携帯電話とＩＣタグを使用した外国人旅行客支援管理システム
【課題】 ＩＣタグと携帯電話を利用した外国人旅行客支援管理システムで、簡素で安価なシステムを提供する。
【解決手段】 ＩＣタグリーダーと携帯電話またはＩＣタグリーダー内蔵の携帯電話で観光場所もしくはお土産店等にあるＩＣタグを読み取り、読み取ったデータとＩＣタグリーダーの情報を遠隔地にあるサーバーにインターネットを使用して転送する。データやＩＣタグリーダーの情報もしくは携帯電話の個体識別から外国人旅行客の言語を判定し、該当言語で観光場所やお土産店の情報を携帯電話の画面に表示する。
【解決手段】 ＩＣタグリーダーと携帯電話またはＩＣタグリーダー内蔵の携帯電話で観光場所もしくはお土産店等にあるＩＣタグを読み取り、読み取ったデータとＩＣタグリーダーの情報を遠隔地にあるサーバーにインターネットを使用して転送する。データやＩＣタグリーダーの情報もしくは携帯電話の個体識別から外国人旅行客の言語を判定し、該当言語で観光場所やお土産店の情報を携帯電話の画面に表示する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、観光地や施設・お土産店等の情報を外国人旅行客の言語毎に看板等に記載するのではなく、携帯電話と小型ＩＣタグリーダーというコンパクトで操作や導入が簡単な機器で利用でき旅行客の動線も分かる外国人旅行客向け支援・管理システムに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来は観光地や施設説明の看板等に外国人旅行客の言語毎に記載しているが旅行客の多国籍化に伴い全ての言語を看板等に記載するのは困難である。ＱＲコード（株式会社 デンソーウェーブの登録商標）の技術を利用することも可能であるが、誰でも読み込めてしまうために外国人旅行客の動線を追うことができなくなり、また、読み取りが難しく時間が掛ってしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】 特開２００２−１９７２５８号公報
上記の旅行客を対象とした顧客開拓システムは、旅行客の情報から定期もしくは不定期に旅行客に対して商品情報を電子メールで送信し、顧客の開拓を行うシステムである。
本発明と特許文献１との相違は、予約システムとの連動や電子メールでの顧客開拓を行うのではなく、外国人旅行客に対して観光地や施設等の情報を母国語で提供し、かつ外国人旅行客動線を分析することである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明が解決しようとする課題は、増えている外国人旅行客に対して観光場所もしくはお土産店等の情報を外国人旅行客の言語で看板や人を増やすことなく安価で簡素な管理システムを提供する。
また、外国人旅行客の観光傾向について傾向分析を行い観光場所の発展に寄与できる管理システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記の課題を解決するために本発明は、ＩＣタグリーダーと携帯電話またはＩＣタグリーダー内蔵の携帯電話で観光場所もしくはお土産店等にあるＩＣタグを読み取り、読み取ったデータとＩＣタグリーダーの情報を遠隔地にあるサーバーにインターネットを使用して転送する。データやＩＣタグリーダーの情報もしくは携帯電話の個体識別から外国人旅行客の言語を判定し、該当言語で観光場所やお土産店の情報を携帯電話の画面に表示する。また、読み取ったデータを蓄積しておき、管理システム上で外国人観光客の観光傾向を参照する。
【発明の効果】
【０００６】
（１）携帯電話のインターネット回線を使用してのデータ転送となり、既存インフラを十分に活用するため、設備投資を軽減できる。
（２）携帯電話の画面に表示するため、多様な言語に簡単に対応ができる。看板や人での対応は限界がある。
（３）対応言語や観光場所やお土産店等が増えても簡単に対応ができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】本発明による外国人旅行客支援管理システムの全体構成図である。
【図２】本発明による外国人観光客が利用もしくは付与時のビジネスフロートチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
本発明を実施するための形態を実施例に基づいて説明する。
（１）図１は本発明によるシステムの実施例として外国人旅行客支援管理システムの全体構成図である。
（２）図１の１は本発明で使用するＩＣタグリーダーと携帯電話もしくはＩＣタグリーダー内蔵の携帯電話、２はＩＣタグである。３は観光場所もしくはお土産店等や観光傾向情報等蓄積用のサーバーである。
（３）図１の１のＩＣタグリーダーにはインターネットを経由してデータを取得及び蓄積するための観光場所もしくはお土産店情報のデータ等が予め登録されており、２のＩＣタグにはサーバーのホスト名や言語が予め登録されている。２のＩＣタグを１のＩＣタグで読み込ませ３のサーバーにインターネットを経由してデータを転送する。
（４）転送した情報から該当の観光場所もしくはお土産店等の情報を該当の言語であらかじめ登録されているページを携帯画面に表示する。
（５）ＩＣタグを読み込んでサーバーに転送した際、読み込んだ情報をサーバーに同時に蓄積し、観光傾向を分析する。
（６）図２は外国人観光客が利用もしくは付与時のビジネスフローチャートである。
【符号の説明】
【０００９】
１ 携帯電話＋ＩＣタグリーダーまたはＩＣタグリーダー内蔵の携帯電話
２ ＩＣタグ
３ サーバー
【技術分野】
【０００１】
本発明は、観光地や施設・お土産店等の情報を外国人旅行客の言語毎に看板等に記載するのではなく、携帯電話と小型ＩＣタグリーダーというコンパクトで操作や導入が簡単な機器で利用でき旅行客の動線も分かる外国人旅行客向け支援・管理システムに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来は観光地や施設説明の看板等に外国人旅行客の言語毎に記載しているが旅行客の多国籍化に伴い全ての言語を看板等に記載するのは困難である。ＱＲコード（株式会社 デンソーウェーブの登録商標）の技術を利用することも可能であるが、誰でも読み込めてしまうために外国人旅行客の動線を追うことができなくなり、また、読み取りが難しく時間が掛ってしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
【特許文献１】 特開２００２−１９７２５８号公報
上記の旅行客を対象とした顧客開拓システムは、旅行客の情報から定期もしくは不定期に旅行客に対して商品情報を電子メールで送信し、顧客の開拓を行うシステムである。
本発明と特許文献１との相違は、予約システムとの連動や電子メールでの顧客開拓を行うのではなく、外国人旅行客に対して観光地や施設等の情報を母国語で提供し、かつ外国人旅行客動線を分析することである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明が解決しようとする課題は、増えている外国人旅行客に対して観光場所もしくはお土産店等の情報を外国人旅行客の言語で看板や人を増やすことなく安価で簡素な管理システムを提供する。
また、外国人旅行客の観光傾向について傾向分析を行い観光場所の発展に寄与できる管理システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記の課題を解決するために本発明は、ＩＣタグリーダーと携帯電話またはＩＣタグリーダー内蔵の携帯電話で観光場所もしくはお土産店等にあるＩＣタグを読み取り、読み取ったデータとＩＣタグリーダーの情報を遠隔地にあるサーバーにインターネットを使用して転送する。データやＩＣタグリーダーの情報もしくは携帯電話の個体識別から外国人旅行客の言語を判定し、該当言語で観光場所やお土産店の情報を携帯電話の画面に表示する。また、読み取ったデータを蓄積しておき、管理システム上で外国人観光客の観光傾向を参照する。
【発明の効果】
【０００６】
（１）携帯電話のインターネット回線を使用してのデータ転送となり、既存インフラを十分に活用するため、設備投資を軽減できる。
（２）携帯電話の画面に表示するため、多様な言語に簡単に対応ができる。看板や人での対応は限界がある。
（３）対応言語や観光場所やお土産店等が増えても簡単に対応ができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】本発明による外国人旅行客支援管理システムの全体構成図である。
【図２】本発明による外国人観光客が利用もしくは付与時のビジネスフロートチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
本発明を実施するための形態を実施例に基づいて説明する。
（１）図１は本発明によるシステムの実施例として外国人旅行客支援管理システムの全体構成図である。
（２）図１の１は本発明で使用するＩＣタグリーダーと携帯電話もしくはＩＣタグリーダー内蔵の携帯電話、２はＩＣタグである。３は観光場所もしくはお土産店等や観光傾向情報等蓄積用のサーバーである。
（３）図１の１のＩＣタグリーダーにはインターネットを経由してデータを取得及び蓄積するための観光場所もしくはお土産店情報のデータ等が予め登録されており、２のＩＣタグにはサーバーのホスト名や言語が予め登録されている。２のＩＣタグを１のＩＣタグで読み込ませ３のサーバーにインターネットを経由してデータを転送する。
（４）転送した情報から該当の観光場所もしくはお土産店等の情報を該当の言語であらかじめ登録されているページを携帯画面に表示する。
（５）ＩＣタグを読み込んでサーバーに転送した際、読み込んだ情報をサーバーに同時に蓄積し、観光傾向を分析する。
（６）図２は外国人観光客が利用もしくは付与時のビジネスフローチャートである。
【符号の説明】
【０００９】
１ 携帯電話＋ＩＣタグリーダーまたはＩＣタグリーダー内蔵の携帯電話
２ ＩＣタグ
３ サーバー
【特許請求の範囲】
【請求項１】
ＩＣタグリーダーと携帯電話もしくはＩＣタグリーダー内蔵の携帯電話で観光場所もしくはお土産店等にあるＩＣタグを読み取り、読み取ったデータから観光場所もしくはお土産店等の情報を外国人旅行客の言語で携帯電話に表示する支援管理システム。
【請求項２】
ＩＣタグリーダーに利用外国人旅行客の言語を組み込み、ＩＣタグを読み込むと即座に外国人旅行客の言語で携帯電話に表示する請求項１記載の支援管理システム。
【請求項３】
携帯電話の個体式識別番号と利用外国人旅行客の言語との情報をシステムに登録することにより、ＩＣタグを読み込むと即座に外国人旅行客の言語で携帯電話に表示する請求項１記載の支援管理システム。
【請求項４】
携帯電話に表示する観光場所もしくはお土産店等の情報がシステム上で追加や変更が簡単に行える請求項１記載の支援管理システム。
【請求項５】
外国人旅行客が観光した情報から傾向分析が行える請求項１記載の支援管理システム。
【請求項１】
ＩＣタグリーダーと携帯電話もしくはＩＣタグリーダー内蔵の携帯電話で観光場所もしくはお土産店等にあるＩＣタグを読み取り、読み取ったデータから観光場所もしくはお土産店等の情報を外国人旅行客の言語で携帯電話に表示する支援管理システム。
【請求項２】
ＩＣタグリーダーに利用外国人旅行客の言語を組み込み、ＩＣタグを読み込むと即座に外国人旅行客の言語で携帯電話に表示する請求項１記載の支援管理システム。
【請求項３】
携帯電話の個体式識別番号と利用外国人旅行客の言語との情報をシステムに登録することにより、ＩＣタグを読み込むと即座に外国人旅行客の言語で携帯電話に表示する請求項１記載の支援管理システム。
【請求項４】
携帯電話に表示する観光場所もしくはお土産店等の情報がシステム上で追加や変更が簡単に行える請求項１記載の支援管理システム。
【請求項５】
外国人旅行客が観光した情報から傾向分析が行える請求項１記載の支援管理システム。
【図１】
【図２】
【図２】
【公開番号】特開２０１０−１９１９２８（Ｐ２０１０−１９１９２８Ａ）
【公開日】平成２２年９月２日（２０１０．９．２）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００９−６０２０２（Ｐ２００９−６０２０２）
【出願日】平成２１年２月１９日（２００９．２．１９）
【出願人】（５０８０２５８３９）株式会社リスペクトシステムズ (5)
【公開日】平成２２年９月２日（２０１０．９．２）
【国際特許分類】
【出願日】平成２１年２月１９日（２００９．２．１９）
【出願人】（５０８０２５８３９）株式会社リスペクトシステムズ (5)
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