説明

弾球遊技機

【課題】遊技盤を遊技機枠に適切に取り付けることができる弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技盤3を遊技機枠2に設けた嵌合溝部2bに嵌合することによって、遊技盤3を遊技機枠2に固定し得るようにした弾球遊技機1において、遊技盤2の裏面にベース部材21を配置するとともに、ベース部材21の板厚と遊技盤3の板厚とを合わせた合計板厚を被嵌合部217aとして、該被嵌合部217aを嵌合溝部2bに嵌合し、遊技盤3の板厚を、嵌合溝部2bの前後幅よりも薄くし、ベース部材21の板厚を、遊技盤3の板厚よりも薄くする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技盤を遊技機枠に適切に取り付けることができるようにした弾球遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
弾球遊技機(パチンコ機)においては、遊技店の遊技島に据え付けられる遊技機枠と、円形の遊技領域を有する遊技盤とを備え、遊技盤は、遊技機枠の左側部に設けた嵌合溝部に、その側部を差し込んで嵌合することによって、遊技機枠の内側に嵌め込まれて固定されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3763149号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような弾球遊技機においては、機種を交換する場合、遊技盤のみを交換して、遊技機枠は異なる遊技盤同士間で共用されるようになっている。しかし、交換後の遊技盤を合成樹脂製として、交換前の遊技盤(一般的なベニヤ板製)に比して板厚の薄いものを使用した場合には、遊技盤の側部が遊技機枠の嵌合溝部に適切に嵌合させることができず、遊技機枠に対する遊技盤の取付けが不安定となる。この結果、遊技機枠自体も交換しなければならず、遊技機枠の共用化ができなくなる問題点を有している。
【0005】
本発明は、上述のような課題に鑑み、遊技盤の板厚が薄いタイプであっても、遊技機枠に適切に取り付けることを可能にした弾球遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
遊技盤を遊技機枠に設けた嵌合溝部に嵌合することによって、前記遊技盤を前記遊技機枠に固定し得るようにした弾球遊技機において、前記遊技盤の裏面にベース部材を配置するとともに、前記ベース部材の板厚と前記遊技盤の板厚とを合わせた合計板厚を被嵌合部として、該被嵌合部を前記嵌合溝部に嵌合し、前記遊技盤の板厚を、前記嵌合溝部の前後幅よりも薄くし、前記ベース部材の板厚を、前記遊技盤の板厚よりも薄くする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、次のような効果が奏せられる。
遊技盤の板厚が薄いタイプであっても、遊技盤の裏面に配置するベース部材によって、遊技盤を遊技機枠に適切に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の一実施形態を適用した弾球遊技機の正面図である。
【図2】前扉を開けた状態の弾球遊技機の正面図である。
【図3】弾球遊技機の分解斜視図である。
【図4】前扉及び遊技盤を外した状態の弾球遊技機の正面図である。
【図5】図4におけるV−V線拡大横断面図である。
【図6】遊技盤を取り付けた状態の図5と同じ部位の拡大横断面図である。
【図7】遊技盤の正面図である。
【図8】遊技盤の裏面図である。
【図9】図7におけるIX−IX線縦断面図である。
【図10】斜め後方から見た要部の分解斜視図である。
【図11】要部断面の概念図である。
【図12】要部断面の概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態を適用した弾球遊技機の正面図、図2は、前扉を開けた状態の弾球遊技機の正面図、図3は、弾球遊技機の分解斜視図、図4は、前扉及び遊技盤を外した状態の弾球遊技機の正面図、図5は、図4におけるVーV線拡大横断面図、図6は、遊技盤を取り付けた状態の図5と同じ部位の拡大横断面図、図7は、遊技盤の正面図、図8は、遊技盤の裏面図、図9は、図7におけるIX−IX線縦断面図、図10は、斜め後方から見た要部の分解斜視図、図11、12は、要部断面の概念図である。なお、以下の説明においては、図1、2における図面手前を「前方」とし、図面奥側を「後方」とし、左方を「左方」とし、右方を「右方」とする。
【0010】
図1〜3に示すように、弾球遊技機1は、遊技店の遊技島に据え付けられる遊技機枠をなす外枠2と、外枠2内に後述のように固定される合成樹脂製の遊技盤3と、中央部に円形のガラス板51が嵌め込まれ、外枠2の左部に上下方向のヒンジ軸を有するヒンジ6により開閉可能に枢着された前扉5とを備え、前面右下部に設けられたハンドル4aを時計方向へ回転操作することにより、前扉5の下方に設けられた球貯留皿4bに貯留されている遊技球が図示略の発射装置から後述の遊技領域9に打出されて、所定の遊技を行うことができる。
【0011】
前扉5は、閉じるとガラス板51を透して遊技領域9を視認することができるように遊技盤3の表面側を覆う。なお、ガラス板51は、遊技領域9の形状、大きさとほぼ同一形状に形成される。
【0012】
外枠2の左枠部2aの内側には、後述のように遊技盤3の左側部を固定するための上下の嵌合溝部2bが設けられ、また、同じく右枠部2cには、後述のように遊技盤3の右側部を固定するための上下のロックレバー60が回動可能に枢支されている。
【0013】
主に図5、6に示すように、嵌合溝部2bは、外枠2の左枠部2aに設けられた前後方向へ弾性変形可能な板ばね70と、板ばね70の前方に設けられ、右側方へ突出する爪部2dとの間に形成される。板ばね70と爪部2dとの間、すなわち嵌合溝部2bの前後幅Wは、一般的な遊技盤、例えば、板厚が19mmのベニヤ板により形成される遊技盤3の側部を嵌合溝部2bに嵌合した場合、遊技盤3を外枠2に確実に固定し得るような寸法に設定される。
【0014】
本実施形態における遊技盤3は、板厚が10mmのアクリル樹脂等の透明の合成樹脂板により正面視ほぼ方形に形成され、その表面には、ガイドレール7、8によって包囲される円形(楕円形を含む)の遊技領域9が形成される。ハンドル4aの操作に基いて、発射装置から発射される遊技球は、ガイドレール7、8により誘導されて遊技領域9に打出される。遊技盤3の右側部には、遊技盤3を外枠2に固定する際、ロックレバー60が貫通して係合する上下の係合孔32が穿設されている。なお、遊技盤3は、完全な透明である必要はなく、後述の演出画像を透視でき得る程度の半透明であっても良いし、また、演出画像を表示させる領域を開口したベニヤ板等によって形成したものであっても良い。
【0015】
主に図2、7に示すように、遊技盤3の遊技領域9には、遊技領域9に打出された遊技球の流下方向を変化させる多数の遊技釘40と、遊技球の流下方向を規制する正面視ほぼ眉型の透明な合成樹脂製の球受誘導部材10と、遊技領域9を流下する遊技球が通過可能な普通図柄作動ゲート11と、遊技球が入球可能な入球口12aと、遊技球の流下方向を変化させる風車13と、透明な合成樹脂製のステージ14と、遊技球が入賞または入球可能な図柄始動口15及び入賞口12b〜12eと、遊技者にとって不利な第1状態(遊技球が実質的に入賞不能な閉鎖状態)及び遊技者にとって有利な第2状態(遊技球が入賞可能な開放状態)に遷移可能な入賞装置16が配置されている。また、遊技領域9の最下部には、遊技領域9に打出された遊技球を遊技盤3の裏面側に排出するアウト口17が設けられている。なお、球受誘導部材10及びステージ14は、完全な透明である必要はなく、演出画像を透視でき得る程度の半透明であっても良いし、不透明であっても良い。
【0016】
ステージ14は、遊技盤3のほぼ中央部に穿設された横長の開口31を貫通して、遊技盤3の裏面側に突出するように取り付けられるとともに、上面には、遊技領域9を流下する遊技球のうち入球口12aに入球した遊技球を受け止めて、左右、前後に転動させ得るステージ部141が形成され、また、前面には、ステージ部141を転動した遊技球のうちステージ部141の中央部に設けられた遊技球落下部(図示略)に落下した遊技球を図柄始動口15の真上に排出するための遊技球排出口143が形成されている。
【0017】
主に図8、10に示すように、遊技盤3の裏面側には、入球口12aに入球した遊技球をステージ14のステージ部141上に誘導する透明な誘導路18と、図柄始動口15の下方に設けられた電動開閉部材(チューリップ)27及び入賞装置16を開閉駆動させるソレノイド、センサ、リンク等により構成される駆動装置19等の部品が取り付けられている。
【0018】
入賞装置16は、後述のように遊技が特定遊技状態となって第2状態に遷移すると、入賞装置16内に設けた入賞センサ(図示略)が遊技球が10個入賞したことを検知するか、または開放してから30秒が経過すると閉鎖される。また開放している最中、入賞装置16内に設けた特定領域センサ(図示略)が遊技球の入賞を検出した場合には、閉鎖後に再度開放する。これを最大15回まで繰返し可能に設定してある。
【0019】
遊技球が普通図柄作動ゲート11を通過すると、所定の確率に基づいて、準特賞状態を生起するか否かが判定され、その判定の結果をもって、遊技盤3の左上部に設けられた遊技情報表示器29の普通図柄表示部が変動し、その後に所定の図柄を確定表示させる。準特賞状態が生起されると、電動開閉部材27が所定時間、開放する。
【0020】
主に図3に示すように、遊技盤3の裏面側には、液晶ディスプレイ等により構成される演出表示装置20が、遊技盤3の裏面から所定量離間した位置に配置される。なお、遊技盤3は、後述のように、前方から外枠2に取り付けられ、また、演出表示装置20は、後方から外枠2に取り付けられる。これにより、遊技盤3を入れ替える場合には、演出表示装置20を外枠2に取り付けたまま、遊技盤3のみを外枠2に着脱することができる。
【0021】
演出表示装置20の横長矩形の表示部201(図3参照)には、遊技に関する演出画像及び数字や図柄等で構成される演出図柄が表示され、これらの画像及び図柄は、透明な遊技盤3を透して遊技機1の前面から視認することができる。
【0022】
演出表示装置20を、円形の遊技領域9に対して前後に重なるように配置することによって、遊技盤3における遊技領域9と演出表示装置20の表示部201とが前後に重畳する部分には、表示部201に表示される画像及び図柄が表示される表示可能領域93(図8に斜線で示す領域)が形成され、遊技領域9内における表示部201の上側及び下側には、画像及び図柄が表示されない上、下の半月状の表示不能領域91、92が形成される(図7参照)。
【0023】
演出表示装置20に表示される画像のうち遊技に関する数字や図柄等で構成される演出図柄は、表示可能領域93内で、かつ遊技領域9における球受誘導部材10とステージ14との間に2点鎖線で示す演出図柄表示領域94(図2、7参照)に変動表示される。
【0024】
遊技領域9に打出された遊技球が図柄始動口15に入賞すると、これを契機に所定の確率に基づいて、演出図柄が演出図柄表示領域94内で変動表示した後、所定時間経過後、停止して確定表示される。そして、確定表示された演出図柄の組み合わせが、予め定められた表示態様、例えば、同一の数字や図柄が揃った場合には、特定遊技状態(所謂、大当り状態)を生起させ、入賞装置16を第1状態から第2状態に遷移させ、遊技者に所定の遊技価値を付与するようになっている。
【0025】
上側の表示不能領域91は、遊技盤3の後方、すなわち遊技機1の内部が見えないように、正面視矩形の定形表示部材28により隠蔽される。また、下側の表示不能領域92及び遊技領域9から外れた領域は、遊技盤3を透して後方が視認できないように、ベース部材をなす表示枠部材21により隠蔽される。
【0026】
表示枠部材21は、不透明(半透明を含む)の合成樹脂製で形成されるとともに、遊技盤3の裏面側と演出表示装置20との間に介在され、演出表示装置20における表示部201の周辺近傍、すなわち表示可能領域93の周囲を囲むような枠状をなし、表示部201の周囲と遊技盤3の裏面との間の隙間を遮蔽する上下及び左右の遮蔽部211、212、213,214が設けられている。
【0027】
上遮蔽部211を除く各遮蔽部212、213、214の前端には、主に図8、10に示すように、遊技盤3における表示可能領域93から外れた下及び左右の領域の後方が視認不能とする下及び左右の枠部216及び217、218が連設されている。
【0028】
なお、各遮蔽部211〜214の後端は、演出表示装置20の前面との間に若干の隙間が生じるようにするか、または、ゴム、スポンジ等の緩衝材を介して、演出表示装置20の前面に密接される。
【0029】
遊技盤3の左側部に重合する表示枠部材21における左枠部217には、遊技盤3の左側部と共に外枠2の上下の嵌合溝部2bにそれぞれ嵌合される平坦な上下の被嵌合部217aが一体的に設けられている。被嵌合部217aは、前後の板厚が約9mmになるように形成される。これにより、遊技盤3の板厚を10mmの合成樹脂板とした場合、外枠2の嵌合溝部2bに嵌合される部分の前後方向の板厚(遊技盤3と被嵌合部217aの板厚を合わせた板厚)を19mmとすることができる。また、表示枠部材21における右側上下の隅部には、遊技盤3の係合孔32に対してその後側に重畳して、右方が開口する切欠き溝部217bがそれぞれ形成されている。
【0030】
下遮蔽部212の中央部には、駆動装置19の左右及び上方を覆うように、上方へ隆起した隆起部212aが形成されている。
【0031】
各入賞口12b〜12e、図柄始動口15、入賞装置16及び電動開閉部材27に入賞した遊技球は、それぞれのセンサにより検知されて、下枠部216の裏面側に配置される遊技球通路26を通って遊技機1の裏面に排出される。
【0032】
表示枠部材21における上遮蔽部211の前端には、上側の表示不能領域91の後方が視認不能とするように遮蔽する正面視ほぼ横長矩形の定形表示部材28が設けられる。
【0033】
定形表示部材28には、その後方が視認不能となるようにその表面または裏面に模様、色彩等が施されるとともに、機種名、大当りになる確率、賞球数等の機種に関連する機種情報281(図2、3及び図7に2点鎖線で示す部分)が描画されている。
【0034】
遊技盤3を外枠2に取り付ける場合には、先ず、遊技盤3の裏面に表示枠部材21を重ね合わせた状態で、遊技盤3の左側部を表示枠部材21の被嵌合部217aと共に、上下の嵌合溝部2bに差し込んで嵌合した後、遊技盤3及び表示枠部材21を後方へ押し込んで、表示枠座部21の切欠き溝部217bを通して、ロックレバー60を遊技盤3の係合孔32に挿入する。そして、ロックレバー60をほぼ90度回転操作することによって、ロックレバー60を係合孔32から離脱不能に係合させる。これにより、遊技盤3の左側部は、表示枠部材21に一体的に形成した被嵌合部217aと共に、嵌合溝部2bに嵌合して、外枠2の左枠部2aに固定され、また、同じく右側部は、表示枠部材21の右側部と共に、ロックレバー60により外枠2の右枠部2cに固定される。
【0035】
以上のように、本発明に係わる弾球遊技機においては、一般的に使用されるベニヤ板の遊技盤3の板厚が、嵌合溝部2bの前後幅Wに相当する第1板厚(19mm)と予め定められている場合、図11に示すように、遊技盤3が第1板厚よりも薄い第2板厚(10mm)の合成樹脂板であるときには、表示枠部材21に設けた被嵌合部217aを、第1板厚から第2板厚を差し引いた第3板厚(9mm)として、遊技盤3の側部を被嵌合部217aと共に嵌合溝部2bに嵌合することによって、合成樹脂製の遊技盤3を外枠2に対して確実に固定することができる。さらには、図6に明示されるように、遊技盤3の左側部は、表示枠部材21に一体的に形成した被嵌合部217aと前後に重なり合った状態で嵌合溝部2bに嵌合するため、嵌合溝部2bに強固に固定される。
【0036】
また、図12に示すように、遊技盤3を、第1板厚よりも薄い15mmの第2板厚としたベニヤ板で形成したときには、被嵌合部217aの第3板厚を4mmとすることによって、ベニヤ板の遊技盤3を外枠2に対して確実に固定することができる。
【0037】
これにより、一般的に使用される板厚が19mmのベニヤ板の遊技盤3は勿論のこと、第1板厚よりも薄いベニヤ板や合成樹脂製の遊技盤3であっても、外枠2に確実に固定することができ、板厚が異なる遊技盤3同士間で外枠2の共用化を図ることができる。
【0038】
また、遊技盤3を、その後方に配置される演出表示装置20の表示部201に表示される演出画像を透視可能な透明合成樹脂板により形成しても、表示部201の周辺近傍は、表示枠部材21の各枠部216、217、218により、遊技盤3の後方が透視できないように隠蔽されるため、見栄えの向上を図ることができる。さらには、被嵌合部217aを、左枠部217に一体的に設けたことによって、被嵌合部217aが透明な遊技盤3から視認されないため、見栄えをより向上させることができる。
【0039】
さらに、表示枠部材21の裏面に、遊技領域9に打ち込まれて遊技領域9に設けた各入賞孔12b,12c,12d,12eに入賞した遊技球を遊技盤3の裏面側に排出する遊技球通路26を設けたことによって、遊技盤3の裏面側に配置される遊技球通路26を、表示枠部材21を介して、遊技盤3の裏面側に容易に配置することができる。特に、遊技盤3を透明な合成樹脂製とした場合には、遊技球通路26を表示枠部材21によって隠蔽することができ、見栄え向上を図ることができる。
【符号の説明】
【0040】
1 弾球遊技機
2 外枠(遊技機枠)
2a 左枠部
2b 嵌合溝部
2c 右枠部
2d 爪部
3 遊技盤
4a ハンドル
4b 球貯留皿
5 前扉
6 ヒンジ
7,8 ガイドレール
9 遊技領域
10 球受誘導部材
11 普通図柄作動ゲート
12a 入球口
12b,12c,12d,12e 入賞口
13 風車
14 ステージ
15 図柄始動口
16 入賞装置
17 アウト口
18 誘導路
19 駆動装置
20 演出表示装置
21 表示枠部材(ベース部材)
26 遊技球通路
27 電動開閉部材(チューリップ)
28 定形表示部材
29 遊技情報表示器
31 開口
32 係合孔
40 遊技釘
51 ガラス板
60 ロックレバー
70 板ばね
91,92 表示不能領域
93 表示可能領域
94 演出図柄表示領域
141 ステージ部
143 遊技球排出口
201 表示部
211 上遮蔽部
212 下遮蔽部
212a 隆起部
213 左遮蔽部
214 右遮蔽部
216 下枠部
217 左枠部
217a 被嵌合部
217b 切欠き溝部
218 右枠部
281 機種情報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技盤を遊技機枠に設けた嵌合溝部に嵌合することによって、前記遊技盤を前記遊技機枠に固定し得るようにした弾球遊技機において、
前記遊技盤の裏面にベース部材を配置するとともに、前記ベース部材の板厚と前記遊技盤の板厚とを合わせた合計板厚を被嵌合部として、該被嵌合部を前記嵌合溝部に嵌合し、
前記遊技盤の板厚を、前記嵌合溝部の前後幅よりも薄くし、
前記ベース部材の板厚を、前記遊技盤の板厚よりも薄くしたことを特徴とする弾球遊技機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2012−210520(P2012−210520A)
【公開日】平成24年11月1日(2012.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−176309(P2012−176309)
【出願日】平成24年8月8日(2012.8.8)
【分割の表示】特願2007−217093(P2007−217093)の分割
【原出願日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【出願人】(000154679)株式会社平和 (1,976)
【Fターム(参考)】