説明

打撃装置付ピロベース

【目的】ノンレム(熟睡中)時間帯での起床を容易にする事を目的とするが(イ)健康器具用として (ロ)車両運転時などの居眠り防止用として (ハ)特に火災時に於ける急を要する起床に関しては、人命救助の点からしても、その効果は計りしれない。
【構成】打撃装置(1)とピロベース(2)を組合わせ、熱感知器(3)を追備し、打撃棒(16)によって人の首下に打撃を与えられる構造とした事を特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【0001】[産業上の利用分野]本発明は、熟睡中での起床行為を容易にする事を目的とした打撃装置付ピロベースに関するものである。。
【0002】[従来の技術]人が就寝してから起床行為が容易となる時間は就寝後数時間後と言われている。起床行為を容易にする方法として目覚まし時計セットによる鳴動音による方法や、電話器によるモーニングセット方法はあった。しかし、この方法だと浅い眠り(レム睡眠)の時は効力を発揮するが、熟睡(ノンレム睡眠)中だと、まったく効力を発揮せず困っていた。ちなみに、レム睡眠時間帯は起床寸前の20パーセント位の割合を示し,この時間帯の起床方法を目覚まし時計で行っている訳で、就寝後から80パーセンテージを示めるノンレム(熟睡)時間帯では、まったくと言う程に、目覚まし時計による起床は困難であった。
【0003】[発明が解決しようとするための課題]。熟睡中での起床を容易にする事を目的とするものである。。
【0004】[課題を解決するための手段]人の首下に打撃を与え,起床を容易にしようとするものである.
【0005】[作用][図1]より打撃装置(1)の打撃棒(16)が打撃点(19)にて人の首下に1〜2打以上される。
【0006】[実施例]本発明の〜打撃装置付ピロベース〜を使用せんとする時には[図1][図2][図3]より電源コンセント(4)電源差込プラグ(5)を差し込むと通電されヒューズ(6)を介して電源表示灯(7)が点灯しコントロールボックス(8)内のタイマー(9)を起床時間にセットすると設定後にタイマー接点((10)サーモスタット(11)サーモスタットバイメタル(12)が作動し、ソレノイドバルブ(13)の可動鉄心(14)案内棒(15)打撃棒(11)が作動し、[図1]の停止位置(17)より上昇する。一方、ピロベース(2)の上端(18)より首下の重さによって、押し下げられた地点(19)が打撃点となり首下に打撃される.サーモスタットバイメタル(12)が冷却されるとソレノイドバルブ(13)は無励磁となり打撃棒(16)等は押しさげられる.この打撃棒(16)の上下運動がタイマー(9)の設定時間繰り返される。又、火災発生と同時に、熱感知器(3)が作動するとタイマー(9)設定に関係なく、即サーモスタット(11)サーモスタットバイメタル(12)ソレノイドバルブ(13)は作動し、起床行為を促す。[図4]よりこの電気回路はソレノイドバルブ(13)の間欠動作回路である。電源コンセント(14)に電源差込プラグ(5)を差し込みトグルスイッチ(20)を投入すると、リレー接点(21)を介してタイマー(22)が作動しタイマー接点(23)リレー(24)サーモスタット(11)サーモスタットバイメタル(12)ソレノイドバルブ(13)のオンオフがタイマー(22)の設定時間働く,タイマー(22)の設定時間終了後タイマー接点(23)リレー(24)サーモスタット(11)サーモスタットバイメタル(12)ソレノイドバルブ(13)もオフとなりタイマー(22)設定時間のソレノイドバルブ(13)の運転動作は終了する。と同時にリレー(24)がオフとなるのでリレー接点(25)は復帰しタイマー(26)が設定時間作動を始め,設定時間が終了するとタイマー接点(27)が復帰しリレー(28)が励磁する。リレー(28)が励磁されるとトグルスイッチ(20)が投入されている以上リレー接点(21)が復帰しタイマー(22)(26)によって再び同じオン、オフ動作を繰り返す従って車両運転時などに於いて眠くなった時、適当な間隔にタイマー(22(26)をセットすれば良い
【0007】[発明の効果]
(1)一般起床用(2)居眠り防止用上記の説明と[図4]の電気配線図……参考(3)健康器具用(イ)首,肩、足(ふくらはぎ)などの身体マッサージ用としても良い(4)火災時…起床用従来、火災となると逃げ遅れたりして焼死事故と成ってしまった。本発明の打撃装置付ピロベースを使用する事によって熱感知器(3)の作動と同時に目が覚める。従って,人命救助の点からしてもその効果は計り知れない
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面透視図
【図2】電気機器接続系統図
【図3】電気配線図
【図4】本発明の(間欠運転動作)電気配線図
【符号の説明】
1、打撃装置 11、サーモスタット 21、リレー接点
2、ピロベース 12 サーモスタットバイメタル 22、タイマー
3、熱感知器 13、ソレノイドバルブ 23、タイマー接点
4、電源コンセント 14、可動鉄芯 24、リレー
5、電源差込プラグ 15、案内棒 25、リレー接点
6、ヒューズ 16、打撃棒 26、タイマー
7、電源表示灯 17、停止位置 27、タイマー
8、コントロールボックス 18、上端 接点
9、タイマー 19、地点 28、リレー
10、タイマー接点 20、トグルスイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】打撃装置(1)とピロベース(2)を組み合わせた事を特徴とする打撃装置付ピロベース
【請求項2】熱感知器(3)を追備した事を特徴とする請求項1の打撃装置付ピロベース

【図1】
image rotate


【図2】
image rotate


【図3】
image rotate


【図4】
image rotate


【公開番号】特開2000−325204(P2000−325204A)
【公開日】平成12年11月28日(2000.11.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平11−173122
【出願日】平成11年5月17日(1999.5.17)
【出願人】(592213453)
【Fターム(参考)】