旗・広告などの標示物の演出装置
【課題】人々の気を惹き面白さを与えることのできる旗・広告などの標示物の演出装置を提供すること。
【解決手段】地盤側から立ち上がる主柱パイプと、同パイプの上部より脇方向に伸びた連結腕パイプと、連結腕パイプに接続された出没用パイプとを有するとともに、前記パイプの中を経由して進退自在とされた線条材と、線条材を進退駆動させるための駆動手段とを備え、前記線条材に旗や広告などの標示物を取り付けて標示する状態と出没用パイプ内に納まった状態とを得ることができるようにした。
【解決手段】地盤側から立ち上がる主柱パイプと、同パイプの上部より脇方向に伸びた連結腕パイプと、連結腕パイプに接続された出没用パイプとを有するとともに、前記パイプの中を経由して進退自在とされた線条材と、線条材を進退駆動させるための駆動手段とを備え、前記線条材に旗や広告などの標示物を取り付けて標示する状態と出没用パイプ内に納まった状態とを得ることができるようにした。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、旗・広告などの標示物の演出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
国旗などの標示物を単にポールに付けてたなびかせるのでなくそれを循環駆動させて趣向性の高いものにしたものその他各種の演出装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 特開2001−51628
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1には様々な技術が開示されているが、人々の気を惹き面白さという面で今一つ欠けるところがある。
【0005】
本発明は、このような従来の方法が有していた問題を解決しようとするものであり、人々の気を惹き面白さを与えることのできる旗・広告などの標示物の演出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、地盤側から立ち上がる主柱パイプと、同パイプの上部より脇方向に伸びた連結腕パイプと、連結腕パイプに接続された出没用パイプとを有するとともに、前記パイプの中を経由して進退自在とされた線条材と、線条材を進退駆動させるための駆動手段とを備え、前記線条材に旗や広告などの標示物を取り付けて標示する状態と出没用パイプ内に納まった状態とを得ることができるようにした。
【発明の効果】
【0007】
上述したように本発明の旗・広告などの標示物の演出装置は、地盤側から立ち上がる主柱パイプと、同パイプの上部より脇方向に伸びた連結腕パイプと、連結腕パイプに接続された出没用パイプとを有するとともに、前記パイプの中を経由して進退自在とされた線条材と、線条材を進退駆動させるための駆動手段とを備え、前記線条材に旗や広告などの標示物を取り付けて標示する状態と出没用パイプ内に納まった状態とを得ることができるようにしたので、人々の気を惹き面白さを与えることのできる旗・広告などの標示物の演出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 本発明の旗・広告などの標示物の演出装置の一実施形態を示す平面図。
【図2】 図1の正面図。
【図3】 図1のA−A線断面図。
【図4】 他の実施形態を示す要部側面図。
【図5】 他の実施形態を示す平面図。
【図6】 他の実施形態を示す平面図。
【図7】 他の実施形態を示す正面図。
【図8】 他の実施形態を示す正面図。
【図9】 図8のB−B線断面図。
【図10】 他の実施形態を示す要部拡大図。
【図11】 他の実施形態を示す側断説明図。
【図12】 他の実施形態を示す側断説明図。
【図13】 他の実施形態を示す側断説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態を図1〜図3に基づいて説明する。
【0010】
これらの図において、1は座盤で金属板製であり地盤に適宜固定されて容易に倒れないようになっている。座盤1上の中央には、主柱パイプ2が同じく金属製として立設固定されている。この主柱パイプ2の下端側部には、左開口3と右開口4が空けられている。主柱パイプ2の上端左右両脇には連結腕パイプ5が水平一体化され、同連結腕パイプ5の先端には下向きに伸びるように出没用パイプ6が内通状に一体化されている。出没用パイプ6の下端部は収納を円滑にするため拡開部6aとなっている。これらのパイプ2,5,6は互いに脱着可能に接続してもよい。7、8はモニュメント頭部である。
【0011】
10は駆動ケースで、正逆回転制御される駆動源11を内装するとともにその出力軸には駆動プーリー12が取り付けられている。14はワイヤやチェーン(リンクチェーンも含む)、ロープ、ベルト(タイミングベルトを含む)などの無端状の線条材で、駆動用として設けられており、この線条材14は、長さが少し異なる2本でなり、それぞれは座盤1や各パイプ2,5,6および駆動ケース10内などに配備した複数の案内ホイール13…を経由して駆動プーリー12に掛けられて、駆動源11が駆動されると左右の線条材14,14の出没用パイプ6から出ている部分は同じ方向に上下駆動されるようになっている。
【0012】
その出没用パイプ6からそれぞれ出ている部分には、日本国旗、外国国旗、その他、広告用布地などの広い意味での標示物15が止め付けられている。上の止着具16は前記拡開部6aにスムーズに戻されるように少し大きなボール状となっている。
尚、図3の17はタイトナである。
また、図2の18は降雨センサーで運転中での駆動停止を指示し、19はタイマーで、標示物15の出没用パイプ6内から最初に出る時間と最後に収納される時間およびその間になされる同パイプ6への出入りの進退動作などを設定するものである。
さらに、図1および図2のように、各パイプ2,5,6や駆動ケース10上などを利用して面タイプあるいは巻き添えタイプとしてソーラーパネル19…(配線は図示省略)を装備することができる。その場合のバッテリーや制御部など必要備品は駆動ケース10に内装することができる。
また、図2の矢印Cのように、標示物15を靡かせる風送り手段を構成することもできる。
さらに、図3に示すように、Wは主柱パイプ2の外周面と線条材14との間隔を示すもので、この間隔Wは標示物15の横幅よりも多少大きくされて標示物15が主柱パイプ2に干渉しないようになっている。
また、連結腕パイプ5の下の空間を利用して標示物15などを照らして浮き上がらせる照明具21を取り付けてもよい。その配線は主柱パイプ2内を通す。
さらに、同じく同空間を利用して図3の左上欄のように内部照明22による広告パネルケース23を取り付けてもよい。
また、モニュメント7,8は、中央の大きいモニュメント7を光る太陽とし、小さいモニュメント8を地球として表現してもよい。この場合、内部に照明具21を内装して表面を浮き上がらせるとより効果的である。
さらに、図3の左欄に示すように、線条材14は巻取り・繰出し方式とし、その自由端末に錘24を付けて巻取りと繰出しを安定に行うようにしてもよい。この錘方式によれば、線条材14が短くなるだけでなく下回りの案内ホイール13,13やタイトナ17などを省略して構造の簡略化が図れる。
また、図3の下欄に示すように、主柱パイプ2の左右から木の枝状をなして斜めパイプ25,25を突き出してその先端をパイプ6の下方に位置するようにして内部に案内ホイール13…を適宜に配備することにより、線条材14を図3のように真下に線条材14を導くのでなく、斜めパイプ25を通して導くように構成することができる。
【0013】
図1ないし図3の演出装置は、図3右欄のように出没用パイプ6内に両標示物15が収められた状態から、タイマー19の設定により、例えば、朝方に駆動源11が起動されて標示物15が図3のように出されて演出される。そして、タイマー19により同標示物15は出没用パイプ6内から出入りを繰り返し靡いて演出をする。尚、図3の止着具16は発光可能にしてもよい。同装置は、暗くなったときに特に趣向性を発揮するもので、照明具21や止着具16からの照明により標示物15は浮き上がり靡きながら演出をする。タイマー19はその夜間までの一連の動作を担う。
【0014】
尚、図4に示すように、1本の主柱パイプ2に対して連結腕パイプ5および出没用パイプ6を1本にしてもよいし、図5に示すように、1本の主柱パイプ2に対し3本以上の出没用パイプ6を設けることもできる。
【0015】
図6は他の実施形態を示す。同実施形態は、主柱パイプ26の上窓口27にローラー28を備えてそれに線条材29を巻き掛けて標示物30を主柱パイプ26内に収納可能にしたものである。
【0016】
図7は他の実施形態を示す。同実施形態は、主柱パイプ33の下部に収納ケース34付き駆動ケース35を備えておき、駆動源36からローラー37を介して循環配置した線条材38に設けた標示物39を前記収納ケース34内に収納可能にしたものである。
【0017】
図8および図9は、他の実施形態を示す。同実施形態は、主柱パイプ41の上部まわりにストッパー42を設けてその間にカラー43を介して基盤44を回転自在とし、この基盤44の表裏に多数個のLEDを配備して国旗や広告標示物としたものであり、基盤44の表裏中央個所には、縁環45を取り付けて、その内部に赤色LED46…を、外部に白色LED47…を配備することにより、縁環45による両色の分離区成機能により白地の発光面の中に赤地の発光面が鮮明に浮き上がるようになっている。尚、図9の仮想線のように、外枠48の内空間表裏にさらに鮮明さを増幅させる表輝パネル49を設けることもできる。50はソーラーパネルである。また、図10のように、色の同じあるいは異なるLED52相互間を仕切り53…により区成して輝きをそれぞれに鮮やかにするようにしてもよい。
【0018】
図11は、例えば、ビルの壁55に下向きのエルボ状出没用パイプ56を取り付けてその下端を拡開部57とし、その出没用パイプ56に線条材58を通して錘59付き標示物60を出入り自在に駆動するようにした他の実施形態を示す。線条材58はローラー61に掛け回して端末をストッパー62に結合するとともに、ローラー61はガイドレール63に沿って進退自在とし、その操作をレバー64により行うようにしたものである。
尚、後退した際のローラー61はピン65でロックされる。
図11の右下欄に示すように、ローラーを固定ローラー66と可動ローラー61とで構成して可動ローラー61をレバー64によりガイドレール63に沿って進退させるようにすることでレバー64の少ない動きで線条材58を多く動かすことができるようにしてもよい。
【0019】
図12は壁67に出没用パイプ68を挿通して内部のシリンダ69により旗棒70を進退駆動自在とした他の実施形態を示すもので、71は標示物である。
【0020】
図13は壁73にT字形をしたガイドパイプ74を取り付け、錘75と標示物76付きの線条材77の中途をガイドパイプ74の上端のガイドローラー78を介して駆動部79に巻き掛けて標示物76を手動あるいは電動で出し入れ駆動させるようにしたものである。
【符号の説明】
【0021】
2…主柱パイプ 5…連結腕パイプ 6…出没用パイプ 10…駆動ケース 11…駆動源 14…線条材 15…標示物。
【技術分野】
【0001】
本発明は、旗・広告などの標示物の演出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
国旗などの標示物を単にポールに付けてたなびかせるのでなくそれを循環駆動させて趣向性の高いものにしたものその他各種の演出装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 特開2001−51628
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1には様々な技術が開示されているが、人々の気を惹き面白さという面で今一つ欠けるところがある。
【0005】
本発明は、このような従来の方法が有していた問題を解決しようとするものであり、人々の気を惹き面白さを与えることのできる旗・広告などの標示物の演出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、地盤側から立ち上がる主柱パイプと、同パイプの上部より脇方向に伸びた連結腕パイプと、連結腕パイプに接続された出没用パイプとを有するとともに、前記パイプの中を経由して進退自在とされた線条材と、線条材を進退駆動させるための駆動手段とを備え、前記線条材に旗や広告などの標示物を取り付けて標示する状態と出没用パイプ内に納まった状態とを得ることができるようにした。
【発明の効果】
【0007】
上述したように本発明の旗・広告などの標示物の演出装置は、地盤側から立ち上がる主柱パイプと、同パイプの上部より脇方向に伸びた連結腕パイプと、連結腕パイプに接続された出没用パイプとを有するとともに、前記パイプの中を経由して進退自在とされた線条材と、線条材を進退駆動させるための駆動手段とを備え、前記線条材に旗や広告などの標示物を取り付けて標示する状態と出没用パイプ内に納まった状態とを得ることができるようにしたので、人々の気を惹き面白さを与えることのできる旗・広告などの標示物の演出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 本発明の旗・広告などの標示物の演出装置の一実施形態を示す平面図。
【図2】 図1の正面図。
【図3】 図1のA−A線断面図。
【図4】 他の実施形態を示す要部側面図。
【図5】 他の実施形態を示す平面図。
【図6】 他の実施形態を示す平面図。
【図7】 他の実施形態を示す正面図。
【図8】 他の実施形態を示す正面図。
【図9】 図8のB−B線断面図。
【図10】 他の実施形態を示す要部拡大図。
【図11】 他の実施形態を示す側断説明図。
【図12】 他の実施形態を示す側断説明図。
【図13】 他の実施形態を示す側断説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態を図1〜図3に基づいて説明する。
【0010】
これらの図において、1は座盤で金属板製であり地盤に適宜固定されて容易に倒れないようになっている。座盤1上の中央には、主柱パイプ2が同じく金属製として立設固定されている。この主柱パイプ2の下端側部には、左開口3と右開口4が空けられている。主柱パイプ2の上端左右両脇には連結腕パイプ5が水平一体化され、同連結腕パイプ5の先端には下向きに伸びるように出没用パイプ6が内通状に一体化されている。出没用パイプ6の下端部は収納を円滑にするため拡開部6aとなっている。これらのパイプ2,5,6は互いに脱着可能に接続してもよい。7、8はモニュメント頭部である。
【0011】
10は駆動ケースで、正逆回転制御される駆動源11を内装するとともにその出力軸には駆動プーリー12が取り付けられている。14はワイヤやチェーン(リンクチェーンも含む)、ロープ、ベルト(タイミングベルトを含む)などの無端状の線条材で、駆動用として設けられており、この線条材14は、長さが少し異なる2本でなり、それぞれは座盤1や各パイプ2,5,6および駆動ケース10内などに配備した複数の案内ホイール13…を経由して駆動プーリー12に掛けられて、駆動源11が駆動されると左右の線条材14,14の出没用パイプ6から出ている部分は同じ方向に上下駆動されるようになっている。
【0012】
その出没用パイプ6からそれぞれ出ている部分には、日本国旗、外国国旗、その他、広告用布地などの広い意味での標示物15が止め付けられている。上の止着具16は前記拡開部6aにスムーズに戻されるように少し大きなボール状となっている。
尚、図3の17はタイトナである。
また、図2の18は降雨センサーで運転中での駆動停止を指示し、19はタイマーで、標示物15の出没用パイプ6内から最初に出る時間と最後に収納される時間およびその間になされる同パイプ6への出入りの進退動作などを設定するものである。
さらに、図1および図2のように、各パイプ2,5,6や駆動ケース10上などを利用して面タイプあるいは巻き添えタイプとしてソーラーパネル19…(配線は図示省略)を装備することができる。その場合のバッテリーや制御部など必要備品は駆動ケース10に内装することができる。
また、図2の矢印Cのように、標示物15を靡かせる風送り手段を構成することもできる。
さらに、図3に示すように、Wは主柱パイプ2の外周面と線条材14との間隔を示すもので、この間隔Wは標示物15の横幅よりも多少大きくされて標示物15が主柱パイプ2に干渉しないようになっている。
また、連結腕パイプ5の下の空間を利用して標示物15などを照らして浮き上がらせる照明具21を取り付けてもよい。その配線は主柱パイプ2内を通す。
さらに、同じく同空間を利用して図3の左上欄のように内部照明22による広告パネルケース23を取り付けてもよい。
また、モニュメント7,8は、中央の大きいモニュメント7を光る太陽とし、小さいモニュメント8を地球として表現してもよい。この場合、内部に照明具21を内装して表面を浮き上がらせるとより効果的である。
さらに、図3の左欄に示すように、線条材14は巻取り・繰出し方式とし、その自由端末に錘24を付けて巻取りと繰出しを安定に行うようにしてもよい。この錘方式によれば、線条材14が短くなるだけでなく下回りの案内ホイール13,13やタイトナ17などを省略して構造の簡略化が図れる。
また、図3の下欄に示すように、主柱パイプ2の左右から木の枝状をなして斜めパイプ25,25を突き出してその先端をパイプ6の下方に位置するようにして内部に案内ホイール13…を適宜に配備することにより、線条材14を図3のように真下に線条材14を導くのでなく、斜めパイプ25を通して導くように構成することができる。
【0013】
図1ないし図3の演出装置は、図3右欄のように出没用パイプ6内に両標示物15が収められた状態から、タイマー19の設定により、例えば、朝方に駆動源11が起動されて標示物15が図3のように出されて演出される。そして、タイマー19により同標示物15は出没用パイプ6内から出入りを繰り返し靡いて演出をする。尚、図3の止着具16は発光可能にしてもよい。同装置は、暗くなったときに特に趣向性を発揮するもので、照明具21や止着具16からの照明により標示物15は浮き上がり靡きながら演出をする。タイマー19はその夜間までの一連の動作を担う。
【0014】
尚、図4に示すように、1本の主柱パイプ2に対して連結腕パイプ5および出没用パイプ6を1本にしてもよいし、図5に示すように、1本の主柱パイプ2に対し3本以上の出没用パイプ6を設けることもできる。
【0015】
図6は他の実施形態を示す。同実施形態は、主柱パイプ26の上窓口27にローラー28を備えてそれに線条材29を巻き掛けて標示物30を主柱パイプ26内に収納可能にしたものである。
【0016】
図7は他の実施形態を示す。同実施形態は、主柱パイプ33の下部に収納ケース34付き駆動ケース35を備えておき、駆動源36からローラー37を介して循環配置した線条材38に設けた標示物39を前記収納ケース34内に収納可能にしたものである。
【0017】
図8および図9は、他の実施形態を示す。同実施形態は、主柱パイプ41の上部まわりにストッパー42を設けてその間にカラー43を介して基盤44を回転自在とし、この基盤44の表裏に多数個のLEDを配備して国旗や広告標示物としたものであり、基盤44の表裏中央個所には、縁環45を取り付けて、その内部に赤色LED46…を、外部に白色LED47…を配備することにより、縁環45による両色の分離区成機能により白地の発光面の中に赤地の発光面が鮮明に浮き上がるようになっている。尚、図9の仮想線のように、外枠48の内空間表裏にさらに鮮明さを増幅させる表輝パネル49を設けることもできる。50はソーラーパネルである。また、図10のように、色の同じあるいは異なるLED52相互間を仕切り53…により区成して輝きをそれぞれに鮮やかにするようにしてもよい。
【0018】
図11は、例えば、ビルの壁55に下向きのエルボ状出没用パイプ56を取り付けてその下端を拡開部57とし、その出没用パイプ56に線条材58を通して錘59付き標示物60を出入り自在に駆動するようにした他の実施形態を示す。線条材58はローラー61に掛け回して端末をストッパー62に結合するとともに、ローラー61はガイドレール63に沿って進退自在とし、その操作をレバー64により行うようにしたものである。
尚、後退した際のローラー61はピン65でロックされる。
図11の右下欄に示すように、ローラーを固定ローラー66と可動ローラー61とで構成して可動ローラー61をレバー64によりガイドレール63に沿って進退させるようにすることでレバー64の少ない動きで線条材58を多く動かすことができるようにしてもよい。
【0019】
図12は壁67に出没用パイプ68を挿通して内部のシリンダ69により旗棒70を進退駆動自在とした他の実施形態を示すもので、71は標示物である。
【0020】
図13は壁73にT字形をしたガイドパイプ74を取り付け、錘75と標示物76付きの線条材77の中途をガイドパイプ74の上端のガイドローラー78を介して駆動部79に巻き掛けて標示物76を手動あるいは電動で出し入れ駆動させるようにしたものである。
【符号の説明】
【0021】
2…主柱パイプ 5…連結腕パイプ 6…出没用パイプ 10…駆動ケース 11…駆動源 14…線条材 15…標示物。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
地盤側から立ち上がる主柱パイプと、同パイプの上部より脇方向に伸びた連結腕パイプと、連結腕パイプに接続された出没用パイプとを有するとともに、前記パイプの中を経由して進退自在とされた線条材と、線条材を進退駆動させるための駆動手段とを備え、前記線条材に旗や広告などの標示物を取り付けて標示する状態と出没用パイプ内に納まった状態とを得ることができるようにした旗・広告などの標示物の演出装置。
【請求項1】
地盤側から立ち上がる主柱パイプと、同パイプの上部より脇方向に伸びた連結腕パイプと、連結腕パイプに接続された出没用パイプとを有するとともに、前記パイプの中を経由して進退自在とされた線条材と、線条材を進退駆動させるための駆動手段とを備え、前記線条材に旗や広告などの標示物を取り付けて標示する状態と出没用パイプ内に納まった状態とを得ることができるようにした旗・広告などの標示物の演出装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開2011−28193(P2011−28193A)
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−188138(P2009−188138)
【出願日】平成21年7月24日(2009.7.24)
【出願人】(594100838)フジワラ産業株式会社 (51)
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年7月24日(2009.7.24)
【出願人】(594100838)フジワラ産業株式会社 (51)
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