説明

搬送物反転装置

【課題】搬送物反転装置に関し、反転の際に搬送制御を不要とし、搬送物の折り曲げによる負荷の付与を防止する。
【解決手段】受け入れた搬送物に対し、第1ベルト搬送部12の第1搬送経路12Aより第2ベルト搬送部13の第4搬送経路13Aで斜め上方向に搬送し、搬送物の先端部分を規制部18で規制して先端ガイド部19に導かせ、先端ガイド部19で搬送物の先端部分を搬送上流側に導いて回転させて投入されたときの上面側を下向きに反転させ、当接ローラ20で先端ガイド部19による回転を規制して搬送物の後端部分を第5搬送経路13Bから第1ベルト搬送部12の第2搬送経路12Bに送り出させる構成とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、封書等の封緘体に内容物を封入封緘して作製する際に、これを搬送物として表裏反転させる搬送物反転装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、個別毎の封緘体を作製するに際して、封緘体に内容物を封入封緘し、送り先毎に作製されているかを検査することを一連で行わせることができるようになってきている。この一連の作製工程中で、内容物を封入封緘させる面と、検査内容が確認できる面とが別の場合があって封緘体を反転させる工程が必要となる。この場合、封緘体の内容物にICカード等の堅く、曲げ等の外的負荷を与えてはならないものもあり、反転させる際には曲げをなくすか、できる限り曲げを少なくさせることが望まれる。
【0003】
従来、搬送物の反転装置として、下記特許文献1に記載されているようなスイッチバック機構の装置が用いられている。このようなスイッチバック機構は、垂直方向に反転ガイドが設けられ、当該反転ガイドの入りと出の両側に送入ローラ及び送出ローラが配置されたものである。すなわち、送入ローラより挿入された用紙(搬送物)は反転ガイドに沿って垂直上方に導かれ、垂直状態から後端より送出ローラで水平方向に送り出されることで反転させる機構のものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第3606747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記特許文献1のような機構は、反転ガイドが垂直方向に設けられることから省スペース化が図られるものであるが、送入ローラは搬送物を反転ガイドに送り込むときにセンサで検出して駆動され、送り込んだことをセンサ等で検出して停止させ、これと同時に送出ローラを駆動させるという駆動制御を必要とする。
【0006】
また、送入ローラより搬送物を反転ガイド内に送り込むときに当該搬送物はローラに沿って水平方向から垂直方向に折り曲げられ、また送出されるときに送出ローラに沿って垂直方向から水平方向に折り曲げられることとなることから、搬送物を封書等の封緘体を対象として内容物にICカード等が封入されている場合にはこのようなスイッチバック機構を使用することはできない。
【0007】
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、反転の際に搬送物の搬送制御を不要とし、搬送物の折り曲げによる負荷の付与を防止する搬送物反転装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、搬送物を受け入れる搬送上流側の第1搬送経路、当該搬送物を排出する搬送下流側の第2搬送経路、及び当該第1及び第2搬送経路の間に空間領域を設ける第3搬送経路が一体で形成される第1搬送部と、搬送上流側が前記第1搬送部の空間領域に位置され、前記搬送物を当該第1搬送部の第1搬送経路から受け入れて斜め上方向に導く第4搬送経路、及び当該第4搬送経路の頂上から斜め下方向に経路をとる第5搬送経路が一体で形成される第2搬送部と、前記第2搬送部の第4搬送経路から斜め上方向に送られてくる搬送物の先端部分を規制する規制部と、前記搬送物の先端部分を前記規制部から搬送上流側に導いて回転させ、前記第1搬送部に受け入れられたときの上面側を下向きに反転させる先端ガイド部と、前記先端ガイド部で上面側が反転された搬送物の回転を規制して当該搬送物の後端部分を前記第2搬送部の第5搬送経路から前記第1搬送部の第2搬送経路に送り出させる当接部と、を有する構成とする。
【0009】
請求項2,3の発明では、「前記第1搬送部における前記第1搬送経路が、受け入れる前記搬送物を下方向に導く第6搬送経路、及び当該搬送物を斜め上方向に送り出して先端部分を前記第2搬送部の第4搬送経路に導かせて当該搬送物を非折曲状態とさせる第7搬送経路を含んで形成される」構成であり、
「前記第1搬送部の第6搬送経路部分に、前記搬送物を当該第6搬送経路に非接触とさせて前記第7搬送経路に導かせる逆転防止ガイド部が設けられる」構成である。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明によれば、第1搬送部が搬送上流側の第1搬送経路と、当該搬送物を排出する搬送下流側の第2搬送経路との間に空間領域を設ける第3搬送経路が一体で形成され、第2搬送部が搬送上流側が上記空間領域に位置され、搬送物を第1搬送経路から受け入れて斜め上方向に導く第4搬送経路、及び当該第4搬送経路の頂上から斜め下方向に経路をとる第5搬送経路が一体で形成されるもので、第4搬送経路から斜め上方向に送られてくる搬送物の先端部分を規制部で規制して先端ガイド部に導かせ、当該先端ガイド部で搬送物の先端部分を規制部から搬送上流側に導いて回転させて上面側を下向きに反転させ、当接部で先端ガイド部による回転を規制して当該搬送物の後端部分を第5搬送経路から第2搬送経路に送り出させる構成とすることにより、第1及び第2搬送部を常に駆動状態とさせて駆動、停止の制御を不要とさせることができると共に、反転させる際に先端ガイド部で反転させることから曲げ負荷の付与を防止することができるものである。
【0011】
請求項2の発明によれば、搬送上流側で第6搬送経路で搬送物を受け入れるときに当該搬送物を下方向とさせ、第7搬送経路で斜め上方向に搬送させることにより、搬送物に対してより直線状態を維持させることができるものである。
【0012】
請求項3の発明によれば、第6搬送経路に、搬送物を当該第6搬送経路に非接触とさせて前記第7搬送経路に導かせる逆転防止ガイド部を設けることにより、搬送物の受け入れから確実に第7搬送経路に導かせることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の搬送物反転装置における第1実施形態の構成図である。
【図2】図1の搬送物反転装置の動作説明図(1)である。
【図3】図1の搬送物反転装置の動作説明図(2)である。
【図4】図1の搬送物反転装置の動作説明図(3)である。
【図5】本発明の搬送物反転装置における第2実施形態の構成図である。
【図6】図5の搬送物反転装置の動作説明図(1)である。
【図7】図5の搬送物反転装置の動作説明図(2)である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態を図により説明する。本実施形態では、搬送物の搬送駆動系は図示を省略し、説明を省略する。
図1に、本発明の搬送物反転装置における第1実施形態の構成図を示す。図1(A)、(B)において、搬送物反転装置11は、第1搬送部である第1ベルト搬送部12と、第2搬送部である第2ベルト搬送部13とにより搬送手段が構成される。
【0015】
第1ベルト搬送部12は、7つのベルト駆動ローラ群により、搬送物を受け入れる搬送上流側の第1搬送経路12Aを水平状態とし、搬送物を排出する搬送下流側の第2搬送経路12Bを水平状態とし、そして、当該第1及び第2搬送経路12A,12Bの間に下方に取り廻させた第3搬送経路12Cによって空間領域を設ける搬送経路を含むもので、これら第1〜第3搬送経路12A〜12Cが一体の搬送ベルトで形成される。
【0016】
第2ベルト搬送部13は、4つのベルト駆動ローラ群により一体の搬送ベルトで構成され、その搬送上流側が第1ベルト搬送部12に設けられた空間領域に位置され、搬送物を当該第1ベルト搬送部12の第1搬送経路12Aから受け入れて斜め上方向に導く第4搬送経路13Aと、当該第4搬送経路13Aの頂上から斜め下方向の経路で第5搬送経路13Bとを含んで形成される。
【0017】
また、第1ベルト搬送部12における第1搬送経路12A中に従動ローラ部14が設けられる。この従動ローラ部14は、第1搬送経路12Aの搬送ベルト上に適度な付勢力を与えるバネを備えて、搬送物の厚さや搬送角度に従って回動する。第1ベルト搬送部12における第2搬送経路12Bの排出口部分においても従動ローラ部15が設けられ、第2搬送経路12Bの搬送ベルト上(乃至排出口部分のベルト駆動ローラ上)に適度な付勢力のバネを備えて、搬送物の厚さに従って回動する。さらに、第2ベルト搬送部13における第4搬送経路13Aの頂上部分に従動ローラ部16が設けられ、第4搬送経路13Aの搬送ベルト上(乃至ベルト駆動ローラ上)に適度な付勢力を与えるバネを備えて、搬送物の厚さや搬送角度に従って回動する。
【0018】
上記第2ベルト搬送部13の搬送下流側には搬送物を反転させる領域が形成される。この領域は、搬送物の幅方向側にそれぞれ幅ガイド部17が設けられると共に、搬送下流側に規制部18が設けられ、さらに規制部18に湾曲させた先端ガイド部19が設けられ、さらに搬送上流側に当接部である当接ローラ20が設けられることによって形成される。
【0019】
上記規制部18は、第2搬送部13の第4搬送経路13Aから斜め上方向に送られてくる搬送物の先端部分を規制する板状のものである。上記先端ガイド部19は、第4搬送経路13Aから送り出される搬送物の先端部分を規制部18から搬送上流側に導かせ、当該搬送物の先端部分を搬送上流側に導いて回転させ、第1ベルト搬送部12に受け入れられたときの上面側を下向きに反転させる湾曲形状のものである。上記当接ローラ20は、先端ガイド部19で上面側が反転された搬送物の回転を規制して当該搬送物を第2ベルト搬送部13の第5搬送経路13Bから第1ベルト搬送部12の第2搬送経路12Bに送り出させるローラである。
【0020】
なお、各幅ガイド17間に補助ロッド21が架設される。この補助ロッド21は搬送物の反転に際して通常の役割を持つものではないが、この反転領域で搬送物がアバレたり、第4搬送経路13Aからの搬送の勢いが弱く先端ガイド部19による反転が不十分なときに下降時の反転を促す補助的な役割をなすものである。
【0021】
そこで、図2〜図4に、図1の搬送物反転装置の動作説明図を示す。まず、搬送物31は、搬送物反転装置11に投入されるときの上向きの面を上面31Aとし、反対の面を裏面31Bとする。図2(A)において、第1ベルト搬送部12の搬送上流側より第1搬送経路12Aに搬送物31が投入されて搬送される。この搬送物31の投入は、図示しないが連続的に行われる。
【0022】
投入された搬送物31は、従動ローラ部14で押さえられながら、図2(B)に示すように、その先端部分が第2ベルト搬送部13の第4搬送経路13Aに到達したときに、当該第4搬送経路13Aで斜め上方向に導かれる。このとき、従動ローラ部14は、搬送物31の角度に応じて回動する。
【0023】
第2ベルト搬送部13の第4搬送経路13Aで斜め上方向に搬送される搬送物31は、図3(A)に示すように、そのままの方向に突き出される形態となる。そして、搬送物31の先端部分が規制部18に到達して当接しても第4搬送経路13Aでの送り出しは続けられ、その送りで規制部18から先端ガイド部19に導かれる。このとき、従動ローラ部16で押さえられてはいるものの、当該搬送物31の直線状態は略維持される。
【0024】
搬送物31の後端部分が第2ベルト搬送部13の第4搬送経路13Aより送り出されて離れたときに、その勢いで当該搬送物31の先端部分が先端ガイド部19の湾曲形状で搬送上流側に導かれて回転されることとなり、図3(B)に示すように、搬送物31が第1ベルト搬送部12に受け入れられたときの上面31Aを下向きに反転され、裏面31Bが上向きとなる。このときに搬送物31は一時第4搬送経路13Aより離れるものの、その自重でその後端部分が第5搬送経路13Bに当接して搬送下流側に導かれる。
【0025】
搬送物31の先端部分における先端ガイド部19での回転は、図4(A)に示すように、上面31Aが当接ローラ20に当接して規制される。そして、図4(B)に示すように、そのままの状態で後端部分が第5搬送経路13Bから第1ベルト搬送部12の第2搬送経路12Bに送り出される。このときには、上述のように搬送物31の裏面31Bが上向き状態となって第2搬送経路12Bで搬送されるものである。
【0026】
このように、第2ベルト搬送部13の搬送機構と規制部18、先端ガイド部19及び当接ローラ20とで搬送物31を反転させることから、常に連続運転させるだけでよく、その際の送り機構の駆動系を駆動、停止させるように制御する必要はない。また、これに伴ってセンサ等の検出を行う必要もなく、連続して搬送物31を投入させても滞らせることもないものである。
【0027】
また、搬送物31を第1搬送経路12Aより第4搬送経路13Aに搬送する際に曲げの負荷を与えることがなく、搬送物31の反転の際に、規制部18、先端ガイド部19及び当接ローラ20で搬送物31を反転させることから、当該搬送物31に対して曲げ負荷の付与を防止することができるものである。
【0028】
次に、図5に、本発明の搬送物反転装置における第2実施形態の構成図を示す。図5において、搬送物反転装置11は、図1における第1ベルト搬送部12の第1搬送経路12Aを、第6搬送経路12A1、第7搬送経路12A2及び第8搬送経路12A3としたもので、他の構成は図1と同様である。
【0029】
すなわち、上記第6搬送経路12A1は受け入れる搬送物31を下方向に導き、第7搬送経路12A2は当該第6搬送経路12A1からの搬送物31を斜め上方向に送り出して先端部分を上記第2ベルト搬送部13の第4搬送経路13Aに導かせて当該搬送物31を非折曲状態とさせるもので、第8搬送経路12A3は第7搬送経路12A2から第4搬送経路13Aまでを水平状態とさせたものである。
【0030】
また、上記第6搬送経路12A1には、搬送物31を当該第6搬送経路12A1に非接触とさせて第7搬送経路12A2に導かせる逆転防止ガイド部41が設けられる。この逆転防止ガイド部41は、受け入れ口のベルト駆動ローラと第6搬送経路12A1を形成するベルト駆動ローラとが逆回転となることから、搬送物31が投入されたときに当該逆回転のベルト駆動ローラと接触させないようにして確実に第7搬送経路12A2に導くためのものである。したがって、この第6搬送経路12A1の搬送ベルトに搬送物31が接触することはない。
【0031】
そこで、図6及び図7に、図5の搬送物反転装置の動作説明図を示す。図6において、第1ベルト搬送部12の搬送上流より搬送物31が投入されると、第6搬送経路12A1が下向きであることから、当該搬送物31においても下向きに受け入れられることとなる。この場合、搬送物31の先端部分は逆転防止ガイド部41に沿って第7搬送経路12A2と当接されてそのまま斜め上方向に搬送状態となる。
【0032】
この搬送物31は、その後端部分が第6搬送経路12A1、すなわち逆転防止ガイド部41を過ぎると、図7(A)に示すように、第7搬送経路12A2で搬送されて先端部分が第2ベルト搬送部13の第4搬送経路13Aと当接したときに当該第4搬送経路13Aによって斜め上方向に搬送される。このとき、搬送物31は、後半部分が第8搬送経路12A3より下方に位置されることとなり、その先端部分が従動ローラ部16に達して従動ローラ部14の両方で挾持された状態となっても全体的に直線状態が維持される。
【0033】
そして、図7(B)に示すように、搬送物31がの後端部分が第8搬送経路12A3と当接して送り出されると共に、第2ベルト搬送部13の第4搬送経路13Aでその先端部分が規制部18側に直線的に搬送されるものである。なお、規制部18、先端ガイド部19、当接ローラ20による搬送物31の反転は、図3及び図4と同様である。
【0034】
このように、搬送物31を搬送上流側で受け入れる第1搬送経路12A上で、第4搬送経路13Aへの渡し形態で当該搬送物31をより直線状態とさせることができるものである。これに派生して、上記第1実施形態では従動ローラ部14及び従動ローラ部16のバネ調整で搬送物31に対して曲げ負荷の度合いを調整することができるものであるが、図5に示す搬送経路とすることにより各従動ローラ部14,16のバネ調整を簡易とすることができるものである。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明の搬送物反転装置は、封書等の封緘体を搬送して反転させるものとしての装置製造、及び、封緘体作製の際に搬送中に反転させて排出させる封緘体作製に利用可能である。
【符号の説明】
【0036】
11 搬送物反転装置
12 第1ベルト搬送部
13 第2ベルト搬送部
14,15,16 従動ローラ部
17 幅ガイド部
18 規制部
19 先端ガイド部
20 当接ローラ
31 搬送物
31A 上面
31B 裏面
41 逆流防止ガイド部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
搬送物を受け入れる搬送上流側の第1搬送経路、当該搬送物を排出する搬送下流側の第2搬送経路、及び当該第1及び第2搬送経路の間に空間領域を設ける第3搬送経路が一体で形成される第1搬送部と、
搬送上流側が前記第1搬送部の空間領域に位置され、前記搬送物を当該第1搬送部の第1搬送経路から受け入れて斜め上方向に導く第4搬送経路、及び当該第4搬送経路の頂上から斜め下方向に経路をとる第5搬送経路が一体で形成される第2搬送部と、
前記第2搬送部の第4搬送経路から斜め上方向に送られてくる搬送物の先端部分を規制する規制部と、
前記搬送物の先端部分を前記規制部から搬送上流側に導いて回転させ、前記第1搬送部に受け入れられたときの上面側を下向きに反転させる先端ガイド部と、
前記先端ガイド部で上面側が反転された搬送物の回転を規制して当該搬送物の後端部分を前記第2搬送部の第5搬送経路から前記第1搬送部の第2搬送経路に送り出させる当接部と、
を有することを特徴とする搬送物反転装置。
【請求項2】
請求項1記載の搬送物反転装置であって、前記第1搬送部における前記第1搬送経路が、受け入れる前記搬送物を下方向に導く第6搬送経路、及び当該搬送物を斜め上方向に送り出して先端部分を前記第2搬送部の第4搬送経路に導かせて当該搬送物を非折曲状態とさせる第7搬送経路を含んで形成されることを特徴とする搬送物反転装置。
【請求項3】
請求項2記載の搬送物反転装置であって、前記第1搬送部の第6搬送経路部分に、前記搬送物を当該第6搬送経路に非接触とさせて前記第7搬送経路に導かせる逆転防止ガイド部が設けられることを特徴とする搬送物反転装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−96881(P2012−96881A)
【公開日】平成24年5月24日(2012.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−245411(P2010−245411)
【出願日】平成22年11月1日(2010.11.1)
【出願人】(000110217)トッパン・フォームズ株式会社 (989)
【Fターム(参考)】