情報処理装置、情報処理システム、制御方法、情報処理方法およびそのプログラム
【課題】直感的な指示で画像と対応付けられた撮影日時情報を編集管理する仕組みを提供する。
【解決するための手段】タイムラインビュー形式で表示されている編集画面で、画像の選択を受け付け、ユーザからの操作指示に従い、画像をドラッグ&ドロップする。ドロップ処理した画像の撮影日時情報を編集させるべく、編集画面を表示してユーザによる入力操作を受け付けることにより、前記画像の撮影日時情報を更新する。更新した撮影日時情報をウェブサイトサーバに送信し、画像のメタデータを更新する。
【解決するための手段】タイムラインビュー形式で表示されている編集画面で、画像の選択を受け付け、ユーザからの操作指示に従い、画像をドラッグ&ドロップする。ドロップ処理した画像の撮影日時情報を編集させるべく、編集画面を表示してユーザによる入力操作を受け付けることにより、前記画像の撮影日時情報を更新する。更新した撮影日時情報をウェブサイトサーバに送信し、画像のメタデータを更新する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インターネットで提供するオンラインアルバムサービスにおけるコンテンツのメタデータ管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、撮像装置を用いて撮影した画像を、インターネット上で公開するオンラインアルバムサイトにアップロード(掲載)して不特定多数のユーザで画像の閲覧を楽しむサービスが普及している。例えば、オンラインアルバムサイトとして、CANON iMAGE GATEWAY(登録商標)や、ソーシャルネットワークサービスとしてFacebook(登録商標)などが挙げられる。
【0003】
これら不特定多数のユーザと画像を共有して楽しむオンラインアルバム機能をもつウェブサイトでは、ユーザ間のコミュニケーションの一環として、例えば画像に対してコメントキャプションを付加する機能が一般的となっている。コメントやキャプションなどを画像に付加することができるようになると、1つの画像に対して大量のコメントやキャプションなどが付加されることもあるため、画像をスライドショーで表示する際にユーザにとって見易い表示時間で各画像をスライドショー表示する技術が開示されている(例えば特許文献1)。
【0004】
また、オンラインアルバムサイトに掲載されている画像について複数のアルバムを対象として検索し、さらに検索された画像が他のユーザによって掲載された画像であっても検索をかけたユーザのアルバムに関連付けられて表示する技術が開示されている(例えば特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−154398号公報
【特許文献2】特開2007−316939号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
画像を不特定多数のユーザで共有するオンラインアルバムサイトでは、ストレージに画像をアップロードした順序で掲載されることが多く、画像を閲覧するユーザは、一つのアルバムのテーマに対してどのような時間の流れで画像が撮影されていったかを把握することが困難である。また、上記の問題を解決するために、それぞれの画像に紐付くメタデータ(例えば、Exif形式のデータ)のうち、撮影装置で画像が撮影された時刻を示す「撮影日時」の情報を用いて、オンラインアルバムに掲載するためにサーバにアップロードされた画像をソートして、時系列順に表示する方法が考えられるが、例えば、複数台の撮影装置で撮影された複数枚の画像を一つのオンラインアルバムサイトにまとめて掲載するときに、タイムゾーンの設定が異なっている撮影装置がある場合には「撮影日時」の情報がずれる、さらには、時刻設定がされていない撮影装置で撮影された画像を掲載する場合には、「撮影日時」の情報が設定されていないという問題があり、ユーザは、アップロード前に画像のプロパティ情報を1件ごとに確認して、必要であれば修正を行う、という作業をしなければならず、アルバム作成や編集の作業が非常に煩雑になるというおそれがあった。
【0007】
そこで本発明は、直感的な指示で画像と対応付けられた時間情報を編集管理する仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
即ち、本発明は、オリジナル画像に対応するオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、前記表示手段により表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面における、時間と画像の対応を認識可能にする領域である時間マップ表示領域上の位置である、移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、直感的な指示で画像と対応付けられた時間情報を編集管理する仕組みを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本実施形態にかかる情報処理システムの全体構成を示す図である。
【図2】本実施形態にかかる情報処理システムを構成する各装置のハードウエア構成を示す図である。
【図3】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図4】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図5】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図6】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図7】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図8】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図9】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図10】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図11】本実施形態にかかる情報処理システムの処理概要を示すフローチャート図である。
【図12】本実施形態にかかるクライアント端末100での処理概要を示すフローチャート図である。
【図13】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図14】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図15】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図16】本発明の実施形態における、時間情報対応付けテーブルの構成の一例を示す図である。
【図17】本発明の実施形態における、タイムラインビュー表示領域の情報を用いた撮影日時情報の更新処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を用いて本実施形態について説明をする。図1は、本実施形態を実現するためのシステム構成例を示した図である。図1の情報処理システムでは、クライアント端末100とウェブサイトサーバ200とが、ネットワーク1を介して接続可能な状態にある。
【0012】
本実施形態においてクライアント端末100は、インターネットにアクセスするためのインターネットブラウザを備えている。また、本実施形態においてウェブサイトサーバ200は、クライアント端末100から選択を受け付けてアップロードされる画像を記憶部(例えばHDD)の所定の記憶領域に記憶し、ユーザによって作成されるアルバムのデータテーブルを記憶している。ウェブサイトサーバ200に記憶されるアルバムのデータテーブルは、後述の図13で説明する。
【0013】
次に、図2を用いて図1に示したクライアント端末100およびウェブサイトサーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成について説明する。図2は、クライアント端末100およびウェブサイトサーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
【0014】
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要は後述する各種プログラム等が記憶されている。
【0015】
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0016】
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示機への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示機はCRTだけではなく、液晶ディスプレイ等の他の表示機であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
【0017】
207はメインコントローラで、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HDD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
【0018】
208は通信I/Fコントローラで、ネットワークを介して外部機器と接続、通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
【0019】
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォント展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0020】
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
【0021】
次に、図3を用いて本実施の形態におけるウェブサイトサーバ200で提供するウェブサイトについて説明する。図3は、ウェブサイトサーバ200にアクセスしたクライアント端末100の表示部に表示されるウェブサイトのトップ画面の構成例である。トップ画面300は、ウェブサイトサーバ200で提供されるオンラインアルバムの紹介画面であり、アルバム新規作成ボタン301の押下を受け付けると、図4の画像データのアップロード画面が表示される。また、302と303は、本ウェブサイトで提供するオンラインアルバムサービスによって作成されたアルバムを紹介する表示領域である。302、303には、例えば、ウェブサイトで特集を組んでいるトピックに関するアルバムがピックアップされたり、各トピックの業界に精通した人物である“モデレーター”と呼ばれるユーザが作成したアルバムが表示される。302、303のアルバム表示領域には、各アルバムの表紙のサムネイル画像と、アルバムタイトルと、アルバムの作成者(ウェブサイトの会員ユーザ名)が表示される。
【0022】
次に、図11と図12を用いて本実施の形態において、ウェブサイトサーバ200にアクセスをしてアルバムの作成および編集処理について説明する。まず、クライアント端末100では、ウェブサイトサーバ200から提供されるインターネットサイトにアクセスをし、ユーザログインを実行する。ユーザログインでは、ユーザID(例えば、一意の文字列や、メールアドレスなども含む。)とパスワードの入力を受け付け、当該ユーザIDとパスワードをウェブサイトサーバ200に送信すると、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶しているユーザデータテーブル(不図示)は、送信されたユーザIDがデータテーブルに登録されているか、また当該ユーザIDに紐付いて記憶されているパスワードが、送信されたパスワードと一致するか否かを確認し、ユーザIDとパスワードが、ユーザデータテーブルに登録されている値と一致すれば、会員トップページ(図3)をクライアント端末100に送信する。なお、ここでウェブサイトサーバ200はユーザデータテーブルを必ずしも記憶する必要はなく、別途ユーザ認証用のサーバを用意しても構わない。
【0023】
S101において、クライアント端末100のCPU201は、ウェブサイトサーバ200より送信されたトップページ(図3)の画面情報を受信すると、インターネットブラウザで画面情報(HTML情報)を読込み、表示部に表示する。
【0024】
尚、ここでは、ブラウザの機能を用いて表示部に画面情報を表示するようにしているが、例えば、クライアント端末100に画面表示機能を有するアプリケーションを記憶しておき、当該アプリケーションを起動することにより、画面情報を表示部に表示するようにしてもよい。
【0025】
S102において、クライアント端末100はトップページのアルバムを新規作成ボタン(図3の301)の押下を受け付けると、アルバム新規作成をするための画面を取得すべく、ウェブサイトサーバ200に画面取得要求を含むアルバム作成指示を送信する。
【0026】
S103において、ウェブサイトサーバ200はクライアント端末100より送信されたアルバム新規作成指示を受信すると、S104においてアルバム作成画面(図4)の画面情報をクライアント端末100に返す。
【0027】
S105において、クライアント端末100のCPU201は、ウェブサイトサーバ200より送信されたアルバム作成画面(図4)の画面情報を受信すると、インターネットブラウザで画面情報(HTML情報)を読込み、表示部に表示する。
【0028】
図4のアルバム作成画面400では、オンラインアルバムに掲載するための画像の選択およびアップロードを実行する。401の「ストレージから選択」ボタンの押下を受け付けると、現在ログイン中のユーザ名で既にウェブサイトサーバ200にアップロード済みであって、所定の記憶部に保存されている画像の一覧がクライアント端末100の表示部に表示され、不図示の画像一覧画面よりアルバム作成のための画像選択を実行する(アルバム掲載画像選択受付)。画像一覧画面では、画像を一枚ずつ選択することも可能であり、また、複数枚選択することも可能である。
【0029】
なお、ウェブサイトサーバ200にアップロードされた画像は図15に示すように、画像名と、掲載される(画像が使用されている)アルバム名が紐づいた形式でデータテーブルに記憶される。
【0030】
1501の画像名と、1502−1、1502−2と、画像が使用されているアルバム名が紐づいて記憶されていることが確認できる。例えば、「IMG_00001」は、「京都旅行記」のアルバムのみに使用されており、「IMG_00002」は、「京都旅行記」と「日本の桜」という複数種類のアルバムに使用されていることがわかる。
【0031】
引き続き図11に戻りS106において、クライアント端末100はアルバムに掲載する画像の取得元の選択を受け付ける。具体的には、先述の図4で説明したように、既にウェブサイトサーバ200にアップロードをして、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部で記憶している画像からアルバムを作成するために選択をするのか、もしくはクライアント端末100の所定の記憶部またはクライアント端末100に接続をしている外部記憶装置(例えば、USBメモリ、外付けHDD、SDカードなどを言う。)で記憶している画像を選択して、ウェブサイトサーバ200にアップロードを指示をするのか、という選択を受け付ける。
【0032】
S106において「ストレージから選択」ボタン(図4の401)の押下を受け付けた場合は、S108でウェブサイトサーバ200がストレージ画像一覧画面に進み、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に現在ログイン中のユーザ名で既にウェブサイトサーバ200にアップロードして、記憶されている画像の画像一覧画面をクライアント端末100に返す。
【0033】
S109において、クライアント端末100はウェブサイトサーバ200より送信されたストレージの画像一覧画面(不図示)の画面情報を受信すると、インターネットブラウザで画面情報(HTML情報)を読込み、表示部に表示する。そして、画像一覧画面から、オンラインアルバムに掲載する画像の選択を受け付ける。
【0034】
S110において、クライアント端末100は、S107またはS109のステップで、もしくは両方の方法において選択を受け付けた画像をオンラインアルバムに掲載する画像として、アルバム作成指示をウェブサイトサーバ200に送信する。本処理は、図4の「アルバム作成」ボタン404の押下を受け付けることにより実行される。このときにクライアント端末100からウェブサイトサーバ200に送信されるデータ構成は、図14に示すアルバム作成情報である。
【0035】
図14のアルバム作成情報は、アルバムタイトル1401と、S107またはS109から選択された画像名1402、S107またはS109で、どちらから選択されたかを示す選択元情報1403、および選択された画像のメタデータ1404の情報を備えているものとする。
【0036】
S111において、ウェブサイトサーバ200はクライアント端末100よりアルバム作成指示を受信すると、クライアント端末100で選択された画像に、ローカルからアップロードされた画像があるか否かの判断を実行する。これは、S108、S109の処理を経て選択された画像であれば、既にウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶されている画像であるため、改めて保存をする必要がないが、今回初めてクライアント端末100の所定の記憶部または外部記憶装置より選択され、アルバムに掲載する画像として送信された画像は、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶をする必要があるためである。
【0037】
このとき、S111でクライアント端末100より受信したアルバム作成指示に含まれるアルバム作成情報(図14)のうち、選択元情報1403を用いることで、どのデータがローカル(クライアント端末100の所定の記憶部または外部記憶装置より選択された)の画像なのか、ストレージに元々記憶されている画像なのかを判断することができ、ローカルの値が入っている画像を、今回新たにウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に保存する。
【0038】
S112において、クライアント端末100の所定の記憶部または外部記憶装置より選択された画像がある場合には、S113に進み、該当する画像をウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶する。
【0039】
S114において、クライアント端末100より送信されるアルバム作成指示にもとづいて送信された画像のウェブサイトサーバ200の所定の記憶部への記憶、またアップロードが成功した場合には、図5のアルバム編集画面の画面情報をクライアント端末100に送信する。またアップロードが正常に行われなかった場合(例えば、セッションタイムアウトや、画像1枚あたりのデータ容量が大きすぎる場合等が考えられる。)は、S116においてエラー画面(不図示)を表示して本処理を終了する。
【0040】
なお、図4の「パソコンからアップロード」ボタン402の押下を受け付けると、S107で不図示の画像選択画面が起動し、クライアント端末100からアップロードする画像の選択を受け付ける。もしくは図4の403の「画像をドラッグ&ドロップ」と記載された領域内に、クライアント端末100もしくはクライアント端末100と接続している外部記憶装置に記憶されている画像のサムネイルをドラッグ&ドロップで移動させると、選択を受け付けた画像のアップロードを開始させることも可能である。403の領域にドラッグ&ドロップで画像を移動させた場合は、画像の1データごとにアップロード処理が開始し、ユーザに対して405のアップロードメーターで処理状況を確認させることができる。アップロード処理が完了した画像は、サムネイルが生成されて406のアップロード画像表示領域に、サムネイルが表示される。この場合、ドラッグ&ドロップで移動させた画像を1枚ずつアップロードさせていくことになるため、図11の各ステップ(S110〜S114)の処理方法とは異なり、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部への画像記憶はその都度行われることになる。
【0041】
次に、図12を用いて、本実施形態においてアルバム編集画面における画像のメタデータの管理・編集の処理について説明する。
【0042】
S201において、クライアント端末100は、図11のS115でウェブサイトサーバ200より送信されたアルバム編集画面(図5)の画面情報(HTML情報)を、インターネットブラウザで読込み、表示部に表示する。S202において、今回作成するオンラインアルバムの表示方法の選択を受け付ける。
【0043】
本実施形態においては、アルバムに掲載する画像のメタデータ(例えば、Exif形式のメタデータ。)のうち、撮影日時の情報を用いてアルバムに掲載する画像を時系列順に並べる「タイムラインビュー」の表示方法と、同じくメタデータのうちGPS情報を用いてアルバムに掲載する画像をマップ上にプロットする「マップビュー」の二種類の表示方法がある。本出願ではそのうちの「タイムラインビュー」で画像を表示する際のメタデータ管理・編集方法について述べる。
【0044】
図5は、「タイムラインビュー」の形式で表示をしているアルバム編集画面の一例である。アルバム編集画面500は、画面左上にアルバムタイトル501と、アルバムの表紙画像のサムネイル502を備えている。アルバムタイトルは、例えば、501の領域でダブルクリックによる指示、もしくはマウスの右クリックからコマンドダイアログ(不図示)を表示して、「タイトルの編集」のコマンドを選択すると、編集が可能になる。または、図4のアルバム作成画面に、アルバムタイトルを入力するテキストボックスを設け(図4の407)、画像の選択を受け付けてアルバム作成指示をS111で送信する際に、同時にアルバムタイトルを送信する方法でもよい。
【0045】
表紙画像502のサムネイルは、デフォルトでは空欄もしくはアルバム掲載画像として選択された画像のうち、一番撮影日時が古い画像を初期設定として表示する。そこから変更を行う場合には、503の「表紙画像の設定」の押下を受け付けることによって、表紙画像の選択ダイアログが表示され、502の表紙画像のサムネイルを変更することができる。
【0046】
504の「画像追加」ボタンは、押下を受け付けることによって、アルバムに既に掲載されている画像に追加をする形で画像の選択、アップロードを実行する。この場合、アルバム作成画面(図4)が再度表示されるが、404の「アルバム作成」ボタンが、「アルバムに画像を追加」ボタンに変更される。
【0047】
506は、メタデータの撮影日時の項目に、パラメータが設定されていない画像が表示される領域である。例えば、画像を撮影する撮影装置(例えば、カメラがある。)の設定で、時刻設定がされていない場合に、その撮影装置で撮影した画像の撮影日時のパラメータは設定されない、もしくは、「2000/01/01 00:00」というように、未設定の状態がある。これらの画像が撮影日時情報未設定の画像として506の表示領域に表示される。
【0048】
507はタイムラインビュー表示領域(時間マップ表示領域)であり、画面上に表記された日時情報508と、サムネイル表示部509がある。507のタイムラインビュー表示領域では、縦軸に、9、10、11・・・とあり、それぞれ、9時、10時、11時を示している。つまり、9時の行に表示されている画像は、9時台に撮影された画像であり、同様に10時台、11時台と並んでいる。日時情報508は、撮影された日を示しており、本図では2011/07/01〜07/03とある。
【0049】
509のサムネイル表示部に表示されている各画像のサムネイルは、画像がウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶される際に生成されるものであり、画像の実データとメタデータとともに紐付けて記憶管理されているものである。当該サムネイルは、画像の実データであるオリジナル画像に対応する時間情報に基づいて、順番に表示されるものとする。つまり、例えば、図5のサムネイル表示部にはサムネイルが4枚表示されている。これらのサムネイルは、それぞれのオリジナル画像に対応する時間情報(例えばメタデータ内の撮影日時の情報)の示す時間が早い順に、左から順番にずらして表示されているものとする。
【0050】
510はマップビュー切替ボタンであり、本ボタンの押下を受け付けることにより、本実施形態のもう一つの表示方法である「マップビュー」形式でアルバムを表示することができる。
【0051】
511はタイムラインビュー切替ボタンであり、本ボタンの押下を受け付けることにより、「タイムラインビュー」形式でアルバムを表示することができる。
【0052】
512は保存ボタンであり、後述する撮影日時の編集ツールダイアログによって、各画像の撮影日時を編集した際、編集した情報を反映させるために押下を受け付けるボタンである。
【0053】
513は確認ボタンであり、特定の画像を選択したうえで本ボタンの押下を受け付けると、スライドショー形式でプレビューすることができる。
【0054】
514は完了ボタンであり、編集画面で編集しているオンラインアルバムの編集をすべて保存して終了する際に押下を受け付けるボタンである。なお、514の完了ボタンの押下を受け付けると、図9の終了ダイアログが表示される。
【0055】
引き続き図12に戻り、S201でアルバム編集画面が表示された段階での表示方法は、ユーザが本ウェブサイトを利用する際に行う設定で、「タイムラインビュー」、「マップビュー」のうち、どちらがデフォルト(初期設定)の表示方法にするかを設定しておくことで決定する。
【0056】
S202において、クライアント端末100では表示方法の選択を受け付け、「タイムラインビュー」の表示が選択された場合にはS203に進む。マップビューの表示が選択された場合には、S211に進む。
【0057】
S204において、クライアント端末100は画像の撮影日時情報を編集する画像の選択を受け付ける。ここでいう選択とは、特定の画像にマウスオーバーしてカーソルを運び、クリックをする指示を指している。例えば、図6では、506の撮影日時のパラメータが設定されていない画像のなかから表示された領域から特定の画像の選択を受け付ける。
【0058】
次にS205において、選択した画像を別の日時の行にドラッグ&ドロップする(移動位置の指定受付)。図6では601の「IMAGE A」のサムネイルを選択し、「2011/07/02」の10時台の行にドラッグ&ドロップをしている。また、図7では701の「IMAGE A」を「2011/07/02 9時台」の行から、「2011/07/02 13時台」にドラッグ&ドロップしている。S205で、画像がドロップされた領域が、ブラウザ上でメタデータの編集が可能な領域であるかどうかを判定する。
【0059】
具体的には、ドロップされた領域が507のタイムラインビュー表示領域であるかどうかの判定を行っている。クライアント端末100は、選択された画像のブラウザ上でドロップされた座標位置を取得し、同じくクライアント端末100で保持している、ブラウザで表示している編集画面のうちタイムラインビュー表示領域507の座標範囲内であるか否かを判定する。タイムラインビュー表示領域507の範囲内であれば、ステップS206に進み、タイムラインビュー表示領域507の範囲外(例えば、506の表示領域内)であれば、ドロップ処理をエラーとしてS204の選択受付に戻る。この時選択をしていた画像については、元の時間帯の表示位置に戻る。
【0060】
ここでは、サムネイル画像の移動手段としてドラッグ&ドロップ処理の方法を用いているが、画像の移動方法はこれに限るものではない。例えば、画像の選択指示後、当該画像を移動する先の指定指示、選択指示を受け付けることで、当該画像を、前記指定指示により指定された先に移動させるようにしてもよい。また、例えば、ロングタッチ操作による選択操作、フリック操作、スワイプ操作を受け付けることで、フリック、スワイプ方向に向かって画像を、画面上を滑るように移動させるようにしてもよい。この場合、例えばフリック、スワイプ操作の強さによって、移動させる距離の長短を調整可能である。つまり、受け付けたフリック、スワイプ操作の強さ(指が画面に接している時間の長さ、画面に対して指が設置した際の圧力等)を基準として、移動距離の長さが定義されており、当該フリック、スワイプ操作の強さにより移動距離が変動する。移動先となった位置がユーザより指定を受け付けた移動先の位置(移動位置)である。
【0061】
また、例えば、1つのサムネイル画像がドラッグされた場合であって、前記ドラッグされたサムネイル画像に対応するオリジナル画像の時間情報の示す時間から、前後一定時間内の時間を示す時間情報と対応した別のオリジナル画像に対応するサムネイル画像であって、前記マップ表示領域上に配置された別のサムネイル画像が存在するかを判定し、存在すると判定した場合には、前記サムネイル画像のドラッグ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像の選択を行い、前記サムネイル画像のドロップ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像の配置を行うようにしてもよい。この場合、配置されるサムネイル画像はタイムラインビュー表示領域に、例えば、選択されたそれぞれのファイル名に基づいて、50音順で左から順に配置されるものとする。ここでいう時間情報とは、例えば、図10に示すメタデータ中の撮影日時の情報である。
【0062】
当該複数の画像の選択は、例えば、キーボード上の特定のキー(例えばshiftキー)の押下を受け付けながら、画像を順番にクリックする操作により選択を受け付ける。また、マウスを用いた範囲選択の操作を受け付けることで、当該範囲選択の選択範囲に含まれる複数の画像を、選択された画像として扱うようにしてもよい。
【0063】
また、例えば、複数のサムネイル画像がドラッグされた場合であって、前記ドラッグされた複数のサムネイル画像に対応するオリジナル画像の時間情報の内、最初の時間と最後の時間のそれぞれから、前後一定時間内の時間を示す時間情報と対応した別のオリジナル画像に対応する別のサムネイル画像が存在する場合、前記複数のサムネイル画像のドラッグ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像のドラッグ操作を行い、前記複数のサムネイル画像のドロップ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像のドロップ操作を行うようにしてもよい。
【0064】
つまり、近い時間情報に対応する複数の画像を、その内の一部の画像を移動させることにより、連帯して移動させることが出来るものである。このようにすることで、配置したいすべての画像を選ぶことなく画像の配置、情報の更新を行うことができる。また、複数の画像を選択する場合の、ユーザの選択漏れの画像を少なくすることができる。
【0065】
また、サムネイル画像を、順番に複数枚選択して、移動先の座標位置であって、タイムラインビュー表示領域上(時間マップ表示領域上)の位置の指定を受け付けた場合、前記サムネイル表示部に、当該選択された順番の通りにそれぞれのサムネイル画像を、左から順に配置するようにする(例:図5の509)。こうすることで、タイムラインビュー表示領域上で、各画像に対応する詳細な時間(撮影時間)を認識しづらい場合でも、それぞれの画像の撮影順を認識可能にすることが出来る。尚、左から順に配置する各サムネイル画像に対応するオリジナル画像の時間情報については、それぞれ、所定の時間ずつずらした時間に書き換えるものとする。例えば、09:00、09:01、09:02というように、1分ずつずらした時間に書き換える。当該所定の時間は、例えば、ウェブサイトサーバ200の外部メモリ211等の記憶領域にて記憶、管理されているものとする。
【0066】
前記“順番に複数選択する”とは、例えば、クリック操作等により、サムネイル画像を1枚ずつ順番に選択されることによる。また、一般に、マウスのボタンを押下した状態で、表示画面上のマウスカーソルを移動させることにより行われる範囲選択によるサムネイル画像の複数選択が行われた場合、当該範囲選択における選択範囲に入った順に、当該サムネイル画像が選択されたものとし、当該選択された順番に、それぞれのサムネイル画像を、サムネイル表示部に左から順に配置するようにしてもよい。
【0067】
例えば、2つ目以降に選択されたサムネイル画像を、1つ目に選択された画像に重ねて表示し、グループ化して、当該グループ化されて重ねて表示されたサムネイル画像のドラッグを以て、当該グループ化された複数のサムネイル画像の選択を受け付け、当該グループ化されて重ねて表示されたサムネイル画像のドロップを以て、当該グループ化された複数のサムネイル画像の移動先の位置の指定を受け付けるものとする。グループ化とは、例えば、ウェブサイトサーバ200のCPU201によって、当該グループに含まれる画像を特定するための不図示のデータテーブル(グループ画像テーブル)が一時生成されることにより管理、実行される。当該グループ化(グループ画像テーブルの生成)は、2つ目のサムネイル画像が選択されることにより開始され、グループ化されたサムネイル画像のドロップ操作を受け付けることにより終了するものとする。
【0068】
また、例えば、複数の画像の選択を受け付け、選択された複数の画像のうち、1ずれかの画像のドラッグ&ドロップの操作を以て、当該選択された複数の画像全てのドラッグ&ドロップの操作を受け付けるものとする。
【0069】
尚、当該サムネイル画像の移動先のサムネイル表示部に、既に配置されているサムネイル画像が存在する場合、当該既に配置されているサムネイル画像の後に、移動するサムネイル画像を配置するものとする。但し、当該サムネイル画像の配置方法はこれに限らない。例えば、当該移動するサムネイル画像を、当該既に配置されているサムネイル画像の前に配置するようにしてもよい。
【0070】
また、例えば、複数のサムネイル画像の選択を受け付け、当該画像をタイムラインビュー表示領域上に配置する場合、当該複数のサムネイル画像をグループ化し、当該グループ内の代表のサムネイル画像を最前面に1枚表示して、当該代表のサムネイル画像、又はその配置場所の近傍、乃至、上面に当該グループに含まれる画像の枚数を表示(枚数表示)するようにしてもよい。代表のサムネイルとは、例えば、グループの中で直近に撮影された画像を日付情報に基づいて抽出し、表示する。この場合、例えば、当該複数のサムネイル画像に対応する全てのオリジナル画像の位置情報(メタデータ内のGPS座標)は、グループ化されたサムネイル画像の配置された位置に対応する時間に、一括で書き換えられるものとする。
【0071】
S206において、メタデータを変更するか否かを選択するダイアログ画面がクライアント端末100の表示部に表示されるので、はい(YES)を選択すると、S207で図8の編集ツールダイアログが表示される。
【0072】
図8は、タイムラインビューのアルバム編集画面において、特定の画像を選択して別の日時の行にドラッグ&ドロップをしたときに表示される撮影情報の編集ツールダイアログの表示例を示すユーザインターフェース図である。801は、編集ツールダイアログ(入力画面)であり、ドラッグ&ドロップされた画像802の周辺(図8では上方)に表示(入力画面表示)される。本実施形態で説明するタイムラインビューの編集ツールダイアログは、画像のメタデータのうち、撮影日時の情報を編集するダイアログである。編集ツールダイアログが表示されると、初期設定としては、画像がドロップされた時間(例えば、図8であれば10時台)の定刻が表示され(例えば、図8の801であれば「2011/07/02 10:00」)、その状態から、ユーザ操作を受け付けることによって撮影日時を詳細に編集することが可能である。
【0073】
本図において、年月日を編集するボックスはプルダウンボックスになっており、それぞれ時刻を選択することができるようになっている。この他の編集方法としては、テキストボックスタイプで直接ユーザからの入力を受け付けることで(例えばタイピングによる入力)時刻を編集することが可能であり、編集方法は特に限定されない。
【0074】
802は、選択中の(ドラッグ&ドロップで移動させた)画像に対して各種コマンドを送るためのツールボックスである。例えば、「移動確定」の押下を受け付けることで、ドロップされた時間帯への移動が確定する。「表紙に設定」の押下を受け付けると、502のアルバム表紙サムネイルとして設定される。「詳細」の押下を受け付けると、画像の詳細情報(例えば、メタデータに記憶されている撮影情報)を表示する。「回転」の押下を受け付けると、選択中の画像を右もしくは左に90度回転させる。「ラインから除く」の押下を受け付けると、選択中の画像をドロップした時間帯から除いて、506の領域に戻す、もしくは元あった時間帯の行に画像を戻す。
【0075】
引き続き図12に戻りS207において、クライアント端末100で画像のメタデータのうち、撮影日時の編集をし、編集終了の指示(例えば、Enterキーの押下)を受け付けると、S208でクライアント端末100は撮影日時の編集が終了したと判断し、図8の801の編集ツールダイアログを閉じる。
【0076】
S209において、アルバム編集画面(図5)で次に撮影日時を編集する画像の選択を受け付ける場合には、フローチャートのS204に戻る。撮影日時の編集を終了させる場合(NO)には、図5の512の保存ボタンの押下を受け付ける(情報更新の確定指示を受け付ける)ことによって、画像のメタデータのうち、編集した撮影日時の情報をストレージの画像データテーブルに反映(更新処理制御)させる(S210)。
【0077】
こうすることで、例えば、印刷済みの写真をスキャンしてデータ化した後、当該データ化した画像に対して、撮影時間を示す情報としての日時情報を、直感的な指示で画像と対応付けることが可能になる。
【0078】
図10は画像のメタデータのデータテーブル構成の一例を示す図である。画像のメタデータには、例えば、「撮影機種」、「撮影日時」、「GPS座標」、「撮影モード」、「画像シリアルナンバー」の情報をもっている。S207で撮影日時を編集された画像については、本図の「撮影日時」のパラメータが、編集されたときに、設定されたパラメータになり、S209で保存ボタンの押下を受け付けることにより、パラメータが書き換えられる。
【0079】
尚、ここでは、S207でGPS座標を編集された画像について(S207、S208)、S209で図5の512の保存ボタンの押下を受け付けることにより、ウェブサイトサーバに記憶される画像のメタデータのうち、撮影日時のパラメータを書き換える(S210)ものとしたが、書き換える情報は必ずしもメタデータでなくともよい。
【0080】
つまり、例えば、ウェブサイトサーバの記憶領域に、図16に示すような、画像と撮日時情報との対応付けテーブルを設け、当該対応付けテーブル内の撮影日時情報を書き換えるようにしてもよい。
【0081】
また、ここでは、編集ツールダイアログ801を、ドラッグ&ドロップされた画像の周辺(図8では上方)に表示し、画像のメタデータのうち、撮影日時の情報を編集するものとしたが、例えば、サムネイル画像をドロップ処理した先のタイムラインビュー表示領域に基づいて、前記撮影日時情報を自動で更新するようにしてもよい。
【0082】
以下、図16を参照して、本発明の実施形態における、撮影日時情報対応付けテーブルの構成の一例について説明する。図16は、本発明の実施形態における、撮影日時情報対応付けテーブルの構成の一例を示す図である。
【0083】
図16に示す通り、撮影日時情報対応付けテーブル1600は、ユーザID1601、画像名1602、撮影日時情報1603等から構成されている。撮影日時情報対応付けテーブル1600は、ウェブサイトサーバの外部メモリ211等の記憶領域に記憶されているものとする。
【0084】
ユーザID1601は、当該画像名1602の示す画像がいずれのユーザのものかを識別するための識別情報である。ここでは、ユーザID1601は、ウェブサイトサーバへのログインに用いられるユーザIDと同一であるものとする。
【0085】
画像名1602は画像の名称である。撮影日時情報1603は、画像に対応付けられた撮影日時情報である。以上が図16の、本発明の実施形態における、撮影日時情報対応付けテーブルの構成の一例についての説明である。
【0086】
例えば、クライアント端末100のCPU201は、図12のステップS204で選択されたサムネイル画像がタイムラインビュー表示領域(画像表示領域)に移動(ドロップ)された場合(ステップS206でYES)、当該サムネイル画像をドロップ処理(移動処理)した前記画像表示領域に基づいて、前記撮影日時情報(図16の1603)を更新する。つまり、画像名1602の示す画像に対応付けられた撮影日時情報1603を書き換える。
【0087】
以下、図17を参照して、本発明の実施形態における、タイムラインビュー表示領域の情報を用いた撮影日時情報の更新処理について説明する。図17は、本発明の実施形態における、タイムラインビュー表示領域の情報を用いた撮影日時情報の更新処理の流れを示すフローチャートである。
【0088】
図17におけるステップS2001〜S2005の処理については、それぞれ、図12におけるステップS201〜205の処理と同じであるため、ここでは説明を割愛する。また、ステップS2010はステップS211、ステップS2011はステップS212に対応する処理である。
【0089】
クライアント端末100のCPU201は、ステップS2004で選択を受け付けたサムネイル画像を、表示画面に表示される、タイムラインビュー表示領域507にドロップする(ステップS2005)。そして、ドロップ先(画像の移動先)のタイムラインビュー表示領域の情報、つまりは、画像の移動先のタイムラインビュー表示領域の時間の情報(縦軸に設定されている、例えば、9時、10時、11時というように時間を示す情報)と、日時情報508とを取得し(ステップS2006)、当該日時情報を、移動された画像に対応する撮影日時情報として一時的に記憶する。つまり、画像に紐付いた既存の撮影日時情報を編集する。
【0090】
クライアント端末100のCPU201は、アルバム編集画面(図5)で次に撮影日時を編集する画像の選択を受け付ける場合には(S2008でYES)、処理をフローチャートのS2004に戻す。画像の選択を受け付けない場合には(S2008でNO)、処理をステップS2012に移行する。
【0091】
クライアント端末100のCPU201は、図5の保存ボタン513が押下されたか否かを判定し(ステップS2012)、保存ボタン513が押下されていないと判定した場合(ステップS2012でNO)、例えば、ブラウザ画面の不図示の「戻る」ボタンが押下された場合、処理を終了する。
【0092】
保存ボタン513が押下されたと判定した場合(ステップS2012でYES)、ステップS2005でドラッグ&ドロップ処理によりサムネイル画像が移動した先の日時情報をストレージ(ここでいうウェブサイトサーバ200)の画像データテーブルに反映させるべく送信する(S2009)。
【0093】
ここでいう、サムネイル画像が移動した先とは、移動したサムネイル画像の移動先の点を示す情報である。例えば、サムネイル画像の中心点を前記移動先の位置とする。尚、当該移動先は、サムネイル画像の移動先の点の情報であればよい。例えば、サムネイル画像の端点を以て当該移動先の点としてもよい。
【0094】
また、サムネイル画像のタイムラインビュー表示領域上の位置を識別可能にするためのマークと、サムネイル画像又はサムネイル画像に対応するオリジナル画像を表示画面上に別々に表示し、当該マークを動かすことによって、前記表示画面に別に表示されたサムネイル画像に対応するオリジナル画像の時間情報、又は前記表示画面に表示されたオリジナル画像の時間情報を、当該マークの移動先の点の位置が属する行の時間情報に書き換えるようにしてもよい。
【0095】
ステップS2017において、クライアント端末100のCPU201は、日時情報の他に、例えばステップS2005でドロップ(移動)された画像のオリジナルの画像を特定する情報(例えばサムネイル画像の画像名(サムネイル画像1303))と、ユーザIDとをウェブサイトサーバ200に送信する。
【0096】
ウェブサイトサーバ200のCPU201は、ステップS2009で送信された日時情報、サムネイル画像の画像名、ユーザIDを受信し、当該サムネイル画像名の示すサムネイル画像に対応するオリジナル画像(オリジナル画像1302)を特定して、当該オリジナル画像に対応する日時情報を、受信した日時情報に更新する(ステップS2013)。以上が図17の、本発明の実施形態における、タイムラインビュー表示領域の情報を用いた撮影日時情報の更新処理についての説明である。
【0097】
次に図13を参照して、本発明の実施形態における、ウェブサーバ200で記憶管理するオンラインアルバムのデータ構成例について説明する。図13は、本実施形態においてウェブサイトサーバ200で記憶管理するオンラインアルバムのデータ構成例を示すデータテーブルである。図13のデータテーブルでは、アルバムタイトル1301に、画像の実データ1302と、画像のサムネイル1303と、画像のメタデータ1304がそれぞれ紐づいて記憶されている。
【0098】
以上、本発明によれば、直感的な指示で画像と対応付けられた撮影日時情報を編集管理する仕組みを提供することが可能になる。
【0099】
即ち、本発明は、撮影日時情報を含むメタデータを備えるオリジナル画像と、当該オリジナル画像に紐付くオブジェクト画像とを記憶するウェブサイトサーバと通信可能な情報処理装置において、前記ウェブサイトサーバより取得した前記オブジェクト画像に紐付く前記オリジナル画像の撮影日時情報が識別可能な形式でブラウザ上に前記オブジェクト画像を表示する表示手段と、前記表示手段でブラウザ上に表示されているオブジェクト画像の選択を受け付ける選択受付手段と、ユーザの操作指示に従い、前記選択受付手段で受け付けた前記オブジェクト画像に対してドラッグ処理を行うドラッグ手段と、前記ドラッグ手段によりドラッグ処理された前記オブジェクト画像に対して、前記オリジナル画像の撮影日時が特定できる画像表示領域へのドロップ処理を行うドロップ手段と、前記ドロップ手段で前記オブジェクト画像をドロップ処理した前記オリジナル画像の撮影日時が特定できる画像表示領域に基づいて、前記撮影日時情報を更新する撮影日時情報更新手段と前記撮影日時情報更新手段で更新した前記オブジェクト画像の撮影日時情報に基づいて、該オブジェクト画像に紐付く前記オリジナル画像のメタデータを書き換えるべく、前記ウェブサイトサーバに更新指示を送信する更新情報送信手段とを備えることを特徴とする。
【0100】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0101】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0102】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0103】
また、各装置が読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0104】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0105】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。例えば、上述した実施形態の説明において、ウェブサイトサーバ200で記憶管理されているとした情報(図10、図13、図14、図15、図16にそれぞれ示す画像データのデータテーブル等)をクライアント端末100にて記憶管理し、表示画面を、ブラウザ機能を用いることなくクライアント端末100のアプリケーション機能を用いて表示部に表示することで、前記ウェブサイトサーバや前記外部サーバとの通信を行うことなく、各図のフローチャートに示す処理を、例えば、スマートフォンなどの携帯端末としてのクライアント端末100にて行わせるようにしてもよい。
【0106】
また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0107】
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
【0108】
また上記のソフトウェアで実現する各処理を、ファームウェアやハードウェア構成にして、各処理を各手段として実現することも可能であり、本発明の技術的範囲はこのようなファームウェアやハードウェア構成による実現も含むものである。
【符号の説明】
【0109】
1 ネットワーク
100 クライアント端末
200 ウェブサイトサーバ
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 入力装置(KB)
210 表示装置(CRT)
211 外部メモリ
【技術分野】
【0001】
本発明は、インターネットで提供するオンラインアルバムサービスにおけるコンテンツのメタデータ管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、撮像装置を用いて撮影した画像を、インターネット上で公開するオンラインアルバムサイトにアップロード(掲載)して不特定多数のユーザで画像の閲覧を楽しむサービスが普及している。例えば、オンラインアルバムサイトとして、CANON iMAGE GATEWAY(登録商標)や、ソーシャルネットワークサービスとしてFacebook(登録商標)などが挙げられる。
【0003】
これら不特定多数のユーザと画像を共有して楽しむオンラインアルバム機能をもつウェブサイトでは、ユーザ間のコミュニケーションの一環として、例えば画像に対してコメントキャプションを付加する機能が一般的となっている。コメントやキャプションなどを画像に付加することができるようになると、1つの画像に対して大量のコメントやキャプションなどが付加されることもあるため、画像をスライドショーで表示する際にユーザにとって見易い表示時間で各画像をスライドショー表示する技術が開示されている(例えば特許文献1)。
【0004】
また、オンラインアルバムサイトに掲載されている画像について複数のアルバムを対象として検索し、さらに検索された画像が他のユーザによって掲載された画像であっても検索をかけたユーザのアルバムに関連付けられて表示する技術が開示されている(例えば特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2010−154398号公報
【特許文献2】特開2007−316939号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
画像を不特定多数のユーザで共有するオンラインアルバムサイトでは、ストレージに画像をアップロードした順序で掲載されることが多く、画像を閲覧するユーザは、一つのアルバムのテーマに対してどのような時間の流れで画像が撮影されていったかを把握することが困難である。また、上記の問題を解決するために、それぞれの画像に紐付くメタデータ(例えば、Exif形式のデータ)のうち、撮影装置で画像が撮影された時刻を示す「撮影日時」の情報を用いて、オンラインアルバムに掲載するためにサーバにアップロードされた画像をソートして、時系列順に表示する方法が考えられるが、例えば、複数台の撮影装置で撮影された複数枚の画像を一つのオンラインアルバムサイトにまとめて掲載するときに、タイムゾーンの設定が異なっている撮影装置がある場合には「撮影日時」の情報がずれる、さらには、時刻設定がされていない撮影装置で撮影された画像を掲載する場合には、「撮影日時」の情報が設定されていないという問題があり、ユーザは、アップロード前に画像のプロパティ情報を1件ごとに確認して、必要であれば修正を行う、という作業をしなければならず、アルバム作成や編集の作業が非常に煩雑になるというおそれがあった。
【0007】
そこで本発明は、直感的な指示で画像と対応付けられた時間情報を編集管理する仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
即ち、本発明は、オリジナル画像に対応するオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、前記表示手段により表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面における、時間と画像の対応を認識可能にする領域である時間マップ表示領域上の位置である、移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、直感的な指示で画像と対応付けられた時間情報を編集管理する仕組みを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本実施形態にかかる情報処理システムの全体構成を示す図である。
【図2】本実施形態にかかる情報処理システムを構成する各装置のハードウエア構成を示す図である。
【図3】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図4】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図5】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図6】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図7】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図8】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図9】本実施形態にかかるクライアント端末100の表示部において表示される画面構成例を示す図である。
【図10】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図11】本実施形態にかかる情報処理システムの処理概要を示すフローチャート図である。
【図12】本実施形態にかかるクライアント端末100での処理概要を示すフローチャート図である。
【図13】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図14】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図15】本実施形態にかかるウェブサイトサーバ200で記憶管理される画像データのデータテーブル構成例を示す図である。
【図16】本発明の実施形態における、時間情報対応付けテーブルの構成の一例を示す図である。
【図17】本発明の実施形態における、タイムラインビュー表示領域の情報を用いた撮影日時情報の更新処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を用いて本実施形態について説明をする。図1は、本実施形態を実現するためのシステム構成例を示した図である。図1の情報処理システムでは、クライアント端末100とウェブサイトサーバ200とが、ネットワーク1を介して接続可能な状態にある。
【0012】
本実施形態においてクライアント端末100は、インターネットにアクセスするためのインターネットブラウザを備えている。また、本実施形態においてウェブサイトサーバ200は、クライアント端末100から選択を受け付けてアップロードされる画像を記憶部(例えばHDD)の所定の記憶領域に記憶し、ユーザによって作成されるアルバムのデータテーブルを記憶している。ウェブサイトサーバ200に記憶されるアルバムのデータテーブルは、後述の図13で説明する。
【0013】
次に、図2を用いて図1に示したクライアント端末100およびウェブサイトサーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成について説明する。図2は、クライアント端末100およびウェブサイトサーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
【0014】
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要は後述する各種プログラム等が記憶されている。
【0015】
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0016】
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示機への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示機はCRTだけではなく、液晶ディスプレイ等の他の表示機であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
【0017】
207はメインコントローラで、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HDD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
【0018】
208は通信I/Fコントローラで、ネットワークを介して外部機器と接続、通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
【0019】
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォント展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0020】
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
【0021】
次に、図3を用いて本実施の形態におけるウェブサイトサーバ200で提供するウェブサイトについて説明する。図3は、ウェブサイトサーバ200にアクセスしたクライアント端末100の表示部に表示されるウェブサイトのトップ画面の構成例である。トップ画面300は、ウェブサイトサーバ200で提供されるオンラインアルバムの紹介画面であり、アルバム新規作成ボタン301の押下を受け付けると、図4の画像データのアップロード画面が表示される。また、302と303は、本ウェブサイトで提供するオンラインアルバムサービスによって作成されたアルバムを紹介する表示領域である。302、303には、例えば、ウェブサイトで特集を組んでいるトピックに関するアルバムがピックアップされたり、各トピックの業界に精通した人物である“モデレーター”と呼ばれるユーザが作成したアルバムが表示される。302、303のアルバム表示領域には、各アルバムの表紙のサムネイル画像と、アルバムタイトルと、アルバムの作成者(ウェブサイトの会員ユーザ名)が表示される。
【0022】
次に、図11と図12を用いて本実施の形態において、ウェブサイトサーバ200にアクセスをしてアルバムの作成および編集処理について説明する。まず、クライアント端末100では、ウェブサイトサーバ200から提供されるインターネットサイトにアクセスをし、ユーザログインを実行する。ユーザログインでは、ユーザID(例えば、一意の文字列や、メールアドレスなども含む。)とパスワードの入力を受け付け、当該ユーザIDとパスワードをウェブサイトサーバ200に送信すると、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶しているユーザデータテーブル(不図示)は、送信されたユーザIDがデータテーブルに登録されているか、また当該ユーザIDに紐付いて記憶されているパスワードが、送信されたパスワードと一致するか否かを確認し、ユーザIDとパスワードが、ユーザデータテーブルに登録されている値と一致すれば、会員トップページ(図3)をクライアント端末100に送信する。なお、ここでウェブサイトサーバ200はユーザデータテーブルを必ずしも記憶する必要はなく、別途ユーザ認証用のサーバを用意しても構わない。
【0023】
S101において、クライアント端末100のCPU201は、ウェブサイトサーバ200より送信されたトップページ(図3)の画面情報を受信すると、インターネットブラウザで画面情報(HTML情報)を読込み、表示部に表示する。
【0024】
尚、ここでは、ブラウザの機能を用いて表示部に画面情報を表示するようにしているが、例えば、クライアント端末100に画面表示機能を有するアプリケーションを記憶しておき、当該アプリケーションを起動することにより、画面情報を表示部に表示するようにしてもよい。
【0025】
S102において、クライアント端末100はトップページのアルバムを新規作成ボタン(図3の301)の押下を受け付けると、アルバム新規作成をするための画面を取得すべく、ウェブサイトサーバ200に画面取得要求を含むアルバム作成指示を送信する。
【0026】
S103において、ウェブサイトサーバ200はクライアント端末100より送信されたアルバム新規作成指示を受信すると、S104においてアルバム作成画面(図4)の画面情報をクライアント端末100に返す。
【0027】
S105において、クライアント端末100のCPU201は、ウェブサイトサーバ200より送信されたアルバム作成画面(図4)の画面情報を受信すると、インターネットブラウザで画面情報(HTML情報)を読込み、表示部に表示する。
【0028】
図4のアルバム作成画面400では、オンラインアルバムに掲載するための画像の選択およびアップロードを実行する。401の「ストレージから選択」ボタンの押下を受け付けると、現在ログイン中のユーザ名で既にウェブサイトサーバ200にアップロード済みであって、所定の記憶部に保存されている画像の一覧がクライアント端末100の表示部に表示され、不図示の画像一覧画面よりアルバム作成のための画像選択を実行する(アルバム掲載画像選択受付)。画像一覧画面では、画像を一枚ずつ選択することも可能であり、また、複数枚選択することも可能である。
【0029】
なお、ウェブサイトサーバ200にアップロードされた画像は図15に示すように、画像名と、掲載される(画像が使用されている)アルバム名が紐づいた形式でデータテーブルに記憶される。
【0030】
1501の画像名と、1502−1、1502−2と、画像が使用されているアルバム名が紐づいて記憶されていることが確認できる。例えば、「IMG_00001」は、「京都旅行記」のアルバムのみに使用されており、「IMG_00002」は、「京都旅行記」と「日本の桜」という複数種類のアルバムに使用されていることがわかる。
【0031】
引き続き図11に戻りS106において、クライアント端末100はアルバムに掲載する画像の取得元の選択を受け付ける。具体的には、先述の図4で説明したように、既にウェブサイトサーバ200にアップロードをして、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部で記憶している画像からアルバムを作成するために選択をするのか、もしくはクライアント端末100の所定の記憶部またはクライアント端末100に接続をしている外部記憶装置(例えば、USBメモリ、外付けHDD、SDカードなどを言う。)で記憶している画像を選択して、ウェブサイトサーバ200にアップロードを指示をするのか、という選択を受け付ける。
【0032】
S106において「ストレージから選択」ボタン(図4の401)の押下を受け付けた場合は、S108でウェブサイトサーバ200がストレージ画像一覧画面に進み、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に現在ログイン中のユーザ名で既にウェブサイトサーバ200にアップロードして、記憶されている画像の画像一覧画面をクライアント端末100に返す。
【0033】
S109において、クライアント端末100はウェブサイトサーバ200より送信されたストレージの画像一覧画面(不図示)の画面情報を受信すると、インターネットブラウザで画面情報(HTML情報)を読込み、表示部に表示する。そして、画像一覧画面から、オンラインアルバムに掲載する画像の選択を受け付ける。
【0034】
S110において、クライアント端末100は、S107またはS109のステップで、もしくは両方の方法において選択を受け付けた画像をオンラインアルバムに掲載する画像として、アルバム作成指示をウェブサイトサーバ200に送信する。本処理は、図4の「アルバム作成」ボタン404の押下を受け付けることにより実行される。このときにクライアント端末100からウェブサイトサーバ200に送信されるデータ構成は、図14に示すアルバム作成情報である。
【0035】
図14のアルバム作成情報は、アルバムタイトル1401と、S107またはS109から選択された画像名1402、S107またはS109で、どちらから選択されたかを示す選択元情報1403、および選択された画像のメタデータ1404の情報を備えているものとする。
【0036】
S111において、ウェブサイトサーバ200はクライアント端末100よりアルバム作成指示を受信すると、クライアント端末100で選択された画像に、ローカルからアップロードされた画像があるか否かの判断を実行する。これは、S108、S109の処理を経て選択された画像であれば、既にウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶されている画像であるため、改めて保存をする必要がないが、今回初めてクライアント端末100の所定の記憶部または外部記憶装置より選択され、アルバムに掲載する画像として送信された画像は、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶をする必要があるためである。
【0037】
このとき、S111でクライアント端末100より受信したアルバム作成指示に含まれるアルバム作成情報(図14)のうち、選択元情報1403を用いることで、どのデータがローカル(クライアント端末100の所定の記憶部または外部記憶装置より選択された)の画像なのか、ストレージに元々記憶されている画像なのかを判断することができ、ローカルの値が入っている画像を、今回新たにウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に保存する。
【0038】
S112において、クライアント端末100の所定の記憶部または外部記憶装置より選択された画像がある場合には、S113に進み、該当する画像をウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶する。
【0039】
S114において、クライアント端末100より送信されるアルバム作成指示にもとづいて送信された画像のウェブサイトサーバ200の所定の記憶部への記憶、またアップロードが成功した場合には、図5のアルバム編集画面の画面情報をクライアント端末100に送信する。またアップロードが正常に行われなかった場合(例えば、セッションタイムアウトや、画像1枚あたりのデータ容量が大きすぎる場合等が考えられる。)は、S116においてエラー画面(不図示)を表示して本処理を終了する。
【0040】
なお、図4の「パソコンからアップロード」ボタン402の押下を受け付けると、S107で不図示の画像選択画面が起動し、クライアント端末100からアップロードする画像の選択を受け付ける。もしくは図4の403の「画像をドラッグ&ドロップ」と記載された領域内に、クライアント端末100もしくはクライアント端末100と接続している外部記憶装置に記憶されている画像のサムネイルをドラッグ&ドロップで移動させると、選択を受け付けた画像のアップロードを開始させることも可能である。403の領域にドラッグ&ドロップで画像を移動させた場合は、画像の1データごとにアップロード処理が開始し、ユーザに対して405のアップロードメーターで処理状況を確認させることができる。アップロード処理が完了した画像は、サムネイルが生成されて406のアップロード画像表示領域に、サムネイルが表示される。この場合、ドラッグ&ドロップで移動させた画像を1枚ずつアップロードさせていくことになるため、図11の各ステップ(S110〜S114)の処理方法とは異なり、ウェブサイトサーバ200の所定の記憶部への画像記憶はその都度行われることになる。
【0041】
次に、図12を用いて、本実施形態においてアルバム編集画面における画像のメタデータの管理・編集の処理について説明する。
【0042】
S201において、クライアント端末100は、図11のS115でウェブサイトサーバ200より送信されたアルバム編集画面(図5)の画面情報(HTML情報)を、インターネットブラウザで読込み、表示部に表示する。S202において、今回作成するオンラインアルバムの表示方法の選択を受け付ける。
【0043】
本実施形態においては、アルバムに掲載する画像のメタデータ(例えば、Exif形式のメタデータ。)のうち、撮影日時の情報を用いてアルバムに掲載する画像を時系列順に並べる「タイムラインビュー」の表示方法と、同じくメタデータのうちGPS情報を用いてアルバムに掲載する画像をマップ上にプロットする「マップビュー」の二種類の表示方法がある。本出願ではそのうちの「タイムラインビュー」で画像を表示する際のメタデータ管理・編集方法について述べる。
【0044】
図5は、「タイムラインビュー」の形式で表示をしているアルバム編集画面の一例である。アルバム編集画面500は、画面左上にアルバムタイトル501と、アルバムの表紙画像のサムネイル502を備えている。アルバムタイトルは、例えば、501の領域でダブルクリックによる指示、もしくはマウスの右クリックからコマンドダイアログ(不図示)を表示して、「タイトルの編集」のコマンドを選択すると、編集が可能になる。または、図4のアルバム作成画面に、アルバムタイトルを入力するテキストボックスを設け(図4の407)、画像の選択を受け付けてアルバム作成指示をS111で送信する際に、同時にアルバムタイトルを送信する方法でもよい。
【0045】
表紙画像502のサムネイルは、デフォルトでは空欄もしくはアルバム掲載画像として選択された画像のうち、一番撮影日時が古い画像を初期設定として表示する。そこから変更を行う場合には、503の「表紙画像の設定」の押下を受け付けることによって、表紙画像の選択ダイアログが表示され、502の表紙画像のサムネイルを変更することができる。
【0046】
504の「画像追加」ボタンは、押下を受け付けることによって、アルバムに既に掲載されている画像に追加をする形で画像の選択、アップロードを実行する。この場合、アルバム作成画面(図4)が再度表示されるが、404の「アルバム作成」ボタンが、「アルバムに画像を追加」ボタンに変更される。
【0047】
506は、メタデータの撮影日時の項目に、パラメータが設定されていない画像が表示される領域である。例えば、画像を撮影する撮影装置(例えば、カメラがある。)の設定で、時刻設定がされていない場合に、その撮影装置で撮影した画像の撮影日時のパラメータは設定されない、もしくは、「2000/01/01 00:00」というように、未設定の状態がある。これらの画像が撮影日時情報未設定の画像として506の表示領域に表示される。
【0048】
507はタイムラインビュー表示領域(時間マップ表示領域)であり、画面上に表記された日時情報508と、サムネイル表示部509がある。507のタイムラインビュー表示領域では、縦軸に、9、10、11・・・とあり、それぞれ、9時、10時、11時を示している。つまり、9時の行に表示されている画像は、9時台に撮影された画像であり、同様に10時台、11時台と並んでいる。日時情報508は、撮影された日を示しており、本図では2011/07/01〜07/03とある。
【0049】
509のサムネイル表示部に表示されている各画像のサムネイルは、画像がウェブサイトサーバ200の所定の記憶部に記憶される際に生成されるものであり、画像の実データとメタデータとともに紐付けて記憶管理されているものである。当該サムネイルは、画像の実データであるオリジナル画像に対応する時間情報に基づいて、順番に表示されるものとする。つまり、例えば、図5のサムネイル表示部にはサムネイルが4枚表示されている。これらのサムネイルは、それぞれのオリジナル画像に対応する時間情報(例えばメタデータ内の撮影日時の情報)の示す時間が早い順に、左から順番にずらして表示されているものとする。
【0050】
510はマップビュー切替ボタンであり、本ボタンの押下を受け付けることにより、本実施形態のもう一つの表示方法である「マップビュー」形式でアルバムを表示することができる。
【0051】
511はタイムラインビュー切替ボタンであり、本ボタンの押下を受け付けることにより、「タイムラインビュー」形式でアルバムを表示することができる。
【0052】
512は保存ボタンであり、後述する撮影日時の編集ツールダイアログによって、各画像の撮影日時を編集した際、編集した情報を反映させるために押下を受け付けるボタンである。
【0053】
513は確認ボタンであり、特定の画像を選択したうえで本ボタンの押下を受け付けると、スライドショー形式でプレビューすることができる。
【0054】
514は完了ボタンであり、編集画面で編集しているオンラインアルバムの編集をすべて保存して終了する際に押下を受け付けるボタンである。なお、514の完了ボタンの押下を受け付けると、図9の終了ダイアログが表示される。
【0055】
引き続き図12に戻り、S201でアルバム編集画面が表示された段階での表示方法は、ユーザが本ウェブサイトを利用する際に行う設定で、「タイムラインビュー」、「マップビュー」のうち、どちらがデフォルト(初期設定)の表示方法にするかを設定しておくことで決定する。
【0056】
S202において、クライアント端末100では表示方法の選択を受け付け、「タイムラインビュー」の表示が選択された場合にはS203に進む。マップビューの表示が選択された場合には、S211に進む。
【0057】
S204において、クライアント端末100は画像の撮影日時情報を編集する画像の選択を受け付ける。ここでいう選択とは、特定の画像にマウスオーバーしてカーソルを運び、クリックをする指示を指している。例えば、図6では、506の撮影日時のパラメータが設定されていない画像のなかから表示された領域から特定の画像の選択を受け付ける。
【0058】
次にS205において、選択した画像を別の日時の行にドラッグ&ドロップする(移動位置の指定受付)。図6では601の「IMAGE A」のサムネイルを選択し、「2011/07/02」の10時台の行にドラッグ&ドロップをしている。また、図7では701の「IMAGE A」を「2011/07/02 9時台」の行から、「2011/07/02 13時台」にドラッグ&ドロップしている。S205で、画像がドロップされた領域が、ブラウザ上でメタデータの編集が可能な領域であるかどうかを判定する。
【0059】
具体的には、ドロップされた領域が507のタイムラインビュー表示領域であるかどうかの判定を行っている。クライアント端末100は、選択された画像のブラウザ上でドロップされた座標位置を取得し、同じくクライアント端末100で保持している、ブラウザで表示している編集画面のうちタイムラインビュー表示領域507の座標範囲内であるか否かを判定する。タイムラインビュー表示領域507の範囲内であれば、ステップS206に進み、タイムラインビュー表示領域507の範囲外(例えば、506の表示領域内)であれば、ドロップ処理をエラーとしてS204の選択受付に戻る。この時選択をしていた画像については、元の時間帯の表示位置に戻る。
【0060】
ここでは、サムネイル画像の移動手段としてドラッグ&ドロップ処理の方法を用いているが、画像の移動方法はこれに限るものではない。例えば、画像の選択指示後、当該画像を移動する先の指定指示、選択指示を受け付けることで、当該画像を、前記指定指示により指定された先に移動させるようにしてもよい。また、例えば、ロングタッチ操作による選択操作、フリック操作、スワイプ操作を受け付けることで、フリック、スワイプ方向に向かって画像を、画面上を滑るように移動させるようにしてもよい。この場合、例えばフリック、スワイプ操作の強さによって、移動させる距離の長短を調整可能である。つまり、受け付けたフリック、スワイプ操作の強さ(指が画面に接している時間の長さ、画面に対して指が設置した際の圧力等)を基準として、移動距離の長さが定義されており、当該フリック、スワイプ操作の強さにより移動距離が変動する。移動先となった位置がユーザより指定を受け付けた移動先の位置(移動位置)である。
【0061】
また、例えば、1つのサムネイル画像がドラッグされた場合であって、前記ドラッグされたサムネイル画像に対応するオリジナル画像の時間情報の示す時間から、前後一定時間内の時間を示す時間情報と対応した別のオリジナル画像に対応するサムネイル画像であって、前記マップ表示領域上に配置された別のサムネイル画像が存在するかを判定し、存在すると判定した場合には、前記サムネイル画像のドラッグ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像の選択を行い、前記サムネイル画像のドロップ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像の配置を行うようにしてもよい。この場合、配置されるサムネイル画像はタイムラインビュー表示領域に、例えば、選択されたそれぞれのファイル名に基づいて、50音順で左から順に配置されるものとする。ここでいう時間情報とは、例えば、図10に示すメタデータ中の撮影日時の情報である。
【0062】
当該複数の画像の選択は、例えば、キーボード上の特定のキー(例えばshiftキー)の押下を受け付けながら、画像を順番にクリックする操作により選択を受け付ける。また、マウスを用いた範囲選択の操作を受け付けることで、当該範囲選択の選択範囲に含まれる複数の画像を、選択された画像として扱うようにしてもよい。
【0063】
また、例えば、複数のサムネイル画像がドラッグされた場合であって、前記ドラッグされた複数のサムネイル画像に対応するオリジナル画像の時間情報の内、最初の時間と最後の時間のそれぞれから、前後一定時間内の時間を示す時間情報と対応した別のオリジナル画像に対応する別のサムネイル画像が存在する場合、前記複数のサムネイル画像のドラッグ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像のドラッグ操作を行い、前記複数のサムネイル画像のドロップ操作に合わせて、前記別のサムネイル画像のドロップ操作を行うようにしてもよい。
【0064】
つまり、近い時間情報に対応する複数の画像を、その内の一部の画像を移動させることにより、連帯して移動させることが出来るものである。このようにすることで、配置したいすべての画像を選ぶことなく画像の配置、情報の更新を行うことができる。また、複数の画像を選択する場合の、ユーザの選択漏れの画像を少なくすることができる。
【0065】
また、サムネイル画像を、順番に複数枚選択して、移動先の座標位置であって、タイムラインビュー表示領域上(時間マップ表示領域上)の位置の指定を受け付けた場合、前記サムネイル表示部に、当該選択された順番の通りにそれぞれのサムネイル画像を、左から順に配置するようにする(例:図5の509)。こうすることで、タイムラインビュー表示領域上で、各画像に対応する詳細な時間(撮影時間)を認識しづらい場合でも、それぞれの画像の撮影順を認識可能にすることが出来る。尚、左から順に配置する各サムネイル画像に対応するオリジナル画像の時間情報については、それぞれ、所定の時間ずつずらした時間に書き換えるものとする。例えば、09:00、09:01、09:02というように、1分ずつずらした時間に書き換える。当該所定の時間は、例えば、ウェブサイトサーバ200の外部メモリ211等の記憶領域にて記憶、管理されているものとする。
【0066】
前記“順番に複数選択する”とは、例えば、クリック操作等により、サムネイル画像を1枚ずつ順番に選択されることによる。また、一般に、マウスのボタンを押下した状態で、表示画面上のマウスカーソルを移動させることにより行われる範囲選択によるサムネイル画像の複数選択が行われた場合、当該範囲選択における選択範囲に入った順に、当該サムネイル画像が選択されたものとし、当該選択された順番に、それぞれのサムネイル画像を、サムネイル表示部に左から順に配置するようにしてもよい。
【0067】
例えば、2つ目以降に選択されたサムネイル画像を、1つ目に選択された画像に重ねて表示し、グループ化して、当該グループ化されて重ねて表示されたサムネイル画像のドラッグを以て、当該グループ化された複数のサムネイル画像の選択を受け付け、当該グループ化されて重ねて表示されたサムネイル画像のドロップを以て、当該グループ化された複数のサムネイル画像の移動先の位置の指定を受け付けるものとする。グループ化とは、例えば、ウェブサイトサーバ200のCPU201によって、当該グループに含まれる画像を特定するための不図示のデータテーブル(グループ画像テーブル)が一時生成されることにより管理、実行される。当該グループ化(グループ画像テーブルの生成)は、2つ目のサムネイル画像が選択されることにより開始され、グループ化されたサムネイル画像のドロップ操作を受け付けることにより終了するものとする。
【0068】
また、例えば、複数の画像の選択を受け付け、選択された複数の画像のうち、1ずれかの画像のドラッグ&ドロップの操作を以て、当該選択された複数の画像全てのドラッグ&ドロップの操作を受け付けるものとする。
【0069】
尚、当該サムネイル画像の移動先のサムネイル表示部に、既に配置されているサムネイル画像が存在する場合、当該既に配置されているサムネイル画像の後に、移動するサムネイル画像を配置するものとする。但し、当該サムネイル画像の配置方法はこれに限らない。例えば、当該移動するサムネイル画像を、当該既に配置されているサムネイル画像の前に配置するようにしてもよい。
【0070】
また、例えば、複数のサムネイル画像の選択を受け付け、当該画像をタイムラインビュー表示領域上に配置する場合、当該複数のサムネイル画像をグループ化し、当該グループ内の代表のサムネイル画像を最前面に1枚表示して、当該代表のサムネイル画像、又はその配置場所の近傍、乃至、上面に当該グループに含まれる画像の枚数を表示(枚数表示)するようにしてもよい。代表のサムネイルとは、例えば、グループの中で直近に撮影された画像を日付情報に基づいて抽出し、表示する。この場合、例えば、当該複数のサムネイル画像に対応する全てのオリジナル画像の位置情報(メタデータ内のGPS座標)は、グループ化されたサムネイル画像の配置された位置に対応する時間に、一括で書き換えられるものとする。
【0071】
S206において、メタデータを変更するか否かを選択するダイアログ画面がクライアント端末100の表示部に表示されるので、はい(YES)を選択すると、S207で図8の編集ツールダイアログが表示される。
【0072】
図8は、タイムラインビューのアルバム編集画面において、特定の画像を選択して別の日時の行にドラッグ&ドロップをしたときに表示される撮影情報の編集ツールダイアログの表示例を示すユーザインターフェース図である。801は、編集ツールダイアログ(入力画面)であり、ドラッグ&ドロップされた画像802の周辺(図8では上方)に表示(入力画面表示)される。本実施形態で説明するタイムラインビューの編集ツールダイアログは、画像のメタデータのうち、撮影日時の情報を編集するダイアログである。編集ツールダイアログが表示されると、初期設定としては、画像がドロップされた時間(例えば、図8であれば10時台)の定刻が表示され(例えば、図8の801であれば「2011/07/02 10:00」)、その状態から、ユーザ操作を受け付けることによって撮影日時を詳細に編集することが可能である。
【0073】
本図において、年月日を編集するボックスはプルダウンボックスになっており、それぞれ時刻を選択することができるようになっている。この他の編集方法としては、テキストボックスタイプで直接ユーザからの入力を受け付けることで(例えばタイピングによる入力)時刻を編集することが可能であり、編集方法は特に限定されない。
【0074】
802は、選択中の(ドラッグ&ドロップで移動させた)画像に対して各種コマンドを送るためのツールボックスである。例えば、「移動確定」の押下を受け付けることで、ドロップされた時間帯への移動が確定する。「表紙に設定」の押下を受け付けると、502のアルバム表紙サムネイルとして設定される。「詳細」の押下を受け付けると、画像の詳細情報(例えば、メタデータに記憶されている撮影情報)を表示する。「回転」の押下を受け付けると、選択中の画像を右もしくは左に90度回転させる。「ラインから除く」の押下を受け付けると、選択中の画像をドロップした時間帯から除いて、506の領域に戻す、もしくは元あった時間帯の行に画像を戻す。
【0075】
引き続き図12に戻りS207において、クライアント端末100で画像のメタデータのうち、撮影日時の編集をし、編集終了の指示(例えば、Enterキーの押下)を受け付けると、S208でクライアント端末100は撮影日時の編集が終了したと判断し、図8の801の編集ツールダイアログを閉じる。
【0076】
S209において、アルバム編集画面(図5)で次に撮影日時を編集する画像の選択を受け付ける場合には、フローチャートのS204に戻る。撮影日時の編集を終了させる場合(NO)には、図5の512の保存ボタンの押下を受け付ける(情報更新の確定指示を受け付ける)ことによって、画像のメタデータのうち、編集した撮影日時の情報をストレージの画像データテーブルに反映(更新処理制御)させる(S210)。
【0077】
こうすることで、例えば、印刷済みの写真をスキャンしてデータ化した後、当該データ化した画像に対して、撮影時間を示す情報としての日時情報を、直感的な指示で画像と対応付けることが可能になる。
【0078】
図10は画像のメタデータのデータテーブル構成の一例を示す図である。画像のメタデータには、例えば、「撮影機種」、「撮影日時」、「GPS座標」、「撮影モード」、「画像シリアルナンバー」の情報をもっている。S207で撮影日時を編集された画像については、本図の「撮影日時」のパラメータが、編集されたときに、設定されたパラメータになり、S209で保存ボタンの押下を受け付けることにより、パラメータが書き換えられる。
【0079】
尚、ここでは、S207でGPS座標を編集された画像について(S207、S208)、S209で図5の512の保存ボタンの押下を受け付けることにより、ウェブサイトサーバに記憶される画像のメタデータのうち、撮影日時のパラメータを書き換える(S210)ものとしたが、書き換える情報は必ずしもメタデータでなくともよい。
【0080】
つまり、例えば、ウェブサイトサーバの記憶領域に、図16に示すような、画像と撮日時情報との対応付けテーブルを設け、当該対応付けテーブル内の撮影日時情報を書き換えるようにしてもよい。
【0081】
また、ここでは、編集ツールダイアログ801を、ドラッグ&ドロップされた画像の周辺(図8では上方)に表示し、画像のメタデータのうち、撮影日時の情報を編集するものとしたが、例えば、サムネイル画像をドロップ処理した先のタイムラインビュー表示領域に基づいて、前記撮影日時情報を自動で更新するようにしてもよい。
【0082】
以下、図16を参照して、本発明の実施形態における、撮影日時情報対応付けテーブルの構成の一例について説明する。図16は、本発明の実施形態における、撮影日時情報対応付けテーブルの構成の一例を示す図である。
【0083】
図16に示す通り、撮影日時情報対応付けテーブル1600は、ユーザID1601、画像名1602、撮影日時情報1603等から構成されている。撮影日時情報対応付けテーブル1600は、ウェブサイトサーバの外部メモリ211等の記憶領域に記憶されているものとする。
【0084】
ユーザID1601は、当該画像名1602の示す画像がいずれのユーザのものかを識別するための識別情報である。ここでは、ユーザID1601は、ウェブサイトサーバへのログインに用いられるユーザIDと同一であるものとする。
【0085】
画像名1602は画像の名称である。撮影日時情報1603は、画像に対応付けられた撮影日時情報である。以上が図16の、本発明の実施形態における、撮影日時情報対応付けテーブルの構成の一例についての説明である。
【0086】
例えば、クライアント端末100のCPU201は、図12のステップS204で選択されたサムネイル画像がタイムラインビュー表示領域(画像表示領域)に移動(ドロップ)された場合(ステップS206でYES)、当該サムネイル画像をドロップ処理(移動処理)した前記画像表示領域に基づいて、前記撮影日時情報(図16の1603)を更新する。つまり、画像名1602の示す画像に対応付けられた撮影日時情報1603を書き換える。
【0087】
以下、図17を参照して、本発明の実施形態における、タイムラインビュー表示領域の情報を用いた撮影日時情報の更新処理について説明する。図17は、本発明の実施形態における、タイムラインビュー表示領域の情報を用いた撮影日時情報の更新処理の流れを示すフローチャートである。
【0088】
図17におけるステップS2001〜S2005の処理については、それぞれ、図12におけるステップS201〜205の処理と同じであるため、ここでは説明を割愛する。また、ステップS2010はステップS211、ステップS2011はステップS212に対応する処理である。
【0089】
クライアント端末100のCPU201は、ステップS2004で選択を受け付けたサムネイル画像を、表示画面に表示される、タイムラインビュー表示領域507にドロップする(ステップS2005)。そして、ドロップ先(画像の移動先)のタイムラインビュー表示領域の情報、つまりは、画像の移動先のタイムラインビュー表示領域の時間の情報(縦軸に設定されている、例えば、9時、10時、11時というように時間を示す情報)と、日時情報508とを取得し(ステップS2006)、当該日時情報を、移動された画像に対応する撮影日時情報として一時的に記憶する。つまり、画像に紐付いた既存の撮影日時情報を編集する。
【0090】
クライアント端末100のCPU201は、アルバム編集画面(図5)で次に撮影日時を編集する画像の選択を受け付ける場合には(S2008でYES)、処理をフローチャートのS2004に戻す。画像の選択を受け付けない場合には(S2008でNO)、処理をステップS2012に移行する。
【0091】
クライアント端末100のCPU201は、図5の保存ボタン513が押下されたか否かを判定し(ステップS2012)、保存ボタン513が押下されていないと判定した場合(ステップS2012でNO)、例えば、ブラウザ画面の不図示の「戻る」ボタンが押下された場合、処理を終了する。
【0092】
保存ボタン513が押下されたと判定した場合(ステップS2012でYES)、ステップS2005でドラッグ&ドロップ処理によりサムネイル画像が移動した先の日時情報をストレージ(ここでいうウェブサイトサーバ200)の画像データテーブルに反映させるべく送信する(S2009)。
【0093】
ここでいう、サムネイル画像が移動した先とは、移動したサムネイル画像の移動先の点を示す情報である。例えば、サムネイル画像の中心点を前記移動先の位置とする。尚、当該移動先は、サムネイル画像の移動先の点の情報であればよい。例えば、サムネイル画像の端点を以て当該移動先の点としてもよい。
【0094】
また、サムネイル画像のタイムラインビュー表示領域上の位置を識別可能にするためのマークと、サムネイル画像又はサムネイル画像に対応するオリジナル画像を表示画面上に別々に表示し、当該マークを動かすことによって、前記表示画面に別に表示されたサムネイル画像に対応するオリジナル画像の時間情報、又は前記表示画面に表示されたオリジナル画像の時間情報を、当該マークの移動先の点の位置が属する行の時間情報に書き換えるようにしてもよい。
【0095】
ステップS2017において、クライアント端末100のCPU201は、日時情報の他に、例えばステップS2005でドロップ(移動)された画像のオリジナルの画像を特定する情報(例えばサムネイル画像の画像名(サムネイル画像1303))と、ユーザIDとをウェブサイトサーバ200に送信する。
【0096】
ウェブサイトサーバ200のCPU201は、ステップS2009で送信された日時情報、サムネイル画像の画像名、ユーザIDを受信し、当該サムネイル画像名の示すサムネイル画像に対応するオリジナル画像(オリジナル画像1302)を特定して、当該オリジナル画像に対応する日時情報を、受信した日時情報に更新する(ステップS2013)。以上が図17の、本発明の実施形態における、タイムラインビュー表示領域の情報を用いた撮影日時情報の更新処理についての説明である。
【0097】
次に図13を参照して、本発明の実施形態における、ウェブサーバ200で記憶管理するオンラインアルバムのデータ構成例について説明する。図13は、本実施形態においてウェブサイトサーバ200で記憶管理するオンラインアルバムのデータ構成例を示すデータテーブルである。図13のデータテーブルでは、アルバムタイトル1301に、画像の実データ1302と、画像のサムネイル1303と、画像のメタデータ1304がそれぞれ紐づいて記憶されている。
【0098】
以上、本発明によれば、直感的な指示で画像と対応付けられた撮影日時情報を編集管理する仕組みを提供することが可能になる。
【0099】
即ち、本発明は、撮影日時情報を含むメタデータを備えるオリジナル画像と、当該オリジナル画像に紐付くオブジェクト画像とを記憶するウェブサイトサーバと通信可能な情報処理装置において、前記ウェブサイトサーバより取得した前記オブジェクト画像に紐付く前記オリジナル画像の撮影日時情報が識別可能な形式でブラウザ上に前記オブジェクト画像を表示する表示手段と、前記表示手段でブラウザ上に表示されているオブジェクト画像の選択を受け付ける選択受付手段と、ユーザの操作指示に従い、前記選択受付手段で受け付けた前記オブジェクト画像に対してドラッグ処理を行うドラッグ手段と、前記ドラッグ手段によりドラッグ処理された前記オブジェクト画像に対して、前記オリジナル画像の撮影日時が特定できる画像表示領域へのドロップ処理を行うドロップ手段と、前記ドロップ手段で前記オブジェクト画像をドロップ処理した前記オリジナル画像の撮影日時が特定できる画像表示領域に基づいて、前記撮影日時情報を更新する撮影日時情報更新手段と前記撮影日時情報更新手段で更新した前記オブジェクト画像の撮影日時情報に基づいて、該オブジェクト画像に紐付く前記オリジナル画像のメタデータを書き換えるべく、前記ウェブサイトサーバに更新指示を送信する更新情報送信手段とを備えることを特徴とする。
【0100】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0101】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0102】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0103】
また、各装置が読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0104】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0105】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。例えば、上述した実施形態の説明において、ウェブサイトサーバ200で記憶管理されているとした情報(図10、図13、図14、図15、図16にそれぞれ示す画像データのデータテーブル等)をクライアント端末100にて記憶管理し、表示画面を、ブラウザ機能を用いることなくクライアント端末100のアプリケーション機能を用いて表示部に表示することで、前記ウェブサイトサーバや前記外部サーバとの通信を行うことなく、各図のフローチャートに示す処理を、例えば、スマートフォンなどの携帯端末としてのクライアント端末100にて行わせるようにしてもよい。
【0106】
また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0107】
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
【0108】
また上記のソフトウェアで実現する各処理を、ファームウェアやハードウェア構成にして、各処理を各手段として実現することも可能であり、本発明の技術的範囲はこのようなファームウェアやハードウェア構成による実現も含むものである。
【符号の説明】
【0109】
1 ネットワーク
100 クライアント端末
200 ウェブサイトサーバ
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 入力装置(KB)
210 表示装置(CRT)
211 外部メモリ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
オリジナル画像に対応するオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記表示手段により表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面における、時間と画像の対応を認識可能にする領域である時間マップ表示領域上の位置である、移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記選択受付手段は、前記オブジェクトに対するドラッグ操作を受け付けることで前記オブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記移動位置に対する、前記選択受付手段でドラッグ操作を受け付けた前記オブジェクトをドロップする操作を受け付けることで、移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記時間マップ表示領域は、前記表示画面上に配置された、時間の表記と対応した行を示す領域であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記オブジェクトの近傍に、前記オブジェクトに対応するオリジナル画像の時間情報を入力するための画面であるの入力画面を表示する入力画面表示手段
を備え、
前記更新処理制御手段は、前記オブジェクトに対応するオリジナル画像の時間情報を、前記入力画面表示手段で表示された入力画面において入力された時間情報に更新するための処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記選択受付手段は、複数の前記オブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記移動位置であって、複数の前記オブジェクトを移動させる位置の指定を受け付け、
前記更新処理制御手段は、複数の前記オブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、複数の前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、
を備えること特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記オリジナル画像と、前記オリジナル画像と対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の時間情報とを記憶したウェブサイトサーバと通信可能に接続され、
前記表示画面は、前記情報処理装置の有するブラウザ機能により表示された画面であり、
前記更新処理制御手段は、前記指定受付手段で指定を受け付けた移動位置に対応する時間の情報を、前記選択受付手段で選択を受け付けたオブジェクトであって、前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応するオリジナル画像の時間情報として更新することを確定する確定指示を受け付けた場合に、前記ウェブサイトサーバに対し、前記オリジナル画像の時間情報を更新させるための指示を送信することで、前記オリジナル画像の時間情報を更新することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記表示手段は、前記更新処理制御手段で実行された、前記時間情報を前記移動位置に対応する時間情報に更新するための処理により更新された前記オリジナル画像の時間情報に基づいて、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記選択受付手段は、前記オブジェクトに対するロングタッチの操作を受け付けることにより、前記オブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記選択受付手段により前記オブジェクトの選択を受け付けた状態でスワイプ操作を受け付けることにより、前記移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記表示手段は、前記時間マップ表示領域上に、前記オブジェクトであるサムネイル画像を表示し、
前記サムネイル画像である前記オブジェクトに対応するオリジナル画像の時間情報に応じて、前記オブジェクトを順番に、前記時間マップ表示領域上に配置して表示することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記選択受付手段は、前記オブジェクトの選択を、順に受け付け、
前記表示手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた順に前記オブジェクトを表示画面に表示する請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを、前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動して配置する移動手段
を更に備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記時間情報は、前記オリジナル画像の撮影された時間である撮影時間を示す時間情報であって、
前記時間情報は、前記オリジナル画像のメタデータに含まれる撮影日時の情報であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項13】
前記時間情報は、前記オリジナル画像との対応付けを行うためのデータテーブルによって、前記オリジナル画像と対応付けられることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項14】
前記オブジェクトは、サムネイル画像、前記オリジナル画像の時間情報に応じた前記時間マップ表示領域上の位置を特定するためのマーク、又は、前記サムネイル画像と前記マークとを組み合わせた画像であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項15】
前記選択受付手段で選択を受け付けたオブジェクトに対応するオリジナル画像の時間情報を用いて、前記時間情報から所定の時間内の時間情報を有するオリジナル画像に対応するオブジェクトであって、前記マップ表示領域に配置された他のオブジェクトを特定する特定手段
を更に備え、
前記選択受付手段は、前記オブジェクトの選択の受け付け処理に伴って、前記特定手段で特定した前記他のオブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた、前記オブジェクト、及び前記他のオブジェクトを移動させる先である移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項16】
複数の前記オリジナル画像をオンラインアルバムに掲載するとして前記ウェブサイトサーバで記憶すべくアルバムの作成指示をするアルバム作成指示手段
を更に備えることを特徴とする請求項6乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項17】
前記アルバム作成指示手段で作成する前記オンラインアルバムに掲載すべく前記オリジナル画像を前記ウェブサイトサーバにアップロードするアップロード手段と、
前記アルバム作成指示手段で作成する前記オンラインアルバムに掲載すべく、前記ウェブサイトサーバに既にアップロードされている前記オリジナル画像に対応する前記オブジェクトの選択を受け付けるアルバム掲載画像選択受付手段と
を更に備えることを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。
【請求項18】
情報処理装置の表示手段が、オリジナル画像に対応するオブジェクトを表示画面に表示する表示工程と、
情報処理装置の選択受付手段が、前記表示工程により表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付工程と、
情報処理装置の指定受付手段が、前記選択受付工程で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面における、時間と画像の対応を認識可能にする領域である時間マップ表示領域上の位置である、移動位置の指定を受け付ける指定受付工程と、
情報処理装置の更新処理制御手段が、前記指定受付工程で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御工程と、
を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項19】
情報処理装置を、
オリジナル画像に対応するオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記表示手段により表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面における、時間と画像の対応を認識可能にする領域である時間マップ表示領域上の位置である、移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御手段として機能させることを特徴とする情報処理装置のプログラム。
【請求項20】
オリジナル画像と、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の時間情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置とが通信可能に接続された情報処理システムであって、
前記オリジナル画像に対応するオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記表示手段により表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面における、時間と画像の対応を認識可能にする領域である時間マップ表示領域上の位置である、移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【請求項21】
オリジナル画像と、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の時間情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置とが通信可能に接続された情報処理システムの制御方法であって、
表示手段が、オリジナル画像に対応するオブジェクトを表示画面に表示する表示工程と、
選択受付手段が、前記表示工程により表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付工程と、
指定受付手段が、前記選択受付工程で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面における、時間と画像の対応を認識可能にする領域である時間マップ表示領域上の位置である、移動位置の指定を受け付ける指定受付工程と、
更新処理制御手段が、前記指定受付工程で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御工程と、
を含むことを特徴とする情報処理システムの制御方法。
【請求項22】
オリジナル画像と、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の時間情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置とが通信可能に接続された情報処理システムで実行が可能なプログラムであって、
前記情報処理システムを、
オリジナル画像に対応するオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記表示手段により表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面における、時間と画像の対応を認識可能にする領域である時間マップ表示領域上の位置である、移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御手段として機能させることを特徴とする情報処理システムのプログラム。
【請求項1】
オリジナル画像に対応するオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記表示手段により表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面における、時間と画像の対応を認識可能にする領域である時間マップ表示領域上の位置である、移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記選択受付手段は、前記オブジェクトに対するドラッグ操作を受け付けることで前記オブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記移動位置に対する、前記選択受付手段でドラッグ操作を受け付けた前記オブジェクトをドロップする操作を受け付けることで、移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記時間マップ表示領域は、前記表示画面上に配置された、時間の表記と対応した行を示す領域であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記オブジェクトの近傍に、前記オブジェクトに対応するオリジナル画像の時間情報を入力するための画面であるの入力画面を表示する入力画面表示手段
を備え、
前記更新処理制御手段は、前記オブジェクトに対応するオリジナル画像の時間情報を、前記入力画面表示手段で表示された入力画面において入力された時間情報に更新するための処理を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記選択受付手段は、複数の前記オブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記移動位置であって、複数の前記オブジェクトを移動させる位置の指定を受け付け、
前記更新処理制御手段は、複数の前記オブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、複数の前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、
を備えること特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記オリジナル画像と、前記オリジナル画像と対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の時間情報とを記憶したウェブサイトサーバと通信可能に接続され、
前記表示画面は、前記情報処理装置の有するブラウザ機能により表示された画面であり、
前記更新処理制御手段は、前記指定受付手段で指定を受け付けた移動位置に対応する時間の情報を、前記選択受付手段で選択を受け付けたオブジェクトであって、前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応するオリジナル画像の時間情報として更新することを確定する確定指示を受け付けた場合に、前記ウェブサイトサーバに対し、前記オリジナル画像の時間情報を更新させるための指示を送信することで、前記オリジナル画像の時間情報を更新することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記表示手段は、前記更新処理制御手段で実行された、前記時間情報を前記移動位置に対応する時間情報に更新するための処理により更新された前記オリジナル画像の時間情報に基づいて、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトを、表示画面におけるマップ表示領域上に配置して表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記選択受付手段は、前記オブジェクトに対するロングタッチの操作を受け付けることにより、前記オブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記選択受付手段により前記オブジェクトの選択を受け付けた状態でスワイプ操作を受け付けることにより、前記移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記表示手段は、前記時間マップ表示領域上に、前記オブジェクトであるサムネイル画像を表示し、
前記サムネイル画像である前記オブジェクトに対応するオリジナル画像の時間情報に応じて、前記オブジェクトを順番に、前記時間マップ表示領域上に配置して表示することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記選択受付手段は、前記オブジェクトの選択を、順に受け付け、
前記表示手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた順に前記オブジェクトを表示画面に表示する請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを、前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動して配置する移動手段
を更に備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記時間情報は、前記オリジナル画像の撮影された時間である撮影時間を示す時間情報であって、
前記時間情報は、前記オリジナル画像のメタデータに含まれる撮影日時の情報であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項13】
前記時間情報は、前記オリジナル画像との対応付けを行うためのデータテーブルによって、前記オリジナル画像と対応付けられることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項14】
前記オブジェクトは、サムネイル画像、前記オリジナル画像の時間情報に応じた前記時間マップ表示領域上の位置を特定するためのマーク、又は、前記サムネイル画像と前記マークとを組み合わせた画像であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項15】
前記選択受付手段で選択を受け付けたオブジェクトに対応するオリジナル画像の時間情報を用いて、前記時間情報から所定の時間内の時間情報を有するオリジナル画像に対応するオブジェクトであって、前記マップ表示領域に配置された他のオブジェクトを特定する特定手段
を更に備え、
前記選択受付手段は、前記オブジェクトの選択の受け付け処理に伴って、前記特定手段で特定した前記他のオブジェクトの選択を受け付け、
前記指定受付手段は、前記選択受付手段で選択を受け付けた、前記オブジェクト、及び前記他のオブジェクトを移動させる先である移動位置の指定を受け付けることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項16】
複数の前記オリジナル画像をオンラインアルバムに掲載するとして前記ウェブサイトサーバで記憶すべくアルバムの作成指示をするアルバム作成指示手段
を更に備えることを特徴とする請求項6乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項17】
前記アルバム作成指示手段で作成する前記オンラインアルバムに掲載すべく前記オリジナル画像を前記ウェブサイトサーバにアップロードするアップロード手段と、
前記アルバム作成指示手段で作成する前記オンラインアルバムに掲載すべく、前記ウェブサイトサーバに既にアップロードされている前記オリジナル画像に対応する前記オブジェクトの選択を受け付けるアルバム掲載画像選択受付手段と
を更に備えることを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。
【請求項18】
情報処理装置の表示手段が、オリジナル画像に対応するオブジェクトを表示画面に表示する表示工程と、
情報処理装置の選択受付手段が、前記表示工程により表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付工程と、
情報処理装置の指定受付手段が、前記選択受付工程で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面における、時間と画像の対応を認識可能にする領域である時間マップ表示領域上の位置である、移動位置の指定を受け付ける指定受付工程と、
情報処理装置の更新処理制御手段が、前記指定受付工程で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御工程と、
を含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
【請求項19】
情報処理装置を、
オリジナル画像に対応するオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記表示手段により表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面における、時間と画像の対応を認識可能にする領域である時間マップ表示領域上の位置である、移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御手段として機能させることを特徴とする情報処理装置のプログラム。
【請求項20】
オリジナル画像と、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の時間情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置とが通信可能に接続された情報処理システムであって、
前記オリジナル画像に対応するオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記表示手段により表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面における、時間と画像の対応を認識可能にする領域である時間マップ表示領域上の位置である、移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
【請求項21】
オリジナル画像と、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の時間情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置とが通信可能に接続された情報処理システムの制御方法であって、
表示手段が、オリジナル画像に対応するオブジェクトを表示画面に表示する表示工程と、
選択受付手段が、前記表示工程により表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付工程と、
指定受付手段が、前記選択受付工程で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面における、時間と画像の対応を認識可能にする領域である時間マップ表示領域上の位置である、移動位置の指定を受け付ける指定受付工程と、
更新処理制御手段が、前記指定受付工程で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御工程と、
を含むことを特徴とする情報処理システムの制御方法。
【請求項22】
オリジナル画像と、前記オリジナル画像に対応するオブジェクトと、前記オリジナル画像の時間情報とを記憶したウェブサイトサーバと、情報処理装置とが通信可能に接続された情報処理システムで実行が可能なプログラムであって、
前記情報処理システムを、
オリジナル画像に対応するオブジェクトを表示画面に表示する表示手段と、
前記表示手段により表示されたオブジェクトの選択を受け付ける選択受付手段と、
前記選択受付手段で選択を受け付けた前記オブジェクトを移動させる位置であって、前記表示画面における、時間と画像の対応を認識可能にする領域である時間マップ表示領域上の位置である、移動位置の指定を受け付ける指定受付手段と、
前記指定受付手段で指定を受け付けた前記移動位置に移動させるオブジェクトに対応する前記オリジナル画像の時間情報であって、前記オブジェクトを前記時間マップ表示領域上に配置するための時間情報を、前記移動位置に対応する時間の情報を用いて更新するための処理を実行する更新処理制御手段として機能させることを特徴とする情報処理システムのプログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【公開番号】特開2013−34192(P2013−34192A)
【公開日】平成25年2月14日(2013.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−146035(P2012−146035)
【出願日】平成24年6月28日(2012.6.28)
【出願人】(390002761)キヤノンマーケティングジャパン株式会社 (656)
【出願人】(511160055)ウイズフォト株式会社 (7)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年2月14日(2013.2.14)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年6月28日(2012.6.28)
【出願人】(390002761)キヤノンマーケティングジャパン株式会社 (656)
【出願人】(511160055)ウイズフォト株式会社 (7)
【Fターム(参考)】
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