説明

持続的陽圧呼吸装置

【課題】小型化された大きさ、向上された性能又は患者に対してその他のメリットを有するCPAP装置を提供する。
【解決手段】持続的陽圧呼吸システム10は、気道室、空気圧入口及び空気圧出口を形成するハウジング16を特徴とする。ハウジングはまた、一対のテーパ付空気供給ジェットと一対のテーパ付空気レシーバを内部に区画する。空気レシーバは、空気供給ジェットの下流に設置され、各空気供給ジェットと同軸に配設される。各レシーバは、空気供給ジェットのテーパ方向とは反対方向のテーパを有する。一対の鼻カニューレは、空気レシービングジェットの下流に設置される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、呼吸療法の分野で使用される圧縮空気を供給する圧力呼吸装置に関し、より詳細には、人、特に乳児の鼻カニューレに陽性気道圧(positive airway pressure)を供給する装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
呼吸療法の分野において、鼻カニューレを介して、人、特に乳児に持続的な陽性気道圧を供給する持続的陽圧呼吸(CPAP)システム及び方法が知られている。これは、呼気中につぶれる傾向及び吸気中の拡張に抵抗する傾向がある未発達な肺が原因で、しばしば呼吸仕事量の増大に苦しむ未熟児について特に当てはまる。
【0003】
ひとつの治療方法は、鼻カニューレの使用を含む一般に持続的陽圧呼吸(CPAP)療法と呼ばれるものである、鼻カニューレを鼻孔にぴったりとフィットさせ、大気圧以上の持続的空気流を生み出す呼吸装置に接続させるものである。陽圧が乳児の気道を経て肺へと送られることで、呼気中のつぶれを防止し、吸気中の拡張を増進させる。
【0004】
CPAPで使用される多種多用な装置がある。CPAP装置は、多くの場合、基本的に配管からの空気圧を受ける室を形成するハウジングである、ジェネレイターボディと呼ばれるものを含んで構成される。ジェネレイターボディは、通常、呼気中に空気が逃げる呼気ポートを有している。また、ジェネレイターボディは、患者の鼻孔にぴったり収まって鼻孔に圧力を供給する一対の鼻カニューレを有している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
小型化された大きさ、向上された性能又は患者に対してその他のメリットを有するCPAP装置を提供することが望ましい。また、多くの場合、CPAP装置への供給を必要とする圧力量を減らすことで、小型化された大きさ、エネルギ消費、音、複雑性及びコストにとってメリットとなる関連空気ポンプの構造を簡略化することが望ましい。さらに、主として、顔面に適合するCPAP接合アセンブリの大きさ及び質量を減らすことが望ましい。より小型、より簡単又は煩わしさがより少ない、CPAP装置に取り付けるヘッドギヤを有することを望んでもよい。ヘルパーによる患者の取り扱いを手助けするこのような装置を有することは好都合でもある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
いくつかの実施形態は、小型化された大きさ、向上された性能又は患者に対してその他のメリットを有するCPAP装置及び方法を提供する。
いくつかの実施形態における本発明の態様は、持続的陽圧呼吸システムを含んで構成されるが、これは気道室を形成し、空気圧入口及び空気圧出口を有し、さらに一対のテーパ付空気供給ジェットを内部で区画するハウジングと、夫々が、前記空気供給ジェットの下流で、前記一対の空気供給ジェットの1つと同軸に配設され、夫々が、前記空気供給ジェットのテーパ方向とは反対方向のテーパを有する一対のテーパ付空気レシーバと、そして前記空気レシーバの下流にある一対の鼻カニューレとを含む。
【0007】
いくつかの実施形態における持続的陽圧呼吸システムの別の態様は、気道室を区画し、空気圧入口及び空気圧出口を有し、さらに一対のテーパ付空気供給ジェットを内部で区画する手段と、夫々が、前記空気供給ジェットの下流で、前記一対の空気供給ジェットの1つと同軸に配設され、夫々が、前記空気供給ジェットのテーパ方向とは反対方向のテーパを有する一対のテーパ付空気レシービング手段と、及び、前記空気レシービング手段の下流にある一対の鼻孔適合手段と、を含んで構成される。
【0008】
いくつかの実施形態における本発明のさらなる態様は、気道室を形成し、さらに一対のテーパ付空気供給ジェットを内部で区画するハウジングに空気圧力を供給すること、夫々が、前記空気供給ジェットの下流で、前記一対の空気供給ジェットの1つと同軸に配設され、夫々が、前記空気供給ジェットのテーパ方向とは反対方向のテーパを有する一対のテーパ付空気レシーバに、前記空気ジェットから空気を導くこと、及び、前記空気レシーバから該空気レシーバの下流にある一対の鼻カニューレに空気を導くこと、を提供する持続的陽圧呼吸方法を提供する。
【0009】
本明細書における本発明の詳細な説明がより良く理解されるため、そして当技術分野への本発明の貢献がより高く評価されるために、本発明のある実施形態は、このようにむしろ広く概要を述べてきた。これらはもちろん、以下で説明され、かつ、ここに添付されたクレームの主題を形成する本発明の付加的な実施形態である。
【0010】
この点において、発明の少なくとも1つの実施形態を詳細に説明する前に、本出願では、本発明が続く記述又は図面で説明する詳細構造及び構成部品配置に限定されないことが理解される。本発明は、本願において説明されるものに加えて、更なる実施形態及び様々な方法による実施が可能である。また、本明細書において用いられた表現及び専門用語は、要約と同様に、説明のためのものであって、限定とみなすべきでないと理解されたい。
【0011】
そのようなものとして、当業者は、本発明のいくつかの目的を実施する他の構成、方法及び装置の設計根拠として、この開示が根拠とする観念が容易に利用され得ることを理解するであろう。このため、本発明の精神及び範囲から離れない限りにおいて、このような等価の構造を含むようにクレームがみなされることが重要である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施形態に係るCPAP装置を使用中の乳児患者の斜視図である。
【図2】CPAP装置の構成部品の分解図である。
【図3】組立状態における図2の装置の斜視図である。
【図4】図3のCPAP装置において線4−4を通る断面図である。
【図5】図3のCPAP装置の断面を示し、図4の線5−5を通る断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
いくつかの実施形態は、小型化された大きさ、向上された性能又は患者にとってその他のメリットを有するCPAP装置及び方法を提供する。ここで、発明の望ましい実施形態を添付図面を参照して説明するが、この場合、同様の要素には同様の番号を付している。
【0014】
図1は、本発明の実施形態に係るCPAP装置を使用する患者の斜視図である。装置10は、供給配管(チューブ)14からの陽圧空気流を受けるジェネレイターボディ12を含んでいる。供給配管14は、図示しない空気圧縮装置により加圧される。ジェネレイターボディ12はまた、圧力測定のための供給配管(この供給配管は、患者の圧力を圧力発生器に戻し、患者の圧力の制御及び正確な患者の圧力測定の表示のために使用される)15に接続される。図2〜図4に示すように、望ましい実施形態では、供給配管14及び15に使われる配管は、円形断面でなく、むしろ長円又は楕円断面を有している。使用された場合、この供給配管14及び15の長円断面は、重要なメリットをもたらす。第1に、長円配管は、一方向での配管の直径をさらに減らしつつも、より大きな容積部分を提供し、図2〜図4に関しては以下でより詳細に説明するように、よりコンパクトなジェネレイターハウジング16を可能にするという効果がある。第2に、長円配管は、患者が頭部を回して配管上に乗せたとき、平らになる傾向がある。この患者の頭部に対する比較的平面的な接触は、より快適であり、円形配管と比較して、配管上に患者の頭部の重量がより均一に分散され得る。しかしながら、以下で説明する望ましい実施形態のいくつかの他の態様は、円形配管の使用においても可能である。
【0015】
図1はまた、これに続く図面でより詳細に示すように、ジェネレイターボディ12がハウジング16を含み、かつ、呼気を排出する呼気ポート18を有するということを図解している。なお、ハウジング16は、供給配管14に接続する入口フィッティング22、及び、供給配管15に接続された圧力測定フィッティング23を有する。ハウジング16は、さらに以下で説明するように、患者の鼻孔に適合する突起を含んだ鼻カニューレアッセンブリ20に取り付けられる。
【0016】
図2についてみると、ハウジング16及びその呼気ポート18が説明されている。ハウジング16は、基本的には、呼気ポート18及びその両側端に一対の側面構造を有する長方形をなす箱形状のハウジングである。側面構造は、ジェネレイターボディの側壁を夫々形成し、前述のように、望ましくは長円配管である供給配管14及び15を受けるフィッティング22及び23を有している。
【0017】
ハウジング16の長方形箱形状の一側面は、開口し、以下でより詳細に説明するレシーバキャップアッセンブリ24を受けるために適合される。レシーバキャップアッセンブリ24は、(超音波的に(ultra sonically)又は接着剤の使用を介して)ハウジング16に接合され、ジェネレイターボディ12を形成する。鼻カニューレアッセンブリ20は、ジェネレイターボディ12にはめ込む方法で設計される。鼻カニューレアッセンブリ20は、そこから出ている患者の皮膚を保護するために使用される一対のフランジ28、及び、そこから延びる一対の鼻カニューレ26を含む。鼻カニューレ26は、患者の鼻孔と接触するのに適していれば、いかなる大きさ及び形状であってもよい。また、ヘッドギヤ取付フランジ28もまた、ストラップタイプのヘッドギヤ、接着固定配置又は他のタイプの患者取付システムと接触するいかなる大きさ及び形状であってもよい。
【0018】
長円の供給配管14及び15の別の利点は、ハウジング16が比較的コンパクトな長方形の箱形状を有し、フィッティング22及び23の幾何学的配置からも分かるように、供給配管14及び15の外径が対角度に配置されてもよく、従って、供給配管14及び15がハウジング16の外形の対角線と略同じ長さの外径を有することが可能になることである。これにより、望ましいコンパクト形状を有するハウジング16が提供される。
【0019】
以上説明したアッセンブリは、適切な材料から製造されてもよい。しかしながら、一例では、ハウジング16並びにそのフィッティング22及び23は、レシーバキャップアッセンブリ24と同様に、ポリカーボネートのようなプラスチックから製造される。ヘッドギヤ取付フランジ及び鼻カニューレを含む鼻カニューレアッセンブリ20は、生体適合性シリコーンから成形されてもよい。
【0020】
図4及び図5についてみると、CPAP装置内の空気流れが説明されている。供給空気は、供給配管14を通って加圧源からフィッティング22を介してハウジング16に入る。供給空気は、2つの空気供給ノズルジェット32に送り込む空気供給チャンネル30に入る。空気供給ノズルジェット32は、通常、第1の円筒部分34及びここからほんのわずか外方に広がるテーパ部位35への移行部分を夫々有している。テーパ部分35は、側壁間で約4°の開先角度をなす外方に広がる円錐テーパである。この外方へ広がるテーパは、空気流を助長するベンチュリ効果を与えることが明らかとなっている。
【0021】
テーパ部分35において4°の開先角度を有することに加え、テーパ部分35の軸長は、開始直径、即ち、ジェット32の円筒部分34の内径の約2倍である。このテーパは、ノズル効率を向上させ、ジェネレイターの駆動に要する圧力を減らす。
【0022】
ジェット32は、空気をレシーバキャップアッセンブリ24、より詳細には、2つのファンネル形状のレシーバ38に導く。鼻カニューレ26はその後、レシーバ38から直接空気を受ける。レシーバ38は、側壁間で60°の開先角度を有する内方に向かって広がるコーンを備えた円錐状のテーパ部分39を夫々有している。真っ直ぐな円筒部分41は、円錐部分39の端から延びている。
【0023】
1つの望ましい実施形態では、ジェット32の出口終端面36である基準線Aから、レシーバ38の円錐部分の下流側終端面である基準線Bまでの距離Dは、ジェット32の円筒部分34の内径の1.8倍であることが判明している。
【0024】
出口フィッティング23は、それにより、患者の圧力が装置の出口側、即ち、図示しない圧力監視システムでモニタされ得る出口配管に導く。
図5は、同一の参照数字を用いて前述した様々な構成要素を、異なった角度で示す断面図である。
【0025】
発明の多くの特徴及び利点は、詳細な明細書から明白であり、このようにして、発明の真の精神及び範囲に含まれる発明のこのような特徴及び利点のすべてを、添付クレームにより網羅するものである。また、数字変更及び変形は当業者には容易に生じるものであるため、図解及び説明された構造と作用のみに発明を限定するものではなく、従って、すべての望ましい変更及び等価物は、発明の範囲に含まれるものと考えてよい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
気道室を形成し、空気圧入口及び空気圧出口を有し、さらに一対のテーパ付空気供給ジェットを内部で区画するハウジングと、
夫々が、前記空気供給ジェットの下流で、前記一対の空気供給ジェットの1つと同軸に配設され、夫々が、前記空気供給ジェットのテーパ方向とは反対方向のテーパを有する一対のテーパ付空気レシーバと、
前記空気レシーバの下流にある一対の鼻カニューレと、
を含んで構成された持続的陽圧呼吸システム。
【請求項2】
前記一対の空気供給ジェットは、空気流の方向で外方に広がるテーパを備えた部分を夫々有する請求項1記載の持続的陽圧呼吸システム。
【請求項3】
前記空気供給ジェットの外方に広がるテーパ部分は、約4°の開先角度を夫々有する請求項2記載の持続的陽圧呼吸システム。
【請求項4】
前記空気レシーバは、空気流の方向で内方に窄まるテーパを備えた部分を夫々有する請求項1記載の持続的陽圧呼吸システム。
【請求項5】
前記空気レシーバの内方に窄まるテーパ部分は、約30°の開先角度を夫々有する請求項4記載の持続的陽圧呼吸システム。
【請求項6】
前記空気供給ジェットは、該空気供給ジェットの最小内径及び終端面を持つ部分を夫々有し、前記空気レシーバのテーパ部分は、下流側終端を有し、前記空気供給ジェットの前記終端面と前記下流側終端との間の距離は、前記空気供給ジェットの最小内径の約1.8倍である請求項1記載の持続的陽圧呼吸システム。
【請求項7】
前記ハウジングは、供給空気用のレシーブ配管に適合する入口フィッティングを含む請求項1記載の持続的陽圧呼吸システム。
【請求項8】
前記入口フィッティングは長円外径を有し、前記配管は長円断面を有する請求項7記載の持続的陽圧呼吸システム。
【請求項9】
前記ハウジングは、レシーブ配管に適合する出口フィッティングを有し、該出口フィッティングを介して前記ハウジングの室の内部圧力を測定できる請求項1記載の持続的陽圧呼吸システム。
【請求項10】
前記出口フィッティングは長円外径を有し、前記配管は長円断面を有する請求項9記載の持続的陽圧呼吸システム。
【請求項11】
気道室を区画し、空気圧入口及び空気圧出口を有し、さらに一対のテーパ付空気供給ジェットを内部で区画する手段と、
夫々が、前記空気供給ジェットの下流で、前記一対の空気供給ジェットの1つと同軸に配設され、夫々が、前記空気供給ジェットのテーパ方向とは反対方向のテーパを有する一対のテーパ付空気レシービング手段と、
前記空気レシービング手段の下流にある一対の鼻孔適合手段と、
を含んで構成された持続的陽圧呼吸システム。
【請求項12】
前記一対の空気供給ジェットは、空気流の方向で外方に広がるテーパを備えた部分を夫々有する請求項11記載の持続的陽圧呼吸システム。
【請求項13】
前記空気供給ジェットの外方に広がるテーパ部分は、約4°の開先角度を夫々有する請求項12記載の持続的陽圧呼吸システム。
【請求項14】
前記空気レシーバは、空気流の方向で内方に窄まるテーパを備えた部分を夫々有する請求項11記載の持続的陽圧呼吸システム。
【請求項15】
前記空気レシーバの内方に窄まるテーパ部分は、約30°の開先角度を夫々有する請求項14記載の持続的陽圧呼吸システム。
【請求項16】
前記空気供給ジェットは、該空気供給ジェットの最小内径及び終端面を持つ部分を夫々有し、前記空気レシーバのテーパ部分は、下流側終端を有し、前記空気供給ジェットの前記終端面と前記下流側終端との間の距離は、前記空気供給ジェットの最小内径の約1.8倍である請求項11記載の持続的陽圧呼吸システム。
【請求項17】
気道室を形成し、さらに一対のテーパ付空気供給ジェットを内部で区画するハウジングに空気圧力を供給することと、
夫々が、前記空気供給ジェットの下流で、前記一対の空気供給ジェットの1つと同軸に配設され、夫々が、前記空気供給ジェットのテーパ方向とは反対方向のテーパを有する一対のテーパ付空気レシーバに、前記空気ジェットから空気を導くことと、
前記空気レシーバから該空気レシーバの下流にある一対の鼻カニューレに空気を導くことと、
を含んで構成された持続的陽圧呼吸システムを提供する方法。
【請求項18】
前記一対の空気供給ジェットは、空気流の方向で外方に広がるテーパを備えた部分を夫々有する請求項17記載の持続的陽圧呼吸システムを提供する方法。
【請求項19】
前記空気供給ジェットの外方に広がるテーパ部分は、約4°の開先角度を夫々有する請求項18記載の持続的陽圧呼吸システムを提供する方法。
【請求項20】
前記空気レシーバは、空気流の方向で内方に窄まるテーパを備えた部分を夫々有する請求項17記載の持続的陽圧呼吸システムを提供する方法。
【請求項21】
前記空気レシーバの内方に窄まるテーパ部分は、約30°の開先角度を夫々有する請求項20記載の持続的陽圧呼吸システムを提供する方法。
【請求項22】
前記空気供給ジェットは、該空気供給ジェットの最小内径及び終端面を持つ部分を夫々有し、前記空気レシーバのテーパ部分は、下流側終端を有し、前記空気供給ジェットの前記終端面と前記下流側終端との間の距離は、前記空気供給ジェットの最小内径の約1.8倍である請求項17記載の持続的陽圧呼吸システムを提供する方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−160403(P2009−160403A)
【公開日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2008−332686(P2008−332686)
【出願日】平成20年12月26日(2008.12.26)
【出願人】(509002291)カーディナル ヘルス 207、インコーポレーテッド (1)