説明

挿入型注入プラグ

【課題】注入プラグは、数多くの種類があるが基本的には、挿入するパイプの外側にゴム管を取り付け、ゴム管に縦方向の圧力を加え縮めることにより膨張させ削孔穴と注入プラグとの隙間を塞いでいる。注入プラグは構造上プラグ径が太くなり、又、高価なプラグとなる。削孔穴に対応ができ、取付けが容易で安価な挿入型注入プラグを提供する。
【解決手段】(1)削孔穴径に多少の誤差が生じても対応できるよう挿入部をテーパーパイプ3とした。(2)テーパーパイプ先端に切込み4をつけた。(3)ゴムチューブ5を取り付けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、径時変化によるコンクリート躯体の空隙を充填するための挿入型注入プラグである。
【背景技術】
【0002】
注入プラグは、数多くの種類があるが基本的には、挿入するパイプの外側にゴム管を取り付け、ゴム管に縦方向の圧力を加え縮めることにより膨張させ削孔穴と注入プラグとの隙間を塞いでいた。
本発明は、挿入部をテーパーパイプとし、先端に切り込みをつけゴムチューブを取り付け容易に取り付けることができるものである。
【発明開示】

【発明が解決しようとする課題】
従来の注入プラグは構造上プラグ径が太くなり、又、高価なプラグとなる。
本発明は、テーパーパイプとし、先端に切込みをつけることにより、先端径より小さいゴムチューブを挿入することにより、削孔穴に対応ができ、取付けが容易で安価に寄与する。
【発明の効果】
注入プラグ、挿入部をテーパーパイプとし、ゴムチューブを取り付けている為、削孔誤差に対応でき取付けが容易である。
【発明を実施するための最良の形態】
【実施例】
コンクリート躯体のひび割れ補修工事で、ひび割れ部を注入プラグ挿入長より深く削孔し、注入プラグを取り付け空隙を充填し、補修した。
【図面の簡単な説明】
【図1】挿入型注入プラグを示した断面図である。
【図2】挿入型注入プラグを示した平面図である。
【図3】挿入型注入プラグを示した写視図である。
【符号の説明】
1、注入口
2、逆流防止弁
3、テーパーパイプ
4、切込み
5、ゴムチューブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(1)削孔穴径に多少の誤差が生じても対応できるよう挿入部をテーパーパイプとした。
(2)テーパーパイプ先端に切込みをつけた。
(3)ゴムチューブを取り付けた。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−19481(P2009−19481A)
【公開日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−205930(P2007−205930)
【出願日】平成19年7月10日(2007.7.10)
【出願人】(500140493)
【Fターム(参考)】