説明

建築構造及びそのための構成材

構造物のための建築構成材であって、前記建築構成材は、間隔を隔てて略平行に配置されるとともに互いに連結された2つの側壁を含む構成材本体を備え、前記側壁は、互いに対向する端部と、長手方向に沿って延び、且つ互いに対向する側部とを有し、前記建築構成材は、第2の建築構成材、又は前記建築構成材を前記第2の建築構成材に結合するための結合部材に結合されるように構成され、前記建築構成材は、更に複数の連結部材を含み、これらの連結部材は、前記長手方向の側部の一方から他方まで前記側壁の所定の長さに従う間隔を隔てて、且つ前記側壁が使用時に前記長さに従って切断され、又は別の方法で分割されることが可能になるように配置されることにより、前記切断又は分割の端部において、前記構成材を前記第2の建築構成材又は前記結合部材に固定するための、前記結合部材における連結部材と協調することに適した連結部材を提供する建築構成材。構造物のための建築構成材であって、前記建築構成材は、間隔を隔てて略平行に配置されるとともに互いに連結された2つの側壁を含む構成材本体を備え、前記側壁は、互いに対向する端部と、長手方向に沿って延び、且つ互いに対向する側部とを有し、前記建築構成材は、別の建築構成材、又は前記建築構成材を別の建築構成材に結合するための結合部材に結合されるように構成され、前記建築構成材は、前記側壁の、対向して長手方向に延びる前記側部に配置された連結部材を更に含み、前記連結部材は、前記構成材を前記別の建築構成材又は結合部材に固定することに協調し、各前記側壁は、内層部材及び外層部材を含み、前記内層部材と前記外層部材とは、間隔を隔てて配置され、これら部材の間に延びる複数の網状材によって互いに連結されている建築構成材。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築構造に関し、より詳細には、このような構造に使用される構成材及びアセンブリに関する。
1つの特定の出願は、建築物の壁の構成に使用されることに適する構成材及びアセンブリに関連している。便宜上、下文においてこの出願を参照して本発明を説明するが、本発明の範囲はその特定の出願に限定されないと解釈されるべきである。本発明を他の出願に適用できることは、当業者に対して明らかである。
【背景技術】
【0002】
一緒に固定されることが可能であり、堅固な構造を構成するために空洞にコンクリートが充満した中空部材を使用して建築の壁を構成する技術が知られている。このような構造に関する問題点としては、該構造の汎用性の低下が挙げられる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、上記不都合のうちの1つ又は2つ以上を抑制することのできる建築構成材及びアセンブリを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の1つの態様によれば、構造物のための建築構成材が提供され、この建築構成材は、間隔を隔てて略平行に配置されるとともに互いに連結された2つの側壁を含む構成材本体を備え、前記側壁は、互いに対向する端部と、長手方向に沿って延び、且つ互いに対向する側部とを有し、前記建築構成材は、第2の建築構成材、又は前記建築構成材を前記第2の建築構成材に結合するための結合部材に結合されるように構成され、前記建築構成材は、更に複数の連結部材を含み、これらの連結部材は、前記長手方向の側部の一方から他方まで前記側壁の所定の長さに従う間隔を隔てて、且つ前記側壁が使用時に前記長さに従って切断され、又は別の方法で分割されることが可能になるように配置されることにより、前記切断又は分割の端部において、前記構成材を前記第2の建築構成材又は前記結合部材に固定するための、前記結合部材における連結部材と協調することに適した連結部材を提供する。
【0005】
望ましくは、建築構成材及び結合部材は、これらに取り付けられた協調連結部材を備え、この協調連結部材は、前記建築構成材と前記結合部材との間のスナップ式の係合を提供する。
【0006】
連結本体に連結された前記連結部材は、前記長手方向の側部に沿って前記端部の一方から他方へ長手方向に延びてもよい。
前記協調連結部材は、その一方の部品において空洞を、他方の部品において舌部を含み、前記舌部は、スナップ式の係合で前記空洞の内に収容可能であってもよい。1つの形態では、前記空洞は、前記対向する端部の間において前記構成材の長手方向の側縁部に沿って延びる通路である。前記空洞は、同空洞の内部に開口する口部と、喉部とを含み、前記舌部は、スナップ式に前記喉部を通過してもよい。
【0007】
前記建築構成材は、前記側壁の間に延びる少なくとも1つの横断部材を更に含んでもよい。1つの形態では、前記横断部材は、各側壁の内表面に固定され、又は同側壁の内表面と一体になった横断壁である。1つの形態では、前記横断部材は、各側壁の内表面に取外し可能に固定されることが可能である。この目的を達成するために、各前記横断部材と各前記長手方向の側壁とは、これらをスナップ式に連結する協調連結部材を含んでもよい。各前記横断壁には、前記長手方向において間隔を隔てた複数の開口部が形成されてもよい。
【0008】
1つの実施形態では、前記側壁の各々は、間隔を隔てた内層部材及び外層部材を含み、前記内層部材と前記外層部材とは、これらの間に延びる複数の網状材によって互いに連結されてもよい。この実施形態において、前記内層部材及び前記外層部材の内表面において所定の構造が形成可能であり、該構造は、連結部材の喉部を形成できるように前記内層部材及び前記外層部材に沿って間隔を隔てた形で配置される。こうした構成により、前記側壁が使用時に該側壁の前記長さに従って切断され、又は別の方法で分割されることが可能となり、前記切断又は分割の端部において連結部材が提供される。前記構造は、前記外層部材及び前記内層部材の長さに従って反対の方向に向かう群で配置されてもよい。
【0009】
前記結合部材は、対向する端部の間において長手方向に延びる側縁を有するパネルであってもよい。前記連結部材は、前記側縁の領域において横に延びる複数のフランジであり、各前記フランジは、前記構成材における通路内にスナップ式に収容される頭部を有してもよい。1つの形態では、前記フランジは2つ設けられ、前記パネルの両側端領域に前記フランジが1つずつ設けられる。別の形態では、前記フランジは4つ設けられ、前記両側端領域に前記フランジが2つずつ設けられ、各側端領域における前記2つのフランジは、互いに逆の方向に沿って横に延びている。
【0010】
本発明の別の態様によれば、構造物のための建築構成材が提供され、この建築構成材は、間隔を隔てて略平行に配置されるとともに互いに連結された2つの側壁を含む構成材本体を備え、前記側壁は、互いに対向する端部と、長手方向に沿って延び、且つ互いに対向する側部とを有し、前記建築構成材は、別の建築構成材、又は前記建築構成材を別の建築構成材に結合するための結合部材に結合されるように構成され、前記建築構成材は、前記側壁の、対向して長手方向に延びる前記側部に配置された連結部材を更に含み、前記連結部材は、前記構成材を前記別の建築構成材又は結合部材に固定することに協調し、各前記側壁は、内層部材及び外層部材を含み、前記内層部材と前記外層部材とは、間隔を隔てて配置され、これら部材の間に延びる複数の網状材によって互いに連結されている。
【0011】
この建築構成材は、前記側壁の両側部の一方において雄連結部材を、他方において雌連結部材を含んでもよい。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の一実施形態に係る建築構成材を示す等角図。
【図2】図1に示される構成材の詳細を示す図。
【図3】図1及び図2に示される建築構成材の平面図。
【図4】図1〜図3に示される種の構成材を示す別の等角図。
【図5】図4に示される構成材の一部の詳細を示す図。
【図6】本発明の別の実施形態に係る建築構成材を示す平面図。
【図7】本発明の好ましい実施形態に係る別の建築構成材を示す平面図。
【図8】本発明の好ましい実施形態に係る建築構成材の断面図であり、この建築構成材は、充填材が同建築構成材の上端から該建築構成材の表面に漏れ、又は溢れることを抑制するための蓋とともに示される。
【図9】図8に示される蓋の等角図。
【図10】本発明の別の実施形態に係る建築構成材を、その建築構成材を別の建築構成材に結合するための結合部材とともに示す等角図。
【図11】図10に示される建築構成材及び結合部材の平面図。
【図12】本発明の更に別の例示的な実施形態に係る建築構成材を示す等角図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1には、本発明の一実施形態に係る建築構成材のアセンブリが示されている。このアセンブリ10は、建築構成材20及び端部構成材40を含み、これら構成材20と端部材40とは、結合部材60により協調して取り付けられている。各構成材は、例えば熱可塑性プラスチック(例えばポリ塩化ビニル)等のプラスチック材料によって形成されることが可能であり、押出成形又は他の適切な加工プロセスにより製造されることが可能である。
【0014】
建築構成材20は、構成材本体21を含み、この構成材本体21は、略平行な、間隔を隔てた2つの側壁22及び23、並びにこれらの間に延びている複数の横断壁24を有している。各側壁22,23は、内層26及び外層27、並びにこれらの間に設けられ、間隔を隔てた複数の網状材28を含んでいる。構成材本体21は、互いに対向する端部31,32と、長手方向に延びるとともに、互いに対向する側部34,35とを備えている。
【0015】
建築構成材40は、長手方向に沿って延びる側壁42,43と、横断壁44とを備え、各側壁は網状材48によって互いに連結された内層及び外層45,46を含む点で、構成材20の構造とは相似している。建築構成材40は、その構成材本体の片側において端壁49を更に備えている。
【0016】
このアセンブリは、これらの建築構成材20,40を動作可能に固定する結合部材60を更に含んでいる。この結合部材60は、メインパネル62を含んでおり、このメインパネル62は、取り付けられた状態においてその構成材の長手方向に沿って延びるようになり、長手方向に沿って延びるとともに、互いに対向する縁部63,64を有している。横断壁24,44及びパネル62には、間隔を隔てた複数の開口部68が形成されている。
【0017】
これら建築構成材20,40及び結合部材60は、連結された部分の間のスナップ式の係合を提供する協調連結部材を備えている。この点に関しては、構成材20,40は、構成材本体の長手方向の両側において通路50を有している。各通路50は、口部52と、刺のある構造54によって形成された喉部53を提供する構造とを有している。構成材20は長手方向側部の双方において通路50を備えているのに対し、構成材40は端壁49と反対側の長手方向側部において通路50を備えている。複数対の構造は、構成材20が所望の長さに切断可能であるとともに、所定の連結部材がこの切断長さに適合するように、それらの構成材に沿って間隔を隔てて配置されている。
【0018】
その結合部材60は、各縁部の領域において舌部65を備えている。これらの舌部65は、頭部67有して長手方向に沿って延びるフランジ66である。この構成では、頭部67が建築構成材20,40における通路50にスナップ式に係合することができる。縁部63,64の外側には、肋材79が配置されており、構成材の縁部は、この肋材79に隣接している。これにより、これらの構成材を互いに対して好適に把持することができる。
【0019】
図6は、建築構成材の別の実施形態を示しており、この実施形態は、一体に組立て可能な複数の独立の部材によって構成されている。本実施形態では、そのアセンブリは、間隔を隔てた複数の横断部材124によって互いに連結可能な2つの側壁部材122,123を含んでいる。各側壁部材122,123は、網状材148によって連結された内、外層145,146を含んでいる。側壁部材122,123は、各側壁部材の内層に固定された横断部材124によって接続されている。この目的を達成するために、横断部材124の側縁部は、その内層の内表面における通路155内に受けられることが可能な頭部167を有している。その通路155は、それらの内外層の内表面において刺のある構造154によって形成された喉部を有している。これらの構造は、反対の方向に向かう複数の群に配置されており、これにより、構成材120は、所望の長さに切断可能であるとともに、所定の連結部材がこの切断長さに適合することができる。反対の方向に向かう典型的な構造の群は、図6、7における「157」及び「158」によって示されている。
【0020】
結合部材160は、頭部167が空洞169を含む点を除いて、上述した形態と同様である。端部平板168は、フランジの群を1つのみ有する点を除いて、部材160と同様である。
【0021】
図7は、複数の構成材を互いに対して所定の角度を有するように連結可能な角部材170を示している。
図9は、蓋75を示しており、この蓋75は、図8に示されるように建築構成材20又は120の頂部及び底部に取り付けられることにより、コンクリート、或いは泥、スラッジ、砂、又は類似したものを含む他の充填材が構成材20,120、又は220、又は320に流れ込む際に、コンクリート又は他の充填材が側壁部材22,23の外側の、完成した表面に放出、又は流出することが抑制される。その蓋は、開口部77を有しており、この開口部77は、コンクリートが流れ込むことを許容するとともに、構成材20を上方の床版99に固定することを強化し、下方から固定部材を受けることを許容する。
【0022】
図10及び11は、建築構成材220の別の実施形態を示しており、この実施形態では、結合部材260は、空洞269の両側において、間隔を隔てた2つのフランジをそれぞれ有している。縁部263,264の外側には、肋材279が配置されており、構成材220は、組立てられた状態において肋材279に隣接している。これにより、構成材220のぴったりの、又は堅い保持を容易に実現することができる。
【0023】
図12は、本発明の別の態様に係る実施形態を示しており、この実施形態においては、構成材320は、側壁322,323の側部と一体となった協調連結部材360を含んでいる。雄連結部材371と雌連結部材372とが設けられている。雄連結部材371は、空洞369を介して間隔を隔てた一対のフランジ366と、頭部367とを含み、この頭部367は、肋材373である。フランジ367は、通路350に挿入され、喉部353を通るように配置されており、刺のある構造354によって保持されている。フランジ367と刺のある構造354との係合は、スナップ式の係合である。
【0024】
本明細書及び以下の特許請求の範囲の全文において、文脈によって他の解釈が必要でない限り、用語「含む」、又は「含み」、「含んでいる」等のバリエーションは、記載された構成要件、工程、又は構成要件群或いは工程群を暗示的に含むが、他の構成要件、工程、構成要件群或いは工程群を含むことを排除しないと理解されるべきである。
【0025】
最後に、様々な変更、変形及び/又は追加は、本発明の主旨及び範囲を逸脱しない内容の組み合わせ及び構成に含まれることが理解されるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
構造物のための建築構成材であって、
前記建築構成材は、間隔を隔てて略平行に配置されるとともに互いに連結された2つの側壁を含む構成材本体を備え、前記側壁は、互いに対向する端部と、長手方向に沿って延び、且つ互いに対向する側部とを有し、
前記建築構成材は、第2の建築構成材、又は前記建築構成材を前記第2の建築構成材に結合するための結合部材に結合されるように構成され、
前記建築構成材は、更に複数の連結部材を含み、これらの連結部材は、前記長手方向の側部の一方から他方まで前記側壁の所定の長さに従う間隔を隔てて、且つ前記側壁が使用時に前記長さに従って切断され、又は別の方法で分割されることが可能になるように配置されることにより、前記切断又は分割の端部において、前記構成材を前記第2の建築構成材又は前記結合部材に固定するための、前記結合部材における連結部材と協調することに適した連結部材を提供する
建築構成材。
【請求項2】
前記協調連結部材は、前記建築構成材と前記結合部材との間のスナップ式の係合を提供することを特徴とする、請求項1に記載の建築構成材及び結合部材。
【請求項3】
連結本体に連結された前記連結部材は、前記長手方向の側部に沿って前記端部の一方から他方へ長手方向に延びていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の建築構成材。
【請求項4】
前記協調連結部材は、その一方の部品において空洞を、他方の部品において舌部を含み、前記舌部は、スナップ式の係合で前記空洞の内に収容可能であることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の建築構成材。
【請求項5】
前記空洞は、前記構成材の長手方向の側縁部に沿って延び、前記対向する端部の間において通路を形成していることを特徴とする、請求項4に記載の建築構成材。
【請求項6】
前記空洞は、同空洞の内部に開口する口部と、喉部とを含み、前記舌部は、スナップ式に前記喉部を通過することを特徴とする、請求項4又は5に記載の建築構成材。
【請求項7】
前記建築構成材は、前記側壁の間に延びる少なくとも1つの横断部材を含むことを特徴とする、請求項1〜6の何れか一項に記載の建築構成材。
【請求項8】
前記横断部材は、各側壁の内表面に固定され、又は同側壁の内表面と一体になった横断壁であることを特徴とする、請求項7に記載の建築構成材。
【請求項9】
前記横断部材は、各側壁の内表面に取外し可能に固定されることが可能であることを特徴とする、請求項8に記載の建築構成材。
【請求項10】
各前記横断部材と各前記長手方向の側壁とは、これらをスナップ式に連結する協調連結部材を含むことを特徴とする、請求項9に記載の建築構成材。
【請求項11】
各前記横断壁には、前記長手方向において間隔を隔てた複数の開口部が形成されていることを特徴とする、請求項8,9又は10の何れか一項に記載の建築構成材。
【請求項12】
前記側壁の各々は、間隔を隔てた内層部材及び外層部材を含み、前記内層部材と前記外層部材とは、これらの間に延びる複数の網状材によって互いに連結されていることを特徴とする、請求項1〜11の何れか一項に記載の建築構成材。
【請求項13】
前記内層部材及び前記外層部材の内表面において所定の構造が形成可能であり、該構造は、連結部材の喉部を形成できるように前記内層部材及び前記外層部材に沿って間隔を隔てた形で配置されことにより、前記側壁が使用時に該側壁の前記長さに従って切断され、又は別の方法で分割されることが可能となり、前記切断又は分割の端部において連結部材が提供されることを特徴とする、請求項1〜12の何れか一項に記載の建築構成材。
【請求項14】
前記構造は、前記外層部材及び前記内層部材の長さに従って反対の方向に向かう群で配置可能である、請求項13に記載の建築構成材。
【請求項15】
前記結合部材は、対向する端部の間において長手方向に延びる側縁を有するパネルである請求項1〜14の何れか一項に記載の建築構成材。
【請求項16】
前記連結部材は、前記側縁の領域において横に延びる複数のフランジであり、各前記フランジは、前記構成材における通路内にスナップ式に収容される頭部を有する請求項1〜15の何れか一項に記載の建築構成材。
【請求項17】
前記フランジは2つ設けられ、前記パネルの両側端領域に前記フランジが1つずつ設けられている請求項16に記載の建築構成材。
【請求項18】
前記フランジが4つ設けられ、前記両側端領域に前記フランジが2つずつ設けられ、各側端領域における前記2つのフランジは、互いに逆の方向に沿って横に延びている請求項16又は17に記載の建築構成材。
【請求項19】
構造物のための建築構成材であって、
前記建築構成材は、間隔を隔てて略平行に配置されるとともに互いに連結された2つの側壁を含む構成材本体を備え、前記側壁は、互いに対向する端部と、長手方向に沿って延び、且つ互いに対向する側部とを有し、
前記建築構成材は、別の建築構成材、又は前記建築構成材を別の建築構成材に結合するための結合部材に結合されるように構成され、
前記建築構成材は、前記側壁の、対向して長手方向に延びる前記側部に配置された連結部材を更に含み、前記連結部材は、前記構成材を前記別の建築構成材又は結合部材に固定することに協調し、各前記側壁は、内層部材及び外層部材を含み、前記内層部材と前記外層部材とは、間隔を隔てて配置され、これら部材の間に延びる複数の網状材によって互いに連結されている
建築構成材。
【請求項20】
以上に添付の図面を参照しながらほぼ説明された建築構成材。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公表番号】特表2010−539351(P2010−539351A)
【公表日】平成22年12月16日(2010.12.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−524303(P2010−524303)
【出願日】平成19年9月11日(2007.9.11)
【国際出願番号】PCT/AU2007/001341
【国際公開番号】WO2009/033201
【国際公開日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【出願人】(510066558)
【氏名又は名称原語表記】KOIKAS,Nick
【出願人】(510066569)
【氏名又は名称原語表記】KOIKAS,Cleo