情報処理装置及びその制御方法、プログラム
【課題】 掲示板への掲載指示を行った旨を示す通知を、掲載される前に行うことにより、事前に、掲示板に掲載されることを把握させること。
【解決手段】 電子掲示板への掲載指示、及び当該掲載指示が行われた旨を通知する通知先、及び掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報を入力し、
電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを特徴とする。
【解決手段】 電子掲示板への掲載指示、及び当該掲載指示が行われた旨を通知する通知先、及び掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報を入力し、
電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及びその制御方法、プログラムに関し、特に、電子掲示板への掲載に係る通知を行うための技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、社内のイントラに掲載している電子掲示板に様々な情報を掲載している。
そのため、電子掲示板に新しい情報に掲示されても、社員は、その情報が掲載されていることに気付かない場合もある。
【0003】
そこで、特許文献1は、利用者が知りたい情報が掲示板に掲載された場合に、メールで通知することを提案している。具体的には、特許文献1では、投稿時間が現在時刻から一定時間以内、所定のキーワードが含まれている、所定の投稿者が投稿している等の条件を満たす掲示板の情報をメールで通知することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−20518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1では、利用者が興味のある掲示板の情報を検索するための条件を登録しておき、その条件を満たす掲示板が掲載されると、メールで通知するものであるため、掲示板に掲載を行った掲載者は、閲覧して欲しいユーザに対して、掲載時に通知することができない。それゆえ、掲載した内容を、閲覧して欲しいユーザに対して、タイムリーに十分に周知することが困難であった。
【0006】
さらに、例えば、部門として掲示板に掲載する場合、掲示板に掲載指示したことを、予め掲載者が所属する部門の他の者に知らせておくことが必要とされる場合もある。従来、掲載指示したことを、他の者に、事前に知らせる場合、掲載者は、メールを作成して連絡をしなければならず、煩雑な操作を要求されていた。
【0007】
そこで、本発明は、電子掲示板への掲載指示を行った旨を示す通知を、掲載される前に行うことにより、事前に、電子掲示板に掲載されることを把握させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、電子掲示板への掲載に係る通知を行う情報処理装置であって、前記電子掲示板への掲載指示、及び当該掲載指示が行われた旨を通知する通知先、及び掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報を入力する入力手段と、前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すか否かを判定する判定手段と、前記判定手段で、前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、前記入力手段で入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行う通知手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、電子掲示板への掲載に係る通知を行う情報処理装置の制御方法であって、入力手段が、前記電子掲示板への掲載指示、及び当該掲載指示が行われた旨を通知する通知先、及び掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報を入力する入力工程と、判定手段が、前記入力工程で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力工程で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すか否かを判定する判定工程と、通知手段が、前記判定工程で、前記入力工程で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力工程で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、前記入力工程で入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行う通知工程と、を備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、電子掲示板への掲載に係る通知を行う情報処理装置で読み取り実行可能なプログラムあって、前記情報処理装置を、前記電子掲示板への掲載指示、及び当該掲載指示が行われた旨を通知する通知先、及び掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報を入力する入力手段と、前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すか否かを判定する判定手段と、前記判定手段で、前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、前記入力手段で入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行う通知手段として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、電子掲示板への掲載指示を行った旨を示す通知を、掲載される前に行うことにより、事前に、掲示板に掲載されることを把握させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施の形態に係るシステム構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】図1における管理者端末101、サーバ102、クライアント端末103、104のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
【図3】図1におけるサーバ102が備える機能の構成を概略的に示すブロック図である。
【図4】掲示板の一覧画面の一例を示す図である。
【図5】掲示板の新規登録画面の一例を示す図である。
【図6】掲載開始メール601と掲載指示メール602の一例を示す図である。
【図7】グループテーブル700の一例を示す図である。
【図8】掲示板情報テーブル800の一例を示す図である。
【図9】図1におけるクライアント端末103とサーバ102とのCPU201が実行する第1の制御処理手順を示すフローチャートである。
【図10】図1におけるクライアント端末103とサーバ102とのCPU201が実行する第2の制御処理手順を示すフローチャートである。
【図11】ステップS1006の詳細処理手順を示すフローチャートである。
【図12】サーバ102が、常時実行する処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るシステム構成を概略的に示すブロック図である。
【0014】
図1に示すように、管理者端末101と、サーバ102と、クライアント端末103と、クライアント端末104とは、インターネット回線などのネットワーク100を介して相互に通信可能に接続されている。ここで、クライアント端末103、104は、パソコンやスマートフォンなどの情報処理装置である。
【0015】
サーバ102は、データベースサーバとして機能しており掲示板のWEBサービスを管理している。
【0016】
また、サーバ102は、WEBサーバとしても機能しており、クライアント端末103、104に、HTML等のマークアップ言語で記述された表示情報を送信する機能を備えている。
【0017】
具体的には、データベースに記憶されている掲示板情報テーブル800(図8)内のデータから表示情報を生成して、クライアント端末103、104に送信する機能を備えている。
【0018】
また、サーバ102は、クライアント端末103、104のユーザの認証処理を行うための認証機能も備えている。
【0019】
クライアント端末103、104には、WEBブラウザソフトウエア(以下、WEBブラウザとも言う)がインストールされている。
【0020】
クライアント端末103、104は、サーバ102から取得した、WEBページを表示するための表示情報をWEBブラウザが解釈して表示部に表示する機能を備えている。ここで、表示情報とは、WEBページを表示するための、マークアップ言語で記述されたデータファイルであり、HTMLファイル、XMLファイルなどのWEBブラウザが解釈可能なファイルである。
【0021】
管理者端末101は、サーバ管理者からサーバ102の管理に係る指示を受け付けると、サーバ102に対して当該指示を送信する。当該指示を受け付けたサーバ102は、当該指示に従って、実行する各種サービスに係る管理を行う。
【0022】
上述したように、本システム構成は、サーバ102上で実行している各種アプリケーションソフトのサービスを、携帯端末にインストールされたWebブラウザを利用して、ユーザが利用する仕組みである。
【0023】
以下、図2を用いて、図1に示した管理者端末101、サーバ102、クライアント端末103、104のハードウェア構成について説明する。
【0024】
図2は、図1における管理者端末101、サーバ102、クライアント端末103、104のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
【0025】
サーバ102は、本発明の情報処理装置の適用例である。
【0026】
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PC(情報処理装置)の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
【0027】
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0028】
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器(表示部)への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
【0029】
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
【0030】
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク100を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
【0031】
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0032】
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられるファイル及び各種テーブル等も、外部メモリ211に格納されている。
【0033】
図3は、図1におけるサーバ102が備える機能の構成を概略的に示すブロック図である。
【0034】
図3に示すように、サーバ102には、WEBサービス301と、各種DB(データベース)302とを備えている。
【0035】
ここで、WEBサービス301とは、例えば、クライアント端末に提供するWEBサービスを示し、例えば、各種DB302に記憶されている掲示板情報(図8)をクライアント端末のWEBブラウザで表示出来るような形式のデータとして生成して記憶し、クライアント端末からの要求に従って、当該生成されたデータをクライアント端末に表示するべく送信するサービス(掲示板サービス)や、クライアント端末を操作するユーザの認証を行うための認証サービスなどを有している。
【0036】
各種DB302には、ユーザID、パスワードが紐付けられて記憶されている、不図示の認証テーブルを有している。
【0037】
また、各種DB302には、図7に示すグループテーブル700が記憶されている。
【0038】
次に、図9に示すフローチャートに従って本実施の形態を説明する。
【0039】
図9は、図1におけるクライアント端末103とサーバ102とのCPU201が実行する第1の制御処理手順を示すフローチャートである。
【0040】
ステップS901、ステップS907からステップS913、ステップS917からステップS920、ステップS923、ステップS924に示す処理は、クライアント端末103のCPU201によって実行され実現される。
【0041】
また、ステップS902からステップS906、ステップS914からステップS916、ステップS921、ステップS922に示す処理は、サーバ102のCPU201によって実行され実現される。
【0042】
まず、クライアント端末103は、サーバ102のWEBサービス301にアクセスするため、当該WEBサービスを提供するURLの、ユーザからの入力を受け付ける。そして、クライアント端末103は、ユーザからURLの入力を受け付けると、受付けたURLに対して、WEBサービス301のログイン画面を表示するための表示情報の送信要求を送信する。
【0043】
サーバ102は、クライアント端末103から、該表示情報の送信要求を受信すると、ログイン画面を表示するための表示情報(HTMLなど)をクライアント端末103に送信する。
【0044】
クライアント端末103は、サーバ102から該表示情報を受信すると、該表示情報に従って、不図示のログイン画面を表示する。
【0045】
そして、クライアント端末103は、ログイン画面を介して、ユーザの操作による、ユーザID、パスワードの入力を受け付ける。そして、クライアント端末103は、ユーザによりログインボタンが押下されると、入力されたユーザID、パスワードをサーバ102に送信する(S901)。
【0046】
サーバ102は、クライアント端末103からユーザID、パスワードを受信すると(S902)、当該受信したユーザID、パスワードが、各種DB302に記憶されている認証テーブルに登録されているか否かを判定することにより、ユーザの認証処理を行う(ステップS903)。そして、サーバ102は、登録されていないと判定された場合は(S904:NO)、当該ユーザが認証されなかった(認証失敗した)ことを示す失敗画面を表示するための表示情報を、クライアント端末103に送信する(S906)。
【0047】
また、サーバ102は、登録されていると判定された場合は(S904:YES)、不図示のポータル画面を表示するための表示情報を、クライアント端末103に送信する(S905)。
【0048】
クライアント端末103は、サーバ102から、表示情報を受信すると(S907)、該表示情報が、失敗画面を表示するための表示情報である場合は(S908:YES)、該表示情報に従って失敗画面をクライアント端末103の表示部に表示し(S909)、処理をステップS901に戻す。
【0049】
一方、クライアント端末103は、サーバ102から受信した表示情報が、ポータル画面を表示するための表示情報である場合は(S908:NO)、該表示情報に従ってポータル画面をクライアント端末103の表示部に表示する(S910)。
【0050】
ここで、表示されるポータル画面には、掲示板のサービス、スケジュールのサービスなどの各種サービスを選択可能なボタンが表示されている。
【0051】
クライアント端末103は、ユーザにより、ポータル画面を介して、掲示板のサービスである掲示板の一覧画面ボタンが押下された場合は(S911:YES)、掲示板の一覧画面を表示するための表示情報の取得要求をサーバ102に送信する(S912)。
【0052】
一方、クライアント端末103は、掲示板の一覧画面ボタン以外のボタンがユーザにより押下された場合は(S911:NO)、押下されたボタンに対応する処理を実行する(S913)。例えば、スケジュールのサービスを利用可能となるスケジュールサービスのボタンが押下されると、サーバ102に対して、認証されたユーザのスケジュール情報などの取得要求を行い、サーバ102から取得したスケジュール情報を表示部に表示する処理を実行する。そして、ユーザの前画面に戻る指示を受け付けると、処理をステップS910に移行してポータル画面を表示する。
【0053】
サーバ102は、クライアント端末103から、掲示板の一覧画面を表示するための表示情報の取得要求を受信すると(S914)、認証されたユーザが閲覧可能な掲示板情報(掲示板情報テーブル800に含まれている情報の一部又は全て)を掲示板情報テーブル800から取得し、これに基づいて図8に示す掲示板の一覧画面を表示するための表示情報を生成する(S915)。
【0054】
具体的には、例えば、認証されたユーザが「緒方」である場合は、図7に示すグループテーブル700から「緒方」が所属するグループが「A」であると判定される。そして、掲示板情報テーブル800(図8)の「公開範囲」にグループA、又は「緒方」が含まれているレコードで、かつ、掲示板情報テーブル800(図8)の「公開フラグ」が公開中のレコードについて、「緒方」は閲覧可能な掲示板と判定する。
掲示板情報テーブル800(図8)の「公開フラグ」は、現在の日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載期間」内にあるか否かを判定して、「掲載期間」内と判定されたレコードのみ「公開フラグ」に公開中と設定される。
【0055】
このようにして判定された、ユーザが閲覧可能な掲示板の掲示板情報を、掲示板情報テーブル800の中から取得して、掲示板の一覧画面を表示するための表示情報を生成する。
【0056】
そして、サーバ102は、ステップS915で生成された表示情報をクライアント端末103に送信する(S917)。
【0057】
クライアント端末103は、サーバ102から該表示情報を受信し(S917)、該表示情報に従って、掲示板の一覧画面(図4)を表示部に表示する(S918)。
【0058】
図4は、掲示板の一覧画面の一例を示す図である。
【0059】
図4に示すように、認証されたユーザが閲覧可能な掲示板の一覧が表示されている。図4に示す掲示板の一覧画面に示すタイトルをユーザが押下すると、当該押下されたタイトルの掲示板が表示される。例えば、タイトル「A」402の掲示板をユーザが選択すると、タイトル「A」402の掲示板の内容が表示され、掲示板の内容をユーザは確認することが可能となる。
【0060】
また、ユーザは、新規に掲示板を作成したい場合は、「新規作成」ボタン401を押下すると、掲示板を新規に作成することが出来るようになる。
【0061】
クライアント端末103は、ユーザにより「新規作成」ボタン401が押下されたか否かを判定し(S919)、ユーザにより「新規作成」ボタン401が押下されたと判定された場合は(S919:YES)、サーバ102に、掲示板の新規登録を行うための画面(図5)を表示するための表示情報の取得要求を送信する(S920)。
【0062】
サーバ102は、クライアント端末103から該表示情報の取得要求を受信すると(S921)、図5に示す、掲示板の新規登録を行うための画面を表示するための表示情報をクライアント端末103に送信する(S923)。
【0063】
クライアント端末103は、サーバ102から該表示情報を受信すると、該表示情報に従って、掲示板の新規登録画面(図5)を表示部に表示する(S924)。
【0064】
ステップS924以降の処理については、図10を用いて、説明する。
【0065】
図10は、図1におけるクライアント端末103とサーバ102とのCPU201が実行する第2の制御処理手順を示すフローチャートである。
【0066】
ステップS1001からステップS1003に示す処理は、クライアント端末103のCPU201によって実行され実現される。
【0067】
また、ステップS1004からステップS1006に示す処理は、サーバ102のCPU201によって実行され実現される。
【0068】
クライアント端末103は、ステップS924で掲示板の新規登録画面(図5)を表示すると、ユーザによる、新規の掲示板の情報の入力を受け付ける(S1001)。
【0069】
図5は、掲示板の新規登録画面の一例を示す図である。
【0070】
501は、掲示板の公開範囲を選択するラジオボタンであり、ここでは、「全て」と、「指定グループ」とを選択することができる。図5の例では、「指定グループ」が選択されていることを示している。
【0071】
502では、掲示板の公開を許可する指定グループを選択することができる。
【0072】
具体的には、「グループ」として表示されている「グループA」、「グループB」、「グループC」のうち、公開を許可するグループが選択され、追加ボタン503が押下されると、「公開先」に公開を許可するグループとして追加される。
【0073】
504は、掲示板のタイトルを入力するためのテキストボックスである。
【0074】
また、505は、カテゴリを入力するためのテキストボックスである。
【0075】
また、506は、新規に登録する掲示板の内容を入力するためのテキストボックスである。
【0076】
また、掲載期間は、掲載開始日時507、掲載終了日時508を入力することができる。
【0077】
掲載開始日時とは、図5の新規登録画面で作成される掲示板を設定した公開先に公開する開始日時である。また、掲載終了日時とは、図5の新規登録画面で作成される掲示板の公開を終了する日時である。
【0078】
また、図5に示す掲示板の新規登録画面は、図5の新規登録画面で作成される掲示板の掲載を開始する時に、その旨を示す掲載開始メールを当該掲示板の公開先に送信する設定を行うチェックボックス509と、図5の新規登録画面で作成される掲示板の掲載指示(登録ボタン513の押下)の時に、その旨を示す掲載指示メールを当該掲示板の公開先、又は、後述する掲載指示メール送信範囲に送信する設定を行うチェックボックス510が設けられている。
【0079】
また、図5に示す掲示板の新規登録画面は、掲載指示メールの送信範囲を設定するオブジェクトが設けられている。
【0080】
具体的には、「グループ」として表示されている「グループA」、「グループB」、「グループC」のうち、掲載指示メールの送信範囲とするグループが選択され、追加ボタン511が押下されると、掲載指示メールの送信範囲として、選択されたグループが追加される。すなわち、掲載指示が行われた旨の掲載指示メール602を通知する通知先が設定される。
【0081】
また、図5に示す掲示板の新規登録画面は、掲載指示メールを送信する日時を設定するオブジェクト512が設けられている。
【0082】
ユーザにより、図5に示す画面を介して、掲示板の公開範囲(グループ)、タイトル、カテゴリ、内容、掲載期間(掲載開始メール、掲載指示メール)、掲載メール、掲載指示メール送信範囲、掲載指示メール日時の入力設定がなされ、登録ボタン513が押下されると(S1002:YES)、入力された内容のデータと共に、入力された内容のデータの登録依頼をサーバ102に送信する(S1003)。
【0083】
サーバ102は、クライアント端末103から、図5に示す画面を介して入力された内容のデータと、その内容のデータの登録依頼を受信すると(S1004)、受信した内容のデータを掲示板情報テーブル800に登録する(S1005)。
【0084】
具体的には、掲示板情報テーブル800の「タイトル」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の504に入力されたタイトルが登録される。
【0085】
また、掲示板情報テーブル800の「カテゴリ」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の505に入力されたカテゴリが登録される。
【0086】
また、掲示板情報テーブル800の「掲載期間」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の507に入力された掲載開始日時から、508に入力された掲載終了日時が登録される。ここで、掲載開始日時は、掲載を開始する時間を示す掲載開始通知時間を表している。
【0087】
また、掲示板情報テーブル800の「公開範囲」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の501、502で選択された公開範囲のグループ名が登録される。
【0088】
また、掲示板情報テーブル800の「内容」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の506に入力された掲載内容が登録される。
【0089】
また、掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の509にチェックされた場合には、「掲載開始メール」が登録され、掲示板の新規登録画面(図5)の510にチェックされた場合には、「掲載指示メール」が登録される。すなわち、掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報、及び、掲載開始を示す旨の通知を行うかを示す掲載開始通知設定情報が「掲載メール」の項目に登録される。
【0090】
また、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール送信範囲」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の511で押下されて設定されたグループ名が登録される。
【0091】
また、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール日時」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の512で設定された掲載指示メール日時が登録される。すなわち、掲載指示が行われた旨の通知を行う時間を示す掲載指示通知時間が登録される。
【0092】
また、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール日時」に日時が登録されていない場合(すなわち、512で日時が設定されていない場合)、この項目には何も登録されない。
【0093】
ここで、510で掲載指示メールのチェックボックスがチェックされ、512で日時が設定されていない場合は、登録ボタン513が押下された時に、掲載指示メールを送信することを示す。
【0094】
また、掲示板情報テーブル800の「作成者」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)で設定したユーザのユーザ名が登録される。
【0095】
また、掲示板情報テーブル800の「返信数」の項目には、掲示板に公開した内容に対する返信がなされた返信数が登録される。
【0096】
サーバ102は、ステップS1005で掲示板情報テーブル800に登録したデータ(掲示板情報)を処理対象にし、当該データに従って、掲載開始メール、又は掲載指示メールを、クライアント端末に送信する処理を実行し(S1006)、処理を終了する。ステップS1006の詳細処理は、図11に示す。
【0097】
図11は、ステップS1006の詳細処理手順を示すフローチャートである。
【0098】
ステップS1106、ステップS1107、ステップS1112、ステップS1113に示す処理は、クライアント端末103のCPU201によって実行され実現される。
【0099】
また、ステップS1101からステップS1105、ステップS1108からステップS1111に示す処理は、サーバ102のCPU201によって実行され実現される。
【0100】
図11に示す処理は、掲示板情報テーブル800の1レコードずつ、繰り返し実行される。ただ、ステップS1006の処理の実行後に図11の処理を実行する場合は、ステップS1005で登録されたレコードを対象に実行される。
【0101】
まず、サーバ102は、掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目に、「掲載開始メール」が登録されているか否かを判定する(ステップS1101)。
【0102】
掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の掲載開始メールのチェックボックス509にチェックされて登録ボタン513が押下された場合には、S1005で「掲載開始メール」が登録され、掲載指示メールのチェックボックス510にチェックされて登録ボタン513が押下された場合には、S1005で「掲載指示メール」が登録される。
【0103】
そのため、ステップS1101で、掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目に、「掲載開始メール」が登録されているか否かを判定することにより、掲示板の新規登録画面(図5)の掲載開始メールのチェックボックス509にチェックされたか否かを判定することができる。
【0104】
サーバ102は、ステップS1101で、掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目に、「掲載開始メール」が登録されていると判定された場合は(YES)、現在日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載期間」の項目に登録されている掲載開始日時であるか否かを判定する(S1102)(開始時間判定手段)。
【0105】
そして、サーバ102は、現在日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載期間」の項目に登録されている掲載開始日時であると判定された場合は(S1102:YES)、現在処理対象のレコードの掲示板情報を用いて、その内容を含む掲載開始メール(例えば図6の601)を生成する(S1103)。
図6は、掲載開始メール601と掲載指示メール602の一例を示す図である。
【0106】
次に、サーバ102は、ステップS1103で作成された掲載開始メールを、現在処理対象の掲示板情報テーブル800のレコードの「公開範囲」に示されるグループに属するユーザ宛に、送信する(S1104)。すなわち、掲載開始を示す旨の掲載開始メール601を通知する(開始通知手段)。
【0107】
ここで、宛先の特定方法について説明する。
【0108】
現在処理対象の掲示板情報テーブル800のレコードの「公開範囲」に示されるグループに属するユーザ、及びそのユーザのメールアドレスが、グループテーブル700(図7)に記憶されているため、グループテーブル700(図7)を参照して、該グループが属するユーザのメールアドレスを、宛先として特定する。S1104では、この特定された宛先に、ステップS1103で作成された掲載開始メールを送信する。
【0109】
そして、サーバ102は、現在処理対象の掲示板情報テーブル800のレコードの「内容」を掲示板として掲示するための処理を行う。具体的には、掲示板情報テーブル800の「公開フラグ」に公開中とのフラグを設定する。
【0110】
クライアント端末は、サーバ102から、掲載開始メールを受信すると(S1106)、掲載開始メールを表示部に表示する(S1107)。
【0111】
サーバ102は、ステップS1101で、掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目に、「掲載開始メール」が登録されていないと判定された場合(NO)、または、ステップS1102で、現在日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載期間」の項目に登録されている掲載開始日時ではないと判定された場合は(NO)、処理をステップS1108に移行する。
【0112】
ステップS1108において、サーバ102は、掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目に、「掲載指示メール」が登録されているか否かを判定する(掲載通知判定手段)。そして、「掲載メール」の項目に、「掲載指示メール」が登録されていると判定された場合は(NO)、現在日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール日時」に登録されている日時か否かを判定する(S1109)(指示通知時間判定手段)。すなわち、掲載指示通知時間であるかを判定する。
【0113】
また、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール日時」に日時が登録されているか否かを判定して(すなわち、512で掲載指示メール日時が設定されたか否かを判定して)、「掲載指示メール日時」に日時が登録されていないと判定された場合には、現在日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール日時」に登録されている日時であるとして判定され(S1109:YES)、処理をステップS1110に移す。この段落で説明した処理は、S1006で実行されるメール通知処理の場合にのみ実行される。すなわち、S1203では、この段落で説明した処理は実行されない。
【0114】
そして、サーバ102は、現在日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール日時」に登録されている日時であると判定された場合は(S1109:YES)、現在処理対象のレコードの掲示板情報を用いて、その内容を含む掲載指示メール(例えば図6の602)を生成する(S1110)。
【0115】
そして、ステップS1110で生成された掲載指示メールを、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール送信範囲」に示されるグループに属するユーザを宛先として、送信する(S1111)。
【0116】
ここで、宛先の特定方法について説明する。
【0117】
現在処理対象の掲示板情報テーブル800のレコードの「掲載指示メール送信範囲」に示されるグループに属するユーザ、及びそのユーザのメールアドレスが、グループテーブル700(図7)に記憶されているため、グループテーブル700(図7)を参照して、該グループが属するユーザのメールアドレスを、宛先として特定する。S1111では、この特定された宛先に、ステップS1110で作成された掲載指示メールを送信する。
【0118】
クライアント端末は、掲載指示メールをサーバ102から受信すると(S1112)、表示部に、掲載指示メールを表示する。
【0119】
サーバ102は、ステップS1108において、掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目に、「掲載指示メール」が登録されていないと判定された場合(NO)、または、ステップS1109において、現在日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール日時」に登録されている日時ではないと判定された場合(NO)、ステップS1109、ステップS1110、ステップS1111の処理を行わないで、処理を戻す。
【0120】
次に、図12を用いて、サーバ102が、常時実行する処理手順について説明する。
【0121】
図12は、サーバ102が、常時実行する処理手順を示すフローチャートである。
ステップS1201からステップS1204に示す処理は、サーバ102のCPU201によって実行され実現される。
【0122】
まず、サーバ102は、メモリに記憶されている掲示板情報テーブル800を読み取り取得する(S1201)。
【0123】
そして、取得した掲示板情報テーブル800の1レコードずつ、ステップS1203の処理を繰り返し実行する。ステップS1203に示す処理の詳細処理は、図11に示すフローチャートと同一であるため、ここでは説明を省略する。
【0124】
そして、ステップS1201で取得した掲示板情報テーブル800の全てのレコードに対してステップS1203に示す処理を実行すると、再度、ステップS1201に戻し、新しく更新された掲示板情報テーブル800を読み取り取得する。
【0125】
以上説明したように、本実施の形態によれば、電子掲示板への掲載指示を行った旨を示す通知を、掲載される前に行うことにより、事前に、掲示板に掲載されることを把握させることができる。
【0126】
以上、本発明の一実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、装置で読み取り実行可能なプログラム(コンピュータプログラム)もしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0127】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0128】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0129】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0130】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0131】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【符号の説明】
【0132】
100 ネットワーク 101 管理者端末 102 サーバ 103 クライアント端末 104 クライアント端末
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及びその制御方法、プログラムに関し、特に、電子掲示板への掲載に係る通知を行うための技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、社内のイントラに掲載している電子掲示板に様々な情報を掲載している。
そのため、電子掲示板に新しい情報に掲示されても、社員は、その情報が掲載されていることに気付かない場合もある。
【0003】
そこで、特許文献1は、利用者が知りたい情報が掲示板に掲載された場合に、メールで通知することを提案している。具体的には、特許文献1では、投稿時間が現在時刻から一定時間以内、所定のキーワードが含まれている、所定の投稿者が投稿している等の条件を満たす掲示板の情報をメールで通知することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−20518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1では、利用者が興味のある掲示板の情報を検索するための条件を登録しておき、その条件を満たす掲示板が掲載されると、メールで通知するものであるため、掲示板に掲載を行った掲載者は、閲覧して欲しいユーザに対して、掲載時に通知することができない。それゆえ、掲載した内容を、閲覧して欲しいユーザに対して、タイムリーに十分に周知することが困難であった。
【0006】
さらに、例えば、部門として掲示板に掲載する場合、掲示板に掲載指示したことを、予め掲載者が所属する部門の他の者に知らせておくことが必要とされる場合もある。従来、掲載指示したことを、他の者に、事前に知らせる場合、掲載者は、メールを作成して連絡をしなければならず、煩雑な操作を要求されていた。
【0007】
そこで、本発明は、電子掲示板への掲載指示を行った旨を示す通知を、掲載される前に行うことにより、事前に、電子掲示板に掲載されることを把握させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、電子掲示板への掲載に係る通知を行う情報処理装置であって、前記電子掲示板への掲載指示、及び当該掲載指示が行われた旨を通知する通知先、及び掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報を入力する入力手段と、前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すか否かを判定する判定手段と、前記判定手段で、前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、前記入力手段で入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行う通知手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、電子掲示板への掲載に係る通知を行う情報処理装置の制御方法であって、入力手段が、前記電子掲示板への掲載指示、及び当該掲載指示が行われた旨を通知する通知先、及び掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報を入力する入力工程と、判定手段が、前記入力工程で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力工程で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すか否かを判定する判定工程と、通知手段が、前記判定工程で、前記入力工程で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力工程で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、前記入力工程で入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行う通知工程と、を備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、電子掲示板への掲載に係る通知を行う情報処理装置で読み取り実行可能なプログラムあって、前記情報処理装置を、前記電子掲示板への掲載指示、及び当該掲載指示が行われた旨を通知する通知先、及び掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報を入力する入力手段と、前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すか否かを判定する判定手段と、前記判定手段で、前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、前記入力手段で入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行う通知手段として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、電子掲示板への掲載指示を行った旨を示す通知を、掲載される前に行うことにより、事前に、掲示板に掲載されることを把握させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施の形態に係るシステム構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】図1における管理者端末101、サーバ102、クライアント端末103、104のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
【図3】図1におけるサーバ102が備える機能の構成を概略的に示すブロック図である。
【図4】掲示板の一覧画面の一例を示す図である。
【図5】掲示板の新規登録画面の一例を示す図である。
【図6】掲載開始メール601と掲載指示メール602の一例を示す図である。
【図7】グループテーブル700の一例を示す図である。
【図8】掲示板情報テーブル800の一例を示す図である。
【図9】図1におけるクライアント端末103とサーバ102とのCPU201が実行する第1の制御処理手順を示すフローチャートである。
【図10】図1におけるクライアント端末103とサーバ102とのCPU201が実行する第2の制御処理手順を示すフローチャートである。
【図11】ステップS1006の詳細処理手順を示すフローチャートである。
【図12】サーバ102が、常時実行する処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るシステム構成を概略的に示すブロック図である。
【0014】
図1に示すように、管理者端末101と、サーバ102と、クライアント端末103と、クライアント端末104とは、インターネット回線などのネットワーク100を介して相互に通信可能に接続されている。ここで、クライアント端末103、104は、パソコンやスマートフォンなどの情報処理装置である。
【0015】
サーバ102は、データベースサーバとして機能しており掲示板のWEBサービスを管理している。
【0016】
また、サーバ102は、WEBサーバとしても機能しており、クライアント端末103、104に、HTML等のマークアップ言語で記述された表示情報を送信する機能を備えている。
【0017】
具体的には、データベースに記憶されている掲示板情報テーブル800(図8)内のデータから表示情報を生成して、クライアント端末103、104に送信する機能を備えている。
【0018】
また、サーバ102は、クライアント端末103、104のユーザの認証処理を行うための認証機能も備えている。
【0019】
クライアント端末103、104には、WEBブラウザソフトウエア(以下、WEBブラウザとも言う)がインストールされている。
【0020】
クライアント端末103、104は、サーバ102から取得した、WEBページを表示するための表示情報をWEBブラウザが解釈して表示部に表示する機能を備えている。ここで、表示情報とは、WEBページを表示するための、マークアップ言語で記述されたデータファイルであり、HTMLファイル、XMLファイルなどのWEBブラウザが解釈可能なファイルである。
【0021】
管理者端末101は、サーバ管理者からサーバ102の管理に係る指示を受け付けると、サーバ102に対して当該指示を送信する。当該指示を受け付けたサーバ102は、当該指示に従って、実行する各種サービスに係る管理を行う。
【0022】
上述したように、本システム構成は、サーバ102上で実行している各種アプリケーションソフトのサービスを、携帯端末にインストールされたWebブラウザを利用して、ユーザが利用する仕組みである。
【0023】
以下、図2を用いて、図1に示した管理者端末101、サーバ102、クライアント端末103、104のハードウェア構成について説明する。
【0024】
図2は、図1における管理者端末101、サーバ102、クライアント端末103、104のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。
【0025】
サーバ102は、本発明の情報処理装置の適用例である。
【0026】
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PC(情報処理装置)の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
【0027】
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0028】
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器(表示部)への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
【0029】
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
【0030】
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク100を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
【0031】
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0032】
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられるファイル及び各種テーブル等も、外部メモリ211に格納されている。
【0033】
図3は、図1におけるサーバ102が備える機能の構成を概略的に示すブロック図である。
【0034】
図3に示すように、サーバ102には、WEBサービス301と、各種DB(データベース)302とを備えている。
【0035】
ここで、WEBサービス301とは、例えば、クライアント端末に提供するWEBサービスを示し、例えば、各種DB302に記憶されている掲示板情報(図8)をクライアント端末のWEBブラウザで表示出来るような形式のデータとして生成して記憶し、クライアント端末からの要求に従って、当該生成されたデータをクライアント端末に表示するべく送信するサービス(掲示板サービス)や、クライアント端末を操作するユーザの認証を行うための認証サービスなどを有している。
【0036】
各種DB302には、ユーザID、パスワードが紐付けられて記憶されている、不図示の認証テーブルを有している。
【0037】
また、各種DB302には、図7に示すグループテーブル700が記憶されている。
【0038】
次に、図9に示すフローチャートに従って本実施の形態を説明する。
【0039】
図9は、図1におけるクライアント端末103とサーバ102とのCPU201が実行する第1の制御処理手順を示すフローチャートである。
【0040】
ステップS901、ステップS907からステップS913、ステップS917からステップS920、ステップS923、ステップS924に示す処理は、クライアント端末103のCPU201によって実行され実現される。
【0041】
また、ステップS902からステップS906、ステップS914からステップS916、ステップS921、ステップS922に示す処理は、サーバ102のCPU201によって実行され実現される。
【0042】
まず、クライアント端末103は、サーバ102のWEBサービス301にアクセスするため、当該WEBサービスを提供するURLの、ユーザからの入力を受け付ける。そして、クライアント端末103は、ユーザからURLの入力を受け付けると、受付けたURLに対して、WEBサービス301のログイン画面を表示するための表示情報の送信要求を送信する。
【0043】
サーバ102は、クライアント端末103から、該表示情報の送信要求を受信すると、ログイン画面を表示するための表示情報(HTMLなど)をクライアント端末103に送信する。
【0044】
クライアント端末103は、サーバ102から該表示情報を受信すると、該表示情報に従って、不図示のログイン画面を表示する。
【0045】
そして、クライアント端末103は、ログイン画面を介して、ユーザの操作による、ユーザID、パスワードの入力を受け付ける。そして、クライアント端末103は、ユーザによりログインボタンが押下されると、入力されたユーザID、パスワードをサーバ102に送信する(S901)。
【0046】
サーバ102は、クライアント端末103からユーザID、パスワードを受信すると(S902)、当該受信したユーザID、パスワードが、各種DB302に記憶されている認証テーブルに登録されているか否かを判定することにより、ユーザの認証処理を行う(ステップS903)。そして、サーバ102は、登録されていないと判定された場合は(S904:NO)、当該ユーザが認証されなかった(認証失敗した)ことを示す失敗画面を表示するための表示情報を、クライアント端末103に送信する(S906)。
【0047】
また、サーバ102は、登録されていると判定された場合は(S904:YES)、不図示のポータル画面を表示するための表示情報を、クライアント端末103に送信する(S905)。
【0048】
クライアント端末103は、サーバ102から、表示情報を受信すると(S907)、該表示情報が、失敗画面を表示するための表示情報である場合は(S908:YES)、該表示情報に従って失敗画面をクライアント端末103の表示部に表示し(S909)、処理をステップS901に戻す。
【0049】
一方、クライアント端末103は、サーバ102から受信した表示情報が、ポータル画面を表示するための表示情報である場合は(S908:NO)、該表示情報に従ってポータル画面をクライアント端末103の表示部に表示する(S910)。
【0050】
ここで、表示されるポータル画面には、掲示板のサービス、スケジュールのサービスなどの各種サービスを選択可能なボタンが表示されている。
【0051】
クライアント端末103は、ユーザにより、ポータル画面を介して、掲示板のサービスである掲示板の一覧画面ボタンが押下された場合は(S911:YES)、掲示板の一覧画面を表示するための表示情報の取得要求をサーバ102に送信する(S912)。
【0052】
一方、クライアント端末103は、掲示板の一覧画面ボタン以外のボタンがユーザにより押下された場合は(S911:NO)、押下されたボタンに対応する処理を実行する(S913)。例えば、スケジュールのサービスを利用可能となるスケジュールサービスのボタンが押下されると、サーバ102に対して、認証されたユーザのスケジュール情報などの取得要求を行い、サーバ102から取得したスケジュール情報を表示部に表示する処理を実行する。そして、ユーザの前画面に戻る指示を受け付けると、処理をステップS910に移行してポータル画面を表示する。
【0053】
サーバ102は、クライアント端末103から、掲示板の一覧画面を表示するための表示情報の取得要求を受信すると(S914)、認証されたユーザが閲覧可能な掲示板情報(掲示板情報テーブル800に含まれている情報の一部又は全て)を掲示板情報テーブル800から取得し、これに基づいて図8に示す掲示板の一覧画面を表示するための表示情報を生成する(S915)。
【0054】
具体的には、例えば、認証されたユーザが「緒方」である場合は、図7に示すグループテーブル700から「緒方」が所属するグループが「A」であると判定される。そして、掲示板情報テーブル800(図8)の「公開範囲」にグループA、又は「緒方」が含まれているレコードで、かつ、掲示板情報テーブル800(図8)の「公開フラグ」が公開中のレコードについて、「緒方」は閲覧可能な掲示板と判定する。
掲示板情報テーブル800(図8)の「公開フラグ」は、現在の日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載期間」内にあるか否かを判定して、「掲載期間」内と判定されたレコードのみ「公開フラグ」に公開中と設定される。
【0055】
このようにして判定された、ユーザが閲覧可能な掲示板の掲示板情報を、掲示板情報テーブル800の中から取得して、掲示板の一覧画面を表示するための表示情報を生成する。
【0056】
そして、サーバ102は、ステップS915で生成された表示情報をクライアント端末103に送信する(S917)。
【0057】
クライアント端末103は、サーバ102から該表示情報を受信し(S917)、該表示情報に従って、掲示板の一覧画面(図4)を表示部に表示する(S918)。
【0058】
図4は、掲示板の一覧画面の一例を示す図である。
【0059】
図4に示すように、認証されたユーザが閲覧可能な掲示板の一覧が表示されている。図4に示す掲示板の一覧画面に示すタイトルをユーザが押下すると、当該押下されたタイトルの掲示板が表示される。例えば、タイトル「A」402の掲示板をユーザが選択すると、タイトル「A」402の掲示板の内容が表示され、掲示板の内容をユーザは確認することが可能となる。
【0060】
また、ユーザは、新規に掲示板を作成したい場合は、「新規作成」ボタン401を押下すると、掲示板を新規に作成することが出来るようになる。
【0061】
クライアント端末103は、ユーザにより「新規作成」ボタン401が押下されたか否かを判定し(S919)、ユーザにより「新規作成」ボタン401が押下されたと判定された場合は(S919:YES)、サーバ102に、掲示板の新規登録を行うための画面(図5)を表示するための表示情報の取得要求を送信する(S920)。
【0062】
サーバ102は、クライアント端末103から該表示情報の取得要求を受信すると(S921)、図5に示す、掲示板の新規登録を行うための画面を表示するための表示情報をクライアント端末103に送信する(S923)。
【0063】
クライアント端末103は、サーバ102から該表示情報を受信すると、該表示情報に従って、掲示板の新規登録画面(図5)を表示部に表示する(S924)。
【0064】
ステップS924以降の処理については、図10を用いて、説明する。
【0065】
図10は、図1におけるクライアント端末103とサーバ102とのCPU201が実行する第2の制御処理手順を示すフローチャートである。
【0066】
ステップS1001からステップS1003に示す処理は、クライアント端末103のCPU201によって実行され実現される。
【0067】
また、ステップS1004からステップS1006に示す処理は、サーバ102のCPU201によって実行され実現される。
【0068】
クライアント端末103は、ステップS924で掲示板の新規登録画面(図5)を表示すると、ユーザによる、新規の掲示板の情報の入力を受け付ける(S1001)。
【0069】
図5は、掲示板の新規登録画面の一例を示す図である。
【0070】
501は、掲示板の公開範囲を選択するラジオボタンであり、ここでは、「全て」と、「指定グループ」とを選択することができる。図5の例では、「指定グループ」が選択されていることを示している。
【0071】
502では、掲示板の公開を許可する指定グループを選択することができる。
【0072】
具体的には、「グループ」として表示されている「グループA」、「グループB」、「グループC」のうち、公開を許可するグループが選択され、追加ボタン503が押下されると、「公開先」に公開を許可するグループとして追加される。
【0073】
504は、掲示板のタイトルを入力するためのテキストボックスである。
【0074】
また、505は、カテゴリを入力するためのテキストボックスである。
【0075】
また、506は、新規に登録する掲示板の内容を入力するためのテキストボックスである。
【0076】
また、掲載期間は、掲載開始日時507、掲載終了日時508を入力することができる。
【0077】
掲載開始日時とは、図5の新規登録画面で作成される掲示板を設定した公開先に公開する開始日時である。また、掲載終了日時とは、図5の新規登録画面で作成される掲示板の公開を終了する日時である。
【0078】
また、図5に示す掲示板の新規登録画面は、図5の新規登録画面で作成される掲示板の掲載を開始する時に、その旨を示す掲載開始メールを当該掲示板の公開先に送信する設定を行うチェックボックス509と、図5の新規登録画面で作成される掲示板の掲載指示(登録ボタン513の押下)の時に、その旨を示す掲載指示メールを当該掲示板の公開先、又は、後述する掲載指示メール送信範囲に送信する設定を行うチェックボックス510が設けられている。
【0079】
また、図5に示す掲示板の新規登録画面は、掲載指示メールの送信範囲を設定するオブジェクトが設けられている。
【0080】
具体的には、「グループ」として表示されている「グループA」、「グループB」、「グループC」のうち、掲載指示メールの送信範囲とするグループが選択され、追加ボタン511が押下されると、掲載指示メールの送信範囲として、選択されたグループが追加される。すなわち、掲載指示が行われた旨の掲載指示メール602を通知する通知先が設定される。
【0081】
また、図5に示す掲示板の新規登録画面は、掲載指示メールを送信する日時を設定するオブジェクト512が設けられている。
【0082】
ユーザにより、図5に示す画面を介して、掲示板の公開範囲(グループ)、タイトル、カテゴリ、内容、掲載期間(掲載開始メール、掲載指示メール)、掲載メール、掲載指示メール送信範囲、掲載指示メール日時の入力設定がなされ、登録ボタン513が押下されると(S1002:YES)、入力された内容のデータと共に、入力された内容のデータの登録依頼をサーバ102に送信する(S1003)。
【0083】
サーバ102は、クライアント端末103から、図5に示す画面を介して入力された内容のデータと、その内容のデータの登録依頼を受信すると(S1004)、受信した内容のデータを掲示板情報テーブル800に登録する(S1005)。
【0084】
具体的には、掲示板情報テーブル800の「タイトル」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の504に入力されたタイトルが登録される。
【0085】
また、掲示板情報テーブル800の「カテゴリ」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の505に入力されたカテゴリが登録される。
【0086】
また、掲示板情報テーブル800の「掲載期間」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の507に入力された掲載開始日時から、508に入力された掲載終了日時が登録される。ここで、掲載開始日時は、掲載を開始する時間を示す掲載開始通知時間を表している。
【0087】
また、掲示板情報テーブル800の「公開範囲」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の501、502で選択された公開範囲のグループ名が登録される。
【0088】
また、掲示板情報テーブル800の「内容」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の506に入力された掲載内容が登録される。
【0089】
また、掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の509にチェックされた場合には、「掲載開始メール」が登録され、掲示板の新規登録画面(図5)の510にチェックされた場合には、「掲載指示メール」が登録される。すなわち、掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報、及び、掲載開始を示す旨の通知を行うかを示す掲載開始通知設定情報が「掲載メール」の項目に登録される。
【0090】
また、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール送信範囲」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の511で押下されて設定されたグループ名が登録される。
【0091】
また、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール日時」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の512で設定された掲載指示メール日時が登録される。すなわち、掲載指示が行われた旨の通知を行う時間を示す掲載指示通知時間が登録される。
【0092】
また、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール日時」に日時が登録されていない場合(すなわち、512で日時が設定されていない場合)、この項目には何も登録されない。
【0093】
ここで、510で掲載指示メールのチェックボックスがチェックされ、512で日時が設定されていない場合は、登録ボタン513が押下された時に、掲載指示メールを送信することを示す。
【0094】
また、掲示板情報テーブル800の「作成者」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)で設定したユーザのユーザ名が登録される。
【0095】
また、掲示板情報テーブル800の「返信数」の項目には、掲示板に公開した内容に対する返信がなされた返信数が登録される。
【0096】
サーバ102は、ステップS1005で掲示板情報テーブル800に登録したデータ(掲示板情報)を処理対象にし、当該データに従って、掲載開始メール、又は掲載指示メールを、クライアント端末に送信する処理を実行し(S1006)、処理を終了する。ステップS1006の詳細処理は、図11に示す。
【0097】
図11は、ステップS1006の詳細処理手順を示すフローチャートである。
【0098】
ステップS1106、ステップS1107、ステップS1112、ステップS1113に示す処理は、クライアント端末103のCPU201によって実行され実現される。
【0099】
また、ステップS1101からステップS1105、ステップS1108からステップS1111に示す処理は、サーバ102のCPU201によって実行され実現される。
【0100】
図11に示す処理は、掲示板情報テーブル800の1レコードずつ、繰り返し実行される。ただ、ステップS1006の処理の実行後に図11の処理を実行する場合は、ステップS1005で登録されたレコードを対象に実行される。
【0101】
まず、サーバ102は、掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目に、「掲載開始メール」が登録されているか否かを判定する(ステップS1101)。
【0102】
掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目には、掲示板の新規登録画面(図5)の掲載開始メールのチェックボックス509にチェックされて登録ボタン513が押下された場合には、S1005で「掲載開始メール」が登録され、掲載指示メールのチェックボックス510にチェックされて登録ボタン513が押下された場合には、S1005で「掲載指示メール」が登録される。
【0103】
そのため、ステップS1101で、掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目に、「掲載開始メール」が登録されているか否かを判定することにより、掲示板の新規登録画面(図5)の掲載開始メールのチェックボックス509にチェックされたか否かを判定することができる。
【0104】
サーバ102は、ステップS1101で、掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目に、「掲載開始メール」が登録されていると判定された場合は(YES)、現在日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載期間」の項目に登録されている掲載開始日時であるか否かを判定する(S1102)(開始時間判定手段)。
【0105】
そして、サーバ102は、現在日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載期間」の項目に登録されている掲載開始日時であると判定された場合は(S1102:YES)、現在処理対象のレコードの掲示板情報を用いて、その内容を含む掲載開始メール(例えば図6の601)を生成する(S1103)。
図6は、掲載開始メール601と掲載指示メール602の一例を示す図である。
【0106】
次に、サーバ102は、ステップS1103で作成された掲載開始メールを、現在処理対象の掲示板情報テーブル800のレコードの「公開範囲」に示されるグループに属するユーザ宛に、送信する(S1104)。すなわち、掲載開始を示す旨の掲載開始メール601を通知する(開始通知手段)。
【0107】
ここで、宛先の特定方法について説明する。
【0108】
現在処理対象の掲示板情報テーブル800のレコードの「公開範囲」に示されるグループに属するユーザ、及びそのユーザのメールアドレスが、グループテーブル700(図7)に記憶されているため、グループテーブル700(図7)を参照して、該グループが属するユーザのメールアドレスを、宛先として特定する。S1104では、この特定された宛先に、ステップS1103で作成された掲載開始メールを送信する。
【0109】
そして、サーバ102は、現在処理対象の掲示板情報テーブル800のレコードの「内容」を掲示板として掲示するための処理を行う。具体的には、掲示板情報テーブル800の「公開フラグ」に公開中とのフラグを設定する。
【0110】
クライアント端末は、サーバ102から、掲載開始メールを受信すると(S1106)、掲載開始メールを表示部に表示する(S1107)。
【0111】
サーバ102は、ステップS1101で、掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目に、「掲載開始メール」が登録されていないと判定された場合(NO)、または、ステップS1102で、現在日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載期間」の項目に登録されている掲載開始日時ではないと判定された場合は(NO)、処理をステップS1108に移行する。
【0112】
ステップS1108において、サーバ102は、掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目に、「掲載指示メール」が登録されているか否かを判定する(掲載通知判定手段)。そして、「掲載メール」の項目に、「掲載指示メール」が登録されていると判定された場合は(NO)、現在日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール日時」に登録されている日時か否かを判定する(S1109)(指示通知時間判定手段)。すなわち、掲載指示通知時間であるかを判定する。
【0113】
また、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール日時」に日時が登録されているか否かを判定して(すなわち、512で掲載指示メール日時が設定されたか否かを判定して)、「掲載指示メール日時」に日時が登録されていないと判定された場合には、現在日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール日時」に登録されている日時であるとして判定され(S1109:YES)、処理をステップS1110に移す。この段落で説明した処理は、S1006で実行されるメール通知処理の場合にのみ実行される。すなわち、S1203では、この段落で説明した処理は実行されない。
【0114】
そして、サーバ102は、現在日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール日時」に登録されている日時であると判定された場合は(S1109:YES)、現在処理対象のレコードの掲示板情報を用いて、その内容を含む掲載指示メール(例えば図6の602)を生成する(S1110)。
【0115】
そして、ステップS1110で生成された掲載指示メールを、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール送信範囲」に示されるグループに属するユーザを宛先として、送信する(S1111)。
【0116】
ここで、宛先の特定方法について説明する。
【0117】
現在処理対象の掲示板情報テーブル800のレコードの「掲載指示メール送信範囲」に示されるグループに属するユーザ、及びそのユーザのメールアドレスが、グループテーブル700(図7)に記憶されているため、グループテーブル700(図7)を参照して、該グループが属するユーザのメールアドレスを、宛先として特定する。S1111では、この特定された宛先に、ステップS1110で作成された掲載指示メールを送信する。
【0118】
クライアント端末は、掲載指示メールをサーバ102から受信すると(S1112)、表示部に、掲載指示メールを表示する。
【0119】
サーバ102は、ステップS1108において、掲示板情報テーブル800の「掲載メール」の項目に、「掲載指示メール」が登録されていないと判定された場合(NO)、または、ステップS1109において、現在日時が、掲示板情報テーブル800の「掲載指示メール日時」に登録されている日時ではないと判定された場合(NO)、ステップS1109、ステップS1110、ステップS1111の処理を行わないで、処理を戻す。
【0120】
次に、図12を用いて、サーバ102が、常時実行する処理手順について説明する。
【0121】
図12は、サーバ102が、常時実行する処理手順を示すフローチャートである。
ステップS1201からステップS1204に示す処理は、サーバ102のCPU201によって実行され実現される。
【0122】
まず、サーバ102は、メモリに記憶されている掲示板情報テーブル800を読み取り取得する(S1201)。
【0123】
そして、取得した掲示板情報テーブル800の1レコードずつ、ステップS1203の処理を繰り返し実行する。ステップS1203に示す処理の詳細処理は、図11に示すフローチャートと同一であるため、ここでは説明を省略する。
【0124】
そして、ステップS1201で取得した掲示板情報テーブル800の全てのレコードに対してステップS1203に示す処理を実行すると、再度、ステップS1201に戻し、新しく更新された掲示板情報テーブル800を読み取り取得する。
【0125】
以上説明したように、本実施の形態によれば、電子掲示板への掲載指示を行った旨を示す通知を、掲載される前に行うことにより、事前に、掲示板に掲載されることを把握させることができる。
【0126】
以上、本発明の一実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、装置で読み取り実行可能なプログラム(コンピュータプログラム)もしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0127】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0128】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0129】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0130】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0131】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【符号の説明】
【0132】
100 ネットワーク 101 管理者端末 102 サーバ 103 クライアント端末 104 クライアント端末
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子掲示板への掲載に係る通知を行う情報処理装置であって、
前記電子掲示板への掲載指示、及び当該掲載指示が行われた旨を通知する通知先、及び掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報を入力する入力手段と、
前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段で、前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、前記入力手段で入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行う通知手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記入力手段は、更に、掲載指示が行われた旨の通知を行う時間を示す掲載指示通知時間を入力し、
現在の日時が、前記入力手段により入力された掲載指示通知時間であるかを判定する指示通知時間判定手段を更に備え、
前記通知手段は、前記判定手段で、前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定され、前記指示通知時間判定手段で、現在の日時が、前記入力手段により入力された掲載指示通知時間であると判定された場合に、前記入力手段で入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記入力手段は、更に、掲載内容を公開する公開先、及び掲載開始を示す旨の通知を行うかを示す掲載開始通知設定情報、及び掲載を開始する時間を示す掲載開始通知時間を入力し、
現在の日時が、前記入力手段により入力された掲載開始通知時間であるかを判定する開始時間判定手段と、
前記入力手段で入力された掲載開始通知設定情報が、掲載開始を示す旨の通知を行うことを示すか否かを判定する掲載通知判定手段と、
前記開始時間判定手段で、現在の日時が、前記入力手段により入力された掲載開始通知時間であると判定され、かつ、前記掲載通知判定手段で、前記入力手段で入力された掲載開始通知設定情報が、掲載開始を示す旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、前記入力手段で入力された公開先に、掲載開始を示す旨を通知する開始通知手段と、
を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
電子掲示板への掲載に係る通知を行う情報処理装置の制御方法であって、
入力手段が、前記電子掲示板への掲載指示、及び当該掲載指示が行われた旨を通知する通知先、及び掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報を入力する入力工程と、
判定手段が、前記入力工程で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力工程で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すか否かを判定する判定工程と、
通知手段が、前記判定工程で、前記入力工程で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力工程で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、前記入力工程で入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行う通知工程と、
を備えることを特徴とする制御方法。
【請求項5】
電子掲示板への掲載に係る通知を行う情報処理装置で読み取り実行可能なプログラムあって、
前記情報処理装置を、
前記電子掲示板への掲載指示、及び当該掲載指示が行われた旨を通知する通知先、及び掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報を入力する入力手段と、
前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段で、前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、前記入力手段で入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行う通知手段として機能させることを特徴とするプログラム。
【請求項1】
電子掲示板への掲載に係る通知を行う情報処理装置であって、
前記電子掲示板への掲載指示、及び当該掲載指示が行われた旨を通知する通知先、及び掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報を入力する入力手段と、
前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段で、前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、前記入力手段で入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行う通知手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記入力手段は、更に、掲載指示が行われた旨の通知を行う時間を示す掲載指示通知時間を入力し、
現在の日時が、前記入力手段により入力された掲載指示通知時間であるかを判定する指示通知時間判定手段を更に備え、
前記通知手段は、前記判定手段で、前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定され、前記指示通知時間判定手段で、現在の日時が、前記入力手段により入力された掲載指示通知時間であると判定された場合に、前記入力手段で入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記入力手段は、更に、掲載内容を公開する公開先、及び掲載開始を示す旨の通知を行うかを示す掲載開始通知設定情報、及び掲載を開始する時間を示す掲載開始通知時間を入力し、
現在の日時が、前記入力手段により入力された掲載開始通知時間であるかを判定する開始時間判定手段と、
前記入力手段で入力された掲載開始通知設定情報が、掲載開始を示す旨の通知を行うことを示すか否かを判定する掲載通知判定手段と、
前記開始時間判定手段で、現在の日時が、前記入力手段により入力された掲載開始通知時間であると判定され、かつ、前記掲載通知判定手段で、前記入力手段で入力された掲載開始通知設定情報が、掲載開始を示す旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、前記入力手段で入力された公開先に、掲載開始を示す旨を通知する開始通知手段と、
を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
電子掲示板への掲載に係る通知を行う情報処理装置の制御方法であって、
入力手段が、前記電子掲示板への掲載指示、及び当該掲載指示が行われた旨を通知する通知先、及び掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報を入力する入力工程と、
判定手段が、前記入力工程で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力工程で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すか否かを判定する判定工程と、
通知手段が、前記判定工程で、前記入力工程で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力工程で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、前記入力工程で入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行う通知工程と、
を備えることを特徴とする制御方法。
【請求項5】
電子掲示板への掲載に係る通知を行う情報処理装置で読み取り実行可能なプログラムあって、
前記情報処理装置を、
前記電子掲示板への掲載指示、及び当該掲載指示が行われた旨を通知する通知先、及び掲載指示が行われた旨の通知を行うかを示す掲載指示通知設定情報を入力する入力手段と、
前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段で、前記入力手段で前記電子掲示板への掲載指示が入力され、かつ、前記入力手段で入力された掲載指示通知設定情報が、掲載指示が行われた旨の通知を行うことを示すと判定された場合に、前記入力手段で入力された通知先に、掲載指示が行われた旨の通知を行う通知手段として機能させることを特徴とするプログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公開番号】特開2012−216035(P2012−216035A)
【公開日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−80390(P2011−80390)
【出願日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【出願人】(390002761)キヤノンマーケティングジャパン株式会社 (656)
【出願人】(312000206)キヤノンMJアイティグループホールディングス株式会社 (259)
【出願人】(592135203)キヤノンITソリューションズ株式会社 (528)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【出願人】(390002761)キヤノンマーケティングジャパン株式会社 (656)
【出願人】(312000206)キヤノンMJアイティグループホールディングス株式会社 (259)
【出願人】(592135203)キヤノンITソリューションズ株式会社 (528)
【Fターム(参考)】
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