情報システム
【課題】携帯端末に新規の利用を供する。
【解決手段】参加者にコードを付与し、コードを検証する。
【解決手段】参加者にコードを付与し、コードを検証する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は携帯端末を利用する情報システムに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来に類はない。
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
携帯端末に新規の利用を供するためのシステムである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
端末とセンターに連携するための通信手段、コード付与手段、検証手段、通信手段などを備える。
【実施例】
【０００５】
以下に、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する。
図１において、１、５は入力部、２，６は中央処理部、３，７は出力・表示部、４、８は通信部、９は端末、１０はセンターである。
入力部は各種の指令またはデータを与え、キー、タッチパネル、音声などによって入力される。
中央処理部はコンピューターで構成され、内部に処理手段、演算、検索手段、記憶部を有している。記憶部には本実施例を実行するためのプログラムとデータが格納されている。
プログラムとデータは外部から通信によって供給されることもできる。
出力部は音声、画像によって情報を出力し、表示する。端末は利用者によって携帯され、センターは定められたエリアに設営され、通信部によって相互に送受信する。端末はロケーターとして衛星電波測位機、ビーコン受信機交信している通信基地によって測位する測位機能、利用者による入力による位置標定など任意の手段を備える。
【０００６】
次に上記構成によって実行される動作を説明する。
入力部の入力手段によって参加者の属性、ゲーム要素が入力される（ステップ１）。属性、ゲーム要素が通信部の通信手段によってセンターの通信手段に送信される（ステップ２）。センターの中央処理部が備える組み合わせ決定手段によって参加者の組み合わせが決定される（ステップ３）。センターの中央処理部が備えるコード付与手段によって参加者にコードが付与される（ステップ４）。
付与されたコードは通信手段によって端末に送信される（ステップ５）。参加者が携帯する端末の入力部が備える入力手段によってコードが入力される（ステップ６）。入力されたコードは通信手段によってセンターに通信される（ステップ７）。センターの中央処理部が備える検証手段によってコードが検証される（ステップ８）。センターから送信したコードと符合するか否かの検証結果が参加者の端末に通信手段によって端末に通信される（ステップ９）。
【０００７】
端末は任意の位置標定機能を有するロケーターを備えているので、ナビゲーションシステムとして機能することができる。
最新の研究成果であるエンドライン表示と本発明を併用することで多様な効果が得られる。その他パッツを利用した地図表示機能を用いることでさらに利便性が高まる。
【０００８】
本発明の情報システムの参加者は自己の属性と組み合わせの相手方となる参加者に求める属性を端末の出力、表示部によって示される案内にしたがって入力部に入力、設定することができ、これは入力部の入力手段によって中央処理部に送給され、さらにその他のデータであるゲーム要素が入力されたときは、これとあわせて、中央処理部で処理され、端末が備える通信部の通信手段によって情報センターの通信部に送信される。
情報センターの中央処理部は、記憶部に格納されているプログラムによってシステムに定められた処理をし、参加者の組み合わせを決定する。組み合わせ決定手段はシステムの多様な運用によってプログラムが適用され様々に組み合わせがなされる。
組み合わせ処理がなされると、参加者コードが付与される。コード付与手段は組み合わせを形成する参加者に共通コードを一部にもたせるか、参加者に固有のものとするか任意で、システムの多様な運用にしたがう。
センターの中央処理部のコード付与手段によってコードが付与されると、当該の参加者の端末にセンターと端末の通信手段によって送信される。
【０００９】
ナビゲーションシステムの最新の成果であるエンドラインとパーツと本発明の情報システムが併用されると参加者は組み合わせの相手方と会合することができ、コードの少なくともひとつが端末の入力部に入力されるか、またはセンターの入力部に送信されて入力されると、センターの中央処理部が備える検証手段によってコードが検証される。
システムのプログラムによって組み合わせを形成する参加者の端末が設定された距離に近づいたときに、システムが作動して、少なくともひとつのコードが相手方の端末に送信され、さらにセンターに送信されることもできる。
【００１０】
システムのシンプルなタイプとしては、参加者が属性やゲーム要素をセンターの記憶部に登録しておく。
参加者は属性やゲーム要素を数通りつくり、複数の登録をすることができる。
自己の属性とゲーム要素、組み合わせを希望する相手方の属性とゲーム要素など登録パターンは多数つくることができる。ゲームの開催時に、センターから端末に参加意思の確認の通信がなされ、参加者の意思が確認されると、センターの中央処理部の組み合わせ決定手段によって組み合わせが形成される。
システムのプログラムによって、組み合わせを形成する参加者の位置が端末に送信され、端末の表示部に表示される。
端末はロケーターを備えているので、システムのプログラムにより、端末の位置はセンターに送信されている。
端末の表示部にはエンドラインやパーツ、その他のナビゲーション情報が端末の位置とともに表示されている。
センターの中央処理部は組み合わせを形成している参加者の端末が任意である一定の範囲内に入ったときに、参加者にポイント他のメリットを付与する。
システムのパターンによって、範囲内に所在していることを参加者の端末に通知することもできる。
ゲーム要素とシステムのパターンによって通知する例では、ゲームは次のステージに移行する。
参加者の少なくとも一人が自己を識別できる画像や音声情報を相手方に送信することを許可して、実際に会合する。
会合した時点で付与されているコードの少なくともひとつが相手方の端末に入力され、当該の端末からセンターに送信されて、コードが検証され、コードが符合したときは、さらに高いポイントや特典が与えられる。
【００１１】
エンドラインを表示することで利便性が高まる。
参加者が所在する通路をエンドライン１とし、エンドライン１に到達可能な通路をエンドライン３とし、順次エンドラインｎに到達する通路をエンドラインｎ＋１として表示する。少なくとも参加者の一人を対象にエンドラインを表示して、他の参加者は位置だけを表示する例や、すべての参加者のエンドラインを線の種類や色を変えて表示することもできる。
エンドラインの一般的な利用は、参加者の所在する通路がエンドラインｎにあるときは、その当該の通路以外のエンドラインｎとエンドラインｎ＋１以上のｎ数のエンドラインは消去するか、眼立たないようにするというものである。
【００１２】
従来のナビゲーションによれば、目標が定点でなければ経路計算ができずコースを設定して誘導するといったことができない。
本発明のシステムでは参加者は相互に移動しているのでエンドラインは不可欠である。
常により価値の高い通路が表示されているので高い効果が得られる。
体力的に比較的弱い参加者のエンドラインを表示し、他の参加者はその参加者が所在する通路を表示する例が一般である。
ひとつの例として、参加者の一人のあるいはひとつのグループのエンドラインを表示して他の参加者がエンドライン１に進入したときにステージの第一段階を設定する。
あるいはシステムのひとつの例として説明したように、参加者の端末には参加者の位置を表示せずに、センターの中央処理部でこれを把握して、ステージ１に達したことだけを参加者に通知して、ステージ２に移行するか否かを参加者の意思として確認するか、または確認があったときのみステージ２に移行することもできる。
エンドライン１のみの表示やエンドライン２までの表示などシステムやゲーム要素によって異なるようにすることもできる。
参加者の各自のエンドライン２が共通した段階をステージ１とすることもできる。
参加者のエンドライン２を表示するのが一般的である。
エンドライン１のみを表示する例では、参加者がコーナーに所在するときは２本のエンドライン１が表示されることになる。参加者のエンドライン１と他の参加者のエンドライン２が共通したときにステージ１として、センターの中央処理部は処理し、この状況を参加者に通知する処理をし、次のステージ２に移行するか否かの確認をとることもできる。
【００１３】
組み合わせを形成する参加者が任意に定められた一定の距離に近づいたときをステージ１としてゲームを構成し、会合したときをステージ２とし、それぞれ特典を設定してもよい。
参加者は少なくともひとつのパターンで属性やゲーム要素（属性以外で参加者が設定する条件で、相手方の人数、性別、料金の支払い予定他のすべての関連データであって特に制約はない。）をセンターの記憶部に登録し、ゲームが開始されて、組み合わせが決定し参加者の端末に組み合わせを形成する参加者の位置が表示され、参加者が一定の距離に近づくまでのステージ１と、さらに会合するまでのステージ２があり、ステージ１の完遂に対してポイント他の特典が与えられステージの完遂時にさらにポイント他の特典が与えられるものとし、ステージ２の完遂を承認する条件として付与されたコードがセンターに送信されて検証されるものとするか、または位置が十分に接近したことをセンターの中央処理部が確認することでよいとするかは任意である。
ただしゲームの発展性の観点からは、組み合わせを形成する参加者が、少なくとも一つのコードが他の参加者の端末に入力されてセンターに送信され検証されることで会合したとの確認がされたほうがよい。
【００１４】
ゲームの内容によってゲーム要素として条件が設定されるが、参加者が出会った後にセンターが通信によって携帯端末にエンドライン、目標点としてショップやレストランなどの施設を表示することでゲーム性が高まる。位置が表示され、位置を示す点に触れるか、カーソルによって指定する。または付与された記号、番号を入力することによって施設の詳細な案内を音声、画像、文字などで表示する。
【００１５】
ゲーム要素によって性別、人数、支払者、地域、趣味、目的、その他諸条件に優先度をつけてセンターに送信し、センターが条件に合った組み合わせを選定して参加者の携帯端末に通知する。
例えば端末の画面にＡ欄、Ｂ欄の記入欄を表示し、性別、年齢、人数、趣味、目的などを選択し、または書き込みをする。
Ａ欄には自分または自分達について記入し、Ｂ欄には希望する相手方の条件などを記入する。センターはＡ欄とＢ欄が相互に合致した組み合わせを選択して両者に通知してゲームが開始される。
また一例として、英語、中国語で会話をしたい、故郷の方言で話したい、映画や美術について話したいといったことや、政治、経済問題、学術的課題で議論をしたり学ぶといった目的で合致する組み合わせを選択してもよい。
血液型、生年月日、名前、携帯電話の番号、その他コードネーム、コードナンバーなど知人を特定できる情報を使用して、センターを介して相互に連絡し、待ち合わせや合流のツールとして活用することもできる。
参加者の応募は時間、地域によって締め切られるがゲームの内容によって設定する。
【００１６】
選定された組み合わせは各該当者の端末画面に、その位置が表示される。
出会ったときに、それぞれにセンターから与えられたナンバーを相手方の端末に入力してセンターに送信することで出会ったことが確認され、資格が与えられる。
【００１７】
資格はいくつかのランクがあり、参加料の課金、組み合わせ決定、出会ったことの確認、指定された施設の利用と認証（施設によって所定のナンバー等の入力、センターへの通知）、クイズへの解答などがあるが、その他サークルとエンドライン、目標点が与えられて到達することなど任意である。
【００１８】
資格者に対しては抽選によって特典、サービス、賞金が与えられる。利用した施設のディスカウントやポイント付与、サービスなども考えられる。
【００１９】
エンドライン、目標点がセンターから参加者の端末に送信される場合において、目標点が施設であるときは施設利用の要否、施設に付与されたナンバー等の入力通知の要否、目標点に表記されたナンバーなどの入力等を行うかはゲームによって異なる。参加施設の利用を条件として特典を参加者に与えるゲームであれば、参加者が参加料を支払っても還元される利益は大きいものとなり、ゲームの魅力は増す。
【００２０】
エンドラインを利用することで立地が悪く、動線から離れている施設でも結果的に広告の効果が得られる。
エンドラインは水平、垂直方向に展開すれば、ビルの上階でもゲームの興趣によって参加者を来場させることができる。
【００２１】
最もシンプルなゲームとしては、参加者の性別、人数、希望する組み合わせの相手方の性別、人数、何らかの費用負担があるときに自己負担とするか、相手方の負担とするか、双方の負担とするかを当該項目に入力し、その他の項目を空白にしたときは、その項目については任意としてセンターに組み合わせを任せるといった内容でゲームを設定する。
【００２２】
組み合わせが参加者に対して複数の参加者が相手方となる場合、１対１になる場合、複数対複数になる場合があるが、複数であるときは最初に出会った相手方と相互にナンバーを相手方の端末に入力してセンターに通知するか、相互に了解が得られるまで出会いを重ねて、希望を満たした相手方とのみ出会いを端末によってセンターに通信して確定するかは任意である。
【００２３】
ゲーム毎にナンバーを各参加者に通信によって端末に配信するか、各参加者にＩＤを固有に与えるかは任意でゲームによって異なる。
【００２４】
一例としてゲームの参加者が１００円の参加料を支払い、１０００人の参加があったときに、１０万円のうち一定割合をゲームの勝者、または抽選によって賞金として与える。
ゲームは携帯電話、その他通信機能を備える端末を所持する参加者を対象に実施し、センターによって運営される。
賞金は参加施設において窓口で支払うか、銀行口座への送金とするかは任意で、締め切りの時間、地域支払方法はゲームの要素としての内容や設定によって定められる。一人の参加者が抽選で賞金を受ける資格を与えられ、このことが知らされていない為に、出会いの回数を多くして賞金の分配が少なくなっても可能性を高めるという判断も生じる。賞金は出会ってナンバーを相互に入力しセンターに通知した参加者で分配される。
【発明の効果】
【００２５】
エンドラインを利用することで地図表示、誘導の問題点を回避し、目標への到達機能を向上させることができる。多様なゲームが展開可能となり、新しい動線を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【００２６】
【図１】本発明の実施例
【符号の説明】
１ 入力部
２ 中央処理部
３ 出力・表示部
４ 通信部
５ 入力部
６ 中央処理部
７ 出力・表示部
８ 通信部
９ 端末
１０ センター
【技術分野】
【０００１】
本発明は携帯端末を利用する情報システムに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来に類はない。
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
携帯端末に新規の利用を供するためのシステムである。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
端末とセンターに連携するための通信手段、コード付与手段、検証手段、通信手段などを備える。
【実施例】
【０００５】
以下に、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する。
図１において、１、５は入力部、２，６は中央処理部、３，７は出力・表示部、４、８は通信部、９は端末、１０はセンターである。
入力部は各種の指令またはデータを与え、キー、タッチパネル、音声などによって入力される。
中央処理部はコンピューターで構成され、内部に処理手段、演算、検索手段、記憶部を有している。記憶部には本実施例を実行するためのプログラムとデータが格納されている。
プログラムとデータは外部から通信によって供給されることもできる。
出力部は音声、画像によって情報を出力し、表示する。端末は利用者によって携帯され、センターは定められたエリアに設営され、通信部によって相互に送受信する。端末はロケーターとして衛星電波測位機、ビーコン受信機交信している通信基地によって測位する測位機能、利用者による入力による位置標定など任意の手段を備える。
【０００６】
次に上記構成によって実行される動作を説明する。
入力部の入力手段によって参加者の属性、ゲーム要素が入力される（ステップ１）。属性、ゲーム要素が通信部の通信手段によってセンターの通信手段に送信される（ステップ２）。センターの中央処理部が備える組み合わせ決定手段によって参加者の組み合わせが決定される（ステップ３）。センターの中央処理部が備えるコード付与手段によって参加者にコードが付与される（ステップ４）。
付与されたコードは通信手段によって端末に送信される（ステップ５）。参加者が携帯する端末の入力部が備える入力手段によってコードが入力される（ステップ６）。入力されたコードは通信手段によってセンターに通信される（ステップ７）。センターの中央処理部が備える検証手段によってコードが検証される（ステップ８）。センターから送信したコードと符合するか否かの検証結果が参加者の端末に通信手段によって端末に通信される（ステップ９）。
【０００７】
端末は任意の位置標定機能を有するロケーターを備えているので、ナビゲーションシステムとして機能することができる。
最新の研究成果であるエンドライン表示と本発明を併用することで多様な効果が得られる。その他パッツを利用した地図表示機能を用いることでさらに利便性が高まる。
【０００８】
本発明の情報システムの参加者は自己の属性と組み合わせの相手方となる参加者に求める属性を端末の出力、表示部によって示される案内にしたがって入力部に入力、設定することができ、これは入力部の入力手段によって中央処理部に送給され、さらにその他のデータであるゲーム要素が入力されたときは、これとあわせて、中央処理部で処理され、端末が備える通信部の通信手段によって情報センターの通信部に送信される。
情報センターの中央処理部は、記憶部に格納されているプログラムによってシステムに定められた処理をし、参加者の組み合わせを決定する。組み合わせ決定手段はシステムの多様な運用によってプログラムが適用され様々に組み合わせがなされる。
組み合わせ処理がなされると、参加者コードが付与される。コード付与手段は組み合わせを形成する参加者に共通コードを一部にもたせるか、参加者に固有のものとするか任意で、システムの多様な運用にしたがう。
センターの中央処理部のコード付与手段によってコードが付与されると、当該の参加者の端末にセンターと端末の通信手段によって送信される。
【０００９】
ナビゲーションシステムの最新の成果であるエンドラインとパーツと本発明の情報システムが併用されると参加者は組み合わせの相手方と会合することができ、コードの少なくともひとつが端末の入力部に入力されるか、またはセンターの入力部に送信されて入力されると、センターの中央処理部が備える検証手段によってコードが検証される。
システムのプログラムによって組み合わせを形成する参加者の端末が設定された距離に近づいたときに、システムが作動して、少なくともひとつのコードが相手方の端末に送信され、さらにセンターに送信されることもできる。
【００１０】
システムのシンプルなタイプとしては、参加者が属性やゲーム要素をセンターの記憶部に登録しておく。
参加者は属性やゲーム要素を数通りつくり、複数の登録をすることができる。
自己の属性とゲーム要素、組み合わせを希望する相手方の属性とゲーム要素など登録パターンは多数つくることができる。ゲームの開催時に、センターから端末に参加意思の確認の通信がなされ、参加者の意思が確認されると、センターの中央処理部の組み合わせ決定手段によって組み合わせが形成される。
システムのプログラムによって、組み合わせを形成する参加者の位置が端末に送信され、端末の表示部に表示される。
端末はロケーターを備えているので、システムのプログラムにより、端末の位置はセンターに送信されている。
端末の表示部にはエンドラインやパーツ、その他のナビゲーション情報が端末の位置とともに表示されている。
センターの中央処理部は組み合わせを形成している参加者の端末が任意である一定の範囲内に入ったときに、参加者にポイント他のメリットを付与する。
システムのパターンによって、範囲内に所在していることを参加者の端末に通知することもできる。
ゲーム要素とシステムのパターンによって通知する例では、ゲームは次のステージに移行する。
参加者の少なくとも一人が自己を識別できる画像や音声情報を相手方に送信することを許可して、実際に会合する。
会合した時点で付与されているコードの少なくともひとつが相手方の端末に入力され、当該の端末からセンターに送信されて、コードが検証され、コードが符合したときは、さらに高いポイントや特典が与えられる。
【００１１】
エンドラインを表示することで利便性が高まる。
参加者が所在する通路をエンドライン１とし、エンドライン１に到達可能な通路をエンドライン３とし、順次エンドラインｎに到達する通路をエンドラインｎ＋１として表示する。少なくとも参加者の一人を対象にエンドラインを表示して、他の参加者は位置だけを表示する例や、すべての参加者のエンドラインを線の種類や色を変えて表示することもできる。
エンドラインの一般的な利用は、参加者の所在する通路がエンドラインｎにあるときは、その当該の通路以外のエンドラインｎとエンドラインｎ＋１以上のｎ数のエンドラインは消去するか、眼立たないようにするというものである。
【００１２】
従来のナビゲーションによれば、目標が定点でなければ経路計算ができずコースを設定して誘導するといったことができない。
本発明のシステムでは参加者は相互に移動しているのでエンドラインは不可欠である。
常により価値の高い通路が表示されているので高い効果が得られる。
体力的に比較的弱い参加者のエンドラインを表示し、他の参加者はその参加者が所在する通路を表示する例が一般である。
ひとつの例として、参加者の一人のあるいはひとつのグループのエンドラインを表示して他の参加者がエンドライン１に進入したときにステージの第一段階を設定する。
あるいはシステムのひとつの例として説明したように、参加者の端末には参加者の位置を表示せずに、センターの中央処理部でこれを把握して、ステージ１に達したことだけを参加者に通知して、ステージ２に移行するか否かを参加者の意思として確認するか、または確認があったときのみステージ２に移行することもできる。
エンドライン１のみの表示やエンドライン２までの表示などシステムやゲーム要素によって異なるようにすることもできる。
参加者の各自のエンドライン２が共通した段階をステージ１とすることもできる。
参加者のエンドライン２を表示するのが一般的である。
エンドライン１のみを表示する例では、参加者がコーナーに所在するときは２本のエンドライン１が表示されることになる。参加者のエンドライン１と他の参加者のエンドライン２が共通したときにステージ１として、センターの中央処理部は処理し、この状況を参加者に通知する処理をし、次のステージ２に移行するか否かの確認をとることもできる。
【００１３】
組み合わせを形成する参加者が任意に定められた一定の距離に近づいたときをステージ１としてゲームを構成し、会合したときをステージ２とし、それぞれ特典を設定してもよい。
参加者は少なくともひとつのパターンで属性やゲーム要素（属性以外で参加者が設定する条件で、相手方の人数、性別、料金の支払い予定他のすべての関連データであって特に制約はない。）をセンターの記憶部に登録し、ゲームが開始されて、組み合わせが決定し参加者の端末に組み合わせを形成する参加者の位置が表示され、参加者が一定の距離に近づくまでのステージ１と、さらに会合するまでのステージ２があり、ステージ１の完遂に対してポイント他の特典が与えられステージの完遂時にさらにポイント他の特典が与えられるものとし、ステージ２の完遂を承認する条件として付与されたコードがセンターに送信されて検証されるものとするか、または位置が十分に接近したことをセンターの中央処理部が確認することでよいとするかは任意である。
ただしゲームの発展性の観点からは、組み合わせを形成する参加者が、少なくとも一つのコードが他の参加者の端末に入力されてセンターに送信され検証されることで会合したとの確認がされたほうがよい。
【００１４】
ゲームの内容によってゲーム要素として条件が設定されるが、参加者が出会った後にセンターが通信によって携帯端末にエンドライン、目標点としてショップやレストランなどの施設を表示することでゲーム性が高まる。位置が表示され、位置を示す点に触れるか、カーソルによって指定する。または付与された記号、番号を入力することによって施設の詳細な案内を音声、画像、文字などで表示する。
【００１５】
ゲーム要素によって性別、人数、支払者、地域、趣味、目的、その他諸条件に優先度をつけてセンターに送信し、センターが条件に合った組み合わせを選定して参加者の携帯端末に通知する。
例えば端末の画面にＡ欄、Ｂ欄の記入欄を表示し、性別、年齢、人数、趣味、目的などを選択し、または書き込みをする。
Ａ欄には自分または自分達について記入し、Ｂ欄には希望する相手方の条件などを記入する。センターはＡ欄とＢ欄が相互に合致した組み合わせを選択して両者に通知してゲームが開始される。
また一例として、英語、中国語で会話をしたい、故郷の方言で話したい、映画や美術について話したいといったことや、政治、経済問題、学術的課題で議論をしたり学ぶといった目的で合致する組み合わせを選択してもよい。
血液型、生年月日、名前、携帯電話の番号、その他コードネーム、コードナンバーなど知人を特定できる情報を使用して、センターを介して相互に連絡し、待ち合わせや合流のツールとして活用することもできる。
参加者の応募は時間、地域によって締め切られるがゲームの内容によって設定する。
【００１６】
選定された組み合わせは各該当者の端末画面に、その位置が表示される。
出会ったときに、それぞれにセンターから与えられたナンバーを相手方の端末に入力してセンターに送信することで出会ったことが確認され、資格が与えられる。
【００１７】
資格はいくつかのランクがあり、参加料の課金、組み合わせ決定、出会ったことの確認、指定された施設の利用と認証（施設によって所定のナンバー等の入力、センターへの通知）、クイズへの解答などがあるが、その他サークルとエンドライン、目標点が与えられて到達することなど任意である。
【００１８】
資格者に対しては抽選によって特典、サービス、賞金が与えられる。利用した施設のディスカウントやポイント付与、サービスなども考えられる。
【００１９】
エンドライン、目標点がセンターから参加者の端末に送信される場合において、目標点が施設であるときは施設利用の要否、施設に付与されたナンバー等の入力通知の要否、目標点に表記されたナンバーなどの入力等を行うかはゲームによって異なる。参加施設の利用を条件として特典を参加者に与えるゲームであれば、参加者が参加料を支払っても還元される利益は大きいものとなり、ゲームの魅力は増す。
【００２０】
エンドラインを利用することで立地が悪く、動線から離れている施設でも結果的に広告の効果が得られる。
エンドラインは水平、垂直方向に展開すれば、ビルの上階でもゲームの興趣によって参加者を来場させることができる。
【００２１】
最もシンプルなゲームとしては、参加者の性別、人数、希望する組み合わせの相手方の性別、人数、何らかの費用負担があるときに自己負担とするか、相手方の負担とするか、双方の負担とするかを当該項目に入力し、その他の項目を空白にしたときは、その項目については任意としてセンターに組み合わせを任せるといった内容でゲームを設定する。
【００２２】
組み合わせが参加者に対して複数の参加者が相手方となる場合、１対１になる場合、複数対複数になる場合があるが、複数であるときは最初に出会った相手方と相互にナンバーを相手方の端末に入力してセンターに通知するか、相互に了解が得られるまで出会いを重ねて、希望を満たした相手方とのみ出会いを端末によってセンターに通信して確定するかは任意である。
【００２３】
ゲーム毎にナンバーを各参加者に通信によって端末に配信するか、各参加者にＩＤを固有に与えるかは任意でゲームによって異なる。
【００２４】
一例としてゲームの参加者が１００円の参加料を支払い、１０００人の参加があったときに、１０万円のうち一定割合をゲームの勝者、または抽選によって賞金として与える。
ゲームは携帯電話、その他通信機能を備える端末を所持する参加者を対象に実施し、センターによって運営される。
賞金は参加施設において窓口で支払うか、銀行口座への送金とするかは任意で、締め切りの時間、地域支払方法はゲームの要素としての内容や設定によって定められる。一人の参加者が抽選で賞金を受ける資格を与えられ、このことが知らされていない為に、出会いの回数を多くして賞金の分配が少なくなっても可能性を高めるという判断も生じる。賞金は出会ってナンバーを相互に入力しセンターに通知した参加者で分配される。
【発明の効果】
【００２５】
エンドラインを利用することで地図表示、誘導の問題点を回避し、目標への到達機能を向上させることができる。多様なゲームが展開可能となり、新しい動線を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【００２６】
【図１】本発明の実施例
【符号の説明】
１ 入力部
２ 中央処理部
３ 出力・表示部
４ 通信部
５ 入力部
６ 中央処理部
７ 出力・表示部
８ 通信部
９ 端末
１０ センター
【特許請求の範囲】
【請求項１】
利用者に携帯される端末と情報センターとで構成される情報システムにおいて
前記端末と前記センターは入力部、出力部、中央処理部、出力表示部、記憶部、通信部を備え、複数の参加者が前記端末を所持しているときに、前記参加者が各人の年齢、性別、趣味、その他の属性、あるいは各種のゲーム要素を入力する入力手段を前記端末の入力部は備え、前記の属性やゲーム要素を前記センターに送信する通信手段を前記端末と前記センターの前記通信部は備え、前記の属性やゲーム要素によって定まる組み合わせを決定する組み合わせ決定手段を前記センターの前記中央処理部は備え、前記センターの前記中央処理部は前記参加者にナンバー、記号などの識別コードを付与するコード付与手段を備え、前記コードを前記通信部は前記端末に送信する通信手段を備え、組み合わせを形成している前記参加者が前記コードを他の参加者の端末に入力する手段を前記端末の前記入力されたコードを前記センターに通信する通信手段を備え、前記センターの前記中央処理部は通信された前記コードを検証する検証手段を備え、前記センターから前記端末に送信した前記コードが符号したときに、少なくとも符号したことを前記参加者の前記端末に送信する通信手段を前記センターの通信部が備えることを特徴とする情報システム。
【請求項２】
請求項１記載の情報システムにおいて
前記参加者の属性やゲーム要素のパターンのうち、少なくともひとつが前記センターの記憶部に登録されていることを特徴とする情報システム。
【請求項１】
利用者に携帯される端末と情報センターとで構成される情報システムにおいて
前記端末と前記センターは入力部、出力部、中央処理部、出力表示部、記憶部、通信部を備え、複数の参加者が前記端末を所持しているときに、前記参加者が各人の年齢、性別、趣味、その他の属性、あるいは各種のゲーム要素を入力する入力手段を前記端末の入力部は備え、前記の属性やゲーム要素を前記センターに送信する通信手段を前記端末と前記センターの前記通信部は備え、前記の属性やゲーム要素によって定まる組み合わせを決定する組み合わせ決定手段を前記センターの前記中央処理部は備え、前記センターの前記中央処理部は前記参加者にナンバー、記号などの識別コードを付与するコード付与手段を備え、前記コードを前記通信部は前記端末に送信する通信手段を備え、組み合わせを形成している前記参加者が前記コードを他の参加者の端末に入力する手段を前記端末の前記入力されたコードを前記センターに通信する通信手段を備え、前記センターの前記中央処理部は通信された前記コードを検証する検証手段を備え、前記センターから前記端末に送信した前記コードが符号したときに、少なくとも符号したことを前記参加者の前記端末に送信する通信手段を前記センターの通信部が備えることを特徴とする情報システム。
【請求項２】
請求項１記載の情報システムにおいて
前記参加者の属性やゲーム要素のパターンのうち、少なくともひとつが前記センターの記憶部に登録されていることを特徴とする情報システム。
【図１】
【公開番号】特開２０１３−６００４（Ｐ２０１３−６００４Ａ）
【公開日】平成２５年１月１０日（２０１３．１．１０）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−１５３３０５（Ｐ２０１１−１５３３０５）
【出願日】平成２３年６月２４日（２０１１．６．２４）
【出願人】（０００２１０１６０）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２５年１月１０日（２０１３．１．１０）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年６月２４日（２０１１．６．２４）
【出願人】（０００２１０１６０）
【Ｆターム（参考）】
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