説明

引き出し昇降装置

【課題】単一の駆動装置によって、引き出し操作と昇降操作を可能とする引き出し昇降装置を提供する。
【解決手段】少なくとも2本のアーム5を屈曲自在に連結した一対の支持フレーム6を有し、対象物を支持する支持機構と、該対象物を水平方向に駆動する一対の出没フレーム3を有する出没機構と、前記対象物を所定位置にて上下方向に駆動する一対の昇降フレームを有する昇降機構を備え、前記一対の支持フレームの一端を対象物に、他端を昇降フレーム4に回動自在に取り付け、前記一対の昇降フレームの一端を駆動モーター29に接続し、前記一対の出没フレームの一端を一対の支持フレームのアームの少なくとも一つに当接し、駆動モーターにより、前記一対の出没フレームと一対の昇降フレームとを水平方向に並行駆動して対象物を出没させ、所定位置で前記対照物を昇降させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、引き出し昇降装置であって、単一の駆動装置によって引き出し体の出没と昇降部の昇降を可能とする引き出し昇降機構に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、人が家屋から段差のある地面に降りて車両へ移動する際や、荷物を積み出したり、また車両に荷物を積み込んだりする際には、段差を乗り越えての行き来が必要となり、特に高齢者や車椅子利用者にとっては非常に不便なものであった。
【0003】
そこで、昇降可能な支持体を、室内床部と水平方向にてオーバーラップ可能として、支持体と室内床部間での行き来を容易とする段差解消昇降機が提案されている(特許文献1参照。)。
【0004】
また、車椅子に乗ったままで階段の上り乗りを可能とり、使用しないときには邪魔にならないようにできる車椅子用階段昇降装置が提案されている(特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】特願2002−114491号公報
【特許文献1】特願2004−35173号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1で提案した段差解消昇降機の場合、車椅子利用者を直線スライド機構と、旋回機構と、昇降機構とによって室内床部から戸外や車等へ移動可能とするのもであるが、直線スライドや旋回、昇降操作毎に駆動装置を必要とし、また設置する場所によって付帯設備を必要とする問題点があった。
【0007】
また、上記特許文献2で提案した車椅子用階段昇降装置の場合、階段の最上段に当たる床面下に出没自在に組み込まれ、車椅子に乗ったまま段差のある階段を昇降可能とするものであるが、設置する場所(階段の高さなど)によって装置が大掛かりとなるばかりでなく、施工に多大の時間と経費が係るという問題点があった。
【0008】
本発明は、これらの問題点に鑑みなされたもので、本発明者が先に出願した特願2004−26154号「引き出し体の片持ち支持構造」をさらに改良発展させ、単一の駆動装置で引き出し操作と昇降操作が可能であり、しかも施工が簡単な引き出し昇降装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
このため本発明の引き出し昇降装置は、少なくとも2本のアームを屈曲自在に連結した一対の支持フレームを有し、対象物を支持する支持機構と、該対象物を水平方向に駆動する一対の出没フレームを有する出没機構と、前記対象物を所定位置にて上下方向に駆動する一対の昇降フレームを有する昇降機構を備え、前記一対の支持フレームの一端を対象物に、他端を昇降フレームに回動自在に取り付け、前記一対の昇降フレームの一端を駆動モーターに接続し、前記一対の出没フレームの一端を一対の支持フレームのアームの少なくとも一つに当接し、駆動モーターにより、前記一対の出没フレームと一対の昇降フレームとを水平方向に並行駆動して対象物を出没させ、所定位置で一対の出没フレームを停止させ、一対の昇降フレームのみを水平方向に駆動して、出没フレームと支持フレームの当接、支持フレームの回動、及び屈曲により、前記対照物を昇降させることを第1の特徴とする。
【0010】
また、前記一対の出没フレームと一対の昇降フレーム及び一対の支持フレームの全負荷を、前記駆動モーターに接続する回転駆動装置を支点として支承することを第2の特徴とする。
【0011】
上記構成の引き出し昇降装置は、家屋の床下や屋外に設置され、荷物や高齢者、車椅子利用者が必要な時に引き出して使用することが可能となる。
【発明の効果】
【0012】
本発明による引き出し昇降装置によれば、以下のような優れた効果を有する。
(1)一対の出没フレームの一端が一対の支持フレームのアームの少なくとも一つに可滑転的に当接するため、駆動モーターによる昇降フレームの水平方向の駆動によって、前記支持フレームが前記出没フレームと当接しながら回動し、車椅子利用者等の昇降を可能とすることができる。
(2)一対の出没フレームと一対の昇降フレーム及び一対の支持フレームの全負荷を、前記駆動モーターに歯合するギアを支点として支承するため、単一の駆動装置で前記一対の昇降フレームを水平に駆動させることによって、前記一対の出没フレームと前記一対の支持フレームとを同時に水平に引き出し駆動させることができるため、構造が簡単であると共に施工に時間と経費を軽減できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の引き出し昇降装置を実施例に基づいて説明するが、本発明が本実施例に限定されないことは言うまでもない。図1は本発明の引き出し昇降装置の使用例を示す使用説明図、図2は収納状態を示す説明図、図3は引き出した状態を示す説明図、図4は昇降状態を示す説明図、図5は図2の要部断面説明図、図6は図3の要部拡大説明図、図7は図4の要部拡大説明図である。
【実施例1】
【0014】
図1乃至図5に示すように、本発明に係る引き出し昇降装置1は、格納部2と、格納部2内を水平に駆動する一対の出没フレーム3と、出没フレーム3と並行駆動する一対の昇降フレーム4と、昇降スレーム4と回動可能に連結する2本のL字型昇降用アーム5を有する一対の支持フレーム6と、支持フレーム6に支持されて昇降する昇降床7と、前記昇降フレーム4を水平方向に駆動する駆動機構8から構成されており、家屋等の下部に挿入設置され、遠隔操作装置(図示せず)によって、出没フレーム3及び昇降フレーム4が出没自在とされ、また所定位置において昇降フレーム4の水平方向の駆動によって支持フレーム6が回動して昇降床フレーム7が昇降可能とされている。
【0015】
図2乃至図5により、更に詳細に説明すると、図2は出没フレーム3と昇降フレーム4の収納状態を示す説明図、図3は出没フレーム3と昇降フレーム4を引き出した状態を示す説明図を示しており、図2(a)及び図3(a)は側面説明図、図2(b)及び図3(b)は平面説明図である。また図5は図2の要部断面説明図であり、図5(a)は図2のA部断面説明図、図5(b)は図2のB部断面説明図、図5(c)は図2のC部断面説明図である。
【0016】
図に示すように格納部2は、一対の側板9と、側板9の上下両端部を繋ぐ格納部接合部材10と、格納部2の歪みを防止する上下部筋交フレーム11とから構成され、その両端面が開放された略箱状体に形成されている。また側板9の内側面上部には、二対の固定戸車12が対向して取り付けられ、上記出没フレーム3の上面部と夫々係合し、出没フレーム3の水平駆動を補助する。そして、収納部2の中央下部には駆動機構8が設けられ、後述するギヤードモーター29の駆動によって出没フレーム3及び昇降フレーム4を水平方向に駆動させる。さらに格納部2内の所定位置には駆動速度リミッター13、出没フレーム収納停止リミッター14、昇降フレーム停止リミッター15、出没フレーム制御ピン16が夫々設けられ、後述する出没フレーム3及び昇降フレーム4の駆動速度と駆動位置を規制する。尚、格納部2に使用される素材としては鋼材、木、及びアルミ合金等が挙がられる。
【0017】
出没フレーム3は、一対の対向する長尺板からなり、出没フレーム4の後端部は端部連結部材20が直交して取り付けられ、端部連結部材20には後述する昇降フレーム4と伸縮可能に連結する一対の引き寄せ部材26が所定の間隔をおいて取り付けられている。また出没フレーム3の先端側下部には、上記支持フレーム6と係合して回動する二対の昇降当接部材36が対向して取り付けられ、昇降当接連結部材17によって夫々連結されている。そして、出没フレーム3の所定位置には複数の固定戸車18が夫々対向して回動可能に取り付けられ、後述する昇降フレーム4と係合する。さらに、出没フレーム3の後端側下部には上記駆動速度リミッター13を作動する感知バー30が、中央下部には出没フレーム収納停止リミッター14を作動する感知バー31が夫々設けられ、後述する駆動機構8による駆動速度と出没フレーム3の駆動位置を規制する。尚、出没フレーム3は固定長の長尺板ばかりでなく、角パイプや伸縮可能な部材であってもかまわない。
【0018】
昇降フレーム4は、上記出没フレーム3の固定戸車18と上下方向から係合するコの字形状を有する一対の鋼製長尺体からなり、その後端部には端部連結部材20が直交して取り付けられ、昇降フレーム4の後部には前記出没フレーム3と連結する引き寄せ部材26が対向して取り付けられている。また長手方向の任意の位置には複数の連結部材21が直交して取り付けられている。そして昇降フレーム4の下部にはV字型レール19が夫々長手方向に平行に取り付けられ、後述する駆動機構8の駆動固定戸車22と係合する。さらに長手方向先端部近傍にはベアリング23を介して上記一対の支持フレーム6が夫々取り付けられ、また長手方向後端上部には上記昇降フレーム停止リミッター15を作動する感知バー32が設けられている。尚、昇降フレーム4の後端部には出没フレーム制御ピン16を操作する押上げレバー24が設けられ、後述する出没フレーム3と昇降フレーム4の格納部2における引き出し操作時に使用される。
【0019】
支持フレーム6は、2本のL字型昇降用アーム5を、その屈曲部をアーム連結部材25によって回動可能に連結して構成し、一端を上記昇降フレーム4にベアリング23を介して回動可能に連結し、他端を昇降床7とベアリング23を介して回動可能に連結している。この昇降用アーム5と上記出没フレーム3の昇降当接部材36が当接し、上記駆動機構8の駆動によってL字型昇降用アーム5が回動して昇降床7を昇降させる。尚、出没フレーム3、昇降フレーム4、支持フレーム6は何れも鋼材、木、及びアルミ合金等で構成される。
【0020】
昇降床7は車椅子や荷物が乗り降りできる強度と大きさを有する矩形の鋼製板材で、上記支持フレーム6に水平に挟持されてベアリング23を介して取り付けられ、その上部には車椅子等が乗り降り時に使用する扉27が前方と後方に起立して取り付けられ、その左右には落下防止用柵28が夫々取り付けられている。尚、扉27と落下防止用柵28は何れも木製或いはアルミ等の金属が使用され、しかも折畳み或いは取り外し可能とされる。また、昇降床7の素材は鋼製にかぎらず、木、及びアルミ合金等であってもかまわない。
【0021】
駆動機構8は、上記格納部2の中央下部に取り付けられたギヤードモーター29と、ギヤードモーター29の回動を伝達する駆動傘歯車33、駆動用回転軸34及び駆動固定戸車22と、駆動用回転軸34を保持する一対のベアリングピロー35とから構成され、ギヤードモーター29の回動によって駆動固定戸車22が駆動し、上記V字型レール19を介して昇降フレーム4を駆動させ、昇降フレーム4と固定戸車18によって係合する出没フレーム3を並行駆動させると共に、所定の位置で昇降フレーム4のみを駆動させて上記支持フレーム6を回動させて昇降床7を昇降させる。尚、駆動機構8の制御は各種の制御装置が使用可能であり、また操作もリモコン等の遠隔操作が可能とされる。すなわち駆動機構8のギヤードモーター29に接続する回転駆動装置である駆動固定戸車22を支点として昇降フレーム4と出没フレーム3及び支持フレーム6の全ての負荷を支承し、昇降フレーム4を駆動させて出没フレーム3を出没させると共に、支持フレーム6を回動させて昇降床7を昇降させる。ここで、回転駆動装置である駆動固定戸車22は歯車であってもよく、またV字型レール19は歯型レールであってもかまわない。
【0022】
次に、図2乃至図7に従って本発明の引き出し昇降装置1の動作を説明する。図2は引き出し昇降装置1を格納部2に最も収納した状態を示しており、この位置で利用者は扉27を開閉して昇降床7に乗ることができる。そしてリモコンなどの遠隔装置(図示せず)を操作してギヤードモーター29を回動させて駆動傘歯車33を介して駆動固定戸車22を回動させ、駆動固定戸車22と係合するV字型レール19を有する昇降フレーム4を水平方向に駆動させる。ここで昇降フレーム4は出没フレーム3の固定戸車18と上下方向から係合しており、昇降フレーム4が駆動することによって出没フレーム3も並行して水平方向に駆動し、図3に示すように出没フレーム3及び昇降フレーム4は格納部2の端部まで移動する。
【0023】
図6は図3の格納部2近傍の拡大説明図であり、図6(a)は側面説明図、図6(b)は平面図を示している。図6(a)において、ギヤードモーター29の回動によって格納部2の端部まで水平駆動した出没フレーム3の感知バー30が、駆動速度リミッター13を作動させた状態を示しており、この駆動速度リミッター13によってギヤードモーター29の回動速度が制御される。さらに昇降フレーム4を駆動させると、図7に示すように格納部2に設けられた出没フレーム制御ピン16は、昇降フレーム4との係合がはずれて出没フレーム3の後端部と係合して出没フレーム3の駆動を規制し、昇降フレーム4のみ駆動可能となる。そして、図4に示すように昇降フレーム4と回動可能に連結する支持フレーム6が出没フレーム3の先端側下部に設けられた二対の昇降当接部材36と当接した状態で回動し、支持フレーム6に水平に挟持されて取り付けられた昇降床7を上下方向に昇降させる。この際、昇降フレーム4の後部と出没フレーム3の後部連結部材20とを連結する一対の引き寄せ部材26によって昇降フレーム4を牽引して昇降床7の昇降を調節する。ここで、昇降床7の昇降位置は感知バー32による昇降フレーム停止リミッター15の操作によって規制される。尚、昇降床7の昇降速度は上記駆動速度リミッター13と図示しない制御装置によって最適な速度となるように予め制御される。
【0024】
そして、引き出し昇降装置1を格納部2に収納する際には、上記の操作と逆の操作を行なうが、まずギヤードモーター29を逆方向へ回動させて昇降フレーム4を駆動し昇降床7を上方へ昇降させる。次に図6(a)に示すように出没フレーム3と係合する出没フレーム制御ピン16を、昇降フレーム4の後端部に設けた押上げレバー24によって上方へ移動させて係合を解除し、出没フレーム3を駆動可能とし昇降フレーム4と並行駆動させて格納部2方向へ移動させる。さらに図2に示すように出没フレーム収納停止リミッター14を感知バー31によって操作してギヤードモーター29の回動を停止させる。
【0025】
上記の構成による本発明の引き出し昇降装置1によれば、単一の駆動用ギヤードモーター29の回動によって昇降フレーム4を水平方向に駆動させ、昇降フレーム4と固定戸車18によって係合する出没フレーム3を並行して駆動させることができる。しかも、出没フレーム制御ビン16によって出没フレーム3を停止させた状態で、昇降フレーム4のみ駆動して昇降フレーム4と回動可能に連結する支持フレーム6を回動させて昇降床7を上下方向へ昇降させることができる。これによって利用者は段差のある家屋等の出入り口から昇降床7を利用して安全に容易に出入りが可能となる。
【0026】
以上、本発明による引き出し昇降装置は家屋の床下や屋外の、常時には使用されない箇所に設けられており、利用者は必要時にリモコン等の遠隔操作によって出没フレームを所定の位置まで引き出し、さらに昇降床を上下方向に遥動して昇降させて乗り降りし、段差のある出入り口からの移動が容易となる。また、昇降床部には側板や渡し床板が回動可能に設けてあり利用者を安全に段差のある出入り口から移動させることが可能である。そして、引き出し昇降装置は家屋の床下等に設置して使用されるばかりでなく、段差のある構造物や出入りの不便な箇所からの移動に効果的に使用できる。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明による引き出し昇降装置は、車椅子や介護を必要とする利用者が屋外や屋内から屋外への移動手段として好適であるばかりでなく、車への荷物の積み込み或いは積み下ろしにも有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の引き出し昇降装置の使用例を示す使用説明図である。
【図2】本発明の引き出し昇降装置の収納状態を示す説明図である。
【図3】本発明の引き出し昇降装置の引き出した状態を示す説明図である。
【図4】本発明の引き出し昇降装置の昇降状態を示す説明図である。
【図5】図2の要部断面説明図である。
【図6】図3の要部拡大説明図である。
【図7】図4の要部拡大説明図である。
【符号の説明】
【0029】
1 引き出し昇降装置
2 格納部
3 出没フレーム
4 昇降フレーム
5 L字型昇降用アーム
6 支持フレーム
7 昇降床
8 駆動機構
9 側板
10 格納部接合部材
11 上下部筋交フレーム
12 出没フレーム支持固定戸車
13 駆動速度リミッター
14 出没フレーム収納停止リミッター
15 昇降フレーム停止リミッター
16 出没フレーム制御ピン
17 昇降当接連結部材
18 固定戸車
19 V字型レール
20 端部連結部材
21 連結部材
22 駆動固定戸車
23 ベアリング
24 押上げレバー
25 アーム連結部材
26 引き寄せ部材
27 扉
28 落下防止用柵
29 ギヤードモーター
30、31、32 感知バー
33 駆動傘歯車
34 駆動用回転軸
35 ベアリングピロー
36 昇降当接部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも2本のアームを屈曲自在に連結した一対の支持フレームを有し、対象物を支持する支持機構と、該対象物を水平方向に駆動する一対の出没フレームを有する出没機構と、前記対象物を所定位置にて上下方向に駆動する一対の昇降フレームを有する昇降機構を備え、前記一対の支持フレームの一端を対象物に、他端を昇降フレームに回動自在に取り付け、前記一対の昇降フレームの一端を駆動モーターに接続し、前記一対の出没フレームの一端を一対の支持フレームのアームの少なくとも一つに当接し、駆動モーターにより、前記一対の出没フレームと一対の昇降フレームとを水平方向に並行駆動して対象物を出没させ、所定位置で一対の出没フレームを停止させ、一対の昇降フレームのみを水平方向に駆動して、出没フレームと支持フレームの当接、支持フレームの回動、及び屈曲により、前記対照物を昇降させることを特徴とする引き出し昇降装置。
【請求項2】
前記一対の出没フレームと一対の昇降フレーム及び一対の支持フレームの全負荷を、前記駆動モーターに接続する回転駆動装置を支点として支承することを特徴とする請求項1に記載の引き出し昇降装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−184289(P2008−184289A)
【公開日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−19757(P2007−19757)
【出願日】平成19年1月30日(2007.1.30)
【出願人】(302071896)有限会社長友工務店 (4)