説明

成形されたミートジャーキー

成形された動物用噛み玩具は、樹脂と、水などの流体と、ミートジャーキー、具体的には、鶏肉ジャーキーとを含んでいる。所望のスクリューデザインを含む直接射出成形によって、このような樹脂/水/ジャーキーを形状に形成するための処理も開示されている。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2007年2月1日に出願された米国特許出願シリアル番号第11/670,375号の出願日の利益を主張し、この米国特許出願における教示は、参照によってここに援用される。
[技術分野]
本発明は、イヌ、ネコ及びその他の関連動物のための、動物用噛み物に関し、さらに詳しくは、鶏肉ジャーキーまたはその他のミートジャーキー製品を含有し得る成形された動物用噛み物に関する。また、この噛み物は、ビタミン、ミネラル及び/またはハーブ添加剤を含有することで、咀嚼行為を通じてそのような成分の動物への供給を促進することができる。また、ミートジャーキーは、記載された成形過程により、澱粉、小麦グルテンカゼイン、タンパク質/コロイド、生皮及びその他の様々な樹脂と組み合わされ得る。
[背景]
消化され易く、栄養価があり、且つ、イヌの幅広い好みやニーズに合うように個々に調節され得る食感を有する、食用のイヌ用噛み物の開発に関する様々な開示が存在している。そこで、以下の開示例が注目される:米国特許第6,180,161号である「熱変性可能な食用のイヌ用噛み物」、米国特許第6,159,516号である「食用澱粉の成形方法」、米国特許第6,126,978号である「食用のイヌ用噛み物」、米国特許第6,110,521号である「変性可能食感を有する小麦及びカゼイン系イヌ用噛み物」、米国特許第6,093,441号である「熱変性可能ピーナッツ系イヌ用噛み物」、米国特許第6,093,427号である「植物系イヌ用噛み物」、米国特許第6,086,940号である「高澱粉含量イヌ用噛み物」、米国特許第6,067,941号である「動物用噛み物」、米国特許第6,056,991号である「変性可能な食感を有する七面鳥及び米系イヌ用噛み物」、米国特許第5,941,197号である「ニンジン系イヌ用噛み物」、米国特許第5,827,565号である「食用のイヌ用噛み物の製造工程」、米国特許第5,339,771号である「動物の食事を含む動物用噛み玩具」、米国特許第5,240,720号である「変性可能な食感を有するイヌ用噛み物」、及び米国特許第5,200,212号である「変性可能な食感を有するイヌ用噛み物」。また、「栄養添加玩具の特許出願」と題された米国特許第6,165,474号及び「澱粉物質と分解性エチレン共重合体とからなる動物用噛み玩具」と題された米国特許第5,419,283号も注目される。
【0002】
ともに「健康噛み玩具」の名称が付された米国特許第6,586,027号及び米国特許第6,916,497号は、本発明の譲受人に譲渡され、これら全体が参照により本明細書に援用される。これらの特許は、成形されて完全に消化でき、栄養価がある動物用噛み物であって、ビタミン、ミネラル及び/またはハーブ添加剤が含有された動物用噛み物に関する。
【0003】
確かに、上述した内容が動物に利用可能な噛み物製品の主要部に寄与するが、それにも拘わらず、特に、熱形成(例えば、成形)及びこのような噛み物製品に肉製品を組み込むことに関して改善される必要がある。したがって、本発明の目的は、鶏肉などの肉製品を含む動物用の成形された噛み玩具を提供することである。また、本発明の他の目的は、かかる肉製品を押出及び射出成形により動物用噛み物に含める方法を提供することである。
[概要]
肉製品をジャーキー、特に鶏肉ジャーキーの形態で含み、ビタミン及び/またはミネラル及び/またはハーブをさらに含んで噛み物の質を高め得る成形された動物用噛み玩具が提供される。前記肉製品、及びビタミン、ミネラル及び/またはハーブ添加剤は、前記添加剤の熱分解を最小限に抑えることが可能で、且つ、肉製品部分の水分含量を制御することが可能な条件下で、成形された噛み玩具に組み込むことができる。前記噛み玩具は、樹脂、水などの流体、ミートジャーキー及び選択的に1つまたは複数の前記ビタミン及び/またはミネラル及び/またはハーブを混合して混合物を形成することにより調製される。前記樹脂は、高められた温度の状況下で流れるように調合可能で、かつ所望の形状に成形されかつ冷却され得る樹脂であれば、任意及び全ての樹脂を含み得る。前記肉製品は、鶏肉、牛肉、鹿肉、ラム肉、魚肉(例えば、ツナ、サーモン)、豚肉、七面鳥肉、ワニ肉、ダチョウ肉、エルク肉またはそれらの混合物を含み、これらに限定されないミートジャーキーを含む。
【0004】
また、本発明は、概して、ミートジャーキー、具体的には、鶏肉ジャーキーを含む成形された動物用噛み物または噛み玩具に関するものであり、本発明は、樹脂と、水などの流体とを混合し、塑性加工技術を用いて形状を形成して、冷蔵せずとも長期間に亘って貯蔵可能な動物用噛み物を調製することができる。したがって、前記ミートジャーキー及び樹脂は、成形品内において相対的に均一に分布される。さらに、前記ミートジャーキーは、上述した肉製品の混合物を含んでもよい。かかる噛み物はまた、変性し且つ部分的に加水分解したコラーゲン、カゼイン、澱粉、植物質、生皮、グルテン、大豆、米、ジャガイモ、ピーナッツ片/粉、及び/またはその他の熱可塑性樹脂の混合物を含んでもよい。本明細書におけるあらゆる噛み玩具は、選択的に、香味料または食品着色料を含んでもよい。
【0005】
さらに、本発明の成形された噛み玩具は、直接射出成形により形成してもよい。また、本発明の成形された噛み玩具は、押出及び射出成形の組み合わせ、または押出及び形作りのための切断の組み合わせにより形成してもよい。成形された噛み玩具を形成するための直接射出成形工程に関連して、供給区間の長さの半分よりも長い移行区間を含み得る改良スクリューを用いてもよい。
[詳細な説明]
本発明は、鶏肉ジャーキーなどの肉製品を含み、且つ、ビタミン/ミネラル及び/またはハーブをさらに含有することが可能で動物の全体的な栄養的ニーズや要求に寄与する動物用の成形された樹脂系食用噛み玩具の開発に関する。
【0006】
ジャーキーは、肉製品の極めて一般的な形態であり、冷蔵せずとも長期間に亘って保存することができる。一般的に、肉は、相当量の脂肪が取り除かれて薄い切れに切られた後に乾燥される。乾燥は、製品が調理されないように相対的に低温のオーブンにおいて行われてもよく、天日乾燥されてもよい。漬け汁の他に塩及び防腐剤もまた添加され得る。水分含量を相対的に低く維持することにより、微生物の増殖を遅らせることができ、特に気密包装する場合、腐敗を防止することができる。したがって、本明細書におけるミートジャーキーは、0.1重量%〜40重量%の範囲における全ての値及び増分を含む、約40重量%未満の水分含量を有するように予め乾燥された肉であると考えてもよい。
【0007】
鶏肉、牛肉、鹿肉、ラム肉、魚肉(例えば、ツナ、サーモン)、豚肉、七面鳥肉、鴨肉、ワニ肉、ダチョウ肉、水牛肉、キジ肉、ウサギ肉、子牛肉及びエルク肉を含み、これらに限定されない多くの種類の肉を「ジャーキー」となり得る。
【0008】
かかるジャーキー製品を動物用噛み物及び噛み玩具に組み込むことにより、ペットにより多彩な美食経験を与えることができる。一般的に、かかる肉製品は、単なる香味だけではなく、栄養価を加えるように提供され得る。かかる肉製品は、押出機において、樹脂と水などの流体とともに混合され、射出成形工程、または圧着成形、押出成形、積層などのその他のプラスチック成形工程により魅力的な形状に形成され得る。
【0009】
先ず、樹脂成分を考察すると、好ましくは、樹脂は、熱により流動可能であり、且つ、所定のガラス転移温度(Tg)または融点(Tm)以上の加熱により流動可能な物質から選択されてもよい。加えて、樹脂は、(相対的に固体粒子の形態で残留し得る)ミートジャーキーが加工(例えば、押出成形または射出成形)中に当該樹脂内に相対的に均一に分散できるような分子量及び/または溶融粘性をもたらす樹脂であってもよい。樹脂はまた、重合体樹脂の識別可能な反復単位特性を有していてもよい。
【0010】
したがって、樹脂は、澱粉、グルテン、大豆、米、ジャガイモ、カゼイン、変性し且つ部分的に加水分解したコラーゲン、熱可塑性重合体、及びそれらの混合物から構成される群から選択され得る。熱可塑性重合体は、ポリアミド及びポリウレタンなどの重合体だけではなく、ポリ(エチレンアクリル酸)およびポリ(エチレンビニルアルコール)などのエチレン共重合体を含む。また、樹脂成分に代えて、または、樹脂成分との組み合わせで、参照によって本明細書に教示を援用する米国特許第5,476,069号に開示されたような、粉砕された生皮などの生皮を活用することができる。
【0011】
水以外の他の流体、具体的には、相対的に低い分子量(MW≦1000)の流体が、樹脂及び1種類以上のミートジャーキーに含まれ得り、成形された噛み玩具へと形成され得る混合物の可塑化が促進されるものと考えられる。このため、かかる流体は、加工中に熱により除去(揮発)されるように選択されるか、あるいは、最終品に残留するように設計され得る。
【0012】
代表例として、澱粉の場合、ここにおける工程は、例えば、澱粉を水及びミートジャーキーと混合して混合物を形成することに依存し得るが、混合物は周知の塑性加工技術を用いた溶融加工に適合化される。その点において、共同所有された米国特許第6,159,516号に注目が向けられ、この特許の教示は参照によって援用される。したがって、ここにおける工程は、このような溶融加工技術を利用することができ、澱粉、ミートジャーキー及び水を混合することを含み、ここで、水分含量は、初期に約25重量%を超える範囲、例えば、25重量%を超えて約40.0重量%に至る範囲にあってもよく、混合物を押出機に導入して加熱し、ここで、前記押出機から排出されるときの前記製品の水分含量は、押出機に入れられたときの前記製品の水分含量よりも少なく、且つ、前記製品を加熱された射出成形機に導入し、射出成形し、冷却することにより前記成形品を形成し、ここで、水分含量は約25重量%以下である。
【0013】
本発明によれば、鶏肉などのミートジャーキー製品は、押出機において樹脂及び水と混合されて、成形可能な組成物を形成するようにさらに加工され得る。また、ミートジャーキー成分は、約1重量%から約90重量%までの成形された組成物を含んでもよく、この範囲内の全ての値および増分を含んでもよい。また、ジャーキーの含量は、成形された組成物の全体に亘って相対的に均一且つ均質に分布されるということが考慮される。このために、ミートジャーキーは、最大の平均断面直径が約0.25インチ以下の複数の粒子として存在してもよく、この範囲内の全ての値及び増分を含んでもよいということが考慮される。例えば、ミートジャーキー粒子の最大の平均断面直径が約0.10インチ以下、または0.005インチ以下であってもよい。
【0014】
さらに、ミートジャーキーは、肉製品(例えば、鶏肉ジャーキー及び牛肉ジャーキー)の混合物を含んでもよい。このような状況下で、各ジャーキー成分の量は、0.1%から99%まで変化してもよく、この範囲内の全ての値及び増分を含んでもよい。
【0015】
したがって、上述の好ましい処理に関連して、ビタミン、ミネラル及び/またはハーブは、押出に先立って澱粉及び水と一緒に添加されてもよいし、あるいは、澱粉が、ジャーキーと一緒に、例えば、成形のために射出成形機に導入される時点で、澱粉と選択的に混合されてもよい。このため、本発明の文脈において注目すべき点は、ここにおけるビタミン、ミネラル及び/またはハーブの添加剤が、治療効果を減衰または除去し得る添加剤の実質的な熱分解なしに澱粉/水混合物内に射出成形され得ることが評価されているということである。本発明の文脈において、少なくとも添加剤の一部が分解されずに残留していることが好ましい。当業者は、ここにおける添加剤の場合、約50ppmから1000ppmまでの範囲と、この範囲内における全ての値及び増分とを含みつつ、50ppm程度の低いレベルが適当であることを認識するであろう。
【0016】
添加剤が著しく分解されない可能性がある温度下での加工に加えて、この処理は、肉製品を含む噛み物製品を提供する手段を提供し、噛み物製品は調節された量の水分を含み得り、著しく腐敗することなく長期間に亘って、好ましくは、気密包装の状態で保存することができる。そして、このようなアプローチによって、上記肉製品と添加剤とが成形された噛み玩具内に分布でき、保存状態において、栄養価または治療効果が維持され得る。
【0017】
したがって、上述したミートジャーキーと添加剤とを樹脂/流体(例えば、澱粉/水)の混合物に組み込むことにより、本発明は、水の用途を拡大して、押出または射出成形装備のどちらか一方における可塑化(溶融加工運転において使用するために軟化)中に、著しく熱分解することなく、そのような物質と澱粉との溶融混合を促進している。このため、当業者は、低溶融加工温度で熱分解を最小限にし、調節された量の水分を含む製品を提供することを可能にするのに必要とされ得る程度に、水の量を容易に変更できるということを認識するであろう。しかしながら、好ましくは、押出機に導入するときに添加された水のレベルは、澱粉のレベルに比べて約20重量%〜40重量%に設定されてもよく、押出物が射出成形工程のための条件下で存在する時点で、約15重量%〜20重量%のレベルで押出機から出てきてもよい。射出成形に続き、水レベルは、約5重量%〜20重量%、さらに好ましくは、5重量%〜15重量%に設定されてもよく、最も好ましい実施形態においては、(ジャーキーを含む)成形製品の水レベルは、約11重量%〜14重量%に設定されてもよい。
【0018】
好ましくは、本発明の成形された噛み玩具は、米国飼料検査官協会(AAFCO)によってイヌに対して推奨される1つまたは複数のビタミンを含有している。イヌの場合、ビタミンは、ビタミンA、C、B12、D、E、チアミン、リボフラビン、パントテン酸、ナイアシン、ピリドキシン、葉酸及びコリンを含んでもよい。ネコの場合、ビタミンは、ビタミンA、C、B12、D、E、K、チアミン、リボフラビン、ピリドキシン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン及びコリンを含んでもよい。
【0019】
好ましい実施形態において、本明細書における成形された噛み物は、ニュージャージー州パインブルックのバイオフーズ社から市販され、SOYNATTO、より具体的には、SOYNATTO F614及びF625の一般商標で販売されている発酵した大豆の栄養補助食品に利用可能なビタミンを含有してもよい。好ましくは、発酵した大豆は、0.1重量%〜20重量%の範囲であって、この範囲内でこのような範囲に対する全ての増分値を含む範囲で存在してもよい。加えて、「発酵した大豆食品を含む動物用噛み物」という名称の米国出願第10/994,524号を参照し、この出願の教示を参照によってここに援用する。
【0020】
さらに、本発明の成形された噛み玩具は、ミネラルを含んでもよい。イヌの場合、好ましいミネラルは、カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩化物、マグネシウム、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレンである。しかしながら、コバルト、モリブデン、カドミウム、砒素、シリコン、バナジウム、ニッケル、鉛、スズなどの他の微量のミネラルが示唆されていることに留意されたい。さらに、カリウム、カルシウム、リン、マグネシウムなどのミネラルは、1日当たりグラム量で必要とされ得る一方、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、およびセレンは1日当たりmgまたはμgしか必要とされない。したがって、本明細書における噛み玩具は、栄養上の諸要件に応じて、所定のミネラル濃度の高低を反映するように変更され得る。
【0021】
次に、ハーブ成分について、ハーブは、セイヨウオトギリソウ、カバ、イチョウ、チョウセンニンジン(アジア種またはシベリア種)、エキナセア、およびこれらの混合物から構成される群から選択されてもよい。他のハーブには、キャッツクロー、カモミール、ヒドラスチス、ノコギリヤシ、カノコソウ、セイヨウニンジンボク、ブラックコホシュ、ビルベリー、およびオオアザミが含まれる。ハーブにはまた、アロエ、ゲンゲ、ゴボウ、クリ、カワラタケ、カウチグラス、セイヨウカンボク、タンポポの根、トウキ、オオグルマ、マツヨイグサ、コゴメグサ、フォルスユニコーンルート、ナツシロギク、ニンニクショウガ、ヒドラスチス、ツボクサ、ブドウ種子エキス、茶、グッグル脂質、カラハナソウ、ホップ、ツタ、カンゾウ、オオアザミ、ヤドリギ(アメリカアジアおよびヨーロッパ品種)、メハジキ、オートムギ、オシャ、パッションフラワー、カボチャピジウム、アカツメクサ、ローズマリー、サルサパリラ、タツナミソウ、ノコギリヤシ、イラクサ、ムラサキセンダイハギ、ヤマノイモ、およびイェルバマンサが含まれ得る。さらに、本明細書に記載の実施形態のいずれにも、グルコサミンおよび/またはコンドロイチンを添加することができる。
【0022】
次に、本発明のビタミン/ミネラル及び/またはハーブ添加剤の組み込みを考察すると、前記添加剤は、成形された部分の表面に組み入れられて、動物が噛み玩具に対するまだ最初の関心を失う前に動物中に供給されることが好ましい。この点において、本発明は、前記添加剤を成形品の表面に選択的に位置させるためのいくつかの方法を考慮する。先ず、前記添加剤は、後成形動作により表面に選択的に集中することができ、ここで、添加剤は、浸漬液に組み入れられて成形された噛み玩具にコーティング及び/または浸透することができる。好ましくは、ビタミン/ミネラル及び/またはハーブを含有する水溶液を使用することができる。
【0023】
あるいは、本発明は、複数の樹脂を1つのモールド中に互いに隣接するように注入して単一の噛み玩具を製造する多重射出またはインサート射出成形処理を考慮する。これに関し、ビタミン/ミネラル及び/またはハーブを含んでいない澱粉/ジャーキー製剤は、噛み玩具のコアとして作用し、ビタミン/ミネラル及び/またはハーブを含む澱粉/ジャーキー製剤は、外部の成形された表面として作用することができる。その後、前記コアまたは表面層の厚さは、あらゆる所望のレベルに応じて変化され得る。
【0024】
前記多重射出技術を参照すると、多重射出技術は、水レベルがコアの水レベルよりも高い可能性がある条件下で、添加剤(ビタミン、ミネラル、ハーブ)と樹脂(例えば、澱粉)外層との射出成形を独自に可能にするものであると評価され得る。例えば、前記外層製剤は、射出成形前に10%〜20%、好ましくは、15%〜20%の水レベルを含み得り、コア用澱粉/ジャーキー混合物は前記外層のために選択されたいかなるレベルよりも低い水レベルを含むことになる。このため、このような多重射出の特性により、食用噛み物の断面を通じて硬さ勾配を調整することができ、相対的に軟質の外面(例えば、低いショアー硬度)と相対的に硬質の内部(例えば、高いショアー硬度)とを有したり、その逆も可能である。
【0025】
加えて、本発明の噛み玩具が、中央部と2つの端部とを含む通常のドッグボーンの形状である場合、当業者は、先ず、イヌが典型的にドッグボーンの端部、すなわち「関節」部分を噛むということを認識するであろう。そうした次第で、本発明は、ビタミン/ミネラル及び/またはハーブまたはジャーキーを端部に選択的に集中させることを考慮して、当該動物に栄養が最も効率よく供給されるようにする。ビタミン/ミネラル及び/またはハーブまたはジャーキーを端部に選択的に集中させることは、好ましくは、多重射出または上述した後成形浸漬処理により達成され得る。
【0026】
前記動物用噛み玩具を製造するための1つの特に好ましい処理においては、先ず、澱粉、ミートジャーキー及び水が混合され、ここで、水分含量は、前記澱粉/ジャーキーの重量%に対して20重量%〜約40重量%の範囲にある。前記混合物は、ベント型バレル押出機に導入されて押出品を形成し、これにより、後続する加工においてサイズが減小され得る。ここで、押出機から排出されるときの水分含量は、押出機に入れられたときの混合物の水分含量よりも少ない。前記押出品は、ビーズ状、ペレット状、または後続する溶融加工において破片に切断され得るシート状に形成することができる。射出されたビーズ、ペレットまたは破片がモールドを含む加熱された射出成形機に導入され、射出成形され、冷却されて成形品を形成することが続き得るが、ここで、成形品の水分含量は約25重量%以下である。このとき、前記射出成形機は、ホッパフィード区間と、バレル及び排出ノズルとを備え、前記ホッパ区間から前記ノズルに延在するバレルに複数の加熱区間が含まれ、前記複数の加熱区間は次の温度範囲内に設定される:区間1=約70°F以下、区間2=約150°F以下、区間3=約300°F以下、区間4=約375°F以下。好ましくは、前記モールド自体は約35°F〜65°Fに冷却される。
【0027】
これに関連して、指摘されるべきであるのは、上記の温度プロファイルは、射出成形機のバレルの周囲に配置された冷却コイルの使用によって最も好適に達成され得るということである。これらのコイルは、循環水を有している銅製冷却コイルを備えている。したがって、このような特定の温度プロファイルの利点は、前記成分(例えば、澱粉、ミートジャーキー及び本明細書で述べた選択的な栄養添加剤)の熱分解を最小限に抑えることができ、最終的に製造される成形品の水分含量を調節することができることである。
【0028】
本発明の他の例示的な実施形態において、1つ以上のミートジャーキー物質を含む本発明の成形された噛み玩具は、ミートジャーキーの直接射出成形により形成され得る。具体的には、ミートジャーキーは、成形品の提供を目的とする事前熱処理にそれ自体が曝されていないミートジャーキーである。すなわち、ミートジャーキーが乾燥のために加熱され、且つ、造粒化またはペレット化されるのに対し、押出機または射出成形機において見られ得る加熱/成形といった類の環境下に曝されていない本明細書におけるミートジャーキーを意味し、それ故に、本明細書においては、未加工のミートジャーキーと理解され得る。したがって、前記ミートジャーキーはまた、約0.25インチ以下の平均直径を有し、この範囲内の全ての数値及び増分を含んでもよい。さらには、本明細書において考察する直接射出成形のために、前記ミートジャーキーは、上述したように、再び樹脂及び流体と混合されてもよい。したがって、本発明におけるミートジャーキーは、米国出願第11/198,881号に開示された処理に従い直接射出成形され得る。尚、この出願は、本発明の譲受人に譲渡され、その全体が参照により本明細書に援用される。これから明らかなように、例えば、前記材料を押出機において混合して中間製品(ビーズ、ペレットなど)を形成する必要があるのに先立って、前記ジャーキー、または前記樹脂、流体及びジャーキーは、射出成形機のバレルに直接導入され、その射出成形機中で混合されて組成物を形成してもよい。
【0029】
関連する例示的な実施形態において、米国出願第11/251,261号及び米国出願第11/278,735号の教示に従って、直接射出成形のために改良スクリューを使用してもよい。これら出願は、本発明の譲受人に譲渡され、これら出願全体が参照により本明細書に援用される。改良スクリューは、第1の長さL1を有する移行区間と第2の長さL2を有する供給区間とを備えてもよく、L1>0.5*L2であってもよい。改良スクリューは、長さL3を有する計量区間を備えてもよく、L3>0.5*L2であってもよい。また、チャネル深さCD、すなわち、フライトの上端からスクリューの谷底部までの距離は、スクリューの異なる区間によって変わり得る。例えば、供給区間は、第1のチャネル深さCD1を有してもよいし、計量区間は、第2のチャネル深さCD2を有してもよいし、CD1>2.0*CD2であってもよい。
【0030】
また、射出成形機の改良スクリュー及び/またはバレルは、特別にコーティングされてもよく、5マイクロインチよりも大きな表面粗さ値「Ra」を与えてもよい。改良スクリューは、スクリューの全体または一部に少なくとも2つのフライトを備えてもよい。これらフライトの一方は、バリヤーフライトであってもよい。
【0031】
成形された食用動物用噛み物の直接射出成形のための例示的な組成物は、鶏肉ジャーキー、セルロース/オート麦ファイバー、グリセリンなどの可塑剤、レシチンなどの硫化剤、及び選択的にビタミン、ミネラル、オメガ脂肪酸、及び香味料などの添加剤を含んでもよい。澱粉などの樹脂はまた、50重量%〜99%の全ての数値及び増分を含みつつ、約50%を超えるレベルで存在してもよい。また、前記可塑剤は、約15%のレベルで存在してもよく、硫化剤は、約10%のレベルで存在してもよい。
【0032】
本発明の他の例示的な実施形態において、樹脂と、水およびミートジャーキーとの混合物は、過熱され得るスクリューコンベアに導入されてもよい。このため、スクリューコンベアは、オーガ型コンベアであってもよく、バインダーと基本成分とをさらに混合する役割を果たし、加熱された場合、水分を含有する混合物に適用されれば、このような水分含有混合物に関連して、前記組成物を全体的にさらに高い固体レベルに、別の言い方をすれば、さらに低い水レベルにしてもよい。好ましいスクリュー/オーガ型コンベアは、ダイを含んでおらず、また、従来の押出におけるようにバレル内の圧力を増加させないという点に注目すべきである。さらに、非加熱時に基本成分を結合するバインダーの場合、スクリューコンベアは、基本成分内にバインダーを再分配することができ、その結果、一層効果的な結合を行うことができる。
【0033】
したがって、スクリューコンベアの出力物は、ローラーに供給され、ローラーの温度は調節され、シート材料を形成する役割を果たす。この点において、バインダー及び基本成分は、周縁面の位置において対向する2本のローラーに導入され得る。上述したように、ローラーは、選択的に加熱または冷却され、それぞれのローラーが異なる温度に設定され、選択的に研磨面または非粘着型の面を有してもよい。ローラー間の間隔によって、生成された材料のシートまたはウェブは、ローラ間の間隔に対応する厚さに形成され得る。このため、ローラーは、バインダーと基本成分とをシート状に押圧する役割を果たし、このようなシートの形成を促進するために選択的に冷却され得る。また、ローラー自体は、選択的に溝及び突起を含んでもよく、一方のローラーの突起が対向するローラーの溝に嵌め込まれてリボン状材料を形成する空洞を提供する。このため、前記突起が溝に係合する深さ自体により、生成され、最後には最終的な形状に切断されるリボン状材料の所望の厚さを選択することができる。そして、あらゆる特定の所望の厚さに形成されたシート材料は、熱調節されたチャンバー、好ましくは、トンネルに運ばれてもよい。トンネルは、部分的にまたは全体的にシートを取り囲んで均一な加熱を行うことができる。したがって、混合物が圧延機により成形され、且つ、大まかなサイズが決定された後、結果物となるシートは、圧延機からコンベアに排出され、コンベアは熱調節されたチャンバーに送られる。選択的に、コンベアは、さらなる熱調節に先立って、シートのさらなる冷却を補助するために冷却され得る。
【0034】
このため、上述した温度調節されたトンネルを通過すると、特に付加的に組成物を硬化させる効果がある。この側面から、トンネルの温度は、水分などの液体をさらに除去する作用をするに伴い、トンネル温度は、所望の特定の最終固体レベルによって調整され、これにより形成されるシートの硬さを増加させることができる。したがって、トンネルの温度及びトンネル内の時間の長さは、バインダーと基本成分、及び噛み物製品から得ようとする所望の水レベルによって好適に調整され得る。また、トンネルは、所定の選択的な組成物の冷却を提供するように機能してもよい。
【0035】
この処理の次の工程は、最終的に所望の形状に切断することを含んでもよい。この工程は、いくつかの方式により実現され得る。先ず、長方形のバーを形成するには、シート出力物を一軸に沿って切断し、これにより、バーの幅が設定され得る。次に、第2の切断機を用いて長さを設定することができる。あるいは、この処理は、逆順に行われても、同時に行われてもよい。例えば、長手方向の分割及びギロチン切断により得られたバー形状の他にも、シートは、当業者にとって周知の既存の処理を用いて様々な形状に形成され得る。このような形状は、製品の塊の形態であり、次いで、射出成形機に供給されて、より複雑な形状にさらに可塑化され且つ成形されてもよい。また、このような切断は、例えば、シートからダイカットされてさらなる溶融加工なしに使用され得るドッグボーンなどの異なる形状の製品を提供する可能性があることが考慮される。その他の切断及び形成方法がまた、圧延形成されたシート材料から様々な形状の製品を製造するために使用され得る。好適な切断及び形成技術としては、水噴射切断、ホットナイフ、スタンピングなどが含まれ得る。
【0036】
最後に、本明細書における噛み玩具のいずれかに他の類型の成分を組み込んで、動物への魅力を増加させ、及び/または、成形製品の見栄えを向上することができる。例えば、食品着色料だけではなく、香味料を0.1%〜5%のレベルで選択的に組み込んでもよい。また、硬度を高めると知られている炭酸カルシウムを選択的に組み込んでもよい。さらに、オート麦ファイバーなどの保湿剤を0.1%〜5.0%の範囲内で選択的に組み込んでもよい。これらに加えて、安息香酸ナトリウム、硝酸ナトリウムまたはプロピオン酸カルシウムなどの防腐剤を選択的に組み込んでもよい。
【0037】
本発明によれば、変性し且つ部分加水分解したコラーゲンをミートジャーキー、及びカゼイン、澱粉、植物質及び粉砕された生皮などの別の樹脂、または熱可塑性樹脂などの合成重合体樹脂と混合することができる。合成重合体樹脂は、ポリアミド及び/またはポリウレタンと、ポリ(エチレンアクリル酸)及び/またはポリ(エチレンビニルアルコール)などのエチレン共重合体を含む。これに関連して、混合物は、圧力下で、押出、射出成形及び/または圧着成形技術を含む溶融加工を経る。このため、ミートジャーキーと変性し且つ部分加水分解したコラーゲンを含む、本明細書における、射出成形型噛み玩具だけではなく、そのようなコラーゲンと上述した様々な成分とを混合する成形された噛み玩具を製造することができる。
【0038】
また、ミートジャーキーと、変性し且つ部分加水分解したコラーゲン、例えば、植物質、生皮、カゼインまたは澱粉とを混合した混合物の場合、これらの成分のうちいずれか1種を、0.1%から50%までのあらゆる値を含んで、50%に至るまでのレベルで混合することが好ましいことが分かっている。その代表例として、生皮と混合する混合物の場合、約25%の変性し且つ部分加水分解したコラーゲン及び約25%のミートジャーキーを生皮と混合することが好ましく、さらに好ましい形態では、約15%の変性し且つ部分加水分解したコラーゲン及び約25%のミートジャーキーを生皮と混合する。
【0039】
このため、本発明による処理は、成形された食用の動物用おやつ及び/または食用の動物用噛み物を製造するために利用され得る。本発明による動物用おやつは、完全にペットまたは動物により消費されることを意図している。このため、所望の製品が動物用おやつであるとき、栄養的利点を提供する材料から形成してもよい 。同様に、本発明による動物用噛み物は、栄養価を与えるとともに、噛み付く動作などによりペットの歯茎をマッサージして口腔健康効果を提供することができる。さらに、上述したように、本明細書における製品は、あるいは、食用または非食用材料から形成してもよく、この他の理由として、非食用材料は動物が噛むときに強化された耐久性を提供するように選定され得る。
【0040】
さらに、しかしながら、当業者は、本明細書に使用される「おやつ」、「噛み物」または「噛み玩具」などの分類は本発明の範囲といかなる関連性もないことが理解できるであろう。また、本明細書における動物用おやつまたは噛み物の概念は、制限されるものではなく、鳥類、小型哺乳類などに拡張可能である点に留意しなければならない。
【0041】
以上、本発明を詳細に説明したが、ここに記載されている種々の実施例は、説明の目的のみでなされたものであり、各実施例及び実施形態の特徴を置き換え可能であることは当業者により理解されなければならない。変更及び変形ができることは明らかであり、それらは、本発明の範囲の精神及び均等の範囲を逸脱することなく行うことができる。したがって、このような変形物及び均等物は、以下の特許請求の範囲に記載の本発明の範囲内にあると考えられる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
食用の動物用噛み玩具を形成するための方法であって、
(a)樹脂、流体及びミートジャーキーを混合して混合物を形成する工程と、
(b)前記混合物を加熱された成形機に導入し、該混合物を成形して、冷却することにより、前記噛み玩具を形成する工程であって、前記噛み玩具の流体含量は約25重量%以下に調節される、工程と
を備えることを特徴とする方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、
前記加熱された成形機に導入される前に、前記混合物内の前記流体は、約25重量%よりも高いレベルで存在する、
ことを特徴とする方法。
【請求項3】
請求項1に記載の方法であって、
前記ミートジャーキーは、約0.25インチ以下の平均断面厚さを有する複数の粒子として存在する、
ことを特徴とする方法。
【請求項4】
請求項1に記載の方法であって、
前記ミートジャーキーは、水分含量が約40重量%未満になるように予め乾燥されている、
ことを特徴とする方法。
【請求項5】
請求項1に記載の方法であって、
前記ミートジャーキーは、前記成形された噛み玩具内に均一に分布される、
ことを特徴とする方法。
【請求項6】
請求項1に記載の方法であって、
前記加熱された成形機は、射出成形機または押出機を備える、
ことを特徴とする方法。
【請求項7】
請求項1に記載の方法であって、
前記ミートジャーキーは、前記成形された噛み玩具内において約1重量%〜約90重量%のレベルで存在する、
ことを特徴とする方法。
【請求項8】
請求項1に記載の方法であって、
前記樹脂は、澱粉、グルテン、大豆、米、ジャガイモ、カゼイン、変性し且つ部分的に加水分解したコラーゲン、熱可塑性重合体及びそれらの混合物から構成される群から選択される
ことを特徴とする方法。
【請求項9】
請求項1に記載の方法であって、
前記ミートジャーキーは、鶏肉、牛肉、鹿肉、ラム肉、魚肉、豚肉、七面鳥肉、ワニ肉、ダチョウ肉、エルク肉及びそれらの混合物を備える、
ことを特徴とする方法。
【請求項10】
請求項1に記載の方法であって、
前記流体は、水である、
ことを特徴とする方法。
【請求項11】
請求項1に記載の方法であって、
前記樹脂は、澱粉と熱可塑性重合体との混合物を備える、
ことを特徴とする方法。
【請求項12】
請求項11に記載の方法であって、
前記熱可塑性重合体は、ポリ(エチレンアクリル酸)、ポリ(エチレンビニルアルコール)及びそれらの混合物から構成される群から選択されたエチレン共重合体を備える、
ことを特徴とする方法。
【請求項13】
請求項1に記載の方法であって、
さらに、
発酵した大豆の栄養補助食品を0.1重量%〜20重量%含む、
ことを特徴とする方法。
【請求項14】
スクリュー、バレル及びモールドを含み、成形された動物用噛み物を製造する射出成形機におけるミートジャーキーの直接射出成形の方法であって、
ミートジャーキー、樹脂及び流体を射出成形機に直接導入する工程と、
前記樹脂、前記ミートジャーキー及び前記流体を前記成形機において混合して組成物を形成する工程と、
前記樹脂組成物を成形された形状に形成する工程と
を備えることを特徴とする方法。
【請求項15】
請求項14に記載の方法であって、
前記樹脂は、澱粉、グルテン、大豆、米、ジャガイモ、カゼイン、変性し且つ部分的に加水分解したコラーゲン、粉砕された生皮、熱可塑性重合体及びそれらの混合物から構成される群から選択される、
ことを特徴とする方法。
【請求項16】
請求項14に記載の方法であって、
前記樹脂、前記ミートジャーキー及び前記流体を前記射出成形機の前記バレルに直接導入する工程は、1以上の添加剤を組み込む工程をさらに含む、
ことを特徴とする方法。
【請求項17】
請求項15に記載の方法であって、
前記1以上の添加剤は、発酵した大豆の栄養補助食品を0.1重量%〜20重量%含む、
ことを特徴とする方法。
【請求項18】
請求項14に記載の方法であって、
前記射出機は、改良スクリューを備え、
前記改良スクリューは、第1の長さL1を有する移行区間と、第2の長さL2を有する供給区間とを備え、
L1>0.5*L2である、
ことを特徴とする方法。
【請求項19】
請求項14に記載の方法であって、
前記ミートジャーキーは、未加工のミートジャーキーを備える、
ことを特徴とする方法。
【請求項20】
動物用噛み物を直接射出成形する方法であって、
改良スクリューを含む射出成形機にミートジャーキーを導入する工程であって、、前記改良スクリューは、第1の長さL1を有する移行区間と、第2の長さL2を有する供給区間とを備え、L1>0.5*L2である、工程と、
前記ミートジャーキーを動物用噛み物に形成する工程と
を備えることを特徴とする方法。
【請求項21】
請求項20に記載の方法であって、
前記改良スクリューは、さらに、第3の長さL3を有する計量区間を備え、L3>0.5*L2である、
ことを特徴とする方法。
【請求項22】
請求項20に記載の方法であって、
前記供給区間は、第1のチャネル深さCD1を有し、前記計量区間は、第2のチャネル深さCD2を有し、CD1>2.0*CD2である、
ことを特徴とする方法。
【請求項23】
請求項20に記載の方法であって、
前記ミートジャーキーを添加剤と混合する工程であって、、前記添加剤は、発酵した大豆の栄養補助食品を0.1重量%〜20重量%含む、工程を含む
ことを特徴とする方法。
【請求項24】
請求項20に記載の方法であって、
前記ミートジャーキーは、未加工のミートジャーキーを備える、
ことを特徴とする方法。

【公表番号】特表2010−517534(P2010−517534A)
【公表日】平成22年5月27日(2010.5.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−548452(P2009−548452)
【出願日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【国際出願番号】PCT/US2008/052688
【国際公開番号】WO2008/095119
【国際公開日】平成20年8月7日(2008.8.7)
【出願人】(500013142)ティー.エフ.エイチ.パブリケーションズ、インコーポレーテッド (18)