また、補強バー203を、各支柱100の補強バー掛具104ないしは補強バー掛スペーサ106のスペースまたは穴に掛けて支柱100同士を連結することにより、工事現場囲い構成体200を補強している。
補強バー203は、各支柱100の間隔に応じて伸縮可能なものであり、固定ネジ205で任意の長さで固定できる。
工事現場囲い構成体200は、横幅の大きいシートを使用することで、シートと支柱それぞれ四つで四角形の構造を構成できるため、比較的小規模な床面積の範囲の作業に適している。また、従来の工事現場囲い構成体と異なり支柱を1本ずつ設置していくため、一人でも簡単に組立作業ができる他、補強バーにより外部、内部両方からの衝撃に強い。また、補強バーは、シートを保持する役割も行う(補強バーが無い場合は、押すとシートが凹むが、ある場合は、これに支えられてシートの凹みが小さくなる)ので、補強バーを適当な間隔でしようするか、補強バー同士を連結したバー構成(例えば横に渡した補強バー間を縦または斜めに連結する)にすることで更に強い補強が可能である。
【0020】
図3は、本発明の工事現場囲い用の支柱の他の実施態様を示す図である。
支柱300はシート301の一端が固定可能でシートを巻き取り可能な巻き取り棒302と、シート301および巻き取り棒302を内包する外枠303と、外枠303の底部に設けられた柱状部304と、柱状部304と分離可能でそれぞれ重ねて保管可能な、柱状部304をはめ込むための御椀型の土台部305と、外枠303の外周上に面の上部、中部、下部をカバーできるように一定の高さ間隔ごとに少なくとも三つ、一列に上下に並べて配置される、シート301を掛けるためのシート掛具306と、外枠303の外周上において上記シート掛具306が配置された面から反時計回り方向90度、180度に位置する面の上部、中部、下部をカバーできるように一定の高さ間隔ごとに各面につき少なくとも三つずつ、一列に上下に並べて配置される、支柱300同士を連結して工事現場囲い構成体を補強する補強バーを掛けるための補強バー掛具307を有している。
シート301には、シート掛具306に通すための鳩目308が縁に複数設けられており(紐等、シート301をシート掛具306に固定するためのその他の係止手段をシート301に備え付けてもよい)、また、外枠303において、シート掛具306が配置された面と反対側の側面にシート出入口を設けることにより、上記シート出入口からシート301を引き出すことができる。シート出入口を設ける方法としては、上記の側面の板の長さを短くしておく方法、引き戸のように板を横にスライドさせる方法、板に取手を設けて板を前後方向に開閉させる方法等が考えられる。シート301の長さは引き出す量を調節することにより調節可能で、これにより工事現場囲い構成体の大きさを自由に変えることができる。尚、柱状部304が無く、柱状部304が直接土台部305に接続した構成も可能である。土台部305は、御椀型以外に十字に開いた脚体など安定に支柱を立てる構成であればなんでも可能である。尚、土台部305のみを分離して保管しやすいように、これを積み重ねや折りたたみできる構成も大変便利である。
【0021】
図4は、図3の支柱300を応用した工事現場囲い構成体の一実施態様を示す図である。工事現場囲い構成体400は、床401の上に設置された支柱300と、支柱300のシート掛具306に掛けられたシート402で囲まれた空間を覆い、かつ支柱300同士を補強バー403で連結して補強された構成体である。
支柱300は、シート掛具306が工事現場囲い構成体400の外側を、補強バー掛具307が工事現場囲い構成体400の内側を向くように配置する。
シート402は、図2と同様に粉塵を防ぐ素材で、外部から工事現場囲い構成体400内の作業の様子が見えるように、透明であることが好ましい。
シート402は、縁にシート掛具306に通すための鳩目404が複数設けられ、支柱300に掛けられることにより工事現場囲い構成体400の側面を構成する。ここで、シート402が紐等その他の係止手段を有する場合は、これを用いてシート402をシート掛具306に固定してもよい。また、補強バー403を、支柱300の補強バー掛具307に掛けて支柱300同士を連結することにより、工事現場囲い構成体400を補強している。
補強バー403は、支柱300の間隔に応じて伸縮可能なものであり、固定ネジ205により任意の長さで固定できる。
この工事現場囲い構成体400は、図2の工事現場囲い構成体と同様に一人で組立作業ができ、補強バーによる補強がされている他、シート402の引出量調節(引き出した後、固定具で固定する)により大きさを自由に変えることで、少ない資材で広範囲の床面積での作業にも対応できるため、利便性が高い。
【産業上の利用可能性】
【0022】
以上のように本発明による工事現場囲い構成体は、天井までの高さをカバーするものではないが、少ない資材で大小様々な床面積の工事業場をカバーすることができ、かつ少ない労力で構成することができるため非常に簡便であり、かつ補強バーにより外部、内部両方からの衝撃に強いため、産業上の利用性が極めて大きい。
【符号の説明】
【0023】
100 支柱
101 柱状部
102 土台部
103 シート掛具
104 補強バー掛具
105 シート掛リング
105A シート掛具
105B リング固定ネジ
106 補強バー掛スペーサ
106A スペーサ固定ネジ
200 工事現場囲い構成体
201 床
202 シート
203 補強バー
204 鳩目
205 固定ネジ
300 支柱
301 シート
302 巻き取り棒
303 外枠
304 柱状部
305 土台部
306 シート掛具
307 補強バー掛具
308 鳩目
400 工事現場囲い構成体
401 床
402 シート
403 補強バー
404 鳩目
500 工事現場囲い構成体
501 天井
502 床
503 支柱
504 シート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
工事現場囲い用の支柱で、柱状部と、これに直接又は間接に接続され床上に直立状態で保持するための土台部を有し、前記柱状部の側面に、支柱間を覆うシートが有する鳩目を通し、または前記シートに備え付けられた紐等その他の係止手段で前記シートを固定するための棒状体を有する複数のシート掛具と、前記支柱間を連結する補強バーを挿しかけるための補強バー掛具とを有することを特徴とする工事現場囲い用支柱。
【請求項2】
前記土台部が前記柱状部と分離可能で個々が重ねて保管可能であることを特徴とする請求項1記載の工事現場囲い用支柱。
【請求項3】
前記シート掛具の先端部分が折り曲げ可能なように前記棒状体の途中に回転結合部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の工事現場囲い用支柱。
【請求項4】
前記補強バー掛具が、それ自体に補強バーを掛けるための穴を有しているか、リング状で支柱外周とリングフレームの間に補強バーを掛けるための穴空間を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の工事現場囲い用支柱。
【請求項5】
前記柱状部が、前記シートと、前記シートを巻き取る巻き取り棒と、前記シート及び前記巻き取り棒内包する外枠と、前記外枠に設けられたシート出入穴と、前記シートの引き出し状態を固定する固定具とを有し、前記シート出入穴から前記シートを引き出し、引き戻しを行い、前記固定具により前記シートの引き出し状態を固定することを可能としたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の工事現場囲い用支柱。
【請求項6】
床上に立設された複数の前記工事現場囲い用支柱と、前記シート掛具に係止され、前記支柱の間を覆うシートと、前記補強バー掛具に係止された補強バーとを有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の工事現場囲い用支柱を用いた工事現場囲い構成体。
【請求項7】
横バーとこれに接続し補強バー掛具に挿しかけるようにL字状に曲がった先端部を有することを特徴とする請求項6記載の工事現場囲い構成体に使用する補強バー。
【請求項8】
複数の前記横バーの間で相互に連結をしたことを特徴とする請求項7記載の
補強バー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−112934(P2013−112934A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−257012(P2011−257012)
【出願日】平成23年11月25日(2011.11.25)
【出願人】(396020132)株式会社システック (101)
【出願人】(591168312)中村建設株式会社 (6)