布団カバー
【課題】この発明は開閉部分を開き、布団にカバーの角を合わせて被せることでカバー内に布団が入るしくみの布団カバーに関するものである。
【解決手段】「コ」の字型の場合、カバーの片面（１布と２布の間、２布と３布の間）の２箇所と側面（２布と４布の間）１箇所に５接合部品を設け、１布２布３布と４布の周囲を縫い合わせる。
「く」の字型の場合、カバーの片面（６布と７布の間、７布と８布の間）の２箇所に５接合部品を設け、６布７布８布と９布の周囲を縫い合わせる。
「Ｌ」字型の場合、１０布と１１布のタテ３０ｃｍヨコ２５ｃｍ程度残して、一方の角にＬ字型に５接合部品を設け１０布と１１布の周囲を縫い合わせる。
【解決手段】「コ」の字型の場合、カバーの片面（１布と２布の間、２布と３布の間）の２箇所と側面（２布と４布の間）１箇所に５接合部品を設け、１布２布３布と４布の周囲を縫い合わせる。
「く」の字型の場合、カバーの片面（６布と７布の間、７布と８布の間）の２箇所に５接合部品を設け、６布７布８布と９布の周囲を縫い合わせる。
「Ｌ」字型の場合、１０布と１１布のタテ３０ｃｍヨコ２５ｃｍ程度残して、一方の角にＬ字型に５接合部品を設け１０布と１１布の周囲を縫い合わせる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
この発明は布団にカバーを着脱する際、開閉部分を開き、布団とカバーの角を合わせて被せることで、カバー内に布団が入るしくみの布団カバーに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来の布団カバーは左右どちらか一方の側面が開閉し、そこへ布団を出し入れすることでカバーを着脱するものであった。したがって、このカバーを使用する時はまず、大きく重量のある布団を持ち上げてカバーの中に入れ、布団とカバーの四隅を合わせ、開閉部分を閉じて布団がごわつかない様平らに均すという力仕事を伴った。このようにきちんとカバー掛けするには、扱いにくい布団を何度も押し込んだり引っ張ったりしなければならず、非常に骨の折れる作業であった。
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
このため、この煩わしい布団のカバー掛けをできるだけ行わなくてもすむよう、予めカバー掛けした布団の上にシーツを敷き、そのシーツのみをこまめに洗濯することでカバーの洗濯回数を減らしたり、あるいはシーツのみでカバーを使用しないなどしていた。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明はこうした欠点を除さ、着脱が容易で使用しやすい布団カバーを開発しようとするものである。このための手段として、カバーの開閉部分が３箇所開閉する片仮名の「コ」の字型と、２箇所開閉する平仮名の「く」の字型、ローマ字の「Ｌ」字型の３タイプあるので「コ」の字型から順にこの構成を説明すると、
（イ）仮に、布の向きを人が布団に横たわった状態で頭から足の向きをタテ、右手から左手の向きをヨコと設定する。
（ロ）１布はタテの長さの６分の１ないし５分の１、２布は６分の４ないし５分の３，３布は６分の１ないし５分の１程度の長さとする。
（ハ）１布と２布、２布と３布の間の２箇所に、５接合部品を設ける。
（ニ）１布、２布、３布と４布の周囲を縫い合わせる。この際、２布と４布の一方は５接合部品を取り付けるため縫い合わせずにおく。
（ホ）（ニ）であけておいた２布と４布の間に５接合部品を設ける。
次に「く」の字型の構成を説明すると、
（イ）コの字型と同じく、カバーの片面にあたる布をくの字型に切り分ける。切り分けた３枚の布はそれぞれ６布、７布、８布とする。
（ロ）６布と７布、７布と８布の間に５接合部品を設ける。
（ハ）６布７布８布と９布の周囲を縫い合わせる。
最後に［Ｌ］字型の構成を説明すると、
（イ）１０布と１１布を重ね、タテ２０ｃｍヨコ２５ｃｍ程度残した角にＬ字型に５接合部品を設ける。
（ロ）１０布と１１布の周囲を縫い合わせる。
以上のように構成する。
なお、５接合部品はファスナー、マジックテープ、ボタン等手軽に開閉するものであればなんでもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００５】
本発明はこのような構造であるからこれを使用するときは、まず全ての５接合部品を開き、コの字型なら４布、くの字型なら９布を布団の表側にしてカバー両端（１布と４布、３布と４布）（６布と９布、８布と９布）の袋状になった部分を布団の両端にかぶせてひっくり返し、開いている５接合部品を閉じればよい。Ｌ字型は布団との表裏をあわせてかぶせ、５接合部品を閉じる。なお取り外す際はこの逆を行う。またコの字型と、くの字型の５接合部品は掛け布団なら布団の表、敷布団なら裏側に取り付けると使用時にごわつかず違和感がない。
【発明の効果】
【０００６】
このように、布団とカバーの角を合わせることでカバー内に布団が入るため、入れてから合わせる従来のものよりも、時間的体力的にかなり効率よくカバーの着脱が行えるのである。
【図面の簡単な説明】
【図１】「コ」の字型の開閉部分を開いた状態の斜視図
【図２】「コ」の字型の開閉部分を閉じた状態の斜視図
【図３】「く」の字型の開閉部分を開いた状態の斜視図
【図４】「く」の字型の開閉部分を閉じた状態の斜視図
【図５】「Ｌ」字型の開閉部分を開いた状態の斜視図
【図６】「Ｌ」字型の開閉部分を閉じた状態の斜視図
【符号の説明】
１は布
２は布
３は布
４は布
５は接合部品
６は布
７は布
８は布
９は布
１０は布
１１は布
【技術分野】
【０００１】
この発明は布団にカバーを着脱する際、開閉部分を開き、布団とカバーの角を合わせて被せることで、カバー内に布団が入るしくみの布団カバーに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来の布団カバーは左右どちらか一方の側面が開閉し、そこへ布団を出し入れすることでカバーを着脱するものであった。したがって、このカバーを使用する時はまず、大きく重量のある布団を持ち上げてカバーの中に入れ、布団とカバーの四隅を合わせ、開閉部分を閉じて布団がごわつかない様平らに均すという力仕事を伴った。このようにきちんとカバー掛けするには、扱いにくい布団を何度も押し込んだり引っ張ったりしなければならず、非常に骨の折れる作業であった。
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
このため、この煩わしい布団のカバー掛けをできるだけ行わなくてもすむよう、予めカバー掛けした布団の上にシーツを敷き、そのシーツのみをこまめに洗濯することでカバーの洗濯回数を減らしたり、あるいはシーツのみでカバーを使用しないなどしていた。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明はこうした欠点を除さ、着脱が容易で使用しやすい布団カバーを開発しようとするものである。このための手段として、カバーの開閉部分が３箇所開閉する片仮名の「コ」の字型と、２箇所開閉する平仮名の「く」の字型、ローマ字の「Ｌ」字型の３タイプあるので「コ」の字型から順にこの構成を説明すると、
（イ）仮に、布の向きを人が布団に横たわった状態で頭から足の向きをタテ、右手から左手の向きをヨコと設定する。
（ロ）１布はタテの長さの６分の１ないし５分の１、２布は６分の４ないし５分の３，３布は６分の１ないし５分の１程度の長さとする。
（ハ）１布と２布、２布と３布の間の２箇所に、５接合部品を設ける。
（ニ）１布、２布、３布と４布の周囲を縫い合わせる。この際、２布と４布の一方は５接合部品を取り付けるため縫い合わせずにおく。
（ホ）（ニ）であけておいた２布と４布の間に５接合部品を設ける。
次に「く」の字型の構成を説明すると、
（イ）コの字型と同じく、カバーの片面にあたる布をくの字型に切り分ける。切り分けた３枚の布はそれぞれ６布、７布、８布とする。
（ロ）６布と７布、７布と８布の間に５接合部品を設ける。
（ハ）６布７布８布と９布の周囲を縫い合わせる。
最後に［Ｌ］字型の構成を説明すると、
（イ）１０布と１１布を重ね、タテ２０ｃｍヨコ２５ｃｍ程度残した角にＬ字型に５接合部品を設ける。
（ロ）１０布と１１布の周囲を縫い合わせる。
以上のように構成する。
なお、５接合部品はファスナー、マジックテープ、ボタン等手軽に開閉するものであればなんでもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００５】
本発明はこのような構造であるからこれを使用するときは、まず全ての５接合部品を開き、コの字型なら４布、くの字型なら９布を布団の表側にしてカバー両端（１布と４布、３布と４布）（６布と９布、８布と９布）の袋状になった部分を布団の両端にかぶせてひっくり返し、開いている５接合部品を閉じればよい。Ｌ字型は布団との表裏をあわせてかぶせ、５接合部品を閉じる。なお取り外す際はこの逆を行う。またコの字型と、くの字型の５接合部品は掛け布団なら布団の表、敷布団なら裏側に取り付けると使用時にごわつかず違和感がない。
【発明の効果】
【０００６】
このように、布団とカバーの角を合わせることでカバー内に布団が入るため、入れてから合わせる従来のものよりも、時間的体力的にかなり効率よくカバーの着脱が行えるのである。
【図面の簡単な説明】
【図１】「コ」の字型の開閉部分を開いた状態の斜視図
【図２】「コ」の字型の開閉部分を閉じた状態の斜視図
【図３】「く」の字型の開閉部分を開いた状態の斜視図
【図４】「く」の字型の開閉部分を閉じた状態の斜視図
【図５】「Ｌ」字型の開閉部分を開いた状態の斜視図
【図６】「Ｌ」字型の開閉部分を閉じた状態の斜視図
【符号の説明】
１は布
２は布
３は布
４は布
５は接合部品
６は布
７は布
８は布
９は布
１０は布
１１は布
【特許請求の範囲】
【請求項１】
開閉部分を開き、布団とカバーの角を合わせて被せると、カバー内に布団が入るしくみの布団カバー。
【請求項１】
開閉部分を開き、布団とカバーの角を合わせて被せると、カバー内に布団が入るしくみの布団カバー。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【公開番号】特開２００７−２２９４２９（Ｐ２００７−２２９４２９Ａ）
【公開日】平成１９年９月１３日（２００７．９．１３）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−９５６９９（Ｐ２００６−９５６９９）
【出願日】平成１８年３月１日（２００６．３．１）
【公序良俗違反の表示】
（特許庁注：以下のものは登録商標）
１．マジックテープ
【出願人】（５０５０９９１０７）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１９年９月１３日（２００７．９．１３）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年３月１日（２００６．３．１）
【公序良俗違反の表示】
（特許庁注：以下のものは登録商標）
１．マジックテープ
【出願人】（５０５０９９１０７）
【Ｆターム（参考）】
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