説明

手動連設型保冷シャッタ装置

【課題】 手動で操作される保冷膜を有する保冷シャッタ装置を隣接して配置する場合の両者間の間隙を閉止する封止膜を保冷膜と同時に移動させると共にその封止膜を隣接する保冷シャッタ装置の保冷膜と重合連結させてなり、操作性,取扱性の向上と装置の低コスト化を図る手動連設型保冷シャッタ装置を提供する。
【解決手段】 保冷膜2と巻軸3を収納する上部ケース6の後面及び下面には封止膜用装置9が設けられ、これから引き出された封止膜8は一方側の保冷シャッタ装置の保冷膜2と一緒に移動する。移動下端において封止膜8を隣接する保冷シャッタ装置の保冷膜2と重合させ両者を連設する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デパートやスーパマーケット等に設けられる食品陳列用冷凍冷蔵オープンショーケース(以下、ショーケースという)の開口部を閉止して食品を保冷する保冷シャッタ装置に係り、特に、保冷膜が手動で操作される型式の装置を互いに隣接して複数台並設する手動連設型保冷シャッタ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ショーケースの保冷シャッタ装置としては単一型のものとこれを複数台連設するものがあり、ある程度の規模のデパート等では連設(連装)のものが一般に採用される。保冷シャッタ装置を連設する場合に問題となるのは、隣接間に必ず発生する隙間を閉止する手段が必要となり、このために封止膜を設けることが必要になる。この型式としては同一出願人の工夫により既に開示されているものがあり、「特許文献1」に示されている。
【特許文献1】実用新案登録第3092740号(図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
「特許文献1」の「連装型の保冷シャッタ装置」には、封止膜が開示されているが、封止膜の作動とそれによる隙間の閉止手段が保冷膜の作動と独立して行われるため不便であり、その改良が要請されていた。また、全体動作を全自動とするものも考えられ、かつ便利であるが、装置構造が複雑で高コストとなる問題点がある。
【0004】
本発明は、以上の要請に鑑みて発明されたものであり、封止膜が保冷膜と同時に手動で作動し得ると共に、封止膜による隙間の閉止が容易にでき、比較的安価に実施できる手動連設型保冷シャッタ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以上の目的を達成するために、請求項1の発明は、保冷膜を手動で操作する型式の単一型の手動保冷シャッタ装置を複数台隣接して配置すると共に隣接する装置間に生ずる隙間を封止膜で封止する手動連設型保冷シャッタ装置であって、該装置は、前記手動保冷シャッタ装置の隣接側の一端の上方に封止膜用装置の封止膜用巻軸を保冷膜の端面よりその一部をはみ出して装着し、保冷膜と封止膜との下端を連結すると共に、前記封止膜のはみ出し部の一部を隣接する手動保冷シャッタ装置の他端側の保冷膜と重合連結する構造からなることを特徴とする。
【0006】
また、請求項2の発明は、前記封止膜用装置は、封止膜用巻軸とガイド体とを有し、前記封止膜用巻軸は、前記保冷膜の巻軸の収納されている上部ケースの背後に支持され、前記ガイド体は前記上部ケースの下面側に固定されて前記封止膜用巻軸より送り出された封止膜を前記保冷膜とほぼ当接可能の位置まで案内する案内部を有するものからなることを特徴とする。
【0007】
また、請求項3の発明は、前記案内部が一対のガイドローラからなり、両ガイドローラ間の間隔が可変に形成されることを特徴とする。
【0008】
また、請求項4の発明は、前記保冷膜及び封止膜の下端は、前記手動保冷シャッタ装置の下端に設けられているウエイトバーに連結されて固持されることを特徴とする。
【0009】
また、請求項5の発明は、前記ウエイトバーには、装置の固定側の手摺に係着する係止具が設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の請求項1の手動連設型保冷シャッタ装置によれば、封止膜が単一型の手動保冷シャッタ装置の隣接側の一端に保冷膜と一緒に作動すべく配置されると共に封止膜は隣りの手動保冷シャッタ装置の他端側に重合した状態でこの保冷膜と連結される構造からなり、封止膜の作動とこれによる隙間の閉止が手動で簡単に、かつ確実に行われる。また、手動によるため装置コストを低額に保持することができる。
【0011】
また、本発明の請求項2の手動連設型保冷シャッタ装置によれば、封止膜用巻軸が装置の上部ケースに固定されると共に、そこから送り出された封止膜を保冷膜の位置まで案内され互いに連結される構造のものからなり、保冷膜と封止膜との連動が確実にでき、かつ相互の重合が確実に行われる。
【0012】
また、本発明の請求項3の手動連設型保冷シャッタ装置によれば、ガイドローラ間の距離が可変のため保冷膜の長さが変化しいも、その近傍に封止膜を案内することができ、重合の確実化が図れる。
【0013】
また、本発明の請求項4の手動連設型保冷シャッタ装置によれば、保冷膜と封止膜とは装置の既設のウエイトバーによって連結され、両者の連結のための特別な手段が特に必要でなく、その連結が確実に行われる。
【0014】
また、本発明の請求項5の手動連設型保冷シャッタ装置によれば、引き出された保冷膜及び封止膜は係止具により閉止状態に確実に保持され、閉止の確実性が担保される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の手動連設型保冷シャッタ装置の実施の形態を図面を参照して詳述する。その説明に先立って、一般に用いられているショーケースの全体概要構造を図8により説明する。
図8に示すように、ショーケース100は、後板29、側板(図略)、上板31、下板32で上下左右及び後面を囲まれ内部に冷凍冷蔵空間33を有するショーケース本体34からなる。このショーケース本体34には、冷気の流通する冷気流通路35と食品を陳列する陳列棚30等が設けられ、冷気流通路35と冷凍冷蔵空間33とを連通させる冷気吹出口36や冷気吸込口37が設けられている。また、冷気流通路35にはファン38やエバポレータ39が設けられている。また、上板31の前面には照明ランプ40が保持される。なお、ショーケース本体34の前面側には開口部41が形成され、下板32の前面側には手摺42が形成されている。
ショ−ケスの保冷シャッタ装置は、ショーケース本体34の前面の開口部41に配置され、この開口部41の閉止や開放を行うものであり、閉止時においては冷凍冷蔵空間33と外気側とを遮断して冷気の漏洩を防止し、内部の陳列食品(図略)の保冷を行うためのものである。具体的には保冷シャッタ装置1aは、保冷膜2と、巻軸3と、保冷膜2の下方に固定されるウエイトバー4及びこの下端に取着されるシール部材5等とからなる。
【0016】
また、図9は、本発明の適用される単一型の保冷シャッタ装置1aの概要構造と保冷シャッタ装置1aを隣接配置した連設型保冷シャッタ装置の概要構造を示すものである。図示のように、保冷膜2の巻軸3は上部ケース6に収納され、手動により巻軸3から引き出されるものからなる。この保冷膜2の下端には、前記のようにウエイトバー4が固定され、シート部材5が取着される。図示のように、夫々の手動保冷シャッタ装置1,1間には隙間7が生ずる。この隙間7は説明する封止膜8(図1)により閉止される。
【0017】
図1及び図2は本発明の手動連設型保冷シャッタ装置の概要全体構造を示すものである。本発明の手動連設型保冷シャッタ装置1は図9に示した保冷シャッタ装置1aに封止膜用装置9を設けたものからなる。
【実施例1】
【0018】
封止膜用装置9は図2に示すように単一の保冷シャッタ装置1aの隣接側の一端に配置されたものであり、本実施例では、保冷シャッタ装置1aの一端に片持ち支持されるものからなる。
封止膜用装置9は、封止膜8を巻回保持する封止膜用巻軸10と、この支持機構部11と、封止膜用巻軸10から送り出された封止膜8を保冷膜2とほぼ当接可能の位置まで案内するガイド体12等とからなる。なお、図1は保冷シャッタ装置1,1を合体した手動連設型保冷シャッタ装置1の形態を示すものであり、図2は夫々の合体前の形態を示す図面である。
【0019】
図3乃至図5は前記の封止膜用装置9の詳細構造を示すものである。保冷膜2を巻回保持する巻軸3は上部ケース6内に収納され、その前側の開口部13から保冷膜2は引き出される。上部ケース6の後面には前記の支持機構部11のブラケット14が固定され、封止膜用巻軸10はこのブラケット14に枢支される。なお、前記のように封止膜用巻軸10は支持機構部11のブラケット14に片持ち支持され、この封止膜用巻軸10には封止膜8が巻回される。一方、ガイド体12は、上部ケース6の後面及びその下面に固定されるブロック体15と、このブロック体15の前後のローラ支持孔24,25に片持ち支持されて伸延するガイドローラ16,17とからなる。なお、封止膜用巻軸10から送り出された封止膜8はガイドローラ16及び17に案内されて保冷膜2の近傍まで送り出される。
【実施例2】
【0020】
図5(a),(b),(c)はガイド体12の実施例を示すものであるが、勿論この構造に限定するものではない。ブロック体15は後部ブロック体15aと前部ブロック体15bとからなり、両者は分離構造のものからなるが、使用時には合体される。後部ブロック体15aは、上部ケース6側に固定されるフランジ部19と、これと一体的に形成されて上部ケース6の下面に固持されるブロック部20と、ブロック部20に片持ち支持されるガイドローラ16等とからなる。また、ブロック部20の前端には突出片21が一体的に形成される。一方、前部ブロック体15bは、上部ケース6の下面に固持されるブロック部23とこれに片持ち支持されるガイドローラ17等とからなり、ブロック部23には前記の突出部21が嵌り込む突出部受部18が形成される。また、ブロック部23には長孔22が設けられ、ブロック部20とブロック部23との間の間隔を調整し、ガイドローラ16とガイドローラ17との間隔は適宜調節することができる。即ち、後部ブロック体15aと前部ブロック体15bとを突出部21を突出部受部18に嵌め込んで両者を合体し、両者のガイドローラ16及び17の間隔を所望の値にしてこれ等を上部ケース26の下面に固定することにより一体構造のブロック体15が形成される。
【0021】
図6は、以上の構造の手動連設型保冷シャッタ装置1における保冷膜2と封止膜8との重合形態を示し、図7(a),(b),(c),(d)はウエイトバー4との連結構造を示すものである。図において、範囲Aは手動連設型保冷シャッタ装置1つの保冷シャッタ装置1aにおける保冷膜2の配置(端部側のみ)を示し、範囲Bは隣接する保冷シャッタ装置1aにおける保冷膜2の配置(端部のみ)を示し、範囲Cは封止膜8の配置を示すものである。図示のように、封止膜8の範囲Cは、範囲A側の保冷膜2と重なる範囲C1と、範囲B側の保冷膜2と重なる範囲C3と、その中間で封止膜8のみが存在する範囲C2とからなり、範囲C2が前記の隙間7(図9)に相当するものである。また、図6に示すようにウエイトバー4は、範囲A側のウエイトバー4は保冷膜2の端部より隙間7の分だけ隣接側にはみ出して取付けられ、範囲B側のウエイトバー4は保冷膜2の他端面とほぼ同一の位置にその端面を配置した状態で取付けられている。よって、両者のウエイトバー4,4は互いに当接した状態で配置される。
【0022】
図7は図6におけるA−A断面、B−B断面、C−C断面及びD−D断面を示すものである。なお、A−A断面は保冷膜2のみがウエイトバー4に連結されている部分を示し、B−B断面は保冷膜2と封止膜8とがウエイトバー4,4に連結されている部分を示し、C−C断面は封止膜8のみがウエイトバー4に連結している部分を示し、D−D断面は両方のウエイトバー4,4間の部分を示す。
【0023】
ウエイトバー4はやや複雑横断面形状の枠体からなり、ストッパ用立上り部4aとこれと間隙4dを介して配置される立上り部4bとシール部材5が取付けられる底部係止部4c等とからなる。保冷膜2はストッパ用立上り部4aと立上り部4bとの間の間隙4d内に挿入されてウエイトバー4に連結される。なお、保冷膜2はウエイトバー4のストッパ用立上り部4aの下方に凹設される凹部4e内に挿着される補強板26により補強される。
【0024】
図7(b)に示すように、この範囲C1及びC3は保冷膜2と封止膜8とがウエイトバー4に連結される部分であり、この範囲では封止膜8のウエイトバー4への連結を容易にするために前記枠体の立上り部4bが欠落されて保冷膜2及び封止膜8がウエイトバー4側に連結される。なお、この範囲では欠落された立上り部4bの替りに背板27が設けられ封止膜8等を補強している。また、この範囲でも補強板26が凹部4eに挿着される。
【0025】
図7(c)は範囲C2の部分を示し、この範囲は封止膜8のみがウエイトバー4に連結される。図示のようにストッパ用立上り部4aと背板27との間に封止膜8は挿入され、補強板26と封止膜8との間には補間板28が介設されて封止膜8の連結箇所の確実化を図っている。
【0026】
また、図7(d)は封止膜8のみが存在する部分であり、封止膜8はウエイトバー4とも連結されていないが背板27により補強される。
【0027】
次に、以上の構造の封止膜用装置を有する手動連設型保冷シャッタ装置1の作用を説明する。まず、図2に示す封止膜用装置を有する側の保冷シャッタ装置1aの一番上端に上っているウエイトバー4を把持して保冷膜2を手動で引き出すと封止膜8も一緒に引き出され下端まで両膜が移動される。ここで、隣接して配置されているもう1つの保冷シャッタ装置1aの保冷膜2と他方の前記保冷シャッタ装置1aの封止膜8が重なり合う。ここで保冷膜2と封止膜8とウエイトバー4とが一体に連結される。これにより、隣接する保冷シャッタ装置1a,1aが封止膜8を介して連結し手動連設型保冷シャッタ装置1となる。この状態で係止具のフック43を手摺42に係着することにより手動連設型保冷シャッタ装置1は閉止状態に保持される。逆に、保冷膜2等を開放する場合には隣接する側の保冷シャッタ1aの保冷膜2と封止膜4との連結を解除し、フック43を手摺42から取り外すことにより、巻軸3内に配設される図略のスプリングにより巻き戻され、保冷膜2と封止膜3が上端まで巻き上げられ、それぞれ巻軸3及び封止膜巻軸10に巻回される。
【0028】
以上により、本発明の手動連設型保冷シャッタ装置の構造や作用を説明したが、本発明の手動連設型保冷シャッタ装置は以上の説明の内容に限定するものではなく、同一の技術的範疇の公知技術が適用されることは勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明は、食品保冷用のショーケースについて適用したが、それに限定するものではなく、保冷を必要とする他のショーケースに適用され、その利用範囲は広い。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の手動連設型保冷シャッタ装置の構造の全体構造を示す平面図。
【図2】本発明を設けた隣接する保冷シャッタ装置の概要構造を示す平面図。
【図3】本発明における封止膜用装置の概要構造を示す側面図。
【図4】本発明の封止膜用装置の上部ケースへの取付け状態を示す部分正面図。
【図5】本発明におけるガイド体の構造を示す斜視図(a)、上面図(b)及び側面図(c)。
【図6】本発明の手動連設型保冷シャッタ装置における保冷膜と封止膜との重合状態を説明するための模式的平面図。
【図7】図6のA−A断面(a)、B−B断面(b)、C−C断面(c)及びD−D断面(d)の断面図。
【図8】一般に用いられているショーケスの構造を示す側断面図。
【図9】手動連設型保冷シャッタ装置の概要構造と並設状態を示す平面図。
【符号の説明】
【0031】
1 手動連設型保冷シャッタ装置
1a 保冷シャッタ装置
2 保冷膜
3 巻軸
4 ウエイトバー
4a ストッパ用立上り部
4b 立上り部
4c 底部保持部
4d 間隙
4e 凹部
5 シール部材
6 上部ケース
7 隙間
8 封止膜
9 封止膜用装置
10 封止膜用巻軸
11 支持機構部
12 ガイド体
13 開口部
14 ブラケット
15 ブロック体
15a 後部ブロック体
15b 前部ブロック体
16 ガイドローラ
17 ガイドローラ
18 突出部受部
19 フランジ部
20 ブロック部
21 突出片
22 長孔
23 ブロック部
24 ローラ支持孔
25 ローラ支持孔
26 補強板
27 背板
28 補間板
43 フック
100 ショーケース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
保冷膜を手動で操作する型式の単一型の手動保冷シャッタ装置を複数台隣接して配置すると共に隣接する装置間に生ずる隙間を封止膜で封止する手動連設型保冷シャッタ装置であって、該装置は、前記手動保冷シャッタ装置の隣接側の一端の上方に封止膜用装置の封止膜用巻軸を保冷膜の端面よりその一部をはみ出して装着し、保冷膜と封止膜との下端を連結すると共に、前記封止膜のはみ出し部の一部を隣接する手動保冷シャッタ装置の他端側の保冷膜と重合連結する構造からなることを特徴とする手動連設型保冷シャッタ装置。
【請求項2】
前記封止膜用装置は、封止膜用巻軸とガイド体とを有し、前記封止膜用巻軸は、前記保冷膜の巻軸の収納されている上部ケースの背後に支持され、前記ガイド体は前記上部ケースの下面側に固定されて前記封止膜用巻軸より送り出された封止膜を前記保冷膜とほぼ当接可能の位置まで案内する案内部を有するものからなることを特徴とする請求項1に記載の手動連設型保冷シャッタ装置。
【請求項3】
前記案内部が一対のガイドローラからなり、両ガイドローラ間の間隔が可変に形成されることを特徴とする請求項2に記載の手動連設型保冷シャッタ装置。
【請求項4】
前記保冷膜及び封止膜の下端は、前記手動保冷シャッタ装置の下端に設けられているウエイトバーに連結されて固持されることを特徴とする請求項1に記載の手動連設型保冷シャッタ装置。
【請求項5】
前記ウエイトバーには、装置の固定側の手摺に係着する係止具が設けられることを特徴とする請求項4に記載の手動連設型保冷シャッタ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−304908(P2006−304908A)
【公開日】平成18年11月9日(2006.11.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−128858(P2005−128858)
【出願日】平成17年4月27日(2005.4.27)
【出願人】(301080921)
【出願人】(504439687)
【Fターム(参考)】