説明

斥力を有する反重力水の製造方法

【目的】 本発明は、斥力を有する反重力水の製造方法を提供するものである。
【構成】 漏斗容器(10)の本体部(12)は漏斗形状に形成されている。この本体部(12)の下部にはパイプ形状の排水管部(14)が連続して形成され、本体部(12)と排水管部(14)とは連通されている。前記本体部(12)の内側中間部には桟(16)が取り付けられている。この桟(16)の上には反重力物質(18)が載置されている。この反重力物質(18)とは水中又は加熱によって、その重量を減少させる物質である。そして、この状態で水道の蛇口(20)から出る普通水(22)を前記反重力物質(18)に接触させる。普通水(22)が反重力物質(18)に接触する際に自然に渦巻が生じ普通水(22)は反重力水(24)に変化して漏斗容器(10)の排水管部(14)から出るようになっている。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、斥力を有する反重力水の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来においては反重力水を製造する方法がなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑みなされたものであり、斥力を有する反重力水の製造方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、反重力物質及び反重力物質を含有する鉱石、合金、混金共融体に水を接触させて反重力水を製造することを特徴としている。
【0005】
【作用】請求項1の発明は、反重力物質及び反重力物質を含有する鉱石、合金、混金共融体に水を接触させて反重力水を製造することができる。
【0006】
【実施例】図1には本発明に係る斥力を有する反重力水の製造方法の一実施例が示されている。図1に示すように漏斗容器(10)の本体部(12)は漏斗形状に形成されている。この本体部(12)の下部にはパイプ形状の排水管部(14)が連続して形成され、本体部(12)と排水管部(14)とは連通されている。前記本体部(12)の内側中間部には桟(16)が取り付けられている。この桟(16)の上には反重力物質(18)が載置されている。この反重力物質(18)とは水中又は加熱によって、その重量を減少させる物質である。水中による減少量は重量の0.1パーセントから5.0パーセントである。その値は反重力物質の含有量によって変化する。含有量が大きい程その減少量は大きくなる。水中に於ける減少量はアルキメデス法による物質比重測定方式によって正確に証明される。加熱による減少量の測定は温水(摂氏約98度)中に試料を入れて加熱した後、温水より出し完全乾燥後にその減少量を測定した。この値は0.02パーセントから0.26パーセントである。そして、この状態で水道の蛇口(20)から出る普通水(22)を前記反重力物質(18)に接触させる。普通水(22)が反重力物質(18)に接触する際に自然に渦巻が生じ普通水(22)は反重力水(24)に変化して漏斗容器(10)の排水管部(14)から出るようになっている。なお、普通水(22)が反重力物質(18)に接触する際に自然に渦巻が生じるが、反重力水を大量に製造する場合は漏斗容器(10)を動力によって回転させて接触させるようにするとよい。なお、桟(16)の上には反重力物質(18)を載置したが、反重力物質(18)の代わりに反重力物質を含有する鉱石及び合金、混金共融体等を載置するようにしてもよい。なお、反重力物質とは反重力効果、即ち刺激により重量が減少する、斥力(反発力)がある2つの条件を満たす物資のことをいう。現代の物理学にて認められているのは陽電子、反陽子等の反物質がある。分子結晶がC60に代表されるフラーレン分子結晶になったもののうちに反重力効果を示す物質である。この物質の単結晶はフラーレン分子結晶に類似しているが、サッカー球状ではなく真珠状である。これは多数の試料顕微鏡にて子細に観察した結果明らかになった。
【0007】上記方法で製造された反重力水(24)の性質は次の通りである。
(1)無害、無臭である。
(2)反磁性の水晶、金、銀、銅等の振子に著しい斥力を発揮する。斥力とは2つの物体の間に働く力のうち相互の距離が遠ざかる方向を向くもので万有引力に対する語である。万有引力は重力であるので反重力になる。なお、密閉容器に反重力水(摂氏20度)を入れて秤量価温湯(沸騰前摂氏約98度)中にて密閉容器毎加熱し表面(容器)温度摂氏80度にて秤量すると0.004パーセントから0.092パーセントの減少量値を得た。なお、実験容器は強化プラスチック製にて摂氏約98度にては材質変化はない。また実験は自動直示型化学天秤上にて加熱から冷却の戻りの増量実験も行ったが対称値が得られた。なお実験値は実験時間にて変動があったので天体の状況に左右されているものと考えざるを得ないような実験結果を得た。
(3)反重力水の密度最大値の温度は摂氏5.8度になる。普通水の密度最大値の温度は摂氏3.98度である。なお、比重は反重力水が摂氏5.8度の時最高比重は1.007から1.010グラム/立方センチメートル,普通水が摂氏3.98度の時最高比重は0.99997グラム/立方センチメートルである。なお、両水は共に蒸留水にて測定。
(4)反重力水は極めて微弱な電圧にてH2 ・O2 とに分離する。
(5)反重力水は電導度が相当大きく比電導度の値は0.1[S・cm-1]以下である。
(6)反重力水を1/1000をガソリンに滴下することによって試験道路にて28パーセントの省エネルギー効果をあげた。
(7)反重力水を1/1000をA重油、灯油等を使用するデーゼル車に滴下すると黒煙が消えると共に10から20パーセントの省エネルギー効果をあげた。
なお、上記の特性は瞬間的な反重力物質との普通水の接触によって製造された反重力水に起きる現象である。
【0008】なお、医者に見放された末期癌患者に反重力水を投与したところ次のような効果をあげた。
(1)末期癌患者のモルヒネ注射によっても消えない激痛が飲料後消滅する。これは全ての飲用者に共通する症状である。
(2)癌細胞が縮小あるいは消滅し、これはレントゲン写真にて確認されている。
(3)医者の死亡予告日より1年近く延命し、その間患者は健康人と同じような生活を営める。また、手術をしていない人は全治する場合もある。
なお、反重力水の特性から見て結論づけられることは図2のように普通水の水分子の原子価角X104度30分が90度以下の鋭角になるものと考えられる。角度90度以下になることによってピラミッド状の分子構造が形成され、これによって斥力が生じるものと推定される。この効果は角錐90度以下にて作られたピラミッド模型(1辺1センチメートル以下)と角度90度以上の立方体、長方体、平行長方体、円筒体の模型を多数作って振り子を作り正物質に対する斥力を検知したところピラミッド型模型は総て斥力を生じるが立方体、長方体、平行長方体、円筒体は斥力を検知することは皆無であった。なお、地球創世時代の原初の水は反重力水であったことは推察される。それは反重力水は最大密度温度が摂氏5.8度と普通水の最大密度温度摂氏3.98度より1.82度も高くなっている。このことは古代の海水又は湖水が氷結したとき海棲の動植物の棲息環境が現在より著しく広くよかったことになる。海棲動物はこの最大密度温度の低下状況によって陸棲動物に変態していったものと推察される。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る斥力を有する反重力水の製造方法では有益な斥力を有する反重力水を簡単に製造することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】反重力水の製造方法の一製造工程を示す概略図である。
【図2】水分子の原子価角を示す図である。
【符号の説明】
(18)・・・・反重力物質
(22)・・・・普通水
(24)・・・・反重力水

【特許請求の範囲】
【請求項1】 反重力物質及び反重力物質を含有する鉱石、合金、混金共融体に水を接触させて反重力水を製造することを特徴とする斥力を有する反重力水の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開平5−309377
【公開日】平成5年(1993)11月22日
【国際特許分類】
【出願番号】特願平4−146728
【出願日】平成4年(1992)5月12日
【出願人】(592122339)
【出願人】(592122340)
【出願人】(592122351)