説明

情報処理装置

【課題】デザイン性の幅を広げ、かつ薄型化の図ることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】情報処理本体部と、情報処理本体部に電気的に接続された表示部と、情報処理本体部の筐体に設けられ、外部端子が挿通される挿通孔と同軸に位置し、外部端子が収容される収容孔が筒孔として設けられた筒状のスリーブを有するジャックと、を備える情報処理装置において、ジャックのスリーブを情報処理本体部の筐体の内側に収納させ、かつスリーブの筐体側の端部をスリーブの軸方向において筐体に覆われるように配置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部端子を接続するジャックを備えた情報処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置において、従来より薄型化が進められている。例えば、下記特許文献1では、外部端子を接続するコネクタ部を、電子機器本体と、表示部とを回動自在に連結するヒンジ部に設けることが開示されている。
ノート型パーソナルコンピュータ等の情報処理装置では、その本体部に外部端子を接続するコネクタ部が設けられているものもある。しかし、上記特許文献1に開示されているように、外部端子を接続するコネクタ部をヒンジ部に設けると、電子機器本体に必要とされる容積を減らすことができる。このため、その分装置全体を薄くすることが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−66905号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1のようにヒンジ部にコネクタ部を設けることで、装置全体の薄型化を図ることが可能である。しかし、逆にコネクタ部の配置位置は、ヒンジ部のみに限定されてしまう。すなわち、コネクタ部の配置位置に関する製品としてのデザインは限定されたものとなる。
一方で、大多数の人が様々な情報処理装置を扱う現代社会においては、多様なデザイン性の情報処理装置を提供することも求められている。
【0005】
上述のような点を鑑みて、本技術は、デザイン性の幅を広げ、かつ薄型化の図ることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示による情報処理装置は、情報処理本体部と、情報処理本体部に電気的に接続された表示部を備える。また、情報処理本体部の筐体に設けられ、外部端子が挿通される挿通孔と同軸に位置し、外部端子が収容される筒孔が設けられた筒状のスリーブを有するジャックを備える。
そして、このジャックのスリーブは、情報処理本体部の筐体の内側に収納され、スリーブの筐体側の端部が、スリーブの軸方向において筐体に覆われる。
【0007】
本開示の情報処理装置によれば、ジャックのスリーブは筐体の内側に収納され、スリーブの筐体側の端部が、スリーブの軸方向において筐体に覆われる。スリーブを筐体の内部に収納することで、スリーブの厚さ分だけ情報処理装置本体部の厚さを薄くすることが可能となる。
【発明の効果】
【0008】
本開示の情報処理装置によれば、ジャックを情報処理本体部に設けたとしても、情報処理本体部の薄型化を図ることができる。このため、ジャックの配置位置に対するデザイン幅を広げながらも薄型化の図れる情報処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本技術の一実施形態による情報処理装置の概略斜視図である。
【図2】図2Aは、本技術の一実施形態による情報処理装置に設けられたジャックの正面図であり、図2Bは、このジャックに外部端子を挿入する状態を示す断面図である。
【図3】図3Aは、従来のジャックの正面図であり、図3Bは、従来のジャックに外部端子を挿入する状態を示す断面図である。
【図4】ジャックにおいて寸法が規制される箇所を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下本技術を実施するための形態の例を説明するが、本技術は以下の例に限定されるものではない。
【0011】
図1は、本技術の一実施形態による情報処理装置1を示す概略斜視図である。ここでは、情報処理装置として、ノート型のPCを例に挙げる。
本実施形態による情報処理装置1は、情報処理本体部2と、表示部3と、ヒンジ機構4等を備えて構成されている。情報処理本体部2及び表示部3は、互いに重なり合って積層可能に構成されている。情報処理本体部2と表示部3がヒンジ機構4によって回動可能に連結されており、これにより情報処理本体部2の上に表示部3を重ねることができる。
【0012】
情報処理本体部2は、扁平な略直方体状に形成されている。この情報処理本体部2の内部には、制御部と、HDD(Hard disk drive)又はFlash SDD(Flash solid state drive)等からなる記憶装置等が内蔵されている。制御部は、配線基板上に所定のマイクロコンピュータ、抵抗やコンデンサその他の電子部品等を搭載することによって形成される。
【0013】
また、情報処理本体部2は、略長方形状の主面部2aと、対向する2つの側面部2b、2cと、正面部2dと、正面部2dに対向する背面部2eと、主面部2aに対向する載置面部2fとを有している。2つの側面部2b、2cは、主面部2aの長手方向の両端に主面部2aから略垂直に連続している。正面部2dは、主面部2aの短手方向の一端に配置されている。背面部2eは、正面部2dと対向し、且つ主面部2aの短手方向の他端に配置されている。また、載置面部2fは、主面部2aと対向している。
【0014】
主面部2aには、第1の入力部5が設けられている。第1の入力部5は、多数のキーからなる第1のキー式入力部6と、スティックポインタ7と、からなる。スティックポインタ7は、主面部2aの中央部に配置されている。このスティックポインタ7は、後述する表示部3の表示面に表示されたカーソルの移動や画面のスクロール操作等に用いられる。
これらの第1のキー式入力部6及びスティックポインタ7から制御信号が入力され、所定の情報処理等が行われる。
【0015】
また、背面部2eにおける長手方向両側には、ヒンジ機構4が設けられている。このヒンジ機構4によって情報処理本体部2と表示部3が回動可能に連結される。これにより、情報処理本体部2に対して表示部3が回動可能とされた情報処理装置1が構成されている。なお、ヒンジ機構4は、表示部3が情報処理本体部2に対して、任意の角度位置でその傾斜した姿勢を保持できるように構成されている。
【0016】
表示部3は、情報処理本体部2と同様に、扁平な略直方体状に形成されている。また、この表示部3は、表示パネル10と、情報処理本体部2の主面部2aと対向する前面板11と、背面板12とを有している。この表示部3には、カメラが内蔵されていてもよい。
【0017】
表示パネル10としては、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、表面電界ディスプレイ等が挙げられる。また、表示パネル10の内側には、図示しないが、表示パネル10の画面を制御する制御装置が搭載された配線基板等が必要に応じて収納されている。そして、各種の情報や画像等が表示パネル10に表示可能に構成されている。
【0018】
前面板11は、略長方形をなす平板状に形成されている。また、前面板11には、略長方形状に開口する開口部13が設けられている。更に、この前面板11には、表示パネル10が不図示のフレーム部材を介して固定されている。そして、この前面板11の開口部13から、その内部に取り付けられた表示パネル10の表示面10aが臨まれている。
【0019】
また、前面板11における開口部13の長手方向の両側には、第2の入力部14が設けられている。この第2の入力部14は、開口部13の長手方向の両側で、且つ情報処理本体部2との接続側に位置している。第2の入力部14は、2つのキーからなる第2のキー式入力部16と、タッチパネル式のタッチ式入力部17とを有している。タッチ式入力部17の入力方式としては、例えば静電容量方式や抵抗膜方式等が挙げられる。また、タッチ式入力部17の近傍には、カメラのレンズ部が臨む撮像窓18が設けられている。
【0020】
更に、前面板11には、開口部13、タッチ式入力部17及び撮像窓18を覆うようにクリアパネル19が取り付けられている。クリアパネル19は、透明な平板状の部材で形成されている。このクリアパネル19には、露出窓21が形成されている。露出窓21は、クリアパネル19を前面板11に取り付けた際に、第2のキー式入力部16と対応する箇所に配置されている。そして、この露出窓21から前面板11に設けた第2のキー式入力部16が露出する。
【0021】
背面板12は、略長方形をなす平板状に形成されている。この背面板12は、表示パネル10の表示面10aの反対側に配置されて、前面板11及び表示パネル10の背面を全て覆っている。
【0022】
このような情報処理装置1において、情報処理本体部2の側面部2bには、外部電源や外付けディスクドライブやUSBフラッシュメモリ等の外部装置と接続するための接続端子が設けられている。
例えば本実施形態では、側面部2bの背面部2e側に外部電源と接続するためのDCジャックとしてジャック40が配置されている。
【0023】
図2Aは、このジャック40を側面部2bに垂直な方向から見た概略正面図であり、図2Bは、このジャック40に外部電源からのプラグ30を挿入する状態を図3AのY−Y’断面において示す概略断面図である。
【0024】
プラグ30は、例えば絶縁体ハウジング31と、ジャック40に接続する外部端子として、絶縁体ハウジング31に固定された外周電極32及び中心電極33を備えている。
接続時において、ジャック40に対向する絶縁体ハウジング31の端面31aの中心には、端面31aから突出する円柱状の突出部31bが設けられている。また、この突出部31bの外周に沿って円筒状の外周電極32が、絶縁体ハウジング31の端面31aから突出している。
また、突出部31bからは、外周電極32の中心軸位置において、外周電極32の軸方向に中心電極33が突出している。
DC電源用として、EIAJ(Electronic Industries Association of Japan)により規格化されたプラグ30では、中心電極33がプラス極、外周電極32がマイナス極として機能する。
【0025】
ジャック40は、絶縁体ハウジング41と、プラグ30の外周電極32と中心電極33を収容する収容部42を備える。
収容部42は、絶縁体ハウジング41から突出するスリーブ部43と、円筒状の筒状体44とを有している。
【0026】
スリーブ部43は、絶縁体ハウジング41のプラグ30に対向する側の端面41aから突出しており、円筒状の形状をしている。このスリーブ部43の筒孔49は、外部端子が収容される収容孔を形成している。また、このスリーブ部43の筒孔において、絶縁体ハウジング41の端面41aから円筒形をした筒状体44が突出している。
スリーブ部43と筒状体44の軸は一致しており、筒状体44の外径は、スリーブ部43の内径よりも小さい。
【0027】
スリーブ部43の筒孔49は、この筒状体44によって第1の収容孔45と第2の収容孔46の二つの空間に仕切られている。
スリーブ部43の内周面と筒状体44の外周面との間には円筒形状をした第1の収容孔45が形成され、この第1の収容孔45にプラグ30の外周電極32が収容される。
また、筒状体44の筒孔である第2の収容孔46には、プラグ30の中心電極33が収容される。
【0028】
スリーブ部43の内周面には、第1電極47が配置され、プラグ30の外周電極32に電気的に接続される。また、筒状体44の内周面には第2電極48が配置され、プラグ30の中心電極33に電気的に接続される。
なお、第1電極47と外周電極32、第2電極48と中心電極33を電気的に接続する方法や、外周電極32及び中心電極33を収容部42内でロックする方法は限定されるものではなく、たとえばスリーブばねを介して第1電極47と外周電極32を通電する等、種々の構成をとってよい。
【0029】
ジャック40は、情報処理本体部2(図示せず)の筐体2Aの内部に収納されている。この筐体2Aは、例えばエンジニアリングプラスチック等にて構成される。筐体2Aの側面(情報処理本体部2の側面部2b、図1参照)には開口が設けられ、外周電極32や中心電極33が挿通される挿通孔2Bを形成している。挿通孔2Bの中心軸は、スリーブ部43及び筒状体44の中心軸に一致している。
この挿通孔2Bからは、図2Aに示すように、収容部42の第1の収容孔45及び第2の収容孔46が臨まれている。
【0030】
また、本実施の形態では、ジャック40のスリーブ部43が筐体2Aの内側に収納されている。特に、スリーブ部43の軸方向において、スリーブ部43の端面43aは、筐体2Aに覆われている。このような形態をとることにより、ジャック40を情報処理本体部2に配設したとしても、情報処理本体部2の薄型化を図ることが可能である。
【0031】
ここで、比較例として図3A,Bに従来のジャック50を示す。図3Aは、従来のジャック50の正面図であり、図3Bは、ジャック50にプラグ30を挿通した状態における図3AのY−Y’断面図である。
従来のジャック50は、例えば絶縁体ハウジング51と、プラグ30の外周電極32及び中心電極33を収容する収容部52によって構成される。この収容部52は、絶縁体ハウジング51から突出するスリーブ部53と筒状体54とによって構成されているが、スリーブ部53は、筐体2Cの外周面より突出している。
【0032】
例えば振動等によってプラグ30が矢印A1に示す方向に動いた場合には、外周電極32がスリーブ部53の筐体2Aから突出した部分に当接することで支えられるとともに、外周電極32や中心電極33の振れ幅が抑えられる。これにより外周電極32や中心電極33等の破損を防止している。
【0033】
一方で、一般的に、矢印A2,A3に示す、情報処理本体部の筐体2Cの主面2g、載置面2hから筐体2Cの開口2Dまでの距離は、ある一定の距離以上を必要とする。これは、開口を設けるにあたり、ある一定以上の距離を設けないと筐体2Cの成型が困難になるためである。
すなわち、従来においては、筐体2Cの外周面から突出させたスリーブ部53の厚さと、筐体2Cの主面2g,載置面2hから開口2Dまでに確保する一定の距離とが必ず情報処理本体部の厚さに含まれるため、情報処理本体部を薄型化するのが困難であった。
【0034】
これに対して、本実施形態による情報処理装置1では、図2Bに示すように、スリーブ部43は筐体2Aの内側に収納されており、スリーブ部43の軸方向においてスリーブ部43は筐体2Aに覆われている。
このようにすることで、挿通孔2Bの大きさはスリーブ部43の厚さ分だけ小さくなっている。また、スリーブ部43の端面43aを筐体2Aで覆うことにより、挿通孔2Bから筐体2A(情報処理本体部2)の主面部2a,載置面部2fまでの距離において、筐体2Aの成型に必要とされる長さを容易に確保することができる。
挿通孔2Bから筐体2A(情報処理本体部2)の主面部2aまでの距離、挿通孔2Bから載置面部2fまでの距離は、図3Bにおいて矢印A2,A3に示した距離と同じであってよい。しかし、挿通孔2Bが小さくなった分、すなわちスリーブ部43の厚さ分だけ情報処理本体部2を薄型化することが可能である。
【0035】
このように、本実施形態の情報処理装置1では、情報処理本体部2にジャック40を設けたとしても、情報処理本体部2の薄型化を図ることができる。したがって、ジャックの配置位置に対するデザイン性の幅を広げることが可能となり、薄型化された多様なデザインの情報処理装置を提供することができる。
【0036】
また、挿通孔2Bの径は、スリーブ部43の内周面の径に等しいか、もしくはスリーブ部43の内周面の径よりも小さいことが好ましい。
このようにすることで、プラグ30が矢印A4の方向に動いた時には、外周電極32が挿通孔2Bの周縁部における筐体2Aに当接し、外周電極32やプラグ30が支持される。
【0037】
例えば、図3Bに示したジャック50のようにスリーブ部53の端部に外周電極32が当接する構造では、プラグに加わった力の全てを一旦スリーブ部53(ジャック50)が受けることになり、ジャック50が損傷する恐れがある。
【0038】
しかし、本実施形態のジャック40では、プラグ30が動いた場合には、外周電極32を筐体2Aに当接させることで外周電極32を支える。このため、プラグ30に加わった力が直接ジャック40に伝わるのを抑制でき、ジャック40の損傷をより確実に防止することが可能である。
すなわち、本実施形態では、外部端子をガイドし、支えるというスリーブの機能を情報処理装置の筐体にも備えさせているということができる。
【0039】
挿通孔2Bの周縁部における筐体2Aをスリーブとして用いているので、筒状体44は、筐体2Aの側面(側面部2b)より内側に位置する。したがって、収容部42全体が筐体2Aの外周面より内側に位置している。
また、一般的に情報処理装置の筐体は、もとより高い強度を備えるように構成されるので、筐体2Aに特殊な処理を施さずとも、容易にプラグ30を支えることができる。
【0040】
なお、例えばEIAJ規格の区分5では、ジャックの寸法が定められている。図4は、この規格により寸法が定められた箇所を示す説明図である。
この規格では、4箇所の寸法が定められている。一箇所目は、矢印A5に示す筒状体44の内周面の径であり、2箇所目は、矢印A6に示す筒状体44の外周面の径である。また、3箇所目は、矢印A7に示すスリーブ部43の内周面の径である。また、4箇所目は矢印A8に示す絶縁体ハウジング41の端面41aから筒状体44の端面44aまでの距離、すなわち筒状体44の長さである。
【0041】
このように、ジャックにおいては、外部端子と嵌合する箇所のみ寸法が規制されており、その外形については制限されていない。したがって、本実施形態のジャック40においても同様に、ジャック40の外形については限定されるものではなく、適宜変更してよい。例えば、スリーブ部43の厚さは、必ずしも円周方向に均一である必要はなく、異なっていてもよい。
【0042】
以上、情報処理装置の実施の形態について説明した。本技術は上記実施の形態にとらわれることなく、特許請求の範囲に記載した本技術の要旨を逸脱しない限りにおいて、考えられる種々の形態を含むものである。
【符号の説明】
【0043】
1・・・情報処理装置、2・・・情報処理本体部、2a・・・主面部、2A,2C・・・筐体、2B・・・挿通孔、2b・・・側面部、2D・・・開口、2d・・・正面部、2e・・・背面部、2f・・・載置面部、2g・・・主面、2h・・・載置面、3・・・表示部、4・・・ヒンジ機構、5・・・第1の入力部、6・・・第1のキー式入力部、7・・・スティックポインタ、10・・・表示パネル、10a・・・表示面、11・・・前面板、12・・・背面板、13・・・開口部、14・・・第2の入力部、16・・・第2のキー式入力部、17・・・タッチ式入力部、18・・・撮像窓、19・・・クリアパネル、21・・・露出窓、30・・・プラグ、31,41,51・・・絶縁体ハウジング、31a,41a,43a,44a・・・端面、31b・・・突出部、32・・・外周電極、33・・・中心電極、40,50・・・ジャック、42,52・・・収容部、43,53・・・スリーブ部、44,54・・・筒状体、45・・・第1の収容孔、46・・・第2の収容孔、47・・・第1電極、48・・・第2電極、







【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理本体部と、
前記情報処理本体部に電気的に接続された表示部と、
前記情報処理本体部の筐体に設けられ、外部端子が挿通される挿通孔と同軸に位置し、外部端子が収容される筒孔が設けられた筒状のスリーブ部を有するジャックと、
を備え、前記ジャックのスリーブ部は、前記情報処理本体部の筐体の内側に収納され、前記スリーブ部の前記筐体側の端面は、前記スリーブ部の軸方向において前記筐体に覆われた
情報処理装置。
【請求項2】
前記筐体に設けられ、前記外部端子が挿通される挿通孔の径は、前記スリーブ部の内周面の径に等しい、もしくは前記スリーブ部の内周面の径よりも小さい請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ジャックは、前記スリーブ部の収容孔内に、前記ジャックと同軸に配置され、その外周面の径が前記スリーブ部の内周面の径よりも小さい筒状体を備える請求項1または2のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記筒状体の前記筐体側の端面は、前記筐体の外周面よりも内側に位置する請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記スリーブ部の内周面と前記筒状体の外周面との間には、前記外部端子のマイナス電極が収容される第1の収容孔が形成され、前記筒状体の筒孔により、前記外部端子のプラス電極が収容される第2の収容孔が形成される請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記ジャックは、DCジャックである請求項5に記載の情報処理装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−159976(P2012−159976A)
【公開日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−18638(P2011−18638)
【出願日】平成23年1月31日(2011.1.31)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)