映像処理装置及びそのUI提供方法
【課題】 本発明が目的とするところは、録画状態及びその再生状態を直観的に表示できる映像処理装置及びそのUI提供方法を提供することにある。
【解決手段】 映像処理装置が開示される。映像処理装置は、放送データを受信する受信部と、受信された放送データを処理する信号処理部と、録画機能が開始されると、処理された放送データを保存する保存部と、ユーザインターフェースを提供するための出力部及び録画機能が開始されると、保存部の録画可能なスペース及び録画可能なスペース対比録画進行スペースに対する情報を含むユーザインターフェースを提供するように出力部を制御する制御部とを含む。これにより、録画機能を利用する際に、ユーザの便宜性を図ることができるようになる。
【解決手段】 映像処理装置が開示される。映像処理装置は、放送データを受信する受信部と、受信された放送データを処理する信号処理部と、録画機能が開始されると、処理された放送データを保存する保存部と、ユーザインターフェースを提供するための出力部及び録画機能が開始されると、保存部の録画可能なスペース及び録画可能なスペース対比録画進行スペースに対する情報を含むユーザインターフェースを提供するように出力部を制御する制御部とを含む。これにより、録画機能を利用する際に、ユーザの便宜性を図ることができるようになる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、映像処理装置及びそのUI提供方法に関し、より詳細には、録画の可能な映像処理装置及びそのUI提供方法に関する。
【背景技術】
【0002】
最近のデジタル放送技術の発展に伴い、デジタル放送を録画して再生できるパーソナルビデオ録画機器であるPVR(Personal Video Recorder)が登場している。
【0003】
PVRは、マグネチックテープに映像信号を保存するVCR(Video Cassette Recorder)とは違って、ハードディスクに情報を記録して再生する新しい概念のデジタル録画機器である。このパーソナルビデオ録画機器は、セットトップボックスやテレビ本体に内蔵されたハードディスクドライブを通じて、VCRを使わなくても、容量に応じて一定時間の分量の放送番組を録画することができる。
【0004】
従って、個人的な選択や好みに応じて番組視聴スケジュールを組むことができ、視聴者にとってはテレビより統制力を発揮することができる。即ち、視聴者は、放送局が予め組んでおいた番組表に関係なく、自分が見たいときに見たい番組を楽しむことができる。
【0005】
一方、このようなPVRは、ユーザの便宜のために、ボタンを一回押すことで録画が開始されるものが一般的である。
【0006】
この場合、録画終了時点は、PVR(Personal Video Recorder)の基本設定によって異なっており、これをUIに明示的に示さなければユーザが録画終了時点を明確に認知することができなくなってしまう。
【0007】
なお、一般的なUIでは、録画開始の後、ユーザが録画番組や録画時間を直接指定するために、別のUIを通じて設定しなければならないため、不便であった。
【0008】
なお、タイムシフト機能が適用される場合にも、タイムシフトバッファ領域の再生位置を明確に表示するためのUIが不在であるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】日本特開第2004−350060号公報
【特許文献2】日本特開第2003−333030号公報
【特許文献3】日本特開第2009−094255号公報
【特許文献4】日本特開第2002−101374号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
従って、本発明の目的とするところは、録画状態及びその再生状態を直観的に表示できる映像処理装置及びそのUI提供方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前記目的を達成するための本発明の係る映像処理装置は、放送データを受信する受信部と、前記受信された放送データを処理する信号処理部と、録画機能が開始されると、前記処理された放送データを保存する保存部と、ユーザインターフェースを提供するための出力部及び前記録画機能が開始されると、前記保存部の録画可能なスペース及び前記録画可能なスペース対比録画進行スペースに対する情報を含むユーザインターフェースを提供するように前記出力部を制御する制御部とを含む。
【0012】
なお、前記保存部は、タイムシフト(time shift)機能を提供するサーキュラーバッファ(circular buffer)領域を含み、前記制御部は、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースをアナログ時計の形態で提供するように前記出力部を制御してよい。
【0013】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、タイムシフト可能領域に対する時間情報と、前記サーキュラーバッファ領域の保存レベル及び前記サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置のうち、少なくともいずれか一つは表示してよい。
【0014】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、前記タイムシフト可能領域を前記アナログ時計の形態上に二つの半径と一つの弧とを有する扇形の図形で表示し、前記二つの半径のうち一方はタイムシフト機能が開始された時間を示し、他方は前記タイムシフト機能が開始された時間を基準にタイムシフト機能が可能な時間を示すように表示してよい。
【0015】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、前記サーキュラーバッファ領域の保存レベルを前記扇形の全領域対比現在保存レベルに対応するサブ扇形領域で表示し、当該サブ扇形領域は残りの保存可能領域と区別できるように、予め設定された色で表示してよい。
【0016】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、前記サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置を前記扇形の図形上に時針または分針の形態で表示してよい。
【0017】
なお、前記制御部は、前記スペースを時間単位で表示し、現在録画が進んでいる放送番組情報と、前記保存部に残っている録画可能な時間と、既に録画が完了している時間と、現在録画設定されている時間、及び、前記現在録画設定されている時間を除く残りの録画可能な時間のうち、少なくともいずれか一つを表示するユーザインターフェースを提供するように前記出力部を制御してよい。
【0018】
なお、前記ユーザインターフェースは、前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、前記現在録画設定されている時間が前記録画可能な時間を超える場合、前記バーの色が既存の色と区別できるように表示し、録画可能な時間を超える時間だけマイナス(−)で表示してよい。
【0019】
ここで、前記ユーザインターフェースは、前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、前記現在録画設定されている時間が前記録画可能な時間を超える場合、現在設定されている録画動作を再設定または維持するための問い合わせウィンドウを提供してよい。
【0020】
なお、前記ユーザインターフェースは、前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、予め設定された録画動作が進む途中に新しい録画命令が入力される場合、既に録画が完了している時間領域を現在録画が進んでいる時間領域と区別できるように表示してよい。
【0021】
なお、前記ユーザインターフェースは、前記保存部のスペースを時間及び容量のうち、少なくともいずれか一つの単位で表示してよい。
【0022】
一方、本発明の一実施形態に係る映像処理装置のUI(User Interface)提供方法は、放送データを受信するステップと、前記受信された放送データを処理するステップと、録画機能が開始されると、前記処理された放送データを保存部に保存するステップと、前記録画機能が開始されると、前記保存部の録画可能なスペース及び前記録画可能なスペース対比録画進行スペースに対する情報を含むユーザインターフェースを提供するステップとを含む。
【0023】
なお、前記保存部は、タイムシフト(time shift)機能を提供するサーキュラーバッファ(circular buffer)領域を含み、前記ユーザインターフェースを提供するステップは、前記タイムシフト(time shift)機能に対するユーザインターフェースをアナログ時計の形態で提供してよい。
【0024】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、タイムシフト可能領域に対する時間情報と、前記サーキュラーバッファ領域の保存レベル及び前記サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置のうち、少なくともいずれか一つは表示してよい。
【0025】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、前記タイムシフト可能領域を前記アナログ時計の形態上に二つの半径と一つの弧とを有する扇形の図形で表示し、前記二つの半径のうち一方はタイムシフト機能が開始された時間を示し、他方は前記タイムシフト機能が開始された時間を基準にタイムシフト機能が可能な時間を示すように表示してよい。
【0026】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、前記サーキュラーバッファ領域の保存レベルを前記扇形の全領域対比現在保存レベルに対応するサブ扇形領域で表示し、当該サブ扇形領域は残りの保存可能領域と区別できるように、予め設定された色で表示してよい。
【0027】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、前記サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置を前記扇形の図形上に時針または分針の形態で表示してよい。
【0028】
なお、前記ユーザインターフェースを提供するステップは、前記スペースを時間単位で表示し、現在録画が進んでいる放送番組情報と、前記保存部に残っている録画可能な時間と、既に録画が完了している時間と、現在録画設定されている時間、及び、前記現在録画設定されている時間を除く残りの録画可能な時間のうち、少なくともいずれか一つを表示するユーザインターフェースを提供してよい。
【0029】
なお、前記ユーザインターフェースは、前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、前記現在録画設定されている時間が前記録画可能な時間を超える場合、前記バーの色が既存の色と区別できるように表示し、録画可能な時間を超える時間だけマイナス(−)で表示してよい。
【0030】
なお、前記ユーザインターフェースは、前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、予め設定された録画動作が進む途中に新しい録画命令が入力される場合、既に録画が完了している時間領域を現在録画が進んでいる時間領域と区別できるように表示してよい。
【発明の効果】
【0031】
これにより、ユーザは録画機能を利用する際、録画状態及び再生状態に対する直観的な認識を提供されることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の一実施形態に係る映像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2A】本発明の一実施形態に係るUI提供形態を説明するための図である。
【図2B】本発明の一実施形態に係るUI提供形態を説明するための図である。
【図2C】本発明の一実施形態に係るUI提供形態を説明するための図である。
【図2D】本発明の一実施形態に係るUI提供形態を説明するための図である。
【図3A】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図3B】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図3C】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図3D】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図3E】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図4A】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図4B】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図4C】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図5】本発明の別の実施形態に係るUI提供画面を説明するための図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るUI提供方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0034】
図1は、本発明の一実施形態に係る映像処理装置の構成を示すブロック図である。
【0035】
受信部110は、外部から放送番組を受信する。
【0036】
受信部110は、チューナー(図示せず)を介して有線または無線で受信される放送信号のうちいずれか一つを選局する形態で実現できる。または、受信部110は、外部入力部(図示せず)を介して接続された外部機器(例えば、外部セットトップボックス)から放送信号を受信するように実現することも可能である。
【0037】
信号処理部120は、受信部110を介して受信された放送信号を印加され、印加された放送信号に対して、デコーディング、スケーリングなどの信号処理を行なう。
【0038】
なお、信号処理部120は、印加された放送信号に含まれた付加情報を抽出して後述の制御部150に伝達してよい。この付加情報には、EPG(Electronic Program Guide)などの情報が含まれている。
【0039】
保存部130は、予め設定された保存容量を備え、録画機能が開始されると受信された放送データを保存することができる。ここで、録画機能はユーザ命令または予め設定されたオプションなどに従って開始されてよい。
【0040】
具体的に、保存部130は信号処理部120から出力される放送を記録媒体に録画する。記録媒体として、HDD(Hard Disk Drive)のような磁気記録媒体、メモリカードやフラッシュメモリのような半導体記録媒体であってよく、DVD(Digital Versatile Disk)のような光記録媒体であってよい。
【0041】
記録媒体には、放送が録画または仮録画されることができる。録画とは、ユーザが録画命令した放送番組を録画するものであって、仮録画とは、タイムシフト再生のための一定分量の放送番組を仮に録画するものであるということで、両者は区別できる。即ち、仮録画はユーザが現在視聴時点を変更できるようにするために行なう録画に相当する。
【0042】
なお、保存部130は、記録媒体に録画または仮録画された放送を再生することができる。
【0043】
出力部140は、信号処理部120から出力される放送を内部ディスプレイまたは外部ディスプレイに出力する。具体的に、i)内部ディスプレイへの出力はディスプレイ駆動部(図示せず)が放送をディスプレイ部(図示せず)に表示する過程によって行なわれ、ii)外部ディスプレイへの出力は外部出力部(図示せず)が放送を外部ディスプレイ(例えば、外部テレビ)に伝達する過程によって行なわれる。
【0044】
特に、出力部140は、保存部130に保存された放送データの再生状態及び録画状態のうち、少なくともいずれか一つを示すユーザインターフェースを提供することができる。ここで、ユーザインターフェースは、OSD(On Screen Display)の形態で提供されてよい。
【0045】
これにより、本映像処理装置100は、OSD処理部(図示せず)を更に含んでよい。OSD処理部(図示せず)は表示される映像に、保存部130に保存された放送データの再生状態及び録画状態のうち、少なくともいずれか一つを示すユーザインターフェースをOSDの形態で提供することができる。
【0046】
なお、OSD処理部(図示せず)は、制御部150の制御によりOSD画面の2D/3D、透明度、色、大きさ、形態及び位置調整、ハイライト、アニメーション効果などの作業を行なうことができる。
【0047】
制御部150は、本映像処理装置の全体的な動作を制御、即ち、上述の各機能部の動作を制御することができる。
【0048】
特に、制御部150は、受信された放送データの録画機能及び再生機能を制御することができる。
【0049】
なお、制御部150は録画機能が開始されると、保存部130の録画可能なスペース及び録画可能なスペース対比録画が進められたスペースに対する情報を含むユーザインターフェースを提供するように出力部140を制御することができる。この場合、ユーザインターフェースはディスプレイ画面の一領域に表示されるように提供してよい。
【0050】
一方、本発明の一実施形態によると、制御部130はタイムシフト(time shift)機能を提供するサーキュラーバッファ(circular buffer)領域を含むことができ、制御部150は各機能部を制御してタイムシフト機能を提供することができる。
【0051】
タイムシフト機能とは、現在放送時点より以前の時点の放送(即ち、既に終わっている放送)が再生されるようにすることで、ユーザが現在放送時点より以前の時点の放送を視聴できるようにする機能である。
【0052】
このようなタイムシフト機能は、一定分量(時間)の放送を仮に録画して一定分量(時間)の以前の放送を確保することで、提供ができるようになる。
【0053】
例えば、タイムシフト機能を用いると、現在放送されている信号が自動的にハードディスクにデジタルで保存され、同時に画面に再生される。従って、「一時停止」のボタンを押してから、再び「再生」のボタンを押すと、保存された放送信号が止まった時点から再生される。なお。現在放送されている番組をもう一度見たり、スローモーションで再生することができ、つまらないと思うところ飛ばすこともできるなど、所望する部分を探し当て視聴することができるようになる。
【0054】
制御部150は、このようなタイムシフト機能に対するユーザインターフェースをアナログ時計の形態で提供するように、出力部140を制御することができる。
【0055】
ここで、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、タイムシフト可能領域に対する時間情報と、サーキュラーバッファ領域の保存レベル及びサーキュラーバッファ領域中の現在再生位置のうち、少なくともいずれか一つを含む形態であってよい。
【0056】
なお、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、タイムシフト可能領域をアナログ時計の形態上に二つの半径と一つの弧とを有する扇形の図形で表示してよい。この場合、二つの半径のうち一方はタイムシフト機能が開始された時間を示し、他方は前記タイムシフト機能が開始された時間を基準にタイムシフト機能が可能な時間を示すように表示してよい。
【0057】
なお、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、サーキュラーバッファ領域の保存レベルを扇形の全領域対比現在保存レベルに対応するサブ扇形領域で表示し、当該サブ扇形領域は残りの保存可能領域と区別できるように、予め設定された色で表示してよい。
【0058】
なお、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置を前記扇形の図形上に時針または分針の形態で表示してよい。
【0059】
なお、制御部150は、保存部130の録画可能なスペース及び録画可能なスペース対比録画進行スペースを時間及び容量単位のうち、少なくともいずれか一つで表示するように制御してよい。
【0060】
具体的に、制御部150は現在録画が進んでいる放送番組情報、前記保存部に残っている録画可能な時間、既に録画が完了している時間、現在録画設定されている時間及び前記現在録画設定されている時間を除く残りの録画可能な時間のうち、少なくともいずれか一つを表示するユーザインターフェースを提供してよい。
【0061】
ここで、ユーザインターフェースは、上述の多様な時間情報をバー(bar)形態で表示してよい。
【0062】
具体的に、前記保存部に残っている録画可能な時間、既に録画が完了している時間、現在録画設定されている時間及び前記現在録画設定されている時間を除く残りの録画可能な時間などを、それぞれ異なる色で表示してよい。
【0063】
例えば、現在録画設定されている時間が録画可能な時間を超える場合、バーの色が既存の色と区別できるように表示してよい。なお、録画可能な時間を超える時間だけマイナス(−)で表示してよい。
【0064】
なお、ユーザインターフェースは、現在設定されている録画時間が録画可能な時間を超える場合、現在設定されている録画動作を再設定または維持するための問い合わせウィンドウを提供することができる。
【0065】
なお、ユーザインターフェースは、予め設定された録画動作が進む途中に新しい録画命令が入力される場合、既に録画が完了している時間領域を現在録画が進んでいる時間領域と区別できるように表示してよい。
【0066】
一方、本映像処理装置100は、図には示されていないが、スイッチング部(図示せず)を更に含んでよい。スイッチング部(図示せず)は信号処理部120から出力される放送または保存部130で再生される放送が出力部140に選択的に出力されるように、スイッチング動作を行なうことができる。スイッチング部(図示せず)のスイッチング動作は上述の制御部150の制御によるものである。
【0067】
例えば、現在視聴時点が現在放送時点である場合(即ち、ユーザが現在受信されている放送を視聴する場合)、スイッチング部(図示せず)は信号処理部120から出力される放送が出力部140に出力されるようにスイッチング動作することができる。一方、現在視聴時点が以前放送時点である場合(即ち、ユーザが以前に受信された放送を視聴する場合)、スイッチング部(図示せず)は保存部130で再生される仮保存された放送が出力部140に出力されるように、スイッチング動作することができる。
【0068】
図2Aないし図2Dは、本発明の一実施形態に係るUI提供形態を説明するための図である。
【0069】
ユーザが放送番組の視聴途中に録画機能を行なう場合、図2Aに示すようなUIが提供される。ここで、UIはOSD(On Screen Display)の形態で提供されてよい。
【0070】
図2Aによると、UIウィンドウは、録画進行状態を示す領域(A)、放送番組情報を示す領域(B)、放送番組時間を示す領域(C)、録画情報を示す領域(D)及びキー領域(E)を含んでよい。
【0071】
録画進行状態を示す領域(A)
録画進行状態を示す領域(A)は、現在録画が開始されたことを示したり(Recording started)、現在録画が進行中(Recording)であることを示すことができる。
【0072】
放送番組情報を示す領域(B)
放送番組情報を示す領域(B)は現在選択可能な放送番組情報、例えば、放送番組のタイトル、放送時間などを含む形態であってよい。例えば、録画機能が行なわれると、最初はフォーカスが放送番組情報を示す領域(B)上に位置してよい。
【0073】
放送番組時間を示す領域(C)
放送番組時間を示す領域(C)は、放送番組情報を示す領域(B)に示された放送番組が終了するまでの時間を示すことができる。例えば、現在録画が進んでいる放送番組の放送時間(例えば、120分)を含む形態であってよい。
【0074】
録画情報を示す領域(D)
録画情報を示す領域(D)は、現在設定されている録画時間(Will be recorded)及び現在設定されている録画時間を除く録画可能な時間(Available time)を示してよい。この場合、現在設定されている録画時間及び現在設定されている録画時間を除く録画可能な時間をバー(bar)形態で提供してよい。
【0075】
現在設定されている録画時間及び現在設定されている録画時間を除く録画可能な時間は、保存部の残りスペースと現在放送中の番組情報を用いて提供できる。
【0076】
なお、現在設定されている録画時間及び現在設定されている録画時間を除く録画可能な時間は、互いに異なる色で提供されてよい。例えば、現在設定されている録画時間は緑色のバーで表示され、現在設定されている録画時間を除く録画可能な時間は白のバーで表示されてよい。
【0077】
図2Aに録画情報を示す領域(D)を参考にすると、現在設定されている録画時間(Will be recorded)は120分であり、現在設定されている録画時間を除く録画可能な時間(Available time)は210分であることが確認できる。
【0078】
キー領域(E)
キー領域(E)は、多様なキー機能を表示することができる。例えば、図2Aに示された各領域を選択/調整するための四方向(Adjust)キー、現在設定を保存してバナーを閉じるためのエンター(Enter)キー、以前の設定に戻したりバナーが開始される前の設定に戻してバナーを閉じるためのリターン(Return)キーを含んでよい。
【0079】
ここで、四方向キーは、フォーカスに関係なく常に入力できるように実現できる。なお、左右キーを押すと番組ボックス(B)、上下キーを押すと時間ボックス(C)がフォーカスになるように実現できる。なお、左右キーを調整して録画する番組を選択することができる。例えば、現在番組から選択した番組まで録画できる。なお、上下キーを調整して時間を選択することができる。
【0080】
一方、番組ボックス(B)と時間ボックス(C)に表示される情報とは、互いに影響を与え合うように実現されてよい。例えば、番組が変更されると、これに応じて時間も変更されるように実現できる。
【0081】
一方、直ちに録画機能が立ち上がると、デフォルト(Default)で現在番組まで録画するように設定されてよい。
【0082】
図2Bは、現在録画設定時間が録画可能時間を超えた場合のバナーの形態を示す図である。
【0083】
図2Bに示すように、現在録画設定時間(360分)が録画可能時間(330分)を超えた場合、既存のバーの色と区別できる色で表示されてよい。例えば、一般的な場合、現在設定されている録画時間(Will be recorded)が緑色のバーで表示されているとしたら、現在録画設定時間が録画可能な時間を超えた場合には赤のバーで表示されてよい。
【0084】
なお、録画可能時間(Available time)は超えた時間だけマイナス(−30分)で表示されてよい。
【0085】
図2Cは、現在録画設定が録画可能時間を超えた場合、提供される問い合わせウィンドウの形態で示した図である。
【0086】
図2Cによると、現在録画設定が録画可能時間を超えた場合、それをガイドするガイドコメント及びその後の録画方向を設定するためのメニューが提供される。
【0087】
例えば、「再設定」、「既存録画を削除」、「そのまま進む」などのメニューを提供してユーザがその後の録画方向を再設定するようにすることができる。
【0088】
図2Dは、録画中に新しい録画命令が入力された場合のバナーの形態を示す図である。
【0089】
ユーザは録画中に新しい録画を行なうために、録画番組及び時間を再設定することができる。
【0090】
図2Dによると、録画進行状態を示す領域(A)は「Recording」で表示されてよい。なお、録画可能時間(Available time)、録画された時間(Recorded time)、現在設定されている録画時間(Will be recorded)は、それぞれ異なる色で区別できるように表示されてよい。
【0091】
例えば、録画可能時間(Available time)は白で、現在まで録画された時間(Recorded time)は濃い緑色で、現在設定されている録画時間(Will be recorded)は緑色で表示されてよい。
【0092】
一方、上述の実施形態で、バーの色、時間、放送番組などは、説明の便宜のために例として挙げたものに過ぎず、これは多様に設定変更ができることは当業者にとって自明である。
【0093】
図3Aないし図3Eは、本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【0094】
図3Aによると、タイムシフト機能に対するユーザインターフェース10をアナログ時計の形態で提供できる。ここで、タイムシフト機能は、サーキュラーバッファ(circular buffer)を介して提供されてよい。サーキュラーバッファとは、データを循環して記録するバッファとして、データを記録するスペースがそれ以上ない場合、もう一度振り出しに戻ってバッファの最初の部分にデータを記録するようになる。
【0095】
図3Aで扇形の形態で表示された領域は、タイムシフト可能領域11、即ち、タイムシフトバッファの保存スペースになり得る。
【0096】
図3Aに示されたように、タイムシフト可能領域を前記アナログ時計の形態上に二つの半径と一つの弧とを有する扇形の図形で表示することができる。示された二つの半径のうち一方はタイムシフト機能が開始された時間を示し、他方は前記タイムシフト機能が開始された時間を基準にタイムシフト機能が可能な時間を示すことができる。示されたように、タイムシフト可能な領域は90分であってよい。
【0097】
図3Bによると、タイムシフトバッファの保存レベルが色を持つ扇形の形態12で提供されてよい。示されたように、タイムシフトバッファに約30分程度のデータが保存されていることが確認できる。
【0098】
図3Cによると、タイムシフトバッファがFullの状態であり、タイムシフトバッファに保存されたデータのうち、現在再生中の時点がライン形態13、例えば、時針または分針のような形態で表示されてよい。示されたように、12:30時点が再生中であることが確認できる。
【0099】
図3Dによると、図3Cに示すように、タイムシフトバッファがFullの状態で、バッファの前方に保存されたデータが削除される場合、バッファの前方に新たに詰められるデータ領域14は、示されたように図3Aに示されたタイムシフト可能な領域11に継続する外部領域で表示されてよい。
【0100】
図3Eによると、タイムシフトバッファがFullの状態で、現在再生中の時点13’が移動したことが確認できる。示されたように、1:30時点が再生中であることが確認できる。即ち、タイムシフトバッファがFullの状態で、バッファの前方に保存されたデータが削除され、新しいデータが詰められる場合もユーザは保存された再生時点を明確に確認できるようになる。
【0101】
なお、場合によっては、アナログ時計上に現在時刻が時針または分針の形態で表示されてよい。この場合、現在時刻を示す時針または分針は、上述の再生時点を示す時針または分針と区別できるように表示されてよい。
【0102】
一方、図3Aないし図3Eでは、円形のアナログ時計の形態を例えて説明したが、バナーの形態はこれに限らない。
【0103】
例えば、図4Aないし図4Cに示されたように、バナーはドーナッツ形態、多角形形態、四角形態など、アナログ時計の形態を実現できる多様な形態で実現できる。
【0104】
図5は、本発明の別の実施形態に係るUI提供画面を説明するための図である。
【0105】
図5には、既存のバー形態のタイムシフトバナーに、本発明の一実施形態に係るアナログ時計の形態のタイムシフトバナーが組み合せられた例が示されている。
【0106】
タイムシフト機能が活性化されると、映像が再生される画面の一領域にバー形態のタイムシフトバナーとアナログ時計の形態のタイムシフトバナーが同時に表示されることができる。
【0107】
図5に示すように、バー形態のタイムシフトバナーでタイムシフトバッファがFullの場合、時間を示す領域20が固定された状態であってよい。しかし、本発明の一実施形態に係るアナログ時計の形態のタイムシフトバナーは、タイムシフトバッファがFullの場合でもタイムシフト可能領域に対する時間情報、サーキュラーバッファ領域の保存レベル及びサーキュラーバッファ領域中の現在再生位置を表示できるため、ユーザにより直観的なUIを提供できるようになる。
【0108】
一方、本実施形態では、バー形態のタイムシフトバナーに本発明の一実施形態に係るアナログ時計の形態のタイムシフトバナーが組み合わせられた例を示したが、これは一実施形態に過ぎず、タイムシフト機能が活性化されると、アナログ時計の形態のタイムシフトバナーのみが表示されるように、実現することも可能である。
【0109】
図6は、本発明の一実施形態に係るUI提供方法を説明するためのフローチャートである。
【0110】
図6によると、映像処理装置のUI(User Interface)提供方法は、有線放送データを受信すると(S610)、受信された放送データを処理する(S620)。
【0111】
次いで、録画機能が開始されると、処理された放送データを保存部に保存する(S630)。
【0112】
なお、録画機能が開始されると、保存部の録画可能なスペース及び録画可能なスペース対比録画進行スペースに対する情報を含むユーザインターフェースを提供する(S640)。この場合、保存部のスペースを時間及び容量のうち、少なくともいずれか一つの単位で表示してよい。
【0113】
ここで、保存部は、タイムシフト(time shift)機能を提供するサーキュラーバッファ(circular buffer)領域を含むように実現できる。
【0114】
なお、ユーザインターフェースを提供するステップ(S640)は、タイムシフト(time shift)機能に対するユーザインターフェースをアナログ時計の形態で提供できる。
【0115】
なお、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、タイムシフト可能領域に対する時間情報、サーキュラーバッファ領域の保存レベル及びサーキュラーバッファ領域中の現在再生位置のうち、少なくとも一つは表示されてよい。
【0116】
なお、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、タイムシフト可能領域をアナログ時計の形態上に二つの半径と一つの弧とを有する扇形の図形で表示してよい。この場合、二つの半径のうち一方はタイムシフト機能が開始された時間を示し、他方は前記タイムシフト機能が開始された時間を基準にタイムシフト機能が可能な時間を示すことができる。
【0117】
なお、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、サーキュラーバッファ領域の保存レベルを扇形の全領域対比現在保存レベルに対応するサブ扇形領域で表示してよい。この場合、当該サブ扇形領域は残りの保存可能領域と区別できるように、予め設定された色で表示されてよい。
【0118】
なお、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置を前記扇形の図形上に時針または分針の形態で表示してよい。
【0119】
なお、ユーザインターフェースを提供するステップは、録画可能スペース、録画進行スペースなどを時間単位で表示し、現在録画が進んでいる放送番組情報、保存部に残っている録画可能な時間、既に録画が完了している時間と、現在録画設定されている時間、及び、現在録画設定されている時間を除く残りの録画可能な時間のうち、少なくともいずれか一つを表示するユーザインターフェースを提供してよい。
【0120】
この場合、ユーザインターフェースは、時間情報をバー(bar)形態で表示してよい。
【0121】
なお、現在録画設定されている時間が録画可能な時間を超える場合、バーの色が既存の色と区別できるように表示し、録画可能な時間を超える時間だけマイナス(−)で表示してよい。
【0122】
なお、予め設定された録画動作が進む途中に新しい録画命令が入力される場合、既に録画が完了している時間領域を現在録画が進んでいる時間領域と区別できるように表示してよい。
【0123】
なお、現在設定されている録画時間が録画可能な時間を超える場合、現在設定されている録画動作を再設定または維持するための問い合わせウィンドウを提供してよい。
【0124】
なお、本発明では、上述のように、ディスプレイ装置のUI提供方法を実行するためのプログラムを含むコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含んでよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取られるデータが保存される全種類の記録装置を含む。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ保存装置などがあり、なお、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ネットワークで接続されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータが読み取り可能なコードが保存されて実行できる。
【0125】
上述のように、本発明によると、ユーザは録画終了時点を明確に認知することができる。
【0126】
なお、録画開始と同時に同一のUIで録画番組及び録画終了時間を手軽に指定することができる。
【0127】
なお、現在接続されている保存装置に録画可能な時間を提供してユーザの録画終了時間の選択に役立てることができる。
【0128】
なお、ユーザは録画番組及び録画終了時間を同一のUIで変更することができる。
【0129】
なお、ユーザがタイムシフト機能を利用する際、録画状態及び再生状態に対する直観的な認識を提供されることができるようになる。
【0130】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【符号の説明】
【0131】
110 受信部
120 信号処理部
130 保存部
140 出力部
150 制御部
【技術分野】
【0001】
本発明は、映像処理装置及びそのUI提供方法に関し、より詳細には、録画の可能な映像処理装置及びそのUI提供方法に関する。
【背景技術】
【0002】
最近のデジタル放送技術の発展に伴い、デジタル放送を録画して再生できるパーソナルビデオ録画機器であるPVR(Personal Video Recorder)が登場している。
【0003】
PVRは、マグネチックテープに映像信号を保存するVCR(Video Cassette Recorder)とは違って、ハードディスクに情報を記録して再生する新しい概念のデジタル録画機器である。このパーソナルビデオ録画機器は、セットトップボックスやテレビ本体に内蔵されたハードディスクドライブを通じて、VCRを使わなくても、容量に応じて一定時間の分量の放送番組を録画することができる。
【0004】
従って、個人的な選択や好みに応じて番組視聴スケジュールを組むことができ、視聴者にとってはテレビより統制力を発揮することができる。即ち、視聴者は、放送局が予め組んでおいた番組表に関係なく、自分が見たいときに見たい番組を楽しむことができる。
【0005】
一方、このようなPVRは、ユーザの便宜のために、ボタンを一回押すことで録画が開始されるものが一般的である。
【0006】
この場合、録画終了時点は、PVR(Personal Video Recorder)の基本設定によって異なっており、これをUIに明示的に示さなければユーザが録画終了時点を明確に認知することができなくなってしまう。
【0007】
なお、一般的なUIでは、録画開始の後、ユーザが録画番組や録画時間を直接指定するために、別のUIを通じて設定しなければならないため、不便であった。
【0008】
なお、タイムシフト機能が適用される場合にも、タイムシフトバッファ領域の再生位置を明確に表示するためのUIが不在であるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】日本特開第2004−350060号公報
【特許文献2】日本特開第2003−333030号公報
【特許文献3】日本特開第2009−094255号公報
【特許文献4】日本特開第2002−101374号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
従って、本発明の目的とするところは、録画状態及びその再生状態を直観的に表示できる映像処理装置及びそのUI提供方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前記目的を達成するための本発明の係る映像処理装置は、放送データを受信する受信部と、前記受信された放送データを処理する信号処理部と、録画機能が開始されると、前記処理された放送データを保存する保存部と、ユーザインターフェースを提供するための出力部及び前記録画機能が開始されると、前記保存部の録画可能なスペース及び前記録画可能なスペース対比録画進行スペースに対する情報を含むユーザインターフェースを提供するように前記出力部を制御する制御部とを含む。
【0012】
なお、前記保存部は、タイムシフト(time shift)機能を提供するサーキュラーバッファ(circular buffer)領域を含み、前記制御部は、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースをアナログ時計の形態で提供するように前記出力部を制御してよい。
【0013】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、タイムシフト可能領域に対する時間情報と、前記サーキュラーバッファ領域の保存レベル及び前記サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置のうち、少なくともいずれか一つは表示してよい。
【0014】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、前記タイムシフト可能領域を前記アナログ時計の形態上に二つの半径と一つの弧とを有する扇形の図形で表示し、前記二つの半径のうち一方はタイムシフト機能が開始された時間を示し、他方は前記タイムシフト機能が開始された時間を基準にタイムシフト機能が可能な時間を示すように表示してよい。
【0015】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、前記サーキュラーバッファ領域の保存レベルを前記扇形の全領域対比現在保存レベルに対応するサブ扇形領域で表示し、当該サブ扇形領域は残りの保存可能領域と区別できるように、予め設定された色で表示してよい。
【0016】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、前記サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置を前記扇形の図形上に時針または分針の形態で表示してよい。
【0017】
なお、前記制御部は、前記スペースを時間単位で表示し、現在録画が進んでいる放送番組情報と、前記保存部に残っている録画可能な時間と、既に録画が完了している時間と、現在録画設定されている時間、及び、前記現在録画設定されている時間を除く残りの録画可能な時間のうち、少なくともいずれか一つを表示するユーザインターフェースを提供するように前記出力部を制御してよい。
【0018】
なお、前記ユーザインターフェースは、前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、前記現在録画設定されている時間が前記録画可能な時間を超える場合、前記バーの色が既存の色と区別できるように表示し、録画可能な時間を超える時間だけマイナス(−)で表示してよい。
【0019】
ここで、前記ユーザインターフェースは、前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、前記現在録画設定されている時間が前記録画可能な時間を超える場合、現在設定されている録画動作を再設定または維持するための問い合わせウィンドウを提供してよい。
【0020】
なお、前記ユーザインターフェースは、前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、予め設定された録画動作が進む途中に新しい録画命令が入力される場合、既に録画が完了している時間領域を現在録画が進んでいる時間領域と区別できるように表示してよい。
【0021】
なお、前記ユーザインターフェースは、前記保存部のスペースを時間及び容量のうち、少なくともいずれか一つの単位で表示してよい。
【0022】
一方、本発明の一実施形態に係る映像処理装置のUI(User Interface)提供方法は、放送データを受信するステップと、前記受信された放送データを処理するステップと、録画機能が開始されると、前記処理された放送データを保存部に保存するステップと、前記録画機能が開始されると、前記保存部の録画可能なスペース及び前記録画可能なスペース対比録画進行スペースに対する情報を含むユーザインターフェースを提供するステップとを含む。
【0023】
なお、前記保存部は、タイムシフト(time shift)機能を提供するサーキュラーバッファ(circular buffer)領域を含み、前記ユーザインターフェースを提供するステップは、前記タイムシフト(time shift)機能に対するユーザインターフェースをアナログ時計の形態で提供してよい。
【0024】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、タイムシフト可能領域に対する時間情報と、前記サーキュラーバッファ領域の保存レベル及び前記サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置のうち、少なくともいずれか一つは表示してよい。
【0025】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、前記タイムシフト可能領域を前記アナログ時計の形態上に二つの半径と一つの弧とを有する扇形の図形で表示し、前記二つの半径のうち一方はタイムシフト機能が開始された時間を示し、他方は前記タイムシフト機能が開始された時間を基準にタイムシフト機能が可能な時間を示すように表示してよい。
【0026】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、前記サーキュラーバッファ領域の保存レベルを前記扇形の全領域対比現在保存レベルに対応するサブ扇形領域で表示し、当該サブ扇形領域は残りの保存可能領域と区別できるように、予め設定された色で表示してよい。
【0027】
なお、前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、前記サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置を前記扇形の図形上に時針または分針の形態で表示してよい。
【0028】
なお、前記ユーザインターフェースを提供するステップは、前記スペースを時間単位で表示し、現在録画が進んでいる放送番組情報と、前記保存部に残っている録画可能な時間と、既に録画が完了している時間と、現在録画設定されている時間、及び、前記現在録画設定されている時間を除く残りの録画可能な時間のうち、少なくともいずれか一つを表示するユーザインターフェースを提供してよい。
【0029】
なお、前記ユーザインターフェースは、前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、前記現在録画設定されている時間が前記録画可能な時間を超える場合、前記バーの色が既存の色と区別できるように表示し、録画可能な時間を超える時間だけマイナス(−)で表示してよい。
【0030】
なお、前記ユーザインターフェースは、前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、予め設定された録画動作が進む途中に新しい録画命令が入力される場合、既に録画が完了している時間領域を現在録画が進んでいる時間領域と区別できるように表示してよい。
【発明の効果】
【0031】
これにより、ユーザは録画機能を利用する際、録画状態及び再生状態に対する直観的な認識を提供されることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の一実施形態に係る映像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2A】本発明の一実施形態に係るUI提供形態を説明するための図である。
【図2B】本発明の一実施形態に係るUI提供形態を説明するための図である。
【図2C】本発明の一実施形態に係るUI提供形態を説明するための図である。
【図2D】本発明の一実施形態に係るUI提供形態を説明するための図である。
【図3A】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図3B】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図3C】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図3D】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図3E】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図4A】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図4B】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図4C】本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【図5】本発明の別の実施形態に係るUI提供画面を説明するための図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るUI提供方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0034】
図1は、本発明の一実施形態に係る映像処理装置の構成を示すブロック図である。
【0035】
受信部110は、外部から放送番組を受信する。
【0036】
受信部110は、チューナー(図示せず)を介して有線または無線で受信される放送信号のうちいずれか一つを選局する形態で実現できる。または、受信部110は、外部入力部(図示せず)を介して接続された外部機器(例えば、外部セットトップボックス)から放送信号を受信するように実現することも可能である。
【0037】
信号処理部120は、受信部110を介して受信された放送信号を印加され、印加された放送信号に対して、デコーディング、スケーリングなどの信号処理を行なう。
【0038】
なお、信号処理部120は、印加された放送信号に含まれた付加情報を抽出して後述の制御部150に伝達してよい。この付加情報には、EPG(Electronic Program Guide)などの情報が含まれている。
【0039】
保存部130は、予め設定された保存容量を備え、録画機能が開始されると受信された放送データを保存することができる。ここで、録画機能はユーザ命令または予め設定されたオプションなどに従って開始されてよい。
【0040】
具体的に、保存部130は信号処理部120から出力される放送を記録媒体に録画する。記録媒体として、HDD(Hard Disk Drive)のような磁気記録媒体、メモリカードやフラッシュメモリのような半導体記録媒体であってよく、DVD(Digital Versatile Disk)のような光記録媒体であってよい。
【0041】
記録媒体には、放送が録画または仮録画されることができる。録画とは、ユーザが録画命令した放送番組を録画するものであって、仮録画とは、タイムシフト再生のための一定分量の放送番組を仮に録画するものであるということで、両者は区別できる。即ち、仮録画はユーザが現在視聴時点を変更できるようにするために行なう録画に相当する。
【0042】
なお、保存部130は、記録媒体に録画または仮録画された放送を再生することができる。
【0043】
出力部140は、信号処理部120から出力される放送を内部ディスプレイまたは外部ディスプレイに出力する。具体的に、i)内部ディスプレイへの出力はディスプレイ駆動部(図示せず)が放送をディスプレイ部(図示せず)に表示する過程によって行なわれ、ii)外部ディスプレイへの出力は外部出力部(図示せず)が放送を外部ディスプレイ(例えば、外部テレビ)に伝達する過程によって行なわれる。
【0044】
特に、出力部140は、保存部130に保存された放送データの再生状態及び録画状態のうち、少なくともいずれか一つを示すユーザインターフェースを提供することができる。ここで、ユーザインターフェースは、OSD(On Screen Display)の形態で提供されてよい。
【0045】
これにより、本映像処理装置100は、OSD処理部(図示せず)を更に含んでよい。OSD処理部(図示せず)は表示される映像に、保存部130に保存された放送データの再生状態及び録画状態のうち、少なくともいずれか一つを示すユーザインターフェースをOSDの形態で提供することができる。
【0046】
なお、OSD処理部(図示せず)は、制御部150の制御によりOSD画面の2D/3D、透明度、色、大きさ、形態及び位置調整、ハイライト、アニメーション効果などの作業を行なうことができる。
【0047】
制御部150は、本映像処理装置の全体的な動作を制御、即ち、上述の各機能部の動作を制御することができる。
【0048】
特に、制御部150は、受信された放送データの録画機能及び再生機能を制御することができる。
【0049】
なお、制御部150は録画機能が開始されると、保存部130の録画可能なスペース及び録画可能なスペース対比録画が進められたスペースに対する情報を含むユーザインターフェースを提供するように出力部140を制御することができる。この場合、ユーザインターフェースはディスプレイ画面の一領域に表示されるように提供してよい。
【0050】
一方、本発明の一実施形態によると、制御部130はタイムシフト(time shift)機能を提供するサーキュラーバッファ(circular buffer)領域を含むことができ、制御部150は各機能部を制御してタイムシフト機能を提供することができる。
【0051】
タイムシフト機能とは、現在放送時点より以前の時点の放送(即ち、既に終わっている放送)が再生されるようにすることで、ユーザが現在放送時点より以前の時点の放送を視聴できるようにする機能である。
【0052】
このようなタイムシフト機能は、一定分量(時間)の放送を仮に録画して一定分量(時間)の以前の放送を確保することで、提供ができるようになる。
【0053】
例えば、タイムシフト機能を用いると、現在放送されている信号が自動的にハードディスクにデジタルで保存され、同時に画面に再生される。従って、「一時停止」のボタンを押してから、再び「再生」のボタンを押すと、保存された放送信号が止まった時点から再生される。なお。現在放送されている番組をもう一度見たり、スローモーションで再生することができ、つまらないと思うところ飛ばすこともできるなど、所望する部分を探し当て視聴することができるようになる。
【0054】
制御部150は、このようなタイムシフト機能に対するユーザインターフェースをアナログ時計の形態で提供するように、出力部140を制御することができる。
【0055】
ここで、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、タイムシフト可能領域に対する時間情報と、サーキュラーバッファ領域の保存レベル及びサーキュラーバッファ領域中の現在再生位置のうち、少なくともいずれか一つを含む形態であってよい。
【0056】
なお、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、タイムシフト可能領域をアナログ時計の形態上に二つの半径と一つの弧とを有する扇形の図形で表示してよい。この場合、二つの半径のうち一方はタイムシフト機能が開始された時間を示し、他方は前記タイムシフト機能が開始された時間を基準にタイムシフト機能が可能な時間を示すように表示してよい。
【0057】
なお、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、サーキュラーバッファ領域の保存レベルを扇形の全領域対比現在保存レベルに対応するサブ扇形領域で表示し、当該サブ扇形領域は残りの保存可能領域と区別できるように、予め設定された色で表示してよい。
【0058】
なお、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置を前記扇形の図形上に時針または分針の形態で表示してよい。
【0059】
なお、制御部150は、保存部130の録画可能なスペース及び録画可能なスペース対比録画進行スペースを時間及び容量単位のうち、少なくともいずれか一つで表示するように制御してよい。
【0060】
具体的に、制御部150は現在録画が進んでいる放送番組情報、前記保存部に残っている録画可能な時間、既に録画が完了している時間、現在録画設定されている時間及び前記現在録画設定されている時間を除く残りの録画可能な時間のうち、少なくともいずれか一つを表示するユーザインターフェースを提供してよい。
【0061】
ここで、ユーザインターフェースは、上述の多様な時間情報をバー(bar)形態で表示してよい。
【0062】
具体的に、前記保存部に残っている録画可能な時間、既に録画が完了している時間、現在録画設定されている時間及び前記現在録画設定されている時間を除く残りの録画可能な時間などを、それぞれ異なる色で表示してよい。
【0063】
例えば、現在録画設定されている時間が録画可能な時間を超える場合、バーの色が既存の色と区別できるように表示してよい。なお、録画可能な時間を超える時間だけマイナス(−)で表示してよい。
【0064】
なお、ユーザインターフェースは、現在設定されている録画時間が録画可能な時間を超える場合、現在設定されている録画動作を再設定または維持するための問い合わせウィンドウを提供することができる。
【0065】
なお、ユーザインターフェースは、予め設定された録画動作が進む途中に新しい録画命令が入力される場合、既に録画が完了している時間領域を現在録画が進んでいる時間領域と区別できるように表示してよい。
【0066】
一方、本映像処理装置100は、図には示されていないが、スイッチング部(図示せず)を更に含んでよい。スイッチング部(図示せず)は信号処理部120から出力される放送または保存部130で再生される放送が出力部140に選択的に出力されるように、スイッチング動作を行なうことができる。スイッチング部(図示せず)のスイッチング動作は上述の制御部150の制御によるものである。
【0067】
例えば、現在視聴時点が現在放送時点である場合(即ち、ユーザが現在受信されている放送を視聴する場合)、スイッチング部(図示せず)は信号処理部120から出力される放送が出力部140に出力されるようにスイッチング動作することができる。一方、現在視聴時点が以前放送時点である場合(即ち、ユーザが以前に受信された放送を視聴する場合)、スイッチング部(図示せず)は保存部130で再生される仮保存された放送が出力部140に出力されるように、スイッチング動作することができる。
【0068】
図2Aないし図2Dは、本発明の一実施形態に係るUI提供形態を説明するための図である。
【0069】
ユーザが放送番組の視聴途中に録画機能を行なう場合、図2Aに示すようなUIが提供される。ここで、UIはOSD(On Screen Display)の形態で提供されてよい。
【0070】
図2Aによると、UIウィンドウは、録画進行状態を示す領域(A)、放送番組情報を示す領域(B)、放送番組時間を示す領域(C)、録画情報を示す領域(D)及びキー領域(E)を含んでよい。
【0071】
録画進行状態を示す領域(A)
録画進行状態を示す領域(A)は、現在録画が開始されたことを示したり(Recording started)、現在録画が進行中(Recording)であることを示すことができる。
【0072】
放送番組情報を示す領域(B)
放送番組情報を示す領域(B)は現在選択可能な放送番組情報、例えば、放送番組のタイトル、放送時間などを含む形態であってよい。例えば、録画機能が行なわれると、最初はフォーカスが放送番組情報を示す領域(B)上に位置してよい。
【0073】
放送番組時間を示す領域(C)
放送番組時間を示す領域(C)は、放送番組情報を示す領域(B)に示された放送番組が終了するまでの時間を示すことができる。例えば、現在録画が進んでいる放送番組の放送時間(例えば、120分)を含む形態であってよい。
【0074】
録画情報を示す領域(D)
録画情報を示す領域(D)は、現在設定されている録画時間(Will be recorded)及び現在設定されている録画時間を除く録画可能な時間(Available time)を示してよい。この場合、現在設定されている録画時間及び現在設定されている録画時間を除く録画可能な時間をバー(bar)形態で提供してよい。
【0075】
現在設定されている録画時間及び現在設定されている録画時間を除く録画可能な時間は、保存部の残りスペースと現在放送中の番組情報を用いて提供できる。
【0076】
なお、現在設定されている録画時間及び現在設定されている録画時間を除く録画可能な時間は、互いに異なる色で提供されてよい。例えば、現在設定されている録画時間は緑色のバーで表示され、現在設定されている録画時間を除く録画可能な時間は白のバーで表示されてよい。
【0077】
図2Aに録画情報を示す領域(D)を参考にすると、現在設定されている録画時間(Will be recorded)は120分であり、現在設定されている録画時間を除く録画可能な時間(Available time)は210分であることが確認できる。
【0078】
キー領域(E)
キー領域(E)は、多様なキー機能を表示することができる。例えば、図2Aに示された各領域を選択/調整するための四方向(Adjust)キー、現在設定を保存してバナーを閉じるためのエンター(Enter)キー、以前の設定に戻したりバナーが開始される前の設定に戻してバナーを閉じるためのリターン(Return)キーを含んでよい。
【0079】
ここで、四方向キーは、フォーカスに関係なく常に入力できるように実現できる。なお、左右キーを押すと番組ボックス(B)、上下キーを押すと時間ボックス(C)がフォーカスになるように実現できる。なお、左右キーを調整して録画する番組を選択することができる。例えば、現在番組から選択した番組まで録画できる。なお、上下キーを調整して時間を選択することができる。
【0080】
一方、番組ボックス(B)と時間ボックス(C)に表示される情報とは、互いに影響を与え合うように実現されてよい。例えば、番組が変更されると、これに応じて時間も変更されるように実現できる。
【0081】
一方、直ちに録画機能が立ち上がると、デフォルト(Default)で現在番組まで録画するように設定されてよい。
【0082】
図2Bは、現在録画設定時間が録画可能時間を超えた場合のバナーの形態を示す図である。
【0083】
図2Bに示すように、現在録画設定時間(360分)が録画可能時間(330分)を超えた場合、既存のバーの色と区別できる色で表示されてよい。例えば、一般的な場合、現在設定されている録画時間(Will be recorded)が緑色のバーで表示されているとしたら、現在録画設定時間が録画可能な時間を超えた場合には赤のバーで表示されてよい。
【0084】
なお、録画可能時間(Available time)は超えた時間だけマイナス(−30分)で表示されてよい。
【0085】
図2Cは、現在録画設定が録画可能時間を超えた場合、提供される問い合わせウィンドウの形態で示した図である。
【0086】
図2Cによると、現在録画設定が録画可能時間を超えた場合、それをガイドするガイドコメント及びその後の録画方向を設定するためのメニューが提供される。
【0087】
例えば、「再設定」、「既存録画を削除」、「そのまま進む」などのメニューを提供してユーザがその後の録画方向を再設定するようにすることができる。
【0088】
図2Dは、録画中に新しい録画命令が入力された場合のバナーの形態を示す図である。
【0089】
ユーザは録画中に新しい録画を行なうために、録画番組及び時間を再設定することができる。
【0090】
図2Dによると、録画進行状態を示す領域(A)は「Recording」で表示されてよい。なお、録画可能時間(Available time)、録画された時間(Recorded time)、現在設定されている録画時間(Will be recorded)は、それぞれ異なる色で区別できるように表示されてよい。
【0091】
例えば、録画可能時間(Available time)は白で、現在まで録画された時間(Recorded time)は濃い緑色で、現在設定されている録画時間(Will be recorded)は緑色で表示されてよい。
【0092】
一方、上述の実施形態で、バーの色、時間、放送番組などは、説明の便宜のために例として挙げたものに過ぎず、これは多様に設定変更ができることは当業者にとって自明である。
【0093】
図3Aないし図3Eは、本発明の別の実施形態に係るUI提供方法を説明するための図である。
【0094】
図3Aによると、タイムシフト機能に対するユーザインターフェース10をアナログ時計の形態で提供できる。ここで、タイムシフト機能は、サーキュラーバッファ(circular buffer)を介して提供されてよい。サーキュラーバッファとは、データを循環して記録するバッファとして、データを記録するスペースがそれ以上ない場合、もう一度振り出しに戻ってバッファの最初の部分にデータを記録するようになる。
【0095】
図3Aで扇形の形態で表示された領域は、タイムシフト可能領域11、即ち、タイムシフトバッファの保存スペースになり得る。
【0096】
図3Aに示されたように、タイムシフト可能領域を前記アナログ時計の形態上に二つの半径と一つの弧とを有する扇形の図形で表示することができる。示された二つの半径のうち一方はタイムシフト機能が開始された時間を示し、他方は前記タイムシフト機能が開始された時間を基準にタイムシフト機能が可能な時間を示すことができる。示されたように、タイムシフト可能な領域は90分であってよい。
【0097】
図3Bによると、タイムシフトバッファの保存レベルが色を持つ扇形の形態12で提供されてよい。示されたように、タイムシフトバッファに約30分程度のデータが保存されていることが確認できる。
【0098】
図3Cによると、タイムシフトバッファがFullの状態であり、タイムシフトバッファに保存されたデータのうち、現在再生中の時点がライン形態13、例えば、時針または分針のような形態で表示されてよい。示されたように、12:30時点が再生中であることが確認できる。
【0099】
図3Dによると、図3Cに示すように、タイムシフトバッファがFullの状態で、バッファの前方に保存されたデータが削除される場合、バッファの前方に新たに詰められるデータ領域14は、示されたように図3Aに示されたタイムシフト可能な領域11に継続する外部領域で表示されてよい。
【0100】
図3Eによると、タイムシフトバッファがFullの状態で、現在再生中の時点13’が移動したことが確認できる。示されたように、1:30時点が再生中であることが確認できる。即ち、タイムシフトバッファがFullの状態で、バッファの前方に保存されたデータが削除され、新しいデータが詰められる場合もユーザは保存された再生時点を明確に確認できるようになる。
【0101】
なお、場合によっては、アナログ時計上に現在時刻が時針または分針の形態で表示されてよい。この場合、現在時刻を示す時針または分針は、上述の再生時点を示す時針または分針と区別できるように表示されてよい。
【0102】
一方、図3Aないし図3Eでは、円形のアナログ時計の形態を例えて説明したが、バナーの形態はこれに限らない。
【0103】
例えば、図4Aないし図4Cに示されたように、バナーはドーナッツ形態、多角形形態、四角形態など、アナログ時計の形態を実現できる多様な形態で実現できる。
【0104】
図5は、本発明の別の実施形態に係るUI提供画面を説明するための図である。
【0105】
図5には、既存のバー形態のタイムシフトバナーに、本発明の一実施形態に係るアナログ時計の形態のタイムシフトバナーが組み合せられた例が示されている。
【0106】
タイムシフト機能が活性化されると、映像が再生される画面の一領域にバー形態のタイムシフトバナーとアナログ時計の形態のタイムシフトバナーが同時に表示されることができる。
【0107】
図5に示すように、バー形態のタイムシフトバナーでタイムシフトバッファがFullの場合、時間を示す領域20が固定された状態であってよい。しかし、本発明の一実施形態に係るアナログ時計の形態のタイムシフトバナーは、タイムシフトバッファがFullの場合でもタイムシフト可能領域に対する時間情報、サーキュラーバッファ領域の保存レベル及びサーキュラーバッファ領域中の現在再生位置を表示できるため、ユーザにより直観的なUIを提供できるようになる。
【0108】
一方、本実施形態では、バー形態のタイムシフトバナーに本発明の一実施形態に係るアナログ時計の形態のタイムシフトバナーが組み合わせられた例を示したが、これは一実施形態に過ぎず、タイムシフト機能が活性化されると、アナログ時計の形態のタイムシフトバナーのみが表示されるように、実現することも可能である。
【0109】
図6は、本発明の一実施形態に係るUI提供方法を説明するためのフローチャートである。
【0110】
図6によると、映像処理装置のUI(User Interface)提供方法は、有線放送データを受信すると(S610)、受信された放送データを処理する(S620)。
【0111】
次いで、録画機能が開始されると、処理された放送データを保存部に保存する(S630)。
【0112】
なお、録画機能が開始されると、保存部の録画可能なスペース及び録画可能なスペース対比録画進行スペースに対する情報を含むユーザインターフェースを提供する(S640)。この場合、保存部のスペースを時間及び容量のうち、少なくともいずれか一つの単位で表示してよい。
【0113】
ここで、保存部は、タイムシフト(time shift)機能を提供するサーキュラーバッファ(circular buffer)領域を含むように実現できる。
【0114】
なお、ユーザインターフェースを提供するステップ(S640)は、タイムシフト(time shift)機能に対するユーザインターフェースをアナログ時計の形態で提供できる。
【0115】
なお、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、タイムシフト可能領域に対する時間情報、サーキュラーバッファ領域の保存レベル及びサーキュラーバッファ領域中の現在再生位置のうち、少なくとも一つは表示されてよい。
【0116】
なお、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、タイムシフト可能領域をアナログ時計の形態上に二つの半径と一つの弧とを有する扇形の図形で表示してよい。この場合、二つの半径のうち一方はタイムシフト機能が開始された時間を示し、他方は前記タイムシフト機能が開始された時間を基準にタイムシフト機能が可能な時間を示すことができる。
【0117】
なお、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、サーキュラーバッファ領域の保存レベルを扇形の全領域対比現在保存レベルに対応するサブ扇形領域で表示してよい。この場合、当該サブ扇形領域は残りの保存可能領域と区別できるように、予め設定された色で表示されてよい。
【0118】
なお、タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置を前記扇形の図形上に時針または分針の形態で表示してよい。
【0119】
なお、ユーザインターフェースを提供するステップは、録画可能スペース、録画進行スペースなどを時間単位で表示し、現在録画が進んでいる放送番組情報、保存部に残っている録画可能な時間、既に録画が完了している時間と、現在録画設定されている時間、及び、現在録画設定されている時間を除く残りの録画可能な時間のうち、少なくともいずれか一つを表示するユーザインターフェースを提供してよい。
【0120】
この場合、ユーザインターフェースは、時間情報をバー(bar)形態で表示してよい。
【0121】
なお、現在録画設定されている時間が録画可能な時間を超える場合、バーの色が既存の色と区別できるように表示し、録画可能な時間を超える時間だけマイナス(−)で表示してよい。
【0122】
なお、予め設定された録画動作が進む途中に新しい録画命令が入力される場合、既に録画が完了している時間領域を現在録画が進んでいる時間領域と区別できるように表示してよい。
【0123】
なお、現在設定されている録画時間が録画可能な時間を超える場合、現在設定されている録画動作を再設定または維持するための問い合わせウィンドウを提供してよい。
【0124】
なお、本発明では、上述のように、ディスプレイ装置のUI提供方法を実行するためのプログラムを含むコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含んでよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取られるデータが保存される全種類の記録装置を含む。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ保存装置などがあり、なお、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ネットワークで接続されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータが読み取り可能なコードが保存されて実行できる。
【0125】
上述のように、本発明によると、ユーザは録画終了時点を明確に認知することができる。
【0126】
なお、録画開始と同時に同一のUIで録画番組及び録画終了時間を手軽に指定することができる。
【0127】
なお、現在接続されている保存装置に録画可能な時間を提供してユーザの録画終了時間の選択に役立てることができる。
【0128】
なお、ユーザは録画番組及び録画終了時間を同一のUIで変更することができる。
【0129】
なお、ユーザがタイムシフト機能を利用する際、録画状態及び再生状態に対する直観的な認識を提供されることができるようになる。
【0130】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【符号の説明】
【0131】
110 受信部
120 信号処理部
130 保存部
140 出力部
150 制御部
【特許請求の範囲】
【請求項1】
映像処理装置において、
放送データを受信する受信部と、
前記受信された放送データを処理する信号処理部と、
録画機能が開始されると、前記処理された放送データを保存する保存部と、
ユーザインターフェースを提供するための出力部と、
前記録画機能が開始されると、前記保存部の録画可能なスペース及び前記録画可能なスペース対比録画進行スペースに対する情報を含むユーザインターフェースを提供するように前記出力部を制御する制御部と、
を含む映像処理装置。
【請求項2】
前記保存部は、
タイムシフト(time shift)機能を提供するサーキュラーバッファ(circular buffer)領域を含み、
前記制御部は、
前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースをアナログ時計の形態で提供するように前記出力部を制御することを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
【請求項3】
前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、
タイムシフト可能領域に対する時間情報と、前記サーキュラーバッファ領域の保存レベル及び前記サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置のうち、少なくともいずれか一つは表示することを特徴とする請求項2に記載の映像処理装置。
【請求項4】
前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、
前記タイムシフト可能領域を前記アナログ時計の形態上に二つの半径と一つの弧とを有する扇形の図形で表示し、前記二つの半径のうち一方はタイムシフト機能が開始された時間を示し、他方は前記タイムシフト機能が開始された時間を基準にタイムシフト機能が可能な時間を示すように表示することを特徴とする請求項3に記載の映像処理装置。
【請求項5】
前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、
前記サーキュラーバッファ領域の保存レベルを前記扇形の全領域対比現在保存レベルに対応するサブ扇形領域で表示し、当該サブ扇形領域は残りの保存可能領域と区別できるように、予め設定された色で表示することを特徴とする請求項4に記載の映像処理装置。
【請求項6】
前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、
前記サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置を前記扇形の図形上に時針または分針の形態で表示することを特徴とする請求項5に記載の映像処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記スペースを時間単位で表示し、現在録画が進んでいる放送番組情報と、前記保存部に残っている録画可能な時間と、既に録画が完了している時間と、現在録画設定されている時間、及び、前記現在録画設定されている時間を除く残りの録画可能な時間のうち、少なくともいずれか一つを表示するユーザインターフェースを提供するように前記出力部を制御することを特徴とする請求項1ないし6のうちいずれか一項に記載の映像処理装置。
【請求項8】
前記ユーザインターフェースは、
前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、前記現在録画設定されている時間が前記録画可能な時間を超える場合、前記バーの色が既存の色と区別できるように表示し、録画可能な時間を超える時間だけマイナス(−)で表示することを特徴とする請求項7に記載の映像処理装置。
【請求項9】
前記ユーザインターフェースは、
前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、前記現在録画設定されている時間が前記録画可能な時間を超える場合、現在設定されている録画動作を再設定または維持するための問い合わせウィンドウを提供することを特徴とする請求項7または8に記載の映像処理装置。
【請求項10】
前記ユーザインターフェースは、
前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、予め設定された録画動作が進む途中に新しい録画命令が入力される場合、既に録画が完了している時間領域を現在録画が進んでいる時間領域と区別できるように表示することを特徴とする請求項7に記載の映像処理装置。
【請求項11】
前記ユーザインターフェースは、
前記保存部のスペースを時間及び容量のうち、少なくともいずれか一つの単位で表示することを特徴とする請求項1ないし6のうちいずれか一項に記載の映像処理装置。
【請求項12】
映像処理装置のUI(User Interface)提供方法において、
放送データを受信するステップと、
前記受信された放送データを処理するステップと、
録画機能が開始されると、前記処理された放送データを保存部に保存するステップと、
前記録画機能が開始されると、前記保存部の録画可能なスペース及び前記録画可能なスペース対比録画進行スペースに対する情報を含むユーザインターフェースを提供するステップと
を含むUI提供方法。
【請求項13】
前記保存部は、
タイムシフト(time shift)機能を提供するサーキュラーバッファ(circular buffer)領域を含み、
前記ユーザインターフェースを提供するステップは、
前記タイムシフト(time shift)機能に対するユーザインターフェースをアナログ時計の形態で提供することを特徴とする請求項12に記載のUI提供方法。
【請求項14】
前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、
タイムシフト可能領域に対する時間情報と、前記サーキュラーバッファ領域の保存レベル及び前記サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置のうち、少なくともいずれか一つは表示することを特徴とする請求項13に記載のUI提供方法。
【請求項15】
前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、
前記タイムシフト可能領域を前記アナログ時計の形態上に二つの半径と一つの弧とを有する扇形の図形で表示し、前記二つの半径のうち一方はタイムシフト機能が開始された時間を示し、他方は前記タイムシフト機能が開始された時間を基準にタイムシフト機能が可能な時間を示すように表示することを特徴とする請求項14に記載のUI提供方法。
【請求項1】
映像処理装置において、
放送データを受信する受信部と、
前記受信された放送データを処理する信号処理部と、
録画機能が開始されると、前記処理された放送データを保存する保存部と、
ユーザインターフェースを提供するための出力部と、
前記録画機能が開始されると、前記保存部の録画可能なスペース及び前記録画可能なスペース対比録画進行スペースに対する情報を含むユーザインターフェースを提供するように前記出力部を制御する制御部と、
を含む映像処理装置。
【請求項2】
前記保存部は、
タイムシフト(time shift)機能を提供するサーキュラーバッファ(circular buffer)領域を含み、
前記制御部は、
前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースをアナログ時計の形態で提供するように前記出力部を制御することを特徴とする請求項1に記載の映像処理装置。
【請求項3】
前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、
タイムシフト可能領域に対する時間情報と、前記サーキュラーバッファ領域の保存レベル及び前記サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置のうち、少なくともいずれか一つは表示することを特徴とする請求項2に記載の映像処理装置。
【請求項4】
前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、
前記タイムシフト可能領域を前記アナログ時計の形態上に二つの半径と一つの弧とを有する扇形の図形で表示し、前記二つの半径のうち一方はタイムシフト機能が開始された時間を示し、他方は前記タイムシフト機能が開始された時間を基準にタイムシフト機能が可能な時間を示すように表示することを特徴とする請求項3に記載の映像処理装置。
【請求項5】
前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、
前記サーキュラーバッファ領域の保存レベルを前記扇形の全領域対比現在保存レベルに対応するサブ扇形領域で表示し、当該サブ扇形領域は残りの保存可能領域と区別できるように、予め設定された色で表示することを特徴とする請求項4に記載の映像処理装置。
【請求項6】
前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、
前記サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置を前記扇形の図形上に時針または分針の形態で表示することを特徴とする請求項5に記載の映像処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記スペースを時間単位で表示し、現在録画が進んでいる放送番組情報と、前記保存部に残っている録画可能な時間と、既に録画が完了している時間と、現在録画設定されている時間、及び、前記現在録画設定されている時間を除く残りの録画可能な時間のうち、少なくともいずれか一つを表示するユーザインターフェースを提供するように前記出力部を制御することを特徴とする請求項1ないし6のうちいずれか一項に記載の映像処理装置。
【請求項8】
前記ユーザインターフェースは、
前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、前記現在録画設定されている時間が前記録画可能な時間を超える場合、前記バーの色が既存の色と区別できるように表示し、録画可能な時間を超える時間だけマイナス(−)で表示することを特徴とする請求項7に記載の映像処理装置。
【請求項9】
前記ユーザインターフェースは、
前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、前記現在録画設定されている時間が前記録画可能な時間を超える場合、現在設定されている録画動作を再設定または維持するための問い合わせウィンドウを提供することを特徴とする請求項7または8に記載の映像処理装置。
【請求項10】
前記ユーザインターフェースは、
前記時間情報をバー(bar)形態で表示し、予め設定された録画動作が進む途中に新しい録画命令が入力される場合、既に録画が完了している時間領域を現在録画が進んでいる時間領域と区別できるように表示することを特徴とする請求項7に記載の映像処理装置。
【請求項11】
前記ユーザインターフェースは、
前記保存部のスペースを時間及び容量のうち、少なくともいずれか一つの単位で表示することを特徴とする請求項1ないし6のうちいずれか一項に記載の映像処理装置。
【請求項12】
映像処理装置のUI(User Interface)提供方法において、
放送データを受信するステップと、
前記受信された放送データを処理するステップと、
録画機能が開始されると、前記処理された放送データを保存部に保存するステップと、
前記録画機能が開始されると、前記保存部の録画可能なスペース及び前記録画可能なスペース対比録画進行スペースに対する情報を含むユーザインターフェースを提供するステップと
を含むUI提供方法。
【請求項13】
前記保存部は、
タイムシフト(time shift)機能を提供するサーキュラーバッファ(circular buffer)領域を含み、
前記ユーザインターフェースを提供するステップは、
前記タイムシフト(time shift)機能に対するユーザインターフェースをアナログ時計の形態で提供することを特徴とする請求項12に記載のUI提供方法。
【請求項14】
前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、
タイムシフト可能領域に対する時間情報と、前記サーキュラーバッファ領域の保存レベル及び前記サーキュラーバッファ領域中の現在再生位置のうち、少なくともいずれか一つは表示することを特徴とする請求項13に記載のUI提供方法。
【請求項15】
前記タイムシフト機能に対するユーザインターフェースは、
前記タイムシフト可能領域を前記アナログ時計の形態上に二つの半径と一つの弧とを有する扇形の図形で表示し、前記二つの半径のうち一方はタイムシフト機能が開始された時間を示し、他方は前記タイムシフト機能が開始された時間を基準にタイムシフト機能が可能な時間を示すように表示することを特徴とする請求項14に記載のUI提供方法。
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図3D】
【図3E】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図5】
【図6】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図3D】
【図3E】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図5】
【図6】
【公開番号】特開2012−65315(P2012−65315A)
【公開日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−199412(P2011−199412)
【出願日】平成23年9月13日(2011.9.13)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年3月29日(2012.3.29)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年9月13日(2011.9.13)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】
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