説明

強誘電体記憶装置のデータ読み出し/再書き込み回路、強誘電体記憶装置、電子機器

【課題】強誘電体記憶装置の高速化及び低消費電力化を図る技術を提供すること。
【解決手段】ゲートが一方のビット線と接続される第1トランジスタ(21)と、ゲートが他方のビット線と接続される第2トランジスタ(22)と、第1及び第2トランジスタと異なる導電型であり、ゲートが第2トランジスタのドレインと接続され、ソースが第1トランジスタのドレインと接続される第3トランジスタ(23)と、第3トランジスタと同じ導電型であり、ゲートが第1トランジスタのドレインと接続され、ソースが第2トランジスタのドレインと接続される第4トランジスタ(24)と、を含むセンスアンプ回路と、当該センスアンプ回路の出力信号を反転させた反転信号を生成し、当該反転信号を選択的に出力する反転信号生成回路(25,26)と、を備え、反転信号生成回路から出力される反転信号を用いてデータの再書き込みを行う、データ読み出し/再書き込み回路(2)である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、強誘電体キャパシタを利用する強誘電体記憶装置(強誘電体メモリ)におけるデータ読み出し/再書き込み技術に関する。
【背景技術】
【0002】
強誘電体記憶装置(FeRAM)は、不揮発性を有し、かつ従来のDRAM等と同等の動作が可能であるという特徴を有するために近年注目されている。FeRAMにおけるセンスアンプとして、カラム型のセンスアンプが広く使われている(例えば、特許文献1)。
【0003】
カラム型センスアンプは、データバスとビット線の両方を充放電するため大きなトランジスタサイズが必要となるため、消費電力の増加を招き、またピーク電流が大きくノイズ源ともなりやすい不都合がある。しかし、カラム型センスアンプ以外のセンスアンプを用いようとすると、FeRAM特有のリライト(データ再書き込み)動作が必要となるため、データ読み出し用のセンスアンプとは別にリライト回路が必要となる。FeRAMの高速動作のためには、リライト動作もデータ読み出し後すぐに行う必要がある。リライト動作では、読み出しデータに基づいて当該データをそのまま書き戻す必要がある。
【0004】
【特許文献1】特開2000−187990号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで本発明は、強誘電体記憶装置の動作の高速化及び低消費電力化を可能とする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の本発明は、強誘電体記憶装置に用いられ、一対のビット線を介してメモリセルに対するデータの読み出し及び再書き込みを行うための回路であって、ゲートが一方の上記ビット線と接続される第1トランジスタと、上記第1トランジスタと同じ導電型であり、ゲートが他方の上記ビット線と接続される第2トランジスタと、上記第1トランジスタと異なる導電型であり、ゲートが上記第2トランジスタのドレインと接続され、ソースが上記第1トランジスタのドレインと接続される第3トランジスタと、上記第3トランジスタと同じ導電型であり、ゲートが上記第1トランジスタのドレインと接続され、ソースが上記第2トランジスタのドレインと接続される第4トランジスタと、を含んでなり、上記ビット線間の電位差を検出するセンスアンプ回路と、上記センスアンプ回路の出力信号を反転させてなる反転信号を生成するとともに、当該反転信号を出力するか否かを外部から与えられる制御信号に基づいて選択可能に構成された反転信号生成回路と、を備え、上記データの読み出し後に上記反転信号生成回路から上記反転信号を出力させ、当該反転信号を用いて上記データの再書き込みを行う、強誘電体記憶装置のデータ読み出し/再書き込み回路である。
【0007】
かかる構成では、いわゆるクロスカップル型のセンスアンプ回路を採用し、かつ当該センスアンプ回路の出力信号を反転させた信号を用いて再書き込みを行っている。これにより、センスアンプ回路は小さなトランジスタサイズで良く、センスする時のノイズの発生を抑えることができる。また、回路構成が簡素となり、高速動作化及び低消費電力なデータ読み出し/再書き込み回路を実現することが可能となる。
【0008】
好ましくは、上記反転信号生成回路は、2つのクロックドゲートインバータを含んで構成される。
【0009】
これにより、本発明にかかる反転信号生成回路をより簡単に構成することができる。
【0010】
好ましくは、上記クロックドゲートインバータの出力端が上記ビット線の一方又は他方に接続される。
【0011】
これにより、本発明を実現する回路の構成をより簡素化することが可能となる。
【0012】
好ましくは、上記反転信号生成回路に与える上記制御信号としてリライト信号を用いる。
【0013】
これにより、本発明の適用に際して別段、特別に制御信号を用意する必要がなくなる。
【0014】
好ましくは、上記センスアンプ回路による検出動作がほぼ完了した後に上記反転信号生成回路の動作を開始させる。
【0015】
これにより、センス動作及び再書き込み動作をそれぞれより良好に行うことができる。
【0016】
好ましくは、上記センスアンプ回路の出力端電位を均一に調整するイコライザ回路を更に含む。また、このイコライザ回路は、上記センスアンプによる検出動作の開始タイミングと略同時又は当該開始タイミングより所定期間だけ遅れて動作を停止することが更に好ましい。
【0017】
これにより、センス動作をより安定させることができる。
【0018】
第2の態様の本発明は、上述した第1の態様の本発明にかかるデータ読み出し/再書き込み回路を備える強誘電体記憶装置である。
【0019】
これにより、高速動作が可能であり、かつ低消費電力な強誘電体記憶装置が得られる。
【0020】
第3の態様の本発明は、上述した強誘電体記憶装置を備える電子機器である。ここで「電子機器」とは、一定の機能を奏する機器一般をいい、その構成に特に限定が無いが、例えば、上記の記憶装置を備えるコンピュータ装置一般、携帯電話、PHS、PDA(携帯用情報端末)、電子手帳、ICカード等、記憶装置(メモリ)が組み込まれるあらゆる装置が該当し得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0022】
図1は、本発明を適用した一実施形態の強誘電体記憶装置の構成を説明する回路図である。図1に示す本実施形態の強誘電体記憶装置は、メモリセルアレイ1、データ読み出し/再書き込み回路2及びイコライザ回路3を含んで構成されている。なお、他の周辺回路(例えば、ワード線ドライバ等)については図示を省略する。
【0023】
メモリセルアレイ1は、複数のメモリセルを含んで構成されている。各メモリセルとしては、例えば図示のように、2つのトランジスタ11、12と2つの強誘電体キャパシタ13、14とを組み合わせてなる2T2C型のものを採用し得る。メモリセルは、ワード線WL及びプレート線PLと、ビット線BL又はBLb(「b」は論理反転を示す。以下の説明において同じ。)との交差位置に配置され、これらのビット線、プレート線及びワード線を介してその動作が制御される。
【0024】
データ読み出し/再書き込み回路2は、一対のビット線BL、BLbを介してメモリセルに対するデータの読み出し及び再書き込みを行うための回路であり、ビット線間の電位差を検出するセンスアンプ回路と、データ読み出し後の再書き込みに必要な動作を担う反転信号生成回路とを含んで構成されている。
【0025】
センスアンプ回路は、ゲートが一方のビット線BLと接続されるPチャネルMOSトランジスタ21(第1トランジスタ)と、ゲートが他方のビット線BLbと接続されるPチャネルMOSトランジスタ22(第2トランジスタ)と、ゲートが上記PチャネルMOSトランジスタ22のドレインと接続され、ソースが上記PチャネルMOSトランジスタ21のドレインと接続されるNチャネルMOSトランジスタ23(第3トランジスタ)と、ゲートが上記PチャネルMOSトランジスタ21のドレインと接続され、ソースが上記PチャネルMOSトランジスタ22のドレインと接続されるNチャネルMOSトランジスタ24(第4トランジスタ)と、を含んで構成されている。すなわち、本実施形態のセンスアンプ回路はクロスカップル型のセンスアンプとなっている。このセンスアンプ回路の動作は、信号線SAONを介して外部から供給される信号によって導通/非導通状態となるPチャネルMOSトランジスタ27によって制御される。
【0026】
反転信号生成回路は、2つのクロックドゲートインバータ25、26を含んで構成される。クロックドゲートインバータ25は、その出力端が一方のビット線BLに接続されている。同様に、クロックドゲートインバータ26は、その出力端が他方のビット線BLbに接続されている。これらのクロックドゲートインバータ25、26からなる反転信号生成回路は、上述したセンスアンプ回路の出力信号を反転させてなる反転信号を生成するとともに、当該反転信号を出力するか否かを、信号線RW、RWbを介して外部から与えられる制御信号に基づいて選択可能に構成されている。ここで、上記の制御信号としてはリライト信号(再書き込み信号)が用いられる。
【0027】
イコライザ回路3は、センスアンプ回路2の出力端電位を均一に調整するものであり、2つのNチャネルMOSトランジスタ31、32を用いて構成されている。図示の例では、NチャネルMOSトランジスタ31、32は、それぞれゲートが外部から与えられる制御信号を供給するための信号線EQに接続され、ソースがセンスアンプ回路の出力端OUT又はOUTbに接続され、ドレインが接地されている。イコライザ回路3に対して信号線EQを介して外部から制御信号が与えられることにより、各出力端OUT、OUTbが接地電位(GNDレベル)にディスチャージされる。このイコライザ回路3は、センスアンプ回路による検出動作の開始タイミングと略同時又は当該開始タイミングより所定期間だけ遅れて動作を停止するように動作させることがより望ましい。それにより、センス動作がより安定する。なお、イコライザ回路3は、図示の例のように各出力端OUT、OUTbを接地電位にディスチャージするタイプの他に、単に各出力端OUT、OUTbの相互間をショート(短絡)させるタイプや、電源電位等の所定電位にディスチャージするタイプなど、種々のタイプを採用し得る。
【0028】
本実施形態の強誘電体記憶装置はこのような構成を有しており、次にメモリセルに対するデータの読み出し及び再書き込みを行う際の動作について波形図を用いて説明する。
【0029】
図2は、メモリセルに対するデータの読み出し及び再書き込み(リライト)を行う際の動作について説明するための波形図である。
【0030】
(メモリセル読出し期間)
時刻t1においてワード線WLにHレベル電位(例えば、電源電圧Vcc)が与えられ、次いで時刻t2においてプレート線PLにHレベル電位が与えられると、各メモリセルの強誘電体キャパシタ13、14にそれぞれ書き込まれていたデータ(電荷量)に応じた電位が各ビット線BL、BLbに発生する。
【0031】
(センス期間)
次に、時刻t3において信号線SAONにHレベル電位が与えられると、データ読み出し/再書き込み回路2に含まれるセンスアンプ回路が動作し、各ビット線BL、BLbのそれぞれの電位に応じて、各出力端OUT、OUTbに“0”データを表す電位(例えば、電源電位Vcc)又は“1”データを表す電位(例えば、接地電位GND)がそれぞれ表れる。
【0032】
(リライト期間)
上述したセンスアンプ回路による検出動作がほぼ完了した後の時刻t4において、信号線RWにHレベル電位が与えられ、その反転電位が信号線RWbに与えられると、各クロックドゲートインバータ25、26が動作し、各出力端OUT、OUTbに表れた電位を反転させてなる反転信号が各クロックドゲートインバータ25、26から出力される。これらのクロックドゲートインバータ25、26の出力端は各ビット線BL、BLbに接続されて、各ビット線BL、BLbは所定電位となる。その後、プレート線PLの電位をLレベル(例えば、接地電位)とすることにより、当該プレート線PLの電位と、各ビット線BL、BLbの電位との相対関係に基づいて、各メモリセルにデータが再書き込みされる。このように、信号線SAONがイネーブルとなった後に信号線RWをイネーブルとし、リライト動作を行うため、各ビット線BL、BLbをフルスイングさせることができる。また、クロスカップル型のセンスアンプ回路は入力レベルによっては貫通電流が流れ続けるデメリットがあるが、リライト動作を開始し、各ビット線BL、BLbがフルスイングすることで、貫通電流をほぼゼロにすることができる。
【0033】
図3は、本実施形態にかかる強誘電体記憶装置を備えた電子機器の一例であるパーソナルコンピュータ1000の構成を示す斜視図である。図3において、パーソナルコンピュータ1000は、表示パネル1002と、キーボード1004を有する本体部1006とを備えて構成されている。当該パーソナルコンピュータ1000の本体部1006の記憶媒体、特に不揮発性メモリとして、本実施形態にかかる強誘電体記憶装置が用いられている。
【0034】
このように本実施形態では、いわゆるクロスカップル型のセンスアンプ回路を採用し、かつ当該センスアンプ回路の出力信号を反転させた信号を用いて再書き込みを行っている。これにより、回路構成が簡素となり、高速動作化及び低消費電力なデータ読み出し/再書き込み回路を実現することが可能となる。
【0035】
なお、本発明は上述した実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。
【0036】
図4〜図6は、センスアンプ回路の他の構成例を説明する回路図である。センスアンプ回路の構成は上述した図1に示した例の他にも、図4〜図6の各図に示すように種々の構成を採用し得る。
【0037】
具体的には、図4に示すセンスアンプ回路は、ゲートが一方のビット線BLと接続されるNチャネルMOSトランジスタ21a(第1トランジスタ)と、ゲートが他方のビット線BLbと接続されるNチャネルMOSトランジスタ22a(第2トランジスタ)と、ゲートが上記NチャネルMOSトランジスタ22aのドレインと接続され、ソースが上記NチャネルMOSトランジスタ21aのドレインと接続されるPチャネルMOSトランジスタ23a(第3トランジスタ)と、ゲートが上記NチャネルMOSトランジスタ21aのドレインと接続され、ソースが上記NチャネルMOSトランジスタ22aのドレインと接続されるPチャネルMOSトランジスタ24a(第4トランジスタ)と、を含んで構成されている。
【0038】
図5に示すセンスアンプ回路は、ゲートが一方のビット線BLと接続されるPチャネルMOSトランジスタ21b(第1トランジスタ)と、ゲートが他方のビット線BLbと接続されるPチャネルMOSトランジスタ22b(第2トランジスタ)と、ゲートが上記PチャネルMOSトランジスタ22bのドレインと接続され、ソースが上記PチャネルMOSトランジスタ21bのドレインと接続されるNチャネルMOSトランジスタ23b(第3トランジスタ)と、ゲートが上記PチャネルMOSトランジスタ21bのドレインと接続され、ソースが上記PチャネルMOSトランジスタ22bのドレインと接続されるNチャネルMOSトランジスタ24b(第4トランジスタ)と、を含んで構成されている。
【0039】
図6に示すセンスアンプ回路は、ゲートが一方のビット線BLと接続されるNチャネルMOSトランジスタ21c(第1トランジスタ)と、ゲートが他方のビット線BLbと接続されるNチャネルMOSトランジスタ22c(第2トランジスタ)と、ゲートが上記NチャネルMOSトランジスタ22cのドレインと接続され、ソースが上記NチャネルMOSトランジスタ21cのドレインと接続されるPチャネルMOSトランジスタ23c(第3トランジスタ)と、ゲートが上記NチャネルMOSトランジスタ21cのドレインと接続され、ソースが上記NチャネルMOSトランジスタ22cのドレインと接続されるPチャネルMOSトランジスタ24c(第4トランジスタ)と、を含んで構成されている。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】一実施形態の強誘電体記憶装置の構成を説明する回路図である。
【図2】メモリセルに対するデータの読み出し及び再書き込みを行う際の動作について説明するための波形図である。
【図3】強誘電体記憶装置を備えた電子機器の構成例を示す斜視図である。
【図4】センスアンプ回路の他の構成例を説明する回路図である。
【図5】センスアンプ回路の他の構成例を説明する回路図である。
【図6】センスアンプ回路の他の構成例を説明する回路図である。
【符号の説明】
【0041】
1…メモリセルアレイ、2…データ読み出し/再書き込み回路、3…イコライザ回路、11、12…(メモリセル用の)トランジスタ、13、14…(メモリセル用の)強誘電体キャパシタ、21…PチャネルMOSトランジスタ(第1トランジスタ)、22…PチャネルMOSトランジスタ(第2トランジスタ)、23…NチャネルMOSトランジスタ(第3トランジスタ)、24…NチャネルMOSトランジスタ(第4トランジスタ)、25、26…クロックドゲートインバータ、WL…ワード線、PL…プレート線、BL、BLb…ビット線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
強誘電体記憶装置に用いられ、一対のビット線を介してメモリセルに対するデータの読み出し及び再書き込みを行うための回路であって、
ゲートが一方の前記ビット線と接続される第1トランジスタと、前記第1トランジスタと同じ導電型であり、ゲートが他方の前記ビット線と接続される第2トランジスタと、前記第1トランジスタと異なる導電型であり、ゲートが前記第2トランジスタのドレインと接続され、ソースが前記第1トランジスタのドレインと接続される第3トランジスタと、前記第3トランジスタと同じ導電型であり、ゲートが前記第1トランジスタのドレインと接続され、ソースが前記第2トランジスタのドレインと接続される第4トランジスタと、を含んでなり、前記ビット線間の電位差を検出するセンスアンプ回路と、
前記センスアンプ回路の出力信号を反転させてなる反転信号を生成するとともに、当該反転信号を出力するか否かを外部から与えられる制御信号に基づいて選択可能に構成された反転信号生成回路と、
を備え、
前記データの読み出し後に前記反転信号生成回路から前記反転信号を出力させ、当該反転信号を用いて前記データの再書き込みを行う、強誘電体記憶装置のデータ読み出し/再書き込み回路。
【請求項2】
前記反転信号生成回路は、2つのクロックドゲートインバータを含んで構成される、請求項1に記載の強誘電体記憶装置のデータ読み出し/再書き込み回路。
【請求項3】
前記クロックドゲートインバータの出力端が前記ビット線の一方又は他方に接続される、請求項2に記載の強誘電体記憶装置のデータ読み出し/再書き込み回路。
【請求項4】
前記反転信号生成回路に与える前記制御信号としてリライト信号を用いる、請求項1に記載の強誘電体記憶装置のデータ読み出し/再書き込み回路。
【請求項5】
前記センスアンプ回路による検出動作がほぼ完了した後に前記反転信号生成回路の動作を開始させる、請求項1に記載の強誘電体記憶装置のデータ読み出し/再書き込み回路。
【請求項6】
前記センスアンプ回路の出力端電位を均一に調整するイコライザ回路を更に含む、請求項1に記載の強誘電体記憶装置のデータ読み出し/再書き込み回路。
【請求項7】
前記イコライザ回路は、前記センスアンプによる検出動作の開始タイミングと略同時又は当該開始タイミングより所定期間だけ遅れて動作を停止する、請求項6に記載の強誘電体記憶装置のデータ読み出し/再書き込み回路。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれかに記載のデータ読み出し/再書き込み回路を備える強誘電体記憶装置。
【請求項9】
請求項8に記載の強誘電体記憶装置を備える電子機器。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−85812(P2006−85812A)
【公開日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−268777(P2004−268777)
【出願日】平成16年9月15日(2004.9.15)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)