説明

推奨用共有ボックス

【課題】公開されたコンテンツ、ソーシャルネットワークからのストリームのコンテンツ、あるいは検索エンジンからの検索結果を共有する又はコメントするための共有ボックスを提供する。
【解決手段】おすすめ共有モジュールは、情報を共有するためにユーザリクエストを受信する。これに応じて、このおすすめ共有モジュールは、ユーザのコンテキストを決定し、コンテキストに基づくコンテンツを取得し、公開人情報に基づくコンテンツをフィルタし、共有ボックスコンテンツを個人化する、共有ボックスにコンテンツを追加する。前記おすすめ共有モジュールはまた、共有ボックスがユーザに表示するために提供されてから、前記共有ボックスに1以上の動作を追加する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、米国特許法第119条の下、この参照より開示に含まれる2011年8月22日付米国特許出願第61/526,235号「おすすめのための共有ボックス」に基づく優先権を主張する。
【0002】
本発明は、コンテンツを共有しコメントするためのユーザインタフェースに関する。特に、本発明は公開されたコンテンツ、ソーシャルネットワークからのストリームのコンテンツ、あるいは検索エンジンからの検索結果を共有する又はコメントするための共有ボックスに関する。
【背景技術】
【0003】
インターネットの普及と使用、ウェブブラウザ、ソーシャルネットワークと電気通信の他のタイプは、近年成長している。ユーザは、1つのウェブページを示す1つのブラウザとともにコンピューティングデバイスをときどき動作させているかもしれないが、動画、ニュース記事、ソーシャルネットワークのウェブブログや活動のような情報を配信し係合するための新しい方法が開発されている。最近では、ワールドワイドウェブ上の多くのコンテンツがユーザによりコメントされたりすすめられたりする。ユーザは、おすすめされるために、特定のウェブコンテンツやオブジェクトを関連付けたおすすめボタンやリンクをクリックすることにより、彼らがすすめる、同意するあるいは好む何かを示すことができる。多くのユーザが異なるコンテンツを見るのに所定時間複数のウィンドウを開けておくことは一般的であり、特定のコンテンツをすすめるような動作を行うために、ユーザは異なるインタフェース又はウィンドウ間を遷移する必要があるのは面倒で非効率である。
【発明の概要】
【0004】
本発明における主題の一つの革新的な態様によれば、共有のユーザインタフェースを生成し提示するシステムが説明される。前記システムは、共有インタフェースのためのリクエストを受信し処理する共有リクエストモジュールであって、クライアント装置から前記共有インタフェースのためのリクエストを受信するように結合され、前記クライアント装置にカスタマイズしたコンテンツを含む共有インタフェースを提供するように結合され、また、カスタマイズされたコンテンツに関する動作を実行する前記共有リクエストモジュールと、コンテキストと推奨を用いてカスタマイズされたコンテンツを含む共有インタフェースを作成するユーザインタフェース作成モジュールであって、前記クライアント装置に結合され、コンテキストを受信し、該クライアント装置に前記共有インタフェースを提供する前記ユーザインタフェース作成モジュールと、コンテンツを取り出し、且つ前記共有インタフェースに追加される情報のためのコンテキストを決定するコンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュールであって、取り出したコンテンツを処理することによってカスタマイズされたコンテンツを生成し、該カスタマイズされたコンテンツを提供するために前記ユーザインタフェース作成モジュールに結合し且つ前記コンテンツを取り出すためにコンテンツ源に結合される前記コンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュールと、共有ボタンのユーザ選択に応じて前記共有インタフェース内の前記カスタマイズされたコンテンツを転送する転送モジュールであって、前記カスタマイズされたコンテンツを受信し該カスタマイズされたコンテンツを送信するように結合された前記転送モジュールと、を含む。
【0005】
概して、本発明に記載されている主題の別の革新的な態様は、ユーザからの入力を受信するステップと、前記ユーザ及び前記入力のコンテキストを決定するステップと、前記コンテキストに基づいてコンテンツを取り出すステップと、共有インタフェースに前記コンテンツを追加するステップと、前記共有インタフェースに動作ボタンを追加するステップと、表示のために前記共有インタフェースを提供するステップとを含む方法で実施され得る。
【0006】
これら態様の1以上の他の実施態様は、上記方法の動作を実行するように構成され、コンピュータ記憶装置上で符号化された、対応するシステム、機構、コンピュータプログラムを含む。
【0007】
これらと他の実施態様は、次の特徴の1以上をそれぞれ任意に含んでよい。例えば、特徴はおすすめボタンの選択又はおすすめボタンのカーソルオーバーであること、前記ユーザ及び前記入力のコンテキストを決定することは、おすすめボタンに対応するユニフォームリソースロケータ(URL)を決定することを含むこと、動作ボタンの選択は追加されたコンテンツが共有されるようにすること、公開人入力の少なくとも一部に基づいてコンテンツをフィルタすること、前記公開人入力はタイプとプロパティを含む意味的なクラス分けであること、ユーザ独自性の少なくとも一部に基づいてコンテンツを個人化すること、共有インタフェースに動作を追加することは共有動作の受信者を入力するための領域を追加することを含むこと、共有インタフェースの追加コンテンツを受信し、前記追加コンテンツと該共有インタフェースに追加されたコンテンツを共有すること、を含む。
【0008】
例えば、命令はさらに、ユーザからの追加入力を受信すること、追加入力に関連付けられた動作を決定すること、共有インタフェースのコンテンツで追加入力に関連付けられた動作を行うこと、を含む。
【0009】
本発明は、参照符号が同様の要素を参照するのに用いられた添付図面の図において、限定するものではないが例示されている。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施形態に従う共有インタフェースと共有コンテンツを生成するシステムを示すブロック図である。
【0011】
【図2A】本発明の実施形態に係る共有インタフェースと共有コンテンツを生成するシステムの一部を示すブロック図である。
【0012】
【図2B】本発明の実施形態に係る共有インタフェースと共有コンテンツシステムを生成するシステムの一部を示すブロック図である。
【0013】
【図2C】本発明の実施形態に係るおすすめ共有モジュールを示すブロック図である。
【0014】
【図3】本発明の実施形態に係る共有インタフェースを提示する方法のフローチャートである。
【0015】
【図4】本発明の実施形態に係る共有ボックスを提示するためのユーザインタフェースの一例を示す図面表示である。
【図5】本発明の実施形態に係る共有ボックスを提示するためのユーザインタフェースの一例を示す図面表示である。
【図6】本発明の実施形態に係る共有ボックスを提示するためのユーザインタフェースの一例を示す図面表示である。
【0016】
【図7】本発明の実施形態に係る共有コンテンツを提供する方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
おすすめ(推奨)入力に応じてコンテンツや情報と共に共有インタフェース(例えば、共有ボックス)を提示するシステムが記載されている。この出願を通じて、用語“共有インタフェース”と“共有ボックス”は同じ意味で使用される、そして前記インタフェースはボックス以外の態様を取り得ることを理解すべきである。このシステムは、おすすめ(推奨)共有モジュールを含み、該おすすめ(推奨)共有モジュールは、共有する又はおすすめ(推奨)するためのユーザリクエストに応答し、ユーザコンテキスト及び入力から得たコンテンツを持つ共有ボックスを生成する。前記おすすめ(推奨)共有モジュールは、情報を共有するためにユーザリクエストを受信する。これに応じて、このおすすめ共有モジュールはユーザのコンテキストを決定し、前記コンテキストに基づいてコンテンツを取り出し、公開人情報に基づいてコンテンツをフィルタし、ユーザ独自性に基づいてコンテンツを個人化し、共有ボックス内にコンテンツを追加する。該共有ボックス内のコンテンツに関する1以上の動作とそれに対応するボタンが、該共有ボックス内に追加される。コンテンツ及び共有動作オプションを注入した共有ボックスが、ユーザに提示される又は表示される。ユーザはコンテンツを追加することができ、それから他のシステムに配信される共有ボックスの共有動作オプションと情報を選択することができる。実施形態において、情報はサードパーティ側に、ユーザに関連付けられたソーシャルネットワークに、おすすめサーバに、あるいは検索サーバに共有される。本発明は、共有インタフェースを提示する方法、コンテンツとコンテキストを収集する方法とその情報を送信する方法を含む。本発明は、共有インタフェースから生成された共有コンテンツと対話する方法を含む。
【0018】
図1は、おすすめに応じてコンテキストと情報を持つ共有インタフェース(例えば、共有ボックス)を提示するシステム100の一実施形態を示す。システム100は、1以上のクライアント装置104A、104A、ネットワーク140、おすすめ(推奨)サーバ112、検索サーバ114、ソーシャルネットワークサーバ124、サードパーティサーバ126及び広告(AD)サーバ128を備える。クライアント装置104Aは、(1)サードパーティサーバ126から、(2)検索サーバ114から又は(3)ソーシャルネットワークサーバ124からデータストリームを受信するため、情報を取り出すためのリクエストを入力するのにユーザ102Aによって利用される。クライアント装置104Aは、ネットワーク140と通信し、更に、該ネットワーク140を介して、おすすめサーバ112、検索サーバ114、ソーシャルネットワークサーバ124、サードパーティサーバ126と通信するように結合される。
【0019】
2人のユーザ102A、102B(102として個別及び集合的にここに参照される)と、2台のクライアント装置104A、104B(104として個別及び集合的にここに参照される)が示されているけれども、たくさんのクライアント装置104がたくさんのユーザ102に利用され得る。さらに、ただ1つのネットワーク140が、クライアント装置104、おすすめサーバ112、検索サーバ114、ソーシャル・ネットワーク・サーバ124およびサードパーティサーバ126に結合されるとはいえ、 実際にはたくさんのネットワーク140がシステム100に接続され得る。さらに、ただ1台のおすすめサーバ112、検索サーバ114、ソーシャルネットワークサーバ124、サードパーティサーバ126がそれぞれ示されているとはいえ、システム100は、1以上のおすすめサーバ112、検索サーバ114、ソーシャルネットワークサーバ124、サードパーティサーバ126を含み得る。そのうえ、本発明は、サードパーティサーバ126からのコンテンツのコンテキスト、ソーシャルネットワークサーバ124からの検索結果とストリームに、主に以下に示すように記述されるとはいえ、本発明は、複数のデータ源及び複数のデータタイプを持つオンライン通信のどのようなタイプにでも適用可能である。
【0020】
クライアント装置104Aは、メモリ106A、プロセッサ108A、共有クライアント110A(110として個別及び集合的にここに参照される)を備える。クライアント装置104A、104Bは、例えば、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、携帯電話(例えば、スマートフォン)、又は任意の他のコンピューティングデバイスであってよい。図1に示されていないが、クライアントデバイス104Bは、メモリ106、プロセッサ108、そしてクライアント装置104Aのため後述される同一又は類似のモジュールを有する共有クライアント110を含み得ることを理解すべきである。
【0021】
メモリ106は、プロセッサ108によって実行し得る命令及び/又はデータを記憶する。メモリ106は、他の構成要素との通信のために結合される。命令及び/又はデータは、ここに記載した技術のいずれか及び/又はすべてを実行するコードを備え得る。メモリ106は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)装置、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)装置、フラッシュメモリ又は他の記憶装置であり得る。
【0022】
プロセッサ108は、算術論理ユニット、マイクロプロセッサ、計算を実行して表示装置に電気表示信号を提供するための汎用コントローラ又はいくつか他のプロセッサアレイを備える。プロセッサ108は、他の構成要素と通信するためのバスに結合される。プロセッサ108はデータ信号を処理し、複雑命令セットコンピュータ(CISC)アーキテクチャ、縮小命令セットコンピュータ(RISC)アーキテクチャ、あるいは命令セットの組み合わせを実施するアーキテクチャを含む様々なコンピューティングアーキテクチャを備え得る。ただ1つのプロセッサのみが図1に示されているが、複数のプロセッサが含まれていてもよい。他のプロセッサ、オペレーティングシステム、センサー、ディスプレイ及び物理的構成が可能である。
【0023】
共有クライアント110は、共有インタフェース(例えば、共有ボックス)を作成及び表示するための命令の一部又はすべてを実行するためのクライアント装置104上で動作可能なソフトウェア又はルーチンである。共有クライアント110は、ユーザ102からの入力を受信し処理する。共有クライアント110は、共有ボックスのコンテンツに関連付けられた動作やボタンのユーザ選択に応じて、共有ボックスのコンテンツを処理し送信する。例えば、共有クライアント110はウェブブラウザ202(図2参照)へのプラグインである。一実施形態において、共有クライアント110はユーザ102からの入力を受け入れ、おすすめ共有モジュール156に入力を送信し、共有ボックスを表示し、おすすめ共有モジュール156に共有ボックスに関係した入力を送信する、しかしおすすめ共有モジュール156は主に共有ボックスを処理し生成することを担当している。このような実施形態は、クライアント装置104が限られた計算能力を持つスマートフォンであるアプリケーションに適している。別の実施形態において、共有クライアント110は、おすすめ共有モジュール156によって実行されるように、後述される処理手順の一部又はすべてを実行する。例えば、ユーザ102からの入力を受信してユーザ102への提示のための表示を生成することに加えて、共有クライアント110は共有ボックスを作成し、該共有ボックス内にコンテンツを導入し、該共有ボックス内の該コンテンツをフィルタし、該共有ボックス内のコンテンツを個人化し、ユーザ入力に応じて他システムへ該共有ボックスのコンテンツを共有又は配布し得る。さらに別の実施形態において、後述する方法の個々の手順は、さまざまな異なる方法で共有クライアント110とおすすめ共有モジュール156との間で分けられ得る。
【0024】
クライアント装置104は、ネットワーク140との通信のために構成されている。ユーザ入力に応じて、クライアント装置104はリクエストを生成しネットワーク140に送信する。ネットワーク140は、おすすめサーバ112、検索サーバ114、あるいはリクエストのタイプに応じたソーシャルネットワークサーバ124のリクエストを受け取り、当該リクエストをパスする。応答は、おすすめサーバ112、検索サーバ114、あるいはリクエストのタイプに応じたソーシャルネットワークサーバ124によって生成される。前記応答は、ウェブページ、検索結果、ソーシャルネットワークからのストリームあるいは他のコンテンツである。このコンテンツは、ユーザ102にクライアント装置104で表示される。コンテンツは、おすすめサーバ112によって生成された1以上のおすすめ(推奨)ボタンを含む。ユーザは、おすすめボタンを選択することによって、コンテンツ又はコンテンツの一部をおすすめ(推奨)することができる。
【0025】
ネットワーク140は有線又は無線であり得、例えばスター型構成、トークンリング構成あるいは他の構成のようなたくさんの構成を有し得る。さらに、ネットワーク140は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)(例えば、インターネット)、及び/又は複数の装置が通信し得る他の相互接続したデータパスを備え得る。実施形態において、ネットワーク140はピアツーピアネットワークであり得る。ネットワーク140は、様々な異なる通信プロトコルでデータを送信する電気通信ネットワークの一部に結合され得る、あるいは含み得る。実施形態において、ネットワーク140は、ブルートゥース通信ネットワーク、あるいは例えばショートメッセージサービス(SMS)、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)、直接データ接続、無線アプリケーションプロトコル(WAPC)、電子メールなどを経て、データを送受信する携帯電話通信網を含む。
【0026】
検索サーバ114は、プロセッサ116とメモリ118を備える。プロセッサ116は上述したプロセッサ108に類似する、しかしながら向上した計算能力を有し得る。メモリ118は上述したメモリ106に類似する、しかしながらサイズがより大きく、より高速なアクセスタイムを有し、また揮発性および不揮発性メモリタイプを含み得る。
【0027】
実施形態において、メモリ118は検索エンジン130とおすすめ(推奨)共有モジュール156Cを記憶する。検索エンジン130は、クエリ信号を受信し、それに応じて検索結果を返信するためにプロセッサ116で使用可能である。検索エンジン130は、情報取得を容易にするために、データを集め、解析し、索引をつけて記憶する。検索エンジン130は検索クエリを処理し、検索クエリの用語に一致するデータ源からの検索結果を返信する。検索エンジン130は、ユーザとの関連性に基づいて検索結果をランク付ける。検索エンジン130は、検索結果をフォーマットして、ネットワーク140を介してクライアント装置104に送信する。一実施形態において、検索エンジン130は、おすすめ共有モジュール156Cからの入力信号に基づいて検索結果のランキングを変更するために、おすすめ共有モジュール156Cとの通信のために結合される。
【0028】
おすすめ共有モジュール156は、図3〜6に関連して以下に記述されるように、ユーザ入力に応答し、共有インタフェース(例えば、共有ボックス)を生成するソフトウェア又はルーチンである。図1は、複数のおすすめ(推奨)共有モジュール156A、156B、156Cと156D(156として個別及び集合的にここに参照される)を示すが、ただ1つのおすすめ共有モジュール156が本発明に従って必要とされることを認識すべきである。おすすめ共有モジュール156は、おすすめサーバ112、検索サーバ114、ソーシャルネットワークサーバ124又は広告サーバ128の一部であり得る。おすすめ共有モジュール156は、どのサーバ112、114、124、128の一部かに関わらず、クライアント装置104の共有クライアント110と協力して動作する。実施形態において、多数のおすすめ共有モジュール156A、156B、156C、156Dは、図3〜6に関連して以下に記述されるようなモジュールを提供するために、お互いに協力して動作する。
【0029】
実施形態において、おすすめ共有モジュール156Cは検索サーバ114の一部として使用可能であり、検索エンジン130によってユーザ102に提示されるコンテキスト情報を受信するために結合される。おすすめ共有モジュール156Cは、特定のコンテンツの断片のおすすめ(推奨)に関連した情報を受信するため、おすすめサーバ112と通信するために結合される。実施形態において、おすすめ共有モジュール156Cは、ソーシャルネットワークサーバ124によってユーザ102に提示されるコンテキスト情報を受信するため、ソーシャルネットワーク124と通信するために結合される。おすすめ共有モジュール156Cは、例えばユーザのソーシャルグラフについての情報、ソーシャルネットワーク124とのユーザ対話についての情報、動画共有サイトとのユーザ対話などの他のタイプの情報、あるいは例えばマイクロブログ、コメント、投票(例えば、特定のコンテンツの賛成を示すこと)、興味の他の表示(例えば、他のユーザにより消費コンテンツを宣伝するもの)、プレイリスト(例えば、動画や音楽コンテンツ)とそれに似たものなどに限定されないが、ユーザが対話し得る他のシステムなど、を受信するために結合される。実施態様において、ユーザは使用されているこのタイプの情報を有することのオプトイン又はオプトアウトのためのオプションを提供され得る。本発明は以下に示す検索結果のおすすめ(推奨)コンテキストで説明されるが、開示した技術の原理と概念は、例えばウェブコンテンツやリソース、ソーシャルネットワーク情報、あるいはマイクロブログ、投稿などの他のタイプのコンテンツに適用され得る。本発明は、おすすめ共有モジュール156がおすすめサーバ112の一部として使用可能である例で??以下に記述される(図2A、2B及び2C参照)、しかしこれは例に過ぎず、おすすめ共有モジュール156は、上述したようにおすすめサーバ112、検索サーバ114、ソーシャルネットワークサーバ124あるいは広告サーバ128の一部であり得る。
【0030】
実施形態において、おすすめ共有モジュール156Cは、ソーシャルネットワークサーバ124からソーシャル情報、おすすめサーバ112からおすすめ情報、あるいはマルチメディアサーバ(図示せず)から動画やマルチメディア情報を受信し、検索結果のランキングを変更するためにその情報を使用する。例えば、検索結果のランキングは、ソーシャルネットワークから決定されるようにユーザのコンタクトのいずれかが結果を検討していたかどうかに基づいて変更され得る。別の例において、検索結果のランキングは、他のユーザが検索結果をおすすめ(推奨)しているかどうか、より具体的にはそのユーザの他のコンタクトが検索結果をおすすめ(推奨)しているかどうかに基づいて変更され得る。さらに、検索結果のランキングは、動画からの情報やマルチメディアサーバからのマルチメディア情報を用いて変更され得る。
【0031】
実施形態において、ソーシャルネットワークサーバ124はネットワーク140に結合される。ソーシャルネットワークサーバ124は、ソーシャルネットワークソフトウェア/アプリケーション(図示せず)を含む。ただ1つのソーシャルネットワークサーバ124が詳細に示されるが、多数のソーシャルネットワークサーバ124が存在し得ることを認識すべきである。ソーシャルネットワークは、ユーザが共通の特徴によって結び付けられる何らかのタイプのソーシャル構造である。共通の特徴は、関係/結びつき、例えば、友情、家族、仕事、興味などを含む。共通の特徴は、1以上のソーシャルネットワーキングシステム、例えばシステム100に含まれたそれら、明示的に定義した関係と、関係がソーシャルグラフを形成する他のオンラインユーザとのソーシャルな結びつきにより暗示された関係とを含んでいるもの、によって提供される。実施例において、ソーシャルグラフは、これらのユーザのマッピング及びどのように彼らが関連付けられるかを反映することができる。さらに、ソーシャルネットワークサーバ124とソーシャルネットワークソフトウェア/アプリケーションは、1つのソーシャルネットワークの代表的なものであること、それぞれが独自のサーバ、アプリケーションとソーシャルグラフを有する、ネットワーク140に結合された多数のソーシャルネットワークであることを理解すべきである。例えば、第一のソーシャルネットワークはビジネスネットワーキングにより向けられ、第二は学者により向けられるか又は集中させるか、第三はローカルビジネスにより向けられ、第四は出会い系と一般的な興味や特定のフォーカスの他のものに向けられる。さらに、ソーシャルネットワークサーバ124は、写真、投稿、共有物、及び友人、同僚、ニュース源などを含むさまざまなソースからの他の情報を含む、個人化されたコンテンツストリームを提供し得る。
【0032】
図1に示すように、一実施形態において、おすすめ共有モジュール156Bはソーシャルネットワークサーバ124の一部として動作する。おすすめ共有モジュール156Bのこの実施形態は、検索サーバ114の一部であるおすすめ共有モジュール156Cのために上述したような同じモジュールを有する。おすすめ共有モジュール156Bは、ユーザリクエストに応じて共有ボックスを生成し設定する。おすすめ共有モジュール156Bは、ソーシャルネットワークサーバ124からユーザのコンテキストを獲得する。おすすめ共有モジュール156Bは、他のコンテキスト情報を取り出すために、おすすめサーバ112及び検索サーバ114と通信する。この情報は、コンテンツをフィルタし個人化するために、おすすめ共有モジュール156Bによって用いられる。
【0033】
おすすめサーバ112は、プロセッサ(図示せず)と、メモリ(図示せず)を備える。プロセッサは上述したプロセッサに類似している、しかしながら、向上した計算能力を有し得る。おすすめサーバ112は、おすすめ(推奨)システムを実施するためにサーバで動作可能なソフトウェア又はルーチンを含む。一実施形態において、おすすめサーバ112は、コンテンツを追跡し、既存のコンテンツをおすすめ(推奨)又は推薦しているユーザを示すシステムである。実施形態において、おすすめサーバ112によって実施されるおすすめ(推奨)又は推薦システムは、ワールドワイドウェブで入手可能な情報に適用可能である。実施形態において、おすすめ又は推薦システムは、ソーシャルネットワークのユーザによって生成したコンテンツに適用可能である。実施形態において、おすすめ及び推薦システムは、インターネットを通じて入手可能な動画などのコンテンツに適用可能である。おすすめサーバ112は、ユーザからおすすめを受信するために結合される、検索結果を受信するために結合される、おすすめ共有モジュール156におすすめ情報を提供するために結合される。一実施形態において、おすすめサーバ112はおすすめ共有モジュール156Aを含む。おすすめ共有モジュール156Aは、それぞれ、ソーシャルネットワークサーバ124と検索サーバ114に関連して上述したおすすめ共有モジュール156B,156Cと同一又は類似のモジュールを有する。
【0034】
実施形態において、広告(AD)サーバ128はネットワーク140に結合される。広告サーバ128は、検索サーバ114からの検索結果のクエリに応じて、あるいはサードパーティサーバ126からのウェブサイトで、広告を配信するためのソフトウェアおよびルーチンを含む。広告サーバ128はオンラインマーケティングで使用した広告を記憶し、例えばスポンサーリンクあるいは表示広告などとしてウェブサイト訪問者にそれらを配信する。この実施形態によっては、広告サーバ128は検索サーバ114と協力して動作する又は独立して動作する。ただ1つの広告サーバ128が詳細に示されるけれども、多数の広告サーバ128が存在し得ることを理解すべきである。実施形態において、広告サーバ128はおすすめ共有モジュール156Dを含む。おすすめ共有モジュール156Dは、共有ボックスに設定されたコンテンツの一部としてクライアント装置104に広告を戻すために広告サーバ128の一部として動く、そして対象とした広告は、(1)ユーザに戻すための追加コンテンツを決定するのに用いたコンテキストに基づいて、又は(2)ユーザに戻される追加コンテンツそれ自体に基づいて選択される。実施形態において、おすすめ共有モジュール156Dは、おすすめが行われているページの他の場所に、しかし共有ボックスそれ自体の外部でない場所に、広告を戻すために広告サーバ128と協力して動作する。実施形態において、一度でもおすすめユーザが共有ボックスにそれ自身の追加を完了し、広告と共有されたコンテンツを共有するために他の場所(ソーシャルネットワーク、ブログなど)に送信すれば、おすすめ共有モジュール156Dは、共有されたコンテンツと共に広告を戻すため、広告サーバ128と共に動作する。この場合、広告は共有されたコンテンツと一緒にコンテンツとして、又は共有されたコンテンツのためのランディングページの他の部分に現れ得る。
【0035】
サードパーティサーバ126は、ウェブページなどのコンテンツを提供するためにネットワーク140に結合される。一実施形態において、サードパーティサーバ126は公開人のウェブサーバである。サードパーティサーバ126はプロセッサ及びメモリを含み、HTTPリクエストに応じてウェブページを供給する。ただ1つのサードパーティサーバ126が示されているけれども、異なるコンテンツを提供する数百あるいは数千のサードパーティ製サーバ126であるかもしれないことを認識すべきである。
【0036】
図2Aを参照すると、システム100の一実施形態200が示される。図2Aは、クライアント装置104A、おすすめサーバ112、検索サーバ114、ソーシャルネットワークサーバ124、サードパーティサーバ126と広告サーバ128との関係でシステム100の一部を示す。実施形態において、おすすめ共有モジュール156は、例として図2Aに描かれたようなおすすめサーバ112の一部よりむしろ、ソーシャルネットワークサーバ124又は検索サーバ114の一部かもしれないことを理解すべきである。このような実施形態において、おすすめ共有モジュール156Bは、図2Aに示すものと同様の方法で、ソーシャルネットワークサーバ124の構成要素と協力して動作する。実施形態において、おすすめ共有モジュール156Cは検索サーバ114の一部であり得、おすすめサーバ112又はソーシャルネットワークサーバ124と通信する。実施形態において、おすすめ共有モジュール156Dは広告サーバ128の一部であり、おすすめサーバ112、検索サーバ114又はソーシャルネットワークサーバ124と通信する。
【0037】
図2Aは、共有インタフェース(例えば、共有ボックス)を生成し他のシステムとその共有ボックスでコンテンツを共有するため、クライアント装置104、おすすめサーバ112(特に、おすすめ共有モジュール156A)、検索サーバ114、ソーシャルネットワークサーバ124、サードパーティサーバ126と広告サーバ128との間で送信される信号を示す。おすすめ共有モジュール156Aは、おすすめ共有モジュール156の代表であること、そしてソーシャルネットワークサーバ124だけのおすすめ共有モジュール156B、検索サーバ114だけのおすすめ共有モジュール156C又は広告サーバ128だけのおすすめ共有モジュール156Dと共にシステムは同様の方法で動作することを理解すべきである。
【0038】
ユーザ102とクライアント装置104は、コンテンツがクライアント装置104によって表示されるよう協力して動作する。例えば、ウェブページがサードパーティ(第三者)サーバ126から取得され、あるいはストリームがソーシャルネットワークサーバ124から取得され、あるいは検索結果が検索サーバ114から取得されてクライアント装置104のディスプレイに提示される。ユーザ102は、共有ボックス又は共有インタフェースをリクエストする信号を入力する。クライアント装置104は、おすすめ共有モジュール156Aに共有ボックスリクエスト信号220を送信する。おすすめ共有モジュール156Aは、共有ボックスリクエスト信号220を処理し、共有ボックス又は共有インタフェースを作成する。おすすめ共有モジュール156Aは、前記ユーザのアイデンティティ(識別情報)と前記共有ボックスのリクエストがなされたコンテキスト(経緯)とを決定し、どのコンテンツを該共有ボックス内に自動的に挿入すべきかを決定するためにこのコンテキストが用いられ得るようにする。実施形態において、おすすめ共有モジュール156Aは、サードパーティサーバ126にコンテキストリクエスト信号222Aを送信する。サードパーティサーバ126は、コンテキスト(経緯)224Aを提供することによって応答する。この場合、コンテキスト224Aを提供することは、クライアント装置104に提供されたウェブページ(あるいは実際のウェブページ、又はウェブページへのリンク)についての情報を送信することによって行われる。実施形態において、おすすめ共有モジュール156Aは、ソーシャルネットワークサーバ124にコンテキストリクエスト信号222Bを送信する。ソーシャルネットワークサーバ124は、コンテキスト224Bを送信することによって応答する。この場合、コンテキスト224Bは、例えば、コンテンツストリーム、投稿、ブログ、写真、ソーシャルグラフなどのようなユーザ102によって見られていたコンテンツを含む。実施形態において、おすすめ共有モジュール156Aは、広告サーバ128にコンテキストリクエスト信号222Cを送信する。広告サーバ128は、コンテキスト224Cを送信することによって応答する。この場合、コンテキスト224Cは、コンテキストに適した広告やリンクを含む。広告サーバ128はまた、コンテキストをよりよく定義するために、そしてそれによって最大効果のコンテキストを一致するために送られた広告をよりよいターゲットとするために、ソーシャルネットワークサーバ124、サードパーティサーバ126、おすすめ共有モジュール156A又は検索サーバ114から他のコンテキスト情報を受信し得る。広告サーバ128は、この情報もまたおすすめ共有モジュール156Aを介して提供され得るから、ダッシュ付きで表される代表信号線230によって示されるように、ソーシャルネットワークサーバ124、サードパーティサーバ126、おすすめ共有モジュール156A又は検索サーバ114から直接この情報を受け取ることができる。実施形態において、おすすめ共有モジュール156Aは、検索サーバ114にコンテキストリクエスト信号222Dを送信する。検索サーバ114は、検索ボックスリクエスト220が行われたコンテキスト224Dを送信することによって応答する。例えば、検索サーバ114は、リクエスト信号の検索ボックスがユーザによって作られたときに、ユーザによって見られていた検索結果を配信し得る。おすすめ共有モジュール156Aは、サードパーティサーバ126、ソーシャルネットワークサーバ124、広告サーバ128又は検索サーバ114から、それぞれ、コンテキスト224A,224B,224C又は224Dを受信し、共有ボックス内に含めるために何の情報かを決定するのにそのコンテキスト224A,224B,224C又は224Dを用いる。この処理は図3を参照してより詳細に説明され、そして、サードパーティサーバ126から公開人情報に基づいて情報をフィルタすること、ソーシャルネットワークサーバ124、検索サーバ114又はサードパーティサーバ126からユーザ嗜好情報に基づいて情報をフィルタすること、あるいはそのユーザのためのコンテンツの個人化の他のタイプを含み得る。おすすめ共有モジュール156Aは、コンテンツと該コンテンツで用いられ得る動作を含む共有ボックスを生成し、クライアントデバイス104に前記共有ボックスを送信する226。おすすめ共有モジュール156Aはまた、上述したように共有ボックスの一部として又は共有ボックスと共に、広告コンテンツを配信し得る。共有ボックス(及び/又は追加コンテンツ)は共有クライアント110Aによって受信され、ウェブブラウザ202Aのユーザ102に提示される。ユーザ102は、共有ボックスにコンテンツを追加し得る。共有ボックス内に含められたのは、ユーザ102によって選択可能な多くの動作やボタンである。ユーザ102は、幾つもの他のサーバシステムに共有ボックスのコンテンツを共有すること、あるいは共有ボックスのコンテンツの他の動作を用いることを選び得る。可能性ある動作の3つの例が、図2Aに示される。第一に、共有ボックスのコンテンツはおすすめ共有モジュール156Aに共有され得る/送り返され得る228AA。実施形態において、これが選ばれて、その情報はおすすめサーバ112で記憶されるか、必要に応じて検索サーバ114、ソーシャルネットワークサーバ124、サードパーティサーバ126又は広告サーバ128に伝達される。第二に、共有ボックスのコンテンツは、ユーザ102の友人やサークルと共有するためのソーシャルネットワークサーバ124に共有され得る/送り返され得る228AB。第三に、共有ボックスのコンテンツは、検索エンジン130の動作を更新するのに用いる検索サーバ114に共有され得る/送り返され得る228C。第二と第三の例はオプションであり、それ故、図2Aに破線で示される。図示していないが、共有ボックスのコンテンツはまた、マイクロブログサイト、掲示板、動画ホスティングサイト、ブログ、フォーラムなどに限定されない、他のシステムと共有され得る。
【0039】
図2Aは、本発明の動作のほとんどがおすすめ共有モジュール156Aによって実行される一実施形態を記述するとはいえ、実施形態において、上述したいくつかあるいはすべての手順が共有クライアント110によって実行され得ることを認識すべきである。このような場合、共有クライアント110は共有ボックスリクエスト220を処理する、共有ボックスを生成する、コンテキストをリクエストし受信するためにサードパーティサーバ126及び/又はソーシャルネットワークサーバ124と通信する、コンテキストに基づいて共有ボックスのためのコンテンツを決定し、ウェブブラウザ202によって提示のために投じられたコンテンツと共にその共有ボックスを提供する。 共有クライアント110は、また、コンテンツに対してとるべき動作に関するユーザからの入力を受信し、他のシステムとの共有228A,228B,228Cなどの動作を行う。
【0040】
図2Bを参照すると、ユーザ対話、おすすめサーバ112とクライアント装置104A,104Bとの間で送られた共有されたコンテンツと信号とがより詳細に記述される。図2Bは、システム100の一部240の例と、クライアント装置104Aから共有コンテンツを共有するため、そしてクライアント装置104Bを使って共有されたコンテンツと対話するために、共有ボックスを利用するための通信を示す。図2Bに示したシステム100の一部240は、クライアント装置104A、おすすめサーバ112、ソーシャルネットワークサーバ124、検索サーバ114及びクライアント装置104Bを含む。これらの一部240は、どのようにしてコンテンツは共有ボックスを使って共有され対話されるかを説明するための1つの例として用いられることを理解すべきである。システム100の他の実施形態は他のサーバ(例えば、126又は128)を含み、共有クライアント110Aはコンテンツを共有するために同様にモジュールし得る、そしてそれら他のサーバはクライアント装置104Bにより共有されたコンテンツとの対話を可能とするために共有クライアント110Bと協力して動作し得る。
【0041】
おすすめサーバ112特におすすめ共有モジュール156Aと共に、クライアント装置104Aの構成と対話が図2Aに関連して上述されている。クライアント装置104Aとおすすめサーバ112は、この実施形態において類似の方法で動作する。したがって、類似の参照番号と名前が、同じあるいは類似の相関性を持つ構成要素と信号のために用いられている。例えば、クライアント装置104Aは共有ボックスリクエストを生成し、それをおすすめ共有モジュール156Aに送信する220。これに応じて、おすすめ共有モジュール156Aは共有ボックスを生成する、コンテンツとコンテキストを取り出す222,224、共有ボックスにコンテンツを設定する、共有ボックスに動作ボタンを加え、クライアント装置104Aに共有ボックスを送信する226。共有ボックスはユーザに提示される、そのユーザは共有ボックスと対話する。そしてユーザ入力に応じて、コンテンツ(例えば、コメント、投稿、動画、画像、あるいは他のコンテキストメタデータ)が共有される228。より具体的には、共有されたコンテンツとコンテキストは共有クライアント110Aからおすすめ共有モジュール156へ送信される228A。上述の通り、実施形態において(破線で示す)、共有クライアント110Aは、共有されたコンテンツとコンテキストを直接ソーシャルネットワークサーバ124又は検索サーバ114に送信する228B,228C。
【0042】
図2Bに示されて図2Aに描かれない顕著な相違は、おすすめ共有モジュール156Aが共有されたコンテンツとコンテキストをネットワークサーバ124と検索サーバ114へ送るために使われることである。実施形態において、おすすめ共有モジュール156Aは共有情報記憶装置256(図2C参照)を含み、共有されたコンテンツとコンテキストを記憶する。おすすめ共有モジュール156Aは共有されたコンテンツとコンテキストを記憶し、ソーシャルネットワークサーバ124と検索サーバ114に送信する232234。実施形態において、共有されたコンテンツとコンテキストはすぐにソーシャルネットワークサーバ124と検索サーバ114に送信される。実施形態において、それは定期的に送信される。これは、ソーシャルネットワークサーバ124と検索サーバ114が、共有されたコンテンツとコンテキストを、それらが処理しユーザに提示する他の情報へ加えることを可能にする。特に、クライアント装置104Bは、ソーシャルネットワークからコンテンツにアクセスするかあるいは検索を行うために、他のユーザによって使われ得る。クライアント装置104Bは、上述したような、図2Aに関連してウェブブラウザ202Aと共有クライアント110Aに類似するモジュールを有するウェブブラウザ202Bと共有クライアント110Bを含む。クライアント装置104Bは、ネットワーク140を介して、例えばソーシャルネットワークサーバ124と連携のために結合される236。クライアント装置104Bは、共有されたコンテンツを取得してユーザに提示する(図示せず)。クライアント装置104Bとソーシャルネットワークサーバ124は、図7に関連して以下に記述されるユーザのために、共有されたコンテンツをカスタマイズすることが有利にできる。同様に、クライアント装置104Bは検索サーバ114と協力して動作し238、その検索結果はランク付けを変更され得る又は共有コンテンツを含む。再度、共有されたコンテンツとコンテキストを使って検索サーバ114と対話するためのクライアント装置104Bの処理例が、図7に関連して以下に記述される。
【0043】
図2Cを参照すると、おすすめ共有モジュール156Aの実施形態が示される。おすすめ共有モジュール156Aは、共有リクエストモジュール250、共有ユーザインタフェース(UI)生成モジュール252、コンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュール254、共有情報記憶装置256、転送モジュール258、更新モジュール260を含み得る。図2Cに示されないけれども、おすすめサーバ112は、これらのモジュール250252,254,256,258,260が使用可能であるプロセッサとメモリを含み得ることを理解すべきである。
【0044】
共有リクエストモジュール250は、共有ボックス又は共有インタフェースのリクエストを受信し処理するためのソフトウェア又はルーチンであり得る。共有リクエストモジュール250は、クライアント装置104Aとの通信のために結合される又は構成され、共有ボックス220のリクエストを受信する。実施形態において、共有リクエストモジュール250は、図3に関連して以下に記述される処理を実行するためにコントローラとして作動し、それらの動作を制御するためにおすすめ共有モジュール156Aの他の構成要素との通信のために構成される。例えば、共有リクエストモジュール250は、共有リクエストモジュール250がクライアント装置104に送信することのできる、コンテキストメタデータ,コンテンツ,動作ボタンを含むユーザインタフェース(例えば共有ボックス)を生成するために、共有ユーザインタフェース作成モジュール252と協力して動作する。共有リクエストモジュール250は、他のサーバ112,114,124,126,128からコンテンツとコンテキスト情報を取り出すために、コンテンツとコンテキスト読出しモジュール254と協力して動作する。共有リクエストモジュール250は、例えばユーザが共有ボックス内で共有ボタンを選択していたときに、共有されたコンテンツをクライアント装置104Aから受信し処理する。受信した情報は、共有情報記憶装置256に記憶され得る、及び/又は他のサーバ112,114,124,126,128へ提供されるために転送モジュール258へ提供され得る。
【0045】
共有ユーザインタフェース(UI)生成モジュール252は、推薦したコンテンツを含んでいるユーザインタフェース又は共有ボックスを生成するためのソフトウェア又はルーチンであり得る。共有UI生成モジュール252は、図4〜6に関連してより詳細に記述されるように、共有ボックス,推薦したコンテンツ,コンテキスト情報,動作ボタンを生成し提供し得る。共有UI生成モジュール252は、共有ボックスリクエスト220を共有リクエストモジュール250又は直接クライアント装置104Aから受信する。共有UI生成モジュール252は、クライアント装置110Aから受信したリクエストに応答するように適合した、共有ボックス,推薦したコンテンツ,動作ボタンのいろいろな組み合わせを提供することができる。ユーザインタフェースの例は、図5〜6に関連してより詳細に記述される。共有UI生成モジュール252は、コンテンツとコンテキスト情報をコンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュール254から、直接的か又は間接的に共有リクエストモジュール250から受信する。共有UI生成モジュール252は、この受信したコンテンツとコンテキスト情報をユーザインタフェース構成物と組み合わせて、ユーザインタフェース(例えば共有ボックス226)をクライアント装置104Aに送信する。共有ユーザインタフェース(UI)生成モジュール252は、クライアント装置104Aとおすすめ共有モジュール156Aの他の構成要素との通信のために結合される。
【0046】
コンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュール254は、コンテンツを取り出す又は生成するための、そして共有ボックスへ加えられたコンテキスト情報を決定するためのソフトウェア又はルーチンであり得る。コンテンツとコンテキスト読出しモジュール254は、他のサーバ112,114,124,126,128との通信のために結合される又は構成される。コンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュール254は、共有ボックスの推薦したコンテンツとして処理され潜在的に送信され得るコンテンツを取り出すために、クライアント装置104A及び1以上の他のサーバ112,114,124,126,128と協力して動作する。例えば、コンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュール254は、コンテキストリクエスト信号222を生成して送信し、コンテンツとコンテキスト情報を他のサーバ112,114,124,126,128から受信する224。コンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュール254は、共有クライアント110Aからの情報と、ユーザが提示した共有リクエスト220で指し示しているコンテキストを受信することを理解すべきである。例えば、もし検索結果がユーザに提示されていたならば、共有クライアント110Aは、そのコンテキスト情報をコンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュール254に提供する。同様に、もしソーシャルネットワークから情報がユーザに提示されていたならば、共有クライアントは、そのコンテキスト情報をコンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュール254に提供する。共有クライアント110Aから受信した情報に基づいて、コンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュール254は、他のサーバ112,114,124,126,128のいずれかをコンテンツリクエストを送るために決定することができる。コンテンツリクエスト222は、他のサーバ112,114,124,126,128からの追加コンテキスト情報のリクエストを含むことができることを理解すべきである。コンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュール254は、おすすめ共有モジュール156Aの他の構成要素との通信のために結合される。
【0047】
共有情報記憶装置256は、共有されたコンテンツとコンテキストを記憶するデータ源又はデータ記憶装置であり得る。例えば、共有情報記憶装置256は、共有ボタン,投稿ボタンあるいは類似の動作ボタンのユーザ選択に応じて、共有クライアント110Aによって提供された情報を記憶するのに使われる。共有情報記憶装置256は、他のサーバ112,114,124,126,128から受信したコンテンツとコンテキスト情報を記憶するために使われ得る。共有情報記憶装置256は、おすすめ共有モジュール156Aの他の構成要素による使用のためにワーキングメモリエリアを提供し得る。共有情報記憶装置256は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)装置,スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)装置,フラッシュメモリ,ディスク記憶装置あるいは他の記憶装置であり得る。
【0048】
転送モジュール258は、共有クライアント110Aによって提供された情報を、共有ボタン,投稿ボタンあるいは類似の動作ボタンのユーザ選択に応じて、他のサーバ112,114,124,126,128に転送するためのソフトウェア又はルーチンであり得る。実施形態において、共有された情報とコンテキストは、情報が共有されたときにクライアント装置104Aのコンテキストかどうかに関わらず、他のサーバ112,114,124,126,128に提供される。実施形態において、共有された情報は、共有動作が共有クライアント110Aによって行われたコンテキストに対応している他のサーバ112,114,124,126,128にだけ提供される。例えば、もし共有動作が、クライアント装置104Aがソーシャルネットワークについての情報を提示していた間に行われたならば、共有されたコンテンツとコンテキスト情報はただソーシャルネットワークサーバ124に逆戻りに提供されるだけである。同様に、もし共有動作が、クライアント装置104Aが検索結果を提示していた間に行われたならば、共有されたコンテンツとコンテキスト情報はただ検索サーバ114に逆戻りに提供されるだけである。しかしながら、転送モジュール258は、共有されたコンテンツとコンテキスト情報を、他のサーバ112,114,124,126,128のセット又はグループに逆戻りに提供できること(例えば、共有された情報を検索サーバ114と広告サーバ128の両方に逆戻りに提供すること)を理解すべきである。
【0049】
更新モジュール260は、共有情報記憶装置256に記憶した共有されたコンテンツとコンテキスト情報を更新するためのソフトウェア又はルーチンであり得る。下に記述される実施形態において、共有されたコンテンツとコンテキスト情報は、共有された情報と共有された対話である情報と共にユーザとして更新され得る。例えば、最初のユーザは共有ボックスを使って情報を共有できる。2番目のユーザは、共有された情報を再検討し、検索サーバ114又はソーシャルネットワークサーバ124のいずれかを介してそれと対話し得る。2番目のユーザが情報を再検討しそれと対話するとき、共有クライアント110Bはコンテンツとコンテキストを更新し(例えば、もしウェブページが更新されていたならば)、それからその更新されたコンテンツと対話し得る。場合によっては、更新された情報は、2番目のユーザが対話しているものと共に単にサーバ112,114,124,126,128に記憶されるだけである。実施形態において、更新された情報は、おすすめ共有モジュール156Aに逆に提供され、共有情報記憶装置256に記憶される。この場合、更新モジュール260は、サーバ112,114,124,126,128と協力して動作して、共有情報記憶装置256で更新した情報を記憶する。
【0050】
図3を参照すると、おすすめに応じてコンテンツ情報と共に共有ボックスを提示するための方法300の一実施例が記述される。本発明の処理は共有ボックスのコンテキストに記述されるとはいえ、これらの処理は、ユーザインタフェースのタイプの提示と、そのインタフェースと共にユーザによって入力されたデータの処理とに適用可能であることを理解すべきである。処理300は、ユーザから入力を受信することによって開始する302。実施形態によれば、入力は例えば検索エンジン又はソーシャルネットワークのユーザに提供されたおすすめボタンの選択であり得る。本発明は、おすすめボタンのコンテキストに記述される、しかしながら、共有ボックスは、他のボタン、例えば共有ボタンに応じた類似の方法で提示され得ることを理解すべきである。次に、処理300は、受信した入力が共有又はおすすめするためのリクエストであったかどうかを決定する304。実施形態において、共有するためのリクエストの入力は、おすすめボタン,おすすめボタンの右クリック,おすすめボタンのマウスオーバー,おすすめ動作あるいは類似の入力の選択である。共有入力は、ユーザがウェブブラウザ202から作成することのできるどんな入力とでも関連付けられ得ることを認識すべきである。受信した入力がおすすめ動作である実施形態において、処理300はおすすめ動作(図示せず)を処理し、おすすめを生成し(図示せず)、それから共有ボックスの生成と設定を続けるためのブロック306を続ける。言い換えれば、入力がおすすめボタンのカーソルオーバー又は右クリックであった1段階の処理に比較して、入力がおすすめ動作であった共有ボックスを生成するための2段階の処理である。もし入力が共有するためのリクエストでなかったならば、処理300は終了する。他方、もし入力が共有するためのリクエストであったならば、処理300はユーザのコンテキスト,リクエストのコンテキスト及び/又はユーザ独自性を決定することを続行する306。言い換えれば、処理300は、共有リクエストが作成されたコンテキストを決定するために使用され得る情報を決定する。このコンテキスト情報は、共有ボックスに挿入するためのコンテンツを取り出す及び/又はフィルタするために使われる。例えば、コンテキストを決定することは、見られているウェブページを決定すること、見られているウェブページの一部分を決定すること、入力と関連付けられた情報を決定すること、おすすめボタンと関連付けられた入力を決定すること、ウェブページのための公開人設定を決定すること、ウェブページ又はウェブページの一部分と関連付けられた用語を決定することなどを含み得る。実施形態において、この情報の一部は、以下の手順でどんなコンテンツがフィルタされるべきであり、そして提示されないべきであるかを決定するのに用いられる。
【0051】
次に、処理300は、共有するためのリクエストが作成されたコンテキストに従ってコンテンツを取り出す308。例えば、もしユーザが特定のウェブページを見ているならば、そのウェブページのすべて又は一部分が取り出され、共有ボックスに含めるために識別される。コンテンツはテキスト,イメージ,動画,動画へのリンク,又は共有するのに適当な他の情報であり得る。同様に他の実施形態において、共有リクエストは特定のおすすめボタンと関連付けられているので、そのおすすめボタンと関係あるコンテンツだけが共有ボックスに追加するために識別される。実施形態において、ユーザに見えない追加コンテンツが、共有ボックスにできる限り含めるために取り出され得る。実施形態において、ウェブページのある一部分が公開人によって提供された意味的な(semantic: シマンティックな)クラス分けでタグ付けられる。その情報は、取り出されるべきコンテンツを決定するのに使用され得る。
【0052】
それから処理300は、公開人入力に基づいてコンテンツをフィルタする310。手順310はオプションであり、図3において破線で示されることを認識すべきである。実施形態において、ユーザに提供された情報は、ユーザに提示される意味的にクラス分けした情報の、追加された目に見えない又は見えるタグを含む。これらのタグは、タイプ、コンテンツと関連付けられたプロパティと値を含むことができる。ユーザのコンテキストが決定され、コンテンツがそのコンテキストのために取り出されると、この情報はさらに公開人によって提供された意味的なクラス分けを使ってより正確にされ得る。実施形態において、共有ボックスにコピーされ得る情報が何かを特に指し示している公開人によって、情報はフィルタされる。例えば、公開人は、ユーザが現在見ているのと同じドメインに制限するために、共有ボックスのためのコンテンツを制限し得る。実施形態において、おすすめ共有モジュール156は、自動クローリング又は代わりの機構に基づいて、フィルタするための何らかのコンテンツを決定する。実施形態において、情報はおすすめ共有モジュール156と公開人からの入力の組み合わせによってフィルタされる。コンテンツは、意味的なクラス分け,公開人の要求,検索サーバ114の要求,あるいは他の関連したエントリの要求に基づいてフィルタされ得る幾つもの追加の方法があることを理解すべきである。
【0053】
次に、処理300は、共有ボックスに追加されるためのコンテンツを個人化する312。コンテンツは、例えば周知のユーザ属性を使っているソーシャルネットワークサーバ124からの情報,ユーザの友人たちからの情報,ユーザによるソーシャルネットワークの使用からの情報,ユーザによって作られた他のおすすめからあるいは他のソースからの情報に基づいて個人化され得る。同様に、コンテンツは例えばユーザ履歴をブラウジングしている検索サーバ114からの情報に基づいて個人化され得る。実施形態において、ユーザ嗜好情報を含むプロファイルサーバからの情報がコンテンツを個人化するために使用される。これら個人化処理のいずれかあるいはすべてにおいて、ユーザが個人化のために用いられているそのような情報をオプトイン又はオプトアウトすることを可能にし得る。言い換えれば、処理300は、彼又は彼女がそうであるユーザ独自性と彼/彼女の嗜好情報に基づいて、共有ボックスに加えられるコンテンツをカスタマイズする。再度、ある実施形態において、個人化手順312はオプションであり、図3において破線で示されることを認識すべきである。
【0054】
処理300は、フィルタされ個人化されたコンテンツを共有ボックスに加えることによって続行する314。次に、処理300は共有ボックスに動作を加える316。例えば、コンテキストに応じて、共有ボックスは1以上の、1)サードパーティーサイト、2)ユーザからの情報のストリーム、3)ユーザによる投稿、4)ユーザの推薦ページ、5)検索結果を有するより遅い提示のための注釈記憶装置、6)マイクロブログサイト、そして7)情報が有用で貴重であり得る他のサイト,ページ,データベースあるいはシステム、にプッシュされ得る。共有ボックス内の情報に対する動作の個別のボタンが、共有ボックスに加えられる。動作は、共有されたコンテンツの受信者の身元確認を含み得る。図5に関連して以下に記述されるように、ユーザは領域508でコンテンツが共有された他のものを選び得る。実施形態において、本発明の共有ボックスは、ユーザがコンテンツを共有する個人,コンテンツを共有する電子メールアドレス,コンテンツを共有する個人のグループ又はコンテンツを共有する電子メールアドレスのリスト、あるいは他の個人の独自性又はグループの独自性を指定することを可能にし得る。例えば、ユーザはコンテンツを共有するソーシャルネットワークのユーザグループ(例えば、家族,友人たち,同僚など)を指定し得る。言い換えれば、ユーザはコンテンツが共有されるユーザを識別又は制限することができる。さらに、実施形態において、追加動作が識別されたユーザを通知するために共有ボックスに加えられ得る。例えば、共有ボックスで指定した異なるユーザ又はグループは、電子メール又はそれらを共有していたコンテンツを指し示す他のタイプの通知を受信し得る。これは、共有ボックス内でのユーザ選択又は受信された入力に基づき得る。例えば、共有ボックス内において識別された或る受信者にユーザがカーソルをあわせることに応じて、通知オプションが提示され得る。さらに、実施形態において、グループ(例えば、家族)内で提示される複数のユーザ名は、共有ボックス内のグループ名の上にユーザがカーソルを動かすことに応じて表示され得る。処理300は、表示のために共有ボックスを提供することによって続けられる318。一実施形態において、共有ボックスは検索サーバ114からクライアント装置104に送信され、そして情報はクライアント装置104でブラウザ202に提示される。ユーザは共有ボックスに追加情報を加えて、共有ボックスのコンテンツが選択された動作に従って配信されるように、動作ボタンの何れかを選択することができる。処理300は、入力を受信して320、それから入力又は動作を処理すること322によって完了する。
【0055】
図3に示されないけれども、共有ボックスがユーザ102へ提示した又は表示した後に、ユーザは多くの動作をとることができる。最初に、ユーザは共有ボックスへそれを入力することによって、追加コンテンツを加えることができる。例えば、この追加コンテンツはテキスト,投稿,写真,動画,オーディオなどであり得る。第二に、ユーザ102は、どちらかと共に共有ボックスにコンテンツを共有するため、他のユーザかシステムを指定することができる。これは、共有ボタンの選択に引き続いて行われ得る。実施形態において、共有ボックスからのコンテンツは個々の又は他のシステムへ送信され得る。例えば、共有ボックスのコンテンツは、特定のユーザへ電子メールで送信し得る。他の例において、共有ボックスの情報は、彼の/彼女のソーシャルネットワークでユーザ102のストリームに加えられ得る。さらに他の例において、共有ボックス内のコンテンツは、サードパーティサーバ126,検索サーバ114,おすすめ共有モジュール156、又は追加処理、分析的評価、あるいは提示のための他のシステムに戻され得る。特に、コンテンツを容易に加えて多数の他のユーザとシステムと共有する能力は、ユーザがウィルス方法でコンテンツを広めることを可能にする。
【0056】
図4〜6を参照すると、共有ボックス502、602、特に検索結果に関連するものを提示する実施形態が示される。共有ボックス502、602は、ソーシャルネットワーク情報のような他の情報と共に、ストリーム、動画情報あるいはさまざまな他のコンテキストから提供され得ることを理解すべきである。図4は、用語「マンハッタン」の検索結果がブラウザウィンドウ402で示されるユーザインタフェース400の一実施形態を例示する。この例において、多数の検索結果が用語「マンハッタン」のクエリに応じて戻って来ており、そしてトップ3の検索結果が示されている。ユーザインタフェース400は、トップラベル,メニューバー404,検索エンジンと入力ボックスのバー406,サイド/ロケーションバー408,及び表示領域410を含む多くの構成要素を有するブラウザウィンドウ402を含む。トップラベル,メニューバー404,サイド/ロケーションバー408と表示領域410は、従来のモジュールを有する。例えば、メニューバー404はブラウザモジュールにアクセスするためのメニューを提供する。図4に示した実施形態は、ユーザインタフェースのためのただ一つの例であることを認識すべきである。ブラウザウィンドウ402は、図4〜6に示したボタンに類似する少なくとも1つのおすすめボタンを含む公開人ページから、同じくらい容易にコンテンツを含み得る。
【0057】
ユーザインタフェース500の実施形態は、ユーザがおすすめボタン504を選ぶような共有のするためのリクエストを入力すると表示される共有ボックス502を含む。共有ボックス502は、多数のラベルとフィールド506,508,510,512,514を含む。共有ボックス502のトップは、情報を共有している人達を識別するために、ユーザの名前と写真の提示のためのボックス506を含む。場合によっては、ユーザの本当の名前よりむしろ、個人によって使われたハンドル又は他のログイン名であり得る。2番目のボックス510は、ユーザが共有ボックスのコンテンツと関係付けられるコメントを加えることを可能にする。3番目のボックス508は、ユーザ102が共有ボックスのコンテンツが提供される人を選択又は指定できる領域を提供する。一実施形態において、名前又は個々のユーザの他の識別情報が3番目のボックス508に入力され得る。他の実施形態において、共有ボックスが共有される情報と共にグループ又はサークルが、3番目のボックス508から選択され得る。領域512は、図3に関連して上述したように、ユーザのコンテキストに基づき取り出される情報/コンテンツを含む。この例において、ユーザがウェブページ結果で見たアブストラクトは表示領域512にコピーされる。ウェブページからの情報は、コンテキストとユーザ独自性とに基づいてフィルタされる又は個人化されることを理解すべきである。実施形態において、表示領域512は、ユーザが情報/コンテンツ又は何か他の入力上にカーソルを動かすことに応じて提示されるスクロールバー又はボタン(図示せず)を含む。スクロールバー又はボタンの選択に応じて、他の代替的情報又はコンテンツがオリジナルの情報/コンテンツの代わりに表示される。例えば、もし参照されているウェブページが多くのイメージ(例えば、イメージ1,イメージ2,イメージ3,イメージ4,イメージ5映像)を含み、そして処理300が表示領域512のイメージ2を自動的に選択し提供するならば、スクロールバーの選択は、ユーザによる表示領域512に提供される他のイメージの1つの手動選択をもたらし許可する。これは、共有ボタンが選択されるときに共有されるコンテンツを容易に選択する能力をユーザに提供する。この選択処理は、イメージだけでなく、テキスト,リンク,動画などに適用されることを理解すべきである。他の実施形態において、コメントのための2番目のボックス510は省略される、そしてユーザは、表示領域512に自動的にコピーされたコンテンツを変更するために、表示領域512でコンテンツを直接変更することができる。最後に、表示領域512は、共有ボックス502の表示領域512でコンテンツに関連する動作をとったユーザによって選択されたときの1以上のボタン514を含む。図5に示した実施形態において、ユーザは彼の/彼女のソーシャルネットワークストリームでコンテンツを共有する能力だけを有する。しかしながら、図3に関連して上述したような幾つもの動作が共有ボックス502を使って行われ得る、そして514に類似する追加ボタンは、コンテンツに関して行われ得るそれぞれ別々の動作を提供し得る。
【0058】
図6は、共有ボックス602がおすすめボタン504上に浮かんだユーザインタフェース600の第2実施形態を例示する。この共有ボックス602は図5に関連して上述したものと類似し、名前と写真表題506,コメントボックス510,コンテンツが共有されるべき人を入力するためのユーザボックス508と、表示領域512とボタン514を含む。図5及び図6は、本発明の実施形態のただの例に過ぎないことを理解すべきである。同じしかし図5及び図6に示されるよりも多くの要素を有する本発明の多くの他の実施形態がある。システム100と処理300の動作は、図示した例に関連してより良く理解され得る。例えば、ユーザ102Aは、検索用語を入力し検索サーバ114から検索結果を受信することによって、クライアント装置 104A と対話し得る。検索結果は、クライアント装置104Aでユーザ102Aに表示される。ユーザは検索結果と対話し、検索ボックスリクエスト220を生成する。検索ボックスリクエスト220は、おすすめ共有モジュール156A特に共有リクエストモジュール250によって受信される。これに応じて、共有リクエストモジュール250は、情報がユーザ102Aによって見られていたコンテキストを決定するために、共有クライアント110Aと協力して動作する。この例において、コンテキストは、クライアント104Aによって表示されているページのユニフォームリソースロケータ(URL)の形式になる。実施形態において、コンテキストは表示されているページの一部分の表示,広告の断片,表示されている検索結果の1つへのURLなどであり得る。言い換えれば、共有ボックスに提供されるコンテンツは共有されているURLに関連付けられる又は含む。上記のとおり、共有ユーザインタフェース作成モジュール252は、ユーザインタフェース,共有ボックスを作成する。コンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュール254は、共有ボックスに挿入されるコンテンツを生成するために、共有リクエストモジュール250と協力して動作する。一実施形態において、コンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュール254は、クライアント装置104Aでユーザに提示したページを取ってくるために、検索サーバ114と協力して動作する。より具体的には、おすすめボタンは特定のURL又はウェブページと関連付けられ得る。コンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュール254は、選択したおすすめボタンとそれに対応するURLを決定するために、クライアント装置104と協力して動作する。URLに応じたウェブページが取り出され、そしてコンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュール254は、取り出したページを再検討し、そして共有ボックスに加えるために適切なコンテンツを決定する。実施形態において、ウェブページの公開人は、何が示されるべきであるかそしてそれがどのようにレンダリングされるべきであるかの指標又は定義を提供する。例えば、公開人によって明らかにされたこれらの属性と値は、共有ボックスに提供したコンテンツを制御するために用いられる。属性と値の例は、タイプ,特性,構成,サイズ,位置などを含む。実施形態において、共有ボックスのコンテンツは、適切なフォーマット値のあるところで、公開人によって提示されたアイテムのタイプによって、前もって設定されて制御される。実施形態において、テキスト又はサイドバーの導出,フォントサイズの大小,ポジション,検索エンジンによるフィルタテクニックなどのような他の要素を考慮する他のアルゴリズムは、これは共有ボックスのコンテンツを決定するために用いられる。上記のとおり、実施形態において、コンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュール254は、ユーザによって取って来られたデータ,コンテンツタイプ,ユーザの友人たち,ユーザが共有された他のコンテンツ,ユーザがおすすめした3番目のコンテンツ,ユーザが共有した頻度,おすすめされた又は再検討されたコンテンツタイプ,そして種々の他のソーシャル,共有ボックスに含めるコンテンツを決定するための検索又はおすすめ要因あるいは信号を再検討する。このコンテンツとコンテンツの適切な動作ボタンは、共有ボックスに加えられる。これらの付加物を持つ共有ボックスは、ユーザに表示するためにクライアント装置104Aに提供される。ユーザは、コンテンツを共有すること,追加コンテンツを加えてコンテンツを共有すること、コンテンツが共有される処理を指定することあるいはさらなる動作なしで共有ボックスを閉じることによって、共有ボックスを使って共有されたコンテンツに関連する動作を行うことができる。ユーザ入力に応じて、おすすめ共有モジュール156Aはこれらの動作の1つを実行する。
【0059】
図7を参照すると、本発明に従う共有されたコンテンツを提供するための処理700の一実施形態が記述される。この700の方法は、コンテンツと対話し共有されたコンテンツを自動的に取り出すためのユーザ処理の提示であり、再検討した検索結果のコンテキストに記述される。しかしながら、類似のモジュールと共に類似方法は、クライアント装置104Bと他のサーバ、例えばおすすめサーバ112,ソーシャルネットワークサーバ124あるいは検索サーバ114を使って、ユーザが共有されたコンテンツと対話する場面に適用され得る。処理700は、クライアント装置104から入力を受信する702ことによって始まる。これは、検索結果のためのリクエスト又はソーシャルネットワークからコンテンツを取り出すためのリクエストであり得る。処理400は、検索サーバ114又はソーシャルネットワークサーバ124からコンテンツを取り出す704。取り出したコンテンツは、ユーザ,コンテンツタイプ,あるいは友人たちによって興味があることを示したコンテンツよってカスタマイズされ得る706。次に、処理700は、カスタマイズされたコンテンツのどれもが、共有ボックスから共有動作の結果又は共有インタフェースから類似の共有動作の結果として生成し共有されたコンテンツを含むかどうかを決定する708。もしそうでなければ、カスタマイズされたコンテンツが表示のために提供される718。しかしながら、もしブロック706において生成したカスタマイズされたコンテンツに含まれる共有されたコンテンツがあるならば、処理710は、共有されたコンテンツ,コンテンツが共有されたコンテキストあるいは関連付けられたメタデータを取り出す。次に、処理700は、共有されたコンテンツを更新する712。例えば、もし共有されたコンテンツがテキストのアブストラクトとURLを含むならば、URLに対応するウェブページが取り出され、テキストのアブストラクトは更新される。実施形態において、図3のブロック306と308を実行することに類似する。更新した共有されたコンテンツは、共有されたコンテンツの代わりに使用される。処理700は、公開人嗜好情報を使って更新したコンテンツをフィルタする714ことによって続行する。実施形態において、ブロック706のカスタマイズされたコンテンツと更新した共有されたコンテンツの両方をフィルタする。処理700は、共有されたコンテンツのメタデータを使ってフィルタしたコンテンツをカスタマイズする716ことによって続行する。実施形態において、ブロック706のカスタマイズされたコンテンツは個人化される。実施形態において、他のサーバからの他の情報は、図3に関連して上述したブロック312に類似するコンテンツを個人化するために使用され得る。処理700は、表示のためにコンテンツを提供することによって終了する718。例えば、個人化した共有されたコンテンツとカスタマイズされたコンテンツは組み合わされ、クライアント装置104Bでユーザへ提示され得る。この処理における共有されたコンテンツの使用は、共有されたデータがそれが導き出したところからURLの現在の状態を反映するために更新され得ることから、特に有利である。上記の処理は、ユーザの友人又はユーザと関係を有する他の人によって共有された情報は表示された情報がユーザに関係ある公算を増やすために使われることから、有利である。
【0060】
おすすめに応じて、コンテンツ情報と共に共有インタフェース又は共有ボックスを提示するためのシステムが記述されている。上記記述において、説明のために、多数の特定の詳細が明らかにされた。しかしながら、開示した技術は、これらの具体的な詳細のサブセットを与えることなしに実践され得ることは明白である。他の例において、構造と装置はブロックダイアグラム形式で示される。例えば、開示した技術は、ユーザインタフェースと特定のハードウェアに関連する以下の一実施形態で記述される。さらに、主にソーシャルネットワークのコンテキストを上で開示した技術;しかしながら、開示した技術は、検索処理を改善するために使われる得る他のデータ源と他のデータタイプ(例えば、イメージ,オーディオ,ウェブページのような他のリソースのコレクション)に適用される。
【0061】
明細書における「一実施形態」又は「実施形態」は、特定の特徴、構成要素、あるいは実施例に関連して記述した特徴が開示した技術の少なくとも一実施形態に含まれることを意味する。明細書のあらゆる箇所でのフレーズ「一実施形態において」の出現は、必ずしもすべて同じ実施例に言及されていない。
【0062】
上記の詳細な記述のいくつかの部分が、コンピュータメモリ内のデータビット上での方法及び命令の象徴的な説明に関して提示される。処理は、結果へ導く筋の通った手順列が一般的に考えられ得る。手順は、物理量の物理的な操作を含み得る。これらの量は、記憶され、転送され、結合され、比較され、さもなければ操作可能な、電気又は磁気信号の形式をとる。これらの信号は、ビット、値、要素、象徴、文字、用語、数のような形式であるものとして言及され得る。
【0063】
これら及び類似の用語は適当な物理量と関連付けられ得て、そしてこれらの量に適用された符号が考えられ得る。先の検討から明らかであるように、特に別な方法で明白に述べられていないならば、記述を通して、例えば「処理すること」、「コンピュータ計算すること」、「計算すること」、「決定すること」、「表示すること」のような用語を利用している検討は、コンピュータシステムのレジスタ及びメモリあるいは他のそのような情報記憶装置,転送装置又はディスプレイ装置で物理量として同様に提示した他のデータ内に、コンピュータシステムのレジスタ及びメモリ内で物理(電気)量として提示したデータを操作し転送する、コンピュータシステム,類似の電気計算機システムの動作又は処理に関連し得ることが理解される。
【0064】
開示した技術は、ここでの命令を実行するための機構に関連し得る。この機構は所要の目的のために特別に構築され得る、あるいはコンピュータに記憶したコンピュータプログラムによって選択的に作動される又は設定される汎用計算機を構成し得る。そのようなコンピュータプログラムは、例えば、限定されないが、フロッピー(登録商標)ディスク,光ディスク,CD‐ROM,磁気ディスク,リードオンリメモリ(ROM),ランダムアクセスメモリ(RAM),EPROM,EEPROM,磁性あるいは光カード,不揮発メモリと共にUSBキーを含んでいるフラッシュメモリを含むあらゆるタイプのディスク、あるいは電気的な命令を記憶するのに適したあらゆるタイプの媒体、コンピュータシステムバスに結合したそれぞれのような、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶され得る。
【0065】
開示した技術は、専らハードウェア実施形態,専らソフトウェア実施形態又はハードウェアとソフトウェアの両方を含む実施形態の形態をとることができる。一実施形態において、前記技術はファームウェア,常駐ソフトウェア,マイクロコードなどに限られないがそれらを含むソフトウェアで実施される、
【0066】
さらに、開示した技術は、利用のための、あるいはコンピュータ又はどんな命令実行システムに関しての、プログラムコードを提供しているコンピュータ利用可能な又はコンピュータ読み取り可能な媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムプロダクトの形態をとることができる。この記述の目的のために、コンピュータ利用可能な又はコンピュータ読み取り可能な媒体は、利用のための、あるいは命令実行システム,機構,装置に関してのプログラムを、含み、記憶し、通信し、伝え、又は転送することができるどんな機構でもあり得る。
【0067】
プログラムコードを記憶及び/又は実行するのに適したデータ処理システムは、システムバスを通して直接的又は間接的にメモリ要素へ結合した少なくとも1つのプロセッサを含む。メモリ要素は、プログラムコードの実際の実行中に用いられたローカルメモリ,大容量記憶装置,コードが実行中に大容量記憶装置から取り出されるべき回数を減らすために少なくともいくつかのプログラムコードの一時記憶装置を提供するキャッシュメモリを含み得る。
【0068】
入出力又はI/Oデバイス(キーボード,ディスプレイ,ポインティングデバイスなどをに限定されないがそれらを含む)は、直接にあるいはI/Oコントローラを介してシステムへ結合され得る。
【0069】
ネットワークアダプタは、データ処理システムが、プライベートあるいは公共のネットワークを介して他のデータ処理システム又はリモートプリンタ又は記憶装置に結合した状態になることを可能にするシステムへ結合され得る。モデム,ケーブルモデム,Ethernet(登録商標)カードは、ネットワークアダプタの現在利用可能なタイプの僅かに過ぎない。
【0070】
最後に、ここに提示した処理及び表示は、特定のコンピュータ又は他の機構に本質的に関係し得ない。種々の汎用システムがここでの教示に従ってプログラムと共に用いられ得る、あるいは必要とされる方法手順を実行するためより専門的な機構を構築するのに都合が良いことが分かり得る。いろいろなこれらのシステムのために必要とされる構造は、下の記述から出現する。さらに、開示した技術は特定のプログラミング言語に関連して記述されないであろう。いろいろなプログラム言語がここに記述されるように、技術の教示を実施するのに用いられ得ることが理解されるであろう。
【0071】
前述の現手法と技術の実施形態は、例示と記述の目的のために提示されている。それは包括的であること、あるいは記述した詳細な形態に現在の手法と技術を制限することを意味しない。多くの修正とバリエーションが上記の教示の観点から可能である。現手法と技術の範囲は、この詳細な記述によって制限されないことを意味する。現手法と技術は、その精神あるいは本質的な特徴から外れないで他の特定の形態に用いられ得る。同じように、モジュール、ルーチン,特徴,属性,方法論と他の態様の特定のネーミングと区別は強制でも重要でもない、そして現手法と技術あるいはそのモジュールを実施するメカニズムは異なる名前,部門及び/又はフォーマットを持ち得る。さらに、モジュール,ルーチン,特徴,属性,方法論と本発明の他の態様は、ソフトウェア,ハードウェア,ファームウェアあるいは3つのどんな組み合わせとして実施され得る。また、その例がモジュールである構成要素がソフトウェアとして実施されるところはどこでも、その構成要素はスタンドアロンプログラムとして、より大きいプログラムの一部として、多くの別個のプログラムとして、静的に又は動的にリンクしたライブラリとして、モジュールをロード可能なカーネルとして、デバイスドライバとして、及び/又はコンピュータプログラミング分野において今あるいは将来知られるあらゆる他の方法で、実施される。さらに、現手法と技術は、特定のプログラミング言語、あるいは特定のオペレーティングシステム又は環境のための実施態様に決して限定されない。したがって、現手法と技術の開示は限定されないが例示であることが意図される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
共有のユーザインタフェースを生成し提供するシステムであって、
共有インタフェースのためのリクエストを受信し処理する共有リクエストモジュールであって、クライアント装置から前記共有インタフェースのためのリクエストを受信するように結合され、前記クライアント装置にカスタマイズしたコンテンツを含む共有インタフェースを提供するように結合され、また、カスタマイズされたコンテンツに関する動作を実行する前記共有リクエストモジュールと、
コンテキストと推奨を用いてカスタマイズされたコンテンツを含む共有インタフェースを作成するユーザインタフェース作成モジュールであって、前記クライアント装置に結合され、コンテキストを受信し、該クライアント装置に前記共有インタフェースを提供する前記ユーザインタフェース作成モジュールと、
コンテンツを取り出し、且つ前記共有インタフェースに追加される情報のためのコンテキストを決定するコンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュールであって、取り出したコンテンツを処理することによってカスタマイズされたコンテンツを生成し、該カスタマイズされたコンテンツを提供するために前記ユーザインタフェース作成モジュールに結合し且つ前記コンテンツを取り出すためにコンテンツ源に結合される前記コンテンツ及びコンテキスト取り出しモジュールと、
共有ボタンのユーザ選択に応じて前記共有インタフェース内の前記カスタマイズされたコンテンツを転送する転送モジュールであって、前記カスタマイズされたコンテンツを受信し該カスタマイズされたコンテンツを送信するように結合された前記転送モジュールと
を備えるシステム。
【請求項2】
ユーザからの入力を受信するステップと、
前記ユーザ及び前記入力のコンテキストを決定するステップと、
前記コンテキストに基づいてコンテンツを取り出すステップと、
共有インタフェースに前記コンテンツを追加するステップと、
前記共有インタフェースに動作ボタンを追加するステップと、
表示のために前記共有インタフェースを送信するステップと
を備える方法。
【請求項3】
前記入力は、おすすめボタンの選択、おすすめボタンのカーソルオーバー又はおすすめ動作であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ユーザ及び前記入力のコンテキストを決定する前記ステップは、おすすめボタンに対応するユニフォームリソースロケータを決定することを含む請求項2に記載の方法。
【請求項5】
ユーザからの追加入力を受信するステップと、
前記追加入力に関連した動作を決定するステップと、
前記共有インタフェースのコンテンツで前記追加入力に関連した動作を行うステップと
をさらに備える請求項2に記載の方法。
【請求項6】
前記追加入力は、前記動作ボタンの選択であり、前記動作は、前記追加されたコンテンツを共有することであることを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
公開人入力の少なくとも一部に基づいてコンテンツをフィルタするステップをさらに備える請求項2に記載の方法。
【請求項8】
前記公開人入力は、タイプとプロパティを含む意味的なクラス分けであることを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
ユーザ独自性の少なくとも一部に基づいてコンテンツを個人化するステップをさらに備える請求項2に記載の方法。
【請求項10】
前記共有インタフェースに前記動作を追加するステップは、共有動作の受信者を入力するための領域を追加するステップを含む請求項2に記載の方法。
【請求項11】
前記共有インタフェースのための追加コンテンツを受信し、前記追加コンテンツと前記共有インタフェースに追加されたコンテンツを共有するステップをさらに備える請求項2に記載の方法。
【請求項12】
プロセッサと、
命令が実行されるときに、
ユーザからの入力を受信することと、
前記ユーザ及び前記入力のコンテキストを決定することと、
前記コンテキストに基づいてコンテンツを取り出すことと、
共有インタフェースに前記コンテンツを追加することと、
前記共有インタフェースに動作ボタンを追加することと、
表示のために前記共有インタフェースを送信することと
をシステムに行わせるようにする前記命令を記憶するメモリと
を備えるシステム。
【請求項13】
前記入力は、おすすめボタンの選択、おすすめボタンのカーソルオーバー又はおすすめ動作であることを特徴とする請求項12に記載のシステム。
【請求項14】
前記ユーザと前記入力のコンテキストを決定することは、おすすめボタンに対応するユニフォームリソースロケータを決定することを含む請求項12に記載のシステム。
【請求項15】
前記メモリは、命令が実行されるときに
ユーザからの追加入力を受信することと、
前記追加入力に関連した動作を決定することと、
前記共有インタフェースのコンテンツで前記追加入力に関連した動作を処理することと
を該システムに行わせるようにする前記命令を更にを更に記憶することを特徴とする請求項12に記載のシステム。
【請求項16】
前記メモリは、命令が実行されるときに、公開人入力の少なくとも一部に基づいてコンテンツをフィルタすることを該システムに行わせるようにする前記命令を更に記憶することを特徴とする請求項12に記載のシステム。
【請求項17】
前記公開人入力は、タイプとプロパティを含む意味的なクラス分けであることを特徴とする請求項16に記載のシステム。
【請求項18】
前記メモリは、命令が実行されるときに、ユーザ独自性の少なくとも一部に基づいてコンテンツを個人化することを該システムに行わせるようにする前記命令を更に記憶することを特徴とする請求項12に記載のシステム。
【請求項19】
前記共有インタフェースに前記動作を追加することは、共有動作の受信を入力するための領域を追加することを含む請求項12に記載のシステム。
【請求項20】
前記メモリは、命令が実行されるときに、前記共有インタフェースのための追加コンテンツを受信すること、及び前記追加コンテンツと前記共有インタフェースに追加されたコンテンツとを共有することをシステムに行わせるようにする前記命令を更に記憶することを特徴とする請求項12に記載のシステム。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−45461(P2013−45461A)
【公開日】平成25年3月4日(2013.3.4)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−182933(P2012−182933)
【出願日】平成24年8月22日(2012.8.22)
【出願人】(502208397)グーグル インコーポレイテッド (161)