説明

携帯型電子機器、携帯型電子機器に適用可能な動作方法、及びコンピュータ可読媒体

【課題】表示部、通信部及びソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを有する携帯型電子機器に適用可能な動作方法を提供する。
【解決手段】方法は、ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンがトリガされたことに応答して、通信部を介して、表示部に表示されるコンテンツに基づいてソーシャルネットワーキング上にユーザ共有コンテンツをポストするステップを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、概して、携帯型電子機器及び該携帯型電子機器に適用可能な動作方法に関する。
【背景技術】
【0002】
FACEBOOK(登録商標)、MYSPACE(登録商標)、TWITTER(登録商標)等のソーシャルネットワーキング・サービスは、近年、人気が高まっている。これらのサービスは、個人情報の交換のための公共の場を提供することによって、ユーザが互いとの接触を維持して知り合うことを可能にするので、ユーザにとって魅力的である。また、ソーシャルメッセージ・サービスも、それらが、ユーザが現在何をしているのか又は現在ユーザがどこにいるのかを含むリアルタイムの個人情報を交換するための便利且つ簡単な手段を提供する点で、非常に人気である。
【0003】
現在、携帯電話機は、特に若い世代にとって、中心となる通信装置である。同時に、これらのユーザの間の所望の通信形態が進化しつつある。ソーシャルネットワーキング・サービスは、現在、通信ウェブ内の人々を、世界中の数百万という人々とつなぐ。しかし、ソーシャルネットワーキング・サービスは、基本的にはコンピュータ・ベースのためのものであるが、消費者は、それらのパーソナルネットワークを携帯電話機等の彼らが好む通信ツールに友好的に拡張したいと望むことがある。
【0004】
デジタルカメラがコンピュータに接続されている場合に、ユーザがカメラのボタンの1つを押すと、写真又は映像がインターネット・ネットワーク上のサイトに共有される。例えば、http://www.imaginginsider.com/?p=104453(非特許文献1)を参照されたい。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】“Kodak Makes Sharing Pictures and Videos One-Button Simple”、[online]、平成22年1月6日、イメージング インサイダー(Imaging Insider)、[平成23年7月6日検索]、インターネット(URL:http://www.imaginginsider.com/?p=104453)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、表示部、通信部及びソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを有する携帯型電子機器、そのような携帯型電子機器に適用可能な動作方法、及びコンピュータ可読媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
携帯型電子機器及び該携帯型電子機器に適用可能な動作方法の実施形態が開示される。ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンが短押しされる場合、ユーザは、ソーシャルネットワーキングのユーザ自身のウェブページ、フレンドウェブページ、イベントウェブページ又はグループ/ページウェブページ上にポスト/共有することができる。さらに、ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンが長押しされる場合、ユーザは、ソーシャルネットワーキングのユーザ自身のウェブページ上に自身の現在の位置情報をポスト/共有することができる。
【0008】
開示の一例は、表示部、通信部及びソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを有する携帯型電子機器に適用可能な動作方法を提供する。当該動作方法は、前記ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンがトリガされたことに応答して、前記通信部を介して、前記表示部に表示されるコンテンツに基づいてソーシャルネットワーキング上にユーザ共有コンテンツをポストするステップを有する。
【0009】
さらに、開示の他の例は、携帯型電子機器であって、表示部と、通信部と、ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンと、前記表示部、前記ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン及び前記通信部に結合され、前記ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンがトリガされたことに応答して、当該携帯型電子機器を、前記通信部を介して、前記表示部に表示されるコンテンツに基づいてソーシャルネットワーキング上にユーザ共有コンテンツをポストするよう制御する処理回路とを有する携帯型電子機器を提供する。
【0010】
開示の更なる他の例は、コンピュータ実行可能なプログラムを記憶するコンピュータ可読媒体を提供する。前記コンピュータ実行可能なプログラムが、表示部、通信部及びソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを有する携帯型電子機器にロードされる場合に、前記携帯型電子機器は、前記ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンがトリガされたことに応答して、前記通信部を介して、前記表示部に表示されるコンテンツに基づいてソーシャルネットワーキング上にユーザ共有コンテンツをポストするステップを実行する。
【0011】
上記記載及び以下の詳細な説明はいずれも例示にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことに留意されたい。
【発明の効果】
【0012】
本発明の実施形態によれば、表示部、通信部及びソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを有する携帯型電子機器、そのような携帯型電子機器に適用可能な動作方法、及びコンピュータ可読媒体を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1A】本開示の実施例に係る携帯型電子機器を示す。
【図1B】本開示の実施例に係る携帯型電子機器を示す。
【図2A】ファイルを見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上でファイルを共有することを示す。
【図2B】ファイルを見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上でファイルを共有することを示す。
【図2C】ファイルを見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上でファイルを共有することを示す。
【図3A】ウェブページを見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上に読み出されるウェブページを共有することを示す。
【図3B】ウェブページを見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上に読み出されるウェブページを共有することを示す。
【図4A】音楽を聴いているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上で音楽を共有することを示す。
【図4B】音楽を聴いているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上で音楽を共有することを示す。
【図5A】映像ファイルを見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上で映像ファイルを共有することを示す。
【図5B】映像ファイルを見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上で映像ファイルを共有することを示す。
【図6A】ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを長押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上にユーザの現在地情報を共有することを示す。
【図6B】ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを長押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上にユーザの現在地情報を共有することを示す。
【図6C】ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを長押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上にユーザの現在地情報を共有することを示す。
【図7A】フレンドコンタクト情報を見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのフレンドパーソナルウェブページ上にポストすることを示す。
【図7B】フレンドコンタクト情報を見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのフレンドパーソナルウェブページ上にポストすることを示す。
【図8A】イベント情報を見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのイベント情報ウェブページ上にポストすること示す。
【図8B】イベント情報を見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのイベント情報ウェブページ上にポストすること示す。
【図9A】グループ/ページコンタクト情報を見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのグループ/ページコンタクト情報ウェブページ上にポストすることを示す。
【図9B】グループ/ページコンタクト情報を見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのグループ/ページコンタクト情報ウェブページ上にポストすることを示す。
【図10A】ホームスクリーンにおいてソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザ自身のパーソナルページ上にポストすることを示す。
【図10B】ホームスクリーンにおいてソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザ自身のパーソナルページ上にポストすることを示す。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1及び図1Bを参照して、本開示の実施例に係る携帯型電子機器が示されている。携帯型電子機器100は、例えば、携帯電話機、ノートブック型コンピュータ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、電子辞書装置、ビデオゲーム機、電子ブック、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)等であるが、それらに限られない。携帯型電子機器100は、表示部110と、通信部120と、処理回路130と、ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140とを有する。
【0015】
表示部110は、例えば、タッチパネル(例えば、抵抗式/容量式タッチパネル)、マルチタッチディスプレイユニット(例えば、抵抗性/容量式マルチタッチディスプレイユニット)、及び非タッチ型パネル等である。表示部110は、画像を表示するために、AMOLED(アクティブマトリクス型有機発光ダイオード)パネルやLCD(液晶ディスプレイ)パネルによって形成されてよい。ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140は、専用のハードウェアボタンである。ユーザがソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を押す場合に、様々な状況に基づいて、携帯型電子機器100は、対応するユーザ共有コンテンツをソーシャルネットワーキング上にポストすることができる。
【0016】
通信部120は、例えば、モバイル通信機能及びネットワークリンケージ機能(例えば、WiFi(Wireless Fidelity)プロトコル、3G(第3世代)プロトコル、WAP(Wireless Application Protocol)、GPRS(General packet radio service)プロトコル、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)プロトコル、HSDPA(High-Speed Downlink Packet Access又は3.5Gと呼ばれる。)プロトコル、HSUPA(High-Speed Uplink Packet Access又は3.75Gと呼ばれる。)プロトコル等)のような通信機能を提供するためのものである。
【0017】
ここで、ファイルを見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上にファイルを共有することについて説明する。図2A〜2Cを参照されたい。図2Aに示されるように、画像210が表示部110に表示される。ユーザがこの画像210をソーシャルネットワーキング上で共有したいと望む場合、ユーザはソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押ししてよい。処理回路130の制御下で、携帯型電子機器100は、図2Bに示されるように、ソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ220上に画像210をポストしてよい。さらに、ユーザは、この画像210にキャプション/タグを付加してよい。さらに、ユーザは、ユーザパーソナルウェブページ230上で、この画像210をどのアルバムに記憶すべきかを選択し、且つ/あるいは、この画像210のプライバシーレベルを設定する。従って、ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押しすることによって、ユーザは、ソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上で、表示部110に現在表示されている画像ファイルを共有することができる。
【0018】
代替的に、ユーザが、ユーザによって現在読まれ/見られ/聴かれており携帯型電子機器100に記憶されている何らかのファイル(例えば、音声ファイル、映像ファイル又は文書ファイル)を共有したいと望む場合、ユーザはソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押ししてよい。ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140が短押しされた後、処理回路130の制御下で、携帯型電子機器100は、ユーザが共有したいと望むファイルをソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上にポストしてよい。従って、ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押しすることによって、ユーザは、携帯型電子機器100に記憶されている何らかの現在読んでいる/見ている/聴いているファイルをソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上で共有することができる。
【0019】
ここで、ウェブページを見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上にウェブページを共有することについて説明する。図3A〜3Bを参照されたい。図3Aに示されるように、ユーザは、表示部110に表示されているウェブページ310を読んでいる。ユーザがこのウェブページ310を共有したと望む場合、ユーザはソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押ししてよい。処理回路130の制御下で、携帯型電子機器100は、図3Bに示されるように、ウェブページ310のリンクをソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ320上にポストしてよい。さらに、ユーザは、ユーザパーソナルウェブページ320上でコメントを付加するよう打ち出してよい。さらに、ユーザは、ウェブページ310の内容の一部又は全てをユーザパーソナルウェブページ320上にポストすべきかどうかを決定してよい。従って、ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押しすることによって、ユーザは、読まれているウェブページのリンクをソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上で共有してよい。
【0020】
さらに、ユーザが共有/ポストしたいと望むウェブページは、インターネット・ウェブからの何らかのニュースページ、及び/又はインターネット・ウェブからの何らかのウェブページ、及び/又はいずれかのインターネット・ウェブサイトによって与えられる何らかのアプリケーション(例えば、ユーザの携帯型電子機器にウェブページを能動的に供給する、FACEBOOK(登録商標)によって提供される供給アプリケーション)によって携帯型電子機器100に供給される何らかのウェブページであってよい。
【0021】
ここで、音楽を聴いているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上に音楽を共有することについて説明する。図4A〜4Bを参照されたい。図4Aに示されるように、ユーザは音楽410を聴いている。ユーザがこの聴いている音楽410を共有したいと望む場合、ユーザはソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押ししてよい。処理回路130の制御下で、携帯型電子機器100は、図4Bに示されるように、音楽410のリンクをソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ420上にポストしてよい。実施例では、アプリケーションプログラムは、例えば、音楽410のリンクをフェッチするよう音楽ウェブページにリンクをはることによって、聴いている音楽410のリンクを特定してよい。従って、ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押しすることによって、ユーザは、聴いている音楽のリンクをソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上で共有することができる。さらに、ユーザは、ソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ420上にキャプションを付加してよい。さらに、ユーザは、ユーザが共有したいと望む音楽を簡単に記載/紹介するウェブページのリンクをユーザパーソナルウェブページ上に共有してよい。
【0022】
さらに、ユーザが電子ブックを共有したいと望む場合は、ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押しすることによって、ユーザは、ユーザが共有したいと望む電子ブックを簡単に記載/紹介するウェブページのリンクをユーザパーソナルウェブページ上にポストしてよい。
【0023】
ここで、映像ファイルを見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上に映像ファイルを共有することについて説明する。図5A〜5Bを参照されたい。図5Aに示されるように、ユーザは、インターネットから提供される映像ファイル510を見ている。ユーザが、この見ている映像ファイル510を共有したいと望む場合、ユーザは、ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押ししてよい。処理回路130の制御下で、携帯型電子機器100は、図5Bに示されるように、映像ファイル510のリンクをソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ520上にポストしてよい。従って、ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押しすることによって、ユーザは、見ている映像ファイルをソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上で共有することができる。さらに、ユーザは、ソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ520上にキャプションを付加してよい。
【0024】
ここで、ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を長押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上にユーザの現在位置情報を共有することについて説明する。図6A〜6Cを参照されたい。ホームスクリーンにおいて、ユーザがソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を押し続ける(すなわち、長押し)場合、ユーザは、自身の現在位置情報をソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上に共有してよい。ホームスクリーンにおいて、ユーザがソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を押し続ける(すなわち、長押し)場合、プレイスピッカー(place picker)がソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ610に示される。これは、図6Aに示されるように、建物の名称、店名等の近隣の位置情報を示してよい。次いで、ユーザは、図6Bに示されるように、ソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ620上で、チェックインすべき近隣位置情報の1つを選択してよい。ユーザが自身の好みの建物又は店を選択した後、ユーザは、図6Cに示されるように、ソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ630上でチェックインしてよい。そのようにして、ユーザは、ホームスクリーンにおいてソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを長押しする場合に、ソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上で、自身がどこに訪問したかをチェックインして友人と共有してよい。
【0025】
ここで、フレンドコンタクト情報を見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのフレンドパーソナルウェブページ上にポストすることについて説明する。図7A〜7Bを参照されたい。ユーザは、図7Aに示されるように、友人のフレンドコンタクト情報710を見ている。フレンドコンタクト情報710は、例えば、携帯型電子機器100におけるコンタクトリスクアプリケーションに格納される。ユーザが自身の友人と何かを共有したいと望む場合、ユーザは、ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押ししてよい。処理回路130の制御下で、携帯型電子機器100は、図7Bに示されるように、ソーシャルネットワーキングのフレンドパーソナルウェブページ720にリンクしてよく、ユーザがソーシャルネットワーキングのフレンドパーソナルウェブページ720上にポスト/共有することを可能にする。
【0026】
ここで、イベント情報を見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのイベント情報ウェブページ上にポストすることについて説明する。図8A〜8Bを参照されたい。ユーザは、図8Aに示されるように、イベント情報810を見ている。イベント情報810は、例えば、携帯型電子機器100におけるスケジュールアプリケーションに格納される。ユーザがソーシャルネットワーキングのイベント情報ウェブページ820(イベント情報810に関連する。)上で何かを共有したいと望む場合、ユーザはソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押ししてよい。処理回路130の制御下で、携帯型電子機器100は、図8Bに示されるように、ユーザがソーシャルネットワーキングのイベント情報ウェブページ820上に何かをポスト/共有することを可能にしてよい。
【0027】
ここで、グループ/ページコンタクト情報を見ているときにソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのグループ/ページコンタクト情報ウェブページ上にポストすることについて説明する。図9A〜9Bを参照されたい。ユーザは、図9Aに示されるように、グループ/ページコンタクト情報910を見ている。グループ/ページコンタクト情報910は、例えば、携帯型電子機器100におけるグループ/ページ供給アプリケーションに格納される。ユーザがソーシャルネットワーキングのグループ/ページコンタクト情報ウェブページ920(このグループ/ページコンタクト情報910に関連する。)上に何かをポストしたいと望む場合、ユーザはソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押ししてよい。処理回路130の制御下で、携帯型電子機器100は、図9Bに示されるように、ユーザがソーシャルネットワーキングのグループ/ページコンタクト情報ウェブページ920上に何かをポスト/共有することを可能にしてよい。
【0028】
ここで、ホームスクリーンにおいてソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを短押しすることによってソーシャルネットワーキングのユーザ自身のパーソナルウェブページ上にポストすることについて説明する、図10A〜10Bを参照されたい。図10Aに示されるように、ホームスクリーン1010において、ユーザがソーシャルネットワーキングの自身のパーソナルウェブページ上にポストしたいと望む場合、ユーザはソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押ししてよい。処理回路130の制御下で、携帯型電子機器100は、図10Bに示されるように、ユーザがソーシャルネットワーキングのユーザ自身のパーソナルウェブページ1020上にポスト/共有することを可能にしてよい。
【0029】
ホームスクリーンにおいて、ユーザがソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を押し続ける(すなわち、長押し)場合、アプリケーションプログラム及び処理回路130の制御下で、ユーザは、ソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上でチェックインする(すなわち、自身の現在位置情報を共有する)ことができる。他方で、ホームスクリーンにおいて、ユーザがソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140を短押しする場合、アプリケーションプログラム及び処理回路130の制御下で、ユーザは、ソーシャルネットワーキングのユーザパーソナルウェブページ上でジェネリックシェアをポスト/共有することができる。
【0030】
さらに、一例において、ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン140が押された後、携帯型電子機器100が未だソーシャルネットワーキングにリンクされていない場合は、携帯型電子機器100は自動的にソーシャルネットワーキングにリンクしてよい。
【0031】
当業者には明らかなように、本発明の技術的範囲を逸脱することなしに上記実施形態を変形することが可能である。従って、当然に、開示される実施形態は、具体的に記載されている例に限られず、特許請求の範囲で定義される技術的範囲内にあるあらゆる変形例を含むよう意図される。
【符号の説明】
【0032】
100 携帯型電子機器
110 表示部
120 通信部
130 処理回路
140 ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン
210 画像
220,230,320,420,520,610,620,630 ユーザパーソナルウェブページ
310 ウェブページ
410 音楽
510 映像ファイル
710,720 フレンドコンタクト情報
810 イベント情報
820 イベント情報ウェブページ
910 グループ/ページコンタクト情報
920 グループ/ページコンタクト情報ウェブページ
1010 ホームスクリーン
1020 ユーザ自身のパーソナルウェブページ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部、通信部及びソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを有する携帯型電子機器に適用可能な動作方法であって、
前記ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンがトリガされたことに応答して、前記通信部を介して、前記表示部に表示されるコンテンツに基づいてソーシャルネットワーキング上にユーザ共有コンテンツをポストするステップ
を有する動作方法。
【請求項2】
前記表示部に表示されるコンテンツに基づいて前記ユーザ共有コンテンツをポストするステップは、
前記表示部に表示されるコンテンツがファイルに関連する場合に、前記ソーシャルネットワーキングのユーザウェブページ上に該ファイルをポストするステップ
を有する、請求項1に記載の動作方法。
【請求項3】
前記表示部に表示されるコンテンツに基づいて前記ユーザ共有コンテンツをポストするステップは、
前記表示部に表示されるコンテンツがファイルに関連する場合に、前記ソーシャルネットワーキングのユーザウェブページ上に該ファイルに関連するウェブリンクをポストするステップ
を有する、請求項1に記載の動作方法。
【請求項4】
前記表示部に表示されるコンテンツに基づいて前記ユーザ共有コンテンツをポストするステップは、
前記表示部に表示されるコンテンツがウェブページ関連する場合に、前記ソーシャルネットワーキングのユーザウェブページ上に該ウェブページのウェブリンクをポストするステップ
を有する、請求項1に記載の動作方法。
【請求項5】
前記表示部に表示されるコンテンツに基づいて前記ユーザ共有コンテンツをポストするステップは、
前記表示部に表示されるコンテンツがホームスクリーンに関連する場合に、前記ソーシャルネットワーキングのユーザウェブページ上に前記ユーザ共有コンテンツをポストするステップ
を有する、請求項1に記載の動作方法。
【請求項6】
前記表示部に表示されるコンテンツに基づいて前記ユーザ共有コンテンツをポストするステップは、
前記表示部に表示されるコンテンツが前記ホームスクリーンに関連し、前記ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンが短押しによってトリガされる場合に、前記ソーシャルネットワーキングの前記ユーザウェブページ上に前記ユーザ共有コンテンツをポストするステップと、
前記表示部に表示されるコンテンツが前記ホームスクリーンに関連し、前記ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンが長押しによってトリガされる場合に、前記ソーシャルネットワーキングの前記ユーザウェブページ上に前記ユーザ共有コンテンツとして現在の位置情報をポストするステップと
を有する、請求項5に記載の動作方法。
【請求項7】
前記表示部に表示されるコンテンツに基づいて前記ユーザ共有コンテンツをポストするステップは、
前記表示部に表示されるコンテンツがフレンドコンタクト情報に関連する場合に、該フレンドコンタクト情報に関連する前記ソーシャルネットワーキングのフレンドウェブページ上に前記ユーザ共有コンテンツをポストするステップ
を有する、請求項1に記載の動作方法。
【請求項8】
前記表示部に表示されるコンテンツに基づいて前記ユーザ共有コンテンツをポストするステップは、
前記表示部に表示されるコンテンツがイベント情報に関連する場合に、該イベント情報に関連する前記ソーシャルネットワーキングのイベントウェブページ上に前記ユーザ共有コンテンツをポストするステップ
を有する、請求項1に記載の動作方法。
【請求項9】
前記表示部に表示されるコンテンツに基づいて前記ユーザ共有コンテンツをポストするステップは、
前記表示部に表示されるコンテンツがグループコンタクト情報に関連する場合に、該グループコンタクト情報に関連する前記ソーシャルネットワーキングのグループウェブページ上に前記ユーザ共有コンテンツをポストするステップ
を有する、請求項1に記載の動作方法。
【請求項10】
携帯型電子機器であって、
表示部と、
通信部と、
ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンと、
前記表示部、前記ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタン及び前記通信部に結合され、前記ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンがトリガされたことに応答して、当該携帯型電子機器を、前記通信部を介して、前記表示部に表示されるコンテンツに基づいてソーシャルネットワーキング上にユーザ共有コンテンツをポストするよう制御する処理回路と
を有する携帯型電子機器。
【請求項11】
前記表示部に表示されるコンテンツがファイルに関連する場合に、前記処理回路は、当該携帯型電子機器を、前記ソーシャルネットワーキングのユーザウェブページ上に該ファイルをポストするよう制御する、
請求項10に記載の携帯型電子機器。
【請求項12】
前記表示部に表示されるコンテンツがファイルに関連する場合に、前記処理回路は、当該携帯型電子機器を、前記ソーシャルネットワーキングのユーザウェブページ上に該ファイルに関連するウェブリンクをポストするよう制御する、
請求項10に記載の携帯型電子機器。
【請求項13】
前記表示部に表示されるコンテンツがウェブページ関連する場合に、前記処理回路は、当該携帯型電子機器を、前記ソーシャルネットワーキングのユーザウェブページ上に該ウェブページのウェブリンクをポストするよう制御する、
請求項10に記載の携帯型電子機器。
【請求項14】
前記表示部に表示されるコンテンツがホームスクリーンに関連する場合に、前記処理回路は、当該携帯型電子機器を、前記ソーシャルネットワーキングのユーザウェブページ上に前記ユーザ共有コンテンツをポストするよう制御する、
請求項10に記載の携帯型電子機器。
【請求項15】
前記表示部に表示されるコンテンツが前記ホームスクリーンに関連し、前記ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンが短押しによってトリガされる場合に、前記処理回路は、当該携帯型電子機器を、前記ソーシャルネットワーキングの前記ユーザウェブページ上に前記ユーザ共有コンテンツをポストするよう制御し、
前記表示部に表示されるコンテンツが前記ホームスクリーンに関連し、前記ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンが長押しによってトリガされる場合に、前記処理回路は、当該携帯型電子機器を、前記ソーシャルネットワーキングの前記ユーザウェブページ上に前記ユーザ共有コンテンツとして現在の位置情報をポストするよう制御する、
請求項14に記載の携帯型電子機器。
【請求項16】
前記表示部に表示されるコンテンツがフレンドコンタクト情報に関連する場合に、前記処理回路は、当該携帯型電子機器を、該フレンドコンタクト情報に関連する前記ソーシャルネットワーキングのフレンドウェブページ上に前記ユーザ共有コンテンツをポストするよう制御する、
請求項10に記載の携帯型電子機器。
【請求項17】
前記表示部に表示されるコンテンツがイベント情報に関連する場合に、前記処理回路は、当該携帯型電子機器を、該イベント情報に関連する前記ソーシャルネットワーキングのイベントウェブページ上に前記ユーザ共有コンテンツをポストするよう制御する、
請求項10に記載の携帯型電子機器。
【請求項18】
前記表示部に表示されるコンテンツがグループコンタクト情報に関連する場合に、前記処理回路は、当該携帯型電子機器を、該グループコンタクト情報に関連する前記ソーシャルネットワーキングのグループウェブページ上に前記ユーザ共有コンテンツをポストするよう制御する、
請求項10に記載の携帯型電子機器。
【請求項19】
表示部、通信部及びソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンを有する携帯型電子機器にロードされる場合に、前記携帯型電子機器に、
前記ソーシャルネットワーキング共有ハードウェアボタンがトリガされたことに応答して、前記通信部を介して、前記表示部に表示されるコンテンツに基づいてソーシャルネットワーキング上にユーザ共有コンテンツをポストするステップ
を実行させるためのコンピュータ実行可能なプログラムを記憶するコンピュータ可読媒体。

【図1A】
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【図1B】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6A】
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【図6B】
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【図6C】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8A】
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【図8B】
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【図9A】
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【図9B】
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【図10A】
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【図10B】
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【公開番号】特開2012−226725(P2012−226725A)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−151315(P2011−151315)
【出願日】平成23年7月8日(2011.7.8)
【出願人】(511166666)エイチティーシー コーポレイション (3)
【氏名又は名称原語表記】HTC Corporation
【住所又は居所原語表記】No.23,Xinghua Road,Taoyuan City,Taoyuan County 330,Taiwan(R.O.C.)
【Fターム(参考)】