説明

循環式風呂釜制御装置

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽内の水を強制的に循環させて、循環させた水を加熱する強制循環式風呂釜に関し、さらに詳細には、その循環式風呂釜を制御する制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、浴槽に入れた水をポンプにより強制的に循環させ、循環管路途中に設けた熱交換器を燃焼加熱することにより、浴槽内の水を所定の温度まで上昇させる強制循環式風呂釜が使用されている。ガス燃焼により、管路内の水を加熱する熱交換器の一例を図3に断面図で示す。ポンプにより循環される水Fは、ガス燃焼室31の上部に設けられた熱交換器50に送られ、そこで加熱されて浴槽に戻される。すなわち、水Fは、熱交換器50の右端部から下部パイプ41aに入り、熱交換器50の左端部まで行って下部パイプ41bにより右端部に戻る。そして、下部パイプ41cにより、左端部に行き中部パイプ42aにより右端部に戻る。順次繰り返して、水Fは、上部パイプ43cより外部に出て浴槽に戻される。
【0003】通常の強制循環式風呂釜において、水Fの循環流量は5〜8リットル/min、浴槽の水量は180〜200リットル、ガスの燃焼量は約12000kcal/hourとすれば、水の循環流量が5リットル/minの場合、熱交換器50に入る時と出る時とで水温が摂氏で約30度上昇する(以下摂氏を省略する)。こうして強制循環加熱により浴槽水温は次第に上昇していく。浴槽内の水温は、熱交換器50の入口側に設けられたサーミスタにより検出される。そして、サーミスタが所定の温度を検出すると自動的に強制循環及びガス燃焼を停止することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の循環式風呂釜及びその制御装置には、以下の問題があった。すなわち、熱交換器において管路内での水Fの部分沸騰が発生する場合があったのである。例えば、浴槽内の水Fの温度が10度程度の時に循環式風呂釜を始動させる場合を考える。熱交換器に流入する水Fの水温は約10度であるが、循環水量が5リットル/minの場合、熱交換器から流出する水Fの水温は約30度上昇して約40度となる。そして浴槽内の水Fの温度が40度程度まで上昇すると、熱交換器に流入する水Fの水温が約40度となり、熱交換器から流出する水Fの水温は約70度とかなりの高温になる。
【0005】ところがこのとき、熱交換器の銅パイプ内における水Fの水温は均一ではない。ポンプにより循環される水Fは管路内で銅パイプ内壁に接する外周側から加熱を受けるためである。このため銅パイプ内における水Fの水温には相当の不均一があり、前記した流出水温は一種の平均水温である。そして、平均水温が70度近くある場合、銅パイプの熱交換器出口付近におけるパイプ内壁近傍での水温は100度に達することがある。このとき部分沸騰が発生する。部分沸騰が発生すると、熱交換器の銅パイプ内での圧力上昇を生じ、銅パイプの耐久性が低下する問題がある。また、熱交換器から不快な異音(いわゆる「かま鳴り」である)が発生し、この異音は浴室からも聞こえるので入浴者等に熱交換器の故障ではないかとの不安を与え、好ましくない。また、このような水温不均一が解消されないまま高温の湯が浴槽にまで流入することがあり、浴槽には人が入るものであるから好ましくない。
【0006】本発明は、浴槽内の水温が上昇しても熱交換器において部分沸騰が発生することがなく、耐久性低下や異音の発生あるいは浴槽への高温の湯の流入を防いだ循環式風呂釜制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため本発明の循環式風呂釜制御装置は、浴槽内の水を強制的に循環させる強制循環装置と、強制循環装置の管路途中に設けられる熱交換器と、熱交換器を加熱するガス燃焼器とを有する循環式風呂釜を制御する循環式風呂釜制御装置であって、加熱されて浴槽に戻る水温を計測する出口水温検出器と、前記強制循環装置により循環される水量を可変する流量可変手段と、前記出口水温検出器が計測する水温が管路内で水の部分沸騰が発生しうる温度であるか否かを判別する部分沸騰判別手段と、前記部分沸騰判別手段により前記出口水温検出器の計測水温が部分沸騰の発生しうる温度であると判別された場合に前記流量可変手段を介して水の流量を増加させることにより出口水温を所定の温度以下に維持する流量制御手段とを有するものである。
【0008】
【作用】このような構成を有する本発明の循環式風呂釜制御装置の強制循環装置は、浴槽内の水を、熱交換器に通過させて循環加熱する。また、出口水温検出器は、加熱されて浴槽に戻る水温を計測する。また、流量可変手段は、強制循環装置により循環される水量を可変する。
【0009】ここで、部分沸騰判別手段は、出口水温検出器が計測する水温が水の部分沸騰が発生しうる温度であるか否かを判別する。そして、部分沸騰が発生しうる温度であると判別された場合には、流量制御手段が流量可変手段を介して強制循環装置により循環される流量を増加させる。かくして熱交換器での水温の上昇幅を縮小するとともに、管路内における水温の不均一を軽減する。これにより、浴槽の水温が上昇している場合でも出口水温が過度に上昇するのを防止し所定温度以下に維持することができるため、銅パイプ内における部分沸騰の発生がなく、耐久性の低下や異音の発生あるいは浴槽への高温の湯の流入がない。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例である循環式風呂釜制御装置を図面を参照して説明する。図1に循環式風呂釜の全体構成を示す。浴槽24には、水Fが一定量蓄えられている。浴槽24の内壁の下側に水Fを流入、流出させるためのバスアダプタ45が形成されている。バスアダプタ45の中央部には、戻り管27が接続している。戻り管27は、水を循環させるためのポンプ15に接続している。ポンプ15には、循環水の水量を制御するためのポンプ駆動回路32が接続している。戻り管27のポンプ上流位置にあって浴槽内の水温を検出するための浴槽水温サーミスタ26が取り付けられている。
【0011】戻り管27は、ガス燃焼室31の上部に設けられた熱交換器50に導入されている。熱交換器50に設けられた燃焼室内銅パイプ28は、図3に示すように従来と同じく、熱交換器50の端部から端部までを4回往復して構成されている。すなわち、銅パイプ28は、下部パイプ41a、41b、41c、中部パイプ42a、42b、上部パイプ43a、43b、43cにより熱交換器50内を4回往復している。銅パイプ28の外壁には、集熱用の銅製フィン21が形成されている。
【0012】この実施例の循環式風呂釜においては、水Fの標準流量は5リットル/min、浴槽の水量は180〜200リットル、ガスの燃焼量は約12000kcal/hourである。このとき、熱交換器50に入る時と出る時とで水温が約30度上昇する。熱交換器50を出た銅パイプ28は、浴槽に循環水を戻すための往き管25に接続している。往き管25のガス燃焼室31を出た付近に、熱交換器50で熱交換されることにより温度上昇した水温を計測するための、出湯温サーミスタ14が取り付けられている。往き管25は、バスアダプタ45の戻り管27の外周部に接続している。
【0013】次に、燃焼ガスであるプロパンガスGの流路を説明する。ガスパイプ29は図示しないプロパンガスタンクに接続している。ガスパイプ29は、ガスの元栓である元電磁弁13に接続している。ガスパイプ29は、ガス燃焼室31内に導入されている。ガス燃焼室31の下側位置においてガスパイプ29の先端部には、ガスGを噴き出すノズル18が形成されている。ノズル18の噴き出し方向にバーナ17が固設されている。バーナ17の上部近傍には、ガスGに着火する火花を発生させるための電極16が付設されている。ガス燃焼室31の右下側に送風ダクト30が付設されている。送風ダクト30には、燃焼空気を供給するためのファン12が付設されている。ファン12には、ファンモータ駆動回路11が接続している。また、ガス燃焼室31の右上側には、燃焼排ガスを排出するための排気トップ23が形成されている。
【0014】次に、図2にこの実施例の循環式風呂釜制御装置の構成をブロック図で示す。制御装置の主要部であるコントローラ35は、演算処理を行うCPU36、制御プログラムを記憶するROM37、データ等を一時的に記憶するRAM38より構成されている。ROM37には、水Fの流量を制御するための水量可変プログラム48が記憶されている。コントローラ35には、入力として出湯温サーミスタ14及び浴槽水温サーミスタ26が接続している。また、出力として、ポンプ15を制御するためのポンプ駆動回路32、ファン12を制御するためのファンモータ駆動回路11、及び元電磁弁13が接続している。
【0015】次に、上記構成を有する循環式風呂釜制御装置の作用を説明する。浴槽に水Fを適当な深さまで入れる。次に、コントローラ35のスイッチをオンして、ガス燃焼を開始する。すなわち、コントローラ35が元電磁弁13を開いて、一定量のプロパンガスGをノズル18からバーナ17に噴出する。同時に電極16に電圧がかけられ、火花が発生することによりプロパンガスGが着火される。また、ファンモータ駆動回路11がファン12を駆動して燃焼空気をガス燃焼室に送風する。また、コントローラ35の指令を受けてポンプ駆動回路32が、ポンプ15を一定の回転数mで駆動し、一定の流量の水Fを熱交換器50内の銅パイプ28に循環させる。プロパンガスGの燃焼直後の燃焼排ガス温度は、約1300度であり、これが熱交換器50内の銅パイプ28の外壁と接触する。これにより、燃焼排ガスから水Fへの熱交換が銅パイプ28を介して行われる。
【0016】このときの水Fの温度上昇幅(以下、「出入温度差」という)は、ポンプ15の駆動による流量により異なり、流量が大きいとき出入温度差は小さく、流量が小さいとき出入温度差は大きい。標準流量Nのときの出入温度差は約30度である。燃焼の初期の場合、浴槽24に蓄えられた水Fの温度は10度程度であり、始めに戻り管27に流れる水Fの温度も同じである。従ってこのとき、銅パイプ28の下部パイプ41aに流入する水Fの温度(以下、「入口温度Ti」という)は10度である。かくして、往き管25に流入する水Fの温度(以下、「出口温度To」という)は10度から約30度上昇して約40度となる。
【0017】本発明の主要部であるコントローラ35は、フィードバックされる出湯温サーミスタの検出値により、出口温度Toが65度以上にならないように、水Fの流量を制御している。この温度が65度を超えると、銅パイプ28内の一部において水温が100度に達し、部分沸騰が起こるからである。その制御方法について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。コントローラ35のRAM38にガス燃焼室から出た水Fの出口温度を設定する(S1)。この出口温度設定値Tcは、銅パイプ28内の最高水温が100度を超えないように決定される。この実施例の循環式風呂釜においては、この出口温度設定値Tcを65度とすることにより銅パイプ28内の最高水温が100度に達しないように維持でき、部分沸騰の発生を抑えられることが実験により確認されている。そして、出口設定温度Tc=65度はROM37に記憶されている。
【0018】循環式風呂釜が始動されると、コントローラ35は、出湯温サーミスタ14により出口温度Toを検出する(S2)。ここで例として、水温が10度の状態から循環式風呂釜により風呂を沸かす場合を考える。始めポンプ15の流量は標準流量Nであるので、出口温度Toは入口温度Tiより30度上昇して40度となる。ここで、出口温度To=40度であり、設定温度Tc=65度より低いので(S3、No)、コントローラ35は水量可変プログラム48により、ポンプ駆動回路32を介してポンプ15の回転数を下げて水Fの流量を減らす(S5)。ポンプ15の回転数が下げられると、循環水量が減らされることにより出入温度差が増加し、出口温度Toは上昇する。そして、循環加熱により浴槽24内の水温が上昇することによって入口温度Tiがさらに上昇するので、このことも出口温度Toを上昇させる。
【0019】出口温度Toが設定温度Tc(65度)に近づくと、ポンプ15の回転数はそれ以上下げられることはない。出口温度Toが設定温度Tc以上になると(S3、Yes)、ポンプ15の回転数を上げる(S4)。これにより流量が増加して出入温度差が減少し出口温度Toは下げられる。かくして、出口温度Toが設定温度Tc(65度)を超えることが防がれる。これにより、浴槽24内の水温が上昇してきても出口温度Toが65度を超えることが防がれ、かつ流量増加による乱流の効果によりガス燃焼室31の銅パイプ28内の最高水温が100度に達しないように維持され、部分沸騰の発生を防ぐことができる。こうして、熱交換器50からの異音発生や、浴槽24への高温の湯の流入を防止することができる。
【0020】この実施例では、出口温度Toが設定温度Tcに維持されるように流量制御しているが、ステップ5の処理を省いて、出口温度Toが設定温度Tc以下になるように制御しても良い。また、出口温度Toが所定の範囲(例えば40度以上65度以下)になるように上下限値を設定しても良い。この場合、最高温度は銅パイプ28内の最高水温が100度に達することのないように設定することは当然である。また、最低温度を定める場合は銅パイプ28の外壁温度が、熱交換器50内の露点温度を下回らないように設定するのがよい。設定温度にかかる下限値を設けることにより、熱交換器50内における結露による銅パイプ28の腐食を防止できるという利点がある。
【0021】次に、第二の実施例の循環式風呂釜制御装置を説明する。基本的な構成及び作用は、第一の実施例の循環式風呂釜制御装置と同様であるので、異なる点のみを説明し、同一部分の説明は省略する。第二の実施例の特徴は図6に示すように、銅パイプ28内を流れる水Fの流量を増減する方法として、ポンプ15と熱交換器50との間に流量を調整するための流量制御弁である水制御弁46を設けている点である。水制御弁46は、例えば弁体をモータにより移動させることにより、弁座と弁体との隙間を変化させて任意の流量の水Fを流す流量制御弁である。この場合、ポンプ15の出力は一定とし、銅パイプ28内を流れる水Fの流量は、コントローラ35が水量可変プログラムにより流量制御回路47を介して水制御弁46の流量を制御する。
【0022】すなわち、図5のフローチャートに示すように、循環式風呂釜が始動されると、コントローラ35は、出口温度設定値Tcを決定した(S11)後、出湯温サーミスタ14により出口温度Toを検出する(S12)。ここで例として、水温が10度の状態から循環式風呂釜により風呂を沸かす場合を考える。始め水制御弁46の開度は標準流量Nであるので、出口温度Toは入口温度Ti(10度)より30度上昇して40度となる。ここで、出口温度To=40度であり、設定温度Tc=65度より高くないので(S13、No)、コントローラ35は水量可変プログラム48により、流量制御回路47を介して水制御弁46の開度を絞って水Fの流量を減らす(S15)。循環水量が減らされることにより出入温度差が増加し、出口温度Toは上昇する。
【0023】次に、循環加熱を続けることにより、出口温度Toが設定温度Tc以上となった時は(S13、Yes)、水制御弁46の開度を開く(S14)。これにより、浴槽24内の水温が上昇してきても出口温度Toが65度を超えることが防がれ、また銅パイプ28内に流量増加による乱流が起こされるため、ガス燃焼室31の銅パイプ28内で水Fが部分沸騰するのを防ぐことができる。こうして、熱交換器50からの異音発生や、浴槽24への高温の湯の流入を防止することができる。
【0024】本実施例の場合も第一の実施例と同様、ステップ15の処理を省いて出口温度Toが設定温度Tc以下になるように制御しても良い。また、出口温度Toが所定の範囲(例えば40度以上65度以下)になるように上下限値を設定しても良い。本実施例によれば、第一の実施例と比較してポンプを一定に稼働できるので、制御が容易になる利点がある。以上、いくつかの実施例について本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形改良が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、本実施例では流量制御方法としてポンプの回転数を変化させる方法、及びモータ流量制御弁により制御する方法を説明したが、コイルにかける電圧を変えることにより弁体と弁座との隙間を変化させる電圧比例弁等を用いる方法を使用しても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本発明の循環式風呂釜制御装置は、強制循環装置により循環される水量を可変する流量可変手段と、出口水温が管路内で水の部分沸騰が発生しうる温度であるか否かを判別する部分沸騰判別手段と、部分沸騰判別手段により出口水温が部分沸騰の発生しうる温度であると判別された場合に流量可変手段を介して水の流量を増加させることにより出口水温を所定の温度以下に維持する流量制御手段とを有しているので、浴槽の水温が上昇してきた場合でも出口温度を所定温度以下に維持し、管路内の流量を増加させて水温の不均一を軽減するため、熱交換器において部分沸騰が発生することがなく、耐久性の低下や異音の発生あるいは浴槽への高温の湯の流入を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例である循環式風呂釜制御装置の構成を示す図面である。
【図2】循環式風呂釜制御装置の構成を示すブロック図である。
【図3】燃焼器の構成を示す断面図である。
【図4】第一の実施例の循環式風呂釜制御装置の作用を示すフローチャートである。
【図5】第二の実施例の循環式風呂釜制御装置の作用を示すフローチャートである。
【図6】第二の実施例である循環式風呂釜制御装置の構成を示す図面である。
【符号の説明】
14 出湯温サーミスタ
15 ポンプ
24 浴槽
26 浴槽水温サーミスタ
28 銅パイプ
31 ガス燃焼室
32 ポンプ駆動回路
35 コントローラ
46 水制御弁
47 流量制御回路
48 水量可変プログラム
50 熱交換器

【特許請求の範囲】
【請求項1】 浴槽内の水を強制的に循環させる強制循環装置と、強制循環装置の管路途中に設けられる熱交換器と、熱交換器を加熱するガス燃焼器とを有する循環式風呂釜を制御する循環式風呂釜制御装置において、加熱されて浴槽に戻る水温を計測する出口水温検出器と、前記強制循環装置により循環される水量を可変する流量可変手段と、前記出口水温検出器が計測する水温が管路内で水の部分沸騰が発生しうる温度であるか否かを判別する部分沸騰判別手段と、前記部分沸騰判別手段により前記出口水温検出器の計測水温が部分沸騰の発生しうる温度であると判別された場合に前記流量可変手段を介して水の流量を増加させることにより出口水温を所定の温度以下に維持する流量制御手段とを有することを特徴とする循環式風呂釜制御装置。

【図1】
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【図3】
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【図4】
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【図2】
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【図5】
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【図6】
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【特許番号】特許第3087205号(P3087205)
【登録日】平成12年7月14日(2000.7.14)
【発行日】平成12年9月11日(2000.9.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平5−120867
【出願日】平成5年4月23日(1993.4.23)
【公開番号】特開平6−307715
【公開日】平成6年11月1日(1994.11.1)
【審査請求日】平成11年5月6日(1999.5.6)
【出願人】(000112015)パロマ工業株式会社 (298)
【参考文献】
【文献】特開 昭63−204062(JP,A)
【文献】特開 昭54−22272(JP,A)
【文献】特開 平6−147633(JP,A)