説明

帳票管理装置、帳票画像修正方法及び帳票画像修正プログラム

【課題】帳票の記載情報の修正のさいに、帳票の原本の修正、及び、修正後の帳票原本に対するスキャナ装置等を用いた帳票画像の取得を不要とする。
【解決手段】データ格納部と、記載情報修正手段と、記載情報比較手段と、画像修正手段とを備えて構成される。データ格納部には、帳票画像データと、帳票画像データを文字認識して得られる記載内容、及び、記載内容の帳票画像データにおける記載位置を含む記載情報とが格納される。記載情報修正手段は、データ格納部内に格納されている記載内容を修正して、修正後の記載内容を新たにデータ格納部に格納する。記載情報比較手段は、修正前の記載内容と、修正後の記載内容とを比較して差分を抽出する。画像修正手段は、差分を帳票画像データの対応する記載位置に書き込むことにより帳票画像データを修正して、修正後の帳票画像データを新たにデータ格納部に格納する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、帳票の記載内容を含む記載情報と、帳票画像データを電子データとして管理して、記載情報の修正に応じて帳票画像データの修正を行う帳票管理装置、帳票画像修正方法及び帳票画像修正プログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、帳票の記載情報は、帳票管理装置において、電子データとして管理されている。近年、帳票が画像データとして電子データ化された帳票画像データも、記載情報とともに、帳票管理装置において管理されることもある。この帳票管理装置では、帳票の内容を修正する場合に、記載情報の修正とともに、帳票画像データの修正が行われる。
【0003】
この記載情報の修正に当たっては、修正前の帳票画像データと、修正後の帳票画像データとの差分を抽出して表示する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−77086号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の従来例の帳票管理装置では、帳票の内容を修正するにあたり、記載情報の修正だけでなく、帳票の原本の修正、修正後の帳票原本に対する帳票画像データの取得、及び、帳票画像データの差換えが必要となる。
【0006】
この発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、この発明の目的は、記載情報の修正に応じて帳票画像データの修正を行う帳票管理装置、帳票画像修正方法及び帳票画像修正プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の目的を達成するために、この発明の帳票管理装置は、データ格納部と、記載情報修正手段と、記載情報比較手段と、画像修正手段とを備えて構成される。
【0008】
データ格納部には、帳票画像データと、帳票画像データを文字認識して得られる記載内容、及び、記載内容の帳票画像データにおける記載位置を含む記載情報とが格納される。記載情報修正手段は、データ格納部内に格納されている記載内容を修正して、修正後の記載内容を新たにデータ格納部に格納する。記載情報比較手段は、修正前の記載内容と、修正後の記載内容とを比較して差分を抽出する。画像修正手段は、差分を帳票画像データの対応する記載位置に書き込むことにより帳票画像データを修正して、修正後の帳票画像データを新たにデータ格納部に格納する。
【0009】
また、この発明の帳票画像修正方法は、上記データ格納部を備える帳票管理装置において実行される、以下の過程を備えて構成される。
【0010】
先ず、データ格納部内に格納されている記載内容を修正して、修正後の記載内容を新たにデータ格納部に格納する。次に、修正前の記載内容と、修正後の記載内容とを比較して差分を抽出する。次に、差分を帳票画像データの対応する記載位置に書き込むことにより帳票画像データを修正して、修正後の帳票画像データを新たにデータ格納部に格納する。
【0011】
また、この発明の帳票画像修正プログラムは、上記データ格納部を備える帳票管理装置を、記載情報修正手段、記載情報比較手段及び画像修正手段として機能させる。
【発明の効果】
【0012】
この発明の、帳票管理装置、帳票画像修正方法及び帳票画像修正プログラムによれば、
記載情報の修正に応じて、帳票管理装置が帳票画像データの修正を行う。このため、帳票の内容を修正するに当たり、帳票の原本の修正、修正後の帳票原本に対するスキャナ装置等を用いた帳票画像データの取得、及び、帳票画像データの差換えが不要となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】帳票管理装置の実施形態を説明するための概略構成図である。
【図2】帳票、帳票画像データ及び記載情報を説明するための模式図である。
【図3】帳票画像データ及び記載情報の修正を説明するための模式図である。
【図4】修正用画面の模式図である。
【図5】帳票画像修正方法を説明するための処理フロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図を参照して、この発明の実施の形態について説明するが、各構成要素の配置関係については、この発明が理解できる程度に概略的に示したものに過ぎない。また、以下、この発明の好適な構成例につき説明するが、単なる好適例にすぎない。従って、この発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の構成の範囲を逸脱せずにこの発明の効果を達成できる多くの変更又は変形を行うことができる。
【0015】
図1〜4を参照して、この発明の帳票管理装置の実施形態について説明する。図1は、この発明の帳票管理装置の実施形態を説明するための概略構成図である。図2は、帳票、帳票画像データ及び記載情報を説明するための模式図である。図3は、帳票画像データ及び記載情報の修正を説明するための模式図である。また、図4は、修正用画面の模式図である。
【0016】
帳票管理装置10は、帳票入力部20、処理部30及びデータ格納部80を備えて構成される。処理部30は、帳票入力部20及びデータ格納部80と接続されている。
【0017】
帳票入力部20は、紙媒体の帳票90(図2(A))から、電子データである帳票画像データ92(図2(B))を生成する機能を有する装置であり、例えば、任意好適な従来周知のスキャナ装置とすることができる。
【0018】
この帳票入力部20は、帳票90の束をセットすることにより、複数の帳票に対して、一括して対応する帳票画像データを生成する構成にしても良い。この場合、帳票入力部20として、原稿搬送式のいわゆるページスキャナ装置を用いることができる。帳票入力部20は、生成した帳票画像データ92を処理部30に送る。
【0019】
処理部30は、パーソナルコンピュータなど、任意好適な従来周知のコンピュータを用いて構成することができる。処理部30は、RAM(Random Access Memory)42、ROM(Read Only Memory)44、入力部52、出力部54、及び、制御部60を備えている。帳票入力部20から受け取った帳票画像データ92は、例えばRAM42に読出し自在に格納される。
【0020】
制御部60は、中央演算処理装置(CPU)で構成される。CPUがROM44等に格納されているプログラムを読出して実行することにより、文字認識手段62、記載情報修正手段64、記載情報比較手段66及び画像修正手段68の各機能手段が実現される。なお、各機能手段の詳細については、後述する。
【0021】
入力部52は、キーボード、マウス、タッチパネル等の任意好適な入力装置で構成される。また、出力部54は、ディスプレイ等の任意好適な出力装置で構成される。
【0022】
なお、入力部52及び出力部54とは別に、あるいは入力部52及び出力部54に換えて、他のコンピュータ等との間で電子データの送受信を行う、送受信部を設けても良い。この場合、他のコンピュータが備える入力装置及び出力装置を用いて入出力処理が行われる。
【0023】
ここでは、処理部30を1つのコンピュータで構成する例を説明しているが、LAN(Local Area Network)等で接続された複数のコンピュータで構成して、文字認識手段62、記載情報修正手段64、記載情報比較手段66及び画像修正手段68の各機能手段を、異なるコンピュータで実現する構成にしても良い。あるいは、ある機能手段を複数のコンピュータで実現する構成にしても良い。処理部30を複数のコンピュータで構成すれば、複数の処理を並行して行うことができる。
【0024】
データ格納部80は、情報の書き込み、書き換え、及び、読み出しが可能な、例えば、従来周知のデータベース(DB)として構成される。
【0025】
文字認識手段62は、RAM42から読み出した帳票画像データ92(図2(B))上の認識対象の文字の座標を特定し、特定した文字を文字認識して、記載情報94(図2(C))を生成する機能を有している。この文字認識手段62は、従来周知の光学式文字読取装置(OCR:Optical Character Recognition)と同様に構成することができる。
【0026】
記載情報94は、対応する帳票90の、記載項目95、記載内容96、及び、記載内容96の帳票画像データ92内の記載位置を示す文字認識座標97の情報を含んでいる。ここでは、文字認識座標97が、記載内容96の帳票画像データ92内の記載位置を示していて、記載内容96の修正を行う例について説明するが、記載項目95の修正を行う構成にしても良い。この場合、文字認識座標97として、記載項目95の帳票画像データ92内の記載位置を示す構成にすれば良い。なお文字認識座標97は、例えば、文字認識手段62のための制御情報として文字認識フォーマット情報を予め準備して、各記載項目の文字認識対象領域座標を格納しておき、それに従って文字認識を行った上で、同座標を記載情報94に格納するようにすればよい。あるいは、帳票画像上から記載項目の項目名タイトルの文字列を検索して記載項目の位置を特定し、特定した座標を格納するようにしてもよい。
【0027】
また、図2では、帳票90の例として、診療報酬明細書(レセプト)を示しているが、帳票90はレセプトに限定されず、様々な帳票に適用することができる。
【0028】
文字認識手段62は、1つの帳票90に対応する帳票画像データ92と記載情報94とを、互いに関連付けて、データ格納部80に格納する。ここでは、帳票画像データ92と記載情報94を別のデータとして格納する例について説明しているが、これに限定されない。帳票画像データが、画像データ領域と拡張データ領域とを備え、画像データ領域に、帳票画像の画像データ自体を格納し、拡張データ領域に記載情報を格納する構成にしても良い。
【0029】
記載情報修正手段64は、データ格納部80内に格納されている記載情報94aのうち、記載内容96aを修正して、修正後の記載内容96bを含む記載情報94bを新たにデータ格納部80に格納する機能を有している。
【0030】
記載情報修正手段64の具体例について説明する。記載情報修正手段64は、データ格納部80から、修正前の記載情報94aを読み出す。記載情報修正手段62は、読み出した記載情報94aを所定の形式に変換して、出力部54を介してオペレータに通知する。その後、オペレータは、入力部52を操作して、記載内容96aに対する修正事項を入力する。記載情報修正手段64は、入力された修正事項に基づいて、修正後の記載内容96bを含む記載情報94bを新たに生成する。記載情報修正手段64は、この修正後の記載情報94bを、修正前の記載情報94aとは別に、データ格納部80に格納する。
【0031】
ここでは、オペレータが、帳票管理装置10の入力部52を操作して、修正事項の入力を行い、記載情報修正手段64が、その入力に応答して記載情報の修正を行う例について説明したが、これに限定されない。記載情報修正手段64が、データ格納部80から読み出した記載情報94を所定の形式に変換した後、送受信部を経て、LAN等で接続された外部のシステムに送信し、外部のシステムで入力された修正事項を、送受信部を経て受信する構成にしても良い。
【0032】
記載情報比較手段66は、修正前の記載内容96aと、修正後の記載内容96bとを比較して差分を抽出する。
【0033】
記載情報比較手段66の具体例について説明する。記載情報比較手段66は、データ格納部80から、修正前の記載情報94aと、修正後の記載情報94bを読み出す。その後、記載情報比較手段66は、両者の記載内容を比較する。比較の結果、記載内容に相違点がある場合は、その差分を抽出し、差分データ98としてデータ格納手段80に格納する。この際、差分データ98は、対応する帳票画像データ92と関連付けされて格納される。例えば、差分データ98には、相違点がある記載内容について、修正後の記載内容96bとその文字認識座標97が含まれている。
【0034】
なお、帳票画像データが、画像データ領域と拡張データ領域とを備え、画像データ領域に、帳票画像の画像データ自体を格納し、拡張データ領域に差分データを格納する構成にしても良い。
【0035】
画像修正手段68は、差分を帳票画像データ92の対応する記載位置に書き込むことにより帳票画像データを修正して、修正後の帳票画像データを新たにデータ格納部に格納する。
【0036】
画像修正手段68の具体例について説明する。画像修正手段68は、データ格納部80から、修正前の帳票画像データ92aと、差分データ98とを読み出す。画像修正手段68は、差分データ98が含む記載内容を、文字認識座標が示す、修正前の帳票画像データ92aの対応する記載位置に書き込むことにより、帳票画像データを修正して、修正後の帳票画像データ92bを生成する。なお、この差分の帳票画像データ92への書き込みは、例えば、特開2007−67971号公報に開示されている技術を用いて実現することができる。
【0037】
画像修正手段68は、出力部54を介して修正用画面70を表示する。修正用画面70は、例えば、帳票画像データ92a及び92bを画像として表示する帳票表示領域71a及び71bと、操作メニューを表示する操作用領域とを備えている。
【0038】
帳票表示領域71a及び71bには、修正前の帳票画像データ92aと、プレビュー画像として、修正後の帳票画像データ92bが表示される。このとき、差分データ98が含む記載内容を、修正前及び修正後の帳票画像データ92a及び92bとは別に表示したり、修正後の帳票画像データ92bの修正箇所をハイライト表示したりするなどしても良い。
【0039】
オペレータは、修正用画面70を確認した後、入力手段52を操作して、所望の操作メニューを選択する。ここで、修正後の帳票画像データ92bを承認する場合は、修正完了のメニューが選択される。修正完了のメニューが選択されると、画像修正手段68は、修正後の帳票画像データ92bと修正後の記載情報94bを、帳票画像データ92及び記載情報94として確定する。
【0040】
なお、操作用領域については、修正用画面70内に表示する構成に限られない。操作メニューの選択用ボタンを、別途入力手段52として設けておき、当該選択用ボタンを押すことにより、メニューを選択する構成にしても良い。
【0041】
図5を参照して、帳票画像修正方法について説明する。
【0042】
先ず、S10において、帳票入力部20が、帳票入力部20にセットされた帳票90から帳票画像データ92を生成する。帳票画像データ92は、処理部30に送られ、例えば、処理部30内のRAM42に格納される。
【0043】
次に、S20において、文字認識手段62が、RAM42から読み出した帳票画像データ92に対して文字認識処理を行う。文字認識手段62は、文字認識の結果を記載情報94としてデータ格納部80に格納する。また、文字認識手段62は、帳票画像データ92を記載情報94と関連付けして、データ格納部80に格納する。
【0044】
次に、S30において、記載情報修正手段64が、記載情報94の修正を行う。この過程では、先ず、記載情報修正手段64が、データ格納部80から読み出した修正前の記載情報94aを、出力部54を介して出力する。次に、オペレータは、入力部52を操作して、記載情報の修正を行う。次に、記載情報修正手段64が、修正後の記載情報94bをデータ格納部80に保存する。
【0045】
次に、S40において、記載情報比較手段66は、修正前の記載情報94aと修正後の記載情報94bを比較する。比較の結果、修正前と修正後とで、記載情報の差分が発生している場合、記載情報比較手段66は、差分をデータ格納部80に保存する。このとき、記載情報比較手段66は、帳票画像データ92の拡張データ領域に、差分とその差分が生じた記載内容についての、文字認識座標97を格納する。
【0046】
次に、S50において、画像修正手段68が、帳票画像データ92の修正を行う。この過程では、先ず、画像修正手段68が、データ格納部80から、帳票画像データ92を読み出す。次に、画像修正手段68は、帳票画像データ92を、出力部54として設けられているディスプレイに表示させる。帳票画像データ92には、差分とその文字認識座標が格納されているので、画像修正手段68は、修正前の帳票画像データ92aの、文字認識座標で示される場所に差分を書き込んだ帳票画像データ92bを新たに作成する。修正前の帳票画像データ92aと、新たに作成された修正後の帳票画像データ92bは並べて表示される。
【0047】
なお、S10の帳票入力過程、S20の文字認識過程は、予め行っておいても良い。すなわち、予めデータ格納部80に格納されている、帳票画像データと記載情報に対して、S30〜S50の処理を行えば良い。あるいは、S10の帳票入力過程を予め行い、データ格納部80に格納されている帳票画像データに対して、S20〜S50の処理を行っても良い。
【0048】
なお、帳票画像の修正は、画像上に直接行ってもよいし、レイヤーやアノテーション機能等により、元の画像を書き換えずに情報を追加するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0049】
10 帳票管理装置
20 帳票入力部
30 処理部
42 RAM
44 ROM
52 入力部
54 出力部
60 制御部
62 文字認識手段
64 記載情報修正手段
66 記載情報比較手段
68 画像修正手段
70 修正用画面
80 データベース(DB)
90 帳票
92 帳票画像データ
94 記載情報
95 記載項目
96 記載内容
97 文字認識座標
98 差分データ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
帳票画像データと、前記帳票画像データを文字認識して得られる記載内容、及び、前記記載内容の前記帳票画像データにおける記載位置を含む記載情報とが格納されるデータ格納部と、
前記データ格納部内に格納されている前記記載内容を修正して、修正後の記載内容を新たに前記データ格納部に格納する記載情報修正手段と、
修正前の記載内容と、修正後の記載内容とを比較して差分を抽出する記載情報比較手段と、
前記差分を前記帳票画像データの対応する前記記載位置に書き込むことにより帳票画像データを修正して、修正後の帳票画像データを新たに前記データ格納部に格納する画像修正手段と
を備えることを特徴とする帳票管理装置。
【請求項2】
前記帳票画像データを文字認識して、前記記載情報を生成する文字認識手段
を備えることを特徴とする請求項1に記載の帳票管理装置。
【請求項3】
入力された帳票を、画像データとして電子データ化して、前記帳票画像データを生成する帳票入力部
を備えることを特徴とする請求項2に記載の帳票管理装置。
【請求項4】
帳票画像データと、前記帳票画像データを文字認識して得られる記載内容、及び、前記記載内容の前記帳票画像データにおける記載位置を含む記載情報とが格納されるデータ格納部を備える帳票管理装置において実行される、
前記データ格納部内に格納されている前記記載内容を修正して、修正後の記載内容を新たに前記データ格納部に格納する過程と、
修正前の記載内容と、修正後の記載内容とを比較して差分を抽出する過程と、
前記差分を前記帳票画像データの対応する前記記載位置に書き込むことにより帳票画像データを修正して、修正後の帳票画像データを新たに前記データ格納部に格納する過程と
を備えることを特徴とする帳票画像修正方法。
【請求項5】
記載内容を修正する前に行われる、
前記帳票画像データを文字認識して、前記記載情報を生成する過程
を備えることを特徴とする請求項4に記載の帳票画像修正方法。
【請求項6】
文字認識する前に行われる、
入力された帳票を、画像データとして電子データ化して、前記帳票画像データを生成する過程
を備えることを特徴とする請求項5に記載の帳票画像修正方法。
【請求項7】
帳票画像データと、前記帳票画像データを文字認識して得られる記載内容、及び、前記記載内容の前記帳票画像データにおける記載位置を含む記載情報とが格納されるデータ格納部を備える帳票管理装置を、
前記データ格納部内に格納されている前記記載内容を修正して、修正後の記載内容を新たに前記データ格納部に格納する記載情報修正手段、
修正前の記載内容と、修正後の記載内容とを比較して差分を抽出する記載情報比較手段、及び
前記差分を前記帳票画像データの対応する前記記載位置に書き込むことにより帳票画像データを修正して、修正後の帳票画像データを新たに前記データ格納部に格納する画像修正手段
として機能させるための帳票画像修正プログラム。
【請求項8】
前記帳票管理装置を、さらに
前記帳票画像データを文字認識して、前記記載情報を生成する文字認識手段
として機能させるための請求項7に記載の帳票画像修正プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−48372(P2012−48372A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−188291(P2010−188291)
【出願日】平成22年8月25日(2010.8.25)
【出願人】(000000295)沖電気工業株式会社 (6,645)
【出願人】(591051645)株式会社OKIソフトウェア (173)
【Fターム(参考)】